JPH08328973A - プログラマブルコントローラのバスチェック方法および装置 - Google Patents

プログラマブルコントローラのバスチェック方法および装置

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Publication number
JPH08328973A
JPH08328973A JP7132459A JP13245995A JPH08328973A JP H08328973 A JPH08328973 A JP H08328973A JP 7132459 A JP7132459 A JP 7132459A JP 13245995 A JP13245995 A JP 13245995A JP H08328973 A JPH08328973 A JP H08328973A
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JP
Japan
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bus
unit
bit signal
inspection
check
Prior art date
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Pending
Application number
JP7132459A
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English (en)
Inventor
Hiroyuki Hayashi
博行 林
Motohiro Kaga
元啓 加賀
Takashi Ota
俊 太田
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本体ユニットが実行するユーザシーケンスプ
ログラムを膨大化、複雑化することがなく、また本体ユ
ニットの負荷を大きく増大することがなくプログラマブ
ルコントローラのバスチェックを行う。 【構成】 バス11にバス監視ユニット30を接続し、
バス監視ユニット30によってバス監視ユニット30の
ス検査用ビット信号記憶部にバス検査用ビット信号のオ
ン/オフ情報を書き込み、そのバス検査用ビット信号記
憶部に書き込んだバス検査用ビット信号と同じバス検査
用ビット信号をバス監視ユニット30よりバス11を経
由して本体ユニット20に送信し、本体ユニット20で
そのバス検査用ビット信号をそのまま折り返し送信し、
バス監視ユニットにてその折り返しのバス検査用ビット
信号のオン/オフ情報がバス検査用ビット信号記憶部に
書き込まれているバス検査用ビット信号のオン/オフ情
報に一致しているか否かを判断する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ベースユニット上に
配線されたバスにプログラマブルコントローラの本体ユ
ニット、入力ユニット、出力ユニットが接続される型式
のプログラマブルコントローラのバスチェック方法およ
び装置に関し、特にバスの断線、短絡などの故障診断を
行うバスチェック方法および装置に関するものである
【0002】
【従来の技術】プログラマブルコントローラには、PC
本体ユニットあるいはCPUユニットと呼ばれる本体ユ
ニットと入力ユニットと出力ユニットとがベースユニッ
ト上に配線されたバスによって接続されるビルドイン型
式のプログラマブルコントローラが知られている。この
プログラマブルコントローラでは、ベースユニット上の
前記バスによって各ユニット間の信号伝送を行い、本体
ユニットが入力ユニットの端子に接続されたリミットス
イッチなどより入力信号を取り込み、この入力信号の取
り込みに従い、出力ユニットの端子に接続されたモータ
や電磁弁などに出力信号を出力することが行われるか
ら、前記バスが、例えば劣化等の要因により断線、短絡
していると、入力ユニットや出力ユニットは、本体ユニ
ットからの信号に対応した正常な動作をしなくなり、プ
ログラマブルコントローラシステム全体が誤動作する虞
れがある。
【0003】上記のような誤動作を防ぐために、バスの
断線、短絡などの故障診断を行うバスチェックが従来よ
り行われている。
【0004】図14は従来より知られているバスチェッ
クを実施するプログラマブルコントローラのシステム構
成を示している。図14に於いて、符号100はベース
ユニットを示しており、ベースユニット100に、電源
ラインやアドレスバス、データバス、コントロールバス
を含むバス101が配線されている。バス101には、
ユーザ作成のシーケンスプログラムに基づいて入出力制
御を行うPC本体ユニット102と、入力ユニット10
3と、出力ユニット104が接続されている。
【0005】PC本体ユニット102には外部メッセー
ジ用の7セグメントLED105が設けられている。7
セグメントLED105は、バス101の断線・短絡を
バスチェック用のユーザシーケンスプログラムにより検
出されたときに、バス故障メッセージを表示するために
使用される。
【0006】入力ユニット103には入力端子106
が、出力ユニット104には出力端子107が設けられ
ており、バスチェック時にはワイヤ108によって入力
端子106と出力端子107とが直接接続される。
【0007】これにより、PC本体ユニット102に接
続されている出力ユニット104に対する出力信号は、
入力ユニッ103によって入力信号に折り返されること
になる。
【0008】図15はバス101の断線・短絡チェック
を行うためのラダー回路を示している。バス3の断線・
短絡チェックを行うときは、ユーザは、既存のユーザシ
ーケンスプログラムの任意の位置に、図15に示されて
いるラダー回路を具現のユーザシーケンスプログラムを
追加しなければならない。
【0009】図16は図15に示されているバス断線・
短絡チェック用のラダーを具現するユーザシーケンスプ
ログラムのフローチャートであり、図16のフローチャ
ートを参照して従来のバス断線・短絡チェックの手順を
説明する。
【0010】尚、図15、図16において、Aは入力ユ
ニット103の入力端子106を、Bは出力ユニット1
04の出力端子107を各々示す。
【0011】バス断線・短絡チェックにおいては、先ず
Bがオフであるかに否を判別し(ステップS100
0)、Bがオフならば(ステップS1000肯定)、B
をオンし(ステップS1001)、これに対しBがオン
ならば(ステップS1000否定)、Bをオフする(ス
テップS1002)。
【0012】Bは外部ワイヤ108によりAと接続され
ているから、バス101が故障・断線していなければ、
BがオンのときはAもオン、BがオフのときはAもオフ
となる。
【0013】上述の論理により、次にA=オン、B=オ
フであるか否かを判別する(ステップS1003)。A
=オン、B=オフならば(ステップS1003肯定)、
PC本体ユニット102からの出力信号がPC本体ユニ
ット102→バス101→出力ユニット104→外部ワ
イヤ108→入力ユニット103→バス101→PC本
体ユニット102の入力信号に正常に折り返されていな
いという理由により、バス101が異常と判定してPC
本体ユニット102の7セグメントLED105に異常
メッセージを表示し(ステップS1004)、ステップ
S1000に戻る。
【0014】A=オン、B=オフ以外ならば(ステップ
S1003否定)、次にA=オフ、B=オンであるか否
かを判別する(ステップS1005)。A=オフ、B=
オンならば(ステップS1005肯定)、上記と同じ理
由により、バス101が異常と判定してPC本体ユニッ
ト102の7セグメントLED105に異常メッセージ
を表示し(ステップS1004)、ステップS1000
に戻る。
【0015】A=オフ、B=オン以外ならば(ステップ
S1005否定)、バス107は正常であると判定し、
7セグメントLED105に異常メッセージを表示せず
にステップS1000に戻る。
【0016】またバスの終端部にデータの折り返しを行
うバスチェックスレーブを接続し、本体ユニットで送信
信号と折り返し信号とを比較することによりバスの断線
・短絡チェックを行うことが特公平1−209555号
公報に示されている。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】図15に示されている
ようなラダー回路によるバス断線・短絡チェックでは、
各ベースユニット毎に入力ユニットと出力ユニットとが
必要となるため、コストアップが生じ、また各ベースユ
ニット毎に図15に示されているようなラダー回路を具
現するユーザシーケンスプログラムが必要となるため、
本体ユニットが実行するユーザシーケンスプログラムが
膨大かつ複雑化する。このことは、プログラマブルコン
トローラシステムの大規模/複雑化により、一つの本体
ユニットに対して複数個のベースユニットを接続する場
合に、特に顕著なものになる。
【0018】また従来は、何れのものも、本体ユニット
において、バスチェックを行っていたため、本体ユニッ
トの負荷が増大し、プログラマブルコントローラのスル
ープットが低下することを避けられない。
【0019】また本体ユニットはバスチェック結果を表
示する7セグメントLEDなどの表示部を備えていなけ
ればならず、表示部がないと、バスが故障していること
をユーザに知らせることができない。
【0020】この発明は、上述のような問題点に着目し
てなされたものであり、各ベースユニット毎に入力ユニ
ットと出力ユニットとを設ける必要がないと共に、本体
ユニットが実行するユーザシーケンスプログラムを膨大
化、複雑化することがなく、本体ユニットの負荷を大き
く増大することがなく、また本体ユニットが表示部を備
えていることを必須としないように改善されたプログラ
マブルコントローラのバスチェック方法および装置を提
供することを目的としている。
【0021】
【課題を解決するための手段】上述の如き目的を達成す
るために、この発明によるプログラマブルコントローラ
のバスチェック方法は、ベースユニット上に配線された
バスにプログラマブルコントローラの本体ユニット、入
力ユニット、出力ユニットが接続され、前記バスによっ
て前記本体ユニットと前記入力ユニットおよび前記出力
ユニットとの間の信号伝送を行う型式のプログラマブル
コントローラのバスチェック方法において、前記バスに
バス監視ユニットを接続し、前記バス監視ユニットによ
って当該バス監視ユニットが保有しているバス検査用ビ
ット信号記憶部にバス検査用ビット信号のオン/オフ情
報を書き込み、前記バス検査用ビット信号記憶部に書き
込んだバス検査用ビット信号と同じバス検査用ビット信
号を前記バス監視ユニットより前記バスを経由して前記
本体ユニットに送信し、前記本体ユニットでは前記バス
監視ユニットよりのバス検査用ビット信号をそのまま前
記バス監視ユニットに折り返し送信し、前記バス監視ユ
ニットにて前記バス検査用ビット信号記憶部に書き込ま
れているバス検査用ビット信号のオン/オフ情報と前記
本体ユニットが折り返し送信したバス検査用ビット信号
のオン/オフ情報が一致しているか否かを判断し、当該
バス監視ユニットにてその判断結果をバス検査結果とし
て表示するものである。
【0022】次の発明によるプログラマブルコントロー
ラのバスチェック方法は、前記バス監視ユニットがバス
検査用ビット信号としてオン信号とオフ信号を交互に送
信するものである。
【0023】次の発明によるプログラマブルコントロー
ラのバスチェック装置は、ベースユニット上に配線され
たバスにプログラマブルコントローラの本体ユニット、
入力ユニット、出力ユニットが接続され、前記バスによ
って前記本体ユニットと前記入力ユニットおよび前記出
力ユニットとの間の信号伝送を行う型式のプログラマブ
ルコントローラのバスチェック装置において、前記バス
に接続されたバス監視ユニットを有し、前記バス監視ユ
ニットは、バス検査用ビット信号を記憶するバス検査用
ビット信号記憶部と、前記バス検査用ビット信号記憶部
に記憶されたバス検査用ビット信号と同じバス検査用ビ
ット信号を前記バスを経由して前記本体ユニットに送信
するバス検査用ビット信号送信部と、前記本体ユニット
からのバス検査用ビット信号を受信するバス検査用ビッ
ト信号受信部と、前記バス検査用ビット信号記憶部に記
憶されているバス検査用ビット信号のオン/オフ情報と
前記バス検査用ビット信号受信部が受信した前記本体ユ
ニットからのバス検査用ビット信号のオン/オフ情報が
一致しているか否かを判断する判断部と、前記判断部の
判断結果を表示する表示部とを具備し、前記本体ユニッ
トは前記バス監視ユニットよりのバス検査用ビット信号
のオン/オフ情報を受信し、そのバス検査用ビット信号
をそのまま前記バス監視ユニットに送信するバス検査用
ビット信号折り返し部を備えているものである。
【0024】次の発明によるプログラマブルコントロー
ラのバスチェック方法は、ベースユニット上に配線され
たバスにプログラマブルコントローラの本体ユニット、
入力ユニット、出力ユニットが接続され、前記バスによ
って前記本体ユニットと前記入力ユニットおよび前記出
力ユニットとの間の信号伝送を行う型式のプログラマブ
ルコントローラのバスチェック方法において、前記バス
にバス監視ユニットを接続し、前記バス監視ユニットに
よって当該バス監視ユニットが保有するバス検査データ
部に所定ビット数によるバス検査データを書き込み、前
記検査データ記憶部に書き込まれたバス検査データと同
じバス検査データを前記バス監視ユニットが保有して前
記本体ユニットでも読み書き可能な共有メモリに書き込
み、前記本体ユニットによって前記共有メモリに書き込
まれているバス検査データを読み出して当該バス検査デ
ータを予め定義されているルールに従って変更し、変更
後のバス検査データを前記共有メモリに書き込み、前記
バス検査データ記憶部が記憶しているバス検査データと
前記共有メモリに書き込まれている変更後のバス検査デ
ータとを前記バス監視ユニットにて比較し、この比較結
果をバス検査結果として前記バス監視ユニットにて表示
するものである。
【0025】次の発明によるプログラマブルコントロー
ラのバスチェック方法は、前記バス検査データが前記バ
スのビット数と同じビット数により構成され、前記バス
監視ユニットはバス検査結果が正常の場合には前記バス
検査データ記憶部のバス検査データをインクリントある
いはデクリメント更新するものである。
【0026】次の発明によるプログラマブルコントロー
ラのバスチェック装置は、ベースユニット上に配線され
たバスにプログラマブルコントローラの本体ユニット、
入力ユニット、出力ユニットが接続され、前記バスによ
って前記本体ユニットと前記入力ユニットおよび前記出
力ユニットとの間の信号伝送を行う型式のプログラマブ
ルコントローラのバスチェック装置において、前記バス
に接続されたバス監視ユニットを有し、前記バス監視ユ
ニットは、所定ビット数によるバス検査データを記憶す
るバス検査データ記憶部と、前記本体ユニットでも読み
書き可能な共有メモリと、前記バス検査データ記憶部が
記憶しているバス検査データを前記共有メモリに書き込
むデータ書き込み部と、前記バス検査データ記憶部が記
憶しているバス検査データと前記共有メモリに前記本体
ユニットによって書き込まれた変更後のバス検査データ
とを比較する比較部と、前記比較部による比較結果をバ
ス検査結果として表示する表示部とを具備し、前記本体
ユニットは前記共有メモリに書き込まれているバス検査
データを読み出して当該バス検査データを予め定義され
ているルールに従って変更し、変更後のバス検査データ
を前記共有メモリに書き込むバス検査データ変更書き込
み部を備えているものである。
【0027】
【作用】この発明によるプログラマブルコントローラの
バスチェック方法では、バスに接続されているバス監視
ユニットがバス検査用ビット信号のオン/オフ情報をバ
ス検査用ビット信号記憶部に記憶し、そのバス検査用ビ
ット信号記憶部に書き込んだバス検査用ビット信号と同
じバス検査用ビット信号をバス監視ユニットよりバスを
経由して本体ユニットに送信し、本体ユニットがバス監
視ユニットよりのバス検査用ビット信号をそのままバス
監視ユニットに折り返し送信することにより、バス検査
用ビット信号がバス監視ユニット→バス→本体ユニット
→バス→バス監視ユニットの順で流れたことになり、バ
ス監視ユニットにてバス検査用ビット信号記憶部に書き
込まれているバス検査用ビット信号のオン/オフ情報と
本体ユニットが折り返し送信したバス検査用ビット信号
のオン/オフ情報が一致しているか否かを判断すること
により、バスの断線/故障を検出する。この判断結果は
バス検査結果としてバス監視ユニットにて表示する。
【0028】これにより各ベースユニット毎に入力ユニ
ットと出力ユニットとを設けることなく、また本体ユニ
ットが実行するユーザシーケンスプログラムを膨大化、
複雑化することなく、しかも本体ユニットの負荷を大き
く増大することがなくバスチェックが行われ、またバス
検査結果をバス監視ユニットにて表示することで、この
表示のために本体ユニットが表示部を備えている必要が
なくなる。
【0029】次の発明によるプログラマブルコントロー
ラのバスチェック方法では、バスに接続されているバス
監視ユニットがバス検査用ビット信号としてオン信号と
オフ信号を交互に送信することにより、バスの断線と短
絡の検査が交互に行われ、バスの断線と短絡の何れをも
検出できる。
【0030】次の発明によるプログラマブルコントロー
ラのバスチェック装置では、バスに接続されているバス
監視ユニットが保有しているバス検査用ビット信号記憶
部がバス検査用ビット信号を記憶し、バス監視ユニット
のバス検査用ビット信号送信部がバス検査用ビット信号
記憶部に記憶されたバス検査用ビット信号と同じバス検
査用ビット信号をバスを経由して本体ユニットに送信す
る。本体ユニットのバス検査用ビット信号折り返し部が
バス監視ユニットよりのバス検査用ビット信号のオン/
オフ情報を受信し、そのバス検査用ビット信号をそのま
まバス監視ユニットに送信する。バス監視ユニットのバ
ス検査用ビット信号受信部が本体ユニットからのバス検
査用ビット信号を受信し、バス監視ユニットに設けられ
ている判断部がバス検査用ビット信号記憶部に記憶され
ているバス検査用ビット信号のオン/オフ情報と上述の
バス検査用ビット信号受信部が受信した本体ユニットか
らのバス検査用ビット信号のオン/オフ情報が一致して
いるか否かを判断することにより、バスの断線/故障を
検出する。この判断結果はバス検査結果としてバス監視
ユニットに設けられている表示部に表示される。
【0031】これにより各ベースユニット毎に入力ユニ
ットと出力ユニットとを設けることなく、また本体ユニ
ットが実行するユーザシーケンスプログラムを膨大化、
複雑化することなく、しかも本体ユニットの負荷を大き
く増大することがなくバスチェックが行われ、またバス
検査結果をバス監視ユニットにて表示することで、この
表示のために本体ユニットが表示部を備えている必要が
なくなる。
【0032】次の発明によるプログラマブルコントロー
ラのバスチェック方法では、バスに接続されたバス監視
ユニットによって当該バス監視ユニットが保有するバス
検査データ部に所定ビット数によるバス検査データを書
き込み、検査データ記憶部に書き込まれたバス検査デー
タと同じバス検査データをバス監視ユニットが保有して
共有メモリに書き込み、本体ユニットによって共有メモ
リに書き込まれているバス検査データを読み出して当該
バス検査データを予め定義されているルールに従って変
更し、変更後のバス検査データを共有メモリに書き込む
ことで、バス検査データがバス監視ユニット→バス→本
体ユニット→バス→バス監視ユニットの順で流れたこと
になり、バス監視ユニットにてバス検査データ記憶部が
記憶しているバス検査データと前記共有メモリに書き込
まれている変更後のバス検査データとを比較することに
より、バスの断線/故障を検出する。この判断結果はバ
ス検査結果としてバス監視ユニットにて表示する。
【0033】これにより各ベースユニット毎に入力ユニ
ットと出力ユニットとを設けることなく、また本体ユニ
ットが実行するユーザシーケンスプログラムを膨大化、
複雑化することなく、しかも本体ユニットの負荷を大き
く増大することがなくバスチェックが行われ、またバス
検査結果をバス監視ユニットにて表示することで、この
表示のために本体ユニットが表示部を備えている必要が
なくなる。
【0034】次の発明によるプログラマブルコントロー
ラのバスチェック方法では、バス検査データがバスのビ
ット数と同じビット数により構成され、バス監視ユニッ
トはバス検査結果が正常の場合にはバス検査データ記憶
部のバス検査データをインクリントあるいはデクリメン
ト更新することにより、バスの全ビットについてバスの
断線/故障を検出する。
【0035】次の発明によるプログラマブルコントロー
ラのバスチェック装置では、バスに接続されたバス監視
ユニットのバス検査データ記憶部が所定ビット数による
バス検査データを記憶し、データ書き込み部が、バス検
査データ記憶部が記憶しているバス検査データを共有メ
モリに書き込み、本体ユニットのバス検査データ変更書
き込み部が共有メモリに書き込まれているバス検査デー
タを読み出して当該バス検査データを予め定義されてい
るルールに従って変更し、変更後のバス検査データを前
記共有メモリに書き込む。この後にバス監視ユニットの
比較部が、バス検査データ記憶部が記憶しているバス検
査データと共有メモリに本体ユニットによって書き込ま
れた変更後のバス検査データとを比較することにより、
バスの断線/故障を検出する。この判断結果はバス検査
結果としてバス監視ユニットに設けられている表示部に
表示される。
【0036】これにより各ベースユニット毎に入力ユニ
ットと出力ユニットとを設けることなく、また本体ユニ
ットが実行するユーザシーケンスプログラムを膨大化、
複雑化することなく、しかも本体ユニットの負荷を大き
く増大することがなくバスチェックが行われ、またバス
検査結果をバス監視ユニットにて表示することで、この
表示のために本体ユニットが表示部を備えている必要が
なくなる。
【0037】
【実施例】
[実施例1]図1はこの発明によるプログラマブルコン
トローラのバスチェック方法の実施に使用されるビルド
イン型式のプログラマブルコントローラのシステム構成
を示している。このプログラマブルコントローラはベー
スユニット10を有しており、ベースユニット10に、
従来と同様に、電源ラインやアドレスバス、データバ
ス、コントロールバスを含むバス11が配線されてい
る。バス11には、ユーザ作成のシーケンスプログラム
に基づいて入出力制御を行うPC本体ユニット20と、
バス監視ユニット30とが各々接続されている。
【0038】バス11には他のベースユニットのバスと
に信号の授受を行うコネクタ12が接続され、コネクタ
12に接続されるベースユニット結合ケーブル13によ
ってバス11と図示されていない他のベースユニットの
バスとの接続を行う。これにより一つのプログラマブル
コントローラにおける装着可能ユニット数の拡大が図ら
れる。
【0039】図2は実施例1のPC本体ユニット20の
内部構成を示している。PC本体ユニット20は、CP
Uユニットとも呼ばれるものであって、CPU21と、
システムプログラムを書き込まれたOS−ROM22
と、通信ケーブルによってプログラミングコンソールな
どの周辺機器との接続を行う周辺I/F部23と、上述
のプログラミングコンソール等により作成されるユーザ
シーケンスプログラムを書き込まれるユーザシーケンス
プログラムRAM24と、ユーザ使用のデバイスRAM
25と、CPU21がシステム動作情報などを一時退避
しておくために使用するワークRAM26と、プログラ
マブルコントローラにおいてベースユニット10のバス
11に接続されているユニットの情報を格納したカード
(ユニット)情報RAM27と、PC本体ユニット20
の内部に設けられているシステムバス28とベースユニ
ット10のバス11とをシリアル接続するバスI/F部
29とを有している。
【0040】デバイスRAM25は、バス11を経由し
てバスI/F部29より入力した入力信号をストアする
Xメモリ部25aと、バスI/F部19よりバス11へ
出力する信号をストアするYメモリ部25bとを備えて
いる。
【0041】カード情報RAM27は、ベースユニット
10のバス11の各スロットに接続されているユニット
の情報を読み出すことができるカード情報メモリであ
り、カード情報RAM17が格納しているカード情報
は、図3に例示されているように、たとえば16ビット
により構成され、ベースユニット10に装着されている
ユニットの個数分のビットが有効となり、その各ビット
によりバス11の各スロットに接続されているユニット
が入出力ユニットであるか、バス監視ユニット30であ
るかを識別する。ここでは、PC本体ユニット20に一
番近い位置に装着されているユニットのカード情報がビ
ット番号0からセットされ、たとえば、ビットが“0”
のときは、入出力ユニットが装着されていることを示
し、“1”のときは、バス監視ユニット30が装着され
ていることを示す。
【0042】カード情報RAM17のビット設定はハー
ドウェアロジック(図示せず)により行われ、電源投入
時などにハードウェアロジックが動作していずれのスロ
ットにバス監視ユニット30が装着されているかにより
所定のビットがセットされる。
【0043】CPU21は、OS−ROM22に記述さ
れたシステムプログラムを実行することで、カード情報
RAM17よりバス11のどのスロットにバス監視ユニ
ット30が接続されているかを判別し、バス監視ユニッ
ト30とのデータ交信においては、バス監視ユニット3
0より受信したバス検査用ビット信号をXメモリ部25
aに取り込み、そのバス検査用ビット信号をそのままY
メモリ部25bへ転送し、これをバス監視ユニット30
へ送信するバス検査用ビット信号折り返し処理を行う。
これによりCPU21が、OS−ROM22に記述され
たシステムプログラムを実行することで、バス検査用ビ
ット信号折り返し処理部として機能する。
【0044】図4は、実施例1のバス監視ユニット30
の内部構成を示している。バス監視ユニット30は、C
PU31と、バスチェックのシステムプログラムを書き
込まれたOS−ROM32と、ワークRAM33と、デ
バイスRAM34と、バス11の断線・短絡を表示する
バス故障メッセージ用LED35と、バス監視ユニット
30の内部に設けられているシステムバス36とベース
ユニット10のバス11とをシリアル接続するバスI/
F部37とを有している。
【0045】ワークRAM33は、CPU31がバス監
視ユニット2のシステム動作情報などを一時退避してお
くために使用するワークRAMであり、ワークRAM3
3は、バス検査用ビット信号記憶部33aを備えてい
る。バス検査用ビット信号記憶部33aが格納するバス
検査用ビット信号は、図5に示されているように、16
ビットにより構成され、最下位ビットのみ有効とされて
最下位ビットを検査ビットとして使用される。
【0046】デバイスRAM34は、バス検査用ビット
信号記憶部34aに書き込まれたバス検査用ビット信号
の最下位ビットのオン・オフ状態を転送されるXメモリ
部34aと、PC本体ユニット20のYメモリ部15b
よりのバス検査用ビット信号のオン・オフ状態を取り込
むYメモリ部34bとを有している。
【0047】CPU31は、OS−ROM32に書き込
まれているバスチェックのシステムプログラムを実行す
ることにより、バス検査用ビット信号記憶部33aにバ
ス検査用ビット信号のオン/オフ情報を書き込み、バス
検査用ビット信号記憶部33aに書き込んだバス検査用
ビット信号と同じバス検査用ビット信号をXメモリ部3
4aにセットし、これをバス11を経由してPC本体ユ
ニット20に送信する動作と、PC本体ユニット20よ
りの折り返しのバス検査用ビット信号を受信し、これを
Yメモリ部34bに書き込む動作と、バス検査用ビット
信号記憶部33aに書き込まれているバス検査用ビット
信号のオン/オフ情報とYメモリ部34bに書き込まれ
ているバス検査用ビット信号のオン/オフ情報とが一致
しているか否かを判断する動作と、不一致の場合にはバ
ス故障メッセージ用LED35を点滅させる動作を行
う。
【0048】これによりCPU31が、OS−ROM3
2に書き込まれているバスチェックのシステムプログラ
ムを実行することで、バス検査用ビット信号送信部と、
バス検査用ビット信号受信部と、判断部として機能す
る。
【0049】次に上述の構成よりなる実施例1のプログ
ラマブルコントローラの動作について説明する。
【0050】図6はPC本体ユニット20の全体的な内
部処理ルーチンを示している。この内部処理ルーチンで
は、先ずワークRAM26の初期化などのイニシャル処
理を行い(ステップS10)、この後にユーザシーケン
スプログラムRAM24内に格納されたシーケンスプロ
グラムを実行する(ステップS20)。シーケンスプロ
グラム実行後には、次回のシーケンスプログラムを実行
するために必要な処理であるエンド処理を行い(ステッ
プS30)、以後ステップS20とステップS30Sを
交互に実行する。
【0051】図7はエンド処理ルーチンを示している。
エンド処理ルーチンでは、先ず周辺I/F部23をもっ
て周辺機器との交信処理を行い、周辺機器からのコマン
ドを受け付け、例えばモニタ処理を行う(ステップS1
00)。
【0052】次に、バス11に接続されている図示され
ていない入力ユニットからの入力信号をデバイスRAM
25内のXメモリ部25aに読み出し、シーケンスプロ
グラムを実行したことにより変化したデバイスRAM2
5のYメモリ部25bのオン/オフ情報をバス11に接
続されている図示されていない出力ユニットに対して出
力するなどの入出力リフレッシュ処理を行う(ステップ
S110)。
【0053】次に、バス監視ユニット対応処理を行い
(ステップS120)、バス監視ユニット対応処理完了
後にエンド処理ルーチンを終了する。
【0054】図8はバス監視ユニット対応処理ルーチン
を示している。バス監視ユニット対応処理ルーチンで
は、先ず、CPU21の内部カウンタCに1を書き込
み、カウンタCを初期化する(ステップS200)。
【0055】次に、カウンタCがカード装着枚数Cse
tまでカウントしたか否かを判別する(ステップS21
0)。カウンタCがカード装着枚Csetまでカウント
していれば(ステップS210肯定)、既にカード装着
枚数分チェックしたこととなり、バス監視ユニット対応
処理ルーチンを終了する。
【0056】これに対しカウンタCがカード装着枚数C
setまでカウントしていなければ(ステップS210
否定)、カード情報RAM27を参照し、ベースユニッ
ト10上に装着されたC枚目のユニットがバス監視ユニ
ット30であるか否かを識別する(ステップS22
0)。
【0057】カード情報RAM27の(カウンタC−
1)ビット目が、“1”ならば、バス監視ユニット30
であるから、この場合には(ステップS220肯定)、
Xメモリ部25aに書き込まれているオン/オフ情報を
そのままYメモリ部25bへ転送し、PC本体ユニット
20にてバス監視ユニット30よりのオン/オフ情報を
そのまま折り返す処理を行う(ステップS230)。
【0058】この折り返す処理後、あるいはカード情報
RAM27の(カウンタC−1)ビット目が、“1”で
ない場合には(ステップS220否定)、カウンタCに
1を加算し(ステップS240)、ステップS210に
戻る。
【0059】図9はバス監視ユニット30の内部処理ル
ーチンを示している。この内部処理ルーチンでは、先ず
バス検査用ビット信号の検査ビットをオフ(“0”)と
し、これをバス検査用ビット信号記憶部33aに書き込
み、バス検査用ビット信号記憶部34aを初期化する
(ステップS300)。
【0060】次に、バス検査用ビット信号記憶部33a
に書き込まれているバス検査用ビット信号のオン/オフ
情報と同じオン/オフ情報、即ち現在の検査ビットをX
メモリ部34aに書き込み、今回チェックする情報をX
メモリ部34aにセットする(ステップS310)。次
に、ソフトウェアによるタイマTに“0”を書き込み、
タイマTを初期化する(ステップS320)。このタイ
マTは、バス監視ユニット30のXメモリ部34aのデ
ータが、バス11→PC本体ユニット20のXメモリ部
25a→PC本体ユニット20のYメモリ部25b→バ
ス11→バス監視ユニット30のYメモリ部34bの順
で折り返されるまでのタイムアウトチェックを行うため
に使用する。
【0061】次に、バス監視ユニット30のYメモリ部
34bに書き込まれたバス検査用ビット信号のオン/オ
フ情報とバス検査用ビット信号記憶部34aに書き込ま
れているバス検査用ビット信号のオン/オフ情報とが一
致しているか否かを判別する(ステップS330)。
【0062】Yメモリ部34bに書き込まれたバス検査
用ビット信号のオン/オフ情報とバス検査用ビット信号
記憶部34aに書き込まれているバス検査用ビット信号
のオン/オフ情報とが一致していれば(ステップS33
0肯定)、上記のルートを経由して、バス検査用ビット
信号が正常に戻ってきたと判定し、この場合には、バス
11の配線が“0”で故障、即ち断線故障、または
“1”で故障、即ち短絡故障しているかを交互にチェッ
クするために、バス検査用ビット信号の検査ビットのオ
ン/オフを反転し(ステップS340)、この後にステ
ップS310に戻って毎回前回と違う検査ビットデータ
をバス検査用ビット信号記憶部34aに書き込む。
【0063】これに対しYメモリ部34bに書き込まれ
たバス検査用ビット信号のオン/オフ情報とバス検査用
ビット信号記憶部34aに書き込まれているバス検査用
ビット信号のオン/オフ情報とが一致していなければ
(ステップS330否定)、タイマTの加算処理を行う
(ステップS350)。次に、タイマTがセット値Ts
etに達したか否かを判別する(ステップS360)。
【0064】タイマTがセット値Tsetに達する以前
であれば(ステップS360否定)あれば、バス検査用
ビット信号がまだ上記のルートを経由して戻ってきてい
ないと判定し、再度、ステップS330以下を繰り返
す。
【0065】タイマTがセット値Tsetに達すれば
(ステップS360肯定)、バス11が断線あるいは短
絡などにより故障したと判定し、バス故障メッセージ用
LED35を点滅させ(ステップS370)、バス11
に故障が発生したことをユーザに知らせる。
【0066】これにより1ビット分ではあるが、バス1
1を断線故障と短絡故障について診断することができ
る。
【0067】[実施例2]図10は実施例2のPC本体
ユニット20の内部構成を示している。なお、PC本体
ユニット20について実施例2において実施例1と同じ
部分は、図2に付けた符号と同じ符号を付けてその説明
を省略する。実施例2では、ワークRAM26がハンド
シェークフラグ退避メモリ部26aを有している。
【0068】ハンドシェークフラグは、バス11のビッ
ト数と同じビット数、例えば16ビットにより構成され
て16進数で0h〜0FFFhの値を取り、バス11の
全ビットを順に検査するバス検査データとして使用され
る。
【0069】CPU21は、OS−ROM22に記述さ
れたシステムプログラムを実行することで、後述するバ
ス監視ユニット30の共有メモリ38に書き込まれてい
るハンドシェークフラグ(バス検査データ)をバス11
を経由して読み出し、この読み出しハンドシェークフラ
グとハンドシェークフラグ退避メモリ部26aにストア
されたハンドシェークフラグとの比較によって共有メモ
リ38に書き込まれているハンドシェークフラグのイン
クリメント更新、あるいはデクリメント更新を監視し、
共有メモリ38に書き込まれているハンドシェークフラ
グのインクリメント更新、あるいはデクリメント更新さ
れれば、ハンドシェークフラグを予め定義されているル
ール、例えばハンドシェークフラグの16進数を1ずつ
インクリメントあるいはデクリメントすると云うような
ルールに従って変更し、変更後のハンドシェークフラグ
をバス11を経由して共有メモリ38に書き込むバス検
査データ変更書き込み処理を行う。
【0070】これによりCPU21が、OS−ROM2
2に記述されたシステムプログラムを実行することで、
バス検査データ変更書き込み部として機能する。
【0071】図11は実施例2のバス監視ユニット30
の内部構成を示している。なお、バス監視ユニット30
について実施例2において実施例1と同じ部分は、図4
に付けた符号と同じ符号を付けてその説明を省略する。
実施例4では、バス監視ユニット30は、PC本体ユニ
ット20も読み書き可能な、換言すれば、PC本体ユニ
ット20がバス11を介して直接アクセス可能な共有メ
モリ38を有しており、共有メモリ38は上述のハンド
シェークフラグを記憶する。
【0072】ワークRAM33はバス検査用データ記憶
部としてハンドシェークフラグ退避メモリ部33bを有
している。
【0073】共有メモリRAM38は、揮発性メモリで
あるため、通電直後においては、共有メモリRAM38
に格納されるハンドシェークフラグは、“0”であり、
またハンドシェークフラグ退避メモリ部33bのハンド
シェークフラグも同様に“0”である。
【0074】はじめにS180に示すようにハンドシェ
ークフラグ退避メモリ2 CPU31は、OS−ROM32に書き込まれているバ
スチェックのシステムプログラムを実行することによ
り、ハンドシェークフラグ退避メモリ部33bにバス検
査データとしてハンドシェークフラグを書き込み、ハン
ドシェークフラグ退避メモリ部33bに書き込まれたハ
ンドシェークフラグと同じハンドシェークフラグを共有
メモリ38に書き込む動作と、ハンドシェークフラグ退
避メモリ部33bが記憶しているハンドシェークフラグ
と共有メモリ38に書き込まれた変更後のハンドシェー
クフラグとを上述のPC本体ユニット20におけるフラ
グ変更ルールを踏まえて比較する動作と、比較結果が異
常の場合にはバス故障メッセージ用LED35を点滅さ
せる動作を行う。またCPU31は、正常判定時には、
ハンドシェークフラグの16進数をインクリメント更
新、あるいはデクリメント更新する。なお、この実施例
ではハンドシェークフラグを1つずつインクリメント更
新するものとする。
【0075】これによりCPU31が、OS−ROM3
2に書き込まれているバスチェックのシステムプログラ
ムを実行することで、データ書き込み部と、比較部とし
て機能する。
【0076】次に上述の構成よりなる実施例2のプログ
ラマブルコントローラの動作について説明する。なお、
PC本体ユニット20の全体的な内部処理ルーチンは図
6に示されている実施例1における場合と同じであり、
またエンド処理ルーチンは図7に示されている実施例1
における場合と同じである。
【0077】図12は実施例2におけるバス監視ユニッ
ト対応処理ルーチンを示している。このバス監視ユニッ
ト対応処理ルーチンでは、先ず、CPU21の内部カウ
ンタCに1を書き込み、カウンタCを初期化する(ステ
ップS400)。
【0078】次に、カウンタCがカード装着枚数Cse
tまでカウントしたか否かを判別する(ステップS41
0)。カウンタCがカード装着枚Csetまでカウント
していれば(ステップS410肯定)、既にカード装着
枚数分チェックしたこととなり、バス監視ユニット対応
処理ルーチンを終了する。
【0079】これに対しカウンタCがカード装着枚数C
setまでカウントしていなければ(ステップS410
否定)、カード情報RAM27を参照し、ベースユニッ
ト10上に装着されたC枚目のユニットがバス監視ユニ
ット30であるか否かを識別する(ステップS42
0)。
【0080】カード情報RAM27の(カウンタC−
1)ビット目が、“1”ならば、バス監視ユニット30
であるから、この場合には(ステップS420肯定)、
バス11を介してバス監視ユニット30の共有メモリ3
8にアクセスし、共有メモリ38に書き込まれているハ
ンドシェークフラグが“0”であるか否かを判別する
(ステップS430)。このハンドシェークフラグが
“0”ならば(ステップS430肯定)、バス監視ユニ
ット30がまだ準備中であると判定し、自身のハンドシ
ェークフラグ退避メモリ部26aを書き込み、ハンドシ
ェークフラグ退避メモリ部26aを初期化する(ステッ
プS440)。この後にカウンタCに1を加算し(ステ
ップS480)、ステップS410に戻る。
【0081】共有メモリ38に書き込まれているハンド
シェークフラグが“0”以外ならば(ステップS430
否定)、バス監視ユニット20が動作していると判定
し、このハンドシェークフラグがハンドシェークフラグ
退避メモリ部26aを書き込まれているハンドシェーク
フラグに1を加算した値であるか否かを判別する(ステ
ップS450)。判別ルールは、上述のように、バス監
視ユニット30が共有メモリ38に書き込むハンドシェ
ークフラグの更新を1つずつインクリント更新すること
に由来しており、共有メモリ38のハンドシェークフラ
グがハンドシェークフラグ退避メモリ部26aを書き込
まれているハンドシェークフラグに1を加算した値であ
る場合は(ステップS450肯定)、ハンドシェークフ
ラグが更新されたことを示し、この場合にはバス11を
介してバス監視ユニット30の共有メモリ38にアクセ
スし、共有メモリ38のハンドシェークフラグに1を加
算するフラグ変更書き込みを行う(ステップS46
0)。これによりハンドシェークフラグは、バス監視ユ
ニット30とPC本体ユニット20によって交互に0h
→1h→2h〜0FFFh→0hの順に書き込まれ、サ
イクリックに変化する。この後にカウンタCに1を加算
し(ステップS480)、ステップS410に戻る。
【0082】これに対し共有メモリ38のハンドシェー
クフラグがハンドシェークフラグ退避メモリ部26aを
書き込まれているハンドシェークフラグに1を加算した
値でない場合は(ステップS450否定)、まだハンド
シェークフラグが更新されていないことを示し、この場
合にカウンタCに1を加算し(ステップS480)、ス
テップS410に戻る。
【0083】図13は実施例2のバス監視ユニット対応
処理ルーチンを示している。このバス監視ユニット対応
処理ルーチンでは、先ず、ハンドシェークフラグ退避メ
モリ26bに“1”を書き込み、ハンドシェークフラグ
退避メモリ26bのハンドシェークフラグを初期化する
(ステップS500)。
【0084】次に、ハンドシェークフラグ退避メモリ部
26bのハンドシェークフラグと同じハンドシェークフ
ラグを共有メモリ38に書き込み(ステップS51
0)、バス監視ユニット30が動作していることをPC
本体ユニット20に知らせる。
【0085】次に、ソフトウェアによるタイマTに
“0”を書き込み、タイマTを初期化する(ステップS
520)。このタイマTは、バス監視ユニット30の共
有メモリ38のデータが、バス11→PC本体ユニット
20→バス11→バス監視ユニット30の共有メモリ3
8の順で折り返されるまでのタイムアウトチェックを行
うために使用する。
【0086】次に共有メモリ38の変更後のハンドシェ
ークフラグがハンドシェークフラグ退避メモリ26bの
ハンドシェークフラグに1を加算した値であるか否かを
判別する(ステップS530)。判別ルールは、上述の
ように、PC本体ユニット20がハンドシェークフラグ
を1つずつインクリント変更することに由来しており、
共有メモリ38のハンドシェークフラグがハンドシェー
クフラグ退避メモリ26bのハンドシェークフラグに1
を加算した値であれば(ステップS530肯定)、上記
のルートを経由して、ハンドシェークフラグが正常に戻
ってきたと判定し、バス11の次のビットの配線が
“0”で故障、または“1”で故障しているかをチェッ
クするために、共有メモリ38のハンドシェークフラグ
に1を加算した値をハンドシェークフラグ退避メモリ部
26bに書き込み、ハンドシェークフラグ退避メモリ部
26bのハンドシェークフラグを更新する(ステップS
540)。この後にステップS510に戻る。
【0087】これに対し共有メモリ38のハンドシェー
クフラグがハンドシェークフラグ退避メモリ26bのハ
ンドシェークフラグに1を加算した値でない場合には
(ステップS530否定)、タイマTの加算処理を行う
(ステップS550)。次に、タイマTがセット値Ts
etに達したか否かを判別する(ステップS560)。
【0088】タイマTがセット値Tsetに達する以前
であれば(ステップS560否定)あれば、バス検査用
ビット信号がまだ上記のルートを経由して戻ってきてい
ないと判定し、再度、ステップS530以下を繰り返
す。
【0089】タイマTがセット値Tsetに達すれば
(ステップS560肯定)、バス11が断線あるいは短
絡などにより故障したと判定し、バス故障メッセージ用
LED35を点滅させ(ステップS570)、バス11
に故障が発生したことをユーザに知らせる。
【0090】これにより全ビットについてバス11を断
線故障と短絡故障について診断することができる。
【0091】
【発明の効果】この発明によるプログラマブルコントロ
ーラのバスチェック方法では、バスに接続されているバ
ス監視ユニットがバス検査用ビット信号のオン/オフ情
報をバス検査用ビット信号記憶部に記憶し、そのバス検
査用ビット信号記憶部に書き込んだバス検査用ビット信
号と同じバス検査用ビット信号をバス監視ユニットより
バスを経由して本体ユニットに送信し、バス監視ユニッ
トにてバス検査用ビット信号記憶部に書き込まれている
バス検査用ビット信号のオン/オフ情報と本体ユニット
が折り返し送信するバス検査用ビット信号のオン/オフ
情報が一致しているか否かを判断することにより、バス
の断線/故障を検出するから、バスチェックが、各ベー
スユニット毎に入力ユニットと出力ユニットとを設ける
ことなく、また本体ユニットが実行するユーザシーケン
スプログラムを膨大化、複雑化することなく、しかも本
体ユニットの負荷を大きく増大することがなく、的確に
行われる。本体ユニットの負荷が軽減することにより、
スループットが向上する。
【0092】またバス検査結果はバス監視ユニットにて
表示するから、この表示のために本体ユニットが表示部
を備えている必要がなくなる。
【0093】次の発明によるプログラマブルコントロー
ラのバスチェック方法では、バスに接続されているバス
監視ユニットがバス検査用ビット信号としてオン信号と
オフ信号を交互に送信することにより、バスの断線と短
絡の検査が交互に行われ、バスの断線と短絡の何れもが
検出できる。
【0094】次の発明によるプログラマブルコントロー
ラのバスチェック装置では、バスに接続されているバス
監視ユニットが保有しているバス検査用ビット信号記憶
部がバス検査用ビット信号を記憶し、バス監視ユニット
のバス検査用ビット信号送信部がバス検査用ビット信号
記憶部に記憶されたバス検査用ビット信号と同じバス検
査用ビット信号をバスを経由して本体ユニットに送信
し、本体ユニットのバス検査用ビット信号折り返し部に
より本体ユニットにてバス検査用ビット信号の折り返し
が行われ、バス監視ユニットに設けられている判断部が
バス検査用ビット信号記憶部に記憶されているバス検査
用ビット信号のオン/オフ情報と上述のバス検査用ビッ
ト信号受信部が受信した本体ユニットからのバス検査用
ビット信号のオン/オフ情報が一致しているか否かを判
断することにより、バスの断線/故障を検出するから、
各ベースユニット毎に入力ユニットと出力ユニットとを
設けることなく、また本体ユニットが実行するユーザシ
ーケンスプログラムを膨大化、複雑化することなく、し
かも本体ユニットの負荷を大きく増大することがなくバ
スチェックが行われる。本体ユニットの負荷が軽減する
ことにより、スループットが向上する。
【0095】またバス検査結果はバス監視ユニットに設
けられている表示部に表示されるから、この表示のため
に本体ユニットが表示部を備えている必要がなくなり、
バスチェックが表示部を備えていない本体ユニットを含
むプログラマブルコントローラにおいても行えるように
なる。
【0096】次の発明によるプログラマブルコントロー
ラのバスチェック方法では、バスに接続されたバス監視
ユニットによって当該バス監視ユニットが保有するバス
検査データ部に所定ビット数によるバス検査データを書
き込み、検査データ記憶部に書き込まれたバス検査デー
タと同じバス検査データをバス監視ユニットが保有して
共有メモリに書き込み、本体ユニットによって共有メモ
リに書き込まれているバス検査データを読み出して当該
バス検査データを予め定義されているルールに従って変
更し、変更後のバス検査データを共有メモリに書き込
み、バス監視ユニットにてバス検査データ記憶部が記憶
しているバス検査データと前記共有メモリに書き込まれ
ている変更後のバス検査データとを比較することによ
り、バスの断線/故障を検出するから、バスチェック
が、各ベースユニット毎に入力ユニットと出力ユニット
とを設けることなく、また本体ユニットが実行するユー
ザシーケンスプログラムを膨大化、複雑化することな
く、しかも本体ユニットの負荷を大きく増大することが
なく、的確に行われる。本体ユニットの負荷が軽減する
ことにより、スループットが向上する。
【0097】またバス検査結果はバス監視ユニットにて
表示するから、この表示のために本体ユニットが表示部
を備えている必要がなくなる。
【0098】次の発明によるプログラマブルコントロー
ラのバスチェック方法では、バス検査データがバスのビ
ット数と同じビット数により構成され、バス監視ユニッ
トはバス検査結果が正常の場合にはバス検査データ記憶
部のバス検査データをインクリントあるいはデクリメン
ト更新することにより、バスの全ビットについてバスの
断線、短絡を検出することができる。
【0099】次の発明によるプログラマブルコントロー
ラのバスチェック装置では、バスに接続されたバス監視
ユニットのバス検査データ記憶部が所定ビット数による
バス検査データを記憶し、データ書き込み部が、バス検
査データ記憶部が記憶しているバス検査データを共有メ
モリに書き込み、本体ユニットのバス検査データ変更書
き込み部が共有メモリに書き込まれているバス検査デー
タを読み出して当該バス検査データを予め定義されてい
るルールに従って変更し、変更後のバス検査データを前
記共有メモリに書き込み、バス監視ユニットの比較部
が、バス検査データ記憶部が記憶しているバス検査デー
タと共有メモリに本体ユニットによって書き込まれた変
更後のバス検査データとを比較することにより、バスの
断線/故障を検出するから、各ベースユニット毎に入力
ユニットと出力ユニットとを設けることなく、また本体
ユニットが実行するユーザシーケンスプログラムを膨大
化、複雑化することなく、しかも本体ユニットの負荷を
大きく増大することがなくバスチェックが行われる。本
体ユニットの負荷が軽減することにより、スループット
が向上する。
【0100】またバス検査結果はバス監視ユニットに設
けられている表示部に表示されるから、この表示のため
に本体ユニットが表示部を備えている必要がなくなり、
バスチェックが表示部を備えていない本体ユニットを含
むプログラマブルコントローラにおいても行えるように
なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明によるプログラマブルコントローラ
のバスチェック方法の実施に使用されるビルドイン型式
のプログラマブルコントローラのシステム構成を示すブ
ロック線図である。
【図2】 実施例1のPC本体ユニットの内部構成を示
すブロック線図である。
【図3】 カード情報のデータ構造を示す説明図であ
る。
【図4】 実施例1のバス監視ユニットの内部構成を示
すブロック線図である。
【図5】 バス検査用ビット信号のデータ構造を示す説
明図である。
【図6】 PC本体ユニットの全体的な内部処理ルーチ
ンを示すフローチャートである。
【図7】 PC本体ユニットのエンド処理ルーチンを示
すフローチャートである。
【図8】 PC本体ユニットのバス監視ユニット対応処
理ルーチンを示すフローチャートである。
【図9】 バス監視ユニットの内部処理ルーチンを示す
フローチャートである。
【図10】 実施例2のPC本体ユニットの内部構成を
示すブロック線図である。
【図11】 実施例2のバス監視ユニットの内部構成を
示すブロック線図である。
【図12】 実施例2におけるPC本体ユニットのバス
監視ユニット対応処理ルーチンを示すフローチャートで
ある。
【図13】 実施例2におけるバス監視ユニットの内部
処理ルーチンを示すフローチャートである。
【図14】 従来より知られているバスチェックを実施
するプログラマブルコントローラのシステム構成を示す
ブロック線図である。
【図15】 バスの断線・短絡チェックを行うためのラ
ダー回路図である。
【図16】 バス断線・短絡チェック用のラダーを具現
するユーザシーケンスプログラムのフローチャートであ
る。
【符号の説明】
10 ベースユニット,11 バス,12 コネクタ,
13 ベースユニット結合ケーブル,20 PC本体ユ
ニット,21 CPU,22 OS−ROM,23 周
辺I/F部,24 ユーザシーケンスプログラムRA
M,25 デバイスRAM,25a Xメモリ部,25
b Yメモリ部,26 ワークRAM,26a ハンド
シェークフラグ退避メモリ部,27 カード情報RA
M,28 システムバス,29 バスI/F部,30
バス監視ユニット,31 CPU,32 OS−RO
M,33 ワークRAM,33a バス検査用ビット信
号記憶部,33b ハンドシェークフラグ退避メモリ
部,34 デバイスRAM,34aXメモリ部,34b
Yメモリ部,35 バス故障メッセージ用LED,3
6システムバス,38 共有メモリRAM
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 太田 俊 名古屋市東区矢田南五丁目1番14号 三菱 電機株式会社名古屋製作所内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ベースユニット上に配線されたバスにプ
    ログラマブルコントローラの本体ユニット、入力ユニッ
    ト、出力ユニットが接続され、前記バスによって前記本
    体ユニットと前記入力ユニットおよび前記出力ユニット
    との間の信号伝送を行う型式のプログラマブルコントロ
    ーラのバスチェック方法において、 前記バスにバス監視ユニットを接続し、前記バス監視ユ
    ニットによって当該バス監視ユニットが保有しているバ
    ス検査用ビット信号記憶部にバス検査用ビット信号のオ
    ン/オフ情報を書き込み、前記バス検査用ビット信号記
    憶部に書き込んだバス検査用ビット信号と同じバス検査
    用ビット信号を前記バス監視ユニットより前記バスを経
    由して前記本体ユニットに送信し、前記本体ユニットで
    は前記バス監視ユニットよりのバス検査用ビット信号を
    そのまま前記バス監視ユニットに折り返し送信し、前記
    バス監視ユニットにて前記バス検査用ビット信号記憶部
    に書き込まれているバス検査用ビット信号のオン/オフ
    情報と前記本体ユニットが折り返し送信したバス検査用
    ビット信号のオン/オフ情報が一致しているか否かを判
    断し、当該バス監視ユニットにてその判断結果をバス検
    査結果として表示することを特徴とするプログラマブル
    コントローラのバスチェック方法。
  2. 【請求項2】 前記バス監視ユニットはバス検査用ビッ
    ト信号としてオン信号とオフ信号を交互に送信すること
    を特徴とする請求項1に記載のプログラマブルコントロ
    ーラのバスチェック方法。
  3. 【請求項3】 ベースユニット上に配線されたバスにプ
    ログラマブルコントローラの本体ユニット、入力ユニッ
    ト、出力ユニットが接続され、前記バスによって前記本
    体ユニットと前記入力ユニットおよび前記出力ユニット
    との間の信号伝送を行う型式のプログラマブルコントロ
    ーラのバスチェック装置において、 前記バスに接続されたバス監視ユニットを有し、前記バ
    ス監視ユニットは、バス検査用ビット信号を記憶するバ
    ス検査用ビット信号記憶部と、前記バス検査用ビット信
    号記憶部に記憶されたバス検査用ビット信号と同じバス
    検査用ビット信号を前記バスを経由して前記本体ユニッ
    トに送信するバス検査用ビット信号送信部と、前記本体
    ユニットからのバス検査用ビット信号を受信するバス検
    査用ビット信号受信部と、前記バス検査用ビット信号記
    憶部に記憶されているバス検査用ビット信号のオン/オ
    フ情報と前記バス検査用ビット信号受信部が受信した前
    記本体ユニットからのバス検査用ビット信号のオン/オ
    フ情報が一致しているか否かを判断する判断部と、前記
    判断部の判断結果を表示する表示部とを具備し、前記本
    体ユニットはバス監視ユニットよりのバス検査用ビット
    信号のオン/オフ情報を受信し、そのバス検査用ビット
    信号をそのまま前記バス監視ユニットに送信するバス検
    査用ビット信号折り返し部を備えていることを特徴とす
    るプログラマブルコントローラのバスチェック装置。
  4. 【請求項4】 ベースユニット上に配線されたバスにプ
    ログラマブルコントローラの本体ユニット、入力ユニッ
    ト、出力ユニットが接続され、前記バスによって前記本
    体ユニットと前記入力ユニットおよび前記出力ユニット
    との間の信号伝送を行う型式のプログラマブルコントロ
    ーラのバスチェック方法において、 前記バスにバス監視ユニットを接続し、前記バス監視ユ
    ニットによって当該バス監視ユニットが保有するバス検
    査データ部に所定ビット数によるバス検査データを書き
    込み、前記検査データ記憶部に書き込まれたバス検査デ
    ータと同じバス検査データを前記バス監視ユニットが保
    有して前記本体ユニットでも読み書き可能な共有メモリ
    に書き込み、前記本体ユニットによって前記共有メモリ
    に書き込まれているバス検査データを読み出して当該バ
    ス検査データを予め定義されているルールに従って変更
    し、変更後のバス検査データを前記共有メモリに書き込
    み、前記バス検査データ記憶部が記憶しているバス検査
    データと前記共有メモリに書き込まれている変更後のバ
    ス検査データとを前記バス監視ユニットにて比較し、こ
    の比較結果をバス検査結果として前記バス監視ユニット
    にて表示することを特徴とするプログラマブルコントロ
    ーラのバスチェック方法。
  5. 【請求項5】 前記バス検査データは前記バスのビット
    数と同じビット数により構成され、前記バス監視ユニッ
    トはバス検査結果が正常の場合には前記バス検査データ
    記憶部のバス検査データをインクリントあるいはデクリ
    メント更新することを特徴とする請求項4に記載のプロ
    グラマブルコントローラのバスチェック方法。
  6. 【請求項6】 ベースユニット上に配線されたバスにプ
    ログラマブルコントローラの本体ユニット、入力ユニッ
    ト、出力ユニットが接続され、前記バスによって前記本
    体ユニットと前記入力ユニットおよび前記出力ユニット
    との間の信号伝送を行う型式のプログラマブルコントロ
    ーラのバスチェック装置において、 前記バスに接続されたバス監視ユニットを有し、前記バ
    ス監視ユニットは、所定ビット数によるバス検査データ
    を記憶するバス検査データ記憶部と、前記本体ユニット
    でも読み書き可能な共有メモリと、前記バス検査データ
    記憶部が記憶しているバス検査データを前記共有メモリ
    に書き込むデータ書き込み部と、前記バス検査データ記
    憶部が記憶しているバス検査データと前記共有メモリに
    前記本体ユニットによって書き込まれた変更後のバス検
    査データとを比較する比較部と、前記比較部による比較
    結果をバス検査結果として表示する表示部とを具備し、
    前記本体ユニットは前記共有メモリに書き込まれている
    バス検査データを読み出して当該バス検査データを予め
    定義されているルールに従って変更し、変更後のバス検
    査データを前記共有メモリに書き込むバス検査データ変
    更書き込み部を備えていることを特徴とするプログラマ
    ブルコントローラのバスチェック装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017091453A (ja) * 2015-11-17 2017-05-25 株式会社京三製作所 制御出力回路、演算装置、電子端末装置及び接点入力回路

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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