JP2006119531A - 画像形成装置のオゾン排気構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】 プロセス印刷ユニット内に残留するオゾン濃度の低減するとともに、オゾン濃度の均一化を図った画像形成装置のオゾン排気構造を提供する。
【解決手段】 複数のプロセス印刷ユニット20を備えた画像形成装置1におけるオゾン排気構造100であって、プロセス印刷ユニット20内に発生するオゾンを排気する排気ダクトとを備えたオゾン排気構造において、排気ダクトを、主に複数の帯電器ケース224に沿って各々設けられたプロセス印刷ユニット側排気ダクト110と、プロセス印刷ユニット側排気ダクト110が連結されるメイン排気ダクト101とにより構成し、プロセス印刷ユニット側排気ダクト110を、帯電器ケース224内に流れ込む空気の流れ方向と、プロセス印刷ユニット側排気ダクト110からメイン排気ダクト101に流れ込む空気の流れ方向とが順方向となるように形成したことを特徴とするものとする。
【選択図】図1

Description

本発明は、画像形成装置のオゾン排気構造に関し、特に、画像形成装置のプロセス印刷ユニットに発生するオゾンを排気するためのオゾン排気構造に関する。
従来の画像形成装置において、プロセス印刷ユニットの感光体に電荷を付与する為に、高圧電源を利用し電圧印加を行っている。この時、電界発生部(チャージー線部、針電極の針部等々)からオゾンが発生することは良く知られている。
オゾンは、人体、並びに環境に悪影響を与えるだけでなく、画像形成装置に配置された感光体の感光層にダメージを与える。このため、画像形成装置の使用履歴によって経時的に適正な電圧の付与が出来なくなり、感光体の局所的に電界の不均一性を招来し“印字ボケ”や“感度不良”と呼ばれる不具合を起すという問題が生じている。
そこで、このような問題を解決するために、画像形成装置から装置外に排気する時は、排出口にオゾンフィルタを配置し、排気空気が所定環境基準を満足する状態で排気されるようにしている。
また、オゾン発生部においては、オゾン発生源に対してダクト等の遮蔽部材を配置し換気効率の向上を図り、発生したオゾンを速やかに取除くようにしたものや、オゾン発生源から感光体等のオゾンに汚染され易い部材を遠ざける手法が古くから種々提案されている(特許文献1,2を参照)。
一方、近年のカラー画像形成装置においては、従来のように1つの装置に1つのプロセス印刷ではなく、1つの装置に複数のプロセス印刷(ブラック、イエロ、マゼンタ、シアンの各プロセス印刷を示す。)を有する装置が多く開発されている。
このようなカラー画像形成装置においては、各々のプロセス印刷ユニットに対応する排気ダクト、排気ファンを配置することは装置の大型化とコストアップとなるため、通常は1つの排気ファンに対し複数のダクトを連結し、発生したオゾンを効率良く吸気して装置外に排気し、装置内の汚染を少なくする手法が講じられている。
従来のオゾンを排除する手法として、例えば、オゾン発生部に設けたダクトの吸気部に開口部(穴)を複数個形成し、オゾン発生部に新鮮な空気を導きながら発生したオゾンをダクト内に吸引する手法が一般的に採用されている。
また、前記開口部の穴径は、排気ファンから遠ざかるほど大きくして、排気ファンの効率(吸気効率)を一定にするようにしている。
特開平04−120556号公報 特開平08−95474号公報
しかしながら、従来の手法によれば、1つの排気ファンにより複数のプロセス印刷ユニットから同時に発生したオゾンを排気しようとすると、排気ファンとプロセス印刷ユニットとの位置関係によりに排気効率にバラツキが生じる。
これにより、従来の画像形成装置のオゾン排気構造では、単に排気を考慮したダクト構成では、オゾン濃度が偏ってしまい、オゾン濃度が高い部分では構成部品に悪影響を及ぼすという問題点があった。
本発明は、上記従来の問題点に鑑みてなされたものであって、プロセス印刷ユニット内に残留するオゾン濃度の低減するとともに、オゾン濃度の均一化を図った画像形成装置のオゾン排気構造を提供することを目的とするものである。
上述した課題を解決するための本発明に係る画像形成装置のオゾン排気構造の各構成は、次のとおりである。
請求項1に記載した画像形成装置のオゾン排気構造は、色分解された画像情報を色分解された色相に合致させる複数のプロセス印刷ユニットを備えた画像形成装置におけるオゾン排気構造であって、前記プロセス印刷ユニットの電界発生部を一端側から他端側に渡り包囲する遮蔽部と、前記遮蔽部と連通して該遮蔽部内に発生するオゾンを排気する排気通路とを備えたオゾン排気構造において、前記排気通路として、前記複数の遮蔽部に沿って各々設けられたプロセス印刷ユニット側排気通路と、前記プロセス印刷ユニット側排気通路が連結される主排気通路とを有し、前記プロセス印刷ユニット側排気通路を、前記遮蔽部内に流れ込む空気の流れ方向と、プロセス印刷ユニット側排気通路から主排気通路に流れ込む空気の流れ方向とが順方向となるように形成したことを特徴とするものである。
請求項2に記載した画像形成装置のオゾン排気構造は、請求項1に記載した構成に加えて、前記主排気通路を、並設された複数のプロセス印刷ユニットの一端側に該プロセス印刷ユニットの並び方向に沿って延設し、前記プロセス印刷ユニット側排気通路を、前記主排気通路に対して略垂直方向に延設するとともに、前記主排気通路の空気の流れ方向に沿って並設し、前記主排気通路には、並設された両端のプロセス印刷ユニット側排気通路よりも内側に排気ファンを配置したことを特徴とするものである。
請求項3に記載した画像形成装置のオゾン排気構造は、請求項1または2に記載した構成に加えて、前記プロセス印刷ユニット側排気通路の前記主排気通路との連結部を、主排気通路に対して垂直方向より遮蔽部内に流れ込む空気の流れ方向の下流に向かい傾斜して連結することを特徴とするものである。
請求項4に記載した画像形成装置のオゾン排気構造は、請求項2に記載した構成に加えて、前記遮蔽部内に流れ込む空気の流れ方向とプロセス印刷ユニット側排気通路から主排気通路内の空気の流れ方向とが順方向となるプロセス印刷ユニット側排気通路を、主排気通路に対して主排気通路内の空気の流れ方向に沿った方向に90度以下の傾斜角度で連結することを特徴するものである。
請求項5に記載した画像形成装置のオゾン排気構造は、請求項2に記載した構成に加えて、前記遮蔽部内に流れ込む空気の流れ方向とプロセス印刷ユニット側排気通路から主排気通路内の空気の流れ方向とが逆方向となるプロセス印刷ユニット側排気通路を、主排気通路に向かい主排気通路の空気の流れ方向に逆らった方向に90度以下の傾斜角度で連結することを特徴するものである。
請求項1乃至5に記載した発明によれば、画像形成装置のオゾン排気構造において、
オゾンを排気する排気通路として、複数の遮蔽部に沿って各々設けられたプロセス印刷ユニット側排気通路と、前記プロセス印刷ユニット側排気通路が連結される主排気通路とを有し、前記プロセス印刷ユニット側排気通路を、前記遮蔽部内に流れ込む空気の流れ方向と、プロセス印刷ユニット側排気通路から主排気通路に流れ込む空気の流れ方向とが順方向となるように形成することで、各プロセス印刷ユニット側排気通路から主排気通路への空気の流れをスムーズにすることができるので、各プロセス印刷ユニット内に残留するオゾン濃度を低減するとともに、オゾン濃度の均一化を図ることができる。
また、請求項1〜5に記載の発明で得られる上記共通の効果に加え、各請求項に記載の発明によれば次の効果を得ることができる。
詳しくは、請求項2に記載した発明によれば、前記主排気通路を、並設された複数のプロセス印刷ユニットの一端側に該プロセス印刷ユニットの並び方向に沿って延設し、前記プロセス印刷ユニット側排気通路を、前記主排気通路に対して略垂直方向に延設するとともに、前記主排気通路の空気の流れ方向に沿って並設し、前記主排気通路には、並設された両端のプロセス印刷ユニット側排気通路よりも内側に排気ファンを配置することで、装置の外形を大型化することなくコンパクトに構成できる。
請求項3に記載した発明によれば、前記プロセス印刷ユニット側排気通路の前記主排気通路との連結部を、主排気通路に対して垂直方向より遮蔽部内に流れ込む空気の流れ方向の下流に向かい傾斜して連結することで、プロセス印刷ユニット側排気通路から主排気通路に向かい空気の流れをスムーズにできる。
請求項4に記載した発明によれば、前記遮蔽部内に流れ込む空気の流れ方向とプロセス印刷ユニット側排気通路から主排気通路内の空気の流れ方向とが順方向となるプロセス印刷ユニット側排気通路を、主排気通路に対して主排気通路内の空気の流れ方向に沿った方向に90度以下の傾斜角度で連結することで、プロセス印刷ユニット側排気通路から主排気通路に向かい空気の流れをスムーズにできる。
請求項5に記載した発明によれば、前記遮蔽部内に流れ込む空気の流れ方向とプロセス印刷ユニット側排気通路から主排気通路内の空気の流れ方向とが逆方向となるプロセス印刷ユニット側排気通路を、主排気通路に向かい主排気通路の空気の流れ方向に逆らった方向に90度以下の傾斜角度で連結することで、プロセス印刷ユニット側排気通路から主排気通路に向かい空気の流れをスムーズにできる。
以下、本発明を実施するための最良の形態について図面を参照して説明する。
図1〜図3は発明を実施する形態の一例であって、図1は本発明の実施形態に係る画像形成装置の全体の構成を示す説明図(後方からの断面視図)、図2は前記画像形成装置を構成するプロセス印刷ユニットの構成を示す説明図、図3は前記プロセス印刷ユニットを構成する帯電器とそれに連通する排気ダクトの構成を示す説明図である。
本実施形態の画像形成装置1は、図1、図2に示すように、色分解された画像情報を色分解された色相に合致させる複数のプロセス印刷ユニット20(20a,20b,20c,20d)を備えた画像形成装置1であって、プロセス印刷ユニット20内に発生するオゾンを排気する排気ダクトを備えたオゾン排気構造を備えたものである。
ここで、本実施形態における画像形成装置1とオペレータとの位置関係は、図1に示す画像形成装置1の向こう側にオペレータが位置するようになっている。すなわち、画像形成装置1の図示されない側面が操作側となり、図1における正面視の左右方向は、オペレータが操作側に向う場合の左右方向とは逆になっている。
また、以下の説明中のフロント側(F側)はオペレータ側を示し、リア側(R側)は画像形成装置1の後側、すなわち図1に図示された面側を示すものとする。
まず、画像形成装置1の全体構成について説明する。
本実施形態に係る画像形成装置1は、図1に示すように、画像情報を色分解して色相毎に画像を形成してカラー画像を出力するようにした、いわゆるデジタルカラープリンタであって、大略的に画像形成部108と給紙部109とにより構成され、外部に接続されたパーソナルコンピュータ等の情報処理装置(図示省略)からの印刷ジョブに基づいて多色画像又は単色画像を記録用紙上に形成するものである。
画像形成部108は、電子写真方式で、イエロ(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の各色を用いて多色画像を形成するものであって、主に、露光ユニット10、プロセス印刷ユニット20、定着ユニット27、転写ベルトユニット30、転写ベルトクリーニングユニット37により構成されている。
画像形成部108の概略構成は、画像形成装置1の筐体1aの一端側の上部に定着ユニット27を配置し、該定着ユニット27の下方に筐体1aの一端側から他端側に渡り転写ベルトユニット30を配置するとともに、該転写ベルトユニット30の下方にプロセス印刷ユニット20を配置し、さらに該プロセス印刷ユニット20の下方に露光ユニット10を配置している。また、転写ベルトユニット30の他端側には転写ベルトクリーニングユニット37が設けられている。さらに、画像形成部108の上部には定着ユニット27に隣接して排紙トレイ43が設けられている。
そして、この画像形成部108の下側に給紙部109が構成されている。
本実施形態では、プロセス印刷ユニット20として、イエロ(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の各色に対応した4個のプロセス印刷ユニット20a,20b,20c,20dが設けられている。
これらプロセス印刷ユニット20a,20b,20c,20dは、筐体1a内で略水平方向(図中の左右方向)に平行して並設され、各色毎に像担持体たる感光体ドラム21a,21b,21c,21d、該感光体ドラム21a,21b,21c,21dを帯電させる帯電器22a,22b,22c,22d、現像器23a,23b,23c,23d、クリーナユニット24a,24b,24c,24d等をそれぞれ備えている。
ここで、各色毎に対応する構成要素に付したa,b,c,dの記号は、それぞれイエロ(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の各色に対応するように記載したものであるが、以下の説明において、特定の色に対応する構成要素を指定して説明する場合を除き、各色に対して設けられている構成要素をまとめて、感光体ドラム21、帯電器22、現像器23、クリーナユニット24と記載するものとする。
感光体ドラム21は、外周面の一部が転写ベルトユニット30の表面に接触するように配置されるとともに、ドラムの外周面に沿って電界発生部としての帯電器22、現像器23、及びクリーナユニット24が近接配置されている。
帯電器22は、図2、図3に示すように、主に、グリッド電極221、針状電極222、ホルダ223、遮蔽部としての帯電器ケース224により構成されている。尚、本実施形態では帯電器22としてチャージャー型帯電器を用いているが、ローラ型帯電器、ブラシ型帯電器等を用いても良い。
帯電器22は、感光体ドラム21を挟んで転写ベルトユニット30が配置する位置と略反対側で感光体ドラム21の外周面にグリッド電極221が接触するように配置されている。すなわち、グリッド電極221は感光体ドラム21の下方に配置されている。
グリッド電極221は、格子状、またはメッシュ状に形成され、感光体ドラム21の外周面を所定の電位に均一的に帯電するものである。
針状電極222は、細かい鋸歯状を呈し、グリッド電極221を介して感光体ドラム21に対向するとともに、該感光体ドラム21の長手方向に沿って延設されている。
ホルダ223は、感光体ドラム21に沿って長手方向に延設され、針状電極222を帯電器ケース224内に保持するものである。
帯電器ケース224は、針状電極222を外部から遮蔽する遮蔽部であって、針状電極222およびホルダ223を包囲するとともに、グリッド電極221側を開口した箱状を呈し、その開口部にはグリッド電極221が配置されている。
このように、帯電器22は、感光体ドラム21の下方で、グリッド電極221が配置される帯電器ケース224の開口側を上方に向けて、該グリッド電極221の下方に針状電極222を配置した状態で設置されている。
帯電器ケース224は、図3に示すように、F側、F側とR側との略中央部、およびR側の3箇所に、吸気部225を構成する開口部225a,225b,225cが形成されている。
開口部225a,225b,225cは、帯電器ケース224の長手方向に沿って略均等の間隔で形成されている。この開口部225a,225b,225cの開口面積は、プロセス印刷ユニットの断面積の5%程度で形成されている。
また、帯電器ケース224の針状電極222の下方の一側面224aに沿ってプロセス印刷ユニット側排気ダクト110が形成されている。
一側面224aには、図3に示すように、F側、F側とR側との略中央部、およびR側の3箇所に開口部225a、225b、225cと対応して、3箇所にプロセス印刷ユニット側排気ダクト110に連通する連通孔226が形成されている。連通孔226の開口部は矩形状を呈し、略同じ開口面積で形成されている。
現像器23は、図2に示すように、イエロ(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、及びブラック(K)の各色のトナーが各色ずつ現像器23毎に収納されており、感光体ドラム回転方向(図中の矢印A方向)で帯電器22より下流側に配置されている。そして、該感光体ドラム21の外周面に形成された静電潜像に各色のトナーを供給して顕像化するように構成されている。
クリーナユニット24は、感光体ドラム回転方向で帯電器22より上流側に配置されている。また、クリーナユニット24は、図2に示すように、クリーニングブレード241を備え、該クリーニングブレード241を感光体ドラム21の外周面に沿って当接配置し、該感光体ドラム21上の残留トナーを掻き取り回収するように構成されている。図中の符号242は回収したトナーを搬送する搬送スクリュである。
露光ユニット10は、図1に示すように、印刷用の画像データに基づいて各色毎に各々の感光体ドラム21上にレーザ光を照射して静電潜像を生成させるものであって、主に、レーザ照射部11aを備えたレーザスキャニングユニット(LSU)11、ポリゴンミラー12、及び各色毎にレーザ光を反射する反射ミラー13a,13b,13c,13d,14a,14b,14cとにより構成されている。
レーザ照射部11aから発せられたレーザ光は、ポリゴンミラー12により色分解された後に反射ミラー13a〜13d,14a〜14cで反射して、各色毎にそれぞれの感光体ドラム21上に照射されるようになっている。
尚、レーザスキャニングユニット11は、レーザ照射部11aの代わりにEL(Electro Luminescence)、LED(Light Emitting Diode)等の発光素子をアレイ状に並べた書込ヘッドを用いる構成であっても良い。
転写ベルトユニット30は、主に、転写ベルト31、転写ベルト駆動ローラ32、転写ベルト従動ローラ33、転写ベルトテンション機構34、中間転写ローラ35a,35b,35c,35dとにより構成されている。
尚、以下の説明においては、中間転写ローラ35a,35b,35c,35dを総して用いる場合には中間転写ローラ35と記載するものとする。
転写ベルト31は、厚さ75μm〜120μm程度のフィルムを用いて無端状に形成されている。転写ベルト31の材質は、ポリイミド、ポリカーボネート等が用いられている。
また、転写ベルト31は、その表面が感光体ドラム21の外周面と接触するように、転写ベルト駆動ローラ32、転写ベルト従動ローラ33、転写ベルトテンション機構34、中間転写ローラ35により張架され、該転写ベルト駆動ローラ32の駆動力により副走査方向(図中の矢印B方向)へ移動するように構成されている。
転写ベルト駆動ローラ32は、筐体1aの一端側に配置され、転写ベルト31に巻回されて駆動を掛けて該転写ベルト31を搬送するとともに、転写ベルト31と記録用紙とを重ね合わせた状態で転写ローラ36とで挟み込んで圧接しながら記録用紙を搬送するように設けられている。
転写ローラ36は、転写ベルト駆動ローラ32に対して略水平で平行に対向し、該転写ベルト駆動ローラ32に巻回される転写ベルト31に対して所定のニップで圧接するように配設され、該転写ベルト31上に形成された多色トナー像を記録用紙上に転写させるための電圧、すなわち、トナーの帯電極性(−)とは逆極性(+)の高電圧が印加されるように構成されている。
また、転写ベルト31と転写ローラ36との間のニップを定常的に得るために、転写ベルト駆動ローラ32又は転写ローラ36の何れか一方のローラを金属等の硬質材料により構成し、他方のローラを弾性ゴム、発泡性樹脂等の軟質材料により構成するようにしている。
転写ベルト駆動ローラ32と転写ローラ36の下側にはレジストローラ26が設けられている。レジストローラ26は、給紙部109から供給された記録用紙の先端と転写ベルト31上のトナー像の先端とを整合して転写ローラ36側へ搬送するように構成されている。
転写ベルト従動ローラ33は、筐体1aの他端側に配置され、転写ベルト駆動ローラ32とともに転写ベルト31を筐体1aの一端側から他端側に渡り略水平に架設している。
中間転写ローラ35は、転写ベルト駆動ローラ32から転写ベルト従動ローラ33に渡り巻回された転写ベルト31の内側空間に配置され、転写ベルト31の内側面と当接して外側面を感光体ドラム21の外周面に当接するように設けられている。
また、中間転写ローラ35は、図2に示すように、直径8〜10mmの金属(例えば、ステンレス)軸351を備え、その金属軸の外周面にEPDM、発砲ウレタン等の導電性を有する弾性材352が被覆されている。
このように構成された中間転写ローラ35は、感光体ドラム21に形成されたトナー像を転写ベルト31に転写するために高電圧の転写バイアス、すなわち、トナーの帯電極性(−)とは逆極性(+)の高電圧が印加され、弾性材352により転写ベルト31に対して均一的に高電圧を印加するようにされている。
転写ベルトクリーニングユニット37は、図1に示すように、転写ベルト従動ローラ33の近傍に設けられ、転写ベルト31に当接するように配置したクリーニングブレード37aを備え、該クリーニングブレード37aにより転写ベルト31上の残留トナーを掻き取り回収するようにされている。
定着ユニット27は、図1に示すように、加熱ローラ27aと加圧ローラ27bとにより構成された一対の定着ローラ271と、その定着ローラ271の上方に搬送ローラ27cを備え、記録用紙を定着ローラ271の下方より搬入して、搬送ローラ27cの上方に搬出するようにされている。
定着ユニット27の上方には排紙ローラ28が設けられ、搬送ローラ27cから搬送された記録用紙を該排紙ローラ28により排紙トレイ43上に記録用紙を排紙するようにされている。
定着ユニット27によるトナー像の定着は、加熱ローラ27aの内部若しくは近接して設けられたヒータランプ等の加熱手段(図示省略)を温度検出器(図示省略)の検出値に基づいて制御することにより、加熱ローラ27aを所定の温度(定着温度)に保つとともに、トナー像が転写された記録用紙を加熱ローラ27aと加圧ローラ27bとにより挟んで回転搬送しながら加熱・加圧することで記録用紙上にトナー像を熱定着するようにされている。
また、定着ユニット27に隣接して、両面印刷用の両面原稿搬送路S3が定着ユニット27の後方から下方に向かい給紙部109付近まで構成され、その両面原稿搬送路S3上に上下方向で並設された搬送ローラ29a,29bにより記録用紙を反転させた状態で、再び転写ローラ36に向かい搬送するようになっている。
具体的には、搬送ローラ29aは定着ユニット27の後方に配置され、搬送ローラ29bは、上下方向で搬送ローラ29aの下方に位置するとともに、横方向でレジストローラ26と略同じ位置に配置されている。
次に、給紙部109の構成について説明する。
給紙部109は、画像形成に使用する記録用紙を収容するための手差トレイ41及び給紙カセット42を備え、手差トレイ41又は給紙カセット42から記録用紙を一枚ずつ画像形成部108に供給するようにされている。
手差トレイ41は、図1に示すように、画像形成装置1の筐体1aの一側端(図中で右側)に、使用時には外方に拡開され、未使用時には一側端に収納可能に設けられ、利用者が所望する種類の記録用紙を少数枚(必要とする枚数)だけ載置して画像形成装置1の筐体1a内部に1枚ずつ取込むものである。
手差トレイ41による記録用紙の給紙方向(図中の矢印C方向)下流側の画像形成装置1の筐体1a内には、露光ユニット10の下方にピックアップローラ41aが設けられ、さらに給紙方向下流側に搬送ローラ41b,41c,41dが略水平に設けられている。
ピックアップローラ41aは、手差トレイ41から給紙された記録用紙の一端部の表面と接触して、ローラの摩擦抵抗により一枚ずつ確実に搬送するようになっている。
最下流側の搬送ローラ41dは、搬送ローラ41b,41cよりも上方に設けられ、これにより記録用紙を上方に向かい搬送するようになっている。
前述したピックアップローラ41a及び搬送ローラ41b,41c,41dによって記録用紙搬送路S1が構成されている。
一方、給紙カセット42は、筐体1a内の画像形成部108及び露光ユニット10の下側に設けられ、装置の仕様により規定されたサイズ、又は利用者が予め定めたサイズの記録用紙を大量に収容可能となっている。
給紙カセット42の一端部(図中の左側端部)の上にはピックアップローラ42aが設けられ、該ピックアップローラ42aの記録用紙搬送方向(図中の矢印D方向)下流側で斜め上方には搬送ローラ42bが設けられている。
ピックアップローラ42aは、給紙カセット42にセットされた記録用紙の最上部にある記録用紙の一端部の表面と接触して、ローラの摩擦抵抗により一枚ずつ確実に繰り出して搬送するようになっている。
搬送ローラ42bは、ピックアップローラ42aから繰り出された記録用紙を、筐体1a内の一端側に形成された記録用紙搬送路S2に沿って上方に向かい画像形成部108に搬送するようになっている。
次に、本実施形態の画像形成装置1におけるオゾン排気構造の構成について図面を参照して説明する。
図4は本実施形態に係る画像形成装置のオゾン排気構造の全体構成の概略を示す説明図、図5は前記オゾン排気構造におけるプロセス印刷ユニットの4色目のプロセス印刷ユニット側排気ダクトの構成を示す説明図である。
本実施形態に係る画像形成装置1のオゾン排気構造100は、図4に示すように、各プロセス印刷ユニット20a,20b,20c,20dに設けられたプロセス印刷ユニット側排気ダクト110a,110b,110c,110dを一本のメイン排気ダクト101に連結して、1つの排気ファン102により同時に排気するようにしたものである。
メイン排気ダクト101は、オゾン排気構造100の主排気通路を構成するものであって、画像形成装置1内に並設されたプロセス印刷ユニット20a〜20dの一端側で、該プロセス印刷ユニット20a〜20dの並び方向に沿って延設されている。
排気ファン102は、メイン排気ダクト101上において、並設されたプロセス印刷ユニット20のうちの3色目と4色目のプロセス印刷ユニット20c,20dに設けられたプロセス印刷ユニット側排気ダクト110c,110dの間に設けられている。
すなわち、排気ファン102によるメイン排気ダクト101内の空気の流れは、プロセス印刷ユニット20の1色目側から3色目を通って排気ファン102に向かう空気の流れR1と、プロセス印刷ユニット20の4色目側から排気ファン102に向かうの空気の流れ、つまり前述した空気の流れR1とは逆方向の空気の流れR2とが生じる。
プロセス印刷ユニット側排気ダクト110a〜110dの構成は、本実施形態においては、メイン排気ダクト101への連結部の形状を除き、主要部の構成を同一としているので、図3を参照して、プロセス印刷ユニット側排気ダクト110a〜110cの構成に基づき説明する。
プロセス印刷ユニット側排気ダクト110a〜110dは、図3に示すように、矩形状断面を有し、帯電器22の長手方向で帯電器ケース224に沿って延設されており、F側が閉塞されR側がメイン排気ダクト101に連設されている。すなわち、プロセス印刷ユニット側排気ダクト110a〜110d内の空気は、F側からR側に向かい排気されるようになっている。
プロセス印刷ユニット側排気ダクト110a〜110dの帯電器ケース224と対向する壁部111には、該帯電器ケース224に形成された3箇所の連通孔226と対向して該帯電器ケース224内部と連通する連通孔112a,112b,112cが形成されている。連通孔112a,112b,112cの開口部は矩形状を呈し、前記連通孔226の開口部と略同じ開口面積で形成されている。
プロセス印刷ユニット側排気ダクト110a,110b,110cは、図4に示すように、メイン排気ダクト101に対して略垂直に連結されている。
一方、プロセス印刷ユニット側排気ダクト110dは、図4,図5に示すように、メイン排気ダクト101に対して一端側の連結部110d1を該メイン排気ダクト101内の空気の流れ方向R2に逆らう方向に傾斜させた状態で連結されている。
プロセス印刷ユニット側排気ダクト110a〜110d内に流れ込む空気の流れは、図2、図4に示すように、それぞれの帯電器ケース224に設けられたグリッド電極221や吸気部225を介して該帯電器ケース224内から転写ベルト移動方向に沿った方向で流れ込むようになっている。すなわち、この空気の流れ方向R3は、メイン排気ダクト101内のプロセス印刷ユニットの1色目側から3色目を通って排気ファン102に向かう空気の流れ方向R1と同じ向きになっている。
ここで、本実施形態に係るオゾン排気構造100によるオゾン排気時の空気の流れについて図面を参照して説明する。
まず、プロセス印刷ユニット側排気ダクト110a〜110cからメイン排気ダクト101内に空気が流れ込む場合について説明する。
プロセス印刷ユニット20a〜20cを通ってプロセス印刷ユニット側排気ダクト110a〜110c内に流れ込む空気は、図4に示すように、空気の流れR3に沿ってプロセス印刷ユニット側排気ダクト110a〜110c内に流れ込むとともに、プロセス印刷ユニット側排気ダクト110a〜110cのF側からR側方向に向きを変えて流れる。
そして、プロセス印刷ユニット側排気ダクト110a〜110cからメイン排気ダクト101内に流れ込む時の空気の流れR4は、メイン排気ダクト101との連結部付近でメイン排気ダクト101内の空気の流れR1に沿って向きを変えて流れ込むようになっている。
上記の空気の流れを連続的に見ると、プロセス印刷ユニット側排気ダクト110a〜110c内に流れ込む空気の流れ方向(R3)とプロセス印刷ユニット側排気ダクト110a〜110c内からメイン排気ダクト101内に流れ込む空気の流れ方向(R4)とが略同じ方向になっている。
次に、プロセス印刷ユニット側排気ダクト110dからメイン排気ダクト101内に空気が流れ込む場合について説明する。
プロセス印刷ユニット20dを通ってプロセス印刷ユニット側排気ダクト110d内に流れ込む空気は、図4,図5に示すように、空気の流れR3に沿ってプロセス印刷ユニット側排気ダクト110d内に流れ込むとともに、プロセス印刷ユニット側排気ダクト110a〜110cのF側からR側方向に向きを変えて流れる。
そして、プロセス印刷ユニット側排気ダクト110dからメイン排気ダクト101内に流れ込む時の空気の流れR5は、メイン排気ダクト101との連結部110d1により、一旦、メイン排気ダクト101内の空気の流れR2とは逆方向、すなわち空気の流れR1の方向に向きを変えてからメイン排気ダクト101内に流れ込むようになっている。
すなわち、プロセス印刷ユニット側排気ダクト110dの空気の流れを連続的に見ると、前述したプロセス印刷ユニット側排気ダクト110a〜110dの場合と同様に、プロセス印刷ユニット側排気ダクト110d内に流れ込む空気の流れ方向(R3)とプロセス印刷ユニット側排気ダクト110d内からメイン排気ダクト101内に流れ込む空気の流れ方向(R5)とが略同じ方向になっている。
以上のように、プロセス印刷ユニット側排気ダクト110a〜110d内に流れ込む空気の流れ方向(R3)とプロセス印刷ユニット側排気ダクト110a〜110d内からメイン排気ダクト101内に流れ込む空気の流れ方向(R4,R5)とを略同じ方向にすることで、ダクト内の空気の流れをスムーズにすることができる。
次に、本実施形態の画像形成装置1による画像出力について説明する。
画像形成装置1は、給紙部109から供給される記録用紙上に感光体ドラム21上のトナー像をいわゆる中間転写方式によって転写ベルトユニット30を介して記録用紙に転写するようにされている。
まず、帯電器22により感光体ドラム21の外周面を所定の電位に均一的に帯電する。
帯電された感光体ドラム21に露光ユニット10からレーザ光を照射することで、各色毎の感光体ドラム21上に各色毎の静電潜像が生成される。
次に、現像器23より感光体ドラム21の外周面にトナーが供給されて、感光体ドラム21の外周面に形成された静電潜像がトナーにより顕像化(トナー像として)される。
そして、感光体ドラム21に生成したトナー像が転写ベルト31に転写される。
感光体ドラム21から転写ベルト31へのトナー像の転写は、転写ベルト31の裏側に接触配置された中間転写ローラ35によって行われる。
中間転写ローラ35にトナーの帯電極性(−)とは逆極性(+)の高電圧を印加することで、転写ベルト31は、この中間転写ローラ35により均一的に高電圧が印加されて逆極性(+)となる。これにより、感光体ドラム21上の帯電極性(−)のトナー像は、感光体ドラム21が転写ベルト31と回転接触する際に転写ベルト31上に転写される。
各々の感光体ドラム21に形成された各色のトナー像は、転写ベルト31が移動しながら各々の感光体ドラム21と回転接触するに従い順次に重ねて転写され、転写ベルト31上にはカラーのトナー像が形成される。
このようにして、各色毎に感光体ドラム21上でトナーにより顕像化された静電潜像は転写ベルト31上で積層され、印刷用画像が多色トナー像として転写ベルト31上に再現される。
そして、転写ベルト31上に転写された多色トナー像は、転写ベルト31が移動して記録用紙と該転写ベルト31とが重なり合う位置で、転写ローラ36によって転写ベルト31から記録用紙上に転写される。
感光体ドラム21と接触することで転写ベルト31に付着したトナー、又は転写ローラ36によって記録用紙上に転写が行われずに転写ベルト31上に残留したトナーは、次工程でトナーの混色を発生させる原因となるため、転写ベルトクリーニングユニット37によって除去および回収される。
次に、給紙部109による記録用紙の供給動作について説明する。
手差トレイ41に載置された記録用紙を用いる場合は、操作パネル(図示省略)の指示により制御されたタイミングで、ピックアップローラ41aにより手差トレイ41内から記録用紙が1枚ずつ装置内部に取り込まれる。
装置内部に取り込まれた記録用紙は、搬送ローラ41b,41c,41dにより記録用紙搬送路S1に沿って画像形成部108へ搬送される。
一方、給紙カセット42に収容された記録用紙を用いる場合は、ピックアップローラ42aにより給紙カセット42内から記録用紙が1枚ずつ分離給送され、搬送ローラ42bにより記録用紙搬送路S2に沿って画像形成部108へ搬送される。
手差トレイ41又は給紙カセット42から搬送された記録用紙は、レジストローラ26により記録用紙の先端と転写ベルト31上のトナー像の先端とを整合するタイミングで転写ローラ36側へ搬送されて、転写ベルト31上のトナー像が記録用紙上に転写される。
トナー像が転写された記録用紙は、略垂直に搬送されて定着ユニット27に到達し、定着ユニット27において、加熱ローラ27aと加圧ローラ27bとによりトナー像が記録用紙に熱定着される。
定着ユニット27を通過した記録用紙は、片面印刷要求の場合、排紙ローラ28により排紙トレイ43上にフェイスダウンで排出される。
一方、両面印刷要求の場合は、排紙ローラ28により記録用紙をチャックした後、該排紙ローラ28を逆回転させて記録用紙を両面原稿搬送路S3へ導き、搬送ローラ29a,29bにより再度レジストローラ26へ搬送する。
この時、記録用紙は、転写される面が反転するとともに搬送される前後方向が変わる。
つまり、最初の転写時にスタート側となる端部が裏面転写時にはエンド側となり、最初の転写時にエンド側となる端部が裏面転写時にはスタート側となる。
そして、記録用紙の裏面にトナー像を転写及び熱定着させた後、排紙ローラ28により排紙トレイ43上に排出される。
以上のように、記録用紙への転写動作が行われる。
次に、本実施形態に係る画像形成装置1のオゾン排気構造によるオゾンの排気について、実施例に基づき図面を参照して説明する。
本実施例は、本実施形態に係る画像形成装置1のオゾン排気構造100として、図4に示すように、プロセス印刷ユニット側排気ダクト110a〜110cのメイン排気ダクト101への連結部の形状をストレート形状とし、プロセス印刷ユニット側排気ダクト110dのメイン排気ダクト101への連結部の形状を、空気の流れR3に沿った方向に傾斜させた形状にしたものである。
以上のように構成したオゾン排気構造100において、4色目のプロセス印刷ユニット20dの帯電器ケース224及びプロセス印刷ユニット側排気ダクト110d内のオゾン濃度を測定してオゾンの排気状態を確認する。
また、本実施例の比較例として、オゾン排気構造200の構成を、図6に示すように、プロセス印刷ユニット側排気ダクト210a〜210dのメイン排気ダクト201への連結部の形状を全てストレート形状としたものについて、前述した実施例と同様に4色目のプロセス印刷ユニット20dの帯電器ケース224及びプロセス印刷ユニット側排気ダクト210d内のオゾン濃度の測定してオゾンの排気状態を比較する。
オゾン濃度の測定は、画像形成装置1の運転条件を、グリッド電圧を−600V、放電針電流を−600μAとして、フィルター前、帯電器ケース224内、およびプロセス印刷ユニット側排気ダクト110d,210d内の各々のF側、R側およびF側とR側との略中央部Cのオゾン濃度を経過時間毎に測定した。
図7の(a)〜(c)は本実施例におけるオゾン濃度の測定結果を示すグラフであって、(a)は本実施例における4色目のプロセス印刷ユニット側排気ダクト内の各部位におけるオゾン濃度を経時的に示したグラフ、(b)は本実施例における4色目のプロセス印刷ユニットの帯電器ケース内の各部位のオゾン濃度を経時的に示したグラフ、(c)は本実施例におけるオゾンフィルタ前のオゾン濃度を経時的に示したグラフである。
図8の(a)〜(c)は本実施例の比較例におけるオゾン濃度の測定結果を示すグラフであって、(a)は比較例における4色目のプロセス印刷ユニット側排気ダクト内の各部位におけるオゾン濃度を経時的に示したグラフ、(b)は比較例における4色目のプロセス印刷ユニットの帯電器ケース内の各部位のオゾン濃度を経時的に示したグラフ、(c)は比較例におけるオゾンフィルタ前のオゾン濃度を経時的に示したグラフである。
本実施例におけるプロセス印刷ユニット側排気ダクト110d内のオゾン濃度は、図7(a)に示すように、F側は約2ppm、中央部C及びR側は約9ppmであって、空気の流れ方向で上流側に向かうに従い高くなっている。
帯電器ケース224内のオゾン濃度は、図7(b)に示すように、F側、中央部C、及びR側ともに約7ppmであって、略均一な状態となっている。
また、オゾンフィルタ前のオゾン濃度は、図7(c)に示すように、約0.6ppm弱となっている。
一方、比較例におけるプロセス印刷ユニット側排気ダクト210d内のオゾン濃度は、図8(a)に示すように、F側、中央部Cは測定不能であり、R側は約3〜4ppmとなっている。
本実施例に係る帯電器ケース224内のオゾン濃度は、図8(b)に示すように、F側、中央部C、及びR側ともに約9ppmであり、第1実施例よりも濃度が高くなっている。
また、オゾンフィルタ前のオゾン濃度は、図8(c)に示すように、約0.5ppmとなっている。
上記測定結果より、本実施例によれば、図4に示すように、メイン排気ダクト101と連結するプロセス印刷ユニット側排気ダクト110dの連結部110d1を、プロセス印刷ユニット20dに流れ込む空気の流れR3に沿った方向に傾斜させた形状にすることで、メイン排気ダクト101に流れ込む空気の流れ方向R5が空気の流れR3と同一方向に近くなり、プロセス印刷ユニット側排気ダクト110d内を流れる空気の流れをスムーズにして、プロセス印刷ユニット20内の空気の循環を効率良く行うことができる。
これにより、帯電器ケース224内のオゾンを均等に排気してオゾン濃度を均一に低くすることができる。
尚、プロセス印刷ユニット側排気ダクト110dの連結部110d1の形状によって、オゾンフィルタ前のオゾン濃度が大きく変化していないことより、吸気側での吸気作用には大きく影響を及ぼしていないことが分かる。
以上のように構成したので、本実施形態によれば、画像形成装置のオゾン排気構造100において、プロセス印刷ユニット20側からオゾンを排気するためプロセス印刷ユニット側排気ダクト110a〜110dを、帯電器ケース224内に流れ込む空気の流れ方向R3とプロセス印刷ユニット側排気ダクト110a〜110dからメイン排気ダクト101に流れ込む空気の流れ方向R4,R5とが順方向となるように、メイン排気ダクト101に連結形成したことで、各プロセス印刷ユニット側排気ダクト110a〜110d内の空気の流れをスムーズにすることができるので、各プロセス印刷ユニット20a〜20d内に残留するオゾン濃度を低減するとともに、オゾン濃度の均一化を図ることができる。
また、本実施形態によれば、各々のプロセス印刷ユニット20a〜20dに設けられたプロセス印刷ユニット側排気ダクト110a〜110dを一本のメイン排気ダクト101に連通するように構成し、1つの排気ファン102により同時に排気するようにしたので、排気ダクト構造を省スペースで簡潔に構成でき、しかも構成部品を少なくできる。
さらに、本実施形態によれば、オゾン排気用の排気ファン102を3色目と4色目のプロセス印刷ユニット側排気ダクト110c,110dの間に設けることで、画像形成装置1の副走査方向の外形寸法内で排気ファン102を設置できるので、装置の外形を大型化することなくコンパクトに構成できる。
さらに、本実施形態によれば、プロセス印刷ユニット側排気ダクト110dとメイン排気ダクト101との連結部110d1を、プロセス印刷ユニット20dに流れ込む空気の流れ方向R3と略同じ方向(順方向)になるように形成しているので、メイン排気ダクト101内の空気の流れ方向R2に逆らう方向に傾斜した形状であっても、プロセス印刷ユニット側排気ダクト110dからメイン排気ダクト101に向かう空気の流れをスムーズにできる。
次に、本発明に係る画像形成装置のオゾン排気構造の第2の実施形態について、図面を参照して説明する。
尚、本実施形態に係る画像形成装置の構成は、前述した実施形態に係る画像形成装置1と同様な構成を有するものであって、前述した説明を参照することで、以下に示すオゾン排気構造の構成を除き、装置構成の説明および動作作用の説明は省略する。
図9は本実施形態に係る画像形成装置のオゾン排気構造の全体構成の概略を示す説明図である。
本実施形態に係るオゾン排気構造300は、図9に示すように、各プロセス印刷ユニット20a,20b,20c,20dに設けられたプロセス印刷ユニット側排気ダクト310a,310b,310c,310dを一本のメイン排気ダクト301に連結して、1つの排気ファン302により同時に排気するようにしたものである。
メイン排気ダクト301は、オゾン排気構造300の主排気通路を構成するものであって、画像形成装置内に並設されたプロセス印刷ユニット20a〜20dの一端側で、該プロセス印刷ユニット20a〜20dの並び方向に沿って延設されている。
排気ファン302は、メイン排気ダクト301上において、並設されたプロセス印刷ユニット20の4色目のプロセス印刷ユニット20dに設けられたプロセス印刷ユニット側排気ダクト310dより外側に設けられている。
すなわち、排気ファン302によるメイン排気ダクト301内の空気の流れは、プロセス印刷ユニット20の1色目側から4色目を通って排気ファン302に向かう空気の流れR1が生じる。
プロセス印刷ユニット側排気ダクト310a〜310dの構成は、本実施形態においては、主要部の構成を同一としているので、図3と前述したプロセス印刷ユニット側排気ダクト110a〜110dの構成の説明を参照するものとする。
プロセス印刷ユニット側排気ダクト310a〜310dは、F側が閉塞されR側がメイン排気ダクト301に連設されているため、プロセス印刷ユニット側排気ダクト310a〜310d内の空気は、F側からR側に向かい排気されるようになっている。
プロセス印刷ユニット側排気ダクト310a〜310d内に流れ込む空気の流れは、図2、図9に示すように、それぞれの帯電器ケース224に設けられたグリッド電極221や吸気部225を介して該帯電器ケース224内から転写ベルト移動方向に沿った方向で流れ込むようになっている。すなわち、この空気の流れ方向R3は、メイン排気ダクト101内のプロセス印刷ユニットの1色目側から4色目を通って排気ファン302に向かう空気の流れ方向R1と同じ向きになっている。
以上のように構成したオゾン排気構造300において、プロセス印刷ユニット20a〜20dの帯電器ケース224及びプロセス印刷ユニット側排気ダクト310a〜310d内のオゾン濃度を測定してオゾンの排気状態を確認する。
オゾン濃度の測定は、画像形成装置1の運転条件を、グリッド電圧を−600V、放電針電流を−600μAとして、帯電器ケース224内、およびプロセス印刷ユニット側排気ダクト310a〜310d内の各々のF側、R側およびF側とR側との略中央部Cのオゾン濃度を経過時間毎に測定した。
図10の(a)〜(d)は本実施形態における帯電器内のオゾン濃度の測定結果を示すグラフであって、(a)は本実施形態に係る画像形成装置における1色目のプロセス印刷ユニットの帯電器ケースト内の各部位におけるオゾン濃度を経時的に示したグラフ、(b)は前記画像形成装置における2色目のプロセス印刷ユニットの帯電器ケース内の各部位におけるオゾン濃度を経時的に示したグラフ、(c)は前記画像形成装置における3色目のプロセス印刷ユニットの帯電器ケース内の各部位におけるオゾン濃度を経時的に示したグラフ、(d)は前記画像形成装置における4色目のプロセス印刷ユニットの帯電器ケース内の各部位におけるオゾン濃度を経時的に示したグラフである。
また、図11の(a)〜(b)は本実施形態におけるプロセス印刷ユニット側排気ダクト内のオゾン濃度の測定結果を示すグラフであって、(a)は本実施形態に係る画像形成装置における1色目のプロセス印刷ユニット側排気ダクト内の各部位におけるオゾン濃度を経時的に示したグラフ、(b)は前記画像形成装置における2色目のプロセス印刷ユニット側排気ダクト内の各部位におけるオゾン濃度を経時的に示したグラフ、(c)は前記画像形成装置における3色目のプロセス印刷ユニット側排気ダクト内の各部位におけるオゾン濃度を経時的に示したグラフ、(d)は前記画像形成装置における4色目のプロセス印刷ユニット側排気ダクト内の各部位におけるオゾン濃度を経時的に示したグラフである。
本実施形態に係る帯電器ケース224内のオゾン濃度は、図10(a)〜(d)に示すように、1色目から4色目の全ての帯電器ケースにおいて、F側、中央部C、及びR側ともに約6〜8ppmとなっており、これにより、4色全てのプロセス印刷ユニット20a〜20d付近からオゾンが均等に排気がされていることが分かる。
一方、プロセス印刷ユニット側排気ダクト310a〜310d内のオゾン濃度は、図11(a)〜(d)に示すように、1色目から4色目の全てのプロセス印刷ユニット側排気ダクト310a〜310dにおいて、R側と中央部Cが約8〜10ppm、F側が約2.5〜3ppmとなっている。
上記結果より、本実施形態によれば、プロセス印刷ユニット側排気ダクト310a〜310dをメイン排気ダクト301に対して空気の流れが同じ状態となるように連結することで、メイン排気ダクト301内に同じ方向の空気の流れR4を生じさせて、オゾンを均等に排気することができる。
以上のように構成したので、本実施形態によれば、画像形成装置のオゾン排気構造300において、プロセス印刷ユニット20側からオゾンを排気するためプロセス印刷ユニット側排気ダクト310a〜310dを、帯電器ケース224内に流れ込む空気の流れ方向R3とプロセス印刷ユニット側排気ダクト310a〜310dからメイン排気ダクト101に流れ込む空気の流れ方向R4とが順方向となるように、メイン排気ダクト301に連結形成したことで、各プロセス印刷ユニット側排気ダクト310a〜310d内の空気の流れをスムーズにすることができるので、各プロセス印刷ユニット20a〜20d内に残留するオゾン濃度を低減するとともに、オゾン濃度の均一化を図ることができる。
また、本実施形態によれば、各々のプロセス印刷ユニット20a〜20dに設けられたプロセス印刷ユニット側排気ダクト310a〜310dを一本のメイン排気ダクト301に連通するように構成し、1つの排気ファン302により同時に排気するようにしたので、排気ダクト構造を省スペースで簡潔に構成でき、しかも構成部品を少なくできる。
さらに、本実施形態によれば、排気ファン302を4色目のプロセス印刷ユニット側排気ダクト310dの外側に設けることで、プロセス印刷ユニット側排気ダクト310a〜310dを同一方向から排気するとともに、各プロセス印刷ユニット20a〜20dに流れ込む空気の流れ方向R3と略同じ方向(順方向)に空気の流れR4が生じるので、プロセス印刷ユニット側排気ダクト310a〜310d内の空気の流れをスムーズにでき、オゾン濃度の均一化を図ることができる。
尚、本発明の画像形成装置のオゾン排気構造は、上記した実施の形態や実施例に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。
例えば、本実施形態では、帯電器ケース224とプロセス印刷ユニット側排気ダクト110a〜110dとを別体で構成しているが、この排気ダクトの構成を帯電器ケースの機能と排気ダクトの機能とを兼ね備えて一体的に構成したものであっても良い。
本発明の実施形態に係る画像形成装置の全体の構成を示す説明図である。 前記画像形成装置を構成するプロセス印刷ユニットの構成を示す説明図である。 前記プロセス印刷ユニットを構成する帯電器とそれに連通する排気ダクトの構成を示す説明図である。 前記画像形成装置のオゾン排気構造の全体構成の概略を示す説明図である。 前記オゾン排気構造におけるプロセス印刷ユニットの4色目のプロセス印刷ユニット側排気ダクトの構成を示す説明図である。 本実施形態に係るオゾン排気構造の実施例の比較例の全体構成の概略を示す説明図である。 (a)は本実施例における4色目のプロセス印刷ユニット側排気ダクト内の各部位におけるオゾン濃度を経時的に示したグラフ、(b)は本実施例における4色目のプロセス印刷ユニットの帯電器ケース内の各部位のオゾン濃度を経時的に示したグラフ、(c)は本実施例におけるオゾンフィルタ前のオゾン濃度を経時的に示したグラフである。 (a)は本実施例の比較例における4色目のプロセス印刷ユニット側排気ダクト内の各部位におけるオゾン濃度を経時的に示したグラフ、(b)は比較例における4色目のプロセス印刷ユニットの帯電器ケース内の各部位のオゾン濃度を経時的に示したグラフ、(c)は比較例におけるオゾンフィルタ前のオゾン濃度を経時的に示したグラフである。 本発明の第2の実施形態に係る画像形成装置のオゾン排気構造の全体構成の概略を示す説明図である。 (a)は本発明の第2の実施形態に係る画像形成装置における1色目のプロセス印刷ユニットの帯電器ケースト内の各部位におけるオゾン濃度を経時的に示したグラフ、(b)は前記画像形成装置における2色目のプロセス印刷ユニットの帯電器ケース内の各部位におけるオゾン濃度を経時的に示したグラフ、(c)は前記画像形成装置における3色目のプロセス印刷ユニットの帯電器ケース内の各部位におけるオゾン濃度を経時的に示したグラフ、(d)は前記画像形成装置における4色目のプロセス印刷ユニットの帯電器ケース内の各部位におけるオゾン濃度を経時的に示したグラフである。 (a)前記画像形成装置における1色目のプロセス印刷ユニット側排気ダクト内の各部位におけるオゾン濃度を経時的に示したグラフ、(b)は前記画像形成装置における2色目のプロセス印刷ユニット側排気ダクト内の各部位におけるオゾン濃度を経時的に示したグラフ、(c)は前記画像形成装置における3色目のプロセス印刷ユニット側排気ダクト内の各部位におけるオゾン濃度を経時的に示したグラフ、(d)は前記画像形成装置における4色目のプロセス印刷ユニット側排気ダクト内の各部位におけるオゾン濃度を経時的に示したグラフである。
符号の説明
1 画像形成装置
20,20a,20b,20c,20d プロセス印刷ユニット
22,22a,22b,22c,22d 帯電器
100,200,300 オゾン排気構造
101,201,301 メイン排気ダクト
102,302 排気ファン
110,110a,110b,110c,110d プロセス印刷ユニット側排気ダクト
110d1 連結部
224 帯電器ケース
210a,210b,210c,210d プロセス印刷ユニット側排気ダクト
310a,310b,310c,310d プロセス印刷ユニット側排気ダクト

Claims (5)

  1. 色分解された画像情報を色分解された色相に合致させる複数のプロセス印刷ユニットを備えた画像形成装置におけるオゾン排気構造であって、前記プロセス印刷ユニットの電界発生部を一端側から他端側に渡り包囲する遮蔽部と、前記遮蔽部と連通して該遮蔽部内に発生するオゾンを排気する排気通路とを備えたオゾン排気構造において、
    前記排気通路は、前記複数の遮蔽部に沿って各々設けられたプロセス印刷ユニット側排気通路と、前記プロセス印刷ユニット側排気通路が連結される主排気通路とを有して成り、
    前記プロセス印刷ユニット側排気通路は、前記遮蔽部内に流れ込む空気の流れ方向と、プロセス印刷ユニット側排気通路から主排気通路に流れ込む空気の流れ方向とが順方向となるように形成されたことを特徴とする画像形成装置のオゾン排気構造。
  2. 前記主排気通路は、並設された複数のプロセス印刷ユニットの一端側に該プロセス印刷ユニットの並び方向に沿って延設され、
    前記プロセス印刷ユニット側排気通路は、前記主排気通路に対して略垂直方向に延設されるとともに、前記主排気通路の空気の流れ方向に沿って並設され、
    前記主排気通路には、並設された両端のプロセス印刷ユニット側排気通路よりも内側に排気ファンが配置されたことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置のオゾン排気構造。
  3. 前記プロセス印刷ユニット側排気通路の前記主排気通路との連結部は、主排気通路に対して垂直方向より遮蔽部内に流れ込む空気の流れ方向の下流に向かい傾斜して連結されることを特徴とする請求項1または2に記載の画像形成装置のオゾン排気構造。
  4. 前記遮蔽部内に流れ込む空気の流れ方向とプロセス印刷ユニット側排気通路から主排気通路内の空気の流れ方向とが順方向となるプロセス印刷ユニット側排気通路は、主排気通路に対して主排気通路内の空気の流れ方向に沿った方向に90度以下の傾斜角度で連結されることを特徴する請求項2に記載の画像形成装置のオゾン排気構造。
  5. 前記遮蔽部内に流れ込む空気の流れ方向とプロセス印刷ユニット側排気通路から主排気通路内の空気の流れ方向とが逆方向となるプロセス印刷ユニット側排気通路は、主排気通路に向かい主排気通路の空気の流れ方向に逆らった方向に90度以下の傾斜角度で連結されることを特徴する請求項2に記載の画像形成装置のオゾン排気構造。
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