JP6390132B2 - リペア処理方法、粘着性組成物、これを用いた画像表示用装置、及び画像表示用装置の製造方法 - Google Patents
リペア処理方法、粘着性組成物、これを用いた画像表示用装置、及び画像表示用装置の製造方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6390132B2 JP6390132B2 JP2014056306A JP2014056306A JP6390132B2 JP 6390132 B2 JP6390132 B2 JP 6390132B2 JP 2014056306 A JP2014056306 A JP 2014056306A JP 2014056306 A JP2014056306 A JP 2014056306A JP 6390132 B2 JP6390132 B2 JP 6390132B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- adhesive composition
- resin layer
- transparent resin
- image display
- meth
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Liquid Crystal (AREA)
- Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)
- Adhesives Or Adhesive Processes (AREA)
Description
また、画像表示用装置における保護パネルと画像表示ユニット等の被着体と(A)粘着性組成物を硬化させてなる透明樹脂層から構成される画像表示装置において、その画像表示装置が不良となった場合、透明樹脂層に(B)イオンを取り込ませて、被着体を容易に剥がす。ここで、不良とは、例えば、保護パネルと画像表示ユニットとの間の位置ずれ、空気や異物の巻き込み、透明樹脂層のしわ、透明樹脂層内部から生ずる気泡等が発生した場合を指す。
イオン(B)(以下、「(B)成分」ということがある。)としては、化合物(D)と錯形成できれば特に制限はなく、例えば、ナトリウム塩としては、酢酸ナトリウム、アルギンサンナトリウム、ナトリウムアミド、アンチモン酸ナトリウム、安息香酸ナトリウム、炭酸水素ナトリウム、ビスマス酸ナトリウム、重亜硫酸ナトリウム、水素化ホウ素ナトリウム、臭化ナトリウム、ブタンスルホン酸ナトリウム塩、酪酸ナトリウム、炭酸ナトリウム、ナトリウムカルボキシメチルセルロース、塩化ナトリウム、亜塩素酸ナトリウム、クロロ酢酸ナトリウム、クロム酸ナトリウム、クエン酸ナトリウム、デキストラン硫酸ナトリウム、リン酸二水素ナトリウム、N−ドデカノイルサルコシン酸ナトリウム、n−ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム、ドデシル硫酸ナトリウム、ナトリウムエトキシド、グルコン酸ナトリウム、グルコール酸ナトリウム、ヘプトン酸ナトリウム、ヘプタフルオロ酪酸ナトリウム、ヘキサフルオロケイ酸ナトリウム、馬尿酸ナトリウム、炭酸水素ナトリウム、フマル酸水素ナトリウム、りんご酸水素ナトリウム、酒石酸水素ナトリウム、水酸化ナトリウム、ヒドロキシ酪産ナトリウム、次亜塩素酸ナトリウム、ヨウ化カリウム、イソアスコルビン酸ナトリウム、乳酸ナトリウム、ラウリン酸ナトリウム、N−ラウロイルサルコシン酸ナトリウム、ラウリル硫酸ナトリウム、メルカプト酢酸ナトリウム、ミリスチン酸ナトリウム、硝酸ナトリウム、亜硝酸ナトリウム、シュウ酸ナトリウム、過塩素酸ナトリウム、リン酸二ナトリウム、リン酸一ナトリウム、リン酸ナトリウム、ホスフィン酸ナトリウム、ポリアクリル酸ナトリウム、プロピオン酸ナトリウム、ピルビン酸ナトリウム、ピロリン酸ナトリウム、サリチル酸ナトリウム、硫酸ナトリウム、亜硫酸ナトリウム、チオグリコール酸ナトリウム、チオ硫酸ナトリウム、トリクロロ酢酸ナトリウム、トリフルオロメタンスルホン酸ナトリウムが挙げられる。また、上述のナトリウム塩と同様に、リチウム塩、マグネシウム塩、カリウム塩、カルシウム塩、チタニウム塩、等が挙げられるこれらは1種または2種以上を併用して用いても良い。
本発明における(A)粘着性組成物(以下、「(A)成分」ということがある。)は、(C):重合性官能基を有する化合物及び(D):(B)成分と錯体を形成可能な化合物を含む。さらに、必要に応じて、(E):重合開始剤、(F):可塑剤、その他の添加剤を含んでもよい。
重合性官能基を有する化合物(C)(以下、「(C)成分」ということがある。)としては、光又は熱で硬化可能なものであれば特に制限はなく、(メタ)アクリロイル基、ビニル基、アリル基等の、ラジカルを発生する光又は熱重合開始剤で硬化可能なエチレン性の不飽和基を含む化合物;エポキシ基等の、酸を発生する光酸発生剤、酸無水物、フェノール、又はアミン等の熱硬化剤の併用で硬化可能な環状エーテル基を含む化合物等が好ましいが、硬化性及び透明性の点からは、エチレン性の不飽和基を含む化合物が好ましく、(メタ)アクリロイル基を含む化合物がより好ましい。エチレン性の不飽和基を含む化合物としては、(メタ)アクリレート化合物、(メタ)アクリロイル基を有するポリマ、ビニル基を有する化合物、アリル基を有する化合物等が好適である。次にこれらの化合物及びポリマについてこの順に説明する。
なお、本明細書において「(メタ)アクリレート」とは、「アクリレート」又はそれに対応する「メタクリレート」を意味する。同様に「(メタ)アクリル」とは、「アクリル」又はそれに対応する「メタクリル」を意味し、「(メタ)アクリロイル」とは「アクリロイル」又はそれに対応する「メタクリロイル」を意味する。
(メタ)アクリレート化合物としては、例えば、(メタ)アクリル酸;(メタ)アクリル酸アミド;(メタ)アクリロイルモルホリン;メチル(メタ)アクリレート、エチル(メタ)アクリレート、n−ブチル(メタ)アクリレート、イソブチル(メタ)アクリレート、tert−ブチル(メタ)アクリレート、n−ペンチル(メタ)アクリレート、n−ヘキシル(メタ)アクリレート、n−オクチル(メタ)アクリレート、イソオクチル(メタ)アクリレート、2−エチルヘキシル(メタ)アクリレート、イソデシル(メタ)アクリレート、ドデシル(メタ)アクリレート(n−ラウリル(メタ)アクリレート)、イソミリスチル(メタ)アクリレート、ステアリル(メタ)アクリレート等のアルキル基の炭素数1〜18のアルキル(メタ)アクリレート;エチレングリコールジ(メタ)アクリレート、ブタンジオール(メタ)アクリレート、ノナンジオールジ(メタ)アクリレート等のアルカンの炭素数が1〜18のアルカンジオールジ(メタ)アクリレート;トリメチロールプロパントリ(メタ)アクリレート、テトラメチロールメタントリ(メタ)アクリレート、テトラメチロールメタンテトラ(メタ)アクリレート、ジペンタエリスリトールペンタ(メタ)アクリレート、ジペンタエリスリトールヘキサ(メタ)アクリレート等の(メタ)アクリロイル基を分子内に3つ以上有する多官能(メタ)アクリレート;グリシジルメタクリレート;3−ブテニル(メタ)アクリレート等のアルケニル基の炭素数が2〜18のアルケニル(メタ)アクリレート;ベンジル(メタ)アクリレート、フェノキシエチル(メタ)アクリレート等の芳香環を有する(メタ)アクリレート;メトキシテトラエチレングリコール(メタ)アクリレート、メトキシヘキサエチレングリコール(メタ)アクリレート、メトキシオクタエチレングリコール(メタ)アクリレート、メトキシノナエチレングリコール(メタ)アクリレート、メトキシポリエチレングリコール(メタ)アクリレート、メトキシヘプタプロピレングリコール(メタ)アクリレート、エトキシテトラエチレングリコール(メタ)アクリレート、ブトキシエチレングリコール(メタ)アクリレート、ブトキシジエチレングリコール(メタ)アクリレート等のアルコキシポリアルキレングリコール(メタ)アクリレート;シクロヘキシル(メタ)アクリレート、イソボルニル(メタ)アクリレート、ジシクロペンタニル(メタ)アクリレート等の脂環式基を有する(メタ)アクリレート;2−ヒドロキシエチル(メタ)アクリレート、3−ヒドロキシプロピル(メタ)アクリレート、4−ヒドロキシブチル(メタ)アクリレート等の水酸基を有する(メタ)アクリレート;テトラヒドロフルフリル(メタ)アクリレート;N,N−ジメチルアミノエチル(メタ)アクリレート、N,N−ジメチルアミノプロピル(メタ)アクリルアミド、N,N−ジメチル(メタ)アクリルアミド、N−イソプロピル(メタ)アクリルアミド、N,N−ジエチル(メタ)アクリルアミド、N−ヒドロキシエチル(メタ)アクリルアミド等の(メタ)アクリルアミド誘導体;2−(2−メタクリロイルオキシエチルオキシ)エチルイソシアネート、2−(メタ)アクリロイルオキシエチルイソシアネート等のイソシアネート基を有する(メタ)アクリレート;テトラエチレングリコールモノ(メタ)アクリレート、ヘキサエチレングリコールモノ(メタ)アクリレート、オクタプロピレングリコールモノ(メタ)アクリレート、ジプロピレングリコールモノ(メタ)アクリレート、トリプロピレングリコールモノ(メタ)アクリレート、オクタプロピレングリコールモノ(メタ)アクリレート等のポリアルキレングリコールモノ(メタ)アクリレート;ポリアルキレングリコールジ(メタ)アクリレート;イソシアヌル環骨格を有する(メタ)アクリレート;シロキサン骨格を有する(メタ)アクリレート、ポリブタン(メタ)アクリレート、水添ポリブタン(メタ)アクリレート、ポリプレン(メタ)アクリレート等のゴム系化合物を骨格に有する(メタ)アクリレートなどが挙げられる。これらは1種を単独で用いてもよく、2種以上を併用してもよい。
化合物(D)(以下、「(D)成分」ということがある。)としては、(B)と錯形成できれば特に制限はない。なお、錯体とは2種またはそれ以上の化学種の弱い会合によって生じた固有の特性を持った化学種を指し、有機酸、環状配位子、鎖状配位子、イオン交換が可能な有機塩など、有機や無機の金属塩と錯体を形成可能な化合物であれば良い。例えば、吉草酸、カプロン酸、カプリン酸、ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、マルガリン酸、ステアリン酸、イソステアリン酸、アラキン酸、ベヘン酸、リグノセリン酸、セロチン酸、モンタン酸、メリシン酸、シュウ酸、マロン酸、コハク酸、グルタル酸、アジピン酸、ピメリン酸、スベリン酸、アゼライン酸、セバシン酸等の飽和カルボン酸、ソルビン酸、オレイン酸、エライジン酸、リノール酸、α―リノレン酸、γ―リノレン酸、エレオステアリン酸、アラキドン酸、エルカ酸2、プラシジン酸、(メタ)アクリル酸等の不飽和カルボン酸、安息香酸、フタル酸等の芳香族カルボン酸等のカルボン酸、モノアルキル硫酸、アルキルポリオキシエチレン硫酸、アルキルベンゼンスルホン酸やモノアルキルリン酸等の有機酸;ポリエチレングリコール、ポリエチレングルコール(メタ)アクリレート、ポリプロピレングリコール、ポリプロピレングリコール(メタ)アクリレート等のアルキレングリコール骨格を有する化合物;12−クラウン―4、15−クラウン―5、18−クラウン―6、ジベンゾ―18−クラウン―6、ジアザ―18−クラウン―6、2,2,1−クリプテート、2,2,2−クリプテート等の環状配位子:アセチルアセトン、エチレンジアミン四酢酸誘導体、2,2´−ビピリジン、フェナントロリン等の鎖状配位子;イオン交換が可能な長鎖アルキルアンモニウムカチオンを持つテトラブチルアンモニウム塩、トリオクチルメチルアンモニウム塩、ベンジルジメチルオクタデシルアンモニウム塩等の4級アンモニウム塩などが挙げられる。これらは1種又は2種以上を併用しても良い。また、重合可能な化合物については、重合体として含有していても良い。これらの中でも、有機物に良好な溶解性を示し、被着体の剥離に効果の高い、環状配位子、鎖状配位子、4級アンモニウム塩が好ましく、環状配位子がより好ましい。
本発明の樹脂組成物は、(E)重合性開始剤(以下、「(E)成分」ということがある。)を含有することが好ましい。これにより、(C)成分を重合することができ、密着性と剥離性の両立に寄与する。
この(E)成分のうち、(E−1)光重合開始剤(以下、「(E−1)成分」ということがある。)は、活性エネルギー線の照射により硬化反応が進むものである。ここで活性エネルギー線とは、紫外線、電子線、α線、β線、γ線等をいう。
光重合開始剤には特に制限はなく、ベンゾフェノン系、アントラキノン系、ベンゾイル
系、スルホニウム塩、ジアゾニウム塩、オニウム塩など公知の材料を使用することが可能である。
また、(E)成分は、(E−2)熱重合開始剤(以下、「(E−2)成分」ということがある。)でもよい。熱重合開始剤としては、例えば、過酸化ベンゾイル、t−ブチルパーベンゾエイト、クメンヒドロパーオキシド、ジイソプロピルパーオキシジカーボネート、ジ−n−プロピルパーオキシジカーボネート、ジ(2−エトキシエチル)パーオキシジカーボネート、t−ブチルパーオキシネオデカノエート、t−ブチルパーオキシビバレート、t−ヘキシルパーオキシピバレート、(3,5,5−トリメチルヘキサノイル)パーオキシド、ジプロピオニルパーオキシド、ラウロイルパーオキシド、ジアセチルパーオキシド等の有機過酸化物;2,2´−アゾビスイソブチロニトリル、2,2´−アゾビス(2−メチルブチロニトリル)、1,1´−アゾビス(シクロヘキサン−1−カルボニル)、2,2´−アゾビス(2,4−ジメチルバレロニトリル)、2,2´−アゾビス(2,4−ジメチル−4−メトキシバレロニトリル)、ジメチル2,2´−アゾビス(2−メチルプロピオネート)、4,4´−アゾビス(4−シアノバレリック酸)、2,2´−アゾビス(2−ヒドロキシメチルプロピオニトリル)、2,2´−アゾビス[2−(2−イミダゾリン−2−イル)プロパン]等のアゾ系化合物などが挙げられる。
また、本発明の樹脂組成物は、(F)可塑剤(以下、「(F)成分」ということがある。)をさらに含んでいてもよい。25℃で液状の化合物(F)は、剥離性を損なわない範囲で、目的に応じて添加すればよい。
また、透明樹脂層と被着体が接着した部品とイオン(B)を含む水溶液を接触させる際に使用する水は、水道水、蒸留水、イオン交換水、RO水、地下水、温泉水、海水等いずれも使用することができる。
また、本発明の水溶液には、界面活性剤をさらに含んでいてもよい。これらの界面活性材は、剥離を加速させる目的で適宜添加すればよい。
本発明の(A)粘着性組成物には、必要に応じて上記の(C)〜(F)成分とは別に、各種添加剤を含有させてもよい。本発明において、含有可能な各種添加剤としては、例えば、重合禁止剤、酸化防止剤、光安定化剤、シランカップリング剤、界面活性剤、レベリング剤、ゲル化剤、無機充填材、タッキファイヤー等が挙げられる。
酸化防止剤は、樹脂組成物を光又は熱により硬化させて得られた硬化物の耐熱着色性を高める目的で添加され、トリフェニルホスファイトなどのリン系;フェノール系;チオール系の酸化防止剤が挙げられる。
光安定化剤は、紫外線など光に対しての耐性を高める目的で添加され、HALS(Hindered Amine Light Stabilizer)が挙げられる。
シランカップリング剤は、ガラスなどへの密着性を高めるために添加され、例えば、メチルトリメトキシシラン、メチルトリエトキシシラン、フェニルトリメトキシシラン、フェニルトリエトキシシラン、γ−アミノプロピルトリメトキシシラン、γ−アミノプロピルトリエトキシシラン、γ−グリシドキシプロピルトリメトキシシラン、γ−グリシドキシプロピルメチルジエトキシシラン、γ−グリシドキシプロピルメチルジイソプロペノキシシラン等が挙げられる。
レベリング剤は、樹脂組成物の平坦性を付与するために添加され、シリコン系、フッ素系の表面張力を下げる化合物等が挙げられる。
ゲル化剤は、樹脂組成物の漏出を防ぐために添加され、ヒドロキシ脂肪酸、ヒドロキシ脂肪酸を主成分とする水添ひまし油、n−ラウロイル−L−グルタミン酸−α,β−ジブチルアミド、ジ−p−メチルベンジリデンソルビトールグルシトール、1,3:2,4−ビス−0−ベンジリデン−D−グルシトール、1,3:2,4−ビス−0−(4−メチルベンジリデン)−D−ソルビトール、ビス(2−エチルヘキサノアト)ヒドロキシアルミニウム等が挙げられる。
無機充填剤は、光硬化性樹脂の漏出防止、強度向上、硬化収縮率低減等を付与するために配合され、例えば、破砕シリカ、溶融シリカ、マイカ、粘土鉱物、ガラス短繊維又は微粉末及び中空ガラス、炭酸カルシウム、石英粉末、金属水和物等が挙げられる。
タッキファイヤーは、光硬化性樹脂の強度向上を付与するために配合され、例えば、テルペン系、ロジン系、アクリル系、スチレン系等が挙げられる。
本発明における粘着性組成物の製造方法には特に制限はなく、上記(C)成分、(D)成分、並びに必要に応じて(E)、(F)成分及び上記添加剤を混合し撹拌することにより製造することができる。
また、各成分のいずれかが固状である場合、混合撹拌前、混合撹拌中、及び混合撹拌後の少なくとも1つのタイミングで固状成分を加温して溶解させることが好ましい。これにより、各成分が良好に分散し、その後、冷却することにより、粘着性組成物が得られる。
次に、本発明の粘着性組成物を用いた画像表示装置について説明する。
本発明の粘着性組成物は、各種画像表示装置に適用することができる。画像表示装置としては、プラズマディスプレイ(PDP)、液晶ディスプレイ(LCD)、陰極線管(CRT)、電界放出ディスプレイ(FED)、有機ELディスプレイ(OELD)、3Dディスプレイ、電子ペーパー(EP)などが挙げられる。
本発明の樹脂組成物は、前記画像表示装置を構成する各種の層を貼り合わせるために好適に使用することができる。各種の層としては、例えば、反射防止層、防汚層、色素層、ハードコート層等の機能性を有する機能層;これら機能層をポリエチレンフィルム、ポリエステルフィルム等の基材フィルムに製膜または積層してなる多層物;ガラス、アクリル樹脂、脂環式ポリオレフィン、ポリカーボネート等の透明保護板;これら透明保護板に各種機能を有する機能層を製膜または積層した多層物などが挙げられる。また、本発明の樹脂組成は、光硬化させて硬化物とし、このような多層物と組み合わせて光学フィルタとして使用することもできる。この場合、本発明の粘着性組成物を多層物に塗布、充填などしてから硬化することが好適である。
また、前記防汚層は、表面に汚れがつきにくくするためのもので、表面張力を下げるためにフッ素系樹脂やシリコーン系樹脂で構成される既知の層を用いることができる。
前記ハードコート層は、表面硬度を高くするために使用される。ハードコート層としては、ウレタンアクリレート、エポキシアクリレート等のアクリル樹脂;エポキシ樹脂などをポリエチレンフィルム等の基材フィルムに製膜または積層したものを使用することができる。同様に表面硬度を高めるために、ガラス、アクリル樹脂、脂環式ポリオレフィン、ポリカーボネート等の透明保護板にハードコート層を製膜または積層したものを使用することもできる。
偏光板の視認面側に使用する場合には、粘着性組成物のさらに視認面側に反射防止層、防汚層、ハードコート層等を積層することができ、偏光板と液晶セルの間に使用する場合には、偏光板の視認面側に機能性を有する層を積層することができる。
このような積層物とする場合、粘着性組成物は、ロールラミネーター、貼合機、真空貼合機、また枚葉貼合機等を用いて積層することができる。
また、タッチパネルを画像表示ユニットに組み合わせた画像表示装置においては、タッチパネルと画像表示ユニットの間又はタッチパネルと前記透明保護板(保護パネル)の間に適用されることが好ましいが、画像表示装置の構成上、本発明の粘着性組成物が適用可能であれば、上記に記載した位置に限るものではない。
<図1の液晶表示装置>
図1は、本発明の液晶表示装置の一実施形態を模式的に示す断面図である。図1に示す液晶表示装置は、バックライトシステム50、偏光板22、液晶表示セル10及び偏光板20がこの順で積層されてなる画像表示ユニット7と、液晶表示装置の視認側となる偏光板20の上面に設けられた透明樹脂層32と、その表面に設けられた透明保護板(保護パネル)40とから構成される。透明保護板40の表面に設けられた段差部60は、透明樹脂層32により埋め込まれている。なお、透明樹脂層32が、基本的に本実施形態の光硬化性樹脂組成物に相当する。段差部60の厚さは、液晶表示装置の大きさ等により異なるが、厚さが30μm〜100μmである場合、本実施形態の粘着性組成物を用いることが特に有用である。
図2は、本発明の液晶表示装置の一実施形態である、タッチパネルを搭載した液晶表示装置を模式的に示す断面図である。図2に示す液晶表示装置は、バックライトシステム50、偏光板22、液晶表示セル10及び偏光板20がこの順で積層されてなる画像表示ユニット7と、液晶表示装置の視認側となる偏光板20の上面に設けられた透明樹脂層32と、透明樹脂層32の上面に設けられたタッチパネル30と、タッチパネル30の上面に設けられた透明樹脂層31と、その表面に設けられた透明保護板40とから構成される。透明保護板40の表面に設けられた段差部60は、透明樹脂層31により埋め込まれている。なお、透明樹脂層31及び透明樹脂層32が、基本的に本実施形態の透明樹脂層に相当する。
段差部60を設ける目的は、例えば、情報入力装置及び画像表示ユニットの周縁部分に入出力の配線を設ける際に、透明保護板側からこれらの配線を見えないように又は見え難くするためである。配線を見えないように又は見え難くする観点からは、段差部60は遮光性の材料であることが好ましい。ただし、段差部は装飾等の他の目的で設けてもよく、透明であってもよい。この段差部60は、透明保護板40の下面(透明樹脂層31と接する側の面)に設けられているが、上面(透明樹脂層31に遠い側の面)に設けられてもよい。この段差部60は、透明保護板40とは異なる材料からなっているが、同一材料からなっていてもよく、これらが一体形成されていてもよい。この段差部60は、透明保護板40の下面の外周縁に沿う枠形状を有しているが、これに限定されるものではなく、平面視形状が、一部又は全部が透明保護板40の下面の外周縁に沿わない枠形状、U字形状、L字形状、直線形状、波形、点線状、格子状、曲線状等の任意の形状とすることができる。図2の液晶表示装置の段差部60についても同様である。
なお、図2の液晶表示装置においては、画像表示ユニット7とタッチパネル30との間、及びタッチパネル30と透明保護板40との間の両方に透明樹脂層が介在しているが、透明樹脂層はこれらの少なくとも一方に介在していればよい。また、タッチパネルがオンセルとなる場合は、タッチパネルと液晶表示セルが一体化される。その具体例としては、図2の液晶表示装置の液晶表示セル10が、オンセルで置き換えられたものが挙げられる。
また、近年、インセル型タッチパネルと呼ばれる、タッチパネル機能が組み込まれた液晶表示セルの開発が進んでいる。このような液晶表示セルを備えた液晶表示装置は、透明保護板、偏光板、及び液晶表示セル(タッチパネル機能付き液晶表示セル)で構成されており、本発明の粘着性組成物及びその硬化物である透明樹脂層は、このようなインセル型タッチパネルを採用している液晶表示装置にも好適に用いることができる。
図1及び2に示す液晶表示装置によれば、本実施形態の透明樹脂層を透明樹脂層31又は32として備えるので、耐衝撃性を有し、二重写りがなく鮮明でコントラストの高い画像が得られる。
液晶表示セル10は、当技術分野で周知の液晶材料から構成されるものを使用することができる。また、液晶材料の制御方法によって、TN(Twisted Nematic)方式、STN(Super−twisted nematic)方式、VA(Virtical Alignment)方式、IPS(In−Place−Switching)方式等に分類されるが、本発明では、いずれの制御方法を使用した液晶表示セルであってもよい。
タッチパネル30としては、当技術分野で一般的に用いられているものを使用することができる。
透明樹脂層31又は32は、例えば0.02mm〜3mmの厚さで形成することができるが、段差埋め込み性及び作業性の観点から、0.1mm〜1mmが好ましく、0.15mm(1.5×102μm)〜0.5mm(5.0×102μm)がより好ましい。特に、本実施形態の光硬化性樹脂組成物においては、厚膜にすることでより一層優れた効果を発揮させることができ、0.1mm以上の透明樹脂層31又は32を形成する場合に好適に用いることができる。
また、透明樹脂層31又は32の可視光領域(波長:380nm〜780nm)の光線に対する光透過率は、80%以上であることが好ましく、90%以上であることが好ましく、95%以上であることがさらに好ましい。
バックライトシステム50は、代表的には反射板等の反射手段とランプ等の照明手段とから構成される。
段差部60の材料としては、例えば、黒色顔料を含むアクリル系樹脂組成物、金属酸化物を含む低融点ガラス等が用いられる。
(図1の液晶表示装置の製造方法)
上述の図1の液晶表示装置は、画像表示ユニット7と段差部60を有する透明保護板(保護パネル)40との間に上記本実施形態の光硬化性樹脂組成物を介在させる工程を備える製造方法により製造することができる。
その後、偏光板20の上面に重ね合わせ、前述の貼合機等を用いてこれらを積層する。
貼合機等を用いて積層後に、粘着性組成物に気泡が見られる場合には、オートクレーブ等を用い、所定の温度で加圧度合いを調整しながら、消泡することが好ましい。また、減圧で脱泡することもできる。
その後、光照射または加熱によって粘着性組成物を硬化して透明樹脂層32とすることにより、好適に図1の画像表示装置を製造することができる。光照射により粘着性組成物を硬化させる際は、透明保護板40側、画像表示ユニット7側、及び画像表示装置の側方から活性エネルギー線を照射することが好ましい。これにより、高温高湿下における信頼性(気泡の発生低減、及び剥がれの抑制)、及び接着力をより向上できる。高温高湿下における信頼性を更に向上できる観点からは、段差部を有さない画像表示ユニット7側から活性エネルギー線を照射することが好ましい。活性エネルギー線として紫外線を用いる際の照射量は、特に制限がないが、5.0×102mJ/cm2〜5.0×103mJ/cm2程度であることが好ましい。
上述の図2の液晶表示装置は、画像表示ユニット7と前記タッチパネル30との間、又は、前記タッチパネル30と前記透明保護板(保護パネル)40との間に上記本実施形態の光硬化性樹脂組成物を介在させる工程を備える製造方法により製造することができる。
透明樹脂層31は、図1の透明樹脂層32と同様の方法によって製造することができる。透明樹脂層32は、透明保護板(保護パネル)40に代えてタッチパネル30に粘着性組成物を塗布すること以外は図1の透明樹脂層32と同様の方法によって製造することができる。
各実施例及び比較例で得られた粘着性組成物について、以下の試験方法で評価した。
スライドグラス(松浪硝子工業株式会社製S7213)上に、76mm×26mm、厚み0.9mm〜1.2mmのスライドグラスと同じ大きさで、内寸法1cm×1cmの開口部を有する厚さ200μmのシリコーンシートを貼り合せた。次いで、粘着性組成物を開口部に流し込み、PETフィルム(東洋紡株式会社製、商品名:コスモシャインA4300)を被せ、ついで、ハイパワーメタルハライドランプを装着した露光機を用いて露光量1.0×103mJ/cm2で露光し、粘着性樹脂を硬化させた。露光終了後、PETフィルム、次いでシリコーンシートを剥がし、スライドガラス上に、1cm×1cm×200μmの透明樹脂層を得た。
次いで、この硬化物ののったスライドガラスを、後に述べる方法で作製した剥離液を50ml入れてある100mlビーカーに入れて、室温(25℃)で浸漬でした。1h後、スライドガラスをビーカーから取り出し、目視で濁りを評価した。
(評価基準)
「透明」:透明樹脂層に全く濁りが見られない。
「濁」: 透明樹脂層に濁りが見えるが、硬化物の後ろが見える。
「白濁」:透明樹脂層は濁り、硬化物の後ろが全く見えない。
スライドグラス(松浪硝子工業株式会社製S7213)上に、スライドグラスと同じ大きさで、内寸法11mm×23mmの開口部を有する厚さ200μmのシリコーンシートを貼り合せた。次いで、光硬化性樹脂組成物を開口部に流し込み、PETフィルム(4100@東洋紡株式会社製)を被せ、露光機(アイグラフィックス株式会社製、形式 MQE3002GY)で露光量1.0×103mJ/cm2で露光した。露光終了後、PETフィルム、次いでシリコーンシートを剥がし、スライドガラス上に、11mm×23mm×200μmの硬化物を得た。
次いで、この硬化物ののったスライドガラスの上に、新たにスライドガラス(76mm×26mm、厚み0.9mm〜1.2mm)を載せて、ローラーを使用して密着させた。その後、後で述べる方法で作製した剥離液を50ml入れてある100mlビーカーに入れて、室温(25℃)で浸漬した。1h後、スライドガラスをビーカーから取り出し、新たに乗せたスライドガラスを剥がした。
(評価基準)
「◎」: 新たに乗せたスライドガラスが、割れず、かつ時間をかけずに剥がせた。
「○」: 新たに乗せたスライドガラスが、割れずに剥がせたが、剥離に時間を要した。
「×」: 新たに乗せたスライドガラスが、割れて剥がせなかった。
<組成例>
表1及び表2に示す配合にしたがって、組成例1〜16の組成物を調整した。なお表1及び表2中の各成分(下記参照)の数値の単位は質量部である。
UC−102:株式会社クラレ製、商品名
FA−512M:日立化成株式会社製、商品名
FA−512AS:日立化成株式会社製、商品名
ACMO:アクリロイルモルホリン、株式会社興人製、商品名
FA−112A:日立化成株式会社製、商品名
G−1000:日本曹達株式会社製、商品名
LBR−307:株式会社クラレ製、商品名
B−1000:日本曹達株式会社製、商品名
IST:和光純薬工業株式会社製、イソステアリン酸
18−C−6:和光純薬工業株式会社製、18−クラウン−6
2,2’−Bpy:和光純薬工業株式会社製、2,2’−ビピリジン
TPO:BASF ジャパン製、LUCIRIN TPO
D−1173:BASF ジャパン製、DAROCUR 1173
MBF:BASF ジャパン製、DAROCUR MBF
表3に示す配合にしたがって、配合例(1)〜(6)の剥離液を調整した。なお、表3中の濃度とは、イオン(B)の濃度である。また、表3におけるTDX−80Dは、第一工業製薬株式会社製の界面活性剤(商品名)であり、その濃度は、1質量%である。またNaSTとは、ステアリン酸ナトリウム(和光純薬株式会社製)である。
表4に示す組成物と剥離液の組み合わせにしたがって、表1に示す組成1〜組成8の組成物からなる樹脂層の外観及び剥離性を評価した。表1中の各成分の数値の単位は質量部である。
<比較例1〜12>
表5に示す組成物と剥離液の組み合わせにしたがって、表2に示す組成9〜組成16の組成物からなる樹脂層の外観及び剥離性を評価した。表1中の各成分の数値の単位は質量部である。
10 液晶表示セル
20 偏光板
22 偏光板
30 タッチパネル
31 透明樹脂層
32 透明樹脂層
40 透明保護板(保護パネル)
50 バックライトシステム
60 段差部
Claims (14)
- 透明樹脂層と被着体が接着してなる部品において、粘着性組成物を硬化させてなる透明
樹脂層にイオンを取り込ませて被着体を剥がすことを含み、
前記粘着性組成物が、重合性官能基を有する化合物及びイオンと錯体を形成可能な化合
物を含有し、
前記イオンと錯体を形成可能な化合物が、環状配位子を含むリペア処理方法。 - 透明樹脂層を、イオンを含む水溶液に接触させる請求項1記載のリペア処理方法。
- 透明樹脂層とイオンを含む水溶液を接触させる際又は接触させた後に、外部刺激として
、光照射、加温、冷却、加圧又は減圧を加える請求項1又は2に記載のリペア処理方法。 - 透明樹脂層とイオンを含む水溶液を接触させる際の水溶液に、界面活性剤を加える請求
項2又は3に記載のリペア処理方法。 - 透明樹脂層と被着体を剥がす際に、物理的な力を加える請求項1〜4のいずれか一項に
記載のリペア処理方法。 - 透明樹脂層と被着体を剥がした後に、被着体上の透明樹脂層の残渣を水又は有機溶剤で
除去する請求項1〜5のいずれか一項に記載のリペア処理方法。 - イオンが水溶性金属塩を含む請求項1〜6のいずれか一項に記載のリペア処理方法。
- イオンを含む水溶液とした時の水中のイオンの濃度が、0.001〜2Mである請求項
2〜7のいずれか一項に記載のリペア処理方法。 - 請求項1〜8のいずれか一項に記載のリペア処理方法に用いる粘着性組成物であり、重
合性官能基を有する化合物及びイオンと錯体を形成可能な化合物を含有し、前記イオンと
錯体を形成可能な化合物が、環状配位子を含む粘着性組成物。 - 重合性官能基を有する化合物が、エチレン性不飽和基を有する化合物を含む請求項9に
記載の粘着性組成物。 - イオンと錯体を形成可能な化合物が、有機物に可溶である化合物を含む請求項9又は1
0に記載の粘着性組成物。 - イオンと錯体を形成可能な前記化合物の含有量が、粘着性組成物の総量100質量部に
対して、0.001質量部〜20質量部である請求項9〜11のいずれか一項に記載の粘
着性組成物。 - 更に、重合開始剤を含む、請求項9〜12のいずれか一項に記載の粘着性組成物。
- 更に、可塑剤を含む、請求項9〜13のいずれか一項に記載の粘着性組成物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014056306A JP6390132B2 (ja) | 2014-03-19 | 2014-03-19 | リペア処理方法、粘着性組成物、これを用いた画像表示用装置、及び画像表示用装置の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014056306A JP6390132B2 (ja) | 2014-03-19 | 2014-03-19 | リペア処理方法、粘着性組成物、これを用いた画像表示用装置、及び画像表示用装置の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2015178068A JP2015178068A (ja) | 2015-10-08 |
JP6390132B2 true JP6390132B2 (ja) | 2018-09-19 |
Family
ID=54262525
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2014056306A Expired - Fee Related JP6390132B2 (ja) | 2014-03-19 | 2014-03-19 | リペア処理方法、粘着性組成物、これを用いた画像表示用装置、及び画像表示用装置の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6390132B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2020197636A (ja) | 2019-06-03 | 2020-12-10 | Agc株式会社 | 剥離装置 |
Family Cites Families (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH10130309A (ja) * | 1996-10-25 | 1998-05-19 | Toagosei Co Ltd | 仮固定用光硬化性組成物及び物品の製造方法 |
JPH1171553A (ja) * | 1997-08-28 | 1999-03-16 | Toagosei Co Ltd | 仮固定用光硬化性組成物及び物品の製造方法 |
JP4711354B2 (ja) * | 2007-07-17 | 2011-06-29 | ソニーケミカル&インフォメーションデバイス株式会社 | 画像表示装置の製造方法 |
JP5583367B2 (ja) * | 2008-07-15 | 2014-09-03 | 日本合成化学工業株式会社 | 光学部材用粘着剤組成物および光学部材用粘着剤ならびにそれを用いて得られる粘着剤層付き光学部材 |
WO2012077806A1 (ja) * | 2010-12-10 | 2012-06-14 | 日立化成工業株式会社 | 光学用粘着材樹脂組成物、光学用粘着材シート、画像表示装置、光学用粘着材シートの製造方法及び画像表示装置の製造方法 |
JP2013067737A (ja) * | 2011-09-22 | 2013-04-18 | Daicel Corp | 透明粘着シート |
JP2013203883A (ja) * | 2012-03-28 | 2013-10-07 | Dainippon Printing Co Ltd | 基材剥離方法、及びそれを用いた光学モジュールの製造方法 |
-
2014
- 2014-03-19 JP JP2014056306A patent/JP6390132B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2015178068A (ja) | 2015-10-08 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6197899B2 (ja) | 光学用粘着材樹脂組成物、光学用粘着材シート、画像表示装置、光学用粘着材シートの製造方法及び画像表示装置の製造方法 | |
JP6358089B2 (ja) | 光硬化性樹脂組成物、画像表示装置及びその製造方法 | |
TWI534233B (zh) | 光學用黏著材樹脂組成物、使用其的光學用黏著材片及影像顯示裝置 | |
US9394457B2 (en) | Photo curable resin composition, imaging display device and production method thereof | |
JP2017122154A (ja) | 光硬化性樹脂組成物、画像表示装置用粘着シート、画像表示装置の製造方法及び画像表示装置 | |
JP6225611B2 (ja) | 光硬化性樹脂組成物、画像表示装置及びその製造方法 | |
JP6098116B2 (ja) | ゲル状硬化性樹脂組成物、画像表示用装置、及び画像表示用装置の製造方法 | |
JP6390132B2 (ja) | リペア処理方法、粘着性組成物、これを用いた画像表示用装置、及び画像表示用装置の製造方法 | |
JP6014999B2 (ja) | 液状硬化性樹脂組成物、これを用いた画像表示用装置の製造方法、及び画像表示用装置 | |
JP2017218477A (ja) | 曲面塗布用光硬化性樹脂組成物、画像表示装置及びその製造方法 | |
JP6631204B2 (ja) | 光硬化性樹脂組成物、これを用いた画像表示用装置、及び画像表示用装置の製造方法 | |
JP6330256B2 (ja) | 画像表示装置用縁材、画像表示装置の製造方法及び画像表示装置 | |
JP2016035004A (ja) | 光硬化性樹脂組成物、これを用いた画像表示用装置、及び画像表示用装置の製造方法 | |
WO2016104525A1 (ja) | 光硬化性樹脂組成物、並びに、画像表示装置及びその製造方法 | |
JP6098115B2 (ja) | ゲル状硬化性樹脂組成物、画像表示用装置、及び画像表示用装置の製造方法 | |
JP6413448B2 (ja) | 光硬化性樹脂組成物、これを用いた画像表示用装置、及び画像表示用装置の製造方法 | |
JP2014189575A (ja) | 液状硬化性樹脂組成物、画像表示用装置、及び画像表示用装置の製造方法 | |
JP2013249452A (ja) | 液状硬化性樹脂組成物、画像表示用装置、及び画像表示用装置の製造方法 | |
JP2017203086A (ja) | 光硬化性樹脂組成物、これを用いた画像表示用装置及び画像表示用装置の製造方法 | |
JP2017052864A (ja) | 光硬化性樹脂組成物、画像表示装置及びその製造方法 | |
JP2017218476A (ja) | 光硬化性樹脂組成物、これを用いた画像表示用装置、及び画像表示用装置の製造方法 | |
WO2016143790A1 (ja) | 樹脂組成物、並びに、画像表示装置及びその製造方法 | |
JP2017122173A (ja) | 液状硬化性樹脂組成物、画像表示用装置及び画像表示用装置の製造方法 | |
JP2013249451A (ja) | 液状硬化性樹脂組成物、画像表示用装置、及び画像表示用装置の製造方法 | |
JP2018030899A (ja) | 光硬化性樹脂組成物、並びに、画像表示装置及びその製造方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20170228 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20171012 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20171019 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20171205 |
|
RD02 | Notification of acceptance of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422 Effective date: 20171205 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20180306 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20180424 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20180724 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20180806 |
|
R151 | Written notification of patent or utility model registration |
Ref document number: 6390132 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |