JP5724916B2 - 蓄電装置、車両、電極体の製造方法 - Google Patents

蓄電装置、車両、電極体の製造方法 Download PDF

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Description

本発明は、蓄電装置、蓄電装置を搭載した車両、及び電極体の製造方法に関する。
従来から、車両などに搭載される蓄電装置としては、リチウムイオン二次電池やニッケル水素二次電池などがよく知られている。例えば、リチウムイオン二次電池では、金属シートの表面に正極用活物質層を形成した正極シート、及び金属シートの表面に負極用活物質層を形成した負極シートが、シート状のセパレータを間に挟んだ状態で積層された電極体をケースに収容した構成とされている(例えば特許文献1)。
特許文献1では、接着材を用いて正極シートの両面にセパレータを固定するとともに、正極シートの縁部に前記接着材からなる絶縁性物質層を形成している。そして、特許文献1では、治具の基準面に絶縁性物質層の端面を接触させることで、正極シート及び負極シートを適切な位置に位置決めしつつ積層し、電極体を形成している。
特開2006−236994号公報
ところで、上述のような二次電池では、電気容量を確保する観点から、正極シート及び負極シートの面方向への位置ずれを抑制し、正極シート及び負極シートの積層方向から見た場合において、正極シートにおける正極用活物質層の形成領域の全体が負極シートにおける負極用活物質層の形成領域に含まれた状態を確保することが好ましい。しかしながら、特許文献1では、あくまで別体に形成された正極シート及び負極シートを積層するものであり、層状構造をなす正極シート及び負極シートの面方向への位置ずれをさらに抑制することが期待されている。
この発明は、上記従来技術に存在する問題点に着目してなされたものであり、その目的は、正極シート及び負極シートが面方向へ位置ずれすることを抑制し、これにより電気容量が低下することを抑制できる蓄電装置、車両、及び電極体の製造方法を提供することにある。
上記課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、金属シートの表面に正極用活物質層を形成した正極シートと金属シートの表面に負極用活物質層を形成した負極シートとが間に延伸加工により形成されたシート状のセパレータを挟んだ状態で積層され、且つ前記正極シートの前記正極用活物質層が形成されていない領域及び前記負極シートの前記負極用活物質層が形成されていない領域と、前記セパレータとが相互に熱溶着された積層部材を備え、当該積層部材では、前記正極シート及び前記負極シートの積層方向から見た場合において、前記正極シートにおける前記正極用活物質層の形成領域の全体が、前記負極シートにおける前記負極用活物質層の形成領域に含まれているとともに、前記正極シートの前記正極用活物質層が形成されていない領域及び前記負極シートの前記負極用活物質層が形成されていない領域と、前記セパレータとは、前記セパレータの延伸方向の両端部で熱溶着されていることを要旨とする。
これによれば、積層部材では、正極シート及び負極シートの積層方向から見た場合において、正極シートにおける正極用活物質層の形成領域の全体が、負極シートにおける負極用活物質層の形成領域に含まれた状態で、正極シート及び負極シートと、セパレータとが相互に固定されている。このため、少なくとも積層部材において、正極シート及び負極シートが面方向へ位置ずれすることを抑制し、これにより電気容量が低下することを抑制できる。
また、正極シート及び負極シートと、セパレータとは、当該セパレータにおける延伸方向の両端部で固定されている。ここで、延伸加工により形成されたセパレータは、当該延伸方向に収縮し易い。しかしながら、請求項2に記載の発明では、セパレータにおける延伸方向の両端部において固定することにより、セパレータが延伸方向に収縮してしまうことを好適に抑制できる。このため、セパレータの収縮率を加味して、正極シートや負極シートにおける活物質層の形成領域よりセパレータを過剰に大きく形成する必要がなく、エネルギー密度を向上させることができる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の蓄電装置において、複数の前記積層部材が前記セパレータを間に挟んだ状態で積層されていることを要旨とする。これによれば、積層部材を積層することで電極体を構成できることから、それぞれ別体をなす正極シート、負極シート、及びセパレータを積層する場合と比較して、容易に蓄電装置を形成することができる。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載の蓄電装置において、前記蓄電装置は二次電池であることを要旨とする。これによれば、二次電池において、正極シート及び負極シートが面方向へ位置ずれすることを抑制し、これにより電気容量が低下することを抑制できる。
請求項4に記載の発明は、車両において、請求項1〜3のいずれか1項に記載の蓄電装置を搭載したことを要旨とする。これによれば、蓄電装置のうち少なくとも積層部材において、正極シート及び負極シートが面方向へ位置ずれすることを抑制し、これにより電気容量が低下することを抑制できる。したがって、車両において、1回の満充電で利用可能な電力量が低下することを抑制できる。
請求項5に記載の発明は、金属シートの表面に正極用活物質層を形成した正極シートと金属シートの表面に負極用活物質層を形成した負極シートとを延伸加工により形成されたシート状のセパレータを間に挟んだ状態で積層し、前記正極シートの前記正極用活物質層が形成されていない領域及び前記負極シートの前記負極用活物質層が形成されていない領域と、前記セパレータとを相互に熱溶着して積層部材を得る固定工程と、前記積層部材の間に前記セパレータを挟んだ状態で前記積層部材を積層、又は捲回して層状構造を形成する形成工程と、を含み、前記固定工程では、前記正極シート及び前記負極シートの積層方向から見た場合において、前記正極シートにおける前記正極用活物質層の形成領域の全体を、前記負極シートにおける前記負極用活物質層の形成領域に含ませるとともに、前記正極シートの前記正極用活物質層が形成されていない領域及び前記負極シートの前記負極用活物質層が形成されていない領域と、前記セパレータとを、前記セパレータの延伸方向の両端部で熱溶着することを要旨とする。
これによれば、固定工程では、正極シート及び負極シートの積層方向から見た場合において、正極シートにおける正極用活物質層の形成領域の全体を、負極シートにおける負極用活物質層の形成領域に含ませた状態で、正極シート及び負極シートと、セパレータとを相互に固定する。このため、少なくとも積層部材において、正極シート及び負極シートが面方向へ位置ずれすることを抑制し、これにより電気容量が低下することを抑制できる。
また、セパレータにおける延伸方向の両端部において固定することにより、セパレータが延伸方向に収縮してしまうことを好適に抑制できる。このため、セパレータの収縮率を加味して、正極シートや負極シートにおける活物質層の形成領域よりセパレータを過剰に大きく形成する必要がなく、エネルギー密度を向上させることができる。
請求項6に記載の発明は、請求項5に記載の電極体の製造方法において、前記形成工程では、複数の前記積層部材を、前記セパレータを間に挟んだ状態で積層して前記層状構造を形成することを要旨とする。
これによれば、形成工程では、積層部材を積層することで電極体を構成できることから、それぞれ別体をなす正極シート、負極シート、及びセパレータを積層する場合と比較して、容易に電極体を形成することができる。
正極シート及び負極シートが面方向へ位置ずれすることを抑制し、これにより電気容量が低下することを抑制できる。
二次電池を模式的に示す斜視図。 分解した電極体を模式的に示す斜視図。 積層部材の製造方法を示す模式図。 積層部材の製造方法を示す模式図。 図3に示すA−A線断面図。 (a)は、第2の実施形態における積層部材の正面図、(b)は、同じく平面図、(c)は、同じく右側面図。 (a)は、第2の実施形態における積層部材の製造方法を示す模式図、(b)は、(a)に示すB−B線断面図。 別の実施形態における積層部材の右側面図。 別の実施形態における積層部材の製造方法を示す模式図。
(第1の実施形態)
以下、本発明を具体化した第1の実施形態を図1〜図5にしたがって説明する。
図1に示すように、車両(例えば産業車両や乗用車両)に搭載される蓄電装置としての二次電池10は、全体として扁平な略直方体状をなすケース11を備えている。ケース11は、有底筒状(本実施形態では四角筒状)に形成された本体部材12、及び本体部材12の開口部12aを密閉するように、本体部材12に組み付けられる平板状(本実施形態では矩形平板状)をなす蓋部材13から形成されている。本体部材12、及び蓋部材13は、何れも金属(例えばステンレスやアルミニウムなど)から形成されている。以下の説明では、矢印Y1に示すケース11の長手方向を左右方向と示し、矢印Y2に示すケース11の高さ方向を上下方向と示し、矢印Y3に示すケース11の短手方向を前後方向と示す。
蓋部材13の外面(上面)には、円柱状(略円柱状)をなす正極端子15、及び負極端子16が突出形成されている。なお、正極端子15及び負極端子16は、ケース11(本体部材12及び蓋部材13)と絶縁されている。
また、ケース11(本体部材12)には、正極シート21及び負極シート22が、間にセパレータ23を挟んだ状態で層状構造(積層構造)をなす電極体25が収容(収納)されている。電極体25は、全体として左右方向に扁平な直方体状(略直方体状)をなしている。なお、電極体25は、絶縁材料からなる図示しない絶縁袋に覆われた状態でケース11に収容されている。また、ケース11内には、例えばリチウムイオン二次電池や、ニッケル水素二次電池というように、二次電池10の種類に応じた電解質(電解液)が充填されている。
図2に示すように、正極シート21及び負極シート22は、矩形のシート状をなす金属シート(金属薄板)としての金属箔26を備えている。金属箔26は、例えばリチウムイオン二次電池や、ニッケル水素二次電池というように、二次電池10の種類に応じた金属により形成される。また、金属箔26に用いられる金属は、正極シート21と、負極シート22とでも異なる。
本実施形態において、正極シート21の金属箔26は、例えばアルミニウムからなる一方で、負極シート22の金属箔26は、例えば銅からなる。また、本実施形態の正極シート21の金属箔26と、負極シート22の金属箔26とは、正面視において矩形の同一形状をなし、且つ同じ大きさ(同一面積)に形成されている。
そして、正極シート21における金属箔26の両表面(前面及び後面)には、金属箔26における左右方向の両側縁部から上下方向の全体にわたってそれぞれ一定幅で形成された未塗工部としての第1非形成領域26a及び第2非形成領域26bを除き、その全面に正極用の活物質が塗布され、正極用活物質層27aが形成されている。正極シート21において、第1非形成領域26a,第2非形成領域26bは、正極用活物質層27aが形成されていない領域となる。
同様に、負極シート22における金属箔26の両表面(前面及び後面)には、金属箔26における左右方向の両側縁部から上下方向の全体にわたってそれぞれ一定幅で形成された未塗工部としての第1非形成領域26a及び第2非形成領域26bを除き、その全面に負極用の活物質が塗布され、負極用活物質層27bが形成されている。負極シート22において、第1非形成領域26a,第2非形成領域26bは、負極用活物質層27bが形成されていない領域となる。各金属箔26において、第1非形成領域26aにおける左右方向の幅は、第2非形成領域26bにおける左右方向の幅より広く形成されている。
このように、第1非形成領域26a及び第2非形成領域26bは、正極シート21及び負極シート22における左右方向の側縁(辺)に沿ってそれぞれ延設されている。以下の説明では、正極シート21において正極用活物質層27aが形成された領域、及び負極シート22において負極用活物質層27bが形成された領域を形成領域27cと示す。本実施形態において、正極シート21における形成領域27cと、負極シート22における形成領域27cとは、正面視において矩形の同一形状をなし、且つ同じ大きさ(同一面積)に形成されている。
そして、正極シート21の第1非形成領域26aは、正極シート21の一側縁から延出形成された正極リード21aとなる一方で、負極シート22の第1非形成領域26aは、負極シート22の一側縁から延出形成された負極リード22aとなる。本実施形態では、矢印Y1に示す左右方向が正極リード21a及び負極リード22aの延出方向となる。
また、矩形のシート状をなすセパレータ23は、絶縁性を有する樹脂材料(例えばポリエチレンなど)からなり、極めて微細な空孔構造をなす矩形の多孔性シートとされている。本実施形態のセパレータ23は、樹脂材料からなるシートを延伸する延伸開口法によって前記空孔構造が形成された延伸層としての多孔質層のみからなる単層のセパレータとされている。このように、セパレータ23は、延伸加工によって形成されていることから、温度上昇に伴って上記延伸方向に収縮する性質を有している。
そして、本実施形態において、電極体25は、正極シート21と負極シート22とが間にセパレータ23を挟んだ状態で積層され、且つ正極シート21及び負極シート22と、セパレータ23とが相互に熱溶着(固定)された積層部材28を含んで構成されている。
この積層部材28において、正極シート21及び負極シート22は、同一形状で且つ同一面積に形成された各形成領域27c同士を、正極シート21及び負極シート22の積層方向からみて整合一致させた状態で積層されている。したがって、正極シート21及び負極シート22の積層方向から見た場合において、正極シート21における正極用活物質層27aの形成領域27cの全体は、負極シート22における負極用活物質層27bの形成領域27cに含まれている(包含されている)。
また、積層部材28において、正極シート21は、正極リード21a(第1非形成領域26a)を積層部材28における一側縁(ここでは左側縁)から延出させて積層されている一方で、負極シート22は、負極リード22a(第1非形成領域26a)を積層部材28における前記一側縁とは反対側の側縁(ここでは右側縁)から延出させて積層されている。
このため、積層部材28の一側縁側(ここでは左側縁)では、正極リード21aと、負極シート22における第2非形成領域26bとがセパレータ23を間に挟んだ状態で積層されている。同様に、積層部材28の上記一側縁とは反対側の側縁側(ここでは右側縁)では、負極リード22aと、正極シート21における第2非形成領域26bとがセパレータ23を間に挟んだ状態で積層されている。また、積層部材28において、セパレータ23は、当該セパレータ23の延伸方向を正極リード21a及び負極リード22aの延出方向(ここでは左右方向)に一致させた状態で積層されている。
そして、積層部材28では、セパレータ23に対して、正極リード21a、及び負極シート22における第2非形成領域26bが、当該第2非形成領域26bの先端部において上下方向の全体にわたり連続的に熱溶着され、固定されている。同様に、積層部材28では、セパレータ23に対して、負極リード22a、及び正極シート21における第2非形成領域26bが、当該第2非形成領域26bの先端部において上下方向の全体にわたり連続的に熱溶着され、固定されている。
なお、積層部材28において、正極シート21における第2非形成領域26bの先端は、セパレータ23における一側縁(本実施形態では右側縁)と面一(略面一)である一方で、負極シート22における第2非形成領域26bの先端は、セパレータ23における前記一側縁とは反対側の側縁(本実施形態では左側縁)と面一(略面一)である。また、積層部材28において、正極シート21、負極シート22、及びセパレータ23は、上縁(上端)及び下縁(下端)がそれぞれ面一(略面一)とされている。このように、本実施形態の積層部材28では、正極シート21と負極シート22とは、セパレータ23に対して、セパレータ23における延伸方向の両端部、換言すれば正極リード21a及び負極リード22aの延出方向の両端部で固定されている。
そして、電極体25は、矩形のシート状をなすセパレータ23を間に挟んだ状態で、複数の積層部材28が積層部材28における正極シート21及び負極シート22の積層方向に積層されて形成されている。これにより、電極体25において、正極シート21及び負極シート22は、…→正極シート21→負極シート22→正極シート21…のように、交互に配置されている。本実施形態では、矢印Y3に示す前後方向が電極体25(正極シート21及び負極シート22)の積層方向となる。
そして、図1に示すように、電極体25における一側縁(本実施形態では左側縁)には、複数の正極リード21aがセパレータ23を間に挟まない状態で層状構造をなす正極集電部30が延出形成されている。また、電極体25における前記一側縁とは反対側の側縁(本実施形態では右側縁)には、複数の負極リード22aがセパレータ23を間に挟まない状態で層状構造をなす負極集電部31が延出形成されている。
そして、正極集電部30(正極リード21a)と前述した正極端子15とは、正極集電端子33によって電気的に接続されている。また、負極集電部31(負極リード22a)と負極端子16とは、負極集電端子34によって電気的に接続されている。
次に、二次電池10の作用について説明する。
積層部材28では、正極シート21及び負極シート22の積層方向から見た場合において、正極シート21における形成領域27cの全体が、負極シート22における形成領域27cに含まれた状態で、正極シート21及び負極シート22と、セパレータ23とが相互に熱溶着(固定)されている。このため、少なくとも積層部材28において、層状構造をなす正極シート21及び負極シート22が面方向(積層方向と直交する方向)へ位置ずれすることを抑制し、これにより電気容量が低下することを抑制できる。なお、面方向への位置ずれに伴って、正極シート21及び負極シート22の積層方向において、正極シート21における形成領域27cの一部又は全部が負極シート22における形成領域27cに含まれなくなった場合には、電気容量の低下を招く。
また、正極シート21及び負極シート22と、セパレータ23とは、当該セパレータ23における延伸方向の両端部で熱溶着(固定)されている。前述のように延伸加工されたセパレータ23は、その延伸方向に収縮し易い。しかしながら、本実施形態の積層部材28では、セパレータ23における延伸方向の両端部で正極シート21及び負極シート22と固定されていることから、セパレータ23が延伸方向へ収縮してしまうことを好適に抑制できる。
また、本実施形態の積層部材28では、正極シート21及び負極シート22における第2非形成領域26bの先端とセパレータ23における左右方向の側縁とがそれぞれ面一(略面一)に形成されているとともに、正極シート21、負極シート22、及びセパレータ23は、上縁(上端)及び下縁(下端)がそれぞれ面一(略面一)とされている。したがって、本実施形態では、セパレータ23を極力小さく形成し、体積エネルギー密度や重量エネルギー密度を向上させることができる。
そして、本実施形態では、セパレータ23における延伸方向の両端部で正極シート21及び負極シート22と固定されていることから、セパレータ23が収縮して正極シート21及び負極シート22が短絡することを抑制できる。特に、本実施形態の積層部材28では、正極シート21及び負極シート22とセパレータ23とは、第2非形成領域26bの先端部において上下方向の全体にわたり連続的に熱溶着され、固定されている。したがって、セパレータ23の収縮をさらに抑制することができる。
次に、二次電池10及び電極体25の製造方法について、その作用とともに図3〜図5にしたがって説明する。
まず、帯状(長尺のシート状)をなす金属箔26の両面に対して、当該金属箔26における幅方向の一方の側縁に第1非形成領域26aを、他方の側縁に第2非形成領域26bを設定して連続的に活物質を塗布して正極用活物質層27a又は負極用活物質層27bを形成し、帯状をなす正極シート21及び負極シート22を得る塗布工程を行う。
次に、セパレータ23を間に挟んだ状態で正極シート21と負極シート22とを積層し、正極シート21及び負極シート22と、セパレータ23とを相互に固定して積層部材28を得る固定工程を行う。
図3に示すように、固定工程では、帯状をなすセパレータ23を間に挟んだ状態で、同じく帯状をなす正極シート21、及び負極シート22を積層して帯状の積層体を得る。このとき、正極シート21及び負極シート22は、積層体における幅方向の一方の側縁から正極リード21aが延出され、他方の側縁から負極リード22aが延出された状態で積層する。また、正極シート21及び負極シート22は、正極シート21及び負極シート22の積層方向において、正極シート21における形成領域27cと負極シート22における形成領域27cとを整合一致させた状態に積層する。
また、正極シート21及びセパレータ23は、正極シート21及び負極シート22の積層方向から見た場合において、セパレータ23における幅方向の一方の側縁と、正極シート21における第2非形成領域26bの先端とを整合一致させた状態で積層する。同様に、負極シート22及びセパレータ23は、正極シート21及び負極シート22の積層方向から見た場合において、セパレータ23における幅方向の他方の側縁と、負極シート22における第2非形成領域26bの先端とを整合一致させた状態で積層する。なお、セパレータ23は、当該セパレータ23の幅方向が延伸方向とされている。
次に、図4に示すように、正極シート21、負極シート22及びセパレータ23を積層した積層体の両面から熱溶着用の治具35を押し当てて、加熱しながら加圧することにより、正極シート21及び負極シート22と、セパレータ23とを熱溶着して固定する。
このとき、図3において斜線で示すように、正極リード21a及び負極シート22の第2非形成領域26bが積層された領域と、負極リード22a及び正極シート21の第2非形成領域26bが積層された領域とで、連続的に熱溶着する。換言すれば、セパレータ23における幅方向、即ちセパレータ23における延伸方向の両側縁部(両端部)において、当該両側縁に沿って連続的に固定する。これにより、図5に示すように、正極シート21、負極シート22、及びセパレータ23が一体に固定される。そして、図3において点線で示すように、積層体の幅方向に沿って一定間隔で切断することによって、積層部材28が完成される。
次に、間にセパレータ23を挟んだ状態で積層部材28を積層して層状構造を形成し、電極体25を得る形成工程を行う。形成工程では、間にセパレータ23を挟んだ状態で、隣り合う積層部材28との間で、正極シート21と負極シート22とを対向させて積層する。このとき、正極リード21a及び負極リード22aのうち、電極体25の一側縁(本実施形態では左側縁)から正極リード21aのみを延出させ、正極リード21aを延出させる側縁とは反対側の側縁(本実施形態では右側縁)から負極リード22aのみを延出させて積層する。これにより、電極体25が完成される。
このように、形成工程では、正極シート21、負極シート22、及びセパレータ23を一体に固定した積層部材28を積層して電極体25を形成することから、少なくとも積層部材28において、層状構造をなす正極シート21及び負極シート22が面方向へ位置ずれしてしまうことを抑制できる。また、形成工程では、積層部材28を積層することで電極体25を構成できることから、それぞれ別体をなす正極シート21、負極シート22、及びセパレータ23を積層する場合と比較して、容易に電極体25を形成できる。また、セパレータ23における延伸方向の両側縁部(両端部)において固定することにより、セパレータ23が延伸方向に収縮してしまうことを好適に抑制できる。
そして、電極体25の正極集電部30(正極リード21a)に正極集電端子33を接合するとともに、この正極集電端子33に正極端子15を電気的に接続する。また、電極体25の負極集電部31(負極リード22a)に負極集電端子34を接合するとともに、負極集電端子34に負極端子16を電気的に接続する。続けて、電極体25を本体部材12に収納するとともに、この本体部材12には、正極端子15及び負極端子16を上面から突出させつつ蓋部材13が組み付けられる。そして、ケース11に電解質(電解液)が充填され、二次電池10が完成される。
したがって、本実施形態によれば、以下のような効果を得ることができる。
(1)電極体25を構成する積層部材28では、正極シート21及び負極シート22の積層方向から見た場合において、正極シート21における形成領域27cの全体が、負極シート22における形成領域27cに含まれた状態で、正極シート21及び負極シート22と、セパレータ23とが相互に固定されている。このため、少なくとも積層部材28において、正極シート21及び負極シート22が面方向へ位置ずれすることを抑制し、これにより電気容量が低下することを抑制できる。
(2)正極シート21及び負極シート22と、セパレータ23とは、当該セパレータ23における延伸方向の両側縁部(両端部)で固定されている。このため、セパレータ23が延伸方向に収縮してしまうことを好適に抑制できる。したがって、セパレータ23の収縮率を加味して、正極シート21や負極シート22における形成領域27cよりセパレータ23を過剰に大きく形成する必要がなく、エネルギー密度を向上させることができる。
(3)電極体25では、セパレータ23を間に挟んだ状態で複数の積層部材28が積層されている。このため、積層部材28を積層することで電極体25を構成できることから、それぞれ別体をなす正極シート21、負極シート22、及びセパレータ23を積層する場合と比較して、容易に二次電池10(電極体25)を形成することができる。
(4)二次電池10は、積層部材28を積層してなる電極体25を備えている。したがって、二次電池10(電極体25)のうち少なくとも積層部材28において、層状構造をなす正極シート21及び負極シート22が面方向へ位置ずれすることを抑制し、これにより電気容量が低下することを抑制できる。
(5)固定工程では、正極シート21及び負極シート22の積層方向から見た場合において、正極シート21における形成領域27cの全体を、負極シート22における形成領域27cに含ませた状態で、正極シート21及び負極シート22と、セパレータ23とを相互に固定する。このため、少なくとも積層部材28において、正極シート21及び負極シート22が面方向へ位置ずれすることを抑制し、これにより電気容量が低下することを抑制できる。
(6)固定工程では、セパレータ23における延伸方向の両側縁部(両端部)において固定することから、セパレータ23が延伸方向に収縮してしまうことを好適に抑制できる。このため、セパレータ23の収縮率を加味して、正極シート21や負極シート22における形成領域27cよりセパレータ23を過剰に大きく形成する必要がなく、エネルギー密度を向上させることができる。
(7)形成工程では、積層部材28を積層することで電極体25を構成できることから、それぞれ別体をなす正極シート21、負極シート22、及びセパレータ23を積層する場合と比較して、容易に二次電池10(電極体25)を形成することができる。
(第2の実施形態)
次に、本発明を具体化した第2の実施形態を図6及び図7にしたがって説明する。以下の説明では、既に説明した実施形態と同一構成について同一符号を付すなどし、その説明を簡略又は省略する。
図6(a)〜図6(c)に示すように、本実施形態の積層部材28では、正極シート21及び負極シート22と、セパレータ23とが正極リード21a及び負極リード22aの延出方向(左右方向)と直交する方向(上下方向)側に配置される上縁部(上端部)及び下縁部(下端部)の全体にわたって熱溶着され、固定されていている。即ち、図6(a)において斜線で示すように、積層部材28では、正極シート21及び負極シート22と、セパレータ23とが積層部材28の上縁部及び下縁部に沿って熱溶着されている。
正極シート21における金属箔26の両表面には、第1非形成領域26a及び第2非形成領域26bに加えて、金属箔26における上縁部(上端部)、及び下縁部(下端部)から左右方向の全幅にわたって一定幅で形成された第3非形成領域26cを除き、その全面に正極用の活物質が塗布され、正極用活物質層27aが形成されている。これにより、正極シート21では、正面視で金属箔26の中央に矩形をなす正極用活物質層27a(形成領域27c)が設けられる。
同様に、負極シート22における金属箔26の両表面には、第1非形成領域26a及び第2非形成領域26bに加えて、金属箔26における上縁部(上端部)、及び下縁部(下端部)から左右方向の全幅にわたって一定幅で形成された第3非形成領域26cを除き、その全面に負極用の活物質が塗布され、負極用活物質層27bが形成されている。これにより、負極シート22では、正面視で金属箔26の中央に矩形をなす負極用活物質層27b(形成領域27c)が設けられる。
なお、積層部材28においてセパレータ23は、第1の実施形態と同様に、セパレータ23の延伸方向と、正極リード21a及び負極リード22aの延出方向(左右方向)とを一致させた状態で固定されている。
次に、本実施形態の二次電池10、及び電極体25の製造方法について、主に第1の実施形態と異なる部分を図7にしたがって説明する。
図7(a)及び図7(b)に示すように、塗工工程では、帯状をなす金属箔26の長さ方向において、当該金属箔26の幅方向に延びる第3非形成領域26cを間に挟んで間欠的に活物質を塗布し、矩形の形成領域27cを間欠的に形成する。なお、正極シート21における正極用活物質層27a、及び負極シート22における負極用活物質層27bは、その形成領域27cが金属箔26の両表面においてそれぞれ整合一致させて形成されている。
次に、固定工程では、間に帯状のセパレータ23を挟んだ状態で、且つ正極シート21における形成領域27cと負極シート22における形成領域27cとを、積層方向から見た場合において整合一致させた状態で積層して積層体を得る。そして、図7(b)に示すように、帯状をなす積層体の両面から熱溶着用の治具35を押し当てて、加熱しながら加圧することにより、正極シート21及び負極シート22と、セパレータ23とを、積層体の幅方向に延びる第3非形成領域26cにて熱溶着し、固定する。
次に、図7(a)において点線で示すように、第3非形成領域26cにおいて熱溶着された領域(図中で斜線で示す)のうち前記積層体の長さ方向の中央において、積層体の幅方向に沿って切断することによって、積層部材28が完成される。
したがって、本実施形態によれば、第1の実施形態の効果(1),(3)〜(7)に加えて、さらに以下のような効果を得ることができる。
(8)固定工程では、第3非形成領域26cにおいて熱溶着された領域のうち前記積層体の長さ方向の中央において、積層体の幅方向に切断することにより積層部材28が形成されている。したがって、熱溶着されていない領域において正極シート21及び負極シート22の積層体を切断する場合と比較して、当該切断部において正極シート21及び負極シート22の端面にずれが生じて短絡し易くなることを抑制できる。
実施形態は上記のように限定されるものではなく、例えば以下のように具体化してもよい。
○ 第2の実施形態において、積層部材28は、図8に示すように、当該積層部材28の上縁部(上端部)において正極シート21及び負極シート22と、セパレータ23とが接合されている一方で、積層部材28の下縁部(下端部)において正極シート21とセパレータ23のみが接合されていてもよい。この場合、図9に示すように、塗工工程において負極シート22には、帯状をなす負極シート22(金属箔26)の長さ方向において、正極シート21に形成する正極用活物質層27a(形成領域27c)を2つ含む大きさに負極用活物質層27b(形成領域27c)を形成する。そして、固定工程では、正極シート21に形成した各第3非形成領域26cに治具35を押し当てて熱溶着する。また、正極シート21の第3非形成領域26cにおいて熱溶着された領域のうち前記積層体の長さ方向の中央において、積層体の幅方向に沿って切断することによって、本別例の積層部材28を得ることができる。
○ 第2の実施形態において、積層部材28を構成するセパレータ23は、延伸方向を正極リード21a及び負極リード22aの延出方向と直交する方向(上下方向)に一致させた状態で固定されていてもよい。
○ セパレータ23は、延伸加工されたシート状の基材の両面に、延伸加工、又は延伸加工とは異なる方法により空孔構造を形成した多孔質層を積層して形成されていてもよい。
○ 形成工程では、正極シート21及び負極シート22と、セパレータ23とを固定した積層体を捲回することにより、正極シート21及び負極シート22が層状構造をなす電極体25を形成してもよい。
○ 正極シート21における形成領域27cは、負極シート22における形成領域27cよりも小さい面積に形成されていてもよい。即ち、正極シート21及び負極シート22の積層方向から見た場合において、正極シート21における正極用活物質層27aの形成領域27cの全体が、負極シート22における負極用活物質層27bの形成領域27cに含まれておればよい。
○ 積層部材28において、正極シート21及び負極シート22と、セパレータ23とは、複数箇所にわたって断続的に熱溶着されて固定されていてもよい。
○ 正極リード21aは、当該正極リード21aが延出形成された正極シート21の側縁(辺)の長さより小さい幅で形成されていてもよい。負極リード22aについても同様に変更できる。
○ 金属箔26としたが、二次電池10における電気容量の低下や電池作製時に影響しない程度の厚みのある薄板であってもよい。
○ 正極シート21及び負極シート22の形状を円形や楕円形、六角形など適宜変更してもよい。
○ ケース11の形状は、円柱状や、左右方向に扁平な楕円柱状に形成してもよい。
○ 上記実施形態の二次電池10を車両(例えば産業車両や乗用車両など)に搭載し、車両に装備された発電機により充電する一方で、二次電池10から供給する電力によりエアコン用のコンプレッサや、車輪を駆動するための電動モータ、或いはカーナビゲーションシステムなどの電装品を駆動してもよい。これによれば、二次電池10に備えられた電極体25のうち少なくとも積層部材28において、層状構造をなす正極シート21及び負極シート22が面方向へ位置ずれすることを抑制し、これにより電気容量が低下することを抑制できる。したがって、車両において、1回の満充電で利用可能な電力量が低下することを抑制できる。
○ 本発明は、蓄電装置としての電気二重層キャパシタとして具体化してもよい。
10…二次電池(蓄電装置)、21…正極シート、22…負極シート、23…セパレータ、25…電極体、26…金属箔(金属シート)、26a…第1非形成領域、26b…第2非形成領域、27a…正極用活物質層、27b…負極用活物質層、27c…形成領域、28…積層部材。

Claims (6)

  1. 金属シートの表面に正極用活物質層を形成した正極シートと金属シートの表面に負極用活物質層を形成した負極シートとが間に延伸加工により形成されたシート状のセパレータを挟んだ状態で積層され、且つ前記正極シートの前記正極用活物質層が形成されていない領域及び前記負極シートの前記負極用活物質層が形成されていない領域と、前記セパレータとが相互に熱溶着された積層部材を備え、当該積層部材では、前記正極シート及び前記負極シートの積層方向から見た場合において、前記正極シートにおける前記正極用活物質層の形成領域の全体が、前記負極シートにおける前記負極用活物質層の形成領域に含まれているとともに、前記正極シートの前記正極用活物質層が形成されていない領域及び前記負極シートの前記負極用活物質層が形成されていない領域と、前記セパレータとは、前記セパレータの延伸方向の両端部で熱溶着されていることを特徴とする蓄電装置。
  2. 複数の前記積層部材が前記セパレータを間に挟んだ状態で積層されていることを特徴とする請求項1に記載の蓄電装置。
  3. 前記蓄電装置は二次電池であることを特徴とする請求項1又は2に記載の蓄電装置。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載の蓄電装置を搭載したことを特徴とする車両。
  5. 金属シートの表面に正極用活物質層を形成した正極シートと金属シートの表面に負極用活物質層を形成した負極シートとを延伸加工により形成されたシート状のセパレータを間に挟んだ状態で積層し、前記正極シートの前記正極用活物質層が形成されていない領域及び前記負極シートの前記負極用活物質層が形成されていない領域と、前記セパレータとを相互に熱溶着して積層部材を得る固定工程と、
    前記積層部材の間に前記セパレータを挟んだ状態で前記積層部材を積層、又は捲回して層状構造を形成する形成工程と、を含み、
    前記固定工程では、前記正極シート及び前記負極シートの積層方向から見た場合において、前記正極シートにおける前記正極用活物質層の形成領域の全体を、前記負極シートにおける前記負極用活物質層の形成領域に含ませるとともに、前記正極シートの前記正極用活物質層が形成されていない領域及び前記負極シートの前記負極用活物質層が形成されていない領域と、前記セパレータとを、前記セパレータの延伸方向の両端部で熱溶着することを特徴とする電極体の製造方法。
  6. 前記形成工程では、複数の前記積層部材を、前記セパレータを間に挟んだ状態で積層して前記層状構造を形成することを特徴とする請求項5に記載の電極体の製造方法。
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