JP6547515B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、電子写真方式の画像形成装置に関し、特に、トナー像定着後の用紙の冷却と、冷却後の排気に含まれる超微粒子の捕集を効果的に行うための改善に関する。
近年、画像形成装置からの排気に含まれる超微粒子(UFP)に対する規制が厳しくなってきている。このため、フィルター等を用いて排気中の超微粒子を捕集し清浄化した後の空気を大気中に排出することが画像形成装置に求められている。画像形成装置からの排気に含まれる超微粒子を低減し、且つトナー像定着後の用紙を冷却する方法として、用紙に空気を吹き付けてその空気と共に定着装置や用紙から発生した超微粒子又は揮発性有機化合物(VOC)ガスを吸引し、フィルターで捕集する技術がある。
例えば特許文献1の図1には、ファン10によって吸引される空気とファン13によって用紙に吹き付けられる空気によって用紙を冷却し、その空気を触媒エアフィルター11、吸着エアフィルター12を通すことによってVOCガスを捕集する画像形成装置が開示されている。
特開2006−349826号公報
特許文献1に記載された画像形成装置では、用紙搬送方向に沿って用紙表面に風を当てるので、特許文献1の図2から分かるように、用紙の搬送方向端部におけるUFPの吸引を十分に行うことができない。また特許文献1の図4から分かるように、搬送路を通過中の用紙に対して垂直方向に風を当てると、用紙の裏面からフィルター側へ吸引される空気の量が減少し、UFPをフィルターで十分に捕集することが出来ず、その結果、画像形成装置からのUFP排出量が増えてしまう。更に、用紙の表面(トナー面)に風は当たっているが、定着ローラー通過後の用紙のトナーから発生するUFPは吸引できない。
本発明は、上記のような従来の課題を解決し、トナー像定着後の用紙の冷却と、冷却後の排気に含まれる超微粒子の捕集を効果的に行うことができる画像形成装置を提供することを目的とする。
請求項に記載の画像形成装置は、トナー像定着後の用紙の搬送路の近傍の空気を排気するために筐体に設けられた第1空気口と、前記第1空気口に配置されたフィルター及び電動ファンと、前記搬送路を挟んで前記第1空気口と反対側の筐体の面に設けられた第2空気口とを備え、前記第2空気口の外側に、排気ファンを内蔵する排気清浄化ユニットを装着可能であり、前記排気清浄化ユニットの装着を検知するセンサーと、前記センサーの検出信号に基づいて前記電動ファンによる送風方向を反転させる制御部とを更に備え、前記排気清浄化ユニットが装着されていないときは前記制御部が前記電動ファンを排気ファンとして機能させ、前記排気清浄化ユニットが装着されているときは前記電動ファンを吸気ファンとして機能させて、前記電動ファンによって外部から吸い込まれた空気が前記搬送路を通過する用紙の面に平行且つ用紙搬送方向と直角な方向に流れた後に前記排気清浄化ユニットを通って外部に排出されることを特徴とする。
請求項に記載の画像形成装置は、請求項に記載の画像形成装置において、前記フィルターは、前記第1空気口に対して着脱可能であると共に前記第2空気口に対しても着脱可能であり、前記排気清浄化ユニットが装着されていないときは前記フィルターが前記第1空気口に対して装着されており、前記排気清浄化ユニットが装着されたときは前記フィルターを前記第2空気口に付け替えることが可能であることを特徴とする。
請求項に記載の画像形成装置は、請求項又はに記載の画像形成装置において、前記制御部は、前記電動ファンのケースの向きを変更することにより、送風方向を反転させることを特徴とする。
請求項に記載の画像形成装置は、請求項又はに記載の画像形成装置において、前記制御部は、前記電動ファンの羽根の回転方向を変更することにより、送風方向を反転させることを特徴とする。
請求項に記載の画像形成装置は、トナー像定着後の用紙の搬送路の近傍の空気を排気するために筐体に設けられた排気口と、前記排気口に配置されたフィルター及び電動ファンと、前記搬送路を挟んで前記排気口と反対側の筐体の面に設けられた吸気口とを備え、前記排気口の外側に、排気ファンを内蔵する排気清浄化ユニットを装着可能であり、前記電動ファンは、前記排気口に対して着脱可能であると共に前記吸気口に対しても着脱可能であり、前記排気清浄化ユニットが装着されたときは前記電動ファンを前記吸気口に付け替えて吸気ファンとして機能させることが可能であることを特徴とする。
請求項に記載の画像形成装置は、請求項又はに記載の画像形成装置において、前記排気清浄化ユニットの装着を検知するセンサーと、前記センサーの検出信号に基づいて前記電動ファンの風量を調整する制御部とを更に備えていることを特徴とする。
請求項に記載の画像形成装置は、請求項に記載の画像形成装置において、前記制御部は、前記排気清浄化ユニットが装着されたときは、前記排気清浄化ユニットの装着前に比べて、前記電動ファンの風量を大きくすることを特徴とする。
請求項に記載の画像形成装置は、請求項に記載の画像形成装置において、前記制御部は、前記排気清浄化ユニットが装着されたときは、前記排気清浄化ユニットの装着前に比べて、前記電動ファンの風量を小さくすることを特徴とする。
請求項に記載の画像形成装置は、請求項又はに記載の画像形成装置において、前記排気清浄化ユニットの装着を検知するセンサーと、定着装置の定着温度が目標温度になるように制御する制御部とを更に備え、前記制御部は、前記排気清浄化ユニットが装着されたときは、前記排気清浄化ユニットの装着前に比べて、前記目標温度を高く設定することを特徴とする。
請求項10に記載の画像形成装置は、請求項又はに記載の画像形成装置において、前記排気清浄化ユニットの装着を検知するセンサーと、用紙搬送速度を可変制御する制御部とを更に備え、前記制御部は、前記排気清浄化ユニットが装着されたときは、前記排気清浄化ユニットの装着前に比べて、前記用紙搬送速度を高く設定することを特徴とする。
請求項11に記載の画像形成装置は、請求項又はに記載の画像形成装置において、前記排気清浄化ユニットの装着を検知するセンサーと、前記センサーの検出信号に基づいて使用可能な用紙の属性の制限を解除する制御部とを更に備えていることを特徴とする。
請求項に記載の画像形成装置によれば、トナー像定着後の用紙の搬送路を挟んだ筐体の対向面(例えば背面と前面)に設けられた第1空気口(排気口)と第2空気口(吸気口)のうち、第1空気口に電動ファン(排気ファン)が配置され、第2空気口には電動ファンが配置されていない画像形成装置の場合であっても、第2空気口の外側に、排気ファンを内蔵する排気清浄化ユニットを装着すれば、第1空気口の電動ファンの送風方向が反転し、吸気ファンとして機能するようになるので、請求項1と同じ構成を実現し、その効果を奏することができるようになる。
請求項に記載の画像形成装置によれば、上記のように第2空気口の外側に排気清浄化ユニットを装着したときに、第1空気口に装着されていたフィルターを第2空気口に付け替えることによって、画像形成装置からの排気は、そのフィルターを通過した後に排気清浄化ユニットに内蔵されているフィルターを更に通過して排出されることになるので、排気中の超微粒子の捕集率を向上することができる。
請求項に記載の画像形成装置では電動ファンのケースの向きを変更することによって、請求項に記載の画像形成装置では電動ファンの羽根の回転方向を変更することによって、それぞれ第1空気口の電動ファンの送風方向を変更し、上述のような効果を奏することができる。
請求項に記載の画像形成装置によれば、トナー像定着後の用紙の搬送路を挟んだ筐体の対向面(例えば背面と前面)に設けられた排気口と吸気口のうち、排気口に電動ファン(排気ファン)が配置され、吸気口には電動ファン(吸気ファン)が配置されていない画像形成装置の場合であっても、排気口の外側に、排気ファンを内蔵する排気清浄化ユニットを装着し、排気口の電動ファンを吸気口に付け替えて吸気ファンとして機能させることにより、請求項1と同じ構成を実現し、その効果を奏することができるようになる。
請求項に記載の画像形成装置によれば、排気清浄化ユニットの装着を検知するセンサーと、センサーの検出信号に基づいて電動ファンの風量を調整する制御部とを更に備えているので、用紙の冷却効率又は超微粒子の捕集効率を上げることが可能となる。具体的には、下記の通りである。
請求項に記載の画像形成装置では、排気清浄化ユニットが装着されたときに、排気清浄化ユニットの装着前に比べて、電動ファンの風量を大きくするので、用紙の冷却効率を上げることが可能となる。請求項に記載の画像形成装置では、排気清浄化ユニットが装着されたときに、排気清浄化ユニットの装着前に比べて、電動ファンの風量を小さくするので、超微粒子の捕集効率を上げることが可能となる。
請求項に記載の画像形成装置によれば、排気清浄化ユニットが装着されたときは、排気清浄化ユニットの装着前に比べて、定着温度の目標温度が高く設定され、請求項10に記載の画像形成装置によれば用紙搬送速度が高く設定されるので、電動ファンの風量を大きくすることによる冷却効率の向上と合わせてプリント速度(生産性)を向上することが可能となる。
請求項11に記載の画像形成装置によれば、排気清浄化ユニットが装着されたときは、使用可能な用紙の属性(厚み等)の制限が解除されるので、冷却効率の向上と合わせて、より厚い(熱容量の大きい)用紙を使用することが可能になる。
本発明の実施形態に係る画像形成装置のプリンター部の内部構成を示す概略構成図である。 画像形成装置の外観を示す斜視図である。 プリンター部の内部における冷却風の流れを示す平面模式図である。 プリンター部の内部における冷却風の流れを示す側面模式図である。 本実施形態の第1変形例における冷却風の流れを示すプリンター部の平面模式図である。 本実施形態の第1変形例における冷却風の流れを示すプリンター部の側面模式図である。 制御部とその周辺の電子回路のうち、本発明による制御に関係する部分を示すブロック図である。 制御部が電動ファンの送風方向を反転する制御の例を示すフローチャートである。 本実施形態の第2変形例における冷却風の流れを示すプリンター部の平面模式図である。 本実施形態の第2変形例における冷却風の流れを示すプリンター部の側面模式図である。 第1変形例及び第2変形例において制御部が電動ファンの風量を調整する制御の例を示すフローチャートである。
以下に、本発明の実施形態に係る画像形成装置を図面に基づいて説明する。まず、実施形態に係る画像形成装置のプリンター部の内部構成を図1に示す。この画像形成装置のプリンター部1は、タンデム方式のカラーデジタルプリンターであり、画像形成装置を正面から見たときのプリンター部1の内部構成の概略が図1に示されている。
プリンター部1は、その筐体2内に、画像プロセス装置3、給紙装置4、定着装置5等を備えている。詳細は図示していないが、プリンター部1は、例えばネットワーク接続を介して外部端末等からの印刷指令を受け付けると、当該印刷指令に基づいて印刷ジョブを実行するように構成されている。
筐体2内の下部に位置する給紙装置4は、記録材Pを収容する給紙カセット21、給紙カセット21内の記録材Pを最上層から繰り出すピックアップローラー22、繰り出された記録材Pを1枚ずつに分離する一対の分離ローラー23、及び、1枚に分離された記録材Pを所定のタイミングにて画像プロセス装置3に搬送する一対のタイミングローラー24等を備えている。各給紙カセット21内の記録材Pは、ピックアップローラー22及び分離ローラー23の回転にて、最上層のものから1枚ずつ用紙搬送路30に送り出される。用紙搬送路30は、給紙装置4の給紙カセット21から、タイミングローラー対24のニップ部、画像プロセス装置3の二次転写ニップ部、及び定着装置5の定着ニップ部33を経て、筐体2上部にある排出ローラー対26に至る。
給紙装置4の上方に位置する画像プロセス装置3は、像担持体の一例である感光体ドラム13上に形成されたトナー像を記録材Pに転写する役割を担うものであり、中間転写体としての中間転写ベルト6、並びに、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)及びブラック(K)の各色に対応する計4つの作像部7等を備えている。
中間転写ベルト6は導電性を有する素材からなる無端状のベルトであり、筐体2内の中央部右側に位置する駆動ローラー8と、同じく中央部左側に位置する従動ローラー9とに巻き掛けられている。中間転写ベルト6のうち駆動ローラー8に巻き掛けられた部分の外側に二次転写ローラー10が配置されている。主モーターの動力伝達にて駆動ローラー8を図1の反時計方向に回転させることにより、中間転写ベルト6は図1の反時計方向に周回する。
二次転写ローラー10は中間転写ベルト6に当接していて、中間転写ベルト6と二次転写ローラー10との間(当接部分)が二次転写領域としての二次転写ニップ部になっている。二次転写ローラー10は、中間転写ベルト6の回転に伴って、又は二次転写ニップ部に挟持搬送される記録材Pの移動に伴って、図1の時計方向に回転する。中間転写ベルト6のうち従動ローラー9に巻き掛けられた部分の外周側には、中間転写ベルト6上の未転写トナーを除去する転写ベルトクリーナー12が配置されている。転写ベルトクリーナー12は中間転写ベルト6に当接している。
4つの作像部7は、中間転写ベルト6の下方において、図1の左からイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の順に、中間転写ベルト6に沿って並べて配置されている。図1では説明の便宜上、各作像部7に、再現色に応じて符号Y,M,C,Kを添えている。各作像部7は図1の時計方向に回転する像担持体の一例としての感光体ドラム13を備えている。感光体ドラム13の周囲には、図1における時計回りの回転方向に沿って順に、帯電装置14、露光装置19、現像装置15、一次転写ローラー16及び感光体クリーナー17が配置されている。
感光体ドラム13は負帯電性のものであり、主モーターからの動力伝達によって図1の時計方向に回転するように構成されている。帯電装置14は、感光体ドラムの表面を一様に帯電させる。現像装置15は、負の極性を呈するトナーを利用して、感光体ドラム13上に形成された静電潜像を反転現像にて顕在化させる。
一次転写ローラー16は中間転写ベルト6の内周側に位置していて、中間転写ベルト6を挟んで、対応する作像部7の感光体ドラム13に対峙している。一次転写ローラー16も、中間転写ベルト6の回転に伴って図1の反時計方向に回転する。中間転写ベルト6と一次転写ローラー16との間(当接部分)は一次転写領域としての一次転写ニップ部になっている。感光体クリーナー17は、感光体ドラム13上に残留する未転写トナーを除去するためのものであり、感光体ドラム13に当接している。各作像部7の下部には露光装置19が配置されている。露光装置19は、外部端末等からの画像情報に基づき、レーザー光によって各感光体ドラム13に静電潜像を形成する。
各作像部7は、感光体ドラム13、帯電装置14、露光装置19、現像装置15及び感光体クリーナー17をひとまとまりにハウジング20内に収容してカートリッジ化(一体構造化)されていて、いわゆるプロセスカートリッジとして筐体2に交換可能(着脱可能)に装着されている。なお、中間転写ベルト6の上方には、各現像装置15に供給されるトナーを収容するホッパー(図示省略)が配置されている。
各作像部7において、帯電装置14にて帯電される感光体ドラム13に、露光装置19から画像信号に対応したレーザー光が投射されると、静電潜像が形成される。静電潜像は、現像装置15から供給されるトナーにて反転現像されて各色のトナー像となる。各感光体ドラム13上のトナー像は、それぞれ対応した一次転写ニップ部において、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの順で、感光体ドラム13から中間転写ベルト6の外周面に一次転写されて重ねられる。感光体ドラム13に残った未転写トナーは感光体クリーナー17にて掻き取られ、感光体ドラム13上から取り除かれる。そして、記録材Pが二次転写ニップ部を通過する際に、重ね合わせられた4色のトナー像が記録材Pに一括して二次転写される。中間転写ベルト6に残った未転写トナーは転写ベルトクリーナー12にて掻き取られ、中間転写ベルト6上から取り除かれる。
二次転写ローラー10の上方に位置する定着装置5は、ハロゲンランプ等の定着ヒーターを内蔵した定着ローラー31と、これに圧接する加圧ローラー32とを備えている。定着ローラー31と加圧ローラー32との当接部分が定着領域である定着ニップ部になっている。二次転写ニップ部を通過して未定着トナー像が転写された記録材Pは、定着ローラー31と加圧ローラー32との間の定着ニップ部を通過する際に加熱・加圧され、未定着トナー像が記録材Pに定着される。その後、記録材Pは、排出ローラー対26の回転にて排紙トレイ27上に排出される。
筐体2の内部で画像プロセス装置3と給紙装置4との間には、画像形成装置全般の制御を司る制御部28が配置されている。制御部28には、各種演算処理、記憶及び制御を実行するマイクロプロセッサ、メモリ、I/O、各種駆動回路等が実装されている。
図2は、上記のようなプリンター部1を備えた本実施形態の画像形成装置の外観を示す斜視図である。この画像形成装置は、いわゆる複合機であり、コピー機能、スキャナー機能、プリンター機能、ファックス機能等の複数の機能を備えている。プリンター部1(の筐体2)の上に原稿自動送り装置(ADF)101を有する原稿読取部102が設けられている。その前方の右側には液晶表示器を含む操作パネル103が設けられている。
原稿読取部102とプリンター部1は右側で接続され、その左側(原稿読取部102の下方の空間)に排紙トレイ27が設けられている。したがって、図1における排出ローラー対26を有する用紙排出口は、原稿読取部102の下方の空間の右端部に備えられている。また、プリンター部1の前面上部(操作パネル103の下方)には、吸気口40が形成されている。プリンター部1の背面の吸気口40に対応する位置には排気口41(図3、図4参照)が形成されている。
図3はプリンター部1の内部における冷却風の流れを示す平面模式図であり、図4はプリンター部1の内部における冷却風の流れを示す側面模式図である。それぞれ、吸気口40から吸い込まれた空気が、トナー像定着後の用紙(記録材)Pを冷却し、排気口41から排出される様子を矢印線で模式的に示している。図3において用紙Pの搬送方向が白抜きの矢印で示され、図4では、用紙Pの断面(前端部)が厚みを強調して描かれている。図1に示したプリンター部1の内部構造において、トナー像定着後の用紙P、つまり定着装置5を下から上へ通過した用紙Pは、搬送路に沿って水平方向に進路を曲げられ、排出ローラー対26に向かって搬送される。
排気口41の内側には排気ファン42及びフィルター43が設置され、トナー像定着後の用紙Pの搬送路の近傍の空気をフィルター43で清浄化して排気するように構成されている。トナー像定着後の用紙Pの搬送路の近傍は、図1において破線で示す領域RGの付近に相当する。また、吸気口40の内側には吸気ファン44が設けられれ、外部から吸気ファン44で吸い込まれた空気が用紙搬送路を通過中の用紙Pに吹き付けられる。
吸気ファン44で吸い込まれた空気は、用紙搬送路を通過中の用紙Pの面に平行且つ用紙搬送方向と直角な方向に流れ、排気ファン42によってフィルター43を通過して排気口41から排出される。図3及び図4に示すように、吸気口40、吸気ファン44、フィルター43、排気ファン42、及び排気口41が略一直線状に配置され、吸気ファン44で吸い込まれた空気は、用紙搬送路を通過中の用紙Pの表裏両面に沿って流れる。
上記のような構成により、トナー像定着後の用紙Pが効果的に冷却されると共に、用紙Pから発生した超微粒子(UFP)が効率的にフィルター43で捕集され、清浄化後の空気が排出される。例えば、従来の小型の画像形成装置では排気口に排気ファンが配置されているが吸気口には吸気ファンが配置されていない。この場合は、排気ファンから離れた場所では空気の流れが遅くなり、高速プリントになると用紙Pの冷却効率が低くなる。排気ファンの回転数を上げて風量を多く(風速を速く)すれば、騒音が大きくなると共に、超微粒子(UFP)がフィルター43をすり抜ける問題も発生し得る。
電動ファン1個で済ませる構成として、逆に、吸気口に吸気ファンを配置する一方、排気口に排気ファンを配置しない構成も考えられるが、この場合は、用紙Pから発生した超微粒子(UFP)が拡散し、排気口に配置されたフィルターで効率的に捕集されず、超微粒子を含んだ空気が画像形成装置から外部へ漏れやすくなる。用紙Pの冷却効率についても、吸気ファンの近くでは高い冷却効果が得られても、排気口の近くでは用紙Pが十分に冷却されない可能性が高い。
本実施形態の画像形成装置では、吸気口40から吸気ファン44で吸い込まれた空気が用紙Pの両面に沿って流れ、排気ファン42によってフィルター43に集められてフィルター43を通過後に排気口41から排出されるので、トナー像定着後の用紙Pの高い冷却効果とフィルターによる超微粒子の高い捕集効率とを両立させることができる。
なお、本実施形態では、前面に吸気口40が設けられ、背面に排気口41が設けられたプリンター部1(画像形成装置)が例示されているが、本発明はこれに限られるわけではない。例えば、背面に吸気口が設けられ、前面に排気口が設けられた画像形成装置にも本発明を適用可能である。その場合は、吸気ファン、フィルター、排気ファンの配置も変更されることは言うまでもない。また、左右側面の一方に吸気口が設けられ、他方の側面に排気口が設けられた画像形成装置にも本発明を適用可能である。但し、この場合は、プリンター部の内部の用紙搬送路や、給紙方向、及び排紙方向等も変更することになる。吸気口及び排気口が設けられる画像形成装置の対向面に関する上記のような多様性は以下の変形例においても同様である。
次に、本実施形態の画像形成装置の第1変形例を図5及び図6に示す。図5は、第1変形例において、排気清浄化ユニット50が装着される前のプリンター部1の内部における冷却風の流れを示す側面模式図である。図6は、排気清浄化ユニット50が装着された後のプリンター部1の内部における冷却風の流れを示す側面模式図である。第1変形例に係る画像形成装置では、プリンター部1に元々は排気ファンのみが配置され吸気ファンは設けられていないが、オプション装置である排気清浄化ユニット50を取り付けて、プリンター部1の排気ファンの送風方向を反転させて吸気ファンとして機能させることにより、上述の実施形態と同様の構成及び効果を実現する。
図5に示すように、プリンター部1(筐体2)の前面に排気口(第1空気口)51が形成され、その内側にフィルター52と排気ファン(電動ファン)53が配置されている。プリンター部1(筐体2)の背面の排気口51に対向する位置には、吸気口(第2空気口)54が形成されている。この状態でも、トナー像定着後の用紙Pの搬送路を挟んで吸気口54と、排気ファン53、フィルター52及び排気口51が略一直線状に配置されており、吸気口54から流入した空気が用紙Pの表裏両面に平行且つ用紙搬送方向と直角な方向に流れ排気ファン53によってフィルター52を通過した後に排気口51から排出される。しかし、吸気口に吸気ファンが配置されていないので、前述のように、排気ファン53から離れた場所では空気の流れが遅くなり、高速プリントになると用紙Pの冷却効率が低くなる等の問題がある。
図6に示すように、第1変形例の画像形成装置では、第2空気口54の外側に、排気ファン55を内蔵する排気清浄化ユニット50を装着可能である。排気清浄化ユニット50は、直方体状のケース(ダクト)の対抗する面に吸気口56と排気口57が形成され、吸気口56と排気口57との間にフィルター58と排気ファン55が直列に配置された構成を有する。画像形成装置(プリンター部1)からの排気を排気ファン55によって吸気口56から吸引し、フィルター58を通して排気口57から排出する。これにより、排気中に含まれる微粒子をフィルター58で捕集して清浄化された空気を排出する働きを有する。
また、排気清浄化ユニット50が装着されているか否かを検出する装着センサーS1がプリンター部1の筐体2に設けられ、その検出信号が制御部28に入力されている。装着センサーS1は、リミットスイッチ又はフォトセンサーで構成することができる。また、プリンター部1の前面の第1空気口51の内側に配置された電動ファン53は、アクチュエーターA1によって垂直方向の中心軸Z1周りに180度回転できるように構成されている。これにより、元々は排気ファンとして使用されていた電動ファン53の送風方向を反転させて、吸気ファンとして使用することが可能である。
図7に、制御部28とその周辺の電子回路のうち、本発明による制御に関係する部分をブロック図として示す。制御部28は、マイクロプロセッサ、プログラム記憶用のROM、データ記憶用のRAM、入出力回路(I/O)等からなる。上述の装着センサーS1の検出信号が制御部28に入力され、その検出信号に基づいて制御部28は、排気清浄化ユニット50が装着されたときにアクチュエーターA1を介して電動ファン53のケースの向き(送風方向)を反転させ、吸気ファンとして機能させる。
また、定着ローラー31の表面温度を検出する温度センサーT1の検出信号が制御部28に入力され、その検出温度に基づいて制御部28は、定着ローラー31の表面温度が目標温度になるように、定着ヒーターH1のフィードバック制御(温度調節制御)を行う。また、後述のように制御部28は、用紙搬送メカニズムM1を介して用紙搬送速度の可変制御を行うことができる。更に制御部28は、操作パネル103に対して、表示データの出力とキー入力信号の入力とを行っている。
図8は、制御部28がアクチュエーターA1を介して電動ファン53の送風方向を反転する制御の例を示すフローチャートである。ステップ#101において、制御部28は、装着センサーS1の検出信号に基づいて排気清浄化ユニット(CU)50が装着されているか否かをチェックする。排気清浄化ユニット50が装着されていない場合は、制御部28はステップ#102でアクチュエーターA1を介して電動ファン53の向きを排気方向にセットし(図5)、排気清浄化ユニット50が装着されている場合は、制御部28はステップ#103でアクチュエーターA1を介して電動ファン53の向きを吸気方向にセットする(図6)。
上記のように、第1変形例では、排気口(第1空気口)51に排気ファンである電動ファン53が配置され、吸気口(第2空気口)54には電動ファンが配置されていない画像形成装置であっても、排気ファン55を内蔵する排気清浄化ユニット50を第2空気口54の外側に装着することによって、電動ファン53の送風方向が反転して吸気ファンとして機能するので、図3及び図4に示した実施形態と同様の構成とその効果が得られる。
なお、第1変形例では、電動ファン53の(ケースの)向きを反転させることによって送風方向を反転させているが、羽根が正逆双方向に回転可能な電動ファンを使用し、その回転方向を反転させることによって送風方向を反転させるように構成してもよい。この場合、図8のステップ#102及びステップ#103において、制御部28は電動ファン53の羽根の回転方向を変更することによって、送風方向を排気方向又は吸気方向に切り換えることになる。
また、図6に示した第1変形例の構成において、フィルター52が第1空気口51に対して着脱可能であると共に第2空気口54に対しても着脱可能であり、排気清浄化ユニット50が装着されたときはフィルター52を第2空気口54に付け替えることが可能であることが好ましい。フィルター52を第2空気口(排気口)54に付け替えることにより、フィルター52と排気清浄化ユニット50の内蔵フィルター58が二重に(直列に)排気側に設けられることになり、超微粒子の捕集効率を高めることができる。
次に、本実施形態の画像形成装置の第2変形例を図9及び図10に示す。図9は、第2変形例において、排気清浄化ユニット50が装着される前のプリンター部1の内部における冷却風の流れを示す側面模式図である。図10は、排気清浄化ユニット50が装着された後のプリンター部1の内部における冷却風の流れを示す側面模式図である。第2変形例に係る画像形成装置では、図9に示すように、プリンター部1の排気口41に排気ファン(電動ファン)42が配置され、吸気口40に吸気ファンは設けられていない。この場合、第1変形例でも説明したように、吸気口40に吸気ファンが配置されていないので、排気ファン42から離れた場所では空気の流れが遅くなり、高速プリントになると用紙Pの冷却効率が低くなる等の問題がある。
しかし、第2変形例の画像形成装置では、排気ファン55を内蔵する排気清浄化ユニット50を排気口41の外側に装着可能であり、電動ファン42は、排気口41に対して着脱可能であると共に吸気口40に対しても着脱可能である。そして、図10に示すように、排気清浄化ユニット50が装着されたときは電動ファン42を吸気口40に付け替えて吸気ファンとして機能させることが可能である。この結果、図3及び図4に示した実施形態と同様の構成及び効果を実現することができる。また、図10に示す構成では、排気口41の内側に装着されたフィルター43と排気清浄化ユニット50の内蔵フィルター58が二重に(直列に)働くので、超微粒子の捕集効率を高めることができる。
なお、第2変形例でも、第1変形例で説明したように、排気清浄化ユニット50が装着されているか否かを検出する装着センサーS1(図5及び図6参照)を設けてもよい。そして、第1変形例及び第2変形例において、装着センサーS1の検出信号に基づいて、制御部28が電動ファン(吸気ファン)の風量を調整することが好ましい。この制御の一例のフローチャートを図11に示す。
図11のステップ#201において、制御部28は、装着センサーS1の検出信号に基づいて排気清浄化ユニット(CU)50が装着されているか否かをチェックする。排気清浄化ユニット50が装着されていない場合は、特に吸気ファンの風量を変更しないで終了する。排気清浄化ユニット50が装着されている場合は、制御部28はステップ#202で用紙冷却を重視するか否かをチェックし、否の場合は更にステップ#203で超微粒子(UFP)の捕集を重視するか否かをチェックする。例えば、予め操作パネル103を用いて、排気清浄化ユニット50が装着されたときに用紙冷却を重視するかUFP捕集を重視するかをユーザーが設定し、その設定内容を制御部28がRAMに記憶しておく。制御部28はこの記憶値(フラグ)を参照して上記の判断を行う。
用紙冷却を重視する場合は、ステップ#204で吸気ファンの風量(回転速度)が上げられる。その結果、トナー像定着後の用紙Pに当たる冷却風量(風速)が増加し、用紙Pの冷却が促進される。UFP捕集を重視する場合は、ステップ#205で吸気ファンの風量(回転速度)が下げられる。その結果、超微粒子のフィルターすり抜け量が減少し、UFP捕集率が向上する。
また、装着センサーS1の検出信号に基づいて排気清浄化ユニット50が装着されているか否かを判断した制御部28が、定着温度(の目標温度)を変更するように構成してもよい。前述のように、制御部28は、定着ローラー31の表面温度を検出する温度センサーT1の検出信号に基づいて、定着ローラー31の表面温度が目標温度になるように、定着ヒーターH1のフィードバック制御(温度調節制御)を行っている。例えば、排気清浄化ユニット50が装着されていない場合は定着温度の目標温度を165℃に設定し、排気清浄化ユニット50が装着されている場合は高めの170℃に設定する。
定着温度の目標温度を高めに設定することにより、上記のように排気清浄化ユニット50を装着して吸気ファンの風量を上げたときに、用紙搬送速度を上げてプリント速度(生産性)を上げることができる。つまり、制御部28は、排気清浄化ユニット50が装着されているときに、吸気ファンの風量を上げる制御と、定着温度の目標温度を高めにする制御と、用紙搬送メカニズムM1を介して用紙搬送速度を上げる制御とをセットで行うことができる。これにより、例えば普通紙のプリント速度を30ppmから35ppmに上げることができる。あるいは、厚紙のプリント速度を排気清浄化ユニット50が装着されていないときの普通紙のプリント速度と同等にすることができる。
また、装着センサーS1の検出信号に基づいて排気清浄化ユニット50が装着されているか否かを判断した制御部28が、使用可能な用紙Pの属性の制限を解除するように構成してもよい。例えば、予め操作パネル103等を用いて、使用する用紙Pの属性(厚み等)をユーザーが設定し、その設定内容を制御部28がRAMに記憶しておく。用紙Pの厚みが増加すると、用紙Pの熱量が大きくなるので、それに応じてプリント速度を下げる必要がある。逆に言えば、定常プリント速度を維持するには、用紙Pの厚み等の属性に制限を設ける必要がある。
しかし、排気清浄化ユニット50が装着されたときは、前述のように吸気ファンの風量を上げることによって用紙冷却性能が向上するので、定着温度の目標温度を高めに設定して用紙搬送速度を上げることができる。したがって、制御部28は、用紙搬送速度を上げる代わりに、用紙Pの厚み等の属性の制限を解除することができる。例えば、使用可能な用紙の坪量の上限90gsmを解除して、坪量105gsmの用紙まで対応することが可能となる。あるいは、厚紙や熱容量が大きい特殊紙を使用することが可能になる。
以上に本発明の実施形態とその変形例について説明したが、各部の形状や構造等は図面を参照しながら説明した具体的なものに限定されるわけではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変更可能である。
1 画像形成装置のプリンター部
2 筐体
5 定着装置
28 制御部
30 用紙搬送路
40 吸気口
41 排気口
42 排気ファン(電動ファン)
43、52 フィルター
44 吸気ファン
50 排気清浄化ユニット
51 第1空気口
53 電動ファン
54 第2空気口
55 排気清浄化ユニット内蔵の排気ファン
P 記録材(用紙)
S1 装着センサー

Claims (11)

  1. トナー像定着後の用紙の搬送路の近傍の空気を排気するために筐体に設けられた第1空気口と、
    前記第1空気口に配置されたフィルター及び電動ファンと、
    前記搬送路を挟んで前記第1空気口と反対側の筐体の面に設けられた第2空気口とを備え、
    前記第2空気口の外側に、排気ファンを内蔵する排気清浄化ユニットを装着可能であり、
    前記排気清浄化ユニットの装着を検知するセンサーと、前記センサーの検出信号に基づいて前記電動ファンによる送風方向を反転させる制御部とを更に備え、
    前記排気清浄化ユニットが装着されていないときは前記制御部が前記電動ファンを排気ファンとして機能させ、前記排気清浄化ユニットが装着されているときは前記電動ファンを吸気ファンとして機能させて、前記電動ファンによって外部から吸い込まれた空気が前記搬送路を通過する用紙の面に平行且つ用紙搬送方向と直角な方向に流れた後に前記排気清浄化ユニットを通って外部に排出されることを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記フィルターは、前記第1空気口に対して着脱可能であると共に前記第2空気口に対しても着脱可能であり、前記排気清浄化ユニットが装着されていないときは前記フィルターが前記第1空気口に対して装着されており、前記排気清浄化ユニットが装着されたときは前記フィルターを前記第2空気口に付け替えることが可能であることを特徴とする請求項に記載の画像形成装置。
  3. 前記制御部は、前記電動ファンのケースの向きを変更することにより、送風方向を反転させることを特徴とする
    請求項又はに記載の画像形成装置。
  4. 前記制御部は、前記電動ファンの羽根の回転方向を変更することにより、送風方向を反転させることを特徴とする
    請求項又はに記載の画像形成装置。
  5. トナー像定着後の用紙の搬送路の近傍の空気を排気するために筐体に設けられた排気口と、
    前記排気口に配置されたフィルター及び電動ファンと、
    前記搬送路を挟んで前記排気口と反対側の筐体の面に設けられた吸気口とを備え、
    前記排気口の外側に、排気ファンを内蔵する排気清浄化ユニットを装着可能であり、
    前記電動ファンは、前記排気口に対して着脱可能であると共に前記吸気口に対しても着脱可能であり、前記排気清浄化ユニットが装着されたときは前記電動ファンを前記吸気口に付け替えて吸気ファンとして機能させることが可能であることを特徴とする画像形成装置。
  6. 前記排気清浄化ユニットの装着を検知するセンサーと、前記センサーの検出信号に基づいて前記電動ファンの風量を調整する制御部とを更に備えていることを特徴とする請求項又はに記載の画像形成装置。
  7. 前記制御部は、前記排気清浄化ユニットが装着されたときは、前記排気清浄化ユニットの装着前に比べて、前記電動ファンの風量を大きくすることを特徴とする請求項に記載の画像形成装置。
  8. 前記制御部は、前記排気清浄化ユニットが装着されたときは、前記排気清浄化ユニットの装着前に比べて、前記電動ファンの風量を小さくすることを特徴とする請求項に記載の画像形成装置。
  9. 前記排気清浄化ユニットの装着を検知するセンサーと、定着装置の定着温度が目標温度になるように制御する制御部とを更に備え、前記制御部は、前記排気清浄化ユニットが装着されたときは、前記排気清浄化ユニットの装着前に比べて、前記目標温度を高く設定することを特徴とする請求項又はに記載の画像形成装置。
  10. 前記排気清浄化ユニットの装着を検知するセンサーと、用紙搬送速度を可変制御する制御部とを更に備え、前記制御部は、前記排気清浄化ユニットが装着されたときは、前記排気清浄化ユニットの装着前に比べて、前記用紙搬送速度を高く設定することを特徴とする請求項又はに記載の画像形成装置。
  11. 前記排気清浄化ユニットの装着を検知するセンサーと、前記センサーの検出信号に基づいて使用可能な用紙の属性の制限を解除する制御部とを更に備えていることを特徴とする請求項又はに記載の画像形成装置。
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