JP4766977B2 - 粉体収容容器 - Google Patents

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本発明は、粉体収容容器、特に、外部から粉体を補給可能な粉体収容容器に関する。
プリンタなどの画像形成装置においては、現像器とトナーを収容するトナーコンテナとが別に配置されているタイプのものがある。このような画像形成装置では、現像器のトナー収容部にトナーコンテナからのトナーを供給するために、トナー収容部に対して挿脱可能なトナー搬送用パイプが設けられている。また、トナー収容部にはトナー搬送用のパイプが挿脱するための開口部が設けられ、開口部にはトナーが内部から外部に漏れるのを防止するシャッタ部材としてのシール部材が設けられている。このシール部材は、開口部にスリットの形成された弾性部材で構成されている(特許文献1参照)。
特開2003−223045号公報
従来のシール部材は、薄いとスリットが上下方向に少しずれてもトナー漏れが起こるので、スリットからのトナー漏れを確実に防止するためにはスリットは極力厚く設定されていることが望ましい。しかしながら、シール部材が厚くなればなるほど、パイプがシール部材のスリットに挿入されたときにパイプへ作用する摩擦力が大きくなる。このために、パイプを挿脱するためのパイプ駆動力として大きな駆動力が必要となる。
本発明の課題は、トナーなどの粉体搬送用の部材を粉体収容容器に挿脱する際の摩擦力を減らし、粉体搬送部材の挿脱を容易にすることにある。
請求項1に係る粉体収容容器は、粉体を搬送可能な粉体搬送部材が挿脱される容器であって、補給口を有するハウジングと、補給口に装着されたシール部材とを有する。ハウジングは、粉体補給口を有し、粉体を収容可能である。シール部材は、ハウジングの粉体補給口から粉体が外部へ漏れるのを防止するためにハウジングの粉体補給口に装着され、粉体搬送部材が挿脱されるスリット状の挿脱部と、挿脱部近傍以外であって粉体搬送部材が挿脱部に挿入される際に粉体搬送部材と接触する接触部とを有し、挿脱部及び接触部が弾性変形可能なシール部材を備える。また、接触部は挿脱部よりも摩擦抵抗が小さい。
この粉体収容容器では、粉体収容容器内に粉体を搬送する場合には、粉体搬送部材がシール部材の挿脱部を通って粉体収容容器内に進入し粉体収容容器内に粉体を供給する。このとき、粉体搬送部材の進入に伴って、シール部材の挿脱部及び接触部が弾性変形し、シール部材の挿脱部及び接触部は粉体収容容器内部に引き込まれる。このとき粉体搬送部材はシール部材の接触部と接触する。その後、粉体の供給が終了し、粉体搬送部材を粉体収容容器から離脱させる際には、粉体搬送部材の離脱に伴ってシール部材が外側に引っ張られて前記とは逆に弾性シールの挿脱部及び接触部が弾性変形する。このとき、粉体搬送部材はシール部材の接触部と接触する。
ここでは、接触部の摩擦抵抗が比較的小さいために、粉体搬送部材が粉体収容容器内に進入する際、及び粉体収容容器内から離脱させる際に、それぞれ粉体搬送部材がシール部材との接触による摩擦抵抗を受けにくくなる。
請求項2に係る粉体収容容器は、請求項1に記載の粉体収容容器であって、接触部は、シール部材の表面にシート部材を添付して構成されている。ここでは、本件の構成を簡単に得ることができる。
請求項3に係る粉体収容容器は、請求項2に記載の粉体収容容器であって、シート部材は、シール部材の両面またはいずれか一方の面に設けられている。
ここでは、両面に設けられることによって粉体搬送部材が粉体収容容器に挿入・離脱される際の摩擦抵抗が減少し、一方の面に設けられることによって両面にシート部材が設けられた場合よりも剛性が低下する。
請求項4に係る粉体収容容器は、請求項1から3のいずれかに記載の粉体収容容器であって、シート部材は挿脱部に対応する部分の近傍を矩形状に切り抜いたシート部材を添付して構成される。ここでは、本件のシール部材の構成が簡単に得られる。
請求項5に記載の粉体収容容器は、請求項1に記載の粉体収容容器であって、粉体はトナーであって、粉体収容容器は現像器である。
本発明では、粉体収容部材を粉体収容容器に挿脱する際に作用する摩擦力が減少し、粉体搬送部材の挿脱が容易に行える。
図1に本発明の一実施形態によるカラー画像形成装置としてのカラープリンタ1を示す。なお、この図1は各構成要素の配置を示すための模式図であり、各部の詳細は省略して示している。
このカラープリンタ1は、図示しないコンピュータ等に接続されており、コンピュータ等から送られてくる画像情報に基づいてカラー画像を用紙に印刷可能な装置である。また、このカラープリンタ1は、図1において右側がオペレータが操作する側であり、以下では、図1における装置の右側を手前側、左側を奥側とする。
カラープリンタ1は、感光体ドラム2と、回転現像装置3と、レーザユニット4と、トナー収容部5と、複数のトナー供給装置6と、中間転写ベルト7と、2次転写ローラ8と、定着装置9とを有している。
感光体ドラム2は、表面に静電潜像が形成されるものであり、装置のほぼ中央に回転自在に設けられ、その回転軸は装置の手前側から見て横方向に延びるように、すなわち図1の紙面に対して垂直に延びるように設けられている。感光体ドラム2の上部には、感光体ドラム2の表面を一様に帯電するための帯電ローラ10が設けられている。また感光体ドラム2の側方には、感光体ドラム2の表面に残留したトナーや付着物を清掃するためのドラムクリーニング装置11が設けられている。
回転現像装置3は、感光体ドラム2に形成された静電潜像を各色のトナーによって現像するものであり、感光体ドラム2に隣接して、中心が感光体ドラム2の中心とほぼ同じ高さ位置になるように設けられている。この回転現像装置3は、回転枠15と、4色のトナーに対応して設けられ回転枠15に支持された4つの現像器16とを有している。回転枠15は、感光体ドラム2の回転軸と平行な軸の回りに回転自在な円筒形状であり、図示しないモータやギアを含む駆動機構によって回転させられるようになっている。また、回転枠15は、回転軸の中心から放射状に延びる仕切枠によって円周方向に4等分された4つの区画を有しており、各区画にイエロー、シアン、マゼンタ、ブラックの4つのトナー色に対応した現像器16が配置されている。
図2に1つの現像器16の外観を、また、図3にその縦断面を示している。粉体収容容器としての各現像器16は、それぞれほぼ同様の構成であり、感光体ドラム2に対向配置可能な現像ローラ16aや、トナー攪拌用の攪拌部材16b等が設けられている。また、トナー収容部からトナーを現像器16の内部に供給するために、現像器16のハウジング17の外周側にトナー供給部が設けられている。このトナー供給部は、ハウジング17の一部に開口を形成するとともに、この開口にシール部材70を固定してなるものである。
このシール部材70は、図3及びその平面図である図4に示すように、弾性部材71とシート部材72とを有している。弾性部材71は、直方体状であって、後述するトナー供給パイプ25が進入可能なスリット73が形成されている。また、弾性部材71は、例えば高密度マイクロセルウレタンフォームなどのウレタンフォーム、JIS―A硬度(Hs)が20度〜80度程度の熱可塑性エラストマーやゴム等によって形成されている。接触部としてのシート部材72は弾性部材71の一側面と同じ四角形状の部材であって、弾性部材71のスリット73に対応する位置の近傍が長方形状に切り取られている。この長方形の短い方の一辺は6ミリであって、その真ん中にスリット73が設けられている。シート部材72は、弾性部材71よりも摩擦係数が低い部材であって、例えば、フッ素樹脂シートやテープ等によって形成されている。そして、このシート部材72は弾性部材71の両面に接着剤により貼付されている。
レーザユニット4は、外部のコンピュータ等から送られてきた画像情報に基づいて、感光体ドラム2を走査露光するものであり、感光体ドラム2の上方で、かつ回転現像装置3の回転軸より装置奥側に配置されている。なお、レーザユニット4の内部の構成は、従来の構成と同様であり、レーザ光源、ポリゴンミラー、ポリゴンミラー駆動用モータ等を有している。また、レーザユニット4のレーザ光路の前方には、反射ミラー20が設けられている。したがって、図1の一点鎖線で示すように、レーザユニット4から発射されたレーザ光は、この反射ミラー20によって屈曲し、回転現像装置3の装置手前側上方を通過し、感光体ドラム2の表面に照射されるようになっている。
トナー収容部5は、回転現像装置3の各現像器16に対して供給するトナーを収容する部分であり、感光体ドラム2の上方で、かつレーザユニット4と対向する側(装置手前側)に配置されている。このトナー収容部5は、横方向(図1の紙面垂直方向)に並べて配置されたイエロー、シアン、マゼンタ、ブラックのそれぞれの各色のトナーを収容する4つの収容部を有している。
トナー供給装置6は、トナー収容部5に収容された各色のトナーを、対応する現像器16に供給するためのものであり、感光体ドラム2の上方において、レーザユニット4とトナー収容部5との間のスペースに配置されている。このトナー供給装置6は、図1の要部拡大図である図5に示すように、上下方向に移動可能な4つのトナー供給パイプ25と、トナー収容部5の各色のトナーを収容している部分と対応するトナー供給パイプ25とを連結する4つの搬送パイプ26と、各トナー供給パイプ25を上下動させるための駆動機構27とを有している。
トナー供給パイプ25は、上下方向に長く、上端が装置手前側に、下端が装置奥側に傾斜している。このトナー供給パイプ25は、先端が先細形状となっており、下方に移動した際には、先端が現像器16のシール部材70のスリット73を通って内部に進入可能である。また、トナー供給パイプ25の内部には、トナーを搬送するためのスパイラル部材30が回転可能に設けられている。
搬送パイプ26は、トナー供給パイプ25の上下動に追従して移動可能なように、可撓性を有するパイプである。そして、内部には、コイルスプリング31が配置されており、図示しない駆動機構によって回転させられて、これによりトナーが搬送パイプ26内を通ってトナー供給パイプ25側に搬送される。
駆動機構27は、トナー供給パイプ25の外周部に、軸方向に沿って設けられたラック32と、このラック32に噛み合うピニオンギア33とを有している。ピニオンギア33は装置のフレームに回転自在に支持されており、図示しないモータ等によって駆動されるようになっている。そして、この駆動機構27によって、トナー供給パイプ25は、上方の待避位置と、下方で先端部が現像器16の内部に進入した供給位置とを取り得る。
中間転写ベルト7は、感光体ドラム2に形成された各色のトナー画像が順次転写されるものであり、感光体ドラム2及びトナー収容部5の下方に配置されている。この中間転写ベルト7は、駆動ローラ35とバネ38によって駆動ローラ35から離れる側に付勢された従動ローラ36との間に掛け渡されている。また、中間転写ベルト7の感光体ドラム2と対向する部分は、1対の1次転写ローラ37a,37bによって感光体ドラム2に当接するように構成されている。
2次転写ローラ8は、中間転写ベルト7に転写された画像を、搬送されてきた用紙に転写するためのものであり、駆動ローラ35の下方に駆動ローラ35と対向するように配置されている。そして、この2次転写ローラ8には、図示しない電圧印加手段によって、用紙に対して、画像転写のためのバイアス電圧が印加されている。
定着装置9は、用紙上に転写されたトナーを溶融定着するためのものであり、回転現像装置3の下方で、かつ装置奥側に配置されている。この定着装置9は、ヒータを内蔵する加熱ローラ9aと加熱ローラ9aに圧接する加圧ローラ9bとを有しており、両ローラ間に用紙を挟持して搬送する。
なお、このプリンタ1では、装置の上部表面、すなわち、レーザユニット4、トナー供給装置6及びトナー収容部5の上方に、画像が形成された用紙を載置するための排出部50が形成されている。また、装置の底部には給紙トレイ52が配置され、トナー収容部5の下方でかつ給紙カセット52の上方には、装置の手前側の側壁を構成するように給紙トレイ65が配置されている。この給紙トレイ65は、下端を中心に回動自在(開閉自在)であり、上端を装置手前側に倒すことが可能である。このようにして給紙トレイ65を開いた状態では、給紙トレイ65上に用紙を載置し、この用紙を装置内部に給紙することが可能である。
次に画像形成動作について簡単に説明する。まず、カラープリンタに電源が投入されると、各種パラメータが初期化され、定着部の温度設定を行うなどの初期設定が実行される。そして、このプリンタに接続されたコンピュータ等から画像データが入力され、印刷開始の指示がなされると、以下のようにして画像形成動作が実行される。なお、この画像形成動作中においては、トナー供給パイプ25は上方の待避位置に移動させられている。
まず、帯電ローラ10によって感光体ドラム2が帯電される。その後、この感光体ドラム2に対して、レーザユニット4により画像データに対応した走査露光が行われ、感光体ドラム2には静電潜像が形成される。次に、回転現像装置3が回転されて、対応する色の現像器16が感光体ドラム2に対向させられる。この状態で、感光体ドラム2の静電潜像が対応する色のトナーによって現像される。現像された画像は、中間転写ベルト7に転写される。以上の動作を各色毎に順次繰り返すことによって、中間転写ベルト7上にはフルカラー画像が形成される。なお、感光体ドラム2に残留した残留トナー等は、ドラムクリーニング装置11により清掃されて、図示しない廃トナーコンテナに廃棄される。
一方で、給紙カセット52から1枚の用紙が前送りコロ等によって取り出され、この用紙は、中間転写ベルト7上の画像形成にタイミングを合わせて搬送され、2次転写ローラ8に案内される。2次転写ローラ8は中間転写ベルト7に当接し、2次転写ローラ8に印加された転写バイアスにより、中間転写ベルト7上に形成されたフルカラーの画像が用紙に転写される。この用紙は搬送路を介して定着装置9に案内され、この定着装置9による加熱・加圧によって画像が用紙に定着されて、排出部50に排出される。
現像器16に対してトナーを供給する場合は、トナー供給パイプ25を下方に移動させて供給位置に位置させる。すなわち、図示しないモータを駆動すると、ギアを介してピニオンギア33が回転し、これによってラック32が固定されたトナー供給パイプ25が下方に移動する。一方、トナー収容部5からは、トナーが搬送パイプ26を介してトナー供給パイプ25側に供給されている。そして、トナー供給パイプ25の先端はトナー供給口に配置されたシール部材70に接触し、その後スリット73を通過して現像器16の内部に進入する。ここでは、スリット73の近傍にシート部材72が設けられていないのでスリット73の近傍において弾性部材71の変形が妨げられない。このとき、トナー供給パイプ25の移動に伴ってシール部材70のスリット73近傍部分は図6に示すように弾性変形し、シール部材70が現像器16内部に引き込まれる。このとき、トナー供給パイプ25の外周面はシール部材70の表面に設けられたシート部材72と接触するために、進入の際の摩擦力が小さくなり、トナー供給パイプ25を挿入しやすくなる。このトナー供給パイプ25の下方への移動に際して、トナー供給パイプ25を構成する外筒部が内筒部に対して回転し、トナー供給パイプ25の先端が現像器16の内部に進入した時点では、外筒部の開口と内筒部の開口が一致する。すなわち、シャッタ機構が開き、トナー供給パイプ25の内部のトナーは現像器16の内部に供給される。
その後、トナー補給が終了すると、トナー供給パイプ25は元の位置に戻るために上方に移動する。この際には、前記とは逆に、図7に示すように、トナー供給パイプ25によってシール部材70が上方に引っ張られることとなる。この場合においても、トナー供給パイプ25の外周面はシール部材70の裏側に設けられたシート部材72と接触するが、シート部材72の摩擦係数が小さいために、トナー供給パイプ25に対する摩擦抵抗が小さくなる。このために、トナー供給パイプ25が現像器16から離脱しやすくなる。
従って、トナー補給時のトナー補給パイプ25の挿入荷重及び抜き取り荷重が小さくなる。
[他の実施形態]
上記実施形態では、粉体としてトナーを用いたが、本発明はトナーに限らず別の粉体であっても良い。また、上記実施形態では、シート部材72は弾性部材71の両面に設けたが、どちらか一面であっても良い。
以下本発明の実施例を示す。
実施例1〜3及び比較例
シート部材72の厚さを6ミリとして、トナー補給パイプ25の直径を12ミリとしている。図4に示すように、シート部材72は、弾性部材71のスリット73に対応する位置の近傍が長方形状に切り取られている。この長方形の短い方の一辺は6ミリであって、その真ん中にスリット73が設けられている。このような状態で、シート部材72の材質などを変更してトナー供給パイプ25の挿入及び抜き取りを1000回繰り返す実験を行った。挿入を繰り返したときの実験結果を図8に示し、抜き取りを繰り返したときの実験結果を図9に示す。ここで実施例1は、シート部材72としてフッ素樹脂テープ(株式会社日東電工製#903UL)を使用した場合であり、実施例2はフッ素樹脂シート(中興化成製スカイブドテープ80μm)を使用した場合であり、実施例3は弾性部材71としての高密度マイクロウレタンフォームにフッ素表面処理加工を行った場合であり、比較例は、フッ素表面処理加工を行なわずに弾性部材71として高密度マイクロウレタンフォームを使用した場合である。また、耐久挿入荷重及び耐久抜き取り荷重は1000回の挿入及び抜き取りを繰り返し行った後の挿入荷重及び抜き取り荷重を示す。
実施例1の結果及び実施例2の結果と比較例の結果とから、表面にシート部材72を貼り付けた場合には、1000回の実験後も挿入荷重及び抜き取り荷重は小さくなる。また、実施例3と比較例とから表面にフッ素加工を行った方が挿入荷重及び抜き取り荷重は小さくなる。さらに、実施例1と実施例3とから表面にフッ素表面処理加工を行った場合よりもシート部材72を貼り付けた方が、1000回の挿入及び抜き取りを繰り返し行った後の挿入荷重及び抜き取り荷重の増加率が小さくなる。
本発明の一実施形態によるカラープリンタ1の概略構成図。 現像器16の1つを示した図。 現像器16の断面図。 シール部材70の詳細図。 トナー供給装置の詳細断面図。 トナー供給パイプ25がシール部材70に挿入される際の図。 トナー供給パイプ25がシール部材70から離脱する際の図。 弾性部材71の上面(現像器16の外側)のみにシート部材72を設けた場合の実験結果。 弾性部材71の下面(現像器16の内側)のみにシート部材72を設けた場合の実験結果。
符号の説明
1 カラープリンタ
2 感光体ドラム
3 回転現像装置
4 レーザユニット
5 トナー収容部
6 トナー供給装置
7 中間転写ベルト
8 2次転写ローラ
9 定着装置
16 現像器
70 シール部材
71 弾性部材
72 シート部材

Claims (4)

  1. 粉体を搬送可能な粉体搬送部材が挿脱される粉体収容容器であって、
    粉体補給口を有し粉体を収容可能なハウジングと、
    前記ハウジングの前記粉体補給口から粉体が外部へ漏れるのを防止するために前記ハウジングの前記粉体補給口に装着される弾性変形可能なシール部材であって、前記粉体搬送部材が挿脱されるスリット状の挿脱部と、前記挿脱部近傍以外の部分であって前記粉体搬送部材が前記挿脱部に挿脱される際に前記挿脱部の近傍の部分が弾性変形することにより前記粉体搬送部材と接触する接触部とを有するシール部材とを備え、
    前記シール部材は、前記粉体搬送部材が前記挿脱部に挿入される際に前記粉体搬送部材に接触する第1表面と、前記第1表面の裏側の第2表面であって前記粉体搬送部材が前記挿脱部から離脱される際に前記粉体搬送部材に接触する第2表面と、を有しており、
    前記接触部は前記挿脱部の近傍の部分よりも摩擦抵抗が小さい、
    粉体収容容器。
  2. 前記接触部は前記シール部材の両面又は前記第1表面若しくは前記第2表面にシート部材を貼付して構成されている、請求項1に記載の粉体収容容器。
  3. 前記シート部材は前記挿脱部に対応する部分の近傍を矩形状に切り抜いて形成されている、請求項に記載の粉体収容容器。
  4. 前記粉体はトナーであって、前記粉体収容容器は現像器である、請求項1に記載の粉体収容容器。
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