JP3046184U - 不燃性フレキシブル管継手 - Google Patents

不燃性フレキシブル管継手

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JP3046184U
JP3046184U JP1997007102U JP710297U JP3046184U JP 3046184 U JP3046184 U JP 3046184U JP 1997007102 U JP1997007102 U JP 1997007102U JP 710297 U JP710297 U JP 710297U JP 3046184 U JP3046184 U JP 3046184U
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JP
Japan
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flexible pipe
joint
joints
pipe joint
pipe
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JP1997007102U
Other languages
English (en)
Inventor
重 俊 郎 仲
田▲吉▼男 新
Original Assignee
興和機材株式会社
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  • Sanitary Device For Flush Toilet (AREA)
  • Sink And Installation For Waste Water (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 耐火性であるとともに接続工事が容易にでき
るようにしたフレキシブル管継手である。 【解決手段】 継手部17a 、17b の端部には軸方向
に延びる複数のスリット19a 、19b を設けるととも
に内側に突出する突当部20a 、20b を設け、この継
手部17a 、17b にその端部から突当部20a 、20
b にわたり弾性材からなる断面U字状の被覆管21a 、
21b を嵌装被覆するとともに突当部20a 、20b に
は排水口12、配水管14等の端部を密着させる弾性の
パッキング22a 、22b を装着したものである。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】
本考案は不燃性フレキシブル管継手に係り、特に耐火建物の便器、流し、洗面 所等の排水口等を接続する不燃性フレキシブル管継手に関する。
【0002】
【従来の技術および考案が解決しようとする課題】
管と管あるいは管と便器、流し、洗面所の排水口、排水管との接続部等にはよ くフレキシブル管継手が使用され、汚水等を流すようにしている。
【0003】 このフレキシブル管継手には、通常、プラスチック等の合成樹脂が用いられる が、最近の耐火構造の建物では不燃性フレキシブル管継手の使用が義務づけられ ているいる場合がある。
【0004】 このような不燃性フレキシブル管継手としては、従来、実公平8ー3822号 (登録実用新案第2139271号)公報に記載の金属製の管体の継手が使用さ れていた。 この不燃性フレキシブル管継手は管体の内面と被覆管との間に接着剤を取り付 けるようなものであるため、管体と被覆管および被覆管と配水管等との密着には 適するものの不燃性フレキシブル管継手の製造に手間がかかるばかりか接続作業 等が大変に困難であると言う問題があった。
【0005】 そこで本発明は上記問題を解決するために耐火に優れるとともに製造性、接続 作業性が容易な不燃性フレキシブル管継手を提供することを目的とするものであ る。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案は、中間部に設けた蛇腹状のフレキシブル管部の両側に継手部を備えた 金属製の管体を排水口、配水管等を接続する不燃性フレキシブル管継手において 、 各継手部の端部には軸方向に延びる複数のスリットを設けるととに蛇腹状のフ レキシブル管部に近接して内側に突出する突当部を設け、この各継手部の端部か ら突当部にわたり弾性材からなる断面U字状の被覆管を嵌装被覆するとともに突 当部には排水口、配水管等の端部を密着させる弾性のパッキングを装着したこと を特徴とする不燃性フレキシブル管継手を提供するものである。
【0007】 また、本考案は突当部を蛇腹状のフレキシブル管部の両端部により構成したこ とを特徴とする不燃性フレキシブル管継手を提供するものである。
【0008】
【実施例】
以下、本考案不燃性フレキシブル管継手の一実施の形態を添付図面により便器 に適用した場合について説明する。 便器10は図4に示すように壁11等に囲まれて小さな部屋Aに配置され、排 便、排尿のために使用する。この便器10の排水口12は不燃性フレキシブル管 継手13を介して壁11に埋め込まれた配水管14に接続され、排便等の汚物を 集中排除する。
【0010】 不燃性フレキシブル管継手13は図1に示すように金属製の管体15により構 成され、その中間部には蛇腹状のフレキシブル管部16を設けるとともにその両 側には筒上の継手部17a 、17b が備えられている。この各継手部17a 、1 7b の両端部には約30度程度外方向に拡開した拡開部18a 、18b が形成さ れ、排水口12等と接続し易くなっている。
【0011】 この各継手部17a 、17b の端部には円周方向に適度の間隙をおいてブロッ ク単位で軸方向に延びる複数のスリット19a 、19b が設けられるとともに蛇 腹状のフレキシブル管部16に近接して内側に突出する突当部20a 、20b が 設けられている。
【0012】 この各継手部17a 、17b にはそのスリット19a 、19b を覆い突当部2 0a 、20b まで延び弾性を有する断面U字状の被覆管21a 、21b が嵌装被 覆され、接続工事を行うときに作業者が怪我等をしないようになっている。
【0013】 この各継手部17a 、17b の突当部20a 、20b の外側面には弾性を有す るやや肉厚のゴム、合成樹脂等のパッキング22a 、22b が装着され、配水管 14等の端部を密着して保持するようにしている。
【0014】 なお、23a 、23b は各継手部17a 、17b の外周部に取り付けられた締 め付けベルトであって、継手部17a 、17b と配水管14との密着締め付けを 行うものである。
【0015】 このように構成した不燃性フレキシブル管継手13を折曲関係にある便器10 の排水口12と排水管14に接続するには不燃性フレキシブル管継手13の継手 部17a 、17b を排水口12と排水管13とに対峙させる。
【0016】 つぎに、フレキシブル管部16を変形し継手部17a 、17b の内部に排水口 12と排水管14に挿入し、その端部をパッキング22a 、22b に密着させる 。この挿入密着作業が終了したら継手部17a 、17b の外周部のベルト23a 、23b を締め付け継手部17a 、17b と排水口12、配水管14との接続工 事を完了させる。
【0017】 この不燃性フレキシブル管継手13はフレキシブル管部16、継手部17a 、 17b 等を金属製にしたから不燃性の耐火構造の建築物に適用することができる 。
【0018】 この不燃性フレキシブル管継手13の継手部17a 、17b の突当部20a 、 20b には弾性を有する断面U字状の被覆管21a 、21b とともにやや肉厚の ゴム、合成樹脂等のパッキング22a 、22b を装着したから排水口12、配水 管14の端部を密着に保持し汚水等が漏洩することがない。
【0019】 この不燃性フレキシブル管継手13の端部は拡開され、また、この部分に複数 のスリットを設たから便器10の排出口12と排水管14とが多少管径、位置、 大きさを異にするものであっても容易にに接続することができる。
【0020】 なお、本実施の形態では各継手部17a 、17b の端部にブロック単位で軸方 向に延びる複数のスリット19a 、19b を設けたがこの複数のスリット19a 、19b を円周方向に適度の間隙をおいて配置するようにしてもよい。
【0021】 また、突当部20a 、20b を各継手部17a 、17b の奥部内面に設けたが 図3に示すようにフレキシブル管部16の端部16a 、16b を用いるようにし てもよい。このようにすれば不燃性フレキシブル管継手13の制作が容易になる ばかりか外観を優れたものにすることができる。
【0020】
【考案の効果】
本考案は、中間部に設けた蛇腹状のフレキシブル管部の両側に継手部を備えた 金属製の管体を排水口、配水管等を接続する不燃性フレキシブル管継手において 、各継手部の端部には軸方向に延びる複数のスリットを設けるとともに蛇腹状の フレキシブル管部に近接して内側に突出する突当部を設け、この各継手部にその 端部から突当部にわたり弾性材からなる断面U字状の被覆管を嵌装被覆するとと もに突当部には排水口、配水管等の端部を密着させる弾性のパッキングを装着し たから耐火性にするとともに汚水等の漏洩のないものとすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案不燃性フレキシブル管継手の一部を切欠
して示す正面図。
【図2】配水管等に本考案の不燃性フレキシブル管継手
を接続した場合の主要部を拡大して示す断面図。
【図3】本考案不燃性フレキシブル管継手の他の実施の
形態における一部を切欠して示す正面図。
【図4】図1のフレキシブル管継手の使用例を示す説明
図。
【符号の説明】
10 便器 11 壁 12 排水口 13 不燃性フレキシブル管継手 14 配水管 15 管体 16 フレキシブル管部 17a 、17b 継手部 18a 、18b 拡開部 19a 、19b スリット 20a 、20b 突当部 21a 、21b 被覆管 22a 、22b パッキング 23a 、23b 締め付けベルト

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】中間部に設けた蛇腹状のフレキシブル管部
    の両側に継手部を備えた金属製の管体を排水口、配水管
    等に接続する不燃性フレキシブル管継手において、 各継手部の端部には軸方向に延びる複数のスリットを設
    けるとともに蛇腹状のフレキシブル管部に近接して内側
    に突出する突当部を設け、この各継手部にその端部から
    突当部にわたり弾性材からなる断面U字状の被覆管を嵌
    装被覆するとともに突当部には排水口、配水管等の端部
    を密着させる弾性のパッキングを装着したことを特徴と
    する不燃性フレキシブル管継手。
  2. 【請求項2】突当部は蛇腹状のフレキシブル管部の両端
    部により構成したことを特徴とする請求項1記載の不燃
    性フレキシブル管継手。
JP1997007102U 1997-08-11 1997-08-11 不燃性フレキシブル管継手 Expired - Lifetime JP3046184U (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015190268A (ja) * 2014-03-28 2015-11-02 株式会社Lixil タンクと排水管との接続構造
KR102036008B1 (ko) * 2018-10-26 2019-10-24 조수현 벽걸이형 소변기 조립체

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