JP6367173B2 - 制御出力回路、演算装置、電子端末装置及び接点入力回路 - Google Patents
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演算装置から入力される制御データをリレーユニットへ出力し、当該出力した制御データを前記演算装置にリードバックする制御出力回路であって、
出力ポート、入力ポート及びバッファの組み合わせでなるブロックであり、同一の出力選択信号で前記出力ポート及び前記バッファが選択されて、データバスのうちの共用ビットラインに伝送される制御データを前記出力ポートが出力するとともに前記共用ビットラインとは異なる他ビットラインに伝送されるチェックコードを前記バッファが記憶し、同一の入力選択信号で前記入力ポート及び前記バッファが選択されて、前記リードバックする制御データを前記入力ポートが前記共用ビットラインに伝送するとともに前記バッファが記憶しているチェックコードを前記他ビットラインに伝送する複数のブロックと、
データ出力時にアドレスバスを介して入力されるアドレス信号に基づき、特定の前記ブロックの前記出力ポート及び前記バッファを選択する前記出力選択信号を出力する出力用アドレスデコーダと、
リードバック時に前記アドレスバスを介して入力されるアドレス信号に基づき、特定の前記ブロックの前記入力ポート及び前記バッファを選択する前記入力選択信号を出力する入力用アドレスデコーダと、
を備え、前記出力選択信号で選択された出力ポートのブロックと、前記入力選択信号で選択された入力ポートのブロックとが同一の場合、前記データ出力時に前記他ビットラインに伝送されたチェックコードと同一のチェックコードが前記リードバック時に前記他ビットラインに伝送される、制御出力回路である。
前記ブロックには、
前記データバスのうちの上位側を前記共用ビットラインとし、下位側を前記他ビットラインとする系統と、
前記データバスのうちの下位側を前記共用ビットラインとし、上位側を前記他ビットラインとする系統と、
の2系統の回路ブロックがある、
制御出力回路を構成しても良い。
前記系統別に複数の前記ブロックがあり、
前記リレーユニットへの出力段に、各系統毎に、当該系統に含まれる各出力ポートの出力値が一致した場合に当該出力値を出力する出力回路を更に備えた、
制御出力回路を構成しても良い。
前記出力用アドレスデコーダ及び前記入力用アドレスデコーダが、前記アドレス信号が示す値の増加に対して前記ブロックの特定順序が逆となるようにデコード設定がなされている、
制御出力回路を構成しても良い。
前記データ出力時に第1のアドレス信号を前記制御出力回路に出力して前記出力用アドレスデコーダに選択させた出力ポートのブロックと同一のブロックに属する入力ポートを、前記リードバック時に前記入力用アドレスデコーダに選択させる第2のアドレス信号を前記制御出力回路に出力することと、
前記第1のアドレス信号を出力した前記データ出力時に前記他ビットラインに伝送したチェックコードと、前記第2のアドレス信号を出力した前記リードバック時に前記他ビットラインに伝送されているチェックコードとが一致するか否かを判定することと、
を実行する演算装置を構成しても良い。
前記データ出力の度に、異なる前記チェックコードを生成する生成手段、
を更に備えた演算装置を構成しても良い。
第1〜第4の何れかの発明の制御出力回路と、
当該制御出力回路を制御する第5又は第6の発明の演算装置と、
を具備した電子端末装置を構成しても良い。
外部入力される接点信号を演算装置へ出力する接点入力回路であって、
入力ポート及びバッファの組み合わせでなるブロックであり、出力選択信号で前記バッファが選択されて、データバスのうちの信号入力用ラインとは異なる他ビットラインに伝送されるチェックコードを前記バッファが記憶し、同一の入力選択信号で前記入力ポート及び前記バッファが選択されて、前記接点信号のデータ(以下「接点信号データ」という)を前記入力ポートが前記信号入力用ラインに伝送するとともに前記バッファが記憶しているチェックコードを前記他ビットラインに伝送する複数のブロックと、
バッファ書込時にアドレスバスを介して入力されるアドレス信号に基づき、特定の前記ブロックの前記バッファを選択する前記出力選択信号を出力する出力用アドレスデコーダと、
接点信号データ入力時に前記アドレスバスを介して入力されるアドレス信号に基づき、特定の前記ブロックの前記入力ポート及び前記バッファを選択する前記入力選択信号を出力する入力用アドレスデコーダと、
を備え、前記出力選択信号で選択されたバッファのブロックと、前記入力選択信号で選択された入力ポートのブロックとが同一の場合、前記バッファ書込時に前記他ビットラインに伝送されたチェックコードと同一のチェックコードが前記接点信号データ入力時に前記他ビットラインに伝送される、接点入力回路である。
前記ブロックには、
前記データバスのうちの上位側を前記信号入力用ラインとし、下位側を前記他ビットラインとする系統と、
前記データバスのうちの下位側を前記信号入力用ラインとし、上位側を前記他ビットラインとする系統と、
の2系統のブロックがある、
接点入力回路を構成しても良い。
前記出力用アドレスデコーダ及び前記入力用アドレスデコーダは、前記アドレス信号が示す値の増加に対して前記ブロックの特定順序が逆となるようにデコード設定がなされている、
接点入力回路を構成しても良い。
第8〜第10の何れかの発明の接点入力回路を制御する前記演算装置であって、
前記バッファ書込時に第1のアドレス信号を前記接点入力回路に出力して前記出力用アドレスデコーダに選択させたバッファのブロックと同一のブロックに属する入力ポートを、前記接点信号データ入力時に前記入力用アドレスデコーダに選択させる第2のアドレス信号を前記接点入力回路に出力することと、
前記第1のアドレス信号を出力した前記バッファ書込時に前記他ビットラインに伝送したチェックコードと、前記第2のアドレス信号を出力した前記接点信号データ入力時に前記他ビットラインに伝送されているチェックコードとが一致するか否かを判定することと、
を実行する演算装置を構成しても良い。
前記バッファ書込の度に、異なる前記チェックコードを生成する生成手段、
を更に備えた演算装置を構成しても良い。
第8〜第10の何れかの発明の接点入力回路と、
当該接点入力回路を制御する第11又は第12の発明の演算装置と、
を具備した電子端末装置を構成しても良い。
<装置構成>
図1は、第1実施形態における電子端末装置2の概略構成を示すブロック図である。電子端末装置2は、演算装置3と、制御出力回路4と、を有して構成される。演算装置3と制御出力回路4とは、3ビット幅のアドレスバス10、及び、32ビット幅のデータバス20によって接続されている。電子端末装置2は、演算装置3が、連動論理部1からの制御データに基づき、制御出力回路4を介して、32個の外部リレー1R〜32Rを有するリレーユニット5に対する接点制御出力を行う。
図2は、制御出力回路4の構成を示す回路図である。制御出力回路4は、出力用アドレスデコーダ11と、入力用アドレスデコーダ12と、4つの回路ブロック21−1〜21−4と、を有する。回路ブロック21−1〜21−4それぞれは、出力ポート22−1〜22−4、入力ポート23−1〜23−4、及び、デコーダチェック用バッファ24−1〜24−4、を有する。回路ブロック21−1〜21−4は、制御データの下位16ビットを外部リレー1R〜16Rに出力する系統1の回路ブロック21−1,21−3と、制御データの上位16ビットを外部リレー17R〜32Rに出力する系統2の回路ブロック21−2,21−4と、に分けられる。
制御出力回路4は、演算装置3の制御のもと、(A)制御データに基づく外部リレー1R〜32Rへの制御出力を行いつつ、(B)出力用アドレスデコーダ11、及び、入力用アドレスデコーダ12の故障検知を行うことができる。
外部リレー1R〜32Rに対する32点の制御出力は、16点ずつの2回の制御出力に分けて行われる。すなわち、系統1の出力ポート22−1,22−3によって、制御データの下位16ビットに従った外部リレー1〜16に対する制御出力を行い、系統2の出力ポート22−2,22−4によって、制御データの上位16ビットに従った外部リレー17R〜32Rに対する制御出力を行う。
出力用アドレスデコーダ11は、アドレス信号をデコードして、4つの出力ポート22−1〜22−4それぞれを指定する出力選択信号WR1〜WR4を出力し、入力用アドレスデコーダ12は、アドレス信号をデコードして、4つの入力ポート23−1〜23−4それぞれを指定する入力選択信号RD1〜RD4を出力する。そこで、4つのデコーダチェック用バッファ24−1〜24−4を用いて、出力用アドレスデコーダ11による出力選択信号WR1〜WR4のデコード動作、及び、入力用アドレスデコーダ12による入力選択信号RD1〜RD4デコード動作が正常に行われているかを判定する。
リレーユニット5に対する制御出力と、デコーダの故障検知とは、回路ブロック21を単位として行う。具体的には、出力ポート22を指定するアドレス信号をアドレスバス10に出力するとともに、制御データ、及び、チェックコードをデータバス20に出力して、制御データに従った制御出力を出力ポート22に行わせるとともに、デコーダチェック用バッファ24にチェックコードを記憶させる。次いで、入力ポート23を指定するアドレス信号をアドレスバスに出力して、入力ポート23から出力ポート22の出力データを読み出す(リードバックする)とともに、デコーダチェック用バッファ24に記憶されているチェックコードを読み出す。つまり、データバス20に、制御出力のための制御データと、デコーダの故障検知のためのチェックコードと、を同時に出力することになる。
図5は、演算装置3の機能構成図である。演算装置3は、処理部100と、記憶部200とを備えて構成されるコンピュータ装置である。なお、図示していないが、演算装置3は、ボタンスイッチ等の入力部や、LED等の表示部、故障判定結果の通知先である外部装置との通信を実行する通信部を備える。
図9は、演算装置3が実行する出力制御処理の流れを説明するフローチャートである。この処理は、処理部100が出力制御プログラム201に従って実行する処理であり、所定時間(例えば、数百ミリ秒)毎に、繰り返し行われる。
このように、第1実施形態の電子端末装置2によれば、出力用アドレスデコーダ11、及び、入力用アドレスデコーダ12の故障を確実に検知することができる。すなわち、出力用アドレスデコーダ11、及び、入力用アドレスデコーダ12が、ともに正常ならば、あるデコーダチェック用バッファ24から読み出したチェックコードは、その前に当該デコーダチェック用バッファ24に記憶させたチェックコードと一致する。
<装置構成>
図10は、第2本実施形態における電子端末装置6の概略構成を示すブロック図である。電子端末装置6は、演算装置7と、接点入力回路8と、を有して構成される。演算装置7と接点入力回路8とは、3ビット幅のアドレスバス30、及び、32ビット幅のデータバス40によって接続されている。電子端末装置6は、演算装置7が、リレーユニット9が有する32個の外部リレー1RI〜32RIそれぞれの接点の開閉状態を示す接点データを、接点入力回路8を介して入力する。
接点入力回路8は、演算装置7の制御のもと、(A)外部リレー1RI〜32RIの接点入力を行いつつ、(B)出力用アドレスデコーダ31、及び、入力用アドレスデコーダ32の故障検知と、を行うことができる。
外部リレー1RI〜32RIの32点の接点入力は、16点ずつの2回の接点入力に分けて行われる。すなわち、系統1の入力ポート42−1によって、外部リレー1RI〜16RIの接点入力を行い、系統2の入力ポート42−2によって、外部リレー16RI〜32RIの接点入力を行う。このとき、外部リレー1RI〜32RIそれぞれの接点入力は、出力ポート45から照査信号が出力されることで、入力ポート42−1,42−2それぞれに入力される。
出力用アドレスデコーダ31は、アドレス信号をデコードして、2つのデコーダチェック用バッファ43−1,43−2それぞれを指定する出力選択信号WR1,WR2を出力し、入力用アドレスデコーダ32は、アドレス信号をデコードして、2つの入力ポート42−1,42−2それぞれを指定する入力選択信号RD1,RD2を出力する。そこで、2つのデコーダチェック用バッファ43−1,43−2それぞれを用いて、2つのバッファ選択信号WR1,WR2、及び、2つの入力選択信号RD1,RD2それぞれのデコード動作が正常に行われているかを判定する。
リレーユニット9からの接点入力と、デコーダの故障検知とは、回路ブロック41を単位として行う。具体的には、デコーダチェック用バッファ43を指定するアドレス信号をアドレスバス30に出力するとともに、チェックコードをデータバス40に出力して、指定したデコーダチェック用バッファ43にチェックコードを記憶させる。次いで、入力ポート42を指定するアドレス信号をアドレスバス30に出力して、入力ポート42によって外部リレーRIの接点データを入力するとともに、デコーダチェック用バッファ43に記憶されているチェックコードを読み出す。つまり、データバス40に、接点入力のための接点データと、デコーダの故障検知のためのチェックコードと、を同時に出力することになる。
図14は、演算装置7の機能構成図である。演算装置7は、処理部300と、記憶部400とを備えて構成されるコンピュータ装置である。なお、図示していないが、演算装置7は、ボタンスイッチ等の入力部や、LED等の表示部、故障判定結果の通知先である外部装置との通信を実行する通信部を備える。
図17は、演算装置7が実行する入力制御処理の流れを説明するフローチャートである。この処理は、処理部300が、入力制御プログラム401に従って実行する処理であり、所定時間(例えば、数百ミリ秒)毎に、繰り返し行われる。
このように、第2実施形態の電子端末装置6によれば、出力用アドレスデコーダ31、及び、入力用アドレスデコーダ32の故障を確実に検知することができる。すなわち、出力用アドレスデコーダ31、及び、入力用アドレスデコーダ32が、ともに正常ならば、あるデコーダチェック用バッファ43から読み出したチェックコードは、その前に当該デコーダチェック用バッファ43に記憶させたチェックコードと一致する。
2 電子端末装置
3 演算装置
100 処理部
101 チェックコード生成部
102 出力制御部、103 入力制御部
104 デコーダ故障判定部、105 リードバック診断部
200 記憶部
201 出力制御プログラム
202 出力時データバス設定テーブル、203 入力時データバス設定テーブル
204 制御データ、205 チェックコードデータ
4 制御出力回路
10 アドレスバス
11 出力用アドレスデコーダ、12 入力用アドレスデコーダ
20 データバス
21 回路ブロック
22 出力ポート、23 入力ポート、24 デコーダチェック用バッファ
25 リレー出力回路、26 リレー入力回路
5 リレーユニット、1R〜32R 外部リレー
6 電子端末装置
7 演算装置
300 処理部
301 チェックコード生成部、302 出力制御部
303 入力制御部、304 デコーダ故障判定部
400 記憶部
401 入力制御プログラム
402 出力時データバス設定テーブル、403 入力時データバス設定テーブル
404 入力接点データ、405 チェックコードデータ
8 接点入力回路
30 アドレスバス
31 出力用アドレスデコーダ、32 入力用アドレスデコーダ
40 データバス
41 回路ブロック
42 入力ポート、43 デコーダチェック用バッファ、44 リレー入力回路
45 出力ポート
9 リレーユニット、1R〜32R 外部リレー
Claims (13)
- 演算装置から入力される制御データをリレーユニットへ出力し、当該出力した制御データを前記演算装置にリードバックする制御出力回路であって、
出力ポート、入力ポート及びバッファの組み合わせでなるブロックであり、同一の出力選択信号で前記出力ポート及び前記バッファが選択されて、データバスのうちの共用ビットラインに伝送される制御データを前記出力ポートが出力するとともに前記共用ビットラインとは異なる他ビットラインに伝送されるチェックコードを前記バッファが記憶し、同一の入力選択信号で前記入力ポート及び前記バッファが選択されて、前記リードバックする制御データを前記入力ポートが前記共用ビットラインに伝送するとともに前記バッファが記憶しているチェックコードを前記他ビットラインに伝送する複数のブロックと、
データ出力時にアドレスバスを介して入力されるアドレス信号に基づき、特定の前記ブロックの前記出力ポート及び前記バッファを選択する前記出力選択信号を出力する出力用アドレスデコーダと、
リードバック時に前記アドレスバスを介して入力されるアドレス信号に基づき、特定の前記ブロックの前記入力ポート及び前記バッファを選択する前記入力選択信号を出力する入力用アドレスデコーダと、
を備え、前記出力選択信号で選択された出力ポートのブロックと、前記入力選択信号で選択された入力ポートのブロックとが同一の場合、前記データ出力時に前記他ビットラインに伝送されたチェックコードと同一のチェックコードが前記リードバック時に前記他ビットラインに伝送される、
制御出力回路。 - 前記ブロックには、
前記データバスのうちの上位側を前記共用ビットラインとし、下位側を前記他ビットラインとする系統と、
前記データバスのうちの下位側を前記共用ビットラインとし、上位側を前記他ビットラインとする系統と、
の2系統の回路ブロックがある、請求項1に記載の制御出力回路。 - 前記系統別に複数の前記ブロックがあり、
前記リレーユニットへの出力段に、各系統毎に、当該系統に含まれる各出力ポートの出力値が一致した場合に当該出力値を出力する出力回路を更に備えた、
請求項2に記載の制御出力回路。 - 前記出力用アドレスデコーダ及び前記入力用アドレスデコーダは、前記アドレス信号が示す値の増加に対して前記ブロックの特定順序が逆となるようにデコード設定がなされている、
請求項1〜3の何れか一項に記載の制御出力回路。 - 請求項1〜4の何れか一項に記載の制御出力回路を制御する前記演算装置であって、
前記データ出力時に第1のアドレス信号を前記制御出力回路に出力して前記出力用アドレスデコーダに選択させた出力ポートのブロックと同一のブロックに属する入力ポートを、前記リードバック時に前記入力用アドレスデコーダに選択させる第2のアドレス信号を前記制御出力回路に出力することと、
前記第1のアドレス信号を出力した前記データ出力時に前記他ビットラインに伝送したチェックコードと、前記第2のアドレス信号を出力した前記リードバック時に前記他ビットラインに伝送されているチェックコードとが一致するか否かを判定することと、
を実行する演算装置。 - 前記データ出力の度に、異なる前記チェックコードを生成する生成手段、
を更に備えた請求項5に記載の演算装置。 - 請求項1〜4の何れか一項に記載の制御出力回路と、
当該制御出力回路を制御する請求項5又は6に記載の演算装置と、
を具備した電子端末装置。 - 外部入力される接点信号を演算装置へ出力する接点入力回路であって、
入力ポート及びバッファの組み合わせでなるブロックであり、出力選択信号で前記バッファが選択されて、データバスのうちの信号入力用ラインとは異なる他ビットラインに伝送されるチェックコードを前記バッファが記憶し、同一の入力選択信号で前記入力ポート及び前記バッファが選択されて、前記接点信号のデータ(以下「接点信号データ」という)を前記入力ポートが前記信号入力用ラインに伝送するとともに前記バッファが記憶しているチェックコードを前記他ビットラインに伝送する複数のブロックと、
バッファ書込時にアドレスバスを介して入力されるアドレス信号に基づき、特定の前記ブロックの前記バッファを選択する前記出力選択信号を出力する出力用アドレスデコーダと、
接点信号データ入力時に前記アドレスバスを介して入力されるアドレス信号に基づき、特定の前記ブロックの前記入力ポート及び前記バッファを選択する前記入力選択信号を出力する入力用アドレスデコーダと、
を備え、前記出力選択信号で選択されたバッファのブロックと、前記入力選択信号で選択された入力ポートのブロックとが同一の場合、前記バッファ書込時に前記他ビットラインに伝送されたチェックコードと同一のチェックコードが前記接点信号データ入力時に前記他ビットラインに伝送される、接点入力回路。 - 前記ブロックには、
前記データバスのうちの上位側を前記信号入力用ラインとし、下位側を前記他ビットラインとする系統と、
前記データバスのうちの下位側を前記信号入力用ラインとし、上位側を前記他ビットラインとする系統と、
の2系統のブロックがある、請求項8に記載の接点入力回路。 - 前記出力用アドレスデコーダ及び前記入力用アドレスデコーダは、前記アドレス信号が示す値の増加に対して前記ブロックの特定順序が逆となるようにデコード設定がなされている、
請求項8又は9に記載の接点入力回路。 - 請求項8〜10の何れか一項に記載の接点入力回路を制御する前記演算装置であって、
前記バッファ書込時に第1のアドレス信号を前記接点入力回路に出力して前記出力用アドレスデコーダに選択させたバッファのブロックと同一のブロックに属する入力ポートを、前記接点信号データ入力時に前記入力用アドレスデコーダに選択させる第2のアドレス信号を前記接点入力回路に出力することと、
前記第1のアドレス信号を出力した前記バッファ書込時に前記他ビットラインに伝送したチェックコードと、前記第2のアドレス信号を出力した前記接点信号データ入力時に前記他ビットラインに伝送されているチェックコードとが一致するか否かを判定することと、
を実行する演算装置。 - 前記バッファ書込の度に、異なる前記チェックコードを生成する生成手段、
を更に備えた請求項11に記載の演算装置。 - 請求項8〜10の何れか一項に記載の接点入力回路と、
当該接点入力回路を制御する請求項11又は12に記載の演算装置と、
を具備した電子端末装置。
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