JP6182492B2 - 排水管の支持構造 - Google Patents
排水管の支持構造 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6182492B2 JP6182492B2 JP2014070395A JP2014070395A JP6182492B2 JP 6182492 B2 JP6182492 B2 JP 6182492B2 JP 2014070395 A JP2014070395 A JP 2014070395A JP 2014070395 A JP2014070395 A JP 2014070395A JP 6182492 B2 JP6182492 B2 JP 6182492B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- drain pipe
- tank
- restraining member
- notch
- toilet
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Sanitary Device For Flush Toilet (AREA)
- Sink And Installation For Waste Water (AREA)
Description
まず、本発明の第1実施形態に係る排水管の支持構造を備える収納部付き便器装置100の全体構成について、図1及び図2を参照しながら説明する。
便器10は、便器本体11と、この便器本体11の上部に便器本体11に対して開閉可能に取り付けられる便座(図示せず)及び便蓋12と、を含んで構成される。
蓋部22は、タンク本体の上面を覆う蓋本体221と、この蓋本体221に形成され、後述の手洗い器30からの排水が導入される導入口222と、この導入口222の周囲から筒状に立ち上がる立ち上がり部223と、を備える。
また、タンク本体21の下部には、フロート弁(図示せず)により開閉される排水口が形成されている。そして、フロート弁を引き上げて排水口を開放することにより、タンク本体21の内部に貯留された洗浄水が排水口から流出して便器10に供給され、便器本体11が洗浄される。
手洗い鉢31は、手洗い吐水管32から吐出される手洗い水を受ける。この手洗い鉢31の底部には、排水口311が形成されている。手洗い吐水管32は、手洗い鉢31から起立するように配置される。この手洗い吐水管32の先端部は、下方に開口している。
手洗い吐水管32の基端部は、手洗い側給水配管33,34を介してタンク20に洗浄水を供給する給水部(図示せず)に接続される。
管本体部41は、山折り部及び谷折り部が繰り返されて形成された蛇腹構造部を有して構成される。これにより、管本体部41は、屈曲及び伸縮自在に構成される。
タンク接続部43は、排水管40の下流側の端部を構成し、タンク20の蓋部22に接続される。より具体的には、タンク接続部43の先端部は、蓋部22の立ち上がり部223の外径よりも若干大きな内径を有する筒状に形成される。そして、このタンク接続部43の先端部を立ち上がり部223に嵌め、その後、ピンバンド(図示せず)等によりこれらの接続部分を締め付けることで、排水管40とタンク20とが接続される。
以上の排水管40は、例えば、樹脂部材を一体成型することで形成され、管本体部41において柔軟性を有し、手洗い器接続部42及びタンク接続部43においては柔軟性を有さないように構成される。
収納部50は、収納部本体51と、この収納部本体51の内部空間を幅方向に区画する一対の仕切り板52L,52Rと、これら一対の仕切り板52L,52Rをつなぐ背板53と、備える。
一対の扉板512L,512Rは、前板511の両側部にそれぞれ、前板511に沿って配置される。一対の扉板512L,512Rは、前板511に対してヒンジ(図示せず)を介して連結される。これにより、一対の扉板512L,512Rは、前板511に対して開閉可能に連結される。
仕切り板52L,52Rの上端部は、タンク20の上端部よりも高い位置に位置する。また、仕切り板52L,Rの上端部には、本発明の切り欠き部としての排水側切り欠き部522と、給水側切り欠き部523と、が形成される。
排水側切り欠き部522の深さは、排水管40の直径よりも深く形成される。給水側切り欠き部523の深さは、手洗い側給水配管33の直径よりも深く形成される。排水側切り欠き部522への排水管40の取り付け構造については、後述する。
尚、仕切り板52L,52Rには、タンク20に洗浄水を供給する給水管(図示せず)や、上述のフロート弁を操作するための部材(図示せず)等を通すための貫通穴が形成される。
尚、収納部50の側面は、トイレルームの壁面を利用することで、収納部50の側面を構成する板材を含むことなく収納部本体51を構成できる。
排水管支持部61は、筒状に構成されると共に、この筒状の周面に形成され長手方向に延びる開口部611を有して構成される。開口部611は、排水管支持部61を水平方向に向けた場合における上面に形成され、排水管支持部61の長手方向の全長に亘って延びる。開口部611の幅は、排水管支持部61に差し込まれる排水管40の直径よりも小さく形成される。
当接部621は、図6及び図7に示すように、排水側切り欠き部522の形状に対応した形状に形成され、排水側切り欠き部522に当接する。
より詳細には、本実施形態では、排水側切り欠き部522の前面側(図7における左側)の側面は、略鉛直方向に延びる鉛直面となっている。また、前面側の底面は水平面となっており、背面側(図7における右側)の底面は、背面側に向かって上り傾斜となった傾斜面となっている。そして、背面側の側面は鉛直面となっている。
より具体的には、排水側切り欠き部522Aは、仕切り板52Lを厚さ方向に視た場合においてU字形状に形成される。そして、この排水側切り欠き部52Aは、底部の深さが第1の深さの第1深さ部524Aと、この第1深さ部524Aよりも底部の深さの深い第2深さ部525Aと、を備え、これら第1深さ部524Aと第2深さ部525Aとの間に段差が形成されている。本実施形態では、第1深さ部524Aがタンク20側に配置され、第2深さ部525Aが手洗い器30側に配置される。
また、第2実施形態では、図12に示すように、一対の挟持部622Aは、当接部621Aと同形ではなく、排水管支持部61の軸方向視において矩形形状に形成される。
尚、ここで、「仕切り板52Lの幅方向」とは、図13に示すように、仕切り板52Lを、排水側切り欠き部522Bの開口部が上方を向くように配置した状態における、高さ方向及び厚さ方向に直交する方向をいう。
以上説明した第3実施形態の排水管40の支持構造によれば、上述した効果を奏する他、以下のような効果を奏する。
例えば、第1実施形態〜第3実施形態では、手洗い器30をタンク20の左側方に配置したが、これに限らない。即ち、手洗い器30を、タンク20の右側方に配置してもよい。この場合、排水管40及び排水管トレー60、並びに手洗い側給水配管33は、仕切り板52Rに形成された排水側切り欠き部522及び給水側切り欠き部523に配置できる。
20 タンク
30 手洗い器
40 排水管
50 キャビネット
52L,52R 仕切り板(拘束部材固定部)
522 排水側切り欠き部(切り欠き部)
526B 第1の切り欠き部
527B 第2の切り欠き部
60 排水管トレー(拘束部材)
61 排水管支持部
62 差込部(固定部接続部)
621 当接部
622 挟持部
625B サブ差込部
63 リブ部
611 開口部
100 収納部付き便器装置
Claims (7)
- 便器と、
前記便器に接続され、該便器に供給する洗浄水を貯水するタンクと、
前記タンクを収納する収納部と、
前記収納部の上方に設けられる手洗い器と、
前記手洗い器と前記タンクとを接続すると共に、前記手洗い器側の接続部と前記タンク側の接続部とが平面視においてずれた位置に配置される柔軟性のある排水管と、
前記排水管を所定長さ拘束し、柔軟性を規制する拘束部材と、
前記収納部に設けられた前記拘束部材を固定するための拘束部材固定部と、を備える収納部つき便器装置における前記排水管の支持構造であって、
前記拘束部材は前記拘束部材固定部に連結するための固定部接続部を有し、
前記拘束部材固定部は、前記固定部接続部と連結することで、前記拘束部材を所定の勾配で固定し、
前記拘束部材固定部は板状であって、前記拘束部材固定部は前記排水管と交差する方向に沿って配置され、前記固定部接続部を差し込み可能に設けられた切り欠き部を有し、
前記切り欠き部は、前記固定部接続部を第1の向きで前記切り欠き部に差し込んだ場合に、前記拘束部材が前記手洗い器側から前記タンク側に向かって下り傾斜となるように固定され、
前記固定部接続部を前記第1の向きと異なる第2の向きで前記切り欠き部に差し込んだ場合には、前記拘束部材が前記拘束部材固定部に安定して固定されない形状に形成される収納部つき便器装置における前記排水管の支持構造。 - 前記切り欠き部は、前記拘束部材固定部を厚さ方向に視た場合において、少なくとも底面が左右非対称な形状に形成される請求項1に記載の収納部つき便器装置における前記排水管の支持構造。
- 前記切り欠き部は、前記拘束部材固定部の厚さ方向断面において、底面が左右非対称な形状に形成される請求項1又は2に記載の収納部つき便器装置における前記排水管の支持構造。
- 前記固定部接続部は、前記切り欠き部に対応する形状を有し該切り欠き部に当接する当接部と、前記当接部の両側部に配置され前記拘束部材固定部を挟む一対の挟持部と、を備える請求項1〜3のいずれかに記載の収納部つき便器装置における前記排水管の支持構造。
- 前記切り欠き部は、前記拘束部材固定部の厚さ方向に貫通する第1の切り欠き部と、該第1の切り欠き部における前記拘束部材固定部の幅方向の一方に配置され該拘束部材固定部の上面の一部が凹んで形成される第2の切り欠き部と、を備え、
前記固定部接続部は、前記第1の切り欠き部に対応する形状を有し該第1の切り欠き部に当接する当接部と、前記固定部接続部を前記第1の向きで前記切り欠き部に差し込んだ場合に、前記第2の切り欠き部に差し込まれるサブ差込部と、を備える請求項1〜4のいずれかに記載の収納部つき便器装置における前記排水管の支持構造。 - 前記拘束部材は、該拘束部材の向きを示す目印を更に備える請求項1〜5のいずれかに記載の収納部つき便器装置における前記排水管の支持構造。
- 便器と、
前記便器に接続され、該便器に供給する洗浄水を貯水するタンクと、
前記タンクを収納する収納部と、
前記収納部の上方に設けられる手洗い器と、
前記手洗い器と前記タンクとを接続すると共に、前記手洗い器側の接続部と前記タンク側の接続部とが平面視においてずれた位置に配置される柔軟性のある排水管と、
前記排水管を所定長さ拘束し、柔軟性を規制する拘束部材と、
前記収納部に設けられた前記拘束部材を固定するための拘束部材固定部と、を備える収納部つき便器装置における前記排水管の支持構造であって、
前記拘束部材は前記拘束部材固定部に連結するための固定部接続部を有し、
前記拘束部材固定部は、前記固定部接続部と連結することで、前記拘束部材を所定の勾配で固定し、
前記拘束部材は、前記タンク側の端部に配置され、下方に向かって延出するリブ部を更に備える収納部つき便器装置における前記排水管の支持構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014070395A JP6182492B2 (ja) | 2014-03-28 | 2014-03-28 | 排水管の支持構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014070395A JP6182492B2 (ja) | 2014-03-28 | 2014-03-28 | 排水管の支持構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2015190271A JP2015190271A (ja) | 2015-11-02 |
JP6182492B2 true JP6182492B2 (ja) | 2017-08-16 |
Family
ID=54425004
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2014070395A Active JP6182492B2 (ja) | 2014-03-28 | 2014-03-28 | 排水管の支持構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6182492B2 (ja) |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5718076U (ja) * | 1980-06-28 | 1982-01-29 | ||
JPS5985049A (ja) * | 1982-11-02 | 1984-05-16 | 三洋化工株式会社 | 便所用貯水装置 |
JP2007222358A (ja) * | 2006-02-23 | 2007-09-06 | Toto Ltd | 洗面キャビネット |
IL201925A (en) * | 2009-11-04 | 2012-06-28 | Tal Yaakov Kaikov | Toilet flushing method and system |
-
2014
- 2014-03-28 JP JP2014070395A patent/JP6182492B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2015190271A (ja) | 2015-11-02 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5819277B2 (ja) | ペット用循環型自動給水器 | |
CN101591931B (zh) | 贮水箱及具备该贮水箱的冲水大便器 | |
JP6270588B2 (ja) | タンク | |
JPWO2019097966A1 (ja) | 水洗便器 | |
JP6182492B2 (ja) | 排水管の支持構造 | |
US9890523B2 (en) | Strainer with improved flow | |
WO2016104495A1 (ja) | 便器装置 | |
JP5261288B2 (ja) | 浴室用収納棚 | |
JP2013236838A (ja) | 水槽付きキャビネット、および水槽付きキャビネットに設置可能な排水管設備 | |
JP6370582B2 (ja) | タンクと排水管との接続構造 | |
JP6552902B2 (ja) | 便器洗浄装置 | |
JP6692523B2 (ja) | トイレユニット | |
JP6552901B2 (ja) | 便器洗浄装置及びその施工方法 | |
JP2008025216A (ja) | 排水トラップ配管 | |
KR102426313B1 (ko) | 정수기 | |
JP6518859B1 (ja) | 簡易トイレ小便用タンク | |
JP7190791B2 (ja) | 便器用の吐水具およびトイレ | |
JP2010253064A (ja) | 洗濯機用のホース収納部 | |
JP6147220B2 (ja) | 導水管、及びタンクと導水管との接続構造 | |
JP4600274B2 (ja) | 浴室カウンタの構造 | |
JP2017031703A (ja) | 排水ソケット | |
KR200144529Y1 (ko) | 씽크대의 배순관구조 | |
JP2022140976A (ja) | 自動水石鹸供給装置 | |
JP3750033B2 (ja) | シャワーヘッドの支持装置 | |
JP2015190198A (ja) | 便器装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20160721 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20170421 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20170509 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20170705 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20170718 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20170724 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6182492 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |