JP6756475B2 - 排水管接続構造、及び、トイレ設備 - Google Patents
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Description
便器装置100の使用者が便器装置100を使用し終わると、洗浄水は、洗浄水導水路(図示せず)によって、第1吐水口(図示せず)及び第2吐水口(図示せず)に向けて流通させられ、第1吐水口(図示せず)及び第2吐水口(図示せず)から、便鉢11の内部に吐出される。そして、洗浄水は、汚物や紙とともに便器排水路入口(図示せず)及び便器排水路出口121(図2参照)を介して便器装置100の外部に排出され、蛇腹状管部材70の一端開口部71(図7参照)から蛇腹状管部材70の内部へ流入する。
排水管接続構造は、一の横配管200としての上流側の横配管200−1と他の横配管200としての下流側の横配管200−2とを接続し、上流側の横配管200−1から流通する固液混合物を下流側の横配管200−2へ流通する接続管50と、一端開口部71と他端開口部72と蛇腹状を有し一端開口部71と他端開口部72とを接続する中間部分73とを有し、一端開口部71は便器装置100に接続され、他端開口部72は接続管50に接続され、便器装置100からの固液混合物を接続管50へ流通する蛇腹状管部材70と、を備える。
一の横配管200及び他の横配管200において流通する固液混合物の流通方向Aの上流側における、蛇腹状管部材70の一端開口部71の開口端縁712は、流通方向Aの上流側における、蛇腹状管部材70の他端開口部72が接続される接続管50の開口部の開口端縁553よりも、流通方向Aの下流側に位置する。
ガイド部55の一端部は、筒状部51の側面に接続され、ガイド部55の他端部は、蛇腹状管部材70の他端開口部72に接続され、流入方向Bにおいて、蛇腹状管部材70の一端開口部71の開口は、ガイド部55の一端部寄りの部分の内面(側面555)に対向し、ガイド部55は、蛇腹状管部材70に流入した固液混合物を、流通方向Aにおいて蛇腹状管部材70の他端開口部72よりも下流側の筒状部51の部分へ向けて流通する。
筒状部51の他端部は、筒状部51の内周面に沿って他の横配管200の端部を挿入可能に、筒状部51の他端部近傍の部分の内径に対して拡径した内周面大径部521を有し、内周面大径部521の内周面と筒状部51の他端部近傍の部分の内周面(中間筒部53の内周面)とは、内径の差による他端部側段部502を形成する。ガイド部55の一端部は、流通方向Aにおいて、他端部側段部502まで延びている。
横配管接続構造は、一の横配管200としての上流側の横配管200−1と他の横配管200としての下流側の横配管200−2とを接続し、上流側の横配管200−1から流通する固液混合物を下流側の横配管200−2へ流通する接続管50を備える。接続管50は、中間筒部を有する筒状部51を備えている。筒状部51の一端部は、筒状部51の内周面に沿って上流側の横配管200−1の端部を挿入可能に、筒状部51の一端部近傍の部分の内径に対して拡径した内径を有する内周面大径部511を有している。筒状部51の他端部は、筒状部51の内周面に沿って下流側の横配管200−2の端部を挿入可能に、筒状部51の他端部近傍の部分の内径に対して拡径した内径を有する内周面大径部521を有している。
筒状部51の一端部の内周面大径部511と他端部の内周面大径部521とは、中間筒部53により接続される。筒状部51の一端部側の中間筒部53の一端部の内径D11は、筒状部51の他端部側の中間筒部53の他端部の内径D21よりも大きい。中間筒部53の一端部の内周面と、筒状部51の一端部の内周面大径部511の内周面とは、一端部側段部501を形成する。一端部側段部501における段差、即ち、中間筒部53の一端部の内周面の内径D11と、筒状部51の一端部の内周面大径部511の内径との差(高さH1)は、所定の値未満である。中間筒部53の他端部の内周面と、筒状部51の他端部の内周面大径部521の内周面とは、他端部側段部502を形成する。他端部側段部502における段差、即ち、中間筒部53の他端部の内周面の内径と、筒状部51の他端部の内周面大径部521の内径との差(高さH2)は、所定の値を超える。
例えば、接続管、蛇腹状管部材、便器装置、横配管等の構成は、上記実施形態における接続管50、蛇腹状管部材70、便器装置100、横配管200等の構成に限定されない。例えば、本実施形態においては、便器装置100は壁掛け式の便器装置により構成されていたが、壁掛け式に限定されない。また、接続管50は便器装置100に接続されていたが、接続管が接続される対象は、便器装置に限定されない。
例えば、流通方向Aの上流側における、蛇腹状管部材70の一端開口部71の端縁(開口端縁712)は、蛇腹状管部材70の一端開口部71に流入する固液混合物の流入方向Bから蛇腹状管部材70の一端開口部71を見たときに、流通方向Aの上流側における、蛇腹状管部材70の中間部分73の内方へ突出する蛇腹状管部材70の中間部分73の内周面の突出端部、又は、蛇腹状管部材70の他端開口部72の端縁(開口端縁722)に一致する位置関係を有していてもよいし、又は、蛇腹状管部材70の中間部分73の内方へ突出する蛇腹状管部材70の中間部分73の内周面の突出端部、及び、流通方向Aの上流側における、蛇腹状管部材70の他端開口部72の端縁(開口端縁722)が、蛇腹状管部材70の一端開口部71の端縁(開口端縁712)よりも流通方向Aの上流側(図7における左側)に位置して、一端開口部71の端縁(開口端縁712)が、蛇腹状管部材70の中間部分73の内周面の突出端部、及び、蛇腹状管部材70の他端開口部72の開口端縁722に重ならない位置関係を有してもよい。
50…接続管
51…筒状部
53…中間筒部
55…ガイド部
70…蛇腹状管部材
71…一端開口部
72…他端開口部
73…中間部分
100…便器装置(器具)
200…横配管
501…一端部側段部
502…他端部側段部
511、521…内周面大径部
551…一端部
553…開口端縁(端縁)
712…開口端縁(端縁)
722…開口端縁(端縁)
A…流通方向
B…流入方向
H1、H2…高さの差
T1…厚さ(所定の値)
Claims (8)
- 一の横配管と他の横配管とを接続し、前記一の横配管から流通する固液混合物を前記他の横配管へ流通する接続管と、
一端開口部と、他端開口部と、蛇腹状を有し前記一端開口部と前記他端開口部とを接続する中間部分と、を有し、前記一端開口部は器具に接続され、前記他端開口部は接続管に接続され、前記器具からの固液混合物を前記接続管へ流通する蛇腹状管部材と、を備え、
前記一の横配管及び前記他の横配管において流通する固液混合物の流通方向の上流側における、前記蛇腹状管部材の一端開口部の端縁は、前記流通方向の上流側における、前記蛇腹状管部材の中間部分の内方へ突出する前記蛇腹状管部材の中間部分の内周面の突出端部、及び、前記流通方向の上流側における、前記蛇腹状管部材の他端開口部の端縁と、前記流通方向において一致する位置にあるか、又は、前記流通方向の上流側における、前記蛇腹状管部材の中間部分の内方へ突出する前記蛇腹状管部材の中間部分の内周面の突出端部、及び、前記流通方向の上流側における、前記蛇腹状管部材の他端開口部の端縁よりも、前記流通方向の下流側の位置にある、排水管接続構造。 - 一の横配管と他の横配管とを接続し、前記一の横配管から流通する固液混合物を前記他の横配管へ流通する接続管と、
一端開口部と、他端開口部と、蛇腹状を有し前記一端開口部と前記他端開口部とを接続する中間部分と、を有し、前記一端開口部は器具に接続され、前記他端開口部は接続管に接続され、前記器具からの固液混合物を前記接続管へ流通する蛇腹状管部材と、を備え、
前記一の横配管及び前記他の横配管において流通する固液混合物の流通方向の上流側における、前記蛇腹状管部材の一端開口部の端縁は、前記流通方向の上流側における、前記蛇腹状管部材の他端開口部が接続される接続管の開口部の端縁と、前記流通方向において一致する位置にあるか、又は、前記流通方向の上流側における、前記蛇腹状管部材の他端開口部が接続される接続管の開口部の端縁よりも、前記流通方向の下流側に位置し、
前記蛇腹状管部材の前記他端開口部の開口は、前記一端開口部の開口より面積が大きく、前記流通方向の下流側に延びている、排水管接続構造。 - 一の横配管と他の横配管とを接続し、前記一の横配管から流通する固液混合物を前記他の横配管へ流通する接続管と、
一端開口部と、他端開口部と、蛇腹状を有し前記一端開口部と前記他端開口部とを接続する中間部分と、を有し、前記一端開口部は器具に接続され、前記他端開口部は接続管に接続され、前記器具からの固液混合物を前記接続管へ流通する蛇腹状管部材と、を備え、
前記一の横配管及び前記他の横配管において流通する固液混合物の流通方向の上流側における、前記蛇腹状管部材の一端開口部の端縁は、前記流通方向の上流側における、前記蛇腹状管部材の他端開口部が接続される接続管の開口部の端縁と、前記流通方向において一致する位置にあるか、又は、前記流通方向の上流側における、前記蛇腹状管部材の他端開口部が接続される接続管の開口部の端縁よりも、前記流通方向の下流側に位置し、
前記流通方向の下流側における、前記蛇腹状管部材の中間部分の内方へ突出する前記蛇腹状管部材の中間部分の内周面の突出端部は、前記一端開口部側から前記他端開口部側に向かうにつれて、徐々に前記流通方向の下流側へ広がる排水管接続構造。 - 前記蛇腹状管部材の前記他端開口部の開口は、前記一端開口部の開口より面積が大きく、前記流通方向の下流側に延びている、請求項1又は3に記載の排水管接続構造。
- 前記流通方向の下流側における、前記蛇腹状管部材の中間部分の内方へ突出する前記蛇腹状管部材の中間部分の内周面の突出端部は、前記一端開口部側から前記他端開口部側に向かうにつれて、徐々に前記流通方向の下流側へ広がる請求項1又は2に記載の排水管接続構造。
- 前記蛇腹状管部材の前記他端開口部の開口は、前記一端開口部の開口より面積が大きく、前記流通方向の下流側に延びており、
前記流通方向の下流側における、前記蛇腹状管部材の中間部分の内方へ突出する前記蛇腹状管部材の中間部分の内周面の突出端部は、前記一端開口部側から前記他端開口部側に向かうにつれて、徐々に前記流通方向の下流側へ広がる請求項1に記載の排水管接続構造。 - 前記接続管は、筒状部と、ガイド部と、を有し、
前記ガイド部の一端部は、前記筒状部の側面に接続され、前記ガイド部の他端部は、前記蛇腹状管部材の他端開口部に接続され、前記流通方向の上流側の前記ガイド部の内側の側面は、前記蛇腹状管部材の一端開口部に流入する固液混合物の流入方向に対して、前記流通方向へ前記固液混合物の流れを変えるように、前記流通方向へ向かって傾斜しており、
前記筒状部は、前記流通方向の上流側の一端部と、前記流通方向の下流側の他端部と、を有し、
前記筒状部の他端部は、前記筒状部の内周面に沿って前記他の横配管の端部を挿入可能に、前記筒状部の他端部近傍の部分の内径に対して拡径した内周面大径部を有し、前記内周面大径部の内周面と前記筒状部の他端部近傍の部分の内周面とは、内径の差による他端部側段部を形成し、
前記ガイド部の一端部は、前記流通方向において、前記他端部側段部まで延びている請求項1〜請求項6のいずれかに記載の、排水管接続構造。 - 請求項1〜請求項7のいずれかに記載の、排水管接続構造を備え、
前記器具は、便器装置を構成し、
前記横配管は、複数の前記便器装置にそれぞれ接続された前記接続管同士を連結し、
前記横配管は、複数の前記横配管の一端側から他端側に向って傾斜して配置されているトイレ設備。
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