JPH05158808A - マイクロプログラム制御装置 - Google Patents

マイクロプログラム制御装置

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JPH05158808A
JPH05158808A JP3348638A JP34863891A JPH05158808A JP H05158808 A JPH05158808 A JP H05158808A JP 3348638 A JP3348638 A JP 3348638A JP 34863891 A JP34863891 A JP 34863891A JP H05158808 A JPH05158808 A JP H05158808A
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JP
Japan
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address
microinstruction
storage means
nth
error
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Application number
JP3348638A
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English (en)
Inventor
Toshihisa Abe
敏久 阿部
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NEC Engineering Ltd
Original Assignee
NEC Engineering Ltd
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Publication date
Application filed by NEC Engineering Ltd filed Critical NEC Engineering Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 制御メモリからアドレスにより読み出された
内容を実行するマイクロプログラム制御装置において、
誤ったアドレスでマイクロ命令を読み出すことを防ぐ。 【構成】 マイクロ命令とそのマイクロ命令のアドレス
の次に考えられるnウェイのアドレスに対してそれぞれ
生成した第1〜第nの誤り訂正コードを用いて、第1〜
第nの誤り検出訂正回路41 〜4n によってnウェイの
誤り検出訂正を行うことにより、nウェイ分岐可能なマ
イクロプログラム制御装置のマイクロ命令の実行順序の
正当性を保証することができるとともに、次に実行され
るマイクロ命令を制御メモリ1から読み出す前にアドレ
スの誤りを訂正する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、マイクロプログラム制
御装置に関し、特にマイクロプログラムの誤り訂正に関
する。
【0002】
【従来の技術】一般に、この種のマイクロプログラム制
御装置に置ける誤り訂正には、情報処理 VOL.23
NO.4 「誤り検出・訂正符号の応用」(藤原英
二,金田重郎 共著 社団法人 情報処理学会)に示さ
れるようにECC方式が採用されている。
【0003】従来、ECC方式を採用したマイクロプロ
グラム制御装置は、図2に示すマイクロプログラム制御
装置のように、マイクロ命令語に誤り訂正コードを付加
して記憶する制御メモリ1aを設け(例えば特公昭62
−027417号)、さらに、その制御メモリ1aの読
み出し出力と、その内容を読み出すアドレスを保持する
マイクロアドレスレジスタ2aの出力を対象とした誤り
検出訂正回路4aを設け、マイクロアドレスレジスタ2
aと制御メモリ1aの読み出し出力との双方に対して誤
り検出訂正を行なう技術があった。
【0004】この技術によれば、マイクロアドレスレジ
スタ2aの出力と異なる制御メモリ1aのアドレスを読
み出した場合にも誤りが検出されるため、制御メモリ1
aから読み出される内容を保証することができ、マイク
ロプログラムによって制御される情報処理装置の信頼性
は大幅に改善される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来のマイク
ロプログラム制御装置は制御メモリ1aから読み出され
た内容と、その読み出しアドレスを保持したマイクロア
ドレスレジスタ2aの出力とによって、誤りの検出を行
っているので、マイクロアドレスレジスタ2aを更新す
るための加算器5aや、次の読み出しアドレスを選択す
る切替器6aなどの故障によって制御メモリ1aの読み
出しアドレスを誤った場合に、誤った読み出しアドレス
に従って制御メモリ1aからマイクロ命令を読み出して
しまい、その誤りが検出されないという問題がある。更
に、読み出しアドレスの誤りが1マシンサイクル内の早
い時点で生じ、制御メモリ1aの読み出しが誤りアドレ
スに従って実施された場合では、制御メモリ1aからの
出力が誤りアドレスに一致してしまい、結果として誤り
を検出できないという問題があった。
【0006】本発明は、上述した従来例における問題点
を解消するためになされたもので、誤ったアドレスでマ
イクロ命令を読み出すことを防ぐマイクロプログラム制
御装置を得ることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明に係るマイクロプログラム制御装置は、制御
記憶手段に格納されたマイクロ命令をアドレス情報に従
い順次読み出し実行するnウェイ分岐可能なマイクロプ
ログラム制御装置に置いて、各マイクロプログラムに対
し該マイクロ命令自体と該マイクロ命令の次に実行され
るnウェイの各アドレスに対してそれぞれ生成された第
1〜第nの誤り訂正コ−ドを該マイクロ命令に付加して
格納する制御記憶手段と、該制御記憶手段から読み出し
た上記第1〜第nの誤り訂正コ−ドをそれぞれ一時保持
する第1〜第nの記憶手段と、上記マイクロ命令を一時
保持する第n+1の記憶手段と、上記マイクロ命令のア
ドレスに対して生成した上記nウェイのアドレスまたは
該マイクロ命令が示すネクストアドレスの中から次のア
ドレスを選択して上記制御記憶手段に供給するアドレス
生成手段と、上記第1〜第nの記憶手段から読み出され
る各第1〜第nの誤り訂正コ−ドと上記nウェイのアド
レス及び上記第n+1の記憶手段から読み出されるマイ
クロ命令とを一組として検出訂正する第1〜第nの誤り
検出訂正手段と、該第1〜第n誤り検出訂正手段によっ
て誤りが検出された時上記マイクロ命令の実行を抑止す
る手段と、上記第1〜第nの誤り検出訂正手段の出力に
従って上記第1〜第nの記憶手段の内容または上記第n
+1の記憶手段の内容または上記nウェイのアドレスを
訂正する誤り訂正手段と、上記マイクロ命令をデコ−ド
する手段と、デコ−ド結果により演算した結果を格納す
る演算結果記憶手段と、上記デコード内容と上記演算結
果記憶手段を上記アドレス生成手段に報告する手段とを
備えたことを特徴とするものである。
【0008】
【作用】本発明においては、マイクロ命令とそのマイク
ロ命令のアドレスの次に考えられるnウェイのアドレス
に対してそれぞれ生成した第1〜第nの誤り訂正コード
を用いて、nウェイの誤り検出訂正を行うことにより、
nウェイ分岐可能なマイクロプログラム制御装置のマイ
クロ命令の実行順序の正当性を保証するとともに、次に
実行されるマイクロ命令を制御メモリから読み出す前に
アドレスの誤りを訂正する。
【0009】
【実施例】次に本発明について図面を参照して説明す
る。図1は本発明におけるnウェイ分岐可能なマイクロ
プログラム制御装置の一実施例の構成を示すブロック図
である。但し、条件iは、nウェイ条件分岐命令の条件
1〜nの中の任意に選択した条件とする。
【0010】制御メモリ1は、マイクロ命令とそのマイ
クロ命令のアドレスに、例えば+1〜+n加算されたア
ドレスに対してそれぞれ生成した第1〜第nの誤り訂正
コードをそのマイクロに付加して格納している。
【0011】マイクロアドレスレジスタ21 〜2n は、
それぞれ制御メモリ1の読み出しアドレス+1〜+nを
保持する。
【0012】マイクロ命令レジスタ3n+1 は、制御メモ
リ1から出力されるマイクロ命令を保持する。
【0013】誤り訂正コードレジスタ31 〜3n は、制
御メモリ1から出力されるマイクロ命令に付加してある
誤り訂正コード11〜1n をそれぞれ保持する。
【0014】フラグレジスタ11は、演算器10の演算
結果によるステイタス情報を保持する。
【0015】切替器71 〜7n は、それぞれ通常マイク
ロアドレスレジスタ21 〜2n の出力を選択し、マイク
ロ命令レジスタ3n+1 に保持されたマイクロ命令が無条
件分岐命令である場合にはそれぞれに信号線300の出
力を選択する。
【0016】切替器13は、制御信号902により、通
常切替器71 の出力を選択し、マイクロ命令レジスタ3
n+1 に保持されたマイクロ命令がnウェイ条件分岐命令
で、条件iが成立した場合には切替器71の出力を選択
する。
【0017】加算器51 〜5n は、制御メモリ1を読み
出したアドレスを更新して、次に読み出すアドレスを求
めるためのもので、切替器13の出力に対して、それぞ
れ1〜nを加算する。
【0018】切替器61 〜6n は、通常加算器51〜5n
をそれぞれ選択しており、切替器71 〜7n の出力及
び制御メモリ1の出力に誤りがあった場合にのみ信号線
4001 〜400n をそれぞれ選択する。
【0019】切替器8n+1 は、通常制御メモリ1から出
力されるマイクロ命令を選択しており、上記の誤りがあ
った場合にのみ、誤り検出訂正回路41 から出力される
信号線401を選択し、マイクロ命令レジスタ3n+1
送出される。
【0020】切替器81 〜8n は、通常制御メモリ1か
ら出力されるマイクロ命令に付加してある誤り訂正コー
ド11 〜1n をそれぞれ選択しており、上記の誤りがあ
った場合にのみ信号線4021 〜402n をそれぞれ選
択し、誤り訂正コードレジスタ31 〜3n へ送出され
る。
【0021】誤り検出訂正回路41 〜4n は、上記の切
替器71 〜7n の出力と、マイクロ命令レジスタ3n+1
の出力と、誤り訂正コードレジスタ31 〜3n の出力
と、を入力してそれぞれ動作する。誤り検出訂正回路4
1 〜4n によって誤りが検出された場合、誤り訂正の結
果は信号線4001 〜400n がそれぞれ切替器61
n に、信号線401が切替器8n+1 に、信号線402
1 〜402n がそれぞれ切替線81 〜8n に入力され
る。同時に、誤り検出訂正回路41 〜4n は、それぞれ
制御信号4031 〜403n を出力することによって、
1つの動作抑止信号をOR回路40を介して出力しデコ
ーダ9の動作を抑止する。
【0022】マイクロアドレスレジスタ21 〜2n およ
びマイクロ命令レジスタ3n+1 および誤り訂正コードレ
ジスタ31 〜3n への誤り訂正の結果の格納が終了する
と、誤りによるマイクロプログラム制御の抑止が解除さ
れ、マイクロ命令による制御が行われる。
【0023】デコーダ9はマイクロ命令レジスタ3n+1
の出力を解読し、そのマイクロ命令の種類やステータス
情報に対する条件1〜nを報告する信号線900と、演
算器10を制御する制御信号を発生する。
【0024】判定器12は、フラグレジスタ11のステ
イタス情報と信号線900により条件1〜nの成立、不
成立を判定し、その結果を制御信号902として報告す
る。従って、上記実施例の構成によれば、マイクロ命令
とそのマイクロ命令のアドレスの次に考えられるnウェ
イのアドレスに対してそれぞれ生成した第1〜第nの誤
り訂正コードを用いて、nウェイの誤り検出訂正を行う
ことにより、nウェイ分岐可能なマイクロプログラム制
御装置のマイクロ命令の実行順序の正当性を保証するこ
とができるとともに、次に実行されるマイクロ命令を制
御メモリから読み出す前にアドレスの誤りを訂正できる
という効果がある。さらに、制御メモリから読み出すア
ドレスを生成する回路に置けるAC特性不良のような故
障モードによるアドレス生成不正障害をも検出し訂正し
て動作を継続することができるという効果を有する。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、マイクロ
命令とそのマイクロ命令のアドレスの次に考えられるn
ウェイのアドレスに対してそれぞれ生成した第1〜第n
の誤り訂正コードを用いて、nウェイの誤り検出訂正を
行うことにより、nウェイ分岐可能なマイクロプログラ
ム制御装置のマイクロ命令の実行順序の正当性を保証す
ることができるとともに、次に実行されるマイクロ命令
を制御メモリから読み出す前にアドレスの誤りを訂正で
きるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例によるnウェイ分岐可能なマ
イクロプログラム制御装置の構成図である。
【図2】従来例によるマイクロプログラム制御装置の構
成図である。
【符号の説明】
1 制御メモリ 11 〜1n 第1〜第n誤り訂正コード群 21 〜2n 第1〜第nマイクロアドレスレジスタ 31 〜3n 第1〜第n誤り訂正コードレジスタ 3n+1 マイクロ命令レジスタ 41 〜4n 第1〜第n誤り検出訂正回路 40 OR回路 51 〜5n 第1〜第n加算器 61 〜6n 、71 〜7n 、81 〜8n 、8n+1 、13
切替器 9 デコーダ 10 演算器 11 フラグレジスタ 12 判定器 300、4001 〜400n 、401、4021 〜40
n 、900 信号線 4031 〜403n 、902 制御信号 1a 制御メモリ 2a マイクロアドレスレジスタ 3a マイクロ命令レジスタ 4a 誤り検出訂正回路 5a 加算器 6a、8a 切替器 9a デコーダ 10a 演算器 400a、401a 信号線 403a 制御信号

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 制御記憶手段に格納されたマイクロ命令
    をアドレス情報に従い順次読み出し実行するnウェイ分
    岐可能なマイクロプログラム制御装置において、各マイ
    クロプログラムに対し該マイクロ命令自体と該マイクロ
    命令の次に実行されるnウェイの各アドレスに対してそ
    れぞれ生成された第1〜第nの誤り訂正コードを該マイ
    クロ命令に付加して格納する制御記憶手段と、該制御記
    憶手段から読み出した上記第1〜第nの誤り訂正コード
    をそれぞれ一時保持する第1〜第nの記憶手段と、上記
    マイクロ命令を一時保持する第n+1の記憶手段と、上
    記マイクロ命令のアドレスに対して生成した上記nウェ
    イのアドレスまたは該マイクロ命令が示すネクストアド
    レスの中から次のアドレスを選択して上記制御記憶手段
    に供給するアドレス生成手段と、上記第1〜第nの記憶
    手段から読み出される各第1〜第nの誤り訂正コードと
    上記nウェイのアドレス及び上記第n+1の記憶手段か
    ら読み出されるマイクロ命令とを一組として検出訂正す
    る第1〜第nの誤り検出訂正手段と、該第1〜第nの誤
    り検出訂正手段によって誤りが検出された時上記マイク
    ロ命令の実行を抑止する手段と、上記第1〜第nの誤り
    検出訂正手段の出力に従って上記第1〜第nの記憶手段
    の内容または上記第n+1の記憶手段の内容または上記
    nウェイのアドレスを訂正する誤り訂正手段と、上記マ
    イクロ命令をデコードする手段と、デコード結果により
    演算した結果を格納する演算結果記憶手段と、上記デコ
    ード内容と上記演算結果記憶手段を上記アドレス生成手
    段に報告する手段とを備えたことを特徴とするマイクロ
    プログラム制御装置。
JP3348638A 1991-12-06 1991-12-06 マイクロプログラム制御装置 Pending JPH05158808A (ja)

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JP (1) JPH05158808A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7428686B2 (en) 2002-12-06 2008-09-23 Fanuc Ltd Error detection/correction system, and controller using this system
JP2023090020A (ja) * 2021-12-17 2023-06-29 華邦電子股▲ふん▼有限公司 メモリシステム

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7428686B2 (en) 2002-12-06 2008-09-23 Fanuc Ltd Error detection/correction system, and controller using this system
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