JP6370582B2 - タンクと排水管との接続構造 - Google Patents

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Description

本発明は、手洗い器がタンクの上方に配置された便器装置において、手洗い器の排水をタンクに導く排水管とタンクとを接続する接続構造に関する。
従来、便器と、この便器に供給する洗浄水を貯めるタンクと、手洗い器と、を備える便器装置では、手洗い器は、タンクの上方に配置されている。そして、このようなトイレ装置では、手洗い器の排水は下方に落下して排出され、タンクに導入される(例えば、特許文献1参照)。特許文献1で提案された便器装置では、手洗い器の排水部を下方に突出させると共に、タンクの上面を構成する蓋部材に形成した開口にこの突出させた排水部を差し込むことで、排水をタンクに導入している。
特開2012−197665号公報
一方、近年、手洗い器をタンクの上方かつ側方に配置した便器装置が提案されている。このような便器装置の場合、手洗い器とタンクとを接続する排水管により手洗い器の排水をタンクに導くことが必要となる。ここで、排水管は、手洗い器からタンクに向かって略水平に延びる部分を有することとなり、また排水管の長さも長くなる。そのため、排水の流れにより排水管が振動等して排水管とタンクとの接続部分が外れないように、排水管をタンクに固定する必要がある。
ところで、手洗い器をタンクの側方に配置するタイプのトイレ装置では、手洗い器をタンクの右側に配置する場合と左側に配置する場合が生じる。そのため、排水管の配置が変わっても安定して排水管をタンクに接続できる接続構造が求められていた。
従って、本発明は、排水管の配置の自由度を確保しつつ、排水管を安定的にタンクに接続できるタンクと排水管との接続構造を提供することを目的とする。
本発明は、便器(例えば、後述の便器10)と、前記便器に接続され該便器に供給する洗浄水を貯水するタンク(例えば、後述のタンク20)と、前記タンクの上方に設けられる手洗い器(例えば、後述の手洗い器30)と、前記手洗い器からの排水を前記タンクに導く柔軟性のある排水管(例えば、後述の排水管40)と、を備える便器装置(例えば、後述の収納部付き便器装置100)における前記排水管と前記タンクとの接続構造であって、前記タンクは、該タンクの上面を構成する蓋部(例えば、後述の蓋部22)と、前記蓋部に形成され前記タンクの内部に水を導入する導入口(例えば、後述導入口222)と、前記蓋部の上面における前記導入口の周囲から立ち上がる立ち上がり部(例えば、後述の立ち上がり部223)と、を備え、前記排水管は、下流側端部に配置され前記立ち上がり部の外側に嵌められるタンク接続部(例えば、後述のタンク接続部43)を備える接続構造に関する。
また、前記蓋部は、前記立ち上がり部の一部が上下方向に切り欠かれて形成される切り欠き部(例えば、後述の切り欠き部224)を更に備えることが好ましい。
また、前記導入口の外周のうちの前記切り欠き部が形成された部分の長さは、前記切り欠き部が形成されていない部分の長さよりも短いことが好ましい。
また、排水管とタンクとの接続構造は、前記排水管に着脱可能に取り付けられ前記タンク接続部を締め付け可能な固定バンド(例えば、後述のピンバンド46)を更に備えることが好ましい。
また、排水管とタンクとの接続構造は、前記蓋部における前記立ち上がり部の根元部分近傍に形成される排水開口(例えば、後述の排水開口225)を更に備えることが好ましい。
また、前記蓋部は、上面視にて前記立ち上がり部の外面における前記排水開口に重なる位置に形成され該立ち上がり部の周方向に延びる突起部(例えば、後述の突起部226)を更に備えることが好ましい。
また、前記蓋部は、該蓋部の下面における前記導入口の周囲から下方に筒状に突出する下側筒状部(例えば、後述の下側筒状部227)と、前記下側筒状部に前記切り欠き部から連続して上下方向に延びて形成される下側切り欠き部(例えば、後述の下側切り欠き部228)と、前記下側筒状部の下方に配置され前記下側切り欠き部が形成された側に下り傾斜となった排水受け部(例えば、後述の排水受け部230)と、を更に備えることが好ましい。
また、前記排水受け部における前記下側切り欠き部の下流側の幅は、前記下側切り欠き部の幅よりも広いことが好ましい。
本発明によれば、立ち上がり部に排水管の下流側端部であるタンク接続部を嵌めて排水管とタンクとを接続しているので、排水管の上流側の位置にかかわらず排水管とタンクとを好適に接続できる。よって、排水管の配置の自由度を確保しつつ、排水管を安定的にタンクに接続できる。
本発明のタンクと排水管との接続構造を備える収納部付き便器装置を示す斜視図である。 収納部付き便器装置の分解斜視図である。 蓋部を示す斜視図である。 蓋部を示す平面図である。 排水管を示す斜視図である。 排水管を示す正面図である。 排水管とタンクとの接続の手順を示す図であり、排水管をタンクに接続する前の状態を示す図である。 排水管とタンクとの接続の手順を示す図であり、タンク接続部を立ち上がり部に嵌めた状態を示す図である。 排水管とタンクとの接続の手順を示す図であり、縮径部に取り付けてあったピンバンドをタンク接続部に移動させた状態を示す図である。
以下、本発明の排水管とタンクとの接続構造の好ましい一実施形態について、図面を参照しながら説明する。
まず、本発明の一実施形態に係る排水管とタンクとの接続構造を備える収納部付き便器装置100の全体構成について説明する。
本実施形態の収納部付き便器装置100は、図1及び図2に示すように、便器10と、タンク20と、手洗い器30と、排水管40と、収納部50と、排水管40を支持する排水管トレー60と、を備える。
便器10は、便器本体11と、この便器本体11の上部に便器本体11に対して開閉可能に取り付けられる便座(図示せず)及び便蓋12と、を含んで構成される。
タンク20は、便器10の後方かつ上方に配置され、便器本体11を洗浄する洗浄水を貯留する。このタンク20は、図2に示すように、タンク本体21と、蓋部22と、を備える。
タンク本体21は、上面が開口した箱状に形成され、洗浄水を貯留する。
蓋部22は、タンク本体21の上面に配置され、タンク本体21の上面を覆う。この蓋部22は、図3及び図4に示すように、蓋本体221と、導入口222と、立ち上がり部223と、切り欠き部224と、複数の排水開口225と、複数の突起部226と、下側筒状部227と、下側切り欠き部228と、一対の下側壁部229と、排水受け部230と、導出口231と、周壁部232と、を備える。
蓋本体221は、板状に形成されタンク本体21の開口を覆う。蓋本体221の上面は、略中央部に配置される平面部221aと、この平面部221aに向かって緩やかに下り傾斜した複数の傾斜面部221bと、を有している。
導入口222は、平面部221aに形成される。本実施形態では、導入口222は、円形に形成される。
立ち上がり部223は、蓋本体221の上面における導入口222の周囲から筒状に立ち上がって形成される。
切り欠き部224は、立ち上がり部223の一部が上下方向に切り欠かれて形成される。本実施形態では、切り欠き部224は、立ち上がり部223の前面側に、立ち上がり部223の全長に亘って形成される。本実施形態では、導入口222の外周のうちの切り欠き部224が形成された部分の長さは、切り欠き部224が形成されていない部分の長さよりも短く形成される。
尚、ここで、上下方向とは、蓋部22を、平面部221aが水平面となるように配置した場合における上下方向をいう。
複数の排水開口225は、蓋本体221における立ち上がり部223の根元部分近傍に形成される。本実施形態では、排水開口225は、4つ形成される。4つの排水開口225のうち、立ち上がり部223の前面側に配置される排水開口225aは、切り欠き部224に連続するように、かつ、蓋本体221の前縁部まで延びて形成される。この前面側に配置された排水開口225aを除く3つの排水開口225bは、蓋本体221を貫通する貫通穴として形成される。
複数の排水開口225は、排水管40からの排水が蓋部22の上面側に漏れた場合に、この漏れた水をタンク本体21に排出する。
複数の突起部226は、図4に示すように、上面視にて立ち上がり部223の外面における排水開口225に重なる位置に形成され、立ち上がり部223の周方向に延びる。本実施形態では、突起部226は、3つの排水開口225bに対応する位置に、3つ配置される。この突起部226は、後述するように排水管40を立ち上がり部223に接続した場合における抜け止め機構として機能する。
下側筒状部227は、蓋本体221の下面における導入口222の周囲から下方に筒状に突出して形成される。即ち、図3に示すように、立ち上がり部223及び下側筒状部227は、蓋本体221を貫通するように上下方向に延びる。
下側切り欠き部228は、下側筒状部227の一部が切り欠かれるようにして形成される。本実施形態では、下側切り欠き部228は、切り欠き部224から連続して下方に延びて形成される。
下側壁部229は、排水開口225aの一対の側縁から下方に延出して形成される。
排水受け部230は、下側筒状部227及び排水開口225aの下方に配置される。この排水受け部230は、前面側に下り傾斜となるように構成される。本実施形態では、排水受け部230は、下側筒状部227及び一対の下側壁部229の下端部に連続して形成される。即ち、蓋本体221の下面側には、下側筒状部227、一対の下側壁部229及び排水受け部230で囲まれた排水の流路が形成される。一対の下側壁部229及び排水受け部230で囲まれた流路の先端(前面側)は、前面側に開口している。
以上の排水受け部230における下側切り欠き部228よりも下流側の幅W1は、下側切り欠き部228の幅よりも広くなっている。
導出口231は、蓋本体221における導入口222よりも背面側に形成される。この導出口231には、後述の手洗い側給水配管34が挿通される(図2参照)。
周壁部232は、蓋本体221の周縁の近傍に設けられ、蓋本体221の上面から起立する。周壁部232は、蓋本体221の全周に亘って設けられる。
以上の蓋部22は、例えば、蓋部22の上面側の形状に対応した形状の上金型と蓋部22の下面側の形状に対応した形状の下金型とを用いて、合成樹脂を一体成形することで形成される。
手洗い器30は、図1及び図2に示すように、タンク20の側方かつ上方に配置される。この手洗い器30は、手洗い鉢31と、手洗い吐水管32と、を備える。
手洗い鉢31は、手洗い吐水管32から吐出される手洗い水を受ける。この手洗い鉢31の底部には、排水口311が形成されている。手洗い吐水管32は、手洗い鉢31から起立するように配置される。この手洗い吐水管32の先端部は、下方に開口している。
手洗い吐水管32の基端部は、手洗い側給水配管33,34を介してタンク20に洗浄水を供給する給水部(図示せず)に接続される。
以上の手洗い器30には、タンク20に供給される洗浄水の一部が、手洗い側給水配管33,34を介して手洗い吐水管32に供給される。これにより、給水部の動作によりタンク20に洗浄水が貯留される場合に、この貯留される洗浄水の一部が手洗い吐水管32から吐出される。
排水管40は、タンク20と手洗い器30とを接続し、手洗い器30から排出される排水をタンク20に導く。排水管40は、図5及び図6に示すように、管本体部41と、手洗い器接続部42と、タンク接続部43と、縮径部44と、リブ部45と、固定バンドとしてのピンバンド46と、を備える。
管本体部41は、山折り部及び谷折り部が繰り返されて形成された蛇腹構造部を有して構成される。これにより、管本体部41は、屈曲及び伸縮自在に構成される。
手洗い器接続部42は、排水管40の上流側の端部を構成し、手洗い鉢31の排水口311に接続される。本実施形態では、手洗い器接続部42は、屈曲した筒状の屈曲部421と、この屈曲部421の先端側に配置され屈曲部421よりも太径の手洗い器側連結部422と、を備える。
タンク接続部43は、排水管40の下流側の端部を構成し、タンク20の蓋部22に接続される。このタンク接続部43は、蓋部22の立ち上がり部223の外径よりも若干大きな内径を有する筒状に形成される。また、タンク接続部43の高さH1は、立ち上がり部223の高さよりも高く構成される。
縮径部44は、タンク接続部43の上流側かつ管本体部41の下流側、即ちタンク接続部43と管本体部41との間に配置される。縮径部44は、管本体部41よりも小径の筒状に形成される。本実施形態では、縮径部44の径は、管本体部41の谷折り部における径と略同径に構成される。
縮径部44の高さH2は、ピンバンド46の取付性を高める観点から、5mm〜10mm程度であることが好ましい。
リブ部45は、タンク接続部43の先端部に配置されタンク接続部43の径方向の外側に延出する。
ピンバンド46は、例えば、一本の針金を湾曲及び屈曲させて形成される。このピンバンド46は、環状の締付部461と、この締付部461を開閉させる一対のつまみ部462と、を備える。
締付部461は、一対のつまみ部462を操作することで、拡径及び縮径可能に構成される。即ち、締付部461の内径は、外力を加えない通常状態における内径(最小内径)と、一対のつまみ部462を摘んで締付部461を開いた状態における内径(最大内径)と、の間で拡径及び縮径可能に構成される。
本実施形態では、ピンバンド46は、縮径部44に取り付けられる。ピンバンド46の締付部461の通常時の内径(最小内径)は、縮径部44の外径よりも大きく、かつ、タンク接続部43の外径よりも小さく構成される。また、ピンバンド46の締付部461を最大に拡径させた場合の内径(最大内径)は、タンク接続部43の外径よりも大きくなるよう構成される。言い換えれば、縮径部44の外径は、締付部461の最小内径よりも小さく構成される。また、タンク接続部43の外径は、締付部461の最小内径よりも大きく、かつ、最大内径よりも小さく構成される。
以上の排水管40は、ピンバンド46を除いた部分が、例えば、ポリプロピレン等の合成樹脂を一体成型することで形成される。これにより、排水管40は、管本体部41において柔軟性を有し、手洗い器接続部42、タンク接続部43及び縮径部44においては柔軟性を有さないように構成される。ここで、柔軟性を有さないとは、人の指で押した程度では容易に変形しない硬さを有することをいう。即ち、本実施形態の排水管40における手洗い器接続部42、タンク接続部43及び縮径部44は、いわゆるビニールホースのような径方向に伸縮性を有する部材ではなく、径方向に伸縮性を有さない部材により構成される。
排水管40は、手洗い器接続部42(手洗い器側連結部422)を手洗い鉢31の排水口311に接続し、タンク接続部43を立ち上がり部223に嵌めることで、手洗い器30及びタンク20に接続される。
ここで、排水管40とタンク20との接続の手順につき、図7〜図9を参照しながら説明する。
排水管40をタンク20に接続する場合、まず、図7に示すように、ピンバンド46を縮径部44に取り付けておく。また、管本体部41を水平にした状態でタンク接続部43が下向きになるように管本体部41の先端側を屈曲させる。この状態で、図8に示すように、タンク接続部43を立ち上がり部223の外側に嵌める。ここで、立ち上がり部223には、切り欠き部224が形成されているので、タンク接続部43を立ち上がり部223に嵌める場合に、立ち上がり部223を縮径する方向に撓ませられる。これにより、タンク接続部43が柔軟性を有していなくても、タンク接続部43と立ち上がり部223との接続を容易に行える。また、立ち上がり部223の外面には、複数の突起部226が配置されているので、立ち上がり部223に嵌めたタンク接続部43を抜けにくくできる。
次いで、図9に示すように、ピンバンド46の一対のつまみ部462を摘んで締付部461を拡径させ、タンク接続部43側に移動させた後、つまみ部462を離す。これにより、ピンバンド46によって立ち上がり部223の外側に嵌めたタンク接続部43を締め付けた状態で、排水管40をタンク20に接続できる。ここで、タンク接続部43の先端部にはリブ部45が配置されているので、ピンバンド46をタンク接続部43側に移動させるときに、ピンバンド46がタンク接続部43を通り過ぎて立ち上がり部223のみを締め付けてしまうことを防げる。
以上のようにしてタンク20に接続された排水管40を流れる排水は、導入口222からタンク20の内部に導入される。より詳細には、タンク接続部43から導出された排水は、立ち上がり部223及び下側筒状部227に導かれて下方に向かい、その後、下側筒状部227、一対の下側壁部229及び排水受け部230で囲まれた流路に沿ってタンク20の前面側に流れ、前面側に形成された開口からタンク20の内部に導入される。
ここで、本実施形態では、蓋部22における立ち上がり部223の根元部分近傍に排水開口225を形成している。これにより、立ち上がり部223とタンク接続部43との接続部分から水が漏れた場合にも、この漏れた水を排水開口225からタンク20の内部に導ける。
また、蓋本体221の下面側に、下側筒状部227、下側切り欠き部228、及び排水受け部230を配置して蓋部22を構成している。これにより、排水管40から導入口222に導入された排水を、排水受け部230により受け、この排水受け部230の下り傾斜面に沿って下側切り欠き部228を通じてタンク20の内部に導ける。よって、排水管40からタンク20に排水を導入する場合に生じる音を小さくできる。
また、排水受け部230における下側切り欠き部228の下流側の幅W1を、下側切り欠き部228の幅よりも広く構成している。これにより、導入口222から下側筒状部227に導入され排水受け部230の表面を流れる排水の流れを、下側切り欠き部228において一端狭めた後再び拡幅させてタンク20の内部に導ける。よって、タンク20の内部により落ち着いた状態で排水を導入できるので、排水管40からタンク20に排水を導入する場合に生じる音をより小さくできる。
次に、収納部50について説明する。
収納部50は、便器10の後方に配置され、タンク20及び排水管40を収納する。また、この収納部50の上部には手洗い器30が設けられる。収納部50は、例えば、収納部付き便器装置100を設置するトイレルームの一の壁面に沿うように配置される。
収納部50は、収納部本体51と、この収納部本体51の内部空間を幅方向に区画する一対の仕切り板52L,52Rと、これら一対の仕切り板52L,52Rをつなぐ背板53と、備える。
収納部本体51は、前板511と、一対の扉板512L,512Rと、天板513と、を含んで構成される。前板511は、タンク20の前面側に配置されタンク20の前面を覆う。前板511の幅は、便器10の幅よりも若干広く形成される。
一対の扉板512L,512Rは、前板511の両側部にそれぞれ、前板511に沿って配置される。一対の扉板512L,512Rは、前板511に対してヒンジ(図示せず)を介して連結される。これにより、一対の扉板512L,512Rは、前板511に対して開閉可能に連結される。
天板513は、収納部50の上面を構成する。天板513は、収納部本体51の上面のうち、手洗い器30が配置されていない位置に配置される。本実施形態では、手洗い器30は、図1に示すように、収納部50を便器10側から視た場合における左側の上部に配置されており、天板513は、収納部50の上面の中央部及び右側を覆うように配置される。
一対の仕切り板52L,52Rは、前板511の幅方向のそれぞれの端部に、前板511に直交して配置される。即ち、一対の仕切り板52L,52Rは、タンク20を幅方向に挟むように配置され、収納部本体51の内部を幅方向に区画する。
仕切り板52L,52Rの上端部は、タンク20の上端部よりも高い位置に位置する。また、仕切り板52L,Rの上端部には、排水側切り欠き部522と、給水側切り欠き部523と、が形成される。
排水側切り欠き部522には、後述の排水管トレー60を介して排水管40が配置される。給水側切り欠き部523には、手洗い側給水配管33が配置される。
排水側切り欠き部522の深さは、排水管40の直径よりも深く形成される。給水側切り欠き部523の深さは、手洗い側給水配管33の直径よりも深く形成される。
一対の仕切り板52L,Rの前面には、ビス521を介して前板511が固定される。また、一対の仕切り板52L,Rの上面には、天板513が固定される。
尚、仕切り板52L,52Rには、タンク20に洗浄水を供給する給水管(図示せず)や、上述のフロート弁を操作するための部材(図示せず)等を通すための貫通穴が形成される。
背板53は、タンク20の後面側における上方に配置される。背板53は、一対の仕切り板52L,52Rの上部をつなぐ。
以上の収納部50によれば、収納部本体51の幅方向の中央部にタンク20が収納(配置)される。また、手洗い器30は、収納部本体51の左側部の上部に配置される。また、収納部本体51の内部における一対の仕切り板52L,52Rの幅方向の外側には、それぞれ、物品を収納可能な物品収納空間が形成される。そして、扉板512L,512Rを開閉させることで、この物品収納空間に物品を出し入れできる。
尚、収納部50の側面は、トイレルームの壁面を利用することで、収納部50の側面を構成する板材を含むことなく収納部本体51を構成できる。
排水管トレー60は、図2に示すように、仕切り板52Lに取り付けられ、排水管40を支持する。この排水管トレー60は、排水管支持部61と、差込部62と、リブ部63と、を備える。
排水管支持部61は、筒状に構成されると共に、この筒状の周面に形成され長手方向に延びる開口部611を有して構成される。開口部611は、排水管支持部61を水平方向に向けた場合における上面に形成され、排水管支持部61の長手方向の全長に亘って延びる。開口部611の幅は、排水管支持部61に差し込まれる排水管40の直径よりも小さく形成される。
差込部62は、排水管支持部61の長手方向の中央部における開口部611が形成された側と反対側(下面側)に配置される。差込部62は、仕切り板52Lに形成された排水側切り欠き部522に差し込まれ、これにより、排水管トレー60が仕切り板52Lに固定される。
リブ部63は、排水管支持部61における長手方向の一端部に配置される。このリブ部63は、排水管支持部61の端部から下方に向かって延出する。
以上の排水管トレー60は、図2に示すように、差込部62を排水側切り欠き部522に差し込んだ場合に、リブ部63がタンク20側に位置し、かつ、排水管支持部61が手洗い器30側からタンク20側に向かって下り傾斜となるように仕切り板52Lに固定される。これにより、排水管トレー60を仕切り板52Lに固定した状態で、排水管支持部61を手洗い器30側からタンク20側に向かって下り傾斜させられる。
以上の収納部付き便器装置100によれば、手洗い器30とタンク20とを接続する排水管40を、略水平方向に延びる部分(管本体部41)が排水管トレー60(排水管支持部61)に支持された状態で、安定的に配置できる。また、排水管支持部61が手洗い器30側からタンク20側に向かって下り傾斜しているので、手洗い器30から排出されて排水管40を流れる排水を、逆流させることなくタンク20に導入できる。
また、排水管40とタンク20との接続構造を、タンク20の蓋部22に形成した導入口222と、この導入口222の周囲から立ち上がる立ち上がり部223と、排水管40の下流側端部に配置され立ち上がり部223の外側に嵌められるタンク接続部43と、を含んで構成した。これにより、立ち上がり部223の外側にタンク接続部43を嵌めることで、排水管40とタンク20とを容易に接続できる。また、蓋部22から上方に立ち上がる立ち上がり部223に排水管40の下流側端部であるタンク接続部43を嵌めて排水管40とタンク20とを接続しているので、排水管40の上流側の位置にかかわらず排水管40とタンク20とを好適に接続できる。よって、排水管40の配置の自由度を確保しつつ、排水管40を安定的にタンク20に接続できる。
特に、本実施形態では、上方に配置された手洗い器30の排水をこの手洗い器30よりも下方に配置されたタンク20に導入する排水管40について、タンク20側の立ち上がり部223と排水管40側のタンク接続部43との接続構造を採用しているので、下方から上方に圧力を加えて給水を行う場合のように立ち上がり部223とタンク接続部43とを密着させて接続することを要しない。よって、タンク接続部43を柔軟性を有さない部材により形成し、また、タンク接続部43の内径を立ち上がり部223の外径よりも若干大きく構成することで、タンク接続部43を立ち上がり部223に容易に接続できる。
また、排水管40とタンク20との接続構造を、立ち上がり部223に形成した切り欠き部224を含んで構成した。これにより、タンク接続部43を立ち上がり部223に嵌める場合に、立ち上がり部223を縮径する方向に撓ませられるので、タンク接続部43と立ち上がり部223との接続を容易に行える。
また、導入口222の外周のうちの切り欠き部224が形成された部分の長さを、切り欠き部224が形成されていない部分の長さよりも短く形成した。これにより、タンク接続部43と立ち上がり部223との接続を安定的に保てる。
また、排水管40とタンク20との接続構造を、タンク接続部43を締付可能なピンバンド46を含んで構成した。これにより、立ち上がり部223にタンク接続部43を嵌めた後、ピンバンド46でタンク接続部43を締め付けることで、排水管40とタンク20とをより強固に接続できる。
また、排水管40とタンク20との接続構造を、蓋部22における立ち上がり部223の根元部分近傍に形成した排水開口225を含んで構成した。これにより、立ち上がり部223とタンク接続部43との接続部分から水が漏れた場合にも、この漏れた水を排水開口225からタンク20の内部に導ける。また、立ち上がり部223の根元部分に排水開口225を形成することで、立ち上がり部223の撓み性を高められるので、立ち上がり部223とタンク接続部43との接続をより容易に行える。
また、排水管40とタンク20との接続構造を、立ち上がり部223の外面における排水開口225の上方に形成した突起部226を含んで構成した。これにより、立ち上がり部223に嵌めたタンク接続部43をより抜けにくくでき、排水管40とタンク20との接続の安定性を高められる。また、突起部226を、上面視において排水開口225に重なる位置に配置したので、金型を用いて蓋部22を成形する場合に、突起部226を含む蓋部22を容易に成形できる。
また、排水管40とタンク20との接続構造を、下側筒状部227と、下側切り欠き部228と、排水受け部230とを含んで構成した。これにより、排水管40から導入口222に導入された排水を、排水受け部230により受け、この排水受け部230の下り傾斜面に沿って下側切り欠き部228を通じてタンク20の内部に導ける。よって、排水管40からタンク20に排水を導入する場合に生じる音を小さくできる。
また、排水受け部230における下側切り欠き部228の下流側の幅W1を、下側切り欠き部228の幅よりも広く構成した。これにより、導入口222から下側筒状部227に導入され排水受け部230の表面を流れる排水の流れを、下側切り欠き部228において一端狭めた後再び拡幅させてタンク20の内部に導ける。よって、タンク20の内部により落ち着いた状態で排水を導入できるので、排水管40からタンク20に排水を導入する場合に生じる音をより小さくできる。
以上、本発明の排水管40とタンク20との接続構造の好ましい一実施形態について説明したが、本発明は、上述した実施形態に制限されるものではなく、適宜変更が可能である。
例えば、本実施形態では、導入口222の外周のうちの切り欠き部224が形成された部分の長さを、切り欠き部224が形成されていない部分の長さよりも短く形成したが、これに限らない。即ち、導入口の外周のうちの切り欠き部が形成された部分の長さを、切り欠き部が形成されていない部分の長さ以上に形成してもよい。
また、本実施形態では、導入口222を円形に形成したが、これに限らない。即ち、導入口を楕円形に形成してもよく、また、多角形に形成してもよい。
また、本実施形態では、管本体部41を蛇腹構造部により構成したが、これに限らない。即ち、管本体部を所定の形状に屈曲させた筒状部材により構成し、縮径部をこの筒状の管本体部よりも小径に構成してもよい。
また、本実施形態では、蛇腹構造部を有する排水管40を合成樹脂により構成したが、これに限らない。即ち、蛇腹構造部を有する排水管を金属により構成してもよい。
また、本実施形態では、固定バンドをピンバンド46により構成したが、これに限らない。即ち、固定バンドを、締付部と、この締付部を操作可能な操作部と、を備える他のバンドにより構成してもよい。
また、本実施形態では、手洗い器30をタンク20の左側方に配置したが、これに限らない。即ち、手洗い器30を、タンク20の右側方に配置してもよい。この場合、排水管40及び排水管トレー60、並びに手洗い側給水配管33は、仕切り板52Rに形成された排水側切り欠き部522及び給水側切り欠き部523に配置できる。
また、本実施形態では、本発明を収納部付き便器装置100に適用したが、これに限らない。即ち、本発明を、収納部を有さない便器装置に適用してもよい。
10 便器
20 タンク
22 蓋部
30 手洗い器
40 排水管
43 タンク接続部
46 ピンバンド(固定バンド)
100 収納部付き便器装置(便器装置)
221 蓋本体
222 導入口
223 立ち上がり部
224 切り欠き部
225 排水開口
226 突起部
227 下側筒状部
228 下側切り欠き部
230 排水受け部

Claims (7)

  1. 便器と、前記便器に接続され該便器に供給する洗浄水を貯水するタンクと、前記タンクの上方に設けられる手洗い器と、前記手洗い器からの排水を前記タンクに導く柔軟性のある排水管と、を備える便器装置における前記排水管と前記タンクとの接続構造であって、
    前記タンクは、該タンクの上面を構成する蓋部と、前記蓋部に形成され前記タンクの内部に水を導入する導入口と、前記蓋部の上面における前記導入口の周囲から立ち上がる立ち上がり部と、を備え、
    前記排水管は、下流側端部に配置され前記立ち上がり部の外側に嵌められるタンク接続部を備え、
    前記蓋部は、前記立ち上がり部の一部が上下方向に切り欠かれて形成される切り欠き部を更に備える接続構造。
  2. 前記導入口の外周のうちの前記切り欠き部が形成された部分の長さは、前記切り欠き部が形成されていない部分の長さよりも短い請求項1に記載の接続構造。
  3. 前記蓋部は、
    該蓋部の下面における前記導入口の周囲から下方に筒状に突出する下側筒状部と、
    前記下側筒状部に前記切り欠き部から連続して上下方向に延びて形成される下側切り欠き部と、
    前記下側筒状部の下方に配置され前記下側切り欠き部が形成された側に下り傾斜となった排水受け部と、を更に備える請求項1又は2に記載の接続構造。
  4. 前記排水受け部における前記下側切り欠き部の下流側の幅は、前記下側切り欠き部の幅よりも広い請求項3に記載の接続構造。
  5. 記排水管に着脱可能に取り付けられ前記タンク接続部を締め付け可能な固定バンドを更に備える請求項1〜4のいずれか1項に記載の接続構造。
  6. 便器と、前記便器に接続され該便器に供給する洗浄水を貯水するタンクと、前記タンクの上方に設けられる手洗い器と、前記手洗い器からの排水を前記タンクに導く柔軟性のある排水管と、を備える便器装置における前記排水管と前記タンクとの接続構造であって、
    前記タンクは、該タンクの上面を構成する蓋部と、前記蓋部に形成され前記タンクの内部に水を導入する導入口と、前記蓋部の上面における前記導入口の周囲から立ち上がる立ち上がり部と、を備え、
    前記排水管は、下流側端部に配置され前記立ち上がり部の外側に嵌められるタンク接続部を備え、
    前記蓋部における前記立ち上がり部の根元部分近傍に形成される排水開口を更に備える接続構造。
  7. 前記蓋部は、上面視にて前記立ち上がり部の外面における前記排水開口に重なる位置に形成され該立ち上がり部の周方向に延びる突起部を更に備える請求項6に記載の接続構造。
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