JPS5985049A - 便所用貯水装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は水洗便所に設置される便器の洗浄水を保留する
貯水装置、特に貯水槽を遮蔽して外部から視認しえない
ように構成した便所用貯水装置に関する。

従来水洗便所においては、便器を洗浄するための水を一
時的に保留した貯水器が露呈した状態のままで設置して
あり、美感を生じさせるというには程遠いものであり、
さらには優美な雰囲気を作り出すうえで障害となってい
る。丑だ貯水器に附属する小さくて底の浅い上蓋部を手
洗い部として使用しているから、心理的にみても手洗い
を使用するのに抵抗を覚えるだけでなく、実際上も使用
しにくい面があるため、トイレットを出てから改めて洗
面所で手を洗うということを余情なくされている一 本発明はこのような事情の下になされたものであり、そ
の目的とするところは、第１の発明においては、いかな
る便所の設置スペースにも容易に適合して設置しうると
ともに、不要なスペースを残さない便所用貯水装置を提
供しようとするものであり、第２の発明においては心理
的および実際的見地から使用しやすい手洗いを有ス６便
所用貯水装置を提供しようとするものである。

以下本発明（第１の発明および第２の発明）の実施例を
添附の図面にもとづいて説明する。

が配置しである。支持体６はそれ自身１個の箱体をなし
て自由に移動が可能のようにしである。従って支持体６
，３は貯水槽を両者の間に挾んだ状態で左右方向へ任意
に移動させることができる。

支持体６，３の前面には開閉自在に形成された扉部４を
有しているとともに、内部には必要ならば棚などを設け
て所望の物品、たとえば石けん、タオルあるいはトイレ
ットペー・ぐ−等を収納しうるようにしである。

そして前記支持体３．乙のいずれが一方の扉部４の裏面
にトイレット用ロールペーパーを保持する保持具４１を
同市して、この保持具４＋にトイレット用ロールペーパ
ーを装架するようになっている。従って扉部４を閉じた
状態においては保持具４１　は外部から視認されること
のない一方、扉部４を開いた状態においては、保持具４
′　より所要のトイレットペーパーを引き出して、これ
を使用しうるものである。

支持体３の間に配設された貯水槽１は便器を清浄する水
を一時保留しておくものであり、外方へ突設された作動
つまみ５を回動させると回動軸乙の先端から垂下した鎖
７によって弁体８がつり上げられ、貯水槽１内の水が排
出口９から排水パイプ１０を通り便器１１へと排出する
ようになっている。貯水槽１からの排水が完了するト、
水道管に連通するバイブ１２から送られてくる水道水が
貯水槽１内へと流入する。また弁体８は鎖７が緩むと自
重と水圧により排出口９を閉塞して水の流出を阻止する
とともに、貯水槽１に所定の水量が保留されるとその水
面の上昇に伴い上昇するフロー　ト１６’の作用により
弁座を閉鎖してパイプ１２から貯水槽１への水の流入を
阻止するようにしである。

前記のように貯水槽１の両側に支持体６，６を配置する
ことにより、支持体３．３に遮蔽されて左右両側からは
貯水槽１の存在が視認できないようになっているが、さ
らに貯水槽１の前側には前面遮蔽部１６が設けてあり、
前面からも貯水槽１がわからないようにしである。すな
わち方形をなす板状の前面遮蔽部１６は補強部材１７を
介して貯水槽１の前面部にネジ等１８で固定してあり、
寸だ貯水槽１の後面部は同じネジ１８１で後壁１９に固
定されている。従って貯水槽１はネジ１８゜れているこ
とになる。

そして対向して装置された支持体６，６間の距離が前面
遮蔽部１６の長さく「面長）と同じが、またはそれより
短かく保持されている場合には、前面遮蔽部１６が貯水
槽１を遮蔽でき、従って前方からの視ｉ　ｆ不可能とし
ている。しかし支持体３２６間の距離が前面遮蔽部１６
の長さく横長）よりも長くすると、支持体３と前面遮蔽
部１６との間に間隙を生ずることになるーこの場合も若
干の間隙を生じたからといって必ずしも内部に設けらｆ
した貯水槽１が前方から完全に視認されるわけてばない
１−、シかしこのような支持体３．ろと前面遮蔽部１６
との間隙をなくシ、貯水槽１を前方から全く視認できな
いようにするために設けられたのが間隙遮蔽部２０であ
る。

すなわち間隙遮蔽部２０は支持体乙の高さとほぼ同じ長
さの縦長で、かつ所定の幅を有する板状に形成してあシ
、閉じた扉部４とほぼ面一になるように扉部４に隣接す
るとともに、その一部を支持体３の前面に固定しである
。この固定の手段としては、たとえば接着材による接着
が適当である。

従って支持体６，３をそれぞれ左右方向へ互に遠ざける
ように移動しても、それによって生ずる支持体６と前面
遮蔽部１６との間隙は間隙遮蔽部２０が遮蔽することに
なるから、その内部は完全に遮蔽される。

　７− 次に貯水槽１の上方には第４図示のような上部遮蔽部２
を配設して貯水槽１が上方からも視認できないようにし
である。

すなわち、この上部遮蔽部２はほぼ表面が水平な板状体
をなし、かつ底部には両端から所定の間隔をおいて一対
の突出部２１を並設するとともに、両側には支持体３，
６との遠近を調整するための調整部２６が形成しである
。つまりこの調整部２６を左右の支持体ろ、３に支持せ
しめる一方、支持体６，３の左右方向の移動に対しては
調整部２３．２３をスライドさせて、上部遮蔽部２と支
持体この場合、調整部２３は支持体ろ、６との遠近を調
整しうるように所定の長さく横長）をあらかじめ有して
いる。

　８− また上部遮蔽部２の底部には突出部２１を設けであるか
ら、上部遮蔽部２を支持体６と遠近自在に調整をする際
に、支持体６と突出部２１とが当接すると、それ以上調
整部２６を左右方向にスライドさせることができなくな
り、従って上部遮蔽部２が支持体３．乙による支持を失
って、落下することがないようにしである。

さらに支持体６，６と上部遮蔽部２との調整が終ってか
ら、必要に応じて連結部材２４．２５により上部遮蔽部
２と支持体６とを互いに連結固定することもできる。す
なわち−皓千突出部２１に’？ｆ９さあり、これにより
支持体ろと上部遮蔽部２とが連結固定されて、上部遮蔽
部２の支持体６，６上の移動（スライド）を防止できる
とともに、支持体３．乙の安定した配置も可能となる。

なお上部遮蔽部２は調整部２３を支持体３上に載置した
ものに限定されない。なお上部遮蔽部２上には装飾品（
花びん、こけし等）その他種々の物品を置くととができ
る１、 第５図は第１の発明の他の構造のトイレット用の＠宇７
に砺装置を示す平面図であり、基本的な構成は前記のも
のと同様であるので同一の構成要素については同一の数
字を附して説明する。すなわち貯水槽１の前後に左右Ｖ
？：ＩＡびる板状をなす１対の支持部材２７，２７を配
してあり、この支持部材２７．２７に貯水槽１がネジ１
８　、１８’で固定支持しである。この場合、ネジ１８
は貯水槽１の前面側貯水槽の前面部、補強部材１７およ
び前面遮蔽部１６を貫通して緊締されている。そして支
持部材２７の両端部２７１は支持体乙の内側面に設けら
れた挿入孔２８に遊嵌状態で挿入して支持体６．３間に
支持されている。そしてその両端部２７「は支持体３，
３を左右方向に移動させても挿入孔２８から外れること
のないよう適宜に長く形成して調整が可能のようにしで
ある。このように支持部材２７．２７は支持体に対して
固定されていないので、支持体６，６を左右方向に移動
させて支持体ろ、３と上部遮蔽部２との遠近を調整する
と、同時ｒｃ支持部材２７．２７も支持体６，６との遠
近上調整しうるものである。なお支持部材２７は横長の
たとえば鉄板などを用いるのが好適である。

また支持体３，３と上部遮蔽部２との調整、したがって
同時に支持体３，３と支持部材２７，２７との調整が終
ってから、後方に配した支持部材２７は、支持体乙の後
部３ａに固定することができる。

すなわち、第６図に示されるように、支持部材の両端２
７’、２７’附近に長手方向に長、ｔ１２’＋と穿設す
るとともに、との長孔２９と支持体３．乙の後部に穿設
した孔２９１とを対向させ、かつボルトろ０を長孔２９
と孔２９１とに挿通し、ナツトで締めて、支持体３，３
と支持部材２７．２７とを連結固定したものである８こ
の連結固定により支持体６゜乙のより安定した配置が可
能となる。

支持体６，６と前面遮蔽部１６との間に生ずる間隙を遮
蔽するだめの間隙遮蔽部２０は、支持体乙の高さとほぼ
同じ長さの縦長で、かつ所定の幅を有する板状に形成し
てあり、支持体乙の内側に一部を挿入するとともに接着
材などで固着し、支　１２− 特休ろ内側面から横方向に所定の長さを有するように突
出するようにしである。つまシこの突出部分が前記間隙
を遮蔽する機能を果たす。

次に第２の発明については、第１の発明における上部遮
蔽部２を手洗い部２１の構造に変えたものであり、その
他の基本的構造は同一であるので、同一の構成要素につ
いては第１の発明と同一の附する貯水槽１の両側に支持
体６，６を配置し、上側ｌ【は手洗い部２１を配設する
とともに核子洗い部２Ｉへ手洗い用水を流出せしめてか
ら前記貯水槽１に流入るように形成し、また前記手洗い
部２Ｉは前記支持体３，３と遠近自在に調整しうるよう
にしたものである。この手洗い部２１は案内パイプ１４
から流出する水を受ける凹部２２と水平方向に延設され
た、支持体３２６との遠近を調節する調整部２６とから
なる。すなわち謳１整部２３は支持体６．３と対向する
ようにその両端を所定の長さに延設してあり、この調整
部２３，２ろを左右の支持体６，３に支持せしめる一方
、支持体６．３の左右方向の移動に対しては調整部２３
．２３をスライドさせて、手洗い部２Ｉを支持体６と遠
近自在に調整しうるようになっている８捷だ手洗い部２
１の底部には突出部２１を設けてあり、手洗い部２１を
支持体６と遠近自在に調整をしても、支持体６と突出部
２１とが当接すると、それ以上調整部２６を左右方向に
スライドさせることができなく々す、従って手洗い部２
１が支持体６，６からの支持を失って、落下することが
ないようＫ　Ｌ、であるのは、前記第１の発明と同様で
ある。また外方へ突設された作動つまみ５を回動させる
と回動軸乙の先端から垂下した鎖７によって弁体８がつ
り上げられ貯水槽１内の水が排出口９から排水パイプ１
ｏを通り便器１１へと排出するようになっている。貯水
槽１からの排水が完了すると、水道管に連通するパイプ
１２から送られてくる水道水が貯水槽１内へと流水する
が、この場合水道水は案内パイプｉ４を経ていったん手
洗い部グへと流出し、そこから底部の連絡口１５および
連絡パイプ１５’を通って貯水槽１に流水するようにし
である。

そして弁体８は鎖？が緩むと自重と水圧により排出口９
を閉基して水の流出を阻止するとともに、貯水槽１に所
定の水量が保留されるとその水面の上昇に伴い上昇する
フロー）１６’の作用により弁１５− 座を閉遮して案内パイプ１４へと水が送られるのを停止
させるようにしてるる。なお回動つ丑み５を回動させて
貯水槽１に保留されていた水がいったん排出された後に
おいてのみ、案内パイプ１４から手洗い部２′へと水が
流出するように構成されているが、別に水道管に連通ず
るパイプを介して手洗い部２′へと水を流出させる蛇口
２６を設けであるから、いつでも水を流出させて手を洗
うことができる、この場合、流出した水は連絡口１５お
よび連絡パイプ１５１を通ってさらに貯水槽へと流入す
るが、この余剰水は余剰水排出パイプ１１・３を通って
便器１．１１１ｆへと排出される８このように第１の発
明は、便器を清浄するための水を保留する貯水槽の両側
に移動自在に形成した一対の支持体を配置し、前記貯水
槽の上方には　１６− 」二部遮蔽部を前記支持体と遠近の調整を自在に配設し
、前記貯水槽の前方には前面遮蔽部を設けるとともに、
前記支持体と前記上部遮蔽部との遠近の調整により生ず
る前記支持体と前記前面遮蔽部との間隙を遮蔽する間隙
遮蔽部を設けたものである。従って貯水槽が外部より視
認できないので、従来の便所とは異なり家具的色調を帯
びており、これによシ落ち着いた雰囲気を醸成しうる。

また位置調整、特に左右の位置調整が可能であるのでど
のようなスペースの場所（便所）にも適合させることが
できるだけでなく、支持体を左右両壁面に当接ないしは
近接して配置することにより余分のスペース（いわゆる
デッド・スペース）　ヲ残すない。さらにその取付けな
いしは設置が容易になしうる等のすぐれた効果を奏する
ものでああ。

捷だ第２の発明は、便器を清浄するための水を保留する
貯水槽の両側に移動自在に形成した一対の支持体を配置
し、前記貯水槽の上方には手洗い部を配設して前記貯水
槽をの上方を遮蔽するとともに、前記支持体との遠近の
調整を自在に形成し、かつ核子洗い部へ手洗い用水を流
出せしめてから前記貯水槽に流入するようにし、また前
記貯水槽の前方には前面遮蔽部を設けるとともに、前記
支持体と前記手洗い部との遠近の調整により生ずる前記
支持体と前記前面遮蔽部との間隙を遮蔽する間隙遮蔽部
を設けたものである。従って貯水槽を外部より視聴でき
ないとともに、手洗い部は貯水槽と完全に分離させて配
設しであるから、心理的および実際的見地から使用し易
い。また独立した手洗い部は従来のトイレット用手洗い
に比１〜て大人ぐあるい１ｄ深くすることができ、手洗
い機能を増大させるものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は第１の発明にがかる便所用貯水装置の斜視図、
第２図は一部を破断した同平面図、第６図は同縦断面図
、第４図は上部遮蔽部を示す斜視図、第５図は他の構造
の便所用貯水装置との連結関係を示す斜視図、第７図は
第２の発明にかかる便所用貯水装置の斜視図、第８図は
同縦断面図、第９図は手洗い部を示す斜視図である。 １・・・貯水槽　　２・・・上部遮蔽部　　２１・・・
手洗い部　　ろ、３・・・支持体 １Ｇ Ｒ３曹 第９図 手続補正書（方式） ％式％ １事件の表示 昭和５７年特許願第１９３０７６号 ２発明の名称 便所用貯水装置 ３補正をする者 事件との関係　特許出願人 住所　埼玉県狭山市中新田１０８３番地名称　三洋化工
株式会社 代表者　星増部 ４代理人 住所　東京都港区赤坂１丁目１番１７号細川ビル７０３
号 ｆ３鴇にＢ１ １蚤陣嶋称　ｊ！槍邑欝熟装！ ？特許請求の範囲 （１）　　便器を清浄するための水を保留する貯水槽の
両側に移動自在に形成した一対の支持体を配置し、前記
貯水槽の上方には上部遮蔽部を前記支持体と遠近の調整
を自在に配設し、前記貯水槽の前方には前面遮蔽部を設
けるとともに、前記支持体と前記上部遮蔽部との遠近の
調整によシ生ずる前記支持体と前記前面遮蔽部との間隙
を遮蔽する間隙邂蔽部を設けたことを特徴とする便所用
貯水装置。

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）便器を清浄するための水を保留する貯水槽の両側
   に移動自在に形成した一対の支持体を配置し、前記貯水
   槽の、上方には上部遮蔽部を前記支持体と遠近の調整を
   自在に配設し、前記貯水槽の前方には前面遮蔽部を設け
   るとともに、前記支持体と前記上部遮蔽部との遠近の調
   整により生ずる前記支持体と前記前面遮蔽部との間隙を
   遮蔽する間隙遮蔽部を設けたことを特徴とする便所用貯
   水装置。
2. （２）便器を清浄するための水を保留する貯水槽の両側
   に移動自在に形成した一対の支持体を配置し、前記貯水
   槽の上方には手洗い部全配設して前記貯水槽をの上方を
   遮蔽するとともに、前記支持体との遠近の調整を自在に
   形成し、かつ核子洗い部へ手洗い用水を流出せしめてか
   ら前記貯水槽に流入するようにし、また前記貯水槽の前
   方には前面遮蔽部を設けるとともに、前記支持体と前記
   手洗い部との遠近の調整によシ生ずる前記支持体と前記
   前面遮蔽部との間隙を遮蔽する間隙遮蔽部を設けたこと
   を特徴とする便所用貯水装置。