JP3069313B2 - 排水管接続用ソケット - Google Patents

排水管接続用ソケット

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JP3069313B2
JP3069313B2 JP9265045A JP26504597A JP3069313B2 JP 3069313 B2 JP3069313 B2 JP 3069313B2 JP 9265045 A JP9265045 A JP 9265045A JP 26504597 A JP26504597 A JP 26504597A JP 3069313 B2 JP3069313 B2 JP 3069313B2
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勝之 落
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、設置された合成
樹脂製の排水管の温度の昇降による伸縮を許容する排水
管接続用ソケットに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の上記排水管接続用ソケットは、図
6に示すように、短円筒形の合成樹脂製のソケット本体
1を有し、このソケット本体1の両側の各開口部2、3
の内側に合成樹脂製の排水管4、5の端部を差し込んで
設置される。なお、ソケット本体1の内周面には、2つ
の円環状の溝を設けてあり、各溝には円環状のU字形パ
ッキン6、6を夫々装着してある。これら各パッキン
6、6によりソケット本体1の内周面と各排水管4、5
の外周面との隙間を水密封止している。
【0003】この排水管接続用ソケット7によれば、図
6の実線で示すように、合成樹脂製の排水管4、5が差
し込まれて設置された状態で、例えば温度の比較的高い
排水が排水管4、5及び排水管接続用ソケット7を通過
すると、排水管4、5が膨張してその長さ方向に伸長
し、図6の破線で示すように、排水管接続用ソケット7
に差し込まれている各排水管4、5の差し込み深さが深
くなる。また、例えば冬期において排水管4、5の温度
が低下することにより、排水管4、5が収縮してその長
さが短縮すると、排水管接続用ソケット7に差し込まれ
ている各排水管4、5の差し込み深さが図6の実線で示
す状態よりも浅くなる。このように、温度変化による排
水管4、5の伸縮を、排水管4、5の排水管接続用ソケ
ット7に対する差し込み深さの増減により吸収(許容)
することができるので、排水管4、5の伸縮による排水
管4、5の破損や、排水管4、5と他の排水管との接続
部の損傷を防止することができる。
【0004】ところで、排水管4、5の排水管接続用ソ
ケット7に対する差し込み深さは、温度変化による排水
管4、5の伸縮を許容することができるように、予め定
めた深さHにする必要がある。つまり、排水管4、5を
排水管接続用ソケット7に差し込んで設置する際の、排
水管4、5の排水管接続用ソケット7に対する差し込み
深さが深過ぎると、排水管4、5が伸長したときに、両
方の排水管4、5の端部が互いに当接し合って排水管
4、5の伸長をごく僅かしか許容することができないこ
とがあるし、排水管4、5の排水管接続用ソケット7に
対する差し込み深さが浅過ぎると、排水管4、5が短縮
したときに、排水管4、5の端部が排水管接続用ソケッ
ト7のパッキン6、6から外れることがある。
【0005】そこで、排水管4、5を排水管接続用ソケ
ット7に差し込む前に、図6に示すように、予め各排水
管4、5の先端部からHだけ離れた箇所に金属バンド
8、8をボルト9、9によって締め付けて固定してお
き、この固定した状態で、金属バンド8、8の縁8a、
8aが排水管接続用ソケット7の対応する端部に当接す
るまで排水管4、5の端部を排水管接続用ソケット7に
差し込むこととし、これにより、排水管4、5の端部を
排水管接続用ソケット7に予め定めた深さHだけ正確に
差し込むことができる。なお、金属バンド8、8を排水
管4、5に取り付けた状態で設置するが、この状態にし
ておくと、排水管4、5が伸長したときに金属バンド
8、8が排水管接続用ソケット7の端部に押し付けられ
て、排水管接続用ソケット7及び排水管4、5が損傷す
ることがあり、これを防ぐために、金属バンド8、8を
排水管4、5から取り外しておく必要がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記金属バン
ド8、8を排水管4、5に取り付ける方法では、作業者
が排水管4、5の先端部からHだけ離れた位置を測定し
て、その箇所に正確に金属バンド8、8を締め付ける作
業が必要であるし、金属バンド8、8を取り外すのに手
間が掛かるという問題がある。そして、金属バンド8、
8とボルト9、9が必要であり、部品点数が多いという
問題もある。また、図6に示すように、金属バンド8、
8の両端部をボルト9、9で締め付けることにより金属
バンド8、8を排水管4、5に締め付ける方法では、金
属バンド8、8がその取り付けられた位置から排水管
4、5の長さ方向にずれることがある。これを防ぐため
に、金属バンド8、8に小孔(図示せず)を設け、木ね
じをこの小孔に通して排水管4、5にその肉厚よりも浅
くねじ込むことにより金属バンド8、8を排水管4、5
に取り付ける方法がある。しかし、この方法では、排水
管4、5に傷が付き、この傷が排水管4、5の割れの原
因となることがある。
【0007】更に、図6に示すように、ソケット本体1
の内側に差し込まれている各排水管4、5の差し込み深
さの増減を許容する許容空間部10には、排水中に混入
する例えば砂や泥、又はゴミ等の固形物が溜まり、更
に、これら固形物等に別の異物が引っ掛かることによ
り、ソケット本体1の流路が狭められ、排水が悪くなる
という問題がある。そして、許容空間部10内に溜まっ
た砂や泥等によって排水管4、5の伸長が妨げられて排
水管4、5が破損することがある。
【0008】本発明は、設置された排水管の温度の昇降
による伸縮を許容する排水管接続用ソケットにおいて、
このソケットの内側にゴミや泥が溜まり難くすることが
できる排水管接続用ソケット、及び排水管をこのソケッ
トに適切な深さに簡単に差し込むことができる排水管接
続用ソケット、更に外周面に耐火性を有する被覆体を設
けた排水管接続用ソケットを提供することを目的とす
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】第1の発明は、短筒形の
合成樹脂製のソケット本体と、このソケット本体の両側
の各開口部の内側に差し込まれて接続される各排水管の
上記ソケット本体に対する差し込み深さの増減を許容す
る環状の許容空間部と、上記ソケット本体に差し込まれ
る上記各排水管と上記ソケット本体との隙間を密封する
パッキンと、を有する排水管接続用ソケットにおいて、
環状の上記許容空間部を上記ソケット本体の内側から覆
い、上記ソケット本体の両側の各開口部に差し込まれる
上記各排水管の互いに向かい合う2つの端部の内周面の
うち少なくともいずれか一方の内周面と摺動自在に当接
する短筒形のカバーを設けたことを特徴とするものであ
る。
【0010】第2の発明は、短筒形の合成樹脂製のソケ
ット本体と、このソケット本体の開口部の内側に差し込
まれて接続される排水管の上記ソケット本体に対する差
し込み深さの増減を許容する環状の許容空間部と、上記
ソケット本体に差し込まれる上記排水管と上記ソケット
本体との隙間を密封するパッキンと、を有する排水管接
続用ソケットにおいて、環状の上記許容空間部を上記ソ
ケット本体の内側から覆い、上記ソケット本体の開口部
に差し込まれる上記排水管の端部の内周面及び上記ソケ
ット本体の内周面のうち少なくともいずれか一方の内周
面と摺動自在に当接する短筒形のカバーを設けたことを
特徴とするものである。
【0011】第3の発明は、短筒形の合成樹脂製のソケ
ット本体と、このソケット本体の開口部の内側に差し込
まれて接続される排水管の上記ソケット本体に対する差
し込み深さの増減を許容する環状の許容空間部と、上記
ソケット本体に差し込まれる上記排水管と上記ソケット
本体との隙間を密封するパッキンと、を有する排水管接
続用ソケットにおいて、上記ソケット本体の内周面に凸
部を設け、この凸部は、上記排水管を上記ソケット本体
の開口部に予め定めた深さだけ差し込んだ状態で、上記
排水管の端部と当接して、上記排水管の上記ソケット本
体に対する差し込み深さの増減が上記許容空間部内に収
まるように上記排水管の差し込み深さの位置決めを行
い、上記排水管の差し込み深さの増大によって屈曲又は
切断して上記排水管の差し込み深さの増大を許容するこ
とを特徴とするものである。
【0012】第4の発明は、第3の発明に係る排水管接
続用ソケットにおいて、屈曲又は切断した上記凸部を収
容するための凹部を上記ソケット本体の内周面の上記凸
部の近傍に設けたことを特徴とするものである。
【0013】第5の発明は、第1、第2、第3、又は第
4の発明に係る排水管接続用ソケットにおいて、上記ソ
ケット本体の外周面をセメントにより固められた耐火性
を有する被覆体で被覆したことを特徴とするものであ
る。
【0014】本発明に係る排水管接続用ソケットによれ
ば、排水管が接続されて設置された状態で、例えば温度
の比較的高い排水が排水管及び排水管接続用ソケットを
通過して排水管の温度が上昇すると、排水管が膨張して
その長さ方向に伸長し、排水管接続用ソケットに差し込
まれている排水管の差し込み深さが深くなる。また、排
水管の温度が低下すると、排水管が収縮してその長さが
短縮し、排水管接続用ソケットに差し込まれている排水
管の差し込み深さが浅くなる。このように、温度変化に
よる排水管の伸縮を、排水管の排水管接続用ソケットに
対する差し込み深さの増減により許容することができる
ので、排水管の伸縮による排水管の破損や排水管どうし
の接続部の損傷を防止することができる。そして、排水
管とソケット本体との隙間は、パッキンにより密封され
ているので、排水管が伸縮してもその接続部からの排水
の漏れを防止することができる。
【0015】第1及び第2の発明に係る排水管接続用ソ
ケットによると、ソケット本体の内側に差し込まれてい
る排水管の差し込み深さの増減を許容する許容空間部
を、ソケット本体の内側からカバーによって覆っている
ので、その許容空間部に排水中に混入する例えば砂や
泥、又はゴミ等の固形物が溜まらないようにすることが
できる。そして、カバーは、第1の発明ではソケット本
体に差し込まれている2本の排水管のうち少なくともい
ずれか一方の排水管の内周面に対して相対的に摺動自在
に当接し、第2の発明ではソケット本体に差し込まれて
いる排水管とソケット本体の内周面のうち少なくともい
ずれか一方の内周面に対して相対的に摺動自在に当接し
ているので、カバーが排水管の差し込み深さの増減を妨
げることがない。
【0016】第3の発明に係る排水管接続用ソケットに
よると、排水管をこの排水管接続用ソケットに接続する
ときは、排水管の端部がソケット本体に設けられている
凸部に当接するまで排水管の端部をソケット本体に差し
込めばよい。この差し込んだ状態で、排水管の差し込み
深さの位置決めを行うことができる。この位置決めがさ
れた状態で、排水管のソケット本体に対する差し込み深
さの増減が許容空間部内に収まるようになっている。そ
して、排水管の差し込み深さが増大すると、凸部が排水
管の端部に押されて屈曲又は切断して排水管の差し込み
深さの増大を許容することができる。また、排水管の差
し込み深さが減少すると、排水管の端部が許容空間部の
範囲内で短縮方向に移動する。
【0017】第4の発明に係る排水管接続用ソケットに
よると、排水管のソケット本体に対する差し込み深さの
増大によってこの排水管の端部によって押された凸部が
屈曲又は切断するが、この屈曲又は切断した凸部を凹部
内に収容することができる。
【0018】第5の発明に係る排水管接続用ソケットに
よると、合成樹脂製のソケット本体の外周面を、セメン
トにより固められた耐火性を有する被覆体で被覆してあ
るので、耐火性に優れている。そして、被覆体は、セメ
ントにより固められたものであるので、断熱性が良く、
従って外側表面に結露しにくく、しかも排水の流れる音
が外部に漏れ難い。
【0019】
【発明の実施の形態】本発明に係る排水管接続用ソケッ
トの第1実施形態を図1乃至図3を参照して説明する。
各図に示す11はソケット本体、12はパッキン、13
は左側凸部、14は右側凸部、15は左側凹部、16は
右側凹部であり、17、18は許容空間部、19はカバ
ー、20は被覆体である。ソケット本体11は、ポリエ
チレン、ポリプロピレン、ポリ塩化ビニール等の熱可塑
性合成樹脂を材料として射出成形により製造され、図1
乃至図3に示すように、直径が約120mmの略短円筒
形のものである。ソケット本体11は、図1に示すよう
に、肉厚が比較的厚い中央部21と、この中央部21の
左側及び右側の各開口縁に設けられている肉厚が比較的
薄い左側薄肉部22及び右側薄肉部23と、を備えてい
る。そして、図1に示すように、このソケット本体11
の中央部21の左側及び右側の各開口部21a、21b
の内周面にはパッキン溝を設けてあり、各パッキン溝に
は、円環状のU字形パッキン12、12を装着してあ
る。
【0020】各パッキン12、12は、図2に示すよう
に、ソケット本体11の中央部21の左側及び右側の各
開口部21a、21bの内側に差し込まれている左側及
び右側の各排水管4、5の端部が、ソケット本体11の
内孔に沿って移動して、各排水管4、5のソケット本体
11に対する差し込み深さ(図1では、差し込み深さが
Hとなっている。)が変化した場合でも、ソケット本体
11の内周面と排水管4、5の外周面との隙間を密封す
ることができるものである。そして、左側と右側のパッ
キン12、12の間には、この中央部21の内周面に互
いに所定の間隔を隔てて左側凸部13及び右側凸部14
を突設してある。
【0021】この左側凸部13及び右側凸部14は、図
3(図3には4つの右側凸部14が現れている。)に示
すように、中央部21の内周面に沿って90°おきに4
つずつ突設してある。そして、図1に示すように、左側
の4つの各凸部13の右側には各凸部13と隣接させて
合計4つの左側凹部15を穿設してあり、右側の4つの
各凸部14の左側には各凸部14と隣接させて合計4つ
の右側凹部16を穿設してある。
【0022】これら4つの左側凸部13は、図1に示す
ように、左側排水管4をソケット本体11の左側開口部
21aに予め定めた深さHだけ差し込んだ状態で、左側
排水管4の端部と当接する位置に設けてあり、左側排水
管4のソケット本体11に対する差し込み深さの増減が
後述する許容空間部17内に収まるように左側排水管4
の差し込み深さの位置決めを行うためのものである。そ
して、左側又は右側の排水管4、5の温度が上昇して左
側排水管4の差し込み深さが増大したときに、この4つ
の左側凸部13は、左側排水管4の端部に押されて屈曲
又は切断して左側排水管4の差し込み深さの増大を許容
することができる強度の形状に成形してある。また、図
1に示す4つの右側凸部14は、4つの左側凸部13と
同様に、右側排水管5の端部と当接して、右側排水管5
のソケット本体11に対する差し込み深さの増減が後述
する許容空間部18内に収まるように、右側排水管5の
差し込み深さの位置決めを行うためのものである。そし
て、右側又は左側の排水管4、5の温度が上昇して右側
排水管5の差し込み深さが増大したときに、この4つの
右側凸部14は、右側排水管5の端部に押されて屈曲又
は切断して右側排水管5の差し込み深さの増大を許容す
ることができる強度の形状に成形してある。
【0023】ただし、許容空間部17、18とは、ソケ
ット本体11に差し込まれた左側及び右側の各排水管
4、5が、排水管4、5の温度の上昇により伸長した際
に(図2(a)参照)、各排水管4、5の端部がカバー
19の後述する突条部19aと当接することなくスムー
スに移動することができ、更に、ソケット本体11に差
し込まれた左側及び右側の各排水管4、5が、排水管
4、5の温度の下降により短縮した際に(図2(b)参
照)、各排水管4、5の端部がパッキン12、12から
外れることがなく、ソケット本体11と各排水管4、5
との気密及び液密を保持することができるように形成し
た環状の空間部である。そして、各左側凹部15は、左
側排水管4の差し込み深さの増大によって屈曲又は切断
した対応する4つの各左側凸部13を収容することがで
きる大きさに成形してあり、各右側凹部16は、右側排
水管5の差し込み深さの増大によって屈曲又は切断した
対応する4つの各右側凸部14を収容することができる
大きさに成形してある。
【0024】また、左側及び右側の凸部13、14は、
ソケット本体11と一体に成形したが、ソケット本体1
1と一体成形とせずに、これら左側及び右側の各凸部1
3、14をソケット本体11に接着剤により接着した構
成としてもよい。そして、左側及び右側の各凸部13、
14をソケット本体11に接着して設ける構成とする場
合は、これら左側及び右側の各凸部13、14の材質を
合成樹脂とせずに、合成ゴムとしてもよい。更に、左側
及び右側の各凸部13、14を4つずつ設けたが、これ
以外の個数としてもよいし、左側及び右側の凸部13、
14をソケット本体11の中央部21の内周面に沿う円
環状の突条として設けてもよい。
【0025】カバー19は、材質が例えば合成ゴム等の
ゴム様弾性体であり、図1乃至図3に示すように、略短
円筒形に形成したものである。そして、このカバー19
は、図1に示すように、環状の許容空間部17、18を
ソケット本体11の内側から覆い、このカバー19の外
周面が左側及び右側の各排水管4、5の互いに向かい合
う2つの端部の内周面と摺動自在に当接している。そし
て、カバー19の中央部の外周面に沿って突条部19a
を設けてある。この突条部19aは、カバー19が許容
空間部17、18を覆う位置から外れないようにするた
めのものである。ただし、カバー19の材質をゴム様弾
性体としたが、これに代えてソケット本体11と同等の
合成樹脂としてもよい。
【0026】被覆体20は、少なくともセメントを含
み、このセメントに例えば骨材、ケイ砂、炭酸カルシウ
ム、パーライト、ガラスウール、岩綿、有機ウール、ス
ラグ、綱石ウール等の材料を混合して成る繊維モルタル
である。ガラスウール、岩綿、有機ウール、綱石ウール
は、被覆体20の例えば剥離を防止すると共に、剥離部
分の離脱を防止するためのものである。勿論、セメント
以外の材料である上記骨材、ケイ砂等を全てセメントに
混合する必要はなく、被覆体20が耐火性、防音性、及
び断熱性を確保することができるように必要に応じて上
記材料を組合わせて混合すればよい。また、被覆体20
は、耐火性、防音性、及び断熱性を確保するために繊維
モルタルとしたが、耐火性、防音性、及び断熱性を確保
することができるものであれば、繊維モルタル以外のセ
メントを含む材質としてもよい。そして、被覆体20
は、耐火性、防音性、及び断熱性を確保するために繊維
モルタルとしたが、少なくとも耐火性を確保することが
できるセメントを含む材質としてもよい。
【0027】被覆体20は、図1に示すように、ソケッ
ト本体11の外周面を約10mmの厚みで被覆すると共
に、左側薄肉部22及び右側薄肉部23の各先端部の開
口縁をくるむようにその内周面にも連なって設けてあ
る。このように、被覆体20が左側薄肉部22及び右側
薄肉部23の各開口縁を覆い、その内周面に連なる構成
としたことにより、被覆体20がソケット本体11から
抜けて外れないようにすることができる。
【0028】上記のように構成された排水管接続用ソケ
ット24は、図1に示すように、これと同様に合成樹脂
製排水管4、5の外側表面を被覆体25で被覆した耐火
材被覆排水管26、27等と接続して例えば集合住宅等
の家庭用排水の流路を形成する排水管の管継手として使
用することができる。この排水管接続用ソケット24に
耐火材被覆排水管26、27を接続して設置するとき
は、図1に示すように、左側及び右側の各排水管4、5
の端部をソケット本体11の左側及び右側開口部21
a、21bに挿入し、各排水管4、5の端部が左側及び
右側の各凸部13、14に当接するまで差し込めばよ
い。この差し込み深さがHの状態で、排水管4、5のソ
ケット本体11に対する差し込み深さの増減が許容空間
部17、18内に収まるように位置決めが行われている
(図2参照)。
【0029】従って、例えば温度の比較的高い排水が排
水管4、5及び排水管接続用ソケット24を通過して排
水管4、5の温度が上昇すると、図2(a)に示すよう
に、排水管4、5が膨張してその長さ方向に伸長し、排
水管接続用ソケット24に差し込まれている各排水管
4、5の差し込み深さがh1 だけ深くなる。この際、各
排水管4、5の端部が左側及び右側の各凸部13、14
を押圧して屈曲又は切断するので、各排水管4、5の差
し込み深さの増大が可能となっている。また、排水管
4、5の温度が元の温度よりも低下すると、図2(b)
に示すように、排水管4、5が収縮してその長さが短縮
し、排水管接続用ソケット24に差し込まれている各排
水管4、5の差し込み深さが図2(a)に示す状態より
もh2 だけ浅くなる。この際、各排水管4、5の端部が
許容空間部17、18の範囲内で短縮方向に移動する。
【0030】このように、温度変化による排水管4、5
の伸縮を、排水管4、5の排水管接続用ソケット24に
対する差し込み深さの増減により許容することができる
ので、排水管4、5の伸縮による排水管4、5の破損
や、排水管4、5と他の排水管(図示せず)との接続部
の損傷を防止することができる。そして、各排水管4、
5とソケット本体11との隙間は、パッキン12、12
により密封されているので、排水管4、5が伸縮しても
その接続部からの排水の漏れを防止することができる。
また、排水管4、5を被覆する被覆体25、25も、図
2(a)、(b)に示すように、この被覆体25、25
の温度の上昇により膨張して伸長するので、ソケット本
体11の左側及び右側薄肉部22、23の内側の各空洞
部28、28内に被覆体25、25の端部が進入するこ
とができるようにしてあり、これによって、被覆体2
5、25の温度の上昇によって伸長したときに、被覆体
25、25がソケット本体11の中央部21の端面を押
圧することがなく、双方が損傷しないようにしてある。
【0031】そして、図2に示すように、各排水管4、
5のソケット本体11に対する差し込み深さの増大によ
って屈曲又は切断した左側及び右側の各凸部13、14
を対応する各凹部15、16内に収容する構成としたの
で、屈曲又は切断した凸部13、14がソケット本体1
1の内周面と排水管4、5の外周面との隙間に噛み込む
ことがなく、従って、左側及び右側の各凸部13、14
が屈曲又は切断した状態でも、各凸部13、14が各排
水管4、5の差し込み深さの増減を妨げることがなく、
排水管4、5の伸縮をスムースに行わせることができ
る。
【0032】また、図2(a)、(b)に示すように、
この排水管接続用ソケット24によると、ソケット本体
11の内側に差し込まれている左側及び右側の各排水管
4、5の差し込み深さの増減を許容する許容空間部1
7、18を、ソケット本体11の内側からカバー19に
よって覆っており、しかも、このカバー19は、排水管
接続用ソケット24内の排水の流路を、段差のない略水
平となるように形成しているので、その許容空間部1
7、18に排水中に混入する例えば砂や泥、又はゴミ等
の固形物が溜まらないようにすることができる。これに
よって、排水管接続用ソケット24内の流路が狭くなる
ことを防止することができるので、排水を良好に保つこ
とができる。そして、許容空間部17、18内に砂や泥
等が溜まらないので、砂や泥等が排水管4、5の伸長を
妨げることがない。また、カバー19は、ソケット本体
11に差し込まれている各排水管4、5の内周面に対し
て管方向及び周方向に相対的に摺動自在に当接している
ので、カバー19が排水管4、5の差し込み深さの増減
を妨げることがない。
【0033】更に、ソケット本体11及び排水管4、5
の外側表面を、耐火性を有する被覆体20、25、25
で被覆してあるので、耐火性に優れており、従って、火
災の原因とならないし、ソケット本体11及び排水管
4、5の発火による延焼も防止することができる。そし
て、被覆体20、25、25は、セメントにより固めら
れたものであるからその外側表面に結露しにくいので、
この排水管接続用ソケット24、及び耐火材被覆排水管
26、27が設置されている周辺の床や壁を結露によっ
て濡らすということが少ない。また、被覆体20、2
5、25によって排水の流れる音が外部に漏れ難いの
で、特に集合住宅では他人の部屋から流された排水の音
が騒音とならないようにすることができる。
【0034】次に、第2実施形態の排水管接続用ソケッ
ト29を図4を参照して説明する。第1実施形態と第2
実施形態の排水管接続用ソケット24と29が相違する
ところは、カバー19と30である。これ以外は、第1
実施形態と同等であり、同等部分を同一の図面符号で示
し、詳細な説明を省略する。カバー30は、材質が第1
実施形態と同様に、例えば合成ゴム又は合成樹脂であ
り、図4に示すように、略短円筒形に形成されたもので
ある。そして、このカバー30は、環状の許容空間部1
7、18をソケット本体11の内側から覆っており、ソ
ケット本体11の左側開口部21aに差し込まれている
左側排水管4の開口部内に嵌入し、この状態でその開口
端部の内周面に接着されている。そして、カバー30の
右側開口端部の外周面は、ソケット本体11の右側開口
部21bに差し込まれている右側排水管5の開口端部の
内周面に対して摺動自在に当接している。
【0035】この実施形態の排水管接続用ソケット29
によると、まず、カバー30を左側排水管4の開口端部
内に接着して取り付けて、しかる後に、カバー30を取
り付けた左側排水管4と右側排水管5をソケット本体1
1に差し込むことにより、これら左側及び右側の排水管
4、5とカバー30をソケット本体11に簡単に取り付
けることができる。カバー30は、左側排水管4の伸縮
によってこの左側排水管4の端部に伴って移動する。こ
れ以外は第1実施形態のカバー19と同様に作用するの
で詳細な説明を省略する。
【0036】次に、第3実施形態の排水管接続用ソケッ
ト31を図5を参照して説明する。第1実施形態と第3
実施形態の排水管接続用ソケット24と31が相違する
ところは、第1実施形態の排水管接続用ソケット24で
は、図1に示すように、ソケット本体11の左側及び右
側の両方の各開口部21a、21bに左側及び右側の排
水管4、5を差し込むことができ、そして、左側及び右
側の各開口部21a、21bに差し込まれた排水管4、
5の差し込み深さHの増減を許容する構成であるのに対
して、第3実施形態の排水管接続用ソケット31では、
図5に示すように、ソケット本体32の右側の一方の開
口部21bに右側排水管5を差し込むことができ、そし
て、右側開口部21bに差し込まれた右側排水管5の差
し込み深さHの増減を許容し、更に、ソケット本体32
の左側の開口端部が管継手33に差し込み可能な短円筒
形の接続筒34として形成されている構成としたところ
である。これ以外は、第1実施形態と同等であり、同等
部分を同一の図面符号で示し、詳細な説明を省略する。
【0037】ソケット本体32の左側の開口端部を形成
する接続筒34は、図5に示すように、外形及び内径が
左側排水管4と同等であり、短円筒形の管継手33の右
側開口部内に差し込まれて接続している。そして、この
管継手33の左側開口部内には左側排水管4が差し込ま
れて接続している。また、カバー19は、右側許容空間
部18を覆い、右側排水管5の内周面、及び接続筒34
の内周面に対して摺動自在に当接している。このカバー
19は、排水管接続用ソケット31内の排水の流路を、
段差のない略水平となるように形成している。なお、管
継手33の外周面は、ソケット本体32の外周面を覆う
被覆体20と同等の被覆体35によって被覆されてい
る。
【0038】第3実施形態の排水管接続用ソケット31
によると、左側及び右側の排水管4、5の伸縮を、右側
排水管5のソケット本体32に対する差し込み深さの増
減により許容することができる。これ以外は、第1実施
形態と同様に作用するので詳細な説明を省略する。
【0039】ただし、上記第1乃至第3実施形態の排水
管接続用ソケット24、29、31では、ソケット本体
11、32の外周面に被覆体20を設けたが、この被覆
体20を省略してもよい。
【0040】そして、上記第1乃至第3実施形態は、図
1等に示すように、ソケット本体11、32を短円筒形
としたが、これ以外の形状としてもよい。例えば、流入
側開口部と流出側開口部とが90°の角度をなすエルボ
型、又はT字形等のソケット本体に本発明を適用しても
よい。要は、合成樹脂製の管継手(ソケットを含む。)
や下水升等に対して本発明を適用することができ、本発
明を適用した管継手や下水升等は、上記各実施形態と同
様の作用、効果を得ることができる。
【0041】
【発明の効果】第1、及び第2の発明に係る排水管接続
用ソケットによると、ソケット本体の内側に差し込まれ
ている排水管の差し込み深さの増減を許容する許容空間
部をカバーによって覆っているので、排水中に混入する
例えば砂や泥、又はゴミ等の固形物が許容空間部に溜ま
らないようにすることができ、これによって、排水管接
続用ソケットの流路が固形物等によって狭められないよ
うにすることができ、その結果、排水を良好に保つこと
ができる。そして、許容空間部内に砂や泥等が溜まらな
いので、砂や泥等が排水管の伸長を妨げることがない。
また、カバーは、排水管の内周面、又はソケット本体の
内周面と摺動自在に当接しているので、排水管のソケッ
ト本体に対する差し込み深さが増減しても、カバーが排
水管の差し込み深さの増減を妨げることがなく、排水管
の伸縮をスムースに行わせることができる。
【0042】第3の発明に係る排水管接続用ソケット
は、排水管の端部がソケット本体に設けられている凸部
に当接するまで排水管の端部をソケット本体に差し込む
ことにより、排水管のソケット本体に対する差し込み深
さの増減が許容空間内に収まるように、排水管の差し込
み深さの位置決めを行うことができる構成である。従っ
て、図6に示す従来の方法に使用される金属バンド8や
ボルト9が不要であり、部品点数を少なくすることがで
きる。更に、金属バンド8を排水管4、5に所定の箇所
に締めつけて取り付けるという作業が不要であり、排水
管と排水管接続用ソケットとの接続作業の手間の軽減を
図ることができる。また、金属バンド8を排水管4、5
に木ねじで留める必要もないので、木ねじの留め孔によ
って排水管4、5が割れることもない。
【0043】第4の発明に係る排水管接続用ソケットに
よると、排水管のソケット本体に対する差し込み深さの
増大によって屈曲又は切断した凸部を凹部内に収容する
構成としたので、屈曲又は切断した凸部がソケット本体
の内周面と排水管の外周面との隙間に噛み込むことがな
く、従って、凸部が屈曲又は切断した状態でも、凸部が
排水管の差し込み深さの増減を妨げることがなく、排水
管の伸縮をスムースに行わせることができる。
【0044】第5の発明に係る排水管接続用ソケットに
よると、合成樹脂製のソケット本体の外周面を、耐火性
を有する被覆体で被覆してあるので、耐火性に優れてお
り、従って、火災の原因とならないし、この排水管接続
用ソケットの発火による延焼も防止することができる。
そして、被覆体は、セメントにより固められたものであ
るから外側表面に結露しにくいので、この排水管接続用
ソケットが設置されている周辺の床や壁を結露によって
濡らすということが殆どない。また、被覆体によって排
水の流れる音が外部に漏れ難いので、特に集合住宅では
他人の部屋から流された排水の音が騒音とならないよう
にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1実施形態に係る排水管接続用ソ
ケットの縦断面図である。
【図2】同第1実施形態に係る排水管接続用ソケットの
部分断面図であり、(a)は排水管が伸長した状態を示
す断面図であり、(b)は排水管が短縮した状態を示す
断面図である。
【図3】同第1実施形態に係る排水管接続用ソケットを
図1のA−A方向から見た縦断面図である。
【図4】同発明の第2実施形態に係る排水管接続用ソケ
ットの縦断面図である。
【図5】同発明の第3実施形態に係る排水管接続用ソケ
ットの縦断面図である。
【図6】従来の排水管接続用ソケットの縦断面図であ
る。
【符号の説明】
4 左側排水管 5 右側排水管 11、32 ソケット本体 12 パッキン 13 左側凸部 14 右側凸部 15 左側凹部 16 右側凹部 17、18 許容空間部 19、30 カバー 20 被覆体 24 排水管接続用ソケット

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 短筒形の合成樹脂製のソケット本体と、
    このソケット本体の開口部の内側に差し込まれて接続さ
    れる排水管の上記ソケット本体に対する差し込み深さの
    増減を許容する環状の許容空間部と、上記ソケット本体
    に差し込まれる上記排水管と上記ソケット本体との隙間
    を密封するパッキンと、を有する排水管接続用ソケット
    において、 上記ソケット本体の内周面に凸部を設け、この凸部は、
    上記排水管を上記ソケット本体の開口部に予め定めた深
    さだけ差し込んだ状態で、上記排水管の端部と当接し
    て、上記排水管の上記ソケット本体に対する差し込み深
    さの増減が上記許容空間部内に収まるように上記排水管
    の差し込み深さの位置決めを行い、上記排水管の差し込
    み深さの増大によって屈曲又は切断して上記排水管の差
    し込み深さの増大を許容することを特徴とする排水管接
    続用ソケット。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の排水管接続用ソケット
    において、屈曲又は切断した上記凸部を収容するための
    凹部を上記ソケット本体の内周面の上記凸部の近傍に設
    けたことを特徴とする排水管接続用ソケット。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2に記載の排水管接続用ソ
    ケットにおいて、上記ソケット本体の外周面をセメント
    により固められた耐火性を有する被覆体で被覆したこと
    を特徴とする排水管接続用ソケット。
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