JP6147220B2 - 導水管、及びタンクと導水管との接続構造 - Google Patents
導水管、及びタンクと導水管との接続構造 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6147220B2 JP6147220B2 JP2014070396A JP2014070396A JP6147220B2 JP 6147220 B2 JP6147220 B2 JP 6147220B2 JP 2014070396 A JP2014070396 A JP 2014070396A JP 2014070396 A JP2014070396 A JP 2014070396A JP 6147220 B2 JP6147220 B2 JP 6147220B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tank
- diameter
- lid
- water conduit
- reduced diameter
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Sanitary Device For Flush Toilet (AREA)
Description
一方、便器装置を設置する場合には、排水管とタンクとを煩雑な工程を経ることなく接続できることが望まれる。
まず、本発明の一実施形態に係る導水管を備える収納部付き便器装置100の全体構成について、図1及び図2を参照しながら説明する。
便器10は、便器本体11と、この便器本体11の上部に便器本体11に対して開閉可能に取り付けられる便座(図示せず)及び便蓋12と、を含んで構成される。
タンク本体21は、上面が開口した箱状に形成され、洗浄水を貯留する。
導入口222は、平面部221aに形成される。本実施形態では、導入口222は、円形に形成される。
立ち上がり部223は、蓋本体221の上面における導入口222の周囲から筒状に立ち上がって形成される。
複数の排水開口225は、排水管40からの排水が蓋部22の上面側に漏れた場合に、この漏れた水をタンク本体21に排出する。
下側切り欠き部228は、下側筒状部227の一部が切り欠かれるようにして形成される。本実施形態では、下側切り欠き部228は、切り欠き部224から連続して下方に延びて形成される。
排水受け部230は、下側筒状部227及び排水開口225aの下方に配置される。この排水受け部230は、前面側に下り傾斜となるように構成される。本実施形態では、排水受け部230は、下側筒状部227及び一対の下側壁部229の下端部に連続して形成される。即ち、蓋本体221の下面側には、下側筒状部227、一対の下側壁部229及び排水受け部230で囲まれた排水の流路が形成される。一対の下側壁部229及び排水受け部230で囲まれた流路の先端(前面側)は、前面側に開口している。
周壁部232は、蓋本体221の周縁の近傍に設けられ、蓋本体221の上面から起立する。周壁部232は、蓋本体221の全周に亘って設けられる。
手洗い鉢31は、手洗い吐水管32から吐出される手洗い水を受ける。この手洗い鉢31の底部には、排水口311が形成されている。手洗い吐水管32は、手洗い鉢31から起立するように配置される。この手洗い吐水管32の先端部は、下方に開口している。
手洗い吐水管32の基端部は、手洗い側給水配管33,34を介してタンク20に洗浄水を供給する給水部(図示せず)に接続される。
管本体部41は、山折り部及び谷折り部が繰り返されて形成された蛇腹構造部を有して構成される。これにより、管本体部41は、屈曲及び伸縮自在に構成される。
縮径部44の高さH2は、ピンバンド46の取付性を高める観点から、5mm〜10mm程度であることが好ましい。
ピンバンド46は、例えば、一本の針金を湾曲及び屈曲させて形成される。このピンバンド46は、環状の締付部461と、この締付部461を開閉させる一対のつまみ部462と、を備える。
締付部461は、一対のつまみ部462を操作することで、拡径及び縮径可能に構成される。即ち、締付部461の内径は、外力を加えない通常状態における内径(最小内径)と、一対のつまみ部462を摘んで締付部461を開いた状態における内径(最大内径)と、の間で拡径及び縮径可能に構成される。
排水管40は、手洗い器接続部42(手洗い器側連結部422)を手洗い鉢31の排水口311に接続し、タンク接続部43を立ち上がり部223に嵌めることで、手洗い器30及びタンク20に接続される。
排水管40をタンク20に接続する場合、まず、図7に示すように、ピンバンド46を縮径部44に取り付けておく。また、管本体部41を水平にした状態でタンク接続部43が下向きになるように管本体部41の先端側を屈曲させる。この状態で、図8に示すように、タンク接続部43を立ち上がり部223の外側に嵌める。ここで、立ち上がり部223には、切り欠き部224が形成されているので、タンク接続部43を立ち上がり部223に嵌める場合に、立ち上がり部223を縮径する方向に撓ませられる。これにより、タンク接続部43が柔軟性を有していなくても、タンク接続部43と立ち上がり部223との接続を容易に行える。また、立ち上がり部223の外面には、複数の突起部226が配置されているので、立ち上がり部223に嵌めたタンク接続部43を抜けにくくできる。
収納部50は、便器10の後方に配置され、タンク20及び排水管40を収納する。また、この収納部50の上部には手洗い器30が設けられる。収納部50は、例えば、収納部付き便器装置100を設置するトイレルームの一の壁面に沿うように配置される。
収納部50は、収納部本体51と、この収納部本体51の内部空間を幅方向に区画する一対の仕切り板52L,52Rと、これら一対の仕切り板52L,52Rをつなぐ背板53と、備える。
一対の扉板512L,512Rは、前板511の両側部にそれぞれ、前板511に沿って配置される。一対の扉板512L,512Rは、前板511に対してヒンジ(図示せず)を介して連結される。これにより、一対の扉板512L,512Rは、前板511に対して開閉可能に連結される。
仕切り板52L,52Rの上端部は、タンク20の上端部よりも高い位置に位置する。また、仕切り板52L,Rの上端部には、排水側切り欠き部522と、給水側切り欠き部523と、が形成される。
排水側切り欠き部522の深さは、排水管40の直径よりも深く形成される。給水側切り欠き部523の深さは、手洗い側給水配管33の直径よりも深く形成される。
尚、仕切り板52L,52Rには、タンク20に洗浄水を供給する給水管(図示せず)や、上述のフロート弁を操作するための部材(図示せず)等を通すための貫通穴が形成される。
尚、収納部50の側面は、トイレルームの壁面を利用することで、収納部50の側面を構成する板材を含むことなく収納部本体51を構成できる。
排水管支持部61は、筒状に構成されると共に、この筒状の周面に形成され長手方向に延びる開口部611を有して構成される。開口部611は、排水管支持部61を水平方向に向けた場合における上面に形成され、排水管支持部61の長手方向の全長に亘って延びる。開口部611の幅は、排水管支持部61に差し込まれる排水管40の直径よりも小さく形成される。
例えば、本実施形態では、管本体部41を蛇腹構造部により構成したが、これに限らない。即ち、管本体部を所定の形状に屈曲させた筒状部材により構成し、縮径部をこの筒状の管本体部よりも小径に構成してもよい。
21 タンク本体
22 蓋部
40 導水管(排水管)
41 管本体部
43 タンク接続部
44 縮径部
45 リブ部
46 ピンバンド(締付部材)
100 収納部付き便器装置
221 蓋本体
222 導入口
223 立ち上がり部
461 締付部
462 つまみ部
Claims (8)
- 上面が開口したタンク本体と、前記タンク本体の上面に配置される蓋部と、前記蓋部の上面に形成され前記タンク本体の内部に水を導入する導入口と、前記蓋部の上面における前記導入口の周囲から立ち上がる立ち上がり部と、を備えるタンクに接続され、該タンクに水を導入する導水管であって、
下流側端部に配置され前記立ち上がり部の外側に嵌められるタンク接続部と、該タンク接続部の上流側に配置され前記タンク接続部よりも小径の縮径部と、前記縮径部の上流側に配置され該縮径部よりも大径の管本体部と、を備える導水管。 - 管状部材を締付可能な締付部を備え、前記縮径部に取り付けられる締付部材を更に備える請求項1に記載の導水管。
- 前記タンク接続部の外径は、前記締付部の最小内径よりも大きい請求項2に記載の導水管。
- 前記タンク接続部の外径は、前記締付部の最大内径よりも小さい請求項2又は3に記載の導水管。
- 前記縮径部の外径は、前記締付部の最小内径よりも小さい請求項2〜4のいずれかに記載の導水管。
- 前記タンク接続部の先端部に配置され外側に延出するリブ部を更に備える請求項1〜5のいずれかに記載の導水管。
- 前記管本体部は、伸縮及び屈曲可能な蛇腹構造部を有する請求項1〜6のいずれかに記載の導水管。
- 上面が開口したタンク本体及び前記タンク本体の上面に配置される蓋部を有するタンクと、前記蓋部に接続され前記タンクに水を導入する導水管と、を接続する接続構造であって、
前記蓋部は、
蓋本体と、
前記蓋本体の上面に形成される導入口と、
前記蓋本体の上面における前記導入口の周囲から立ち上がる立ち上がり部と、を備え、
前記導水管は、
下流側端部に配置され前記立ち上がり部の外側に嵌められるタンク接続部と、
前記タンク接続部の上流側に配置され前記タンク接続部よりも小径の縮径部と、
前記縮径部の上流側に配置され該縮径部よりも大径の管本体部と、を備える接続構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014070396A JP6147220B2 (ja) | 2014-03-28 | 2014-03-28 | 導水管、及びタンクと導水管との接続構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014070396A JP6147220B2 (ja) | 2014-03-28 | 2014-03-28 | 導水管、及びタンクと導水管との接続構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2015190272A JP2015190272A (ja) | 2015-11-02 |
JP6147220B2 true JP6147220B2 (ja) | 2017-06-14 |
Family
ID=54425005
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2014070396A Active JP6147220B2 (ja) | 2014-03-28 | 2014-03-28 | 導水管、及びタンクと導水管との接続構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6147220B2 (ja) |
Family Cites Families (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5718076U (ja) * | 1980-06-28 | 1982-01-29 | ||
JPS6066763U (ja) * | 1983-10-14 | 1985-05-11 | ジヤニツクス株式会社 | 水洗便器用の手洗器付洗滌水タンク |
JPS60100478U (ja) * | 1983-12-09 | 1985-07-09 | 東陶機器株式会社 | 便所装置 |
JP3177822B2 (ja) * | 1995-12-12 | 2001-06-18 | 株式会社イナックス | ボールタップ及び手洗い吐水用蛇腹管の抜止構造 |
JP2002088840A (ja) * | 2000-09-13 | 2002-03-27 | San-Ei Faucet Mfg Co Ltd | 排水栓コンセント |
JP5811508B2 (ja) * | 2011-03-04 | 2015-11-11 | Toto株式会社 | 便器洗浄水タンク |
-
2014
- 2014-03-28 JP JP2014070396A patent/JP6147220B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2015190272A (ja) | 2015-11-02 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2017089282A (ja) | 水洗大便器 | |
JP6270588B2 (ja) | タンク | |
JP6370582B2 (ja) | タンクと排水管との接続構造 | |
CN110863551B (zh) | 冲水大便器 | |
CN105310624B (zh) | 洗碗机 | |
JP6147220B2 (ja) | 導水管、及びタンクと導水管との接続構造 | |
JP5029225B2 (ja) | 水栓装置 | |
JP4898468B2 (ja) | シャワホース引き出し機構 | |
JP2021105335A (ja) | 水洗大便器 | |
WO2016104495A1 (ja) | 便器装置 | |
JP2017082903A (ja) | 横配管接続構造、及び、トイレ設備 | |
JP2007016454A (ja) | 水栓スタンドの浸入水排出構造及び水栓スタンドの水切部材 | |
WO2017169006A1 (ja) | 便器洗浄装置および便器装置 | |
JP2017020195A (ja) | 水栓装置及びそれを備えた洗面化粧台 | |
JP2017115481A (ja) | 手洗い吐水管の接続構造 | |
JP2020026668A (ja) | 吐水装置及び洗面台 | |
EP3392392A1 (en) | Water storage tank of washing machine and washing machine | |
JP6934631B2 (ja) | 水栓装置 | |
JP2017053203A (ja) | トイレユニット | |
JP6756475B2 (ja) | 排水管接続構造、及び、トイレ設備 | |
JP6939033B2 (ja) | オストメイト用流し装置 | |
US10151092B2 (en) | Flush toilet apparatus | |
JP6535239B2 (ja) | 便器洗浄装置 | |
KR101436508B1 (ko) | 세척기기 | |
JP6884330B2 (ja) | 洗浄水タンク装置及びその洗浄水タンク装置を備えた水洗大便器 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20160721 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20170421 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20170509 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20170516 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6147220 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |