JP6402525B2 - 電極組立体の製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、電極組立体の製造方法に関するものである。
リチウムイオン二次電池等の蓄電装置は電極組立体を有し、電極組立体は、正極および負極がセパレータを介在する状態で複数枚積層して配置されている。積層枚数が増えると、積層時に位置ズレが発生し易くなる為、位置ズレ等を抑えるために予め電極とセパレータを重ねて配置してある程度アッシィ化(アッセンブリー化、又はユニット化)したものを用意し、これを積層して配置する技術がある(例えば特許文献1)。特許文献1には、第1極性電極・分離膜・第2極性電極・分離膜・第1極性電極よりなる第1スタック型セルと、分離膜・第2極性電極・分離膜・第1極性電極・分離膜・第2極性電極・分離膜よりなる第2スタック型セルを、複数交互に積層することが記載されている。
特表2013−524460号公報
ところで、一般的な積層型の電極組立体では、正極と負極及びセパレータを、所定枚数積層した後、粘着テープなどで拘束し、固定する。これに対し、特許文献1では、アッシィ化の為に、第1極性電極と分離膜、分離膜と第2極性電極との間を個々に接着剤を用いて固定している。この為、固定作業の回数が大幅に増加し、積層に要する工数及び時間が増大する。
本発明の目的は、アッシィ化を採用する場合において、工程の短縮を図ることができる電極組立体の製造方法を提供することにある。
求項に記載の発明では、正極と負極とを、間にセパレータを介在させた状態で積層してなる電極組立体の製造方法において、負極とセパレータと正極とセパレータを重ねて配置した状態から、正極の周囲においてセパレータ同士を熱溶着または超音波溶着により溶着して正極の周囲に負極が固定された積層配置型アッシィを作製する積層配置型アッシィ作製工程と、前記積層配置型アッシィ作製工程により作製された積層配置型アッシィを複数積層して配置する積層工程と、を有することを要旨とする。
請求項に記載の発明によれば、積層配置型アッシィ作製工程において、負極とセパレータと正極とセパレータを重ねて配置した状態から、正極の周囲においてセパレータ同士を熱溶着または超音波溶着により溶着して正極の周囲に負極が固定された積層配置型アッシィが作製される。積層工程において、積層配置型アッシィ作製工程により作製された積層配置型アッシィが複数積層されて配置される。よって、積層配置型アッシィは正極の周囲においてセパレータ同士が溶着されて正極の周囲に負極が固定されるので、セパレータ同士が溶着されて負極が固定されるとともに正極もセパレータ内に位置決めされた状態で固定される。つまり、セパレータ同士、負極、正極を一括で固定することが可能となり、アッシィ化を行う場合の工程の短縮を図ることができる。
請求項に記載のように、請求項に記載の電極組立体の製造方法において、1つの負極とセパレータを重ねた状態から接合して端部用アッシィを作製する端部用アッシィ作製工程と、前記端部用アッシィ作製工程により作製された端部用アッシィを、前記積層配置型アッシィを複数積層したものの端に積層して配置する積層工程と、を有するとよい。
請求項3に記載のように、請求項1又は2に記載の電極組立体の製造方法において、前記負極と前記セパレータと前記正極と前記セパレータは、台上に重ねて配置され、前記正極には正極リードが延出形成されているとともに、前記負極には負極リードが延出形成されており、前記台上に設けられたガイドピンに前記正極リードが接触することにより、前記正極は位置決めされるとよい。
本発明によれば、アッシィ化を採用する場合において、工程の短縮を図ることができる。
(a)は実施形態の電極組立体の概略平面図、(b)は電極組立体の概略側面図。 電極組立体の概略分解図。 (a)は第1のアッシィの概略平面図、(b)は第1のアッシィの概略側面図、(c)は(a)のA−A線での概略縦断面図。 (a)は製造工程を説明するための概略平面図、(b)は(a)のA−A線での概略縦断面図。 (a)は製造工程を説明するための概略平面図、(b)は(a)のA−A線での概略縦断面図。 (a)は製造工程を説明するための概略平面図、(b)は(a)のA−A線での概略縦断面図。 (a)は製造工程を説明するための概略平面図、(b)は(a)のA−A線での概略縦断面図。 (a)は製造工程を説明するための概略平面図、(b)は(a)のA−A線での概略縦断面図。(c)は(b)のB部拡大図。 別例の電極組立体の概略分解図。 別例の第1のアッシィの概略平面図。
以下、本発明を具体化した一実施形態を図面に従って説明する。
図1に示すように、蓄電装置としてのリチウムイオン二次電池は電極組立体10を有している。電極組立体10はケース内に配置されている。また、ケース内には、電極組立体10に含浸されるのに十分な量の電解液が注入されている。
図1,2に示すように、電極組立体10は、正極20と負極30とを、間にセパレータ41,42を介在させた状態で積層してなる。図3に示すように、正極20は、集電体としての矩形の金属箔21の両面に正極用活物質層22が形成されている。負極30は、集電体としての矩形の金属箔31の両面に負極用活物質層32が形成されている。正極20の金属箔21は、例えばアルミニウムからなり、負極30の金属箔31は、例えば銅からなる。
また、正極20の金属箔21の一辺には、矩形をなす正極リード25が延出形成されている。負極30の金属箔31の一辺には、正極リード25と重ならない位置に、矩形をなす負極リード35が延出形成されている。リード25,35の表面には、活物質層が形成されていない。セパレータ41,42は、外周縁が接合された袋状セパレータ40を形成し、正極20は、袋状セパレータ40内に正極リード25が外部に延びるように収納されている。セパレータ41,42は樹脂(例えばポリプロピレン)からなり、多孔質のシート状をなしている。
正極20と負極30と袋状セパレータ40は矩形に形成されている。面積の大小関係は正極20より負極30が大きいとともに正極20よりセパレータ41,42が大きくなっており、正極と負極の短絡を防止するとともにリチウムの析出を防止している。
図2に示すように、電極組立体10は、複数の第1のアッシィAs1と、1つの第2のアッシィAs2と、1枚のセパレータ44を備えている。
図3に示すように、積層配置型アッシィとしての第1のアッシィAs1は、負極30とセパレータ41と正極20とセパレータ42を重ねて配置して構成されている。第1のアッシィAs1の正極20の周囲には、セパレータ41,42の端部が位置するとともに負極30の端部が位置し、正極20の周囲においてはセパレータ41,42の端部と負極30の端部とが重なった状態で配置されている。第1のアッシィAs1は、正極20の周囲に、セパレータ41,42同士が溶着されてそれに伴い負極30に固定された固定部45を有する。つまり、固定部45においては、セパレータ41とセパレータ42とが接合されるとともにセパレータ41と負極30とが接合されている。固定部(溶着部)45は、正極20の周囲に連続して形成されている。
図2に示すように、第2のアッシィAs2は、1つの負極30とセパレータ43を重ねて接合されている。詳しくは、1つの負極30の一面側にセパレータ43が位置決めした状態で重ねて配置され、セパレータ43を加熱して溶融させることにより接合されている。
図1(b)に示すように、電極組立体10は、複数(例えば30個)の第1のアッシィAs1が積層して配置されている。また、第1のアッシィAs1を複数積層したものに対し、積層方向の一端に、端部用アッシィとしての第2のアッシィAs2を積層して配置している。つまり、積層作業時、最も上の第1のアッシィAs1における正極20には正極から出たリチウムを受け取る負極30を対向させるべく第2のアッシィAs2がその上に配置されている。即ち、正極と対向する負極がないことによりセパレータにリチウムが析出するのを防止すべく最も上の第1のアッシィAs1の上に第2のアッシィAs2が配置されている。
次に、図4を用いて第1のアッシィAs1の製造装置について説明する。
図4に示すように、台(ベースプレート)50を有する。台50は水平に配置され、上面が第1のアッシィAs1の配置面である。
台50の上面には、複数の位置決め用のガイドピン(円柱)51,52,53,54,55,56,57,58,59,60,61,62,63,64が立設されている。セパレータガイドピン51,52,53,54,55,56,57,58により、図5に示すように矩形のセパレータ41が位置決めされる。つまり、ガイドピン51,52が、矩形のセパレータ41の第1の隅部における2つの辺の外面に接触する。ガイドピン53,54が、矩形のセパレータ41の第2の隅部における2つの辺の外面に接触する。ガイドピン55,56が、矩形のセパレータ41の第3の隅部における2つの辺の外面に接触する。ガイドピン57,58が、矩形のセパレータ41の第4の隅部における2つの辺の外面に接触する。
負極ガイドピン59,60,61により、図4に示すように負極30が位置決めされる。つまり、ガイドピン59が矩形のリード35の第1の側面に接触し、ガイドピン60が矩形のリード35の第2の側面に接触し、ガイドピン61が矩形のリード35の先端面に接触する。
正極ガイドピン62,63,64により、図6に示すように正極20が位置決めされる。つまり、ガイドピン62が矩形のリード25の第1の側面に接触し、ガイドピン63が矩形のリード25の第2の側面に接触し、ガイドピン64が矩形のリード25の先端面に接触する。
次に、作用を製造工程とともに説明する。
電極とセパレータを積層する際に、例えば、EV(電気自動車)やPHV(プラグインハイブリッド自動車)の駆動用電源として利用される電池では、電極及びセパレータの枚数が、各々20〜60枚といった多数に及ぶ。このような場合、電極とセパレータを1枚ずつ積層すると、積層回数が多いため位置ズレが生じやすく、また位置ズレが大きくなるので予めアッシィとして作製しておき、複数のアッシィを積層する。
まず、第1のアッシィAs1の作製について説明する。
図4に示すように、台50の上面に負極30を配置する。このとき、ガイドピン59,60,61により負極30を位置決めする。
次に、図5に示すように、台50の上面における負極30の上に、矩形のセパレータ41を配置する。このとき、ガイドピン51,52,53,54,55,56,57,58により矩形のセパレータ41を位置決めする。
次に、図6に示すように、台50の上面におけるセパレータ41の上に、正極20を配置する。このとき、ガイドピン62,63,64により正極20を位置決めする。
次に、図7に示すように、台50の上面における正極20の上に、矩形のセパレータ42を配置する。このとき、ガイドピン51,52,53,54,55,56,57,58により矩形のセパレータ42を位置決めする。
このようにして、セパレータ41,42の位置合わせは、台50の上面において四隅に対応する部位に設置したガイドピン51〜58で行い、正極20および負極30の位置合わせは、台50の上面においてそれぞれのリード25,35に対応する部位に設置したガイドピン59〜64で行う。この状態においては正極20の周囲にはセパレータ41,42の端部が位置するとともに負極30の端部が位置している。
次に、台50の上面におけるセパレータ42の上に、図8に示すように、溶着用加熱器であるヒータ70を配置する。ヒータ70は、矩形のセパレータ41,42の縁に対応するような四角枠状をなしている。そして、このヒータ70が正極20の周囲におけるセパレータ42の上面に接触し、かつ、押圧する状態において、ヒータ70の発する熱によりセパレータ41,42を溶着する。また、溶融したセパレータ41の一部が、負極用活物質層32の表面の小孔内に侵入することで、セパレータ41,42は、負極30に固定される。つまり、図8に示すように、負極30とセパレータ41と正極20とセパレータ42を重ねて配置した状態から、正極20の周囲においてセパレータ41,42同士を熱溶着により溶着してそれに伴って正極20の周囲に負極30が固定された第1のアッシィAs1を作製する。これによって、正極20がセパレータ41,42内で包まれるとともに負極30の端部にセパレータ41,42が接合されて固定される。このとき、溶着と同時に位置合わせが行われる。
このようにして第1のアッシィAs1が作製される。第1のアッシィAs1は、1種類で済み、かつ、1回の溶着で4つの部品(2つのセパレータ41,42、正極20、負極30)の位置決めを行うことができる。
一方、図2に示すように、1つの負極30とセパレータ43を重ねた状態からセパレータ43の外周部を加熱して溶融することにより接合して第2のアッシィAs2を作製する。このとき、負極30側の接合部位は活物質層であり、接合と同時に位置合わせが行われる。
そして、上述したように第1のアッシィAs1を必要な数だけ作製して、第1のアッシィAs1を複数積層して配置するとともに、1つの第2のアッシィAs2を、第1のアッシィAs1を複数積層したものの上端に積層して配置し、さらに、セパレータ44を、第1のアッシィAs1を複数積層したものの下端に積層して配置する。これにより、電極組立体10が作製される。このようにして、事前に2種類のアッシィAs1,As2を作製し、2種類のアッシィAs1,As2を積層することで最終的な電極組立体10を作製することにより位置ズレを低減することができる。特に、第1のアッシィAs1において、正極20の周囲で溶着し、セパレータ41,42と負極30も固定させれば、全ての位置決めが可能となる。つまり、製造の際に、負極30、セパレータ41、正極20、セパレータ42を積層して第1のアッシィAs1を作製するとき負極30の端部での溶着のみで負極30/セパレータ41/正極20/セパレータ42の積層体の位置決めが可能となる。
詳しくは、第1のアッシィAs1は正極20の周囲においてセパレータ41,42同士が溶着されて正極20の周囲に負極30が固定される。これにより、セパレータ41,42同士が溶着されて負極30が固定されるとともに正極20もセパレータ41,42内に位置決めされた状態で固定される。よって、セパレータ41,42同士、負極30、正極20を一括で固定することが可能となり、アッシィ化を行う場合の工程の短縮を図ることができる。
上記実施形態によれば、以下のような効果を得ることができる。
(1)電極組立体10の構成として、負極30とセパレータ41と正極20とセパレータ42を重ねて配置した第1のアッシィAs1が複数積層して配置され、第1のアッシィAs1は、正極20の周囲に、セパレータ41,42同士が溶着されて負極30に固定された固定部45を有する。よって、第1のアッシィAs1は、負極30とセパレータ41と正極20とセパレータ42が重ねて配置されており、この第1のアッシィAs1が複数積層して配置される。ここで、第1のアッシィAs1は、正極20の周囲に、セパレータ41,42同士が溶着されて負極30に固定された固定部45を有するので、セパレータ41,42同士が溶着されて負極30が固定されるとともに正極20もセパレータ41,42内に位置決めされた状態で固定される。つまり、セパレータ41,42同士、負極30、正極20を一括で固定することが可能となり、アッシィ化を行う場合の工程の短縮を図ることができる。
より詳しくは、特許文献1の技術において、2枚のセパレータと正極と負極を積層して配置してアッシィにする場合、少なくとも3回の接合固定する工程が必要となる。即ち、負極とセパレータを接着剤により接合し(第1の工程)、これに、正極を積層して接合し(第2の工程)、これに、セパレータを積層して接合する(第3の工程)。これに対し本実施形態では、正極20の周囲においてセパレータ41,42同士が溶着されて正極20の周囲に負極30が固定されることによりセパレータ41,42同士、負極30、正極20を一括で(1回で)固定して工程の短縮が図られる。
(2)さらに、電極組立体10の構成として、第1のアッシィAs1を複数積層したものに対し、端に、1つの負極30とセパレータ43を重ねて接合した第2のアッシィAs2を積層して配置した。よって、最も上の第1のアッシィAs1における正極20には正極から出たリチウムを受け取る負極30が対向して配置されるのでリチウムの析出を防止することができる。
(3)電極組立体10の製造方法として、積層配置型アッシィ作製工程と積層工程を有する。積層配置型アッシィ作製工程では、負極30とセパレータ41と正極20とセパレータ42を重ねて配置した状態から、正極20の周囲においてセパレータ41,42同士を熱溶着により溶着して正極20の周囲に負極30が固定された第1のアッシィAs1を作製する。積層工程では、積層配置型アッシィ作製工程により作製された第1のアッシィAs1を複数積層して配置する。よって、セパレータ41,42同士、負極30、正極20を一括で固定することが可能となり、アッシィ化を行う場合の工程の短縮を図ることができる。
(4)さらに、電極組立体10の製造方法として、端部用アッシィ作製工程と積層工程を有する。端部用アッシィ作製工程では、1つの負極30とセパレータ43を重ねた状態から接合して第2のアッシィAs2を作製する。積層工程では、端部用アッシィ作製工程により作製された第2のアッシィAs2を、第1のアッシィAs1を複数積層したものの端に積層して配置する。よって、最も上の第1のアッシィAs1における正極20には正極から出たリチウムを受け取る負極30が対向して配置されるのでリチウムの析出を防止することができる。
実施形態は前記に限定されるものではなく、例えば、次のように具体化してもよい。
・第1のアッシィAs1を複数積層したものに対し、端に、1つの負極30とセパレータ43を重ねて接合した第2のアッシィAs2を積層して配置した。これに代わり、図9に示すようにしてもよい。
図9において、アッシィAs3は、負極30とセパレータ41と正極20とセパレータ42を重ねて配置しているが、正極20の金属箔21の上面に活物質層が形成されていない。そして、第1のアッシィAs1を複数積層したものに対し、端に、アッシィAs3を積層して配置する。よって、アッシィAs3における正極20の金属箔21の上面側からリチウムが出ることはなく、リチウムの析出を防止することができる。
・図10に示すように、積層配置型アッシィとしての第1のアッシィAs1における固定部Z1〜Z10は、正極20の周囲に非連続で形成されている。この場合には連続である場合に比べ、注液時に電解液を入り込みやすくすることができる。
・上記(3)での積層配置型アッシィ作製工程においては、負極30とセパレータ41と正極20とセパレータ42を重ねて配置した状態から、正極20の周囲においてセパレータ41,42同士を熱溶着により溶着して正極20の周囲に負極30が固定された第1のアッシィAs1を作製した。これに代わり、積層配置型アッシィ作製工程において、負極30とセパレータ41と正極20とセパレータ42を重ねて配置した状態から、正極20の周囲においてセパレータ41,42同士を超音波溶着により溶着して正極20の周囲に負極30が固定された第1のアッシィAs1を作製してもよい。
・図4で示したように台50の上面に配したガイドピン51,52,53,54,55,56,57,58,59,60,61,62,63,64で位置決めしたが、これに限るものではない。例えば、カメラでモニタしながらセパレータ41,42、正極20、負極30を位置決めしつつアッシィAs1を作製してもよい。
10…電極組立体、20…正極、30…負極、41,42,43…セパレータ、As1…第1のアッシィ、As2…第2のアッシィ。

Claims (3)

  1. 正極と負極とを、間にセパレータを介在させた状態で積層してなる電極組立体の製造方法において、
    負極とセパレータと正極とセパレータを重ねて配置した状態から、正極の周囲においてセパレータ同士を熱溶着または超音波溶着により溶着して正極の周囲に負極が固定された積層配置型アッシィを作製する積層配置型アッシィ作製工程と、
    前記積層配置型アッシィ作製工程により作製された積層配置型アッシィを複数積層して配置する積層工程と、を有することを特徴とする電極組立体の製造方法。
  2. 1つの負極とセパレータを重ねた状態から接合して端部用アッシィを作製する端部用アッシィ作製工程と、
    前記端部用アッシィ作製工程により作製された端部用アッシィを、前記積層配置型アッシィを複数積層したものの端に積層して配置する積層工程と、を有することを特徴とする請求項に記載の電極組立体の製造方法。
  3. 前記負極と前記セパレータと前記正極と前記セパレータは、台上に重ねて配置され、
    前記正極には正極リードが延出形成されているとともに、前記負極には負極リードが延出形成されており、
    前記台上に設けられたガイドピンに前記正極リードが接触することにより、前記正極は位置決めされる請求項1又は2に記載の電極組立体の製造方法。
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