JPH07331727A - 便所設置用キヤビネツト - Google Patents
便所設置用キヤビネツトInfo
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- JPH07331727A JPH07331727A JP6163388A JP16338894A JPH07331727A JP H07331727 A JPH07331727 A JP H07331727A JP 6163388 A JP6163388 A JP 6163388A JP 16338894 A JP16338894 A JP 16338894A JP H07331727 A JPH07331727 A JP H07331727A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】狭い設置スペースでもキヤビネツト及び小便器
を、更に必要に応じて手洗器を併せて設置できるように
すること。 【構成】キヤビネツト本体２の内部に小便器３を設け、
キヤビネツト本体２の前面に小便器３を隠蔽するための
開閉扉２ｇ，２ｈを設け、開閉扉が２ｇ，２ｈ開くこと
により小便器３の使用を可能としたこと。キヤビネツト
本体２は、その前面中央部２ａをその前面両側縁２ｅ，
２ｆより前方へ膨出すると共に、この膨出した前面中央
部２ａの内側に、小便器３の垂れ受け部３ａを位置させ
たこと。キヤビネツト本体２の上面側に手洗器４を設け
たこと。
を、更に必要に応じて手洗器を併せて設置できるように
すること。 【構成】キヤビネツト本体２の内部に小便器３を設け、
キヤビネツト本体２の前面に小便器３を隠蔽するための
開閉扉２ｇ，２ｈを設け、開閉扉が２ｇ，２ｈ開くこと
により小便器３の使用を可能としたこと。キヤビネツト
本体２は、その前面中央部２ａをその前面両側縁２ｅ，
２ｆより前方へ膨出すると共に、この膨出した前面中央
部２ａの内側に、小便器３の垂れ受け部３ａを位置させ
たこと。キヤビネツト本体２の上面側に手洗器４を設け
たこと。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、便所の配置されるキヤ
ビネツトの改良に関する。
ビネツトの改良に関する。
【０００２】
【従来の技術】便所には、大便器，小便器，キヤビネツ
ト及び手洗器の夫々を単独で配置するものがある。この
場合の便所は、これら設備の夫々を単独で配置できるだ
けのスペースを必要とする。従って、便所内の設置スペ
ースが狭いときには、小便器，キヤビネツト又は手洗器
を省略しなければならない問題がある。
ト及び手洗器の夫々を単独で配置するものがある。この
場合の便所は、これら設備の夫々を単独で配置できるだ
けのスペースを必要とする。従って、便所内の設置スペ
ースが狭いときには、小便器，キヤビネツト又は手洗器
を省略しなければならない問題がある。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記問題を
解決するために、狭い設置スペースでもキヤビネツト及
び小便器を、更に必要に応じて手洗器を併せて設置でき
る便所設置用キヤビネツトの提供を目的とする。
解決するために、狭い設置スペースでもキヤビネツト及
び小便器を、更に必要に応じて手洗器を併せて設置でき
る便所設置用キヤビネツトの提供を目的とする。
【０００４】
【課題を解決するための手段】請求項１記載の本発明の
要旨は、キヤビネツト本体の内部に小便器を設けたこと
を特徴とする便所設置用キヤビネツトである。請求項２
記載の本発明の要旨は、キヤビネツト本体の内部に小便
器を設け、該キヤビネツト本体の前面に小便器を隠蔽す
るための開閉扉を設け、該開閉扉が開くことにより小便
器の使用を可能としたことを特徴とする便所設置用キヤ
ビネツトである。請求項３記載の本発明の要旨は、請求
項１又は２において、前記キヤビネツト本体は、その前
面中央部をその前面両側縁より前方へ膨出すると共に、
この膨出した前面中央部の内側に、前記小便器の垂れ受
け部を位置させたことである。請求項４記載の本発明の
要旨は、請求項１又は２において、前記小便器を、前記
キヤビネツト本体の内部からキヤビネツト本体の前方へ
引き出せるようにしたことである。請求項５記載の本発
明の要旨は、請求項１，２，３又は４において、前記キ
ヤビネツト本体の上面側に手洗器を設けたことである。
要旨は、キヤビネツト本体の内部に小便器を設けたこと
を特徴とする便所設置用キヤビネツトである。請求項２
記載の本発明の要旨は、キヤビネツト本体の内部に小便
器を設け、該キヤビネツト本体の前面に小便器を隠蔽す
るための開閉扉を設け、該開閉扉が開くことにより小便
器の使用を可能としたことを特徴とする便所設置用キヤ
ビネツトである。請求項３記載の本発明の要旨は、請求
項１又は２において、前記キヤビネツト本体は、その前
面中央部をその前面両側縁より前方へ膨出すると共に、
この膨出した前面中央部の内側に、前記小便器の垂れ受
け部を位置させたことである。請求項４記載の本発明の
要旨は、請求項１又は２において、前記小便器を、前記
キヤビネツト本体の内部からキヤビネツト本体の前方へ
引き出せるようにしたことである。請求項５記載の本発
明の要旨は、請求項１，２，３又は４において、前記キ
ヤビネツト本体の上面側に手洗器を設けたことである。
【０００５】
【作用】請求項１及び２記載の本発明にあつては、キヤ
ビネツト本体と小便器とが一体化されるので、キヤビネ
ツト本体と小便器とを別々に設置する場合に比べ、狭い
設置スペースで両者を設置できる。請求項３の本発明に
あつては、キヤビネツト本体の前面がフラツトな場合に
比べてキヤビネツト本体の設置床面積を小さくすること
ができると共に、使用者が垂れ受け部を跨ぐようにして
キヤビネツト本体の前面側に立つことができる。請求項
４記載の本発明にあつては、キヤビネツト本体の前方へ
引き出した小便器に使用者が接近できる。請求項５記載
の本発明にあつては、キヤビネツト本体と小便器と手洗
器とが一体化されるので、キヤビネツト本体と小便器と
手洗器とを別々に設置する場合に比べ、狭い設置スペー
スで三者を設置できる。
ビネツト本体と小便器とが一体化されるので、キヤビネ
ツト本体と小便器とを別々に設置する場合に比べ、狭い
設置スペースで両者を設置できる。請求項３の本発明に
あつては、キヤビネツト本体の前面がフラツトな場合に
比べてキヤビネツト本体の設置床面積を小さくすること
ができると共に、使用者が垂れ受け部を跨ぐようにして
キヤビネツト本体の前面側に立つことができる。請求項
４記載の本発明にあつては、キヤビネツト本体の前方へ
引き出した小便器に使用者が接近できる。請求項５記載
の本発明にあつては、キヤビネツト本体と小便器と手洗
器とが一体化されるので、キヤビネツト本体と小便器と
手洗器とを別々に設置する場合に比べ、狭い設置スペー
スで三者を設置できる。
【０００６】
【実施例】以下、本発明に係る便所設置用キヤビネツト
（以下、「本発明キヤビネツト」という）を図面に示す
実施例に基づいて説明する。 （第１実施例）図１及び図２は本発明キヤビネツトの第
１実施例を示すものであり、図１は本発明キヤビネツト
を設置した便所を示す斜視図、図２は本発明キヤビネツ
トを半截した平面図である。本発明キヤビネツト１は、
キヤビネツト本体２と、キヤビネツト本体２の内部に設
けた小便器３とを備えている。
（以下、「本発明キヤビネツト」という）を図面に示す
実施例に基づいて説明する。 （第１実施例）図１及び図２は本発明キヤビネツトの第
１実施例を示すものであり、図１は本発明キヤビネツト
を設置した便所を示す斜視図、図２は本発明キヤビネツ
トを半截した平面図である。本発明キヤビネツト１は、
キヤビネツト本体２と、キヤビネツト本体２の内部に設
けた小便器３とを備えている。
【０００７】上記キヤビネツト本体２は、両側板２ｂ，
２ｃと、背板２ｄと、底板２ｊと、前面側縁板２ｅ，２
ｆと、矢符Ａ，Ｂ方向へ開閉する開閉扉２ｇ，２ｈと、
カウンター２ｉとを備えている。キヤビネツト本体２
は、開閉扉２ｇ，２ｈを閉じたときの前面中央部２ａが
前面両側縁板２ｅ，２ｆより前方へ膨出するようにして
あり、この膨出した前面中央部２ａの内側に、小便器３
の垂れ受け部３ａを位置させてある。カウンター２ｉ
は、上面側に手洗器４及び水栓５を設けてある。カウン
ター２ｉは、キヤビネツト本体２の両側に配置される別
異のキヤビネツト６，７のカウンターと一体（図１参
照）又は別体（図示は省略）に形成される。
２ｃと、背板２ｄと、底板２ｊと、前面側縁板２ｅ，２
ｆと、矢符Ａ，Ｂ方向へ開閉する開閉扉２ｇ，２ｈと、
カウンター２ｉとを備えている。キヤビネツト本体２
は、開閉扉２ｇ，２ｈを閉じたときの前面中央部２ａが
前面両側縁板２ｅ，２ｆより前方へ膨出するようにして
あり、この膨出した前面中央部２ａの内側に、小便器３
の垂れ受け部３ａを位置させてある。カウンター２ｉ
は、上面側に手洗器４及び水栓５を設けてある。カウン
ター２ｉは、キヤビネツト本体２の両側に配置される別
異のキヤビネツト６，７のカウンターと一体（図１参
照）又は別体（図示は省略）に形成される。
【０００８】前記小便器３は、キヤビネツト本体２の底
板２ｊに立設する自立型又はキヤビネツト本体２の背板
２ｄに接合する壁掛け型等が適宜選択され、キヤビネツ
ト本体２の内部に配設され、キヤビネツト本体２の外部
の給水管及び排水管（図示は省略）と配管接合される。
本発明キヤビネツト１は、便所８内に大便器９と共に設
置される。洋風の大便器９は、大便器洗浄用水タンク
（図示は省略）を内蔵したキヤビネツト６の前面側に設
置される。
板２ｊに立設する自立型又はキヤビネツト本体２の背板
２ｄに接合する壁掛け型等が適宜選択され、キヤビネツ
ト本体２の内部に配設され、キヤビネツト本体２の外部
の給水管及び排水管（図示は省略）と配管接合される。
本発明キヤビネツト１は、便所８内に大便器９と共に設
置される。洋風の大便器９は、大便器洗浄用水タンク
（図示は省略）を内蔵したキヤビネツト６の前面側に設
置される。
【０００９】本発明キヤビネツト１は、キヤビネツト本
体２と小便器３と手洗器４とを別々に設置する場合に比
べ、狭い設置スペースで三者を設置できる。更に、本発
明キヤビネツト１は、キヤビネツト本体２の前面中央部
２ａを前方へ膨出することにより、キヤビネツト本体前
面がフラツトな場合に比べて設置床面積を小さくするこ
とができると共に、開閉扉２ｇ，２ｈを開いたときに、
使用者が小便器３の垂れ受け部３ａを跨ぐようにして前
面側に立つことができる。
体２と小便器３と手洗器４とを別々に設置する場合に比
べ、狭い設置スペースで三者を設置できる。更に、本発
明キヤビネツト１は、キヤビネツト本体２の前面中央部
２ａを前方へ膨出することにより、キヤビネツト本体前
面がフラツトな場合に比べて設置床面積を小さくするこ
とができると共に、開閉扉２ｇ，２ｈを開いたときに、
使用者が小便器３の垂れ受け部３ａを跨ぐようにして前
面側に立つことができる。
【００１０】（第２実施例）図３は本発明キヤビネツト
の第２実施例を示す半截した平面図である。本実施例の
本発明キヤビネツト１１は、開閉扉２ｋを横断面半円状
に形成すると共に、キヤビネツト本体２内に設けた半円
状のレール１９に開閉扉２ｋを矢符Ｃ方向へ案内させて
キヤビネツト本体２の前面を開閉するようにした点に特
徴がある。本実施例の本発明キヤビネツト１１における
この特徴点以外の構造は、前記第１実施例の本発明キヤ
ビネツト１と実質的に同一であり、同一符号は同一構成
部材を示す。
の第２実施例を示す半截した平面図である。本実施例の
本発明キヤビネツト１１は、開閉扉２ｋを横断面半円状
に形成すると共に、キヤビネツト本体２内に設けた半円
状のレール１９に開閉扉２ｋを矢符Ｃ方向へ案内させて
キヤビネツト本体２の前面を開閉するようにした点に特
徴がある。本実施例の本発明キヤビネツト１１における
この特徴点以外の構造は、前記第１実施例の本発明キヤ
ビネツト１と実質的に同一であり、同一符号は同一構成
部材を示す。
【００１１】（第３実施例）図４は本発明キヤビネツト
の第３実施例を示す半截した平面図である。本実施例の
本発明キヤビネツト２１は、背板２ｄを折り曲げ形成し
て、便所の内隅部に設置できるようにした点に特徴があ
る。本実施例の本発明キヤビネツト２１におけるこの特
徴点以外の構造は、前記第２実施例の本発明キヤビネツ
ト１１と実質的に同一であり、同一符号は同一構成部材
を示す。
の第３実施例を示す半截した平面図である。本実施例の
本発明キヤビネツト２１は、背板２ｄを折り曲げ形成し
て、便所の内隅部に設置できるようにした点に特徴があ
る。本実施例の本発明キヤビネツト２１におけるこの特
徴点以外の構造は、前記第２実施例の本発明キヤビネツ
ト１１と実質的に同一であり、同一符号は同一構成部材
を示す。
【００１２】（第４実施例）図５及び図６は本発明キヤ
ビネツトの第４実施例を示すものであり、図５は本発明
キヤビネツトを設置した便所を示す斜視図、図６は本発
明キヤビネツトの断面した側面図である。本発明キヤビ
ネツト３１は、キヤビネツト本体３２と、キヤビネツト
本体３２の内部に設けた小便器３３とを備えている。
ビネツトの第４実施例を示すものであり、図５は本発明
キヤビネツトを設置した便所を示す斜視図、図６は本発
明キヤビネツトの断面した側面図である。本発明キヤビ
ネツト３１は、キヤビネツト本体３２と、キヤビネツト
本体３２の内部に設けた小便器３３とを備えている。
【００１３】上記キヤビネツト本体３２は、左右の収納
棚部３２ｂ，３２ｃと中央の小便器収納部３２ｄとを隔
壁３２ｅ，３２ｆで区画し、左右の収納棚部３２ｂ，３
２ｃ及び小便器収納部３２ｄを共通のカウンター３２ｉ
で覆つてある。左右の収納棚部３２ｂ，３２ｃは、前面
が開放状態に形成されるか、又は開閉扉３２ｍが設けら
れる。中央の小便器収納部３２ｄは、矢符Ａ，Ｂ方向へ
開閉する開閉扉３２ｇ，３２ｈを備えると共に、その内
部に小便器３３を進退自在に収納してある。
棚部３２ｂ，３２ｃと中央の小便器収納部３２ｄとを隔
壁３２ｅ，３２ｆで区画し、左右の収納棚部３２ｂ，３
２ｃ及び小便器収納部３２ｄを共通のカウンター３２ｉ
で覆つてある。左右の収納棚部３２ｂ，３２ｃは、前面
が開放状態に形成されるか、又は開閉扉３２ｍが設けら
れる。中央の小便器収納部３２ｄは、矢符Ａ，Ｂ方向へ
開閉する開閉扉３２ｇ，３２ｈを備えると共に、その内
部に小便器３３を進退自在に収納してある。
【００１４】前記小便器３３は、キヤビネツト本体３２
の小便器収納部３２ｄに設けた案内レール３８，３９に
案内してあり、小便器収納部３２ｄの内部の収納位置
（図６中の実線で示す位置）から開閉扉３２ｇ，３２ｈ
の開いたキヤビネツト前方の便器使用位置（図６中の二
点鎖線で示す位置）へ進退自在に引き出せるようにして
ある。小便器３３の引出しは、小便器３３に取付けた把
手３７を操作して行うか、又は電動モータ等の操作で行
うようにする。
の小便器収納部３２ｄに設けた案内レール３８，３９に
案内してあり、小便器収納部３２ｄの内部の収納位置
（図６中の実線で示す位置）から開閉扉３２ｇ，３２ｈ
の開いたキヤビネツト前方の便器使用位置（図６中の二
点鎖線で示す位置）へ進退自在に引き出せるようにして
ある。小便器３３の引出しは、小便器３３に取付けた把
手３７を操作して行うか、又は電動モータ等の操作で行
うようにする。
【００１５】本発明キヤビネツト３１は、便所８内に大
便器９と共に設置される。洋風の大便器９は、大便器洗
浄用水タンク（図示は省略）を内蔵したキヤビネツト６
の前面側に設置される。本発明キヤビネツト３１は、キ
ヤビネツト本体３２と小便器３３とを別々に設置する場
合に比べ、狭い設置スペースで両者を設置できる。更
に、本発明キヤビネツト３１は、キヤビネツト本体３２
の前方へ引き出した小便器３３に使用者が接近できるの
で、用便を楽に行うことができる。
便器９と共に設置される。洋風の大便器９は、大便器洗
浄用水タンク（図示は省略）を内蔵したキヤビネツト６
の前面側に設置される。本発明キヤビネツト３１は、キ
ヤビネツト本体３２と小便器３３とを別々に設置する場
合に比べ、狭い設置スペースで両者を設置できる。更
に、本発明キヤビネツト３１は、キヤビネツト本体３２
の前方へ引き出した小便器３３に使用者が接近できるの
で、用便を楽に行うことができる。
【００１６】なお、キヤビネツト本体３２は、図示は省
略したが、左右の収納棚部３２ｂ，３２ｃ及び中央の小
便器収納部３２ｄを覆うカウンター３２ｉの部分の上面
側に、手洗器４及び水栓５を設けることも可能である。
略したが、左右の収納棚部３２ｂ，３２ｃ及び中央の小
便器収納部３２ｄを覆うカウンター３２ｉの部分の上面
側に、手洗器４及び水栓５を設けることも可能である。
【００１７】（第５実施例）図７及び図８は本発明キヤ
ビネツトの第５実施例を示すものであり、図７は本発明
キヤビネツトを設置した便所を示す斜視図、図８は本発
明キヤビネツトの断面した側面図である。本発明キヤビ
ネツト４１は、キヤビネツト本体３２と、キヤビネツト
本体３２の内部に設けた小便器３３とを備えている。
ビネツトの第５実施例を示すものであり、図７は本発明
キヤビネツトを設置した便所を示す斜視図、図８は本発
明キヤビネツトの断面した側面図である。本発明キヤビ
ネツト４１は、キヤビネツト本体３２と、キヤビネツト
本体３２の内部に設けた小便器３３とを備えている。
【００１８】本実施例の本発明キヤビネツト４１は、中
央の小便器収納部３２ｄの前面に設けた開閉扉３２ｋを
折り曲げ式にした点に特徴がある。本実施例の本発明キ
ヤビネツト４１におけるこの特徴点以外の構造は、前記
第４実施例の本発明キヤビネツト３１（図５及び図６参
照）と実質的に同一であり、同一符号は同一構成部材を
示す。
央の小便器収納部３２ｄの前面に設けた開閉扉３２ｋを
折り曲げ式にした点に特徴がある。本実施例の本発明キ
ヤビネツト４１におけるこの特徴点以外の構造は、前記
第４実施例の本発明キヤビネツト３１（図５及び図６参
照）と実質的に同一であり、同一符号は同一構成部材を
示す。
【００１９】上記開閉扉３２ｋは、上中下三枚の扉板材
３２ｋ−１，３２ｋ−２，３２ｋ−３を回動自在に連結
し、上方及び中央の扉板材３２ｋ−２，３２ｋ−３の重
ね合わせ面に面フアスナー等からなる着脱自在な接合具
３２ｓを取着し、下方の扉板材３２ｋ−３に把手３２ｔ
を取着したものであり、小便器収納部３２ｄの前面上方
に上方の扉板材３２ｋ−１を固定してある。開閉扉３２
ｋは、把手３２ｔを持つて下方の扉板材３２ｋ−３を持
ち上げ、上方及び中央の扉板材３２ｋ−１，３２ｋ−２
を重ね合わせると、図８に示すように小便器収納部３２
ｄにおける小便器前方を開口し、逆に把手３２ｔを持っ
て中央及び下方の扉板材３２ｋ−２，３２ｋ−３の垂れ
下げると、図７に示すように小便器収納部３２ｄにおけ
る小便器前方を隠蔽する。
３２ｋ−１，３２ｋ−２，３２ｋ−３を回動自在に連結
し、上方及び中央の扉板材３２ｋ−２，３２ｋ−３の重
ね合わせ面に面フアスナー等からなる着脱自在な接合具
３２ｓを取着し、下方の扉板材３２ｋ−３に把手３２ｔ
を取着したものであり、小便器収納部３２ｄの前面上方
に上方の扉板材３２ｋ−１を固定してある。開閉扉３２
ｋは、把手３２ｔを持つて下方の扉板材３２ｋ−３を持
ち上げ、上方及び中央の扉板材３２ｋ−１，３２ｋ−２
を重ね合わせると、図８に示すように小便器収納部３２
ｄにおける小便器前方を開口し、逆に把手３２ｔを持っ
て中央及び下方の扉板材３２ｋ−２，３２ｋ−３の垂れ
下げると、図７に示すように小便器収納部３２ｄにおけ
る小便器前方を隠蔽する。
【００２０】（第６実施例）図９及び図１０は本発明キ
ヤビネツトの第６実施例を示すものであり、図９は本発
明キヤビネツトを設置した便所を示す斜視図、図１０は
本発明キヤビネツトの断面した側面図であり、同図
（Ａ）は小便器を引き出した状態を示し、同図（Ｂ）は
小便器を収納した状態を示すものである。本発明キヤビ
ネツト５１は、キヤビネツト本体３２と、キヤビネツト
本体３２に収納した小便器４３とを備えている。
ヤビネツトの第６実施例を示すものであり、図９は本発
明キヤビネツトを設置した便所を示す斜視図、図１０は
本発明キヤビネツトの断面した側面図であり、同図
（Ａ）は小便器を引き出した状態を示し、同図（Ｂ）は
小便器を収納した状態を示すものである。本発明キヤビ
ネツト５１は、キヤビネツト本体３２と、キヤビネツト
本体３２に収納した小便器４３とを備えている。
【００２１】上記キヤビネツト本体３２は、左右の収納
棚部３２ｂ，３２ｃと中央の小便器収納部３２ｄとに隔
壁３２ｅ，３２ｆで区画され、左右の収納棚部３２ｂ，
３２ｃ及び小便器収納部３２ｄが共通のカウンター３２
ｉで覆われている。左右の収納棚部３２ｂ，３２ｃは、
前面が開放状態に形成されるか、又は開閉扉３２ｍが設
けられる。
棚部３２ｂ，３２ｃと中央の小便器収納部３２ｄとに隔
壁３２ｅ，３２ｆで区画され、左右の収納棚部３２ｂ，
３２ｃ及び小便器収納部３２ｄが共通のカウンター３２
ｉで覆われている。左右の収納棚部３２ｂ，３２ｃは、
前面が開放状態に形成されるか、又は開閉扉３２ｍが設
けられる。
【００２２】前記小便器４３は、キヤビネツト本体３２
の小便器収納部３２ｄの内部にブラケツト４４を介して
軸支され、小便器収納部３２ｄの内部に収納される収納
位置Ｄと、小便器収納部３２ｄの前方外側へ小便受け部
４３ｂを突出する使用位置Ｅとの間で進退自在に揺動す
るようにしてある。小便器４３は、一端にバランスウエ
イト４５を取り付けて滑車４６に案内したロープ４７の
他端を必要に応じて接合し、揺動が円滑に行われるよう
にしてある。小便器４３は、前面側の下半部に扉４８を
揺動自在に吊り下げてあり、収納位置Ｄで起立したとき
に、小便器収納部３２ｄの前面開口部３２ｕを扉４８で
覆うようにしてある。キヤビネツト本体３２の小便器収
納部３２ｄは、前面開口部３２ｕの上方に扉３２ｗを揺
動自在に吊り下げてあり、小便器４３を収納位置Ｄに起
立したときに、前面開口部３２ｕを扉４８で覆うように
してある。小便器４３を収納位置Ｄから使用位置Ｅへ引
き出すのは、小便器４３に取付けた把手４９を操作して
行うか、又は電動モータ等の操作で行うようにする。
の小便器収納部３２ｄの内部にブラケツト４４を介して
軸支され、小便器収納部３２ｄの内部に収納される収納
位置Ｄと、小便器収納部３２ｄの前方外側へ小便受け部
４３ｂを突出する使用位置Ｅとの間で進退自在に揺動す
るようにしてある。小便器４３は、一端にバランスウエ
イト４５を取り付けて滑車４６に案内したロープ４７の
他端を必要に応じて接合し、揺動が円滑に行われるよう
にしてある。小便器４３は、前面側の下半部に扉４８を
揺動自在に吊り下げてあり、収納位置Ｄで起立したとき
に、小便器収納部３２ｄの前面開口部３２ｕを扉４８で
覆うようにしてある。キヤビネツト本体３２の小便器収
納部３２ｄは、前面開口部３２ｕの上方に扉３２ｗを揺
動自在に吊り下げてあり、小便器４３を収納位置Ｄに起
立したときに、前面開口部３２ｕを扉４８で覆うように
してある。小便器４３を収納位置Ｄから使用位置Ｅへ引
き出すのは、小便器４３に取付けた把手４９を操作して
行うか、又は電動モータ等の操作で行うようにする。
【００２３】本発明キヤビネツト５１は、便所８内に大
便器９と共に設置される。洋風の大便器９は、洗浄水タ
ンク（図示は省略）を内蔵したキヤビネツト６の前面側
に設置される。本発明キヤビネツト３１は、キヤビネツ
ト本体３２と小便器３３とを別々に設置する場合に比
べ、狭い設置スペースで両者を設置できる。更に、本発
明キヤビネツト３１は、キヤビネツト本体３２の前方へ
引き出した小便器３３に使用者が接近できるので、用便
を楽に行うことができる。
便器９と共に設置される。洋風の大便器９は、洗浄水タ
ンク（図示は省略）を内蔵したキヤビネツト６の前面側
に設置される。本発明キヤビネツト３１は、キヤビネツ
ト本体３２と小便器３３とを別々に設置する場合に比
べ、狭い設置スペースで両者を設置できる。更に、本発
明キヤビネツト３１は、キヤビネツト本体３２の前方へ
引き出した小便器３３に使用者が接近できるので、用便
を楽に行うことができる。
【００２４】なお、キヤビネツト本体３２は、図示は省
略したが、左右の収納棚部３２ｂ，３２ｃ及び中央の小
便器収納部３２ｄを覆うカウンター３２ｉの部分の上面
側に、手洗器４及び水栓５を設けることも可能である。
略したが、左右の収納棚部３２ｂ，３２ｃ及び中央の小
便器収納部３２ｄを覆うカウンター３２ｉの部分の上面
側に、手洗器４及び水栓５を設けることも可能である。
【００２５】
【発明の効果】以上詳述の如く、本発明に係る便所設置
用キヤビネツトは、次の如き優れた効果を有する。 請求項１及び２記載の本発明にあつては、キヤビネツ
ト本体と小便器とが一体化されるので、キヤビネツト本
体と小便器とを別々に設置する場合に比べ、狭い設置ス
ペースで両者を設置できる。その結果、本発明は、使用
者に圧迫感を与えることなく、キヤビネツト本体と小便
器を併設することができる。 請求項３の本発明にあつては、キヤビネツト本体の前
面がフラツトな場合に比べてキヤビネツト本体の設置床
面積を小さくすることができると共に、使用者が垂れ受
け部を跨ぐようにしてキヤビネツト本体の前面側に立つ
ことができる。その結果、本発明は、使用者にとつて使
い勝手のよい小便器を設けることができる。
用キヤビネツトは、次の如き優れた効果を有する。 請求項１及び２記載の本発明にあつては、キヤビネツ
ト本体と小便器とが一体化されるので、キヤビネツト本
体と小便器とを別々に設置する場合に比べ、狭い設置ス
ペースで両者を設置できる。その結果、本発明は、使用
者に圧迫感を与えることなく、キヤビネツト本体と小便
器を併設することができる。 請求項３の本発明にあつては、キヤビネツト本体の前
面がフラツトな場合に比べてキヤビネツト本体の設置床
面積を小さくすることができると共に、使用者が垂れ受
け部を跨ぐようにしてキヤビネツト本体の前面側に立つ
ことができる。その結果、本発明は、使用者にとつて使
い勝手のよい小便器を設けることができる。
【００２６】請求項４記載の本発明にあつては、キヤ
ビネツト本体の前方へ引き出した小便器に使用者が接近
できる。その結果、本発明は、使用者にとつて使い勝手
のよい小便器を設けることができる。 請求項５記載の本発明にあつては、キヤビネツト本体
と小便器と手洗器とが一体化されるので、キヤビネツト
本体と小便器と手洗器とを別々に設置する場合に比べ、
狭い設置スペースで三者を設置できる。その結果、本発
明は、使用者に圧迫感を与えることなく、キヤビネツト
本体と小便器と手洗器を併設することができる。
ビネツト本体の前方へ引き出した小便器に使用者が接近
できる。その結果、本発明は、使用者にとつて使い勝手
のよい小便器を設けることができる。 請求項５記載の本発明にあつては、キヤビネツト本体
と小便器と手洗器とが一体化されるので、キヤビネツト
本体と小便器と手洗器とを別々に設置する場合に比べ、
狭い設置スペースで三者を設置できる。その結果、本発
明は、使用者に圧迫感を与えることなく、キヤビネツト
本体と小便器と手洗器を併設することができる。
【図１】本発明キヤビネツトの第１実施例を示すもので
あり、本発明キヤビネツトを設置した便所を示す斜視図
である。
あり、本発明キヤビネツトを設置した便所を示す斜視図
である。
【図２】第１実施例の本発明キヤビネツトを半截した平
面図である。
面図である。
【図３】第２実施例の本発明キヤビネツトを半截した平
面図である。
面図である。
【図４】第３実施例の本発明キヤビネツトを半截した平
面図である。
面図である。
【図５】本発明キヤビネツトの第４実施例を示すもので
あり、本発明キヤビネツトを設置した便所を示す斜視図
である。
あり、本発明キヤビネツトを設置した便所を示す斜視図
である。
【図６】第４実施例の本発明キヤビネツトの断面した側
面図である。
面図である。
【図７】本発明キヤビネツトの第５実施例を示すもので
あり、本発明キヤビネツトを設置した便所を示す斜視図
である。
あり、本発明キヤビネツトを設置した便所を示す斜視図
である。
【図８】第５実施例の本発明キヤビネツトの断面した側
面図である。
面図である。
【図９】本発明キヤビネツトの第６実施例を示すもので
あり、本発明キヤビネツトを設置した便所を示す斜視図
である。
あり、本発明キヤビネツトを設置した便所を示す斜視図
である。
【図１０】第６実施例の本発明キヤビネツトの断面した
側面図であり、（Ａ）は小便器を引き出した状態を示
し、（Ｂ）は小便器を収納した状態を示すものである。
側面図であり、（Ａ）は小便器を引き出した状態を示
し、（Ｂ）は小便器を収納した状態を示すものである。
２（３２）…キヤビネツト本体 ２ａ…前面中央部 ２ｅ，２ｆ…前面両側縁 ２ｇ，２ｈ（２ｋ，２ｇ，２ｈ，３２ｋ，３２ｗ，４
８）…開閉扉 ３（３３）…小便器 ３ａ…垂れ受け部 ４…手洗器
８）…開閉扉 ３（３３）…小便器 ３ａ…垂れ受け部 ４…手洗器
Claims (5)
- 【請求項１】 キヤビネツト本体の内部に小便器を設け
たことを特徴とする便所設置用キヤビネツト。 - 【請求項２】 キヤビネツト本体の内部に小便器を設
け、該キヤビネツト本体の前面に小便器を隠蔽するため
の開閉扉を設け、該開閉扉が開くことにより小便器の使
用を可能としたことを特徴とする便所設置用キヤビネツ
ト。 - 【請求項３】 前記キヤビネツト本体は、その前面中央
部をその前面両側縁より前方へ膨出すると共に、この膨
出した前面中央部の内側に、前記小便器の垂れ受け部を
位置させてある請求項１又は２記載の便所設置用キヤビ
ネツト。 - 【請求項４】 前記小便器を、前記キヤビネツト本体の
内部からキヤビネツト本体の前方へ引き出せるようにし
た請求項１又は２記載の便所設置用キヤビネツト。 - 【請求項５】 前記キヤビネツト本体の上面側に手洗器
を設けた請求項１，２，３又は４記載の便所設置用キヤ
ビネツト。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6163388A JPH07331727A (ja) | 1994-06-10 | 1994-06-10 | 便所設置用キヤビネツト |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6163388A JPH07331727A (ja) | 1994-06-10 | 1994-06-10 | 便所設置用キヤビネツト |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07331727A true JPH07331727A (ja) | 1995-12-19 |
Family
ID=15772944
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6163388A Pending JPH07331727A (ja) | 1994-06-10 | 1994-06-10 | 便所設置用キヤビネツト |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07331727A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1967666A3 (en) * | 2007-02-19 | 2008-09-24 | Tetec B.V. | Urinal |
| JP2013092029A (ja) * | 2011-10-25 | 2013-05-16 | Midori Matsumoto | 小便装置 |
-
1994
- 1994-06-10 JP JP6163388A patent/JPH07331727A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1967666A3 (en) * | 2007-02-19 | 2008-09-24 | Tetec B.V. | Urinal |
| JP2013092029A (ja) * | 2011-10-25 | 2013-05-16 | Midori Matsumoto | 小便装置 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
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| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |