JP2008173811A - ラインヘッドおよびそれを用いた画像形成装置 - Google Patents

ラインヘッドおよびそれを用いた画像形成装置 Download PDF

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Abstract

【課題】レンズの清掃を円滑に行なえるラインヘッドおよびそれを用いた画像形成装置の提供。
【解決手段】83は、有機EL発光素子63を前面から覆う屈折率分布型ロッドレンズアレイ65が汚れた場合に、レンズ表面の拭き取りを行うクリーニングパッド(清掃具)である。ハウジング60の左右側面にはガイド溝が長手方向(主走査方向)に形成されている。押圧片90はクリーニングパッド83を接着剤などで固着し、押圧片90の両側の下部には脚部が設けられており、ガイド溝と係合している。クリーニングパッド83は押圧片90の脚部がガイド溝を摺動し、パッド85がレンズ表面を清掃する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、レンズの清掃を円滑に行なえるラインヘッドおよびそれを用いた画像形成装置に関するものである。
一般に、電子写真方式のトナー像形成手段は、外周面に感光層を有する像担持体としての感光体と、この感光体の外周面を一様に帯電させる帯電手段と、この帯電手段により一様に帯電させられた外周面を選択的に露光して静電潜像を形成する露光手段と、この露光手段により形成された静電潜像に現像剤であるトナーを付与して可視像(トナー像)とする現像手段とを有している。
ラインヘッドを用いてカラー画像を形成する画像形成装置としては、
タンデム方式のものと、ロータリ方式のものが知られている。このようなタンデム方式、またはロータリ方式の画像形成装置においては、光学系にSLA(セルフォックレンズアレイ:日本板硝子株式会社製)を用いる場合がある。画像形成装置を長時間使用すると、SLAの像担持体と対向する面に設けたレンズが塵や埃などで汚染されて光学特性が劣化してしまう。そこで、前記SLAのレンズ対向面に清掃具(クリーニングパッド)を挿入し、レンズ面を清掃することが行なわれている。
例えば、特許文献1には、画像形成装置の露光光源としてLEDを用いる構成において、LEDヘッドのレンズ列に清掃部材を摺動させてレンズ面を清掃することが記載されている。
特開2000−206854号公報
ラインヘッドにおいて、レンズを清掃する際レンズ端面と感光体の隙間は数mm程度しかなく、感光体に損傷を与えず、かつレンズ端面を確実に清掃するには困難が伴う。また、ラインヘッドを感光体から離間させて清掃する場合においても幅数mm程度のレンズ端面を300mm 以上の長さにわたって確実に清掃する必要が有り、また、清掃部材についた汚れを引き戻すことなく落とすことも必要とされる。
特許文献1に記載の例においては、清掃部材はレンズ列の表面に摺動させているが、レンズ面の接触面に対して上下左右の方向に自由に移動できる構成としている。このため、清掃部材がレンズ面から離間して、レンズ面の清掃不良が生じる場合があるという問題があった。
本発明は従来技術のこのような問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、レンズの清掃を円滑に行なえるラインヘッドおよびそれを用いた画像形成装置を提供することにある。
上記目的を達成する本発明のラインヘッドは、感光体の軸方向(主走査方向)にライン状に配列された複数の発光素子と、前記各発光素子の出力光を透過して感光体に出射するライン状に配列された複数のレンズと、前記光源とレンズを保持する枠体と、前記レンズの感光体側表面を清掃する清掃具とを有し、前記枠体の側面に前記軸方向に沿ってガイド溝を形成し、前記清掃具の先端を前記ガイド溝に係合して前記清掃具を前記軸方向に移動することを特徴とする。
また、本発明のラインヘッドは、前記清掃具は、前記軸方向と直交する方向の移動を規制する規制部材を設けたことを特徴とする。
また、本発明のラインヘッドは、前記ガイド溝は、前記軸方向に沿って傾斜させたことを特徴とする。
また、本発明のラインヘッドは、前記ガイド溝は、前記軸方向の両端で段差を設けたことを特徴とする。
また、本発明のラインヘッドは、前記ガイド溝は、前記枠体の両側面に設けたことを特徴とする。
また、本発明のラインヘッドは、前記発光素子を有機EL発光素子で形成したことを特徴とする。
また、本発明のラインヘッドは、前記レンズはSLAのレンズであることを特徴とする。
また、本発明の画像形成装置は、像担持体の周囲に帯電手段と、前記いずれかのラインヘッドと、現像手段と、転写手段との各画像形成用ユニットを配した画像形成ステーションを少なくとも2つ以上設け、転写媒体が各ステーションを通過することにより、タンデム方式で画像形成を行うことを特徴とする。
また、本発明の画像形成装置は、静電潜像を担持可能に構成された像担持体と、ロータリ現像ユニットと、前記いずれかのラインヘッドとを備え、前記ロータリ現像ユニットは、複数のトナーカートリッジに収納されたトナーをその表面に担持するとともに、所定の回転方向に回転することによって異なる色のトナーを順次前記像担持体との対向位置に搬送し、前記像担持体と前記ロータリ現像ユニットとの間に現像バイアスを印加して、前記トナーを前記ロータリ現像ユニットから前記像担持体に移動させることで、前記静電潜像を顕像化してトナー像を形成することを特徴とする。
本発明の実施形態においては、レンズ端面と感光体の隙間は数mm程度しかない場合でも、清掃具の不要な方向への移動を規制するので、レンズを清掃する際に感光体に損傷を与えず、かつレンズ表面を確実に清掃することができる。また、ラインヘッドを感光体から離間させて清掃する場合においても、幅(感光体の軸方向と直交する方向)数mm程度のレンズ表面を、300mm以上の長さ(感光体の軸方向)にわたって確実に清掃することができる。さらに、清掃具に付着した汚れを確実に除去することができる。
以下、図を参照して本発明を説明する。図6は、本発明のラインヘッドが適用される画像形成装置の一例を示す模式的断面図である。本実施形態は、転写ベルトとして中間転写ベルトを用いる例である。図6において、本実施形態の画像形成装置1は、ハウジング本体2と、ハウジング本体2の前面に開閉自在に装着された第1の開閉部材3と、ハウジング本体2の上面に開閉自在に装着された第2の開閉部材(排紙トレイを兼用している)4とを有している。
前記第1の開閉部材3は、開閉自在に装着された開閉蓋3'を備えて
おり、第1の開閉部材3内には、二次転写ユニット11、定着ユニット12、記録媒体搬送手段13が設けられている。また、ハウジング本体2内には、電源回路基板及び制御回路基板を内蔵する電装品ボックス5、画像形成ユニット6、送風ファン7、転写ベルトユニット9、給紙ユニット10が配設される。
転写ベルトユニット9は、図示を省略した駆動源により回転駆動される駆動ローラ14と、従動ローラ15と、ローラ14、15間に張架されて、前記駆動ローラ14と従動ローラ15により、矢視方向(図の例では一次転写部材21の当接面が下方向)へ循環駆動される中間転写ベルト16とを備えている。クリーニング手段17は、中間転写ベルト16の表面に離間、当接される。画像形成ユニット6は、複数(本実施形態では4色)の異なる色の画像を形成する画像形成ステーションY(イエロー用)、M(マゼンタ用)、C(シアン用)、K(ブラック用)を備えている。
各画像形成ステーションY、M、C、Kには、それぞれ、感光体ドラムからなる感光体20、帯電手段22、像書込手段であるラインヘッド23及び現像手段24を有している。感光体20に対向して一次転写部材21がその弾性力で当接され、一次転写部材21には転写バイアスが印加されている。駆動ローラ14に近接した位置には、テストパターンセンサ18が設置されている。
感光体20は、矢視方向(時計回り方向)に回転駆動される。帯電手段22は感光体20の表面を一様に帯電させる。ラインヘッド23は、図7に示すように、複数の有機EL発光素子63を感光体20の軸方向(主走査方向)にライン状に2列配列した、有機EL発光素子ライン61を用いている。有機EL発光素子63を用いたラインヘッド23は、レーザ走査光学系よりも光路長が短くてコンパクトであり、しかも、感光体20に対して近接配置が可能であるので、装置全体を小型化できるという利点を有する。また、レーザ走査光学系のように部品点数が多くないので、構成が簡略化される。
現像手段24は、トナー(図のハッチング部)を貯留するトナー貯留容器26と、このトナー貯留容器26内に形成されたトナー貯留部27と、トナー貯留部27内に配設されたトナー撹拌部材29と、トナー貯留部27の上部に区画形成された仕切部材30を有している。また、仕切部材30の上方に配設されたトナー供給ローラ31と、仕切部材30に設けられトナー供給ローラ31に当接されるブレード32と、トナー供給ローラ31及び像担持体20に当接するように配設される現像ローラ33と、現像ローラ33に当接される規制ブレード34とが設けられている。
給紙ユニット10は、記録媒体PPが積層保持されている給紙カセット35と、給紙カセット35から記録媒体PPを一枚ずつ給送するピックアップローラ36とからなる給紙部を備えている。また、二次転写部への記録媒体PPの給紙タイミングを規定するレジストローラ対37と、駆動ローラ14及び中間転写ベルト16に圧接される二次転写手段としての二次転写ユニット11と、定着ユニット12と、記録媒体搬送路13と、排紙ローラ対39と、両面プリント用搬送路40を備えている。記録媒体に両面プリントする場合には、片面に画像データを転写、定着した記録媒体を排紙ローラ対39の位置から逆送して両面プリント用搬送路40を搬送し、レジストローラ対37から再度記録媒体搬送路13で搬送する。
定着ユニット12は、ハロゲンヒータ等の発熱体を内蔵して回転自在な加熱ローラ45と、この加熱ローラ45を押圧付勢する加圧ローラ46と、加圧ローラ46に揺動可能に配設されたベルト張架部材47と、加圧ローラ45とベルト張架部材47間に張架された耐熱ベルト49を有している。記録媒体に二次転写されたカラー画像は、加熱ローラ45と耐熱ベルト49で形成するニップ部で所定の温度で記録媒体に定着される。図6の例では、画像形成装置は、像担持体の周囲に帯電手段と、ラインヘッドと、現像手段と、転写手段との各画像形成用ユニットを配した画像形成ステーションを少なくとも2つ以上設け、転写媒体が各ステーションを通過することにより、タンデム方式で画像形成を行うものである。
図7は、本発明のラインヘッド23を拡大して示す概略の斜視図である。図7において、有機EL発光素子63をガラス基板62上に主走査方向(感光体の軸方向)にライン状に配列し、有機EL発光素子ライン61を形成している。この有機EL発光素子ライン61は、主走査方向に長尺状に設けられているハウジング(枠体)60中に保持されている。本実施形態では、主走査方向に2ラインの発光素子ラインを設けているが、有機EL発光素子ラインは3列以上の複数ラインとすることが可能である。
図7に示す実施形態においては、感光体ユニット25に取り付けられた各感光体20に対して、ラインヘッド23を正確に位置決めするために、位置決めピン69とねじ挿入孔68を設けている。位置決めピン69を、図示を省略したラインヘッド23のケースの対向する位置決め穴に嵌入させる。位置決めピン69と位置決め穴とは主走査方向に若干の隙間を持って嵌入され、ラインヘッド23の主走査方向への位置調整が可能に設定されている。また、長尺の不透明なハウジング60の両端に設けたねじ挿入孔68を通して、固定ねじを前記ラインヘッド23のケースのねじ穴にねじ込んで固定することにより、各ラインヘッド23が所定位置に固定される。
屈折率分布型ロッドレンズアレイ(SLA)65は結像光学系を構成し、有機EL発光素子63の前面に配置される屈折率分布型ロッドレンズ66を俵積みしている。屈折率分布型ロッドレンズ65‘はライン状に複数配列されている。本実施形態においては、結像光学系として屈折率分布型ロッドレンズ65’を採用しているが、結像光学系としてマイクロレンズを採用しても良い。ハウジング60は、ガラス基板62の周囲を覆い、感光体20に面した側は開放する。このようにして、屈折率分布型ロッドレンズ65‘から感光体(像担持体)20に光線Rを射出する。
図1は、本発明の実施形態を示す図であり、図6の像担持体20とラインヘッド23の近傍を拡大して示している。ラインヘッド23については、図7と同じ部材には同一の符号を付しており、詳細な説明は省略する。ハウジング60は、ガラス基板62の周囲を覆い、像担持体20に面した側は開放する。ハウジング60のガラス基板62の端面と対向する面には、光吸収性の部材(塗料)が設けられている。各像担持体20の所定位置で当接回転するように、帯電手段22の導電性ブラシローラが支持されている。帯電手段22の像担持体20の移動方向で下流側には、ラインヘッド23が前記位置決めピン69により、各像担持体20に位置決めして各像担持体20に平行に支持されている。像担持体20はカートリッジ82により本体の筐体から挿脱可能とされている。
86はカートリッジ82の開口部、88は像担持体20とラインヘッド23の間に形成された遮蔽部、87は帯電手段22とラインヘッド23の間に形成された遮蔽部分である。この遮蔽部分87、88、特に、開口86とラインヘッド23間の遮蔽部分88が、ラインヘッド23中の有機EL材料からなる発光部へ外から紫外線が達するのを防いでいる。83は、有機EL発光素子61を前面から覆う屈折率分布型ロッドレンズアレイ65が汚れた場合に、拭き取りを行うクリーニングパッド(清掃具)である。クリーニングパッド83は、本体筐体の適宜の場所、例えば、図6の構成で、本体2の前面に開閉自在に装着された第1の開閉部材3の周辺に収納することができる。90はクリーニングパッド83の押圧片である。
図2は図1の部分的な拡大図である。図2において、ハウジング60の左右側面にはガイド溝94、95が長手方向(主走査方向)に形成されている。ガイド溝94、95の上部には、フランジ部60a、60bが設けられている。押圧片90はクリーニングパッド83を接着剤などで固着する固着部91が設けられている。また、押圧片90の両側脚部90a、90bの先端には鈎部92、93が設けられており、ハウジング60に形成されているガイド溝94、95と係合している。
図3に示すようにクリーニングパッド83には柄84が設けられており、柄84を操作して往復動することにより、クリーニングパッド83は押圧片90の鈎部92、93がガイド溝94、95を摺動する。この際に、図3に示すパッド85が屈折率分布型ロッドレンズアレイ65の表面を清掃する。押圧片90の両側脚部90a、90bは、ガイド溝94、95の上部に設けたフランジ部60a、60bと当接し、感光体の軸方向と直交する方向への移動が規制される。すなわち押圧片90の両側脚部90a、90bは、クリーニングパッド83の前記軸方向と直交する方向への移動を規制する規制部材として機能している。
このように、ハウジング60に形成されているガイド溝94、95と係合する鈎部を設けた押圧片90により、クリーニングパッド83は上下左右の方向にレンズ面から外れることがないので、レンズ面の清掃を効果的に行なうことができる。また、ガイド溝94、95に沿って鈎部92、93が円滑に摺動し、レンズ面清掃時のクリーニングパッド83の操作性が向上する。
本発明の実施形態においては、ラインヘッドがどのような位置にある場合でも、クリーニングパッド83でレンズ面の清掃ができる。例えば、
像担持体20のカートリッジ82を本体から抜き出さない状態で、ラインヘッド23を下方に下げてクリーニングパッド83をSLA65の主走査方向に挿入することができる。すなわち、本発明の実施形態においては、像担持体20を本体内に収納した状態でも、SLA65の出力光照射面(レンズ面)のクリーニングを行なうことができるので、メンテナンスの時期を任意に設定できる。
図3は、本発明の実施形態にかかるクリーニングパッド83の例を示す斜視図である。図3において、長尺状の柄84の一方先端にパッド85を取り付ける。柄84は、薄い矩形状に形成され、中央部には溝部84aが設けられている。この溝部84aは、例えばクリーニングパッド83でSLAの出力光照射面を清掃後、抜き出しを忘れたような場合でも、溝部84aを通して光源の出力光が遮光されることなく、SLAを通して、像担持体20に照射されるようにしている。パッド85は、柄84の長手方向と平行な方向の辺の長さ85aを短く、これと直交する方向の辺の長さ85bを長く設定している。
図4、図5は、ハウジング60の側面に形成されるガイド溝の例を示す説明図である。図4、図5では、ハウジング60の一方側面のみを示しているが、ハウジング60の両側面に同じ形状のガイド溝が形成されている。図4の例では、ガイド溝96は、主走査方向の一方端部Aよりも他方の端部Bの位置を下方に下がった位置となるように傾斜して設けている。このような構成であれば、クリーニングパッド83でSLAの出力光照射面を清掃してパッド85がB端側に至ると、パッド85がレンズ面から外れてパッド面に付着したトナーなどの汚れを確実に除去できる。
図5の例では、ハウジング60の側面に形成されるガイド溝97は、主走査方向の両端に下方に下がる段部X、Yを設けている。クリーニングパッド83でレンズ面を清掃してからのパッド85が段部X、Yの位置に来ると、パッド85がレンズ面よりも下がるのでパッド面85に付着したトナーなどの汚れを確実に除去できる。図5の構成では、ハウジング60の主走査方向の両端に段部X、Yを設けているので、段部X、Yのいずれの位置でもパッド面85の汚れを除去できるという利点がある。なお、ハウジング60の側面に形成されるガイド溝は、一方の側面にのみ設ける構成とすることもできる。この場合には、量側面に設ける場合よりも操作性は劣るが、コストが軽減されるという利点がある。
本発明においては、モノクロプリンタの他に、4サイクルカラープリンタや、タンデム方式のカラープリンタにも当該ラインヘッドは当然適用されるものである。これらのカラープリンタにおいては、本発明の構成とすることにより、ラインヘッドに形成される複数ラインの発光素子ラインを合理的に使用することができる。
次に、本発明に係るラインヘッドが適用される画像形成装置の他の形態について説明する。図8は、画像形成装置の縦断側面図である。図8において、画像形成装置160には主要構成部材として、ロータリ構成の現像装置161、像担持体として機能する感光体ドラム165、有機ELアレイが設けられている像書込手段(露光ヘッド)167、中間転写ベルト169、用紙搬送路174、定着器の加熱ローラ172、給紙トレイ178が設けられている。
現像装置161は、現像ロータリ161aが軸161bを中心として矢視A方向に回転する。現像ロータリ161aの内部は4分割されており、それぞれイエロー(Y)、シアン(C)、マゼンタ(M)、ブラック(K)の4色の像形成ユニットが設けられている。162a〜162dは、前記4色の各像形成ユニットに配置されており、矢視B方向に回転する現像ローラ、163a〜163dは、矢視C方向に回転するトナ−供給ローラである。また、164a〜164dはトナーを所定の厚さに規制する規制ブレードである。
165は、前記のように像担持体として機能する感光体ドラム、166は一次転写部材、168は帯電器、167は像書込手段で有機ELアレイが設けられている。感光体ドラム165は、図示を省略した駆動モータ、例えばステップモータにより現像ローラ162aとは逆方向の矢視D方向に駆動される。中間転写ベルト169は、従動ローラ170bと駆動ローラ170a間に張架されており、駆動ローラ170aが前記感光体ドラム165の駆動モータに連結されて、中間転写ベルトに動力を伝達している。当該駆動モータの駆動により、中間転写ベルト169の駆動ローラ170aは感光体ドラム165とは逆方向の矢視E方向に回動される。
用紙搬送路174には、複数の搬送ローラと排紙ローラ対176などが設けられており、用紙を搬送する。中間転写ベルト169に担持されている片面の画像(トナー像)が、二次転写ローラ171の位置で用紙の片面に転写される。二次転写ローラ171は、クラッチにより中間転写ベルト169に離当接され、クラッチオンで中間転写ベルト169に当接されて用紙に画像が転写される。上記のようにして画像が転写された用紙は、次に、定着ヒータHを有する定着器で定着処理がなされる。定着器には、加熱ローラ172、加圧ローラ173が設けられている。定着処理後の用紙は、排紙ローラ対176に引き込まれて矢視F方向に進行する。この状態から排紙ローラ対176が逆方向に回転すると、用紙は方向を反転して両面プリント用搬送路175を矢視G方向に進行する。177は電装品ボックス、178は用紙を収納する給紙トレイ、179は給紙トレイ178の出口に設けられているピックアップローラである。
用紙搬送路において、搬送ローラを駆動する駆動モータは、例えば低速のブラシレスモータが用いられる。また、中間転写ベルト169は色ずれ補正などが必要となるのでステップモータが用いられている。これらの各モータは、図示を省略している制御手段からの信号により制御される。図の状態で、イエロー(Y)の静電潜像が感光体ドラム165に形成され、現像ローラ62aに高電圧が印加されることにより、感光体ドラム165にはイエローの画像が形成される。イエローの裏側および表側の画像がすべて中間転写ベルト169に担持されると、現像ロータリ161aが矢視A方向に90度回転する。中間転写ベルト169は1回転して感光体ドラム165の位置に戻る。次にシアン(C)の2面の画像が感光体ドラム165に形成され、この画像が中間転写ベルト169に担持されているイエローの画像に重ねて担持される。以下、同様にして現像ロータリ161の90度回転、中間転写ベルト169への画像担持後の1回転処理が繰り返される。
4色のカラー画像担持には中間転写ベルト169は4回転して、その後に更に回転位置が制御されて二次転写ローラ171の位置で用紙に画像を転写する。給紙トレー178から給紙された用紙を搬送路174で搬送し、二次転写ローラ171の位置で用紙の片面に前記カラー画像を転写する。片面に画像が転写された用紙は前記のように排紙ローラ対176で反転されて、搬送径路で待機している。その後、用紙は適宜のタイミングで二次転写ローラ171の位置に搬送されて、他面に前記カラー画像が転写される。ハウジング180には、排気ファン181が設けられている。
以上、本発明のラインヘッドおよびそれを用いた画像形成装置について実施例に基づいて説明したが、本発明はこれら実施例に限定されず種々の変形が可能である。なお、本発明の実施形態として、SLAの出力光照射面の清掃を対象に説明したが、他の形態のレンズアレイ、例えばマイクロレンズアレイ(MLA)の出力光照射面の清掃に適用することも可能である。
本発明の実施形態を示す主走査方向の断面図である。 本発明の実施形態を示す主走査方向の断面図である。 本発明の実施形態を示す副走査方向の断面図である。 本発明の実施形態を示す斜視図である。 本発明に係る 本発明に係るタンデム方式の画像形成装置の概略構成を示す縦断側面図である。 図6のラインヘッドを示す斜視図である。 本発明の他の実施形態を示す画像形成装置の縦断側面図である。
符号の説明
1・・・画像形成装置、20・・・感光体(像担持体)、60・・・ハウジング(枠体)、61・・・有機EL発光素子ライン、62・・・ガラス基板、63・・・有機EL発光素子、65・・・屈折率分布型ロッドレンズアレイ、65‘・・・屈折率分布型ロッドレンズ、83・・・クリーニングパッド(清掃具)、84・・・柄、95・・・パッド、90・・・押圧片、91・・・固着部、92、93・・・脚部、94〜97・・・ガイド溝、160・・・画像形成装置、161・・・現像装置、165・・・感光体ドラム、167・・・ラインヘッド、169・・・中間転写ベルト、171・・・二次転写ローラ

Claims (9)

  1. 感光体の軸方向(主走査方向)にライン状に配列された複数の発光素子と、前記各発光素子の出力光を透過して感光体に出射するライン状に配列された複数のレンズと、前記光源とレンズを保持する枠体と、前記レンズの感光体側表面を清掃する清掃具とを有し、前記枠体の側面に前記軸方向に沿ってガイド溝を形成し、前記清掃具の先端を前記ガイド溝に係合して前記清掃具を前記軸方向に移動することを特徴とする、ラインヘッド。
  2. 前記清掃具は、前記軸方向と直交する方向の移動を規制する規制部材を設けたことを特徴とする、請求項1に記載のラインヘッド。
  3. 前記ガイド溝は、前記軸方向に沿って傾斜させたことを特徴とする、請求項1または請求項2に記載のラインヘッド。
  4. 前記ガイド溝は、前記軸方向の両端で段差を設けたことを特徴とする、請求項1または請求項2に記載のラインヘッド。
  5. 前記ガイド溝は、前記枠体の両側面に設けたことを特徴とする、請求項1ないし請求項4のいずれかに記載のラインヘッド。
  6. 前記発光素子を有機EL発光素子で形成したことを特徴とする、請求項1ないし請求項5のいずれかに記載のラインヘッド。
  7. 前記レンズはSLAのレンズであることを特徴とする、請求項1ないし請求項6のいずれかに記載のラインヘッド。
  8. 像担持体の周囲に帯電手段と、請求項1ないし請求項7のいずれかに記載のラインヘッドと、現像手段と、転写手段との各画像形成用ユニットを配した画像形成ステーションを少なくとも2つ以上設け、転写媒体が各ステーションを通過することにより、タンデム方式で画像形成を行うことを特徴とする、画像形成装置。
  9. 静電潜像を担持可能に構成された像担持体と、ロータリ現像ユニットと、請求項1ないし請求項7のいずれかに記載のラインヘッドとを備え、前記ロータリ現像ユニットは、複数のトナーカートリッジに収納されたトナーをその表面に担持するとともに、所定の回転方向に回転することによって異なる色のトナーを順次前記像担持体との対向位置に搬送し、前記像担持体と前記ロータリ現像ユニットとの間に現像バイアスを印加して、前記トナーを前記ロータリ現像ユニットから前記像担持体に移動させることで、前記静電潜像を顕像化してトナー像を形成することを特徴とする、画像形成装置。
JP2007007926A 2007-01-17 2007-01-17 ラインヘッドおよびそれを用いた画像形成装置 Pending JP2008173811A (ja)

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