JP6350210B2 - 樹脂製ヘルド及び樹脂製ヘルドの製造方法 - Google Patents

樹脂製ヘルド及び樹脂製ヘルドの製造方法 Download PDF

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Description

本願発明は、織機のヘルドフレームに取付ける樹脂製ヘルドと樹脂製ヘルドの製造方法に関する。
ヘルドフレームは、織機の運転中、経糸の開口運動を行うため、経糸を保持するヘルドには、大きな負荷と振動が掛かり、ヘルドは、摩耗、損傷を生じ易い。ヘルドフレームに取付けるヘルドには、金属製ヘルドと樹脂製ヘルドがある。樹脂製ヘルドは、金属製ヘルドに対して、軽量化の面で効果があるが、強度、剛性、耐摩耗性の面で劣る。特に、ライダレス型ヘルドフレームに使用する樹脂製ヘルドの両端部は、一部を開口したC型又はC型の下顎の無いJ型に形成することにより、係合空間を形成しているため、強度不足になり易い。
なお、ヘルドフレームには、ライダ型と、ライダレス型とがある。本願明細書では、ライダ型は、ヘルドフレームの上下に横木を張架し、ヘルド両端部のO型の閉鎖状の係合空間を横木に通してヘルドを保持する形態のヘルドフレームを指す。また、ライダレス型は、横木が無く、ヘルド両端部を一部が開口されたC型又はJ型に形成して係合空間を形成し、ヘルド両端部をヘルドフレームの一部に引掛けて保持する形態のヘルドフレームを指している。
例えば、特許文献1には、ライダレス型ヘルドフレームに使用する樹脂製ヘルドが開示されている。特許文献1のヘルドは、ヘルドの長手方向を複数の部分に分け、各部分を異なる樹脂材料又は複合材料で形成することにより、長手方向の各部分を所望の特性と合う材料で形成することができる。ヘルドの長手方向の各部分の間の接続位置には、窪みが設けられる。窪みには、金属板からなるプレートが挿入され、金属板は、ヘルドの長手方向の各部分の接続箇所での引張強さを増し、補強として作用する。
特開2012−207356号公報
特許文献1では、金属板をヘルドの窪みに挿入するとのみ記載され、具体的な固定手段が記載されていない。金属板を窪みに挿入するのみでは、金属板は窪みから簡単に脱落し、ヘルドの補強をできない。一般的には、金属板を接着剤により窪みに貼着する方法が考えられる。しかし、織機のヘルドフレームは、開口運動を行っているため、ヘルドには、常時、振動や衝撃が掛かっている。また、樹脂と金属とを接着する接着剤には、織機の部品を接着するための接着強度の十分なものが無い。
このため、織機の運転中、金属板がヘルドから剥がれて脱落し、ヘルドを補強できない恐れが強い。金属板が脱落すると、ヘルドは、補強機能を失って、直ちに破損し、織機は、運転不能に陥る恐れがある。
本願発明は、樹脂製ヘルドを長期間確実に補強することを目的とする。
請求項1は、織機のヘルドフレームに取付ける係合空間を両端部に備え、経糸を通す糸孔を中央部に備えた樹脂製ヘルドにおいて、前記樹脂製ヘルドの少なくとも前記両端部に前記樹脂製ヘルドを構成する樹脂よりも強度が大きい補強部材を配置し、前記補強部材の一部を前記樹脂製ヘルドの一方の面から厚さ方向に貫通し、反対側の面で折り曲げることにより前記補強部材を前記樹脂製ヘルドに固定したことを特徴とする。
請求項1によれば、樹脂製ヘルドの少なくとも両端部に補強部材の一部を貫通して固定することにより、樹脂製ヘルドの両端部が補強され、樹脂製ヘルドは、織機の運転中、樹脂製ヘルドに掛かる大きな負荷に対抗できる強度、剛性、耐摩耗性を得ることができる。また、補強部材は、樹脂製ヘルドに絡み付く形で強固に固定されるため、ヘルドフレームの大きな振動等により脱落する恐れが無く、樹脂製ヘルドを長期間に亘って確実に補強することができる。
請求項2は、前記両端部に固定される前記補強部材とは別の補強部材を前記樹脂製ヘルドの中央部に固定したことを特徴とする。請求項2によれば、樹脂製ヘルドの糸孔の位置が補強部材により補強されるため、樹脂製ヘルドは、経糸との接触摩擦に十分対応することができる。
請求項3は、前記補強部材は、前記係合空間又は前記糸孔を囲むU型に形成したことを特徴とする。請求項3によれば、補強部材が係合空間あるいは糸孔の周囲を囲むようにして固定されるため、樹脂製ヘルドの補強効果をより高めることができる。
請求項4は、前記ヘルドフレームは、ライダレス型ヘルドフレームで構成され、前記係合空間を備える前記樹脂製ヘルドの前記両端部は、C型又はJ型に形成されていることを特徴とする。請求項4によれば、ライダレス型ヘルドフレームに使用する樹脂製ヘルドは、係合空間を形成する両端部がC型又はJ型に形成され、捩れに対する強度が著しく低下するが、補強部材の強固な固定により、十分な強度、剛性、耐摩耗性を得ることができる。
請求項5は、樹脂シートの上面に配置したヘルド型パンチを移動して樹脂製ヘルドを打ち抜きするヘルドの製造方法において、打ち抜かれる樹脂製ヘルドの少なくとも両端部の係合空間の位置に対応する前記ヘルド型パンチ内の挿入空間に補強部材を配置するとともに、前記樹脂シートを挟んで前記ヘルド型パンチと対向する位置に前記補強部材の一部を案内する案内溝を有するヘルド型ダイを配置し、前記ヘルド型パンチの移動により、前記補強部材を押し出し、前記補強部材の一部を前記樹脂シートに貫通し、前記樹脂シートを貫通した前記補強部材の一部を前記ヘルド型ダイの案内溝により斜状に折り曲げ、前記樹脂シートに前記補強部材固定するとともに、前記ヘルド型パンチにより前記樹脂製ヘルドを打ち抜きすることを特徴とする。
請求項5によれば、樹脂製ヘルドを補強する補強部材の取付け作業を樹脂製ヘルドの打ち抜き工程の中に組み込むことにより、補強部材を固定した樹脂製ヘルドの製造を1工程で完了することができる。
本願発明は、樹脂製ヘルドを長期間確実に補強することができる。
樹脂製ヘルドの全体を示す正面図である。 樹脂製ヘルドの一方の端部を示す拡大正面図である。 図2の背面図である。 図2の側面図である。 (A)は金属片を示す斜視図、(B)は金属片の一部を折り曲げた状態を示す斜視図である。 樹脂製ヘルドの打ち抜き部を示す平面図である。 図6のA−A線矢視図である。
発明の実施形態を図1〜図7に基づいて説明する。図1は、織機のライダレス型ヘルドフレーム(図示せず)に取付ける樹脂製ヘルド1を示している。樹脂製ヘルド1の中央部2には、経糸(図示せず)を通す糸孔3が形成されている。樹脂製ヘルド1の一方の端部4には、ライダレス型ヘルドフレームの上側フレーム(図示せず)に引掛けるための係合空間5が設けられている。樹脂製ヘルド1の一方の端部4は、一部に開口部6を有するC型に形成され、係合空間5を形成している。樹脂製ヘルド1の他方の端部7は、一方の端部4と同様に一部に開口部8を有するC型に形成され、係合空間9を形成している。
樹脂製ヘルド1の両端部4、7には、それぞれ補強部材としての金属片10、11が固定されている。金属片10、11は、同一形状であるため、金属片10を図2〜図5に基づき詳細に説明する。金属片10は、平面で見てU型に形成された金属材料からなる棒状体で構成されている。なお、棒状体の金属片10の断面は、四角形状(図3参照)に形成されているが、四角形以外の角形状、円形状あるいは楕円形状に形成しても構わない。
金属片10は、2本の脚部12の一方が湾曲状に繋がって頭部13を形成し、他方の一部が直角に曲げられて爪部14を形成している(図5(A)参照)。金属片10の一部となる爪部14の長さは、樹脂製ヘルド1の端部4の厚さT(図4参照)より長くなるように形成されている。また、金属片10は、脚部12の間隔L1が係合空間5の幅L2より大きく設定され、金属片10を樹脂製ヘルド1の端部4に固定した時、脚部12及び頭部13により係合空間5の一部を囲むように構成されている。
金属片10は樹脂製ヘルド1の端部4の一方の面15(図2、図4参照)に配置され、爪部14が一方の面15から樹脂製ヘルド1の厚さTの方向に貫通している。樹脂製ヘルド1の端部4を貫通した爪部14は、一方の面15に対する反対側の面16(図3、図4参照)で折り曲げられ、図5(B)の形態となって反対側の面16に圧接されている。爪部14が反対側の面16に圧接された状態で、金属片10の脚部12及び頭部13は、一方の面15に圧接され、金属片10は樹脂製ヘルド1の端部4に固定される。なお、金属片11は、金属片10と同一の形態で構成され、樹脂製ヘルド1の端部7に金属片10と同一の形態で固定されている。
図1に示すように、樹脂製ヘルド1の中央部2には、補強部材としてのU型の金属片17、18が固定されている。金属片17、18は、金属片10と同様の形態で構成されているが、中央部2及び糸孔3のサイズに合わせて金属片10よりも僅かに小さいサイズに設定されている。金属片17、18は、頭部19、20が互いに反対側を向くようにして中央部2の一方の面15に配置される。金属片17、18の爪部(図示せず)は、それぞれ一方の面15から樹脂製ヘルド1の厚さTの方向に貫通し、反対側の面16(図3参照)で折り曲げられ、反対側の面16に圧接される。爪部が反対側の面16に圧接されることにより樹脂製ヘルド1に固定された金属片17、18は、糸孔3の周囲全体を取り囲む形態となる。
金属片10、11、17、18を固定した樹脂製ヘルド1は、図6及び図7に示した製造装置により製造することができる。矢印で示した方向に移動する樹脂シート21の上面には、ヘルド型パンチ22が配置され、樹脂シート21の下面には、ヘルド型パンチ22と対応する位置にヘルド型ダイ23(図7参照)が配置されている。ヘルド型パンチ22は、ヘルド型ダイ23に向けて移動することにより、樹脂製ヘルド1を樹脂シート21から打ち抜くことができる。
ヘルド型パンチ22の側方には、樹脂製ヘルド1の端部4、7の係合空間5、9及び中央部2の糸孔3と対応する位置に端部受け台24、25及び中央部受け台26、27が配置されている。端部受け台24、25上には、それぞれ複数の金属片10、11が爪部14を樹脂シート21に向けた形態(図7参照)で載置され、ばね28、29によりヘルド型パンチ22内へ向けて付勢されている。中央部受け台26、27上には、それぞれ複数の金属片17、18が金属片10、11と同様に爪部(図示せず)を樹脂シート21に向けて載置され、ばね30、31によりヘルド型パンチ22内へ向けて付勢されている。
ヘルド型パンチ22の内部には、図7に示すように、金属片10の挿入空間32及び最先端の金属片10に続く金属片10の逃し空間33が設けられ、挿入空間32の奥には、金属片10の進入を規制する規制壁34が設けられている。規制壁34と接続する上壁となる押圧壁35は、最先端の金属片10にのみ対向し、1つの金属片10を下方へ移動することができる。図7では、端部受け台24上において、ばね28により付勢された金属片10が、挿入空間32内に配置され、最先端の金属片10が規制壁34に当接して位置決めされるとともに、押圧壁35と対向した状態を示している。
また、樹脂シート21を挟んでヘルド型パンチ22と対向する位置に配置されたヘルド型ダイ23の上面には、案内溝36が刻設されている。案内溝36は、最先端位置にある金属片10の2本の爪部14の受け入れが可能な幅を有する。また、案内溝36の底面は、図5(B)に示すように、受け入れた爪部14を金属片10の頭部13側に向けて折り曲げるとともに脚部12側に向けて斜状にせり上がるように、傾斜面で形成されている。なお、斜状に折り曲げられた爪部14の端部側は、樹脂シート21の下面に圧接又は食い込む。
図6及び図7に示した製造装置に置いて、ヘルド型パンチ22が図6の矢印で示した方向に下降すると、押圧壁35が最先端の金属片10の上面に接触し、金属片10を樹脂シート21に側に押圧する。このため、金属片10の2本の爪部14は樹脂シート21を貫通し、ヘルド型ダイ23の案内溝36に到達する。
ヘルド型パンチ22がさらに下降すると、爪部14が斜状に折り曲げられながら、金属片10が下方へ移動する。金属片10の脚部12及び頭部13が樹脂シート21に圧接された時点で、爪部14が樹脂シート21に圧接され、金属片10は樹脂シート21に固定される。ヘルド型パンチ22の下降工程で、金属片10が樹脂シート21に固定されるとともに、図6に仮想線で示した形態の樹脂製ヘルド1が樹脂シート21から打ち抜かれ、金属片10を備えた樹脂製ヘルド1が製造される。
図7では、金属片10の固定方法について説明したが、他の金属片11、17、18についても、金属片10の場合と全く同一の方法で樹脂製ヘルド1に固定される。なお、発明の実施形態では、最適な形態として、樹脂製ヘルド1の両端部4、7の係合空間5、9及び中央部2の糸孔3の位置にそれぞれ金属片10、11、17、18を固定したが、樹脂製ヘルド1には、少なくとも両端部4、7に金属片10、11を固定すれば、樹脂製ヘルド1を十分に補強することができる。
発明の実施形態では、樹脂製ヘルド1の両端部4、7及び中央部2が補強され、樹脂製ヘルド1は、織機の運転中、樹脂製ヘルド1に掛かる大きな負荷に対抗できる強度、剛性、耐摩耗性を得ることができる。また、金属片10、11、17、18は、樹脂製ヘルド1に圧接された形で強固に固定されるため、ヘルドフレームの大きな振動等により脱落する恐れが無く、樹脂製ヘルド1を長期間に亘って確実に補強することができる。
また、樹脂製ヘルド1の糸孔3の位置が金属片17、18により補強されるため、樹脂製ヘルド1は、経糸との接触摩擦に十分対応することができる。また、金属片10、11、17、18は、係合空間5、9あるいは糸孔3の周囲を囲むようにして固定されるため、樹脂製ヘルド1の補強効果をより高めることができる。また、ライダレス型ヘルドフレームに使用する樹脂製ヘルド1は、係合空間5、9を形成する両端部4、7がC型に形成され、捩れに対する強度が著しく低下するが、金属片10、11の強固な固定により、十分な強度、剛性、耐摩耗性を得ることができる。
本願発明は、前記した各実施形態の構成に限定されるものではなく、本願発明の趣旨の範囲内で種々の変更が可能であり、次のように実施することができる。
(1)金属片10、11、17、18を樹脂製ヘルド1に固定する方法は、発明の実施形態のように、樹脂製ヘルド1の打ち抜き工程で固定する方法に限らず、樹脂シート21から打ち抜かれた樹脂製ヘルド1に対して次の工程で固定する方法でも構わない。
(2)金属片10、11、17、18は、脚部12の爪部14の他に、頭部13に1又は複数の爪部を形成した構成とすることができる。
(3)金属片10、11、17、18は、頭部13を湾曲した形態に限らず、角形の形態に構成しても良い。
(4)金属片10、11、17、18は、平面(図6の状態)で見て、楕円形の形態で構成しても良い。この場合、楕円形の大きさは、係合空間5、9又は糸孔3の周囲を囲めるように設定することが好ましい。
(5)金属片10、11、17、18は、直線的な棒状の形態で構成しても良い。
(6)本願発明は、ライダ型ヘルドフレームに使用する樹脂製ヘルドに金属片10、11、17、18を固定して、樹脂製ヘルドを補強しても良い。
(7)樹脂製ヘルド1の端部4、7の形状は、C型に限らずO型あるいはJ型であっても良い。
(8)補強部材は、金属片10、11、17、18に限らず、樹脂製ヘルド1を構成する樹脂よりも強度が大きいものであれば、例えば繊維強化樹脂等であっても良い。
1 樹脂製ヘルド
2 中央部
3 糸孔
4、7 端部
5、9 係合空間
6、8 開口部
10、11、17、18 金属片(補強部材)
12 脚部
13、19、20 頭部
14 爪部
15 一方の面
16 反対側の面
21 樹脂シート
22 ヘルド型パンチ
23 ヘルド型ダイ
24、25 端部受台
26、27 中央部受台
28、29、30、31 ばね
32 進入空間
33 逃し空間
34 規制壁
35 押圧壁
36 案内溝
L1 間隔
L2 幅
T 厚さ

Claims (5)

  1. 織機のヘルドフレームに取付ける係合空間を両端部に備え、経糸を通す糸孔を中央部に備えた樹脂製ヘルドにおいて、
    前記樹脂製ヘルドの少なくとも前記両端部に前記樹脂製ヘルドを構成する樹脂よりも強度が大きい補強部材を配置し、前記補強部材の一部を前記樹脂製ヘルドの一方の面から厚さ方向に貫通し、反対側の面で折り曲げることにより前記補強部材を前記樹脂製ヘルドに固定したことを特徴とする樹脂製ヘルド。
  2. 前記両端部に固定される前記補強部材とは別の補強部材を前記樹脂製ヘルドの中央部に固定したことを特徴とする請求項1に記載の樹脂製ヘルド。
  3. 前記補強部材は、前記係合空間又は前記糸孔を囲むU型に形成したことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の樹脂製ヘルド。
  4. 前記ヘルドフレームは、ライダレス型ヘルドフレームで構成され、前記係合空間を備える前記樹脂製ヘルドの前記両端部は、C型又はJ型に形成されていることを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載の樹脂製ヘルド。
  5. 樹脂シートの上面に配置したヘルド型パンチを移動して樹脂製ヘルドを打ち抜きするヘルドの製造方法において、
    打ち抜かれる樹脂製ヘルドの少なくとも両端部の係合空間の位置に対応する前記ヘルド型パンチ内の挿入空間に補強部材を配置するとともに、前記樹脂シートを挟んで前記ヘルド型パンチと対向する位置に前記補強部材の一部を案内する案内溝を有するヘルド型ダイを配置し、
    前記ヘルド型パンチの移動により、前記補強部材を押し出し、前記補強部材の一部を前記樹脂シートに貫通し、
    前記樹脂シートを貫通した前記補強部材の一部を前記ヘルド型ダイの案内溝により斜状に折り曲げ、前記樹脂シートに前記補強部材を固定するとともに、
    前記ヘルド型パンチにより前記樹脂製ヘルドを打ち抜きすることを特徴する樹脂製ヘルドの製造方法。
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