JP6398418B2 - 組電池およびタブ接合方法 - Google Patents

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Description

本発明は、積層方向のタブ同士を重ね合わせて接合してなる組電池に関する。
偏平な単電池を複数積層してなる組電池として特許文献1に記載されたものが知られている。特許文献1に記載された組電池では、電極端子が1回または複数回折り曲げられるようにして、偏平な単電池の各々が構成されている。積層方向に隣接した偏平な単電池の折り曲げられた電極端子同士が、突き合わせ接続、重ね接続またはフランジ状の突き合わせ接続によって互いに接続されている。
特表2012−525665号公報
しかし、積層方向に隣接した複数の偏平な単電池において、単電池の偏平面と平行に導出した電極端子の直線部の先端から折り曲げ部をそれぞれ直角に折り曲げて、折り曲げ部同士を突き合わせるかまたは重ね合わせてレーザ溶接を行うようにすると、電極端子の折り曲げ部と単電池の本体部との間の空間にレーザ溶接用の治具を挿入する必要があり、電極端子の幅方向に沿って治具を挿入することになる。従って、上記空間を十分に確保して治具を確実に挿入するためには、電極端子の直線部を長くすることが必要となり、これにより、組電池全体が大型化する。
本発明は、タブが偏平面と平行に導出された偏平な単電池を用い、この偏平な単電池を複数積層してなる組電池において、各タブが、基部と、基部の一方の側部から折り曲げられた折り曲げ部と、を有しており、各折り曲げ部が、基部よりも突出して延びており、積層方向に隣接した複数のタブの折り曲げ部同士が、重ね合わされて互いに接合されてなる組電池を提供するものである。
本発明によれば、各タブの導出方向の先端ではなく一方の側部から折り曲げ部を折り曲げてあるので、タブ導出方向へとタブの基部を長くすることなく、さらに、タブと単電池の本体部との間の空間にレーザ溶接用の治具を挿入しなくてすむようにして、組電池の小型化が図れる。
単電池の一例としてラミネート型のリチウムイオン二次電池の概略構造を示す斜視図である。 本発明に係る組電池の第1の実施例を示す図である。 本発明に係る組電池における1つの単電池の1つのタブの初期状態を示す図である。 図3の単電池のタブを折り曲げた状態を示す図である。 図4の単電池を同図の右側から見た図である。 (A)は図2の第1〜4の単電池における一方のタブの列を示す図であり、(B)は(A)のタブの列を同図の左側から見た図である。 積層方向に重ね合わされた4つのタブ全てをレーザ溶接用クランプ装置でクランプしてレーザ溶接を行う工程を説明するための上面図である。 同じくレーザ溶接工程を示す側面図である。 本発明に係る組電池の第2の実施例を示す図である。 積層方向に重ね合わされた複数のタブの折り曲げ部全てをプレス装置で折り曲げる工程を説明するための上面図である。 積層方向に重ね合わされた複数のタブの折り曲げ部全てをプレス装置で折り曲げた後でレーザ溶接を行うことを説明するための上面図である。
図1に基づいて、本発明の組電池に用いられるフィルム外装電池の一例を説明する。図1は、フィルム外装電池の一例としてリチウムイオン二次電池1の概略構造を示しており、この二次電池1(以下、単に「単電池」という。)は、例えば、電気自動車のリチウムイオンバッテリパックを構成する単電池として用いられる。
図1に示すように、単電池1は、電極端子として一対のタブ2,2が外部に導出された状態で上下二枚のラミネートフィルム3a,3bからなる矩形状のラミネートフィルム外装体3にて収納密閉されている。ラミネートフィルム外装体3の内部には、電極としての正極ならびに負極とこれら両者の間に介在するセパレータとを複数積層してなる電池要素(発電要素)である積層体が電解液とともに収容されていて、ラミネートフィルム外装体3の四周が熱溶着により気密に封止されている。ここで、一対のタブ2,2は、一方が正極タブであり、他方が負極タブである。また、一対のタブ2,2は、単電池1の本体部の偏平面4と平行に延びている。このように構成された偏平な単電池1は、複数積層した上でそれぞれのタブ2を接合することで組電池を構成する。
ここで、以下の説明の便宜のために、タブ2の導出方向である図1のX方向を「タブ導出方向」と定義し、X方向と直交するY方向を「タブ幅方向」と定義し、さらに、X方向およびY方向と直交するZ方向を「積層方向」と定義する。
図2は、本発明に係る組電池の第1の実施例を示す図である。ここで、複数積層された単電池1を上から順に第1の単電池1A、第2の単電池1B、第3の単電池1C・・・とする。図2に示す例では、左側のタブの列において、第1の単電池1Aのタブ2と第2の単電池1Bのタブ2とを積層方向Zに隣接させて配置してこれらのタブ2,2同士を互いに接合し、さらに、第2の単電池1Bのタブ2と第3の単電池1Cのタブ2とを積層方向Zに隣接させて配置してこれらのタブ2,2同士を互いに接合してある。そして、このような接合を第3の単電池1Cのタブ2および第4の単電池1Dのタブ2にも適用することにより、第1〜4の単電池1A〜1Dのタブ2,2,2,2が並列接続されている。同様に、右側のタブの列において、積層方向Zに隣接した第1の単電池1Aのタブ2と第2の単電池1Bのタブ2とを互いに接合し、さらに、積層方向Zに隣接した第2の単電池1Bのタブ2と第3の単電池1Cのタブ2とを互いに接合してある。そして、このような接合を第3の単電池1Cのタブ2および第4の単電池1Dのタブ2にも適用することにより、右側のタブの列においても、第1〜4の単電池1A〜1Dのタブ2,2,2,2が並列接続されている。このようにして、組電池5が構成されている。
図3は、本発明に係る組電池における1つの単電池1の1つのタブ2の初期状態を示す図である。単電池1のタブ2が、偏平面4と平行に延びる矩形の基部2aを備えており、矩形の折り曲げ部2b,2bが、基部2aの両側部2c,2cからタブ幅方向Yに延びている。また、折り曲げ部2b,2bは、単電池1の本体部からタブ導出方向Xに離間した位置から基部2aの前縁2dよりも突出するようにしてタブ導出方向Xにも延びている。ここで、基部2aの前縁2dと、基部2aの前縁2dよりも突出した2つの折り曲げ部2b,2bの部分とによって、単電池1の本体部とは反対側に、矩形の切り欠き部6が構成されている。また、基部2aと各折り曲げ部2bとの間の境界部には、一点鎖線で示したように、折り曲げ基準線7がそれぞれ設けられている。ここで、折り曲げ基準線7は、各折り曲げ部2bが基部2aの各側部2cから折り曲げられるときの折り曲げの開始位置となる線である。また、折り曲げ基準線7,7は、タブ導出方向Xに沿って互いに平行に延びている。
図4は、図3の単電池1のタブ2を折り曲げた状態を示す図である。図4に示した例では、タブ2の各折り曲げ部2bが、各折り曲げ基準線7を中心として、基部2aの各側部2cから下方へと折り曲げられている。
図5は、図4の単電池1を同図の右側から見た図である。図5に示す例では、各折り曲げ部2bが、基部2aの各側部2cから折り曲げ角度αで下方へとR曲げで折り曲げられている。つまり、左側の折り曲げ部2bと右側の折り曲げ部2bとが、基部2aに対し左右対称となるように折り曲げ角度αで互いに折り曲げられている。ここで、左側の折り曲げ部2bの先端と右側の折り曲げ部2bの先端との間のタブ幅方向Yに沿った距離は、基部2aの幅よりも大きい。また、折り曲げ角度αは、基部2aの延長線8と折り曲げ部2bとがなす角度であり、90度未満の角度に設定されている。折り曲げ角度αは、例えば89度であり、この角度は、重ね合わされたタブの厚み等によって一義的に決定されるものである。
図6(A)は、図2の第1〜4の単電池1A〜1Dにおける一方のタブの列を示す図である。つまり、図4および図5の状態の単電池1を4つ積層したときのタブの列に対応している。なお、図6(A)では、図を簡潔にするために、第1〜4の単電池1A〜1Dの本体部が省略されている。図6(A)において、第2の単電池1Bのタブ2の折り曲げ部2b,2bの基部2aに近い部分に第1の単電池1Aのタブ2の折り曲げ部2b,2bを重ね合わせるようにして、第1の単電池1Aのタブ2が第2の単電池1Bのタブ2に積層方向Zに重ね合わされている。上述したように、折り曲げ部2bは、R曲げで折り曲げられている。従って、第2の単電池1Bのタブ2に対し第1の単電池1Aのタブ2を積層方向Zに重ね合わせる際には、第1の単電池1Aのタブ2の折り曲げ部2b,2bの先端が、最初に、第2の単電池1Bのタブ2の折り曲げ部2b,2bのR曲げ部分の双方に接触し、これらR曲げ部分をガイドとして第2の単電池1Bのタブ2の折り曲げ部2b,2bの傾斜に沿って移動する。
また、第1の単電池1Aのタブ2の2つの折り曲げ部2b,2bは、基部2aに対しタブ幅方向Yに多少撓むことができるように形成されている。従って、第1の単電池1Aと第2の単電池1Bとがタブ幅方向Yにずれて積層されていたとしても、第1の単電池1Aのタブ2は、このタブ2の2つの折り曲げ部2b,2bの撓みによりタブ幅方向Yのずれを吸収し、第2の単電池1Bの折り曲げ部2b,2bに追従して重ね合わされる。
また、第3の単電池1Cのタブ2の折り曲げ部2b,2bの基部2aに近い部分に第2の単電池1Bのタブ2の折り曲げ部2b,2bを重ね合わせるようにして、第2の単電池1Bのタブ2が第3の単電池1Cのタブ2に積層方向Zに重ね合わされている。第1の単電池1Aおよび第2の単電池1Bの例と同様に、第3の単電池1Cのタブ2に対し第2の単電池1Bのタブ2を積層方向Zに重ね合わせる際には、第2の単電池1Bのタブ2の折り曲げ部2b,2bの先端が、最初に、第3の単電池1Cのタブ2の折り曲げ部2b,2bのR曲げ部分の双方に接触し、これらR曲げ部分をガイドとして第3の単電池1Cのタブ2の折り曲げ部2b,2bの傾斜に沿って移動する。さらに、第1の単電池1Aおよび第2の単電池1Bの例と同様に、第2の単電池1Bと第3の単電池1Cとがタブ幅方向Yにずれて積層されていたとしても、第2の単電池1Bのタブ2は、このタブ2の2つの折り曲げ部2b,2bの撓みによりタブ幅方向Yのずれを吸収し、第3の単電池1Cの折り曲げ部2b,2bに追従して重ね合わされる。
そして、このような2つのタブ2,2同士の重ね合わせが、第3の単電池1Cのタブ2および第4の単電池1Dにも行われている。
また、第1〜4の単電池1A〜1Dのタブ2,2,2,2を積層方向Zに順次重ね合わせた後に、積層方向Zに隣接した2つのタブ2,2の積層方向Zの位置ずれをそれぞれ防止するために、積層方向Zに隣接した2つのタブ2,2の間の各々の空間に位置ずれ防止装置9の中子部10をそれぞれ挿入し、積層方向Zに隣接した2つのタブ2,2の積層方向Zの位置をそれぞれ固定することもできる。なお、位置ずれ防止装置9の各中子部10は、積層方向Zに隣接した2つのタブ2,2がそれぞれ例えばレーザ溶接により接合された後に取り除かれる。
図6(B)は、図6(A)のタブ2,2,2,2を左側から見た図を示している。なお、図6(A)では第1〜4の単電池1A〜1Dの本体部を省略して示したが、図6(B)では、第1〜4の単電池1A〜1Dの本体部を省略せずに示している。この例では、積層された第1〜4の単電池1A〜1Dのタブ2,2,2,2が積層方向Zに重ね合わされている。さらに、位置ずれ防止装置9の各中子部10が、積層方向Zに隣接した2つのタブ2,2の積層方向Zの位置をそれぞれ固定するようにして基部2aの前縁2d側からタブ2,2の間の各々の空間に挿入されている。
図7および図8は、上述のように積層方向Zに重ね合わされた4つのタブ2,2,2,2全てをレーザ溶接用クランプ装置11を用いてまとめてクランプしてレーザ溶接を行う工程を説明するための図である。図7の例では、レーザ溶接用クランプ装置11が、本体部12と、上述した単電池1に対しタブ幅方向Yに移動可能な外側可動アーム13,13と、外側可動アーム13,13と対向する方向に移動可能であり、かつ外側可動アーム13,13とそれぞれ対となる内側可動アーム14,14と、を備えている。外側可動アーム13,13は、タブ幅方向Yに貫通するレーザ溶接用開口部15,15を備えている。
このように構成されたレーザ溶接用クランプ装置11に単電池1をセットした状態では、内側可動アーム14,14の先端の双方が、切り欠き部6に配置されている。また、外側可動アーム13と内側可動アーム14との間に、4つのタブ2,2,2,2の折り曲げ部2b,2b,2b,2bの前縁2dよりも突出した部分が配置されている。そして、各対の外側可動アーム13と内側可動アーム14とを互いに接近するようにタブ幅方向Yに移動することにより、4つの折り曲げ部2b,2b,2b,2bの前縁2dよりも突出した部分全てをまとめてクランプする。
図8は、図7のレーザ溶接用クランプ装置11を側方から見た図を示している。図8の例では、積層された第1〜4の単電池1A〜1Dの4つのタブ2,2,2,2が積層方向Zに重ね合わされている。また、レーザ溶接用クランプ装置11が、4つのタブ2,2,2,2の前縁2d,2d,2d,2d側から4つのタブ2,2,2,2の折り曲げ部2b,2b,2b,2bの前縁2dよりも突出した部分全てをまとめてクランプしている。また、外側可動アーム13の開口部15が、第1の単電池1Aのタブ2の上部に近い位置から第4の単電池1Dの下部に近い位置へと積層方向Zへと延びている。
そして、レーザ溶接用クランプ装置11を用いて4つのタブ2,2,2,2の折り曲げ部2b,2b,2b,2bの前縁2dよりも突出した部分全てをまとめてクランプした後に、レーザ溶接機(図示せず)を用いて、図7に矢印L1で示すように、外側可動アーム13の開口部15を通してレーザを照射する。次に、外側可動アーム13の開口部15を通して積層方向Zに沿ってレーザL1を走査し、これにより、積層方向Zに隣接した2つのタブ2,2同士を順次接合する。
ここで、レーザL1がタブ2の側部側からタブ幅方向Yに沿ってタブ2に照射されるので、レーザL1に沿った延長線上に単電池1の本体部はなく、レーザL1により単電池1の本体部を損傷させることはない。また、接合方法としてレーザ溶接を用いることにより、タブ2の折り曲げ部2bのような小さな接合対象であっても精度良く接合することができる。
図9は、本発明に係る組電池の第2の実施例を示す図である。この例では、図4および図5の状態の単電池1のタブ2の折り曲げ部2b,2bの一部が切り欠き部6側に折り曲げられて折り曲げ先端部2e,2eを形成するようにした単電池1が示されている。なお、図9には、図を簡潔にするために、1つのみの単電池1のタブ2における折り曲げ部2b,2bを示しているが、実際には、単電池1が複数積層されており、さらに、これらの複数の単電池1の複数のタブ2の折り曲げ部2bが積層方向Zに重ね合わされている。
図10および図11は、上述のように積層方向Zに重ね合わされた複数のタブ2の折り曲げ部2b全てをプレス装置17を用いて折り曲げた後でレーザ溶接を行う工程を説明するための図である。図10の例では、プレス装置17が、上述した単電池1に対しタブ導出方向Xに貫通するレーザ溶接用の一対の開口部18,18を有した本体部19と、該本体部19の中央から垂直に延びる支持部20と、を備えている。また、支持部20は、本体部19と平行に延びる長方形の押し当て部21を支持しており、該押し当て部21の端部22,22が、本体部19の側壁23,23から押し当て部21の端部22,22に向かって延びるアーム24,24に面している。また、プレス部25,25が、上述した単電池1に対しタブ幅方向Yに移動することができるように本体部19とアーム24,24との間に配置されている。また、プレス部25,25は、各タブ2の折り曲げ部2b,2bの幅分だけ押し当て部21からタブ導出方向Xに離間するようにして配置されている。ここで、プレス部25,25には、上述した単電池1に対しタブ導出方向Xに貫通する開口部26,26がそれぞれ設けられている。また、スリット27が、各押し当て部21の端部22と各アーム24との間に設けられている。
まず、積層方向Zに重ね合わされた複数のタブ2の折り曲げ部2b全てを、各スリット27を通して押し当て部21よりも突出してタブ導出方向Xに延びるようにして配置する。
そして、図11に矢印で示したように、タブ幅方向Yにプレス部25,25を移動し、押し当て部21よりもタブ導出方向Xに突出した折り曲げ部2b,2bの部分に押し付けることにより、折り曲げ部2b,2bのこれらの部分を押し当て部21に押し当てて、押し当て部21とプレス部25,25との間でタブ幅方向Yに沿って折り曲げる。これにより、タブ2の基部2aの前縁2dと平行な2つの折り曲げ先端部2e,2eが形成される。このとき、本体部19の各開口部18と各プレス部25の各開口部26とは、タブ導出方向Xに互いに整列している。
次に、矢印L2に示したように、互いに整列したこれらの開口部18,26の双方を通してレーザを照射する。そして、積層方向Zに沿ってレーザL2を走査し、これにより、積層方向Zに重ね合わされた2つのタブ2,2の折り曲げ部2b,2bの折り曲げ先端部2e,2e同士が順次接合される。
上記各実施例では、単電池として、フィルム外装電池の一例としてリチウムイオン二次電池を例にとり、この二次電池を複数積層してなる組電池について説明したが、本発明の対象となる電池は必ずしもフィルム外装電池に限定されるものではない。
なお、折り曲げ基準線7,7は、上述したように互いに平行に延びているが、多少テーパ状になるように互いに傾斜して延びていてもよい。
1・・・単電池
2・・・タブ
2a・・・基部
2b・・・折り曲げ部
2c・・・側部
4・・・偏平面
5・・・組電池
6・・・切り欠き部
7・・・折り曲げ基準線

Claims (7)

  1. タブが偏平面と平行に導出された偏平な単電池を用い、この偏平な単電池を複数積層してなる組電池において、
    各タブが、基部と、基部の一方の側部から折り曲げられた折り曲げ部と、を有し、
    各折り曲げ部が、基部よりも突出して延びており、
    積層方向に隣接した複数のタブの折り曲げ部同士が、重ね合わされて互いに接合されてなる組電池。
  2. 各タブが、基部の他方の側部から折り曲げられた第2の折り曲げ部をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の組電池。
  3. 2の折り曲げ部が基部よりも突出して延び、折り曲げ部および第2の折り曲げ部の突出した部分の間に切り欠き部が構成されていることを特徴とする請求項2に記載の組電池。
  4. 折り曲げ部および第2の折り曲げ部の各々が、基部の延長線との間の角度が90度未満となるように基部の各側部から折り曲げられていることを特徴とする請求項2または3に記載の組電池。
  5. 折り曲げ部および第2の折り曲げ部が、R曲げで折り曲げられていることを特徴とする請求項2〜4のいずれかに記載の組電池。
  6. タブが偏平面と平行に導出された偏平な単電池を用い、この偏平な単電池を複数積層してなる組電池において、積層方向に隣接したタブ同士を接合する方法であって、
    各タブの基部の一方の側部から折り曲げ部を折り曲げる工程と、
    積層方向に隣接した複数のタブの折り曲げ部同士を重ね合わせる工程と、
    これらの重ね合わされた折り曲げ部同士を接合する工程と、
    を含み、各折り曲げ部が基部よりも突出して延びているタブ接合方法。
  7. 上記接合する工程は、レーザ溶接を用いて行うことを特徴とする請求項6に記載のタブ接合方法。
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