JP2003248413A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2003248413A
JP2003248413A JP2002047727A JP2002047727A JP2003248413A JP 2003248413 A JP2003248413 A JP 2003248413A JP 2002047727 A JP2002047727 A JP 2002047727A JP 2002047727 A JP2002047727 A JP 2002047727A JP 2003248413 A JP2003248413 A JP 2003248413A
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JP
Japan
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main body
unit
image forming
fan
forming apparatus
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Application number
JP2002047727A
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English (en)
Inventor
Hideo Isohara
英夫 磯原
Susumu Okui
進 奥井
Masami Maruko
雅巳 圓子
Kazuyoshi Kimura
和芳 記村
Kazunori Katada
和則 堅田
Tomoo Suzuki
智雄 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 主たる目的は、吸気手段及び排気手段又は当
該両手段の1つを極力、画像形成装置の本体部内部に設
けない工夫をなし、設置面積の小さな画像形成装置を提
供すること。 【解決手段】 少なくとも、画像形成部を収納する本体
部と、前記本体部から突出し、前記画像形成部において
画像形成された用紙を積載する用紙積載部と、突出した
前記用紙積載部の投影面下に設けられた、前記本体部内
部に空気流を発生させるためのファンユニットと、を有
することを特徴とする画像形成装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像形成を行う複
写機、プリンタ等の画像形成装置への空気の供給手段及
びその排気手段の配置に関する。
【0002】
【従来の技術】本体部に構成される画像形成部の感光体
ドラムで、帯電、露光、現像等が行われ、前記感光体ド
ラム外周に形成されたトナー像が転写された用紙を、加
熱ローラ型定着装置と呼称される定着装置に導き、加熱
源を内蔵した可回転の発熱ローラと、当該発熱ローラに
圧接しながら回転する加圧ローラとの間を通過させ、両
ローラによる圧力および加熱作用でトナー像を用紙上に
定着させるように構成した画像形成装置は知られてい
る。
【0003】近年、画像形成装置の高速化等のための施
策がなされており、この結果、加熱源の温度を上げて、
前記発熱及び加圧ローラで用紙にトナー像の定着をおこ
なうようになった。そこで画像形成装置内部の空気が高
熱化したり、或いは画像形成部で発生するオゾンガスに
よる弊害などを防止するため、画像形成装置内部を冷却
するために外気を供給するファンとダクト等を含む吸気
手段や、オゾンガスを含んだ内気を排出するためのファ
ンとダクト等含む排気手段を本体部内部に設けて対処し
ていることが一般的に行われている。
【0004】前記吸気手段および排気手段を画像形成装
置の本体部内部に配置すると必然的に本体部内部容積が
増大し、本体部が大型化し、設置面積が増大してしまう
という問題があった。
【0005】また、近年、フィニッシャやソータ等の用
紙後処理をするオプション装置を設置することが多い
が、当該オプション装置の取り付けにより前記給気手段
および排気手段の効率が低下する場合があった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記の点に
鑑みてなされたもので、主たる目的は、給気手段及び排
気手段又は当該両手段の1つを極力、画像形成装置の本
体部内部に設けない工夫をなし、設置面積の小さな画像
形成装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の目的は、以下の
構成により達成することができる。
【0008】少なくとも、画像形成部を収納する本体部
と、前記本体部から突出し、前記画像形成部において画
像形成された用紙を積載する用紙積載部と、突出した前
記用紙積載部の投影面下に設けられた、前記本体部内部
に空気流を発生させるためのファンユニットと、を有す
ることを特徴とする画像形成装置。
【0009】
【発明の実施の形態】実施の形態の一例を、以下、図面
に基づいて説明する。
【0010】図1は、カラープリンタからなる画像形成
装置の構成を示す概略図である。図に示すように、画像
形成装置は、本体部100とトナー像の定着済み用紙P
を積載するために、前記本体部100の側面に突出した
用紙積載部101とから構成されている。
【0011】本体部100に参照符号で示すように、1
0は感光体ドラム(以下、単にドラムという)、11は
各色毎の帯電手段であるスコロトロン帯電器、12は各
色毎の画像書込手段である露光光学系、13は各色毎の
現像手段である現像器、14は転写ベルトであり、14
aおよび14bは前記転写ベルト14を張架するローラ
であり、ローラ14aが図示しない駆動源から動力を受
け、前記転写ベルトを矢印方向に回転させるように構成
してある。
【0012】15および16は、前記転写ベルト14を
挟んで前記ドラム10と対向配置させた転写手段である
転写器および分離手段である除電器、17は転写工程終
了後の前記ドラム10を除電するためのAC除電器、1
8は除電後の前記ドラム表面を清掃するクリーニング装
置で、クリーニングブレード180を有する。
【0013】20は、前記ドラム10上に形成されるト
ナー像が転写される用紙Pを収納してなるカセット、2
5は給紙ローラである。
【0014】用紙Pの移動路上には、搬送ローラ対R1
乃至R4と搬送路G、前記転写ベルト14および定着装
置30等が付設してあり、本体部100外の左側面には
突出していて、定着済みの用紙Pを積載する用紙積載部
101が設けられている。
【0015】44は前記ローラ14aと前記転写ベルト
14を介して対向配置せしめた用紙分離用のAC除電
器、46は分離爪を示す。これらによって画像形成部を
構成している。
【0016】前記ドラム10は、例えば、光学ガラスや
透明アクリル樹脂等の透明部材によって形成される円筒
状の基体の外周に、透明の導電層、a−Si層あるいは
有機感光層(OPC)等の感光層(光導電層ともいう)
を形成したものであり、導電層を接地した状態で矢印で
示す時計方向に回転される。
【0017】前記スコロトロン帯電器11、露光光学系
12及び現像器13は、これらを1組として、イエロー
(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)および黒色
(K)の各色の画像形成手段として4組設けられ、ドラ
ム10の回転方向に対して、Y、M、C、Kの順に配置
してある。
【0018】前記スコロトロン帯電器11は、それぞれ
所定の電位に保持された制御グリッドと、例えば、鋸歯
状電極からなる放電電極11aとを有し、トナーと同極
性のコロナ放電(本実施形態においてはマイナス帯電)
により、ドラム10に対して一様な電位を与える。
【0019】前記露光光学系12は、前述したスコロト
ロン帯電器11に対してドラム10の回転方向下流側に
位置するようにドラム10の内部に配置される。
【0020】それぞれの露光光学系12は、ドラム軸と
平行に主走査方向に配列された像露光光の発光素子とし
てのLED(発光ダイオード)を複数個アレイ状に並べ
た線状の露光素子12aと、結像素子としての光集束性
光伝送体12bと、不図示のレンズホルダとで構成され
る露光用ユニットであり、保持部材120に取付けてあ
る。
【0021】前記保持部材120には各色毎の露光光学
系12の他に、転写同時露光器12dおよび一様露光器
12eが取付けられ、一体となって前記ドラム10の基
体内部に収容される。
【0022】前記露光光学系12は、別体の画像読み取
り装置によって読み取られメモリに記憶された各色毎の
画像データに従って前記ドラム10の感光層を裏面から
像露光し、当該ドラム10上に静電潜像を形成する。
【0023】前記露光素子の発光波長は、通常Y、M、
Cのトナーに対して透過性の高い780〜900nmの
範囲のものが用いられるが、本実施形態においては裏面
から像露光を行う方式であるため、カラートナーに対し
て透過性を十分に有しないこれより短い400〜780
nmの波長でもよい。
【0024】前記現像器13は、前記ドラム10の回転
方向と最近接点において順方向に回転する非磁性のステ
ンレスあるいはアルミ材で形成された現像スリーブ13
1と、現像ケーシング138とを有し、現像ケーシング
138の内部には、各々イエロー(Y)、マゼンタ
(M)、シアン(C)および黒色(K)の一成分或いは
二成分現像剤を収容している。
【0025】それぞれの現像器13は前記ドラム10と
所定の間隙をあけて非接触に保たれており、現像スリー
ブ131に対して直流電圧と交流電圧を重畳した現像バ
イアスを印加することにより、非接触の反転現像を行
い、ドラム10上に重ね合わせのトナー像を形成する。
【0026】前記定着装置30は、ハロゲンランプから
なる加熱源(照射源)300を内蔵し、当該加熱源の周
囲を回転しうる発熱ローラ305と、当該発熱ローラ3
05と圧接しながら回転しうる加圧ローラ315とを有
する。Tはニップ部を示す。
【0027】本体部100内への空気流の供給手段であ
るファンユニット60は、本体部100から突出した用
紙積載部101の投影面下に設けられたファン600と
その駆動手段となるモータ及び制御線(例えば、コー
ド)等から構成されている。
【0028】前記定着装置30において加熱された高温
の用紙Pを冷却するために、搬送路G内外にダクト60
1を介してファン600からの空気流が送られる。
【0029】そして、熱を吸収した前記空気流を機外に
排出する排気手段70は、本体部100右上方に設けら
れていて、排気ファン700とその駆動手段となるモー
タおよびプロセス処理時に画像形成部で発生するオゾン
ガスを吸収させるオゾンフィルタ701とから構成され
ている。
【0030】前記排気手段70は、この位置に限定され
ず、排気効果の良い場所であれば本体部100内部の何
れでも構わない。
【0031】前記ファンユニット60は、本体部100
内部に空気流を発生させるための装置であって、本体部
100内部に外気を供給する供給手段であっても、本体
部100内部の内気(空気)を排出する排気手段であっ
ても構わない。
【0032】好ましくは、本体部100内部に外気を供
給し、定着装置30において加熱された用紙Pや搬送路
Gの周辺に直接空気流を供給するものである。
【0033】何故なら、画像形成装置の配置される場所
は、多くは室内に配置され、その場所の温度は、本体部
100内部の内気(空気)の温度に比べ、低い温度の外
気である場合が多い。それ故、送り込む空気流による冷
却効果を期待できる。
【0034】参照符号Qで示す温度センサは、搬送路G
の近傍に設けられ、該搬送路Gを搬送される用紙Pとそ
の周辺の温度を検知し制御部SEに、検知信号を送信す
る。
【0035】図2は、発熱ローラと加圧ローラの構成の
一例を示す断面図である。発熱ローラ305は、円筒状
の透光性基体(ガラス)からなるローラ芯307と、当
該ローラ芯307の外周面に設けた透明シリコンゴム層
308と、更に、その外側に、カーボンブラックなどを
混入させて光吸収率(熱線吸収率と同義)を高くしたP
FA(パーフルオロアルコキシ)からなる熱線吸収層
(本実施の形態においてはチューブである)309を設
けて構成してある。
【0036】加圧ローラ315は、例えば、アルミ材を
用いた円筒状の金属パイプ316と、当該金属パイプ3
16の外周面に、例えば、透明または不透明のシリコン
ゴム層317を被覆して構成されている。
【0037】上記のような断熱性の高い素材で表面が覆
われた2つのローラで構成される定着装置30にあって
は、長時間に亘って連続して画像形成を行っていると、
温度が上昇しすぎて、周辺の部材が熱変形したり、劣化
するなどの問題が発生する場合があった。それに対して
本発明においては、比較的低温の外気を供給するので、
過度の温度上昇を防止することが可能となる。
【0038】以上のような構成を有する画像形成装置に
おける、画像形成プロセスは次の通りである。
【0039】画像形成のスタートにより不図示のドラム
駆動モータが始動し、ドラム10が図1の矢印で示す時
計方向へ回転され、同時にイエロー(Y)のスコロトロ
ン帯電器11が作動して前記ドラム10に所定の電位を
付与する。
【0040】引き続き、Yの露光光学系12を介して第
1の色信号すなわちYの画像データに対応する電気信号
による画像書込が開始され、前記ドラム10の表面に原
稿画像のYの画像に対応する静電潜像が形成される。
【0041】前記静電潜像はYの現像器13により非接
触の状態で反転現像され、前記ドラム10上にイエロー
(Y)のトナー像が形成される。
【0042】次いで、前記ドラム10に対して、Yのト
ナー像の上からマゼンタ(M)のスコロトロン帯電器1
1の帯電作用により電位が付与され、Mの露光光学系1
2によって第2の色信号すなわちMの画像データに対応
する電気信号による画像書込により、Mの画像に対応す
る静電潜像が形成され、Mの現像器13による非接触の
反転現像によって前記イエロー(Y)のトナー像の上に
マゼンタ(M)のトナー像が重ね合わせて形成される。
【0043】同様のプロセスにより、シアン(C)のス
コロトロン帯電器11、Cの露光光学系12およびCの
現像器13によって、第3の色信号に対応するシアン
(C)のトナー像が重ね合わせて形成され、更にその上
に黒色(K)のスコロトロン帯電器11、Kの露光光学
系12およびKの現像器13によって第4の色信号に対
応する黒色(K)のトナー像が順次重ね合わせて形成さ
れ、ドラム10の一回転以内にその周面上にイエロー
(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)および黒色
(K)の4色の重ね合わせカラートナー像が形成され
る。
【0044】上記の画像形成プロセスによってドラム1
0上に形成された重ね合わせカラートナー像は、前記転
写器15によって、用紙P上に一括して転写される。
【0045】この際、良好な転写がなされるように、前
記ドラム10の内部に設けた転写同時露光器12dを付
勢させ一様露光を行う。
【0046】転写工程終了後の前記ドラム10の周面上
に残ったトナーは前記AC除電器17により除電作用を
受けた後、クリーニング装置18によりクリーニングさ
れ、これにより、前記ドラム表面は、次の画像形成に備
えられる。
【0047】本実施の形態においては、クリーニング後
であって、次の帯電前に、例えば発光ダイオードを用い
た一様露光器12eを作用させ、前記ドラム表面の先の
画像形成における履歴を解消させる。
【0048】カラートナー像が形成(転写)された用紙
Pは、AC除電器44による除電作用と、分離爪46と
により、転写ベルト14から分離され、定着装置30へ
と搬送され、当該定着装置30にて、前記トナー像は前
記用紙P上に定着される。
【0049】この際、発熱ローラ305の定着処理可能
な加熱幅に対して、使用されている用紙Pのサイズが最
大サイズでない場合、通紙領域の外側に形成される非通
紙領域に対応する発熱ローラ305の周面は前記ファン
ユニット60からの低温の外気に晒されるので、過剰な
温度上昇は抑制される(図4参照)。
【0050】前記のように、低温の外気は、発熱ローラ
305のみならず加圧ローラ315にも作用するので、
例えば、連続定着処理などの場合、発熱ローラ上の非定
着処理領域と圧接する加圧ローラ315の非定着処理領
域における温度上昇も抑制できる。
【0051】画像記録がなされた用紙Pは搬送ローラR
3、搬送路G、搬送ローラR4を介して機外に突出して
いる用紙積載部101に排出される。
【0052】以下の本発明に係わる、本体部100から
突出した用紙積載部101の投影面下に設けられている
ファンユニット60による空気流の供給とそれに伴う排
気について説明する。
【0053】図3は、ファンユニットと用紙積載部との
関係を詳しく説明するための模式図である。図3(a)
は側面図であり、図3(b)は平面図である。
【0054】図に示すように、本体部100の側面に突
出した用紙積載部101と当該用紙積載部101の投影
面下に配設されたファンユニット60とから構成され、
ファン600を有する前記ファンユニット60は、用紙
積載部101の垂直壁106の下方に配設してある。
【0055】前記ファン600を回転駆動する図示しな
いモータには、本体部100に収納されている制御部
(後記する)と接続を可能にするコードCOとプラグP
Uとが設けられている。
【0056】そして、ファン600の回転駆動による空
気流を送るダクト601は、本体部100の内壁に配設
してあって、前記ファン600との連通は、前記用紙積
載部101を本体部100に装着することにより可能と
なる。
【0057】用紙積載部101は、垂直壁106と2つ
の側壁107と当該側壁107間に、少しの左上がりの
勾配を有するプレート101A(図3(a)の点線表示
部)と本体部100への装着用の2つの鈎102とから
構成されている。
【0058】前記プレート101Aの上部は、前記垂直
壁106と2つの側壁107とで囲まれ用紙Pを積載可
能な凹部が形成されており、また、プレート101Aに
は直方体形状の長溝104が設けられていて、前記長溝
104に対して両矢印のように出し入れが可能で用紙サ
イズに対応した積載面積を拡大できるスライドプレート
103が設けられている。
【0059】前記側壁107には、ファン600を回転
駆動する図示しないモータに接続されている前記コード
COを通せる孔105が設けられている。
【0060】2点鎖線で表示する本体部100の側壁に
は、2つの鈎102を引っ掛ける2つの孔110が形成
されていると共にコネクタCONが設けられている。
【0061】それ故、用紙積載部101とファンユニッ
ト60とが鈎102とプラグPUを介して共に本体部1
00と着脱が可能にしてあって、前記制御部とファン6
00を有するファンユニット60とはコネクタ部を構成
するプラグPUとコネクタCONを介して接続されてい
る。
【0062】従って、制御部が機能していれば、ファン
600の回転駆動によって生ずる空気流が、図3(a)
に図示してあるダクト601中を矢印方向に流れ、そし
て適宜の通風孔の設けられている2枚の板からなる搬送
路G内に入り、搬送されている用紙Pを冷却する(図1
参照)。
【0063】そして、用紙Pの熱及び周辺の熱を吸収し
た前記空気流は、本体部100内部を潜り抜け、本体部
100右上にある排気手段70に向かって矢印の様に流
れ機外へ排気される。
【0064】図4は、ファンユニット60の他の実施例
を示す模式図である。図に示すように、本体部100外
の外気に対して、ファン600の回転駆動にて空気流を
作り、前記空気流がL形状をしているダクト602の中
を矢印のように流れる。
【0065】そして、流出口であって傾斜を有する先端
部603から定着装置30の加圧ローラ315に向けて
空気流を吹き付けると共に先端部603から流れる空気
流が発熱ローラ305にも当たり、加圧および発熱ロー
ラを冷却するようにしても良い。前記先端部603の幅
は両ローラの有効長とほぼ同一である。
【0066】本体部100の左側面に2点鎖線で表示し
てあるオプション装置FSについては、後記する。
【0067】図5は、ファン600及び排気ファン70
0の回転駆動を制御する制御部SEのブロック図であ
る。
【0068】制御部SEは、コピーを開始するスタート
ボタンSTと、画像形成装置の本体部100内部の設定
温度を検知する温度センサQと、画像形成する用紙の有
無を検知する検出手段KE等と、これらの検知信号に基
づきCPUからなる制御部SEを介して制御信号を送信
し、その制御信号に従って作動する、ファン600と排
気ファン700および前記ドラム10の外周に4色のト
ナー像を重ね合わせて形成する画像形成部500等から
構成されている。
【0069】前記制御部SEには、画像読み取り装置に
よる画像データの記憶手段や演算手段等の一連の機能を
有しているが図示を省略してある。
【0070】ファン600及び排気ファン700を回転
駆動するモータへの給電制御は、スタートボタンSTが
押下され、本体部100内部の温度が予め設定された温
度以上になったことを温度センサQが検知し、当該検知
信号と、用紙Pの検出手段KEによる用紙有りの検知信
号とがCPUからなる制御部SEに取り込まれると、制
御信号を当該制御部SEから画像形成部500と図示し
ない2つのモータに送信し、画像形成部500の機能を
開始すると共にファン600を回転駆動し空気流を発生
させ、その空気流を前記ダクト601、602介して搬
送路Gとその周辺に送りこむ。前記ファン600の回転
駆動と同時に排気ファン700も回転駆動し、前記オゾ
ンフィルタ701でオゾンガスを吸収済みの内気を機外
に排出する。
【0071】また、図示しないモータ制御部をファンユ
ニット60に内蔵し、制御部SEからの検知信号を受信
し、その受信信号でモータ制御部がモータを制御する態
様とすることも可能である。
【0072】参照符号PUは、ファン600を回転駆動
するモータに接続しているコードCOの先端に組み付け
られているプラグであり、CONは本体部100の側面
に配設してあるコネクタであり、両部品でコネクタ部を
構成し、両者を接続することで制御が可能となる。
【0073】前記ファン600及び排気ファン700
は、例えば、大きさが、60mm(縦)×60mm
(横)×28mm(厚み)で、電圧DC24V、風量
0.5m3/分、回転数4700rpmの仕様のもので
構成しても良い。
【0074】実施態様としては、それぞれ1つのファン
構成としたが、必要に応じ複数個のファンで構成しても
良い。
【0075】以上のように、本体部100から突出した
用紙積載部101の投影面下に収まるように、ファンユ
ニット60を構成したことで、デッドスペースとして見
捨てられていた空間を活用し本体部100内部を小型化
し画像形成装置の設置床面積を小さくできる。
【0076】更に、用紙積載部(用紙積載手段である)
101と一体でファンユニット60を着脱可能としたた
め、図4の側面に2点鎖線で表示してある用紙積載系オ
プション装置FS(例、フィニッシャ、ソータ)を取り
付ける際、前記ファンユニット60に代えて、ファン8
00を含むファンユニット80をオプション装置の性能
やレイアウトの応じてファン性能、取り付け位置を変更
して装着できるので、オプション装置取付の制約が少な
くなり、効率も好ましい。
【0077】本発明の説明をカラープリンタの画像形成
装置で行ったが、モノクロ用画像形成装置にも適応され
る。
【0078】
【発明の効果】本発明により、空気流を発生させるため
のファンユニットを本体部から突出した用紙積載部の投
影面下に設けることにより、本体部を小型化し、設置床
面積の小さい画像形成装置を提供できた。
【図面の簡単な説明】
【図1】カラープリンタからなる画像形成装置の構成を
示す概略図である。
【図2】発熱ローラと加圧ローラの構成の一例を示す断
面図である。
【図3】ファンユニットと用紙積載部との関係を詳しく
説明するための模式図である。
【図4】ファンユニットの他の実施例を示す模式図であ
る。
【図5】ファン及び排気ファンの回転駆動を制御する制
御部のブロック図である。
【符号の説明】
P 用紙 10 ドラム 30 定着装置 60 ファンユニット 70 排気手段 100 本体部 101 用紙積載部 102 鈎 305 発熱ローラ 315 加圧ローラ 600,800 ファン 601,602 ダクト 603 先端部 700 排気ファン SE 制御部 CO コード PU プラグ CON コネクタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 記村 和芳 東京都八王子市石川町2970番地コニカ株式 会社内 (72)発明者 堅田 和則 東京都八王子市石川町2970番地コニカ株式 会社内 (72)発明者 鈴木 智雄 東京都八王子市石川町2970番地コニカ株式 会社内 Fターム(参考) 2H027 EA11 EC06 EE07 EF01 JA02 JA11 JB03 JB13 JB16 JB24 JC01 JC08 ZA07 ZA09 ZA10 2H071 AA35 AA37 BA03 BA13 BA16 BA20 DA12 DA15 DA23 DA24 DA31 EA04

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも、画像形成部を収納する本体
    部と、 前記本体部から突出し、前記画像形成部において画像形
    成された用紙を積載する用紙積載部と、 突出した前記用紙積載部の投影面下に設けられた、前記
    本体部内部に空気流を発生させるためのファンユニット
    と、 を有することを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記ファンユニットは、前記本体部に着
    脱可能に設けられていることを特徴とする請求項1に記
    載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記本体部に収納され、少なくとも、前
    記ファンユニットを制御する制御部と、 前記制御部と前記ファンユニットとを接続する着脱可能
    なコネクタ部と、 を有することを特徴とする請求項2に記載の画像形成装
    置。
  4. 【請求項4】 前記本体部に収納され、前記本体部内部
    から空気を排出する排気手段を有し、前記ファンユニッ
    トは、前記本体部内部に空気を供給する、 ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
JP2002047727A 2002-02-25 2002-02-25 画像形成装置 Pending JP2003248413A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008134484A (ja) * 2006-11-29 2008-06-12 Konica Minolta Business Technologies Inc 画像形成装置
JP2008216760A (ja) * 2007-03-06 2008-09-18 Fuji Xerox Co Ltd 画像形成装置
JP2017040748A (ja) * 2015-08-19 2017-02-23 コニカミノルタ株式会社 画像形成装置

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