JP6385886B2 - 電力変換装置 - Google Patents

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Description

本発明は、電動機に複数、並列に接続され、それぞれが直流電力を交流電力に変換して電動機に供給する電力変換装置に関する。
直流電力を交流電力に変換する電力変換装置を複数、並列に交流電動機などの負荷に接続することで、駆動電力の大容量化が図られることがある。電力変換装置は、オン/オフを外部から与える信号によって任意に切り替え可能な自己消弧型半導体素子を備えており、自己消弧型半導体素子のスイッチングを制御することで、直流電力を交流電力に変換する。
複数の電力変換装置が並列に接続されている場合、各電力変換装置の自己消弧型半導体素子のスイッチングタイミングがずれると、各電力変換装置の出力部に急峻な電流の変化が生じ、電力変換装置間の出力部に電位差が生じる。
電力変換装置間の出力部に電位差が生じると、電力変換装置間に電流が流れる。このような電流は横流と称される。横流は負荷の駆動には寄与しないが、電力変換装置の出力電流容量を考慮する際には、負荷電流に横流を加算する必要があり、電力変換装置の出力電流容量を、負荷電流よりも横流の分だけ大きくする必要がある。そのため、横流の抑制が求められている。
特許文献1には、コモンモードチョークコイルを用いることで横流を抑制する方法が記載されている。特許文献1に記載されている方法では、図4に示すように、電力変換装置1−1,1−2が電動機2に並列に接続されるとともに、電力変換装置1−1は、コモンモードチョークコイル4−1を介して直流電源3に接続され、電力変換装置1−2は、コモンモードチョークコイル4−2を介して、電力変換装置1−1と並列に直流電源3に接続されている。
電力変換装置1−1は、コモンモードチョークコイル4−1を介して直流電源3から供給された直流電力を三相(UVW相)交流電力に変換する。また、電力変換装置1−2は、コモンモードチョークコイル4−2を介して直流電源3から供給された直流電力を三相(UVW相)交流電力に変換する。そして、電力変換装置1−1および電力変換装置1−2の各相の出力が合成されて、電動機2に供給される。
図4において、例えば、直流電源3からコモンモードチョークコイル4−1および電力変換装置1−1を介して電動機2に流れる電流と、その電流が電動機2を流れた後、電動機2から電力変換装置1−1およびコモンモードチョークコイル4−1を介して直流電源3に流れる電流とは電流値が同じである。この場合、コモンモードチョークコイル4−1の磁束は弱め合う(打ち消し合う)ため、コモンモードチョークコイル4−1はリアクタンスにならない。
一方、電力変換装置1−1から電動機2に流れた電流が、横流として電力変換装置1−2から直流電源3に戻る経路を流れると、コモンモードチョークコイル4−1に流れる電流値が異なることになる。この場合、コモンモードチョークコイル4−1の磁束は打ち消し合わず、コモンモードチョークコイル4−1はリアクタンスとして作用する。また、コモンモードチョークコイル4−2も同様にリアクタンスとして作用する。コモンモードチョークコイル4−1,4−2がリアクタンスとして作用することで、横流を抑制することができる。
特公昭55−12819号公報
特許文献1に記載されている方法では、コモンモードチョークコイル4−1,4−2を用いているため、大型化・高コスト化を招くという問題がある。
本発明の目的は、上述した課題を解決し、大型化・高コスト化を抑制しつつ、横流の抑制を図ることができる電力変換装置を提供することにある。
上記課題を解決するため、本発明に係る電力変換装置は、電動機に複数、並列に接続され、それぞれが直流電力を交流電力に変換して前記電動機に供給する電力変換装置であって、前記複数の電力変換装置はそれぞれ、自己消弧型半導体素子のスイッチングにより直流電力を交流電力に変換するインバータ部と、前記自己消弧型半導体素子を駆動するゲート信号を前記自己消弧型半導体素子に出力するゲート駆動回路と、を有し、前記ゲート駆動回路は、前記複数の電力変換装置それぞれにPWM信号を出力するPWM信号発生器から前記PWM信号が入力され、該入力されたPWM信号を遅延補償量に基づき遅延させる遅延補償器と、前記遅延補償器により遅延された信号に基づき前記ゲート信号を生成する信号生成部と、前記PWM信号の入力から前記ゲート信号の出力までの遅延時間を測定する遅延時間測定器と、前記遅延時間測定器により測定された遅延時間に関する遅延情報を前記電動機に接続された他の電力変換装置との間で交換し、自装置における遅延情報および前記他の電力変換装置における遅延情報に基づき、前記遅延補償器による前記PWM信号の遅延補償量を決定する制御部と、を有する。
また、本発明に係る電力変換装置において、前記制御部は、前記遅延時間測定器により測定された遅延時間から前記遅延補償器による遅延補償量を減算した第1の減算値を前記遅延情報とすることが好ましい。
また、本発明に係る電力変換装置において、前記制御部は、前記PWM信号の立上りに応じて第1の論理レベルの信号を出力し、前記PWM信号の立下りに応じて第2の論理レベルの信号を出力する判定器と、前記遅延補償量として、前記PWM信号の立上り時の遅延補償量と前記PWM信号の立下り時の遅延補償量とを記憶する保持器と、前記遅延時間測定器により測定された遅延時間から前記保持器に記憶されている遅延補償量を減算して前記第1の減算値を演算する第1の減算器と、前記他の電力変換装置それぞれにおける第1の減算値および自装置における第1の減算値の中から最大値である最大遅延時間を選択する最大値比較器と、前記最大遅延時間から前記第1の減算値を減算して第2の減算値を演算し、該演算した第2の減算値を前記保持器に出力する第2の減算器と、を有し、前記保持器は、前記判定器から前記第1の論理レベルの信号が出力されると、前記記憶しているPWM信号の立上り時の遅延補償量を前記遅延補償器に出力するとともに、前記第2の減算器から出力された第2の減算値を新たなPWM信号の立上り時の遅延補償量として記憶し、前記判定器から前記第2の論理レベルの信号が出力されると、前記記憶しているPWM信号の立下り時の遅延補償量を前記遅延補償器に出力するとともに、前記第2の減算器から出力された第2の減算値を新たなPWM信号の立下り時の遅延補償量として記憶することが好ましい。
本発明に係る電力変換装置によれば、大型化・高コスト化を抑制しつつ、横流の抑制を図ることができる。
本発明の一実施形態に係る電力変換装置の構成を示すブロック図である。 図1に示す保持器の構成を示すブロック図である。 図1に示す各電力変換装置の動作を説明するための図である。 関連する横流の抑制方法について説明するための図である。
以下、本発明の実施の形態について説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係る電力変換装置の構成を示す図である。本実施形態においては、図1に示すように、2つの電力変換装置10−1,10−2が電動機2に接続されている。
電力変換装置10−1,10−2は、直流電源3に並列に接続されている。電力変換装置10−1,10−2はそれぞれ、PWM信号発生器4から出力されたPWM信号に基づき、直流電源3から出力される直流電力を三相交流電力に変換して、電動機2に供給する電圧形電力変換装置である。電力変換装置10−1と電力変換装置10−2とは同様の構成を有しており、以下では、電力変換装置10−1と電力変換装置10−2とを区別しない場合には、電力変換装置10と称する。なお、電動機2に接続される電力変換装置10の数は3以上であってもよい。
次に、電力変換装置10の構成について説明する。なお、図1において、電力変換装置10−1の各構成要素や各信号名などには「−1」を付し、電力変換装置10−2の各構成要素や各信号名などには「−2」を付しているが、以下では、特に区別しない場合には、「−1」,「−2」の記載を省略して説明する。
図1に示す電力変換装置10は、インバータ部11と、UP_ゲート駆動回路12と、UN_ゲート駆動回路13と、VP_ゲート駆動回路14と、VN_ゲート駆動回路15と、WP_ゲート駆動回路16と、WN_ゲート駆動回路17とを有する。
インバータ部11は、直流電源3から出力された直流電力を三相交流電力に変換して、電動機2に出力する。インバータ部11は、自己消弧型半導体素子111〜116を有している。
自己消弧型半導体素子111〜116は、半導体スイッチとダイオードとが逆並列接続されて構成され、オン/オフを外部から与える信号によって任意に切り替え可能な素子である。
直流電源3の正極と負極との間に、自己消弧型半導体素子111と自己消弧型半導体素子112とが直列に接続され、自己消弧型半導体素子113と自己消弧型半導体素子114とが直列に接続され、自己消弧型半導体素子115と自己消弧型半導体素子116とが直列に接続されている。自己消弧型半導体素子111と自己消弧型半導体素子112との接続点の電圧、自己消弧型半導体素子113と自己消弧型半導体素子114との接続点の電圧、自己消弧型半導体素子115と自己消弧型半導体素子116との接続点の電圧がそれぞれ、U相電圧、V相電圧、W相電圧として出力される。
各電力変換装置10から出力されたU相電圧、V相電圧、W相電圧はそれぞれ、同相同士で合成されて、電動機2に供給される。
UP_ゲート駆動回路12、UN_ゲート駆動回路13、VP_ゲート駆動回路14、VN_ゲート駆動回路15、WP_ゲート駆動回路16、WN_ゲート駆動回路17はそれぞれ、自己消弧型半導体素子111〜116に対応して設けられ、対応する自己消弧型半導体素子の駆動を制御するゲート信号gdを生成して、対応する自己消弧型半導体素子に出力する。
次に、UP_ゲート駆動回路12の構成について説明する。なお、UN_ゲート駆動回路13、VP_ゲート駆動回路14、VN_ゲート駆動回路15、WP_ゲート駆動回路16およびWN_ゲート駆動回路17の構成は、UP_ゲート駆動回路12の構成と同様であるため、説明を省略する。
UP_ゲート駆動回路12は、遅延補償器121と、フォトカプラ122と、ドライブ回路123と、電流検出器124と、遅延時間測定器125と、判定器126と、保持器127と、第1の減算器としての減算器128Aと、第2の減算器としての減算器128Bと、最大値比較器129とを有する。
遅延補償器121は、PWM信号発生器4からPWM信号goが入力され、入力されたPWM信号goを遅延させて、信号gpiとしてフォトカプラ122に出力する。
フォトカプラ122は、遅延補償器121から出力された信号gpiを電気的に絶縁して、信号gpoとしてドライブ回路123に出力する。
ドライブ回路123は、フォトカプラ122から出力された信号gpoを増幅し、ゲート信号gdとして自己消弧型半導体素子111に出力する。
フォトカプラ122およびドライブ回路123は、PWM信号goが遅延補償器121により遅延された信号gpiに基づきゲート信号gdを生成する信号生成部130の構成の一例である。
電流検出器124は、ドライブ回路123から出力されたゲート信号gdの電流が流れ始める時間を検出し、検出結果を遅延時間測定器125に出力する。
遅延時間測定器125は、PWM信号発生器4からPWM信号goが入力され、電流検出器124からゲート信号gdの電流が流れ始める時間の検出結果が入力される。遅延時間測定器125は、PWM信号goの入力からゲート信号gdの出力まで(ゲート信号gdの電流が流れ始めるまで)の遅延時間Δtを測定し、測定した遅延時間Δtを減算器128Aに出力する。
判定器126は、PWM信号発生器4からPWM信号goが入力され、PWM信号goの立上り・立下りに応じて切替信号Sを保持器127に出力する。判定器126は、PWM信号goの立上り時には、第1の論理レベルとしての論理レベルが「1」の切替信号Sを出力し、PWM信号goの立下り時には、第2の論理レベルとしての論理レベルが「0」の切替信号Sを出力する。
保持器127は、遅延補償器121によるPWM信号goの遅延量(遅延時間)を示す遅延補償量Δtdを保持する。ここで、保持器127は、PWM信号goの立上り時の遅延補償量Δtdと、PWM信号goの立下り時の遅延補償量Δtdとを記憶している。保持器127は、判定器126から入力された切替信号Sの論理レベルが「1」の場合には、PWM信号goの立上り時の遅延補償量Δtdを遅延補償器121および減算器128Aに出力する。また、保持器127は、切替信号Sの論理レベルが「0」の場合には、PWM信号goの立下り時の遅延補償量Δtdを遅延補償器121および減算器128Aに出力する。また、保持器127は、切替信号Sの論理レベルが「1」の場合における減算器128Bの出力を、PWM信号goの立上り時の遅延補償量Δtdとして保持し、切替信号Sの論理レベルが「0」の場合における減算器128Bの出力を、PWM信号goの立下り時の遅延補償量Δtdとして保持する。
減算器128Aは、遅延時間測定器125から出力された遅延時間Δtから、保持器127から出力された遅延補償量Δtdを減算した遅延時間td(第1の減算値)を演算する。遅延時間Δtから遅延補償器121による遅延補償量Δtdを減算した遅延時間tdは、フォトカプラ122およびドライブ回路123に起因する遅延時間に相当する。減算器128Aは、演算した遅延時間tdを、電力変換装置10(UP_ゲート駆動回路12)における遅延情報として、減算器128B、最大値比較器129および電動機2に接続された他の電力変換装置10のUP_ゲート駆動回路12に出力する。
最大値比較器129は、電動機2に接続された他の電力変換装置10それぞれのUP_ゲート駆動回路12から送信されてきた遅延情報(遅延時間td)を取得する。そして、最大値比較器129は、減算器128Aから出力された遅延時間td、および、電動機2に接続された他の電力変換装置10それぞれのUP_ゲート駆動回路12から取得した遅延時間tdの中から最大値を選択する。
上述したように、遅延時間tdは、フォトカプラ122およびドライブ回路123に起因する遅延時間に相当する。したがって、最大値比較器129は、電動機2に接続された各電力変換装置10のUP_ゲート駆動回路12内のフォトカプラ122およびドライブ回路123に起因する最大遅延時間を選択する。最大値比較器129は、選択した遅延時間tdを示す最大遅延時間tmaxdを減算器128Bに出力する。
減算器128Bは、最大値比較器129から出力された最大遅延時間tmaxdから、減算器128Aから出力された遅延時間tdを減算した遅延補償量Δtdn(第2の減算値)を演算する。すなわち、減算器128Bは、電動機2に接続された各電力変換装置10のUP_ゲート駆動回路12内のフォトカプラ122およびドライブ回路123に起因する最大遅延時間と、自回路のフォトカプラ122に起因する遅延時間との差を遅延補償量Δtdnとして求める。減算器128Bは、演算した遅延補償量Δtdnを保持器127に出力し、保持させる。
上述した判定器126、保持器127、減算器128A,128Bおよび最大値比較器129は、遅延時間測定器125−1により測定された遅延時間Δtに関する遅延情報を電動機2に接続された他の電力変換装置10との間で交換し、自装置における遅延情報および電動機2に接続された他の電力変換装置10における遅延情報に基づき、遅延補償器121の遅延補償量Δtdを決定する制御部131の構成の一例である。
保持器127に保持された遅延補償量Δtdnは、遅延補償量Δtdとして遅延補償器121に出力される。遅延補償器121は、遅延補償量ΔtdだけPWM信号goを遅延させる。したがって、各電力変換装置10のUP_ゲート駆動回路12からのゲート信号gdの出力タイミングは、フォトカプラ122およびドライブ回路123に起因する遅延時間が最大である電力変換装置10のUP_ゲート駆動回路12からのゲート信号gdの出力タイミングと一致する。そのため、各電力変換装置10において、対応する自己消弧型半導体素子のスイッチングタイミングを一致させ、横流の発生を抑制することができる。
なお、フォトカプラ122およびドライブ回路123に起因する遅延時間は、温度変化などに起因して変化することがある。しかしながら、本発明によれば、PWM信号goの一周期ごとに、遅延補償が行われるので、遅延時間が変化しても、各電力変換装置10におけるスイッチングタイミングを一致させ、横流の発生を抑制することができる。
ここで、本実施形態においては、遅延時間測定器125−1により測定された遅延時間Δtから遅延補償量Δtdを減算した遅延時間tdを、遅延情報として用いる例を用いて説明したが、これに限られるものではない。
例えば、遅延時間測定器125により測定された遅延時間Δt自体を遅延情報として用いてもよい。ただし、本実施形態においては、各電力変換装置10のゲート信号gdの出力タイミングを遅延させることで、各電力変換装置10の自己消弧型半導体素子のスイッチングタイミングを一致させている。そのため、遅延時間Δt自体を遅延情報として用いた場合、ゲート信号gdの出力タイミングの遅延量が大きくなってしまう。
一方、本実施形態のように、遅延時間Δtから遅延補償器121による遅延補償量Δtdを減算した遅延時間tdを、遅延情報として用いることで、遅延補償器121による遅延補償量を除いた、フォトカプラ122およびドライブ回路123に起因する遅延時間に基づきゲート信号gdの出力タイミングの遅延量が決定されるので、ゲート信号gdの出力タイミングの遅延量が大きくなるのを抑制することができる。
次に、保持器127の構成について、図2に示すブロック図を参照して説明する。
図2に示す保持器127は、切替器201,204,205,208と、記憶器202,203,206,207とを有する。切替器201,204,205,208には、切替信号Sが入力される。
切替器201は、切替信号Sの論理レベルが「1」の場合は、記憶器202を選択し、減算器128Bから出力された遅延補償量Δtdnを記憶器202に出力し、切替信号の論理レベルが「0」の場合は、記憶器203を選択し、減算器128Bから出力された遅延補償量Δtdnを記憶器203に出力する。
記憶器202は、切替器201から出力された遅延補償量Δtdnを記憶する。
記憶器203は、切替器201から出力された遅延補償量Δtdnを記憶する。
切替器204は、切替信号Sの論理レベルが「1」のときにはオフとなり、切替信号Sの論理レベルが「0」のときにはオンとなる。
切替器205は、切替信号Sの論理レベルが「0」のときにはオフとなり、切替信号Sの論理レベルが「1」のときにはオンとなる。
記憶器206は、切替器204がオンになると、記憶器202と接続され、記憶器202に記憶されている遅延補償量Δtdnを、PWM信号goの立上り時の遅延補償量として記憶する。
記憶器207は、切替器205がオンになると、記憶器203と接続され、記憶器203に記憶されている遅延補償量Δtdnを、PWM信号goの立下り時の遅延補償量として記憶する。
切替器208は、切替信号Sの論理レベルが「1」のとき、記憶器206を選択し、記憶器206に記憶されている遅延補償量Δtdnを遅延補償量Δtdとして遅延補償器121に出力し、切替信号Sの論理レベルが「0」のとき、記憶器207を選択し、記憶器207に記憶されている遅延補償量Δtdnを遅延補償量Δtdとして遅延補償器121に出力する。
したがって、保持器127は、論理レベルが「1」の切替信号Sが入力されると、記憶器206に記憶されている遅延補償量ΔtdnをPWM信号の立上り時の遅延補償量として遅延補償器121に出力するとともに、減算器128Bから出力された遅延補償量Δtdnを新たなPWM信号の立上り時の遅延補償量として記憶器202に記憶させる。また、保持器127は、論理レベルが「0」の切替信号Sが入力されると、記憶器207に記憶されている遅延補償量ΔtdnをPWM信号の立下り時の遅延補償量として遅延補償器121に出力するとともに、減算器128Bから出力された遅延補償量Δtdnを新たなPWM信号の立下り時の遅延補償量として記憶器203に記憶させる。
次に、電力変換装置10−1,10−2の動作の一例について、図3を参照して説明する。なお、以下では、電力変換装置10−1のUP_ゲート駆動回路12−1および電力変換装置10−2のUP_ゲート駆動回路12−2の各構成要素の動作として説明するが、他の駆動回路も動作は同様である。
図3は、横軸を時刻とした、PWM信号go、遅延補償器121−1が出力する信号gpi−1、ドライブ回路123−1が出力するゲート信号gd−1、電流検出器124−1の出力、遅延補償器121−2が出力する信号gpi−2、ドライブ回路123−2が出力するゲート信号gd−2および電流検出器124−2の出力の波形を示す図である。
以下では、遅延補償を行う前の初期状態をkと置き、時点t(k)〜時点t(k+3)の各時点における動作について説明する。なお、時点t(k)、時点t(k+1)は遅延補償前の状態である。
時点t(k)での動作について説明する。時点t(k)では、PWM信号goが立ち上がっている。
まず、時点t(k)での電力変換装置10−1における動作について説明する。時点t(k)では、PWM信号goが立ち上がっている。そのため、切替器208−1により記憶器206−1が選択される。時点t(k)は遅延補償前の状態であるため、記憶器206−1に記憶されている遅延補償量Δtdn−1は0である。そのため、遅延補償量Δtd−1も0となる。したがって、PWM信号goと信号gpi−1とは同じ波形となる(同じタイミングで立ち上がる)。
ゲート信号gd−1は、信号gpi−1の立上り(PWM信号goの立上り)からフォトカプラ122−1およびドライブ回路123−1に起因する遅延時間a1だけ遅延する。また、電流検出器124−1の出力もPWM信号goの立上りからa1だけ遅延する。
遅延時間測定器125−1は、PWM信号goの入力(立上り)からゲート信号gd−1の出力までの遅延時間Δt−1を測定する。上述したように、ゲート信号gd−1は、PWM信号goの立上りからa1だけ遅延している。したがって、遅延時間Δt−1はa1となる。
減算器128A−1は、遅延時間Δt−1(=a1)から遅延補償量Δtd−1を減算した遅延時間td−1を演算する。上述したように、遅延補償量Δtd−1は0である。したがって、遅延時間td−1はa1となる。減算器128A−1は、演算した遅延時間td−1(=a1)を減算器128B−1,最大値比較器129−1およびUP_ゲート駆動回路12−2の最大値比較器129−2に出力する。
次に、時点t(k)での電力変換装置10−2における動作について説明する。時点t(k)では、PWM信号goが立ち上がっている。そのため、切替器208−2により記憶器206−2が選択される。時点t(k)は遅延補償前の状態であるため、記憶器206−2に記憶されている遅延補償量Δtdn−2は0である。そのため、遅延補償量Δtd−2も0となる。したがって、PWM信号goと信号gpi−2とは同じ波形となる(同じタイミングで立ち上がる)。
ゲート信号gd−2は、信号gpi−2の立上り(PWM信号goの立上り)からフォトカプラ122−2およびドライブ回路123−2に起因する遅延時間b1(>a1)だけ遅延する。また、電流検出器124−1の出力もPWM信号goの立上りからb1だけ遅延する。
遅延時間測定器125−2は、PWM信号goの入力(立上り)からゲート信号gd−2の出力までの遅延時間Δt−2を測定する。上述したように、ゲート信号gd−2は、PWM信号goの立上りからb1だけ遅延している。したがって、遅延時間Δt−2はb1となる。
減算器128A−2は、遅延時間Δt−2(=b1)から遅延補償量Δtd−2を減算した遅延時間td−2を演算する。上述したように、遅延補償量Δtdn−2は0である。したがって、遅延時間td−2はb1となる。減算器128A−2は、演算した遅延時間td−2(=b1)を減算器128B−2,最大値比較器129−2およびUP_ゲート駆動回路12−1の最大値比較器129−1に出力する。
再び、電力変換装置10−1における動作を説明すると、最大値比較器129−1は、減算器128A−1から出力された遅延時間td−1(=a1)およびUP_ゲート駆動回路12−2の減算器128A−2から出力された遅延時間td−2(=b1)から最大値を選択する。上述したように、b1>a1であるため、最大値比較器129−1は、遅延時間td−2(=b1)を最大遅延時間tmaxd−1と選択する。
減算器128B−1は、最大遅延時間tmaxd−1から遅延時間td−1を減算した遅延補償量Δtdn−1を演算する。上述したように、最大遅延時間tmaxd−1はb1であり、遅延時間td−1はa1であるため、遅延補償量Δtdn−1は、b1−a1となる。減算器128B−1は、演算した遅延補償量Δtdn−1(=b1−a1)を保持器127−1に出力する。
判定器126−1は、PWM信号goが立ち上がっているため、論理レベルが「1」の切替信号S−1を保持器127−1に出力する。切替信号S−1の論理レベルが「1」であるため、切替器201−1は、記憶器202−1を選択し、減算器128B−1から出力された遅延補償量Δtdn−1(=b1−a1)を記憶器202−1に記憶させる。
再び、電力変換装置10−2における動作を説明すると、最大値比較器129−2は、減算器128A−2から出力された遅延時間td−2(=b1)およびUP_ゲート駆動回路12−1の減算器128A−1から出力された遅延時間td−1(=a1)から最大値を選択する。上述したように、b1>a1であるため、最大値比較器129−2は、遅延時間td−2(=b1)を最大遅延時間tmaxd−2と選択する。
減算器128B−2は、最大遅延時間tmaxd−2から遅延時間td−2を減算した遅延補償量Δtdn−2を演算する。上述したように、最大遅延時間tmaxd−2はb1であり、遅延時間td−2はb1であるため、遅延補償量Δtdn−2は0となる。減算器128B−1は、演算した遅延補償量Δtdn−2(=0)を保持器127−2に出力する。
判定器126−2は、PWM信号goが立ち上がっているため、論理レベルが「1」の切替信号S−2を保持器127−2に出力する。保持器127−2では、切替信号S−2の論理レベルが「1」であるため、切替器201−2は、記憶器202−2を選択し、減算器128B−2から出力された遅延補償量Δtdn−2(=0)を記憶させる。
次に、時点t(k+1)での動作について説明する。時点t(k+1)では、時点t(k)で立ち上がったPWM信号goが立ち下がっている。
まず、時点t(k+1)での電力変換装置10−1における動作について説明する。時点t(k+1)では、PWM信号goが立ち下がっている。そのため、切替器208−1により記憶器207−1が選択される。時点t(k+1)は遅延補償前の状態であるため、記憶器207−1に記憶されている遅延補償量Δtdn−1は0である。そのため、遅延補償量Δtd−1も0となる。したがって、PWM信号goと信号gpi−1とは同じ波形となる(同じタイミングで立ち下がる)。
ゲート信号gd−1は、信号gpi−1の立下り(PWM信号goの立下り)からフォトカプラ122−1およびドライブ回路123−1に起因する遅延時間a2だけ遅延する。また、電流検出器124−1の出力もPWM信号goの立上りからa2だけ遅延する。
遅延時間測定器125−1は、PWM信号goの入力(立下り)からゲート信号gd−1の出力までの遅延時間Δt−1を測定する。上述したように、ゲート信号gd−1は、PWM信号goの立下りからa2だけ遅延している。したがって、遅延時間Δt−1はa2となる。
減算器128A−1は、遅延時間Δt−1(=a2)から遅延補償量Δtd−1を減算した遅延時間td−1を減算する。上述したように、遅延補償量Δtd−1は0である。したがって、遅延時間td−1はa2となる。減算器128A−1は、演算した遅延時間td−1(=a2)を減算器128B−1,最大値比較器129−1およびUP_ゲート駆動回路12−2の最大値比較器129−2に出力する。
次に、時点t(k+1)での電力変換装置10−2における動作について説明する。時点t(k+1)では、PWM信号goが立ち下がっている。そのため、切替器208−2により記憶器207−2が選択される。時点t(k+1)は遅延補償前の状態であるため、記憶器207−2に記憶されている遅延補償量Δtdn−2は0である。そのため、遅延補償量Δtd−2も0となる。したがって、PWM信号goと信号gpi−2とは同じ波形となる(同じタイミングで立ち下がる)。
ゲート信号gd−2は、信号gpi−2の立上り(PWM信号goの立上り)からフォトカプラ122−2およびドライブ回路123−2に起因する遅延時間b2(>a2)だけ遅延する。また、電流検出器124−1の出力もPWM信号goの立上りからb2だけ遅延する。
遅延時間測定器125−2は、PWM信号goの入力(立下り)からゲート信号gd−2の出力までの遅延時間Δt−2を測定する。上述したように、ゲート信号gd−2は、PWM信号goの立下りからb2だけ遅延している。したがって、遅延時間Δt−2はb2となる。
減算器128A−2は、遅延時間Δt−2(=b2)から遅延補償量Δtd−2を減算した遅延時間td−2を演算する。上述したように、遅延補償量Δtd−2は0である。したがって、遅延時間td−2はb2となる。減算器128A−2は、演算した遅延時間td−2(=b2)を減算器128B−2,最大値比較器129−2およびUP_ゲート駆動回路12−1の最大値比較器129−1に出力する。
再び、電力変換装置10−1における動作を説明すると、最大値比較器129−1は、減算器128A−1から出力された遅延時間td−1(=a2)およびUP_ゲート駆動回路12−2の減算器128A−2から出力された遅延時間td−2(=b2)から最大値を選択する。上述したように、b2>a2であるため、最大値比較器129−1は、遅延時間Δtd−2(=b2)を最大遅延時間tmaxd−1と選択する。
減算器128B−1は、最大遅延時間tmaxd−1から遅延時間td−1を減算した遅延補償量Δtdn−1を演算する。上述したように、最大遅延時間tmaxd−1はb2であり、遅延時間td−1はa2であるため、遅延補償量Δtdn−1は、b2−a2となる。減算器128B−1は、演算した遅延補償量Δtdn−1(=b2−a2)を保持器127−1に出力する。
判定器126−1は、PWM信号goが立ち下がっているため、論理レベルが「0」の切替信号S−1を保持器127−1に出力する。切替信号S−1の論理レベルが「0」であるため、切替器201−1は、記憶器203−1を選択し、減算器128B−1から出力された遅延補償量Δtdn−1(=b2−a2)を記憶器203−1に記憶させる。
また、切替信号S−1の論理レベルが「0」であるため、切替器204−1はオンとなり、記憶器202−1と記憶器206−2とを接続する。記憶器206−1は、記憶器202−1に記憶されている遅延補償量Δtdn−1(=b1−a1)を記憶する。
再び、電力変換装置10−2における動作を説明すると、最大値比較器129−2は、減算器128A−2から出力された遅延時間td−2(=b2)およびUP_ゲート駆動回路12−1の減算器128A−1から出力された遅延時間td−1(=a2)から最大値を選択する。上述したように、b2>a2であるため、最大値比較器129−2は、遅延時間Δtd−2(=b2)を最大遅延時間tmaxd−2と選択する。
減算器128B−2は、最大遅延時間tmaxd−2から遅延時間td−2を減算した遅延補償量Δtdn−2を演算する。上述したように、最大遅延時間tmaxd−2はb2であり、遅延時間td−2はb2であるため、遅延補償量Δtdn−2は0となる。減算器128B−2は、演算した遅延補償量Δtdn−2(=0)を保持器127−2に出力する。
判定器126−2は、PWM信号goが立ち下がっているため、論理レベルが「0」の切替信号S−2を保持器127−2に出力する。切替信号S−2の論理レベルが「0」であるため、切替器201−2は、記憶器203−2を選択し、減算器128B−2から出力された遅延補償量Δtdn−2(=0)を記憶器203−2に記憶させる。
また、切替信号S−2の論理レベルが「0」であるため、切替器204−2はオンとなり、記憶器202−2と記憶器206−2とを接続する。記憶器206−2は、記憶器202−2に記憶されている遅延補償量Δtdn−2(=0)を記憶する。
次に、時点t(k+2)での動作について説明する。時点t(k+2)では、次の周期のPWM信号goが立ち上がっている。
まず、時点t(k+2)での電力変換装置10−1における動作について説明する。時点t(k+2)では、PWM信号goが立ち上がっている。そのため、切替器208−1により記憶器206−1が選択される。上述したように、記憶器206−1は、遅延補償量Δtdn−1(=b1−a1)を記憶している。そのため、保持器127−1からは、記憶器206−1に記憶されている遅延補償量Δtdn−1(=b1−a1)が遅延補償量Δtd−1として出力される。遅延補償器121−1は、遅延補償量Δtd−1(=b1−a1)だけPWM信号goを遅延させる。したがって、遅延補償器121−1から出力される信号gpi−1は、PWM信号goよりも立上りがb1−a1だけ遅延する。
ゲート信号gd−1の出力(立上り)は、時点t(k)と同様に、信号gpi−1の立上りからa1だけ遅延するものとする。信号gpi−1の立上りは、PWM信号goの立上りからb1−a1だけ遅延している。そのため、ゲート信号gd−1の立上りは、PWM信号goの立上りから、遅延補償器121−1による遅延補償量(=b1−a1)と、フォトカプラ122−1およびドライブ回路123−1に起因する遅延量(=a1)とを加算した分だけ遅延する。すなわち、ゲート信号gd−1の立上りは、PWM信号goの立上りから、b1(=(b1−a1)+a1)だけ遅延する。また、電流検出器124−1の出力もPWM信号goの立上りから遅延時間b1だけ遅延する。
遅延時間測定器125−1は、PWM信号goの入力(立上り)からゲート信号gd−1の出力までの遅延時間Δt−1を測定する。上述したように、ゲート信号gd−1は、PWM信号goの立上りから遅延時間b1だけ遅延している。したがって、遅延時間Δt−1はb1となる。
減算器128A−1は、遅延時間Δt−1(=b1)から遅延補償量Δtd−1を減算した遅延時間td−1を演算する。上述したように、遅延補償量Δtd−1はb1−a1である。したがって、遅延時間td−1はa1となる。減算器128A−1は、演算した遅延時間td−1(=a1)を減算器128B−1,最大値比較器129−1およびUP_ゲート駆動回路12−2の最大値比較器129−2に出力する。
次に、時点t(k+2)での電力変換装置10−2における動作について説明する。時点t(k+2)では、PWM信号goが立ち上がっている。そのため、切替器208−2により記憶器206−2が選択される。上述したように、記憶器206−2は、遅延補償量Δtdn−2(=0)を記憶している。そのため、遅延補償量Δtd−2も0となる。したがって、PWM信号goと信号gpi−2とは同じ波形となる(同じタイミングで立ち上がる)。
ゲート信号gd−2は、時点t(k)と同様に、信号gpi―2の立上り(PWM信号goの立上り)からフォトカプラ122−2およびドライブ回路123−2に起因する遅延時間b1だけ遅延するものとする。この場合、電流検出器124−1の出力もPWM信号goの立上りからb1だけ遅延する。
上述したように、時点t(k+2)では、ゲート信号gd−1もPWM信号goの立上りからb1だけ遅延している。したがって、ゲート信号gd−1とゲート信号gd−2とで遅延量が一致、すなわち、出力タイミングが一致している。
遅延時間測定器125−2は、PWM信号goの入力(立上り)からゲート信号gd−2の出力までの遅延時間Δt−2を測定する。上述したように、ゲート信号gd−2は、PWM信号goの立上りからb1だけ遅延している。したがって、遅延時間Δt−2はb1となる。
減算器128A−2は、遅延時間Δt−2(=b1)から遅延補償量Δtd−2を減算した遅延時間td−2を演算する。上述したように、遅延補償量Δtd−2は0である。したがって、遅延時間td−2はb1となる。減算器128A−2は、演算した遅延時間td−2(=b1)を減算器128B−2,最大値比較器129−2およびUP_ゲート駆動回路12−1の最大値比較器129−1に出力する。
再び、電力変換装置10−1における動作を説明すると、最大値比較器129−1は、減算器128A−1から出力された遅延時間td−1(=a1)およびUP_ゲート駆動回路12−2の減算器128A−2から出力された遅延時間td−2(=b1)から最大値を選択する。上述したように、b1>a1であるため、最大値比較器129−1は、遅延時間td−2(=b1)を最大遅延時間tmaxd−1と選択する。
減算器128B−1は、最大遅延時間tmaxd−1から遅延時間td−1を減算した遅延補償量Δtdn−1を演算する。上述したように、最大遅延時間tmaxd−1はb1であり、遅延時間td−1はa1であるため、遅延補償量Δtdn−1は、b1−a1となる。減算器128B−1は、演算した遅延補償量Δtdn−1(=b1−a1)を保持器127−1に出力する。
判定器126−1は、PWM信号goが立ち上がっているため、論理レベルが「1」の切替信号S−1を保持器127−1に出力する。保持器127−1では、切替信号S−1の論理レベルが「1」であるため、切替器201−1は、記憶器202−1を選択し、減算器128B−1から出力された遅延補償量Δtdn−1(=b1−a1)を記憶器202−1に記憶させる。
また、切替信号S−1の論理レベルが「1」であるため、切替器205−1はオンとなり、記憶器203−1と記憶器207−1とを接続する。記憶器207−1は、記憶器203−1に記憶されている遅延補償量Δtdn−1(=b2−a2)を記憶する。
再び、電力変換装置10−2における動作を説明すると、最大値比較器129−2は、減算器128A−2から出力された遅延時間td−2(=b1)およびUP_ゲート駆動回路12−1の減算器128A−1から出力された遅延時間td−1(=a1)から最大値を選択する。上述したように、b1>a1であるため、最大値比較器129−2は、遅延時間td−2(=b1)を最大遅延時間tmaxd−2と選択する。
減算器128B−2は、最大遅延時間tmaxd−2から遅延時間td−2を減算した遅延補償量Δtdn−2を演算する。上述したように、最大遅延時間tmaxd−2はb1であり、遅延時間td−2はb1であるため、遅延補償量Δtdn−2は0となる。減算器128B−2は、演算した遅延補償量Δtdn−2(=0)を保持器127−2に出力する。
判定器126−2は、PWM信号goが立ち上がっているため、論理レベルが「1」の切替信号S−2を保持器127−2に出力する。切替信号S−2の論理レベルが「1」であるため、切替器201−2は、記憶器202−2を選択し、減算器128B−2から出力された遅延補償量Δtdn−2(=0)を記憶器202−2に記憶させる。
また、切替信号S−2の論理レベルが「1」であるため、切替器205−2はオンとなり、記憶器203−2と記憶器207−2とを接続する。記憶器207−2は、記憶器203−2に記憶されている遅延補償量Δtdn−2(=0)を記憶する。
次に、時点t(k+3)での動作について説明する。時点t(k+3)では、時点t(k+2)で立ち上がったPWM信号goが立ち下がっている。
まず、時点t(k+3)での電力変換装置10−1における動作について説明する。時点t(k+3)では、PWM信号goが立ち下がっている。そのため、切替器208−1により記憶器207−1が選択される。上述したように、記憶器207−1は、遅延補償量Δtdn−1(=b2−a2)を記憶している。そのため、保持器127−1からは、記憶器207−1に記憶されている遅延補償量Δtdn−1(=b2−a2)が遅延補償量Δtd−1として出力される。遅延補償器121−1は、遅延補償量Δtd−1(=b2−a2)だけPWM信号goを遅延させる。したがって、遅延補償器121−1から出力される信号gpi−1は、PWM信号goよりも立下りがb2−a2だけ遅延する。
ゲート信号gd−1の出力(立下り)は、時点t(k+1)と同様に、信号gpi−1の立下りからa2だけ遅延するものとする。信号gpi−1の立下りは、PWM信号goの立下りからb2−a2だけ遅延している。そのため、ゲート信号gd−1の立下りは、PWM信号goの立下りから、遅延補償器121−1による遅延補償量(=b2−a2)と、フォトカプラ122−1およびドライブ回路123−1に起因する遅延量(=a2)とを加算した分だけ遅延する。すなわち、ゲート信号gd−1の立下りは、PWM信号goの立下りから、b2(=(b2−a2)+a2)だけ遅延する。また、電流検出器124−1の出力もPWM信号goの立上りから遅延時間b2だけ遅延する。
遅延時間測定器125−1は、PWM信号goの入力(立下り)からゲート信号gd−1の出力までの遅延時間Δt−1を測定する。上述したように、ゲート信号gd−1は、PWM信号goの立下りからb2だけ遅延している。したがって、遅延時間測定器125−1により測定される遅延時間Δt−1はb2となる。
減算器128A−1は、遅延時間Δt−1(=b2)から遅延補償量Δtd−1を減算した遅延時間td−1を演算する。上述したように、遅延補償量Δtd−1はb2−a2である。したがって、遅延時間td−1はa2となる。減算器128A−1は、演算した遅延時間Δtd−1(=a2)を減算器128B−1,最大値比較器129−1およびUP_ゲート駆動回路12−2の最大値比較器129−2に出力する。
次に、時点t(k+3)での電力変換装置10−2における動作について説明する。時点t(k+3)では、PWM信号goが立ち下がっている。そのため、切替器208−2により記憶器207−2が選択される。上述したように、記憶器207−2は、遅延補償量Δtdn−2(=0)を記憶している。そのため、遅延補償量Δtd−2も0となる。したがって、PWM信号goと信号gpi−2とは同じ波形となる(同じタイミングで立ち上がる)。
ゲート信号gd−2の出力(立下り)は、時点t(k+1)と同様に、信号gpi−2の立下り(PWM信号goの立下り)からb2だけ遅延するものとする。この場合、電流検出器124−1の出力もPWM信号goの立上りからb2だけ遅延する。
上述したように、時点t(k+3)では、ゲート信号gd−1もPWM信号goの立下りからb2だけ遅延している。したがって、ゲート信号gd−1とゲート信号gd−2とで遅延量が一致、すなわち、出力タイミングが一致している。
遅延時間測定器125−2は、PWM信号goの入力(立下り)からゲート信号gd−2の出力までの遅延時間Δt−2を測定する。上述したように、ゲート信号gd−2は、PWM信号goの立下りからb2だけ遅延している。したがって、遅延時間測定器125−1により測定される遅延時間Δt−2はb2となる。
減算器128A−2は、遅延時間Δt−2(=b2)から遅延補償量Δtd−2を減算した遅延時間td−2を演算する。上述したように、遅延補償量Δtd−2は0である。したがって、遅延時間td−2はb2となる。減算器128A−2は、演算した遅延時間Δtd−2(=b2)を減算器128B−2,最大値比較器129−2およびUP_ゲート駆動回路12−1の最大値比較器129−1に出力する。
再び、電力変換装置10−1における動作を説明すると、最大値比較器129−1は、減算器128A−1から出力された遅延時間td−1(=a2)およびUP_ゲート駆動回路12−2の減算器128A−2から出力された遅延時間td−2(=b2)から最大値を選択する。上述したように、b2>a2であるため、最大値比較器129−1は、遅延時間Δtd−2(=b2)を最大遅延時間tmaxd−1と選択する。
減算器128B−1は、最大遅延時間tmaxd−1から遅延時間td−1を減算した遅延補償量Δtdn−1を演算する。上述したように、最大遅延時間tmaxd−1はb2であり、遅延時間td−1はa2であるため、遅延補償量Δtdn−1は、b2−a2となる。減算器128B−1は、演算した遅延補償量Δtdn−1(=b2−a2)を保持器127−1に出力する。
判定器126−1は、PWM信号goが立ち下がっているため、論理レベルが「0」の切替信号S−1を保持器127−1に出力する。切替信号S−1の論理レベルが「0」であるため、切替器201−1は、記憶器203−1を選択し、減算器128B−1から出力された遅延補償量Δtdn−1(=b2−a2)を記憶器203−1に記憶させる。
また、切替信号S−1の論理レベルが「0」であるため、切替器204−1はオンとなり、記憶器202−1と記憶器206−1とを接続する。記憶器206−1は、記憶器202−1に記憶されている遅延補償量Δtdn−1(=b1−a1)を記憶する。
再び、電力変換装置10−2における動作を説明すると、最大値比較器129−2は、減算器128A−2から出力された遅延時間td−2(=b2)およびUP_ゲート駆動回路12−1の減算器128A−1から出力された遅延時間td−1(=a2)から最大値を選択する。上述したように、b2>a2であるため、最大値比較器129−2は、遅延時間Δtd−2(=b2)を最大遅延時間tmaxd−2と選択する。
減算器128B−2は、最大遅延時間tmaxd−2から遅延時間td−2を減算した遅延補償量Δtdn−2を演算する。上述したように、最大遅延時間tmaxd−2はb2であり、遅延時間td−2はb2であるため、遅延補償量Δtdn−1は0となる。減算器128B−2は、演算した遅延補償量Δtdn−2(=0)を保持器127−2に出力する。
判定器126−2は、PWM信号goが立ち下がっているため、論理レベルが「0」の切替信号S−2を保持器127−2に出力する。切替信号S−2の論理レベルが「0」であるため、切替器201−2は、記憶器203−2を選択し、減算器128B−2から出力された遅延補償量Δtdn−2(=0)を記憶器203−2に記憶させる。
また、切替信号S−2の論理レベルが「0」であるため、切替器204−2はオンとなり、記憶器202−2と記憶器206−2とを接続する。記憶器206−2は、記憶器202−2に記憶されている遅延補償量Δtdn−2(=0)を記憶する。
このような動作を繰り返すことにより、各電力変換装置10の自己消弧型半導体素子のスイッチタイミングを一致させ、横流の抑制を図ることができる。また、チョークコイルを設ける必要もないので、装置の大型化・高コスト化も抑制することができる。
このように本実施形態によれば、電力変換装置10は、電動機2に複数、並列に接続され、それぞれが直流電力を交流電力に変換して電動機2に供給するものである。複数の電力変換装置10はそれぞれ、自己消弧型半導体素子のスイッチングにより直流電力を交流電力に変換するインバータ部11と、自己消弧型半導体素子を駆動するゲート信号を自己消弧型半導体素子に出力するゲート駆動回路とを有する。ゲート駆動回路は、PWM信号発生器4からPWM信号goが入力され、入力されたPWM信号goを遅延補償量に基づき遅延させる遅延補償器121と、遅延補償器121により遅延された信号に基づきゲート信号を生成する信号生成部130と、PWM信号goの入力からゲート信号gdの出力までの遅延時間を測定する遅延時間測定器125と、遅延時間測定器125により測定された遅延時間に関する遅延情報を電動機2に接続された他の電力変換装置10との間で交換し、自装置における遅延情報および他の電力変換装置10における遅延情報に基づき、遅延補償器121によるPWM信号goの遅延補償量を決定する制御部131と、を有する。
自装置における遅延情報および他の電力変換装置10における遅延情報に基づき、遅延補償器121による遅延補償量を決定するため、電力変換装置10間で、ゲート信号gdの出力タイミング、すなわち、自己消弧型半導体素子のスイッチングタイミングを一致させ、電力変換装置10間の横流の抑制を図ることができる。さらに、コモンモードチョークコイルを設ける必要が無いため、装置の大型化・高コスト化を抑制することができる。
また、本実施形態によれば、制御部131は、遅延時間測定器125により測定された遅延時間から遅延補償器121による遅延補償量を減算した第1の減算値を遅延情報とする。
そのため、PWM信号に対するゲート信号の出力タイミング、すなわち、自己消弧型半導体素子のスイッチングタイミングの遅れが大きくなることを抑制することができる。
また、本実施形態によれば、制御部131は、PWM信号の立上りに応じて第1の論理レベルの信号を出力し、前記PWM信号の立下りに応じて第2の論理レベルの信号を出力する判定器126と、遅延補償量として、PWM信号の立上り時の遅延補償量とPWM信号の立下り時の遅延補償量とを記憶する保持器127と、遅延時間測定器125により測定された遅延時間から保持器127に記憶されている遅延補償量を減算して第1の減算値を演算する減算器128Aと、他の電力変換装置10それぞれにおける第1の減算値および自装置における第1の減算値の中から最大値である最大遅延時間を選択する最大値比較器129と、最大遅延時間から第1の減算値を減算して第2の減算値を演算し、演算した第2の減算値を保持器127に出力する減算器128Bと、を有する。保持器127は、判定器126から第1の論理レベルの信号が出力されると、記憶しているPWM信号の立上り時の遅延補償量を遅延補償器121に出力するとともに、減算器128Bから出力された第2の減算値を新たなPWM信号の立上り時の遅延補償量として記憶し、判定器126から第2の論理レベルの信号が出力されると、記憶しているPWM信号の立下り時の遅延補償量を遅延補償器に出力するとともに、減算器128Bから出力された第2の減算値を新たなPWM信号の立下り時の遅延補償量として記憶する。
そのため、PWM信号の立上りに対応するゲート信号の出力タイミングおよびPWM信号の立下りに対応するゲート信号の出力タイミングをそれぞれ、電力変換装置10間で一致させることができる。
本発明を諸図面や実施例に基づき説明してきたが、当業者であれば本開示に基づき種々の変形や修正を行うことが容易であることに注意されたい。従って、これらの変形や修正は本発明の範囲に含まれることに留意されたい。例えば、各ブロックに含まれる機能等は論理的に矛盾しないように再配置可能であり、複数のブロックを1つに組み合わせたり、或いは分割したりすることが可能である。
2 電動機
3 直流電源
4 PWM信号発生器
10−1,10−2 電力変換装置
11−1,11−2 インバータ部
12−1,12−2 UP_ゲート駆動回路
13−1,13−2 UN_ゲート駆動回路
14−1,14−2 VP_ゲート駆動回路
15−1,15−2 VN_ゲート駆動回路
16−1,16−2 WP_ゲート駆動回路
17−1,17−2 WN_ゲート駆動回路
111−1,111−2,112−1,112−2,113−1,113−2,114−1,114−2,115−1,115−2,116−1,116−2 自己消弧型半導体素子
121−1,121−2 遅延補償回路
122−1,122−2 フォトカプラ
123−1,123−2 ドライブ回路
124−1,124−2 電流検出器
125−1,125−2 遅延時間測定器
126−1,126−2 判定器
127−1,127−2 保持器
128A−1,128A−2,128B−1,128B−2 減算器
129−1,129−2 最大値比較器
130−1,130−2 信号生成部
131−1,131−2 制御部
201,204,205,208 切替器
202,203,206,207 記憶器

Claims (3)

  1. 電動機に複数、並列に接続され、それぞれが直流電力を交流電力に変換して前記電動機に供給する電力変換装置であって、
    前記複数の電力変換装置はそれぞれ、
    自己消弧型半導体素子のスイッチングにより直流電力を交流電力に変換するインバータ部と、
    前記自己消弧型半導体素子を駆動するゲート信号を前記自己消弧型半導体素子に出力するゲート駆動回路と、を有し、
    前記ゲート駆動回路は、
    前記複数の電力変換装置それぞれにPWM信号を出力するPWM信号発生器から前記PWM信号が入力され、該入力されたPWM信号を遅延補償量に基づき遅延させる遅延補償器と、
    前記遅延補償器により遅延された信号に基づき前記ゲート信号を生成する信号生成部と、
    前記PWM信号の入力から前記ゲート信号の出力までの遅延時間を測定する遅延時間測定器と、
    前記遅延時間測定器により測定された遅延時間に関する遅延情報を前記電動機に接続された他の電力変換装置との間で交換し、自装置における遅延情報および前記他の電力変換装置における遅延情報に基づき、前記遅延補償器による前記PWM信号の遅延補償量を決定する制御部と、
    を有することを特徴とする電力変換装置。
  2. 請求項1記載の電力変換装置において、
    前記制御部は、前記遅延時間測定器により測定された遅延時間から前記遅延補償器による遅延補償量を減算した第1の減算値を前記遅延情報とすることを特徴とする電力変換装置。
  3. 請求項2記載の電力変換装置において、
    前記制御部は、
    前記PWM信号の立上りに応じて第1の論理レベルの信号を出力し、前記PWM信号の立下りに応じて第2の論理レベルの信号を出力する判定器と、
    前記遅延補償量として、前記PWM信号の立上り時の遅延補償量と前記PWM信号の立下り時の遅延補償量とを記憶する保持器と、
    前記遅延時間測定器により測定された遅延時間から前記保持器に記憶されている遅延補償量を減算して前記第1の減算値を演算する第1の減算器と、
    前記他の電力変換装置それぞれにおける第1の減算値および自装置における第1の減算値の中から最大値である最大遅延時間を選択する最大値比較器と、
    前記最大遅延時間から前記第1の減算値を減算して第2の減算値を演算し、該演算した第2の減算値を前記保持器に出力する第2の減算器と、
    を有し、
    前記保持器は、前記判定器から前記第1の論理レベルの信号が出力されると、前記記憶しているPWM信号の立上り時の遅延補償量を前記遅延補償器に出力するとともに、前記第2の減算器から出力された第2の減算値を新たなPWM信号の立上り時の遅延補償量として記憶し、前記判定器から前記第2の論理レベルの信号が出力されると、前記記憶しているPWM信号の立下り時の遅延補償量を前記遅延補償器に出力するとともに、前記第2の減算器から出力された第2の減算値を新たなPWM信号の立下り時の遅延補償量として記憶することを特徴とする電力変換装置。
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