JP6348667B2 - 鞍乗り型車両の表示装置 - Google Patents

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Description

本発明は、鞍乗り型車両の表示装置に関するものである。
鞍乗り型車両の表示装置として、ハンドルバー近傍に配置され、車速やエンジン回転数等の車両の状態を表示するものが実用に供されている。運転者は、走行中に表示装置を目視して車速等を確認する。このような鞍乗り型車両の表示装置として、例えば特許文献1に開示されているものが知られている。
特許文献1で知られている鞍乗り型車両の表示装置は、表示要素を収納するハウジング内に設けられ運転者の正面に配置される表示板を備えている。表示板は、車幅方向中央に配置された指針式のアナログ表示部と、アナログ表示部内の右側に偏って配置された発光式のデジタル表示部とを備えている。アナログ表示部はエンジン回転数を示し、デジタル表示部は車速を示す。アナログ表示部の面積は指針を回転させる分の面積が必要であり、デジタル表示部の面積は車速等の数字を表示する分の面積で十分であり、デジタル表示部の面積はアナログ表示部の面積よりも小さい。
走行中、運転者は表示板を目視してエンジン回転数や車速を確認する。デジタル表示部の面積はアナログ表示部の面積より小さく、デジタル表示部は単なる矩形状に形成されているので、デジタル表示部があまり目立たない。このため、運転者は表示板内の何処にデジタル表示部が配置されているか探すのに時間が掛かる。
しかし、アナログ表示部(第1表示部)の面積よりもデジタル表示部(第2表示部)の面積が小さい場合であっても、運転者がデジタル表示部(第2表示部)を瞬時に且つ容易に認識することができれば好ましい。このような要求を満足するような鞍乗り型車両の表示装置が望まれている。
特開2013−96827号公報
本発明は、第1表示部の面積よりも第2表示部の面積が小さい場合であっても、運転者が第2表示部を瞬時に且つ容易に認識することができる鞍乗り型車両の表示装置を提供することを課題とする。
本発明によれば、ハンドルバー近傍に配置される鞍乗り型車両の表示装置において、表示要素を収納するハウジングと、このハウジングに設けられ鞍乗り型車両の状態を表示する第1表示部と、平面視でこの第1表示部内に設けられ第1表示部の面積より小さい面積の第2表示部と、この第2表示部の外周を囲むように設けられ少なくとも表面の一部が金属調である内枠部とを備え、第1表示部を囲うように設けられ外装が非金属調の外枠部を備え、ハウジングに外枠部及び第1表示部を覆うレンズが設けられ、第1表示部はアナログメータによって構成され、第2表示部はデジタルメータによって構成され、このレンズに覆われた部分に第2表示部及び内枠部が配置され、外枠部の文字板から垂直方向への厚みより内枠部の文字板から垂直方向への厚みが薄く構成され、内枠部は、下側の辺の部分と、上側の辺の部分と、外枠部に近接する外側の辺の部分と、該外側の辺に対向する内側の辺の部分とを含み、内枠部は、下側の辺の部分の幅が上側の辺の部分の幅より大きくなるように構成され、アナログメータは表示指針を備え、内枠部の外側の辺の部分は、内側の辺の部分の幅より大きい幅の幅広部を含み、内側の辺の部分は第1表示部内に設けられ、内側の辺の部分は表示指針の回転軸と近接して配置されていることを特徴とする鞍乗り型車両の表示装置が提供される。
好ましくは、内枠部は四角形状に形成され、幅広部は、平面視で外枠部近傍に配置されている。
好ましくは、内枠部は、少なくとも2辺の直線部と、これらの直線部に挟まれた角部とを有し、少なくとも2辺の直線部は、外枠部と当接している、又は外枠部に沿って配置されている。
好ましくは、第2表示部には、車速計、燃料計及びギアポジション表示部が備えられている。
好ましくは、内枠部の下側の辺の部分に文字を記載する領域が構成されている。好ましくは、内枠部は文字板に固定されている。
好ましくは、外枠部は左右側方にそれぞれ膨出する膨出部を有し、膨出部には第2表示部の一部を囲む凹部が構成され、凹部内に内枠部の幅広部が配置されている。好ましくは、左右側方にそれぞれ膨出する膨出部の一側方には凹部が構成され、他側方には第3表示部が設けられ、凹部の上部には、一側方の膨出部に囲まれる第4表示部が配置され、凹部の下部には、一側方の膨出部に囲まれる第5表示部が配置されている。
好ましくは、内枠部の表面のうち、第2表示部を囲む内側の部分は、第2表示部と同系色の同系色部が枠取りされている。好ましくは、内枠部において、外側の辺の部分は内側の辺の部分よりも傾いており、それにより幅広部が形成されている。
本発明では、第1表示部の面積よりも第2表示部の面積が小さくても、太陽光や室内灯の下において金属調の内枠部が光を反射して目立たせるため、運転者が第2表示部を瞬時に且つ容易に認識することができる。また、第1表示部を囲う外枠部を非金属調にすることによって、金属調の内枠部が相対的に目立つようになり、この内枠部に囲われた第2表示部の視認性を向上させることができる。特に、第1表示部が値を確認しやすいアナログメータであるのに対して、第2表示部は、小さい面積に多くの情報を表示させるデジタルメータであるが、これを囲う金属調の内枠部によって第2表示部に注目させ、その表示内容の視認性を向上することができる。また、外枠部を設けることにより、表示装置全体の美的外観性を向上させることができる。また、外枠部及び第1表示部を覆う1つのレンズの内側に、内枠部及び第2表示部を設けることにより、該内枠部及び第2表示部を覆うためのレンズを別途設ける必要がなくなり、部品点数を削減することができる。また、内枠部において、下側の辺の部分は上側の辺の部分より幅が大きく且つ外側の辺の部分には内側の辺の部分よりも幅の大きい幅広部が設けられており、視認性をさらに向上させると共に、配置スペースを無駄なく使用して表示部の領域を大きくすることができる。
さらに、内枠部が四角形状に形成され、幅広部が平面視で外枠部近傍に配置された構造では、視認性をより向上させると共に、配置スペースをより無駄なく使用して表示部の領域をより大きくすることができる。
さらに、内枠部が少なくとも2辺の直線部とこれらの直線部に挟まれた角部とを有し、少なくとも2辺の直線部が、外枠部と当接し又は外枠部に沿って配置された構造では、内枠部の位置決めを容易にすることができ、結果、組立工数を低減することができる。
さらに、第2表示部に、車速計、燃料計及びギアポジション表示部が備えられた構造では、それぞれを運転者に容易に認識させることができる。
さらに、内枠部の下側の辺の部分に文字を記載する領域が構成された構造では、ロゴを表示することができる。
さらに、内枠部の表面のうち、第2表示部を囲む内側の部分が、第2表示部と同系色の同系色部が枠取りされた構造では、表示部分が大きくなったように見え、視認性を向上させることができる。
さらに、内枠部において、外側の辺の部分が内側の辺の部分よりも傾いており、それにより幅広部が形成された構造では、全体として上部(前方)が下部(手前側)よりも幅が広く、運転者の視線を前方から手前に自然にガイドすることができる。
本発明の表示装置を搭載した鞍乗り型車両の左側面図である。 図1の2矢視図である。 表示装置の正面図である。 図3の4−4線断面図である。 図3の5−5線断面図である。 表示装置の斜視図である。 表示装置の作用図である。
発明を実施するための形態を添付図に基づいて以下に説明する。なお、本書において「前」、「後」、「左」、「右」、「上」、「下」は車両の運転者から見た方向を表し、図中、Frは前側、Rrは後側、Lは左側、Rは右側、Upは上側、Dwは下側を表す。
先ず、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
図1に示されるように、車両10は、鞍乗り型車両である。車両10は、車体11を形成する車体フレーム12と、車体フレーム12の前部を形成するヘッドパイプ13と、ヘッドパイプ13の下端に取付けられ左右一対のフロントフォーク14Lの上端を支持するボトムブリッジ15とを備えている。フロントフォーク14Lの下端のアクスル軸16に前輪117が支持され、この前輪17の上方はフロントフェンダ18で覆われている。
また、車両10は、車体11を覆う車体カバー40を備えている。車両10の前部は、ヘッドパイプ13の上部に回転可能に支持されるハンドルバー21と、このハンドルバー21を覆うハンドルカバー41と、このハンドルカバー41に設けられ車両前方へ照射するヘッドライト51を備えている。ヘッドパイプ13には、フロントカバーステーを介して車体11の前部を覆うフロントカバー45が設けられている。ハンドルバー21には、ミラー52Lが設けられている。
ハンドルバー21の近傍には、鞍乗り型車両10の表示装置60が配置されている。運転者53は、この表示装置60を走行中に目視する。表示装置60は、ハンドルバー21から延びているステー(不図示)によって支持されている。なお、実施例では、表示装置60をハンドルバー21から延びているステーによって支持したが、これに限定されず、ハンドルカバー41に締結することで支持してもよく、表示装置60の支持構造は問わない。
車体フレーム12は、ヘッドパイプ13から後下がりに延びるメインフレーム22と、このメインフレーム22の後端部から後上がりに延ばされ直接又は間接的にシート23を支持するシートレール24とを備える。シート23とフロントカバー45との間には、乗員が跨ぐ跨ぎ空間25が形成されている。なお、実施例では、ヘッドパイプ13から車両後方に向けてメインフレーム22のみを設けたが、これに限定されず、ヘッドパイプ13から車両後方に向けてメインフレーム及びダウンフレームを設ける等、車体フレーム12の構成は問わない。
また、メインフレーム22にパワーユニット31が設けられ、このパワーユニット31は、エンジン32及び変速機33から構成される。エンジン32の出力は、変速機33を介してパワーユニット31の後部に設けられた後輪34に伝達される。さらに、パワーユニット31の後部とシートレール24の間に後輪34への衝撃を吸収するクッションユニット35が設けられる。
シートレール24の後方に、テールライトユニット36が設けられ、このテールライトユニット36の下方に、後輪34の上方を覆うリアフェンダ37が配置される。
車体カバー40は、ヘッドパイプ13の少なくとも一部を覆うフロントカバー45と、ハンドルバー21を覆うハンドルカバー41と、メインフレーム22の上方を覆うメインフレームカバー42と、このメンインフレームカバー43に接続され車両10側部を覆うメインフレームサイドカバー43と、メインフレームカバー42に接続され車幅方向側方及び車両後部の車幅方向を覆うリアサイドカバー44とを有する。
図2に示されるように、表示装置60は、ハンドルカバー41の車幅方向中央に、運転者53の正面に対向するように配置されている。表示装置60は、鞍乗り型車両10の状態を表示する第1表示部61と、この第1表示部61とは異なる内容を表示する第2表示部71とを備えている。第1表示部61及び第2表示部71の上方は、レンズ62で覆われている。フロントカバー45には、レンズ62の前方から立ち上がる立ち壁部46が形成されている。
図3〜図5に示されるように、表示装置60は、表示要素を収納するハウジング63を備えている。このハウジング63にアナログメータによって構成される第1表示部61が設けられている。この第1表示部61内にデジタルメータによって構成される第2表示部71が設けられている。第2表示部71の面積は、第1表示部61の面積よりも小さい。
第1表示部71は、エンジン回転数計(タコメータ)64を備える。エンジン回転数計64は、ハウジング63に設ける基板65と、基板65に設けられるムーバー66と、ムーバー66に設けられる回転軸66aと、回転軸66aに設けられる表示指針67と、基板65に支持部材68を介して支持される文字板69とからなる。文字板69には、目盛り及び数値等が記載されている。
第2表示部71は、液晶式であり、数値表示の車速計72と、燃料計73と、ギアポジション表示部74とを備えている。なお、第2表示部71に、走行距離計等の切り換え表示部を設けても差し支えない。
また、第1表示部61の左側には、第3表示部81が配置されている。第3表示部81は、左方向指示表示部82と、ヘッドライト状態表示部83と、エンジンの燃料噴射状態表示部84と、水温状態表示部85とを備えている。
また、第1表示部61の右側上部には、第4表示部(右方向指示表示部)86が配置されている。第1表示部61の右側下部には、第5表示部(ニュートラル状態表示部)87が配置されている。
第1表示部61を囲うように外装(外から見える部分)91を非金属調にした外枠部90が設けられている。第2表示部71の外周を囲むように少なくとも表面の一部(外から見える部分)101を金属調にした内枠部100が設けられている。外枠部90と内枠部100は別体に形成されている。また、文字板69は非金属調である。そのため、内枠部100が相対的に目立ち、より容易に第2表示部71を認識できる。
なお、本発明の金属調とは、光沢がある、又は艶があり外光を反射する表面の有様をいう。また、本発明の非金属調とは、上記の金属調ではなく、好ましくは、黒色、艶消し加工が施されているもの、黒色系の着色樹脂にて構成されているもの、黒色系の粗相が施されているもの、いわゆるシボ加工が施されているものをいう。
内枠部100の少なくとも表面の一部101を金属調にしたので、太陽光や室内灯の下において内枠部100が光を反射して目立つ。このため、運転者53(図1参照)は第2表示部71を瞬時に且つ容易に認識することができる。さらに、金属調の内枠部100を設けたことで、バルブやLED照明などの光源を別途必要としなくても、短時間で第2表示部71の表示内容を把握することを補助できる。
さらに、外枠部90の外装91を非金属調としたことで、対比的に金属調の内枠部100が目立つ。単に内枠部100を金属調にするだけでなく、あえて非金属調の外枠部90も配置することで、内枠部100に囲われた第2表示部71の視認性をより向上させることができる。さらに、外枠部90を設けることで、表示装置60全体の美的外観性を向上させることができる。
表示装置60は、アナログメータの第1表示部61と、デジタルメータの第2表示部71とを有する。一般的に、一方のデジタルメータは小さい表示面積に多くの情報を表示させることができるが、表示面積を小さくするので表示部自体の視認性が低下する。他方、アナログメータは表示面積を小さくすると目盛りの間隔が小さくなるため詳細な値を確認し難くなる。
この点、本発明では、第2表示部71の表示面積よりも表示面積が大きい第1表示部61をアナログメータとしたので、アナログメータの値を確認し易い。さらに、第2表示部71をデジタルメータとしたが、金属調の内枠部100によって第2表示部71に注目させ、表示内容の視認性を向上させることができる。
ハウジング63に第1表示部61及び外枠部90を覆うレンズ62が設けられている。レンズ62の縁部62aは、ハウジング63の溝部63aに嵌められている。レンズ62は、4つの係止部材62bによってハウジング63に係止されている。このレンズ62に覆われた部分に第2表示部71及び内枠部100が配置されている。第1表示部61と第2表示部71を覆うレンズ62を共通化したので、部品点数を削減することができる。
外枠部90は、左右側方にそれぞれ膨出する膨出部92、93を有する。膨出部92に第3表示部81が囲われている。膨出部93に第4表示部86及び第5表示部87が囲われている。膨出部93に、第2表示部61の一部を囲む位置決め凹部94が形成されている。
内枠部100は、文字板69に両面テープで接着されている。内枠部100を文字板69に接着することで、内枠部100の取付構造を簡単にすることができる。
内枠部100は、正面視、略四角形状(角リング状)に形成されている。内枠部100の外側の辺102には、対向する内側の辺103の幅H3よりも大きい幅H2の第1の幅広部102aが形成されている。詳細には、外側の辺102は下部(手前)から上部(前方)に向かうにつれて車幅方向外方に傾斜するとともに、外側の辺102の幅H2は下部(手前)から上部(前方)に向かうにつれて大きくなる。内側の辺103の幅H3は一定である。幅広部102aは、平面視で外枠部90近傍に配置されている。
内枠部100は全体として、上部(前方)が下部(手前)よりも幅が広い。このため、運転者53が前方から手前に視線を移して第2表示部71を確認する際、幅が広い部分から幅が狭い部分に視線をガイドされる状態となり、運転者53は自然に第2表示部71に視線を移すことができる。
また、内枠部100の下側の辺104には、対向する上側の辺105の幅H5よりも大きい幅H4の第2の幅広部104aが形成されている。下側の辺104の幅H4及び上側の辺105の幅H5は一定である。
幅広部102a、104aを形成することで、金属調の内枠部100の面積を広くでき、より視認性を向上させることができる。さらに、幅広部102a、104aは平面視で外枠部90近傍に配置されているので、配置スペースを無駄なく使用し、第2表示部71の領域を大きくすることができる。
図6に示されるように、内枠部100の少なくとも表面の一部101のうち、第2表示部71を囲む内側の部分は、第2表示部71の液晶と同系色の同系色部106が枠取りされている。同系色部106によって、液晶部分が大きくなったように見え、視認性を向上させることができる。内枠部100の金属調の領域は、同系色部106に色を塗られても、この同系色部106を囲むようにして略四角形に形成されている。なお、実施例では、内枠部100の金属調の領域にロゴが表示されているが、ロゴは無くても差し支えない。
さらに内枠部100は、金属調の光沢部分と、その内側の光沢を抑えた部分(黒色系)の枠組みを組み合わせることで、視認性を向上させるとともに、第2表示部71の細部を確認する際に眩しさを軽減させ、より見やすくすることができる。
また、内枠部100は、少なくとも2辺の直線部111、112と、これらの直線部111、112に挟まれた角部113とを有する。外枠部90は、平面視で位置決め凹部94が形成されている。この位置決め凹部94に、2辺の直線部111、112が当接している。このため、内枠部100を容易に位置決めすることができ、組立工数を低減することができる。
なお、実施例では、2辺の直線部111、112を位置決め凹部94に当接させたが、これに限定されず、2辺の直線部111、112を位置決め凹部94に沿って配置しても差し支えない。
以上に述べた鞍乗り型車両の表示装置60の作用を次に述べる。
図1に示されるように、運転者53は、車両10の走行中に車速を確認するために、視線を前方から表示装置70に移す。
図2に示されるように、運転者53は、金属調の内枠部100によって第2表示部71を瞬時に且つ容易に見つけることができる。
図7に示されるように、同系色部106によって第2表示部71内の眩しさが軽減され、第2表示部100内が見やすくなる。結果、運転者53は、車速(文字)を容易に確認できる。
尚、本発明の鞍乗り型車両の表示装置は、実施例では第2表示部71を液晶式としたが、これに限定されず、文字などを表示できれば、文字や燃料計のインジケータ自体を発光させる発光式、裏側から光を当てるバックライト形式等であってもよい。また、本発明の内枠部100は、実施例では両面テープによって文字板69に接着したが、これに限定されず、接着剤など、接着できればいずれの接着部材を用いてもよい。
本発明の表示装置は、鞍乗り型車両に好適である。
10…車両(鞍乗り型車両)、21…ハンドルバー、53…運転者、60…表示装置、61…第1表示部(アナログメータ)、62…レンズ、63…ハウジング、71…第2表示部(デジタルメータ)、72…車速計、73…燃料計、74…ギアポジション表示部、90…外枠部、91…外装、100…内枠部、101…表面の一部、102…外側の辺、102a、104a…幅広部、103…内側の辺、104…下側の辺、105…上側の辺、111、112…直線部、113…角部。

Claims (10)

  1. ハンドルバー近傍に配置される鞍乗り型車両の表示装置において、
    表示要素を収納するハウジングと、このハウジングに設けられ前記鞍乗り型車両の状態を表示する第1表示部と、平面視でこの第1表示部内に設けられ前記第1表示部の面積より小さい面積の第2表示部と、この第2表示部の外周を囲むように設けられ少なくとも表面の一部が金属調である内枠部とを備え、
    前記第1表示部を囲うように設けられ外装が非金属調の外枠部を備え、
    前記ハウジングに前記外枠部及び前記第1表示部を覆うレンズが設けられ、
    前記第1表示部はアナログメータによって構成され、
    前記第2表示部はデジタルメータによって構成され、
    このレンズに覆われた部分に前記第2表示部及び前記内枠部が配置され、
    前記外枠部の文字板から垂直方向への厚みより前記内枠部の前記文字板から垂直方向への厚みが薄く構成され、
    前記内枠部は、下側の辺の部分と、上側の辺の部分と、前記外枠部に近接する外側の辺の部分と、該外側の辺に対向する内側の辺の部分とを含み、
    前記内枠部は、前記下側の辺の部分の幅が前記上側の辺の部分の幅より大きくなるように構成され、
    前記アナログメータは表示指針を備え、
    前記内枠部の前記外側の辺の部分は、前記内側の辺の部分の幅より大きい幅の幅広部を含み、
    前記内側の辺の部分は前記第1表示部内に設けられ、前記内側の辺の部分は前記表示指針の回転軸と近接して配置されている
    ことを特徴とする鞍乗り型車両の表示装置。
  2. 前記内枠部は四角形状に形成され、
    前記幅広部は、平面視で前記外枠部近傍に配置されている請求項1記載の鞍乗り型車両の表示装置。
  3. 前記内枠部は、少なくとも2辺の直線部と、これらの直線部に挟まれた角部とを有し、
    少なくとも前記2辺の直線部は、前記外枠部と当接している、又は前記外枠部に沿って配置されている請求項記載の鞍乗り型車両の表示装置。
  4. 前記第2表示部には、車速計、燃料計及びギアポジション表示部が備えられている請求項1記載の鞍乗り型車両の表示装置。
  5. 前記内枠部の下側の辺の部分に文字を記載する領域が構成されている請求項1記載の鞍乗り型車両の表示装置。
  6. 前記内枠部は前記文字板に固定されている請求項1記載の鞍乗り型車両の表示装置。
  7. 前記外枠部は左右側方にそれぞれ膨出する膨出部を有し、
    前記膨出部には前記第2表示部の一部を囲む凹部が構成され、
    前記凹部内に前記内枠部の前記幅広部が配置されている
    ことを特徴とする請求項記載の鞍乗り型車両の表示装置。
  8. 前記左右側方にそれぞれ膨出する前記膨出部の一側方には前記凹部が構成され、他側方には第3表示部が設けられ、
    前記凹部の上部には、前記一側方の前記膨出部に囲まれる第4表示部が配置され、
    前記凹部の下部には、前記一側方の前記膨出部に囲まれる第5表示部が配置されている
    ことを特徴とする請求項記載の鞍乗り型車両の表示装置。
  9. 前記内枠部の表面のうち、前記第2表示部を囲む内側の部分は、前記第2表示部と同系色の同系色部が枠取りされている
    ことを特徴とする請求項1記載の鞍乗り型車両の表示装置。
  10. 前記内枠部において、前記外側の辺の部分は前記内側の辺の部分よりも傾いており、それにより前記幅広部が形成されている
    ことを特徴とする請求項1記載の鞍乗り型車両の表示装置。
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