JP6055277B2 - 乗物用メータ表示装置 - Google Patents

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Description

本発明は、自動二輪車、四輪走行車あるいは小型滑走艇等、各種乗物に設けられるメータ表示装置に関する。
図7は従来の自動二輪車用メータ表示装置の一例を示しており(特許文献1)、表示面には、車輌走行速度、走行距離、燃料残量、ウインカ作動表示等と共に、エンジン回転数が表示されている。エンジン回転数の表示については、左端の最低回転数値の表示セグメント102aから右端の最高回転数値の表示セグメント102bまで、左から右へ向かって、多数の表示セグメントを一続きの状態で並べてなるエンジン回転数表示領域102を備えている。このエンジン回転数表示領域102では、エンジン回転数の変化に応じて、発光状態の表示セグメント数が、最低回転数値側から増加し、あるいは最低回転数値側へ減少するようになっており、これにより、エンジン回転数を確認している。
特開2012−45983号公報
エンジン回転数は、走行速度と共に、走行中にライダーが視認する機会が多い表示情報であり、しかも、走行中、瞬時的な確認動作で視認できることが要望される。
ところで、従来例のように、最低回転数値102aから最高回転数値102bまで、一続きに表示セグメントを並設する構成では、エンジン回転数表示領域102全体が左右に長くなり、メータ表示装置全体の大形化を招いてしまう。一方、メータ表示装置の左右幅をコンパクトにするために、たとえば、各表示セグメントの左右方向の表示幅を小さくして、エンジン回転数表示領域102全体の長さを短くすると、エンジン回転数値の視認性が低下する。
本発明の目的は、走行中におけるエンジン回転数等の回転数表示の視認性を確保しつつ、メータ表示装置をコンパクト化できる、乗物用メータ表示装置を提供することである。
前記目的を達成するため、本発明は、駆動源出力軸の回転数を表示する回転数表示領域を備えた乗物用メータ表示装置において、前記回転数表示領域は、表示する回転数域が異なる複数の部分表示領域に分割されており、前記各部分表示領域は、前記回転数の増減に伴って、それぞれが対応する部分回転数域内において、部分回転数域最小値から部分回転数域最大値の間で、表示作動要素が変化するよう構成され、前記各部分表示領域は、メータ表示面上で、互いに分離した位置に配置されている。
本発明は、上記構成に加え、次の構成を備えることもできる。
(a)前記部分表示領域として、低速側の部分回転数域を表示する第1の部分表示領域と、高速側の部分回転数域を表示する第2の部分表示領域と、を備えており、高速側の前記第2の部分表示領域の最小側の表示作動要素は、低速側の前記第1の部分表示領域の最大側の表示作動要素から、回転数文字表示一個分あるいは前記表示作動要素一個分以上の隙間を隔てて分離している。
(b)開口を有するメータケースを備え、前記開口は、左右方向に延びる仕切りによって、上側開口部と下側開口部とに分けられており、前記部分表示領域として、低速側の部分回転数域を表示する第1の部分表示領域と、高速側の部分回転数域を表示する第2の部分表示領域と、を備え、前記第1の部分表示領域は前記下側開口部内に、前記第2の部分表示領域は前記上側開口部内に配置されている
(c)前記部分表示領域として、アイドル回転数値を含む低速側の部分回転数域を表示する第1の部分表示領域と、アイドル回転数値より大きい高速側の部分回転数域を表示する第2の部分表示領域と、を備えており、前記第1の部分表示領域の回転数増減方向における前記第1の部分表示領域用の各表示作動要素が示す回転数幅は、前記第2の部分表示領域の回転数増減方向における前記第2の部分表示領域用の各表示作動要素が示す回転数幅よりも、小さく設定されている
(d)前記部分表示領域として、アイドル回転数値を含む低速側の部分回転数域を表示する第1の部分表示領域と、アイドル回転数値より大きい高速側の部分回転数域を表示する第2の部分表示領域と、を備えており、前記第2の部分表示領域が、前記第1の部分表示領域よりも大きく形成されており、前記表示作動要素として、複数の表示セグメントが前記第1の部分表示領域及び前記第2の部分表示領域内に備えられており、前記第2の部分表示領域における回転数増減方向の前記各表示セグメントの幅は、前記第1の部分表示領域における回転数増減方向の前記各表示セグメントの幅よりも大きい
(e)前記部分表示領域として、アイドル回転数値を含む低速側の部分回転数域を表示する第1の部分表示領域と、アイドル回転数値より大きい高速側の部分回転数域を表示する第2の部分表示領域と、を備えており、前記表示作動要素として、複数の表示セグメントが前記第1の部分表示領域及び前記第2の部分表示領域内に備えられており、
前記第2の部分表示領域の前記各表示セグメントの発光量は、前記第1の部分表示領域の前記各表示セグメントの発光量よりも大きい。
本願の別の発明は、駆動源出力軸の回転数を表示する回転数表示領域を備えた乗物用メータ表示装置において、前記回転数表示領域は、表示する回転数域が異なる複数の部分表示領域に分割されており、前記各部分表示領域は、前記回転数の増減に伴って、それぞれが対応する部分回転数域内において、部分回転数域最小値から部分回転数域最大値の間で、表示作動要素が変化するよう構成され、前記各部分表示領域は、メータ表示面上で、互いに分離した位置に配置されており、前記部分表示領域として、アイドル回転数値を含む低速側の部分回転数域を表示する第1の部分表示領域と、アイドル回転数値より大きい高速側の部分回転数域を表示する第2の部分表示領域と、を備え、前記第2の部分表示領域は、前記表示作動要素毎に発光可能な複数の発光素子を備え、前記第1の部分表示領域は、前記表示作動要素毎にバックライトの透過と非透過を切り換えるマスク素子を備えており、前記マスク素子は、回転数以外の情報を表示するためのマスク素子とし共通化されている
さらに、別の発明として、駆動源出力軸の回転数を表示する回転数表示領域を備えた乗物用メータ表示装置において、前記回転数表示領域は、表示する回転数域が異なる複数の部分表示領域に分割されており、前記各部分表示領域は、前記回転数の増減に伴って、それぞれが対応する部分回転数域内において、部分回転数域最小値から部分回転数域最大値の間で、表示作動要素が変化するよう構成され、前記各部分表示領域は、メータ表示面上で、互いに分離した位置に配置されており、前記部分表示領域として、低速側の部分回転数域を表示する第1の部分表示領域と、高速側の部分回転数域を表示する第2の部分表示領域と、を備え、前記表示作動要素として、複数の表示セグメントが前記第1の部分表示領域及び前記第2の部分表示領域内に備えられており、前記第2の部分表示領域の前記各表示セグメントの発光量は、前記第1の部分表示領域の前記各表示セグメントの発光量よりも大きい
(1)本発明、別の発明及びさらに別の発明によると、回転数表示領域の各部分表示領域を、メータ表示面の任意の箇所に分離した状態で、かつ、それぞれ独自の状態(配置方向等)で配置できるので、広さが制限されたメータ表示面を有効に利用して、回転数表示領域を配置できる。これにより、回転数値の視認性を確保しつつ、メータ表示面全体をコンパクトにできる。
(2)構成(a)によると、第1の部分表示領域と第2の部分表示領域の隙間を、セグメント一個又は回転数数字一個以上確保しているので、部分表示領域ごとの相違が、一層明確になる。
(3)構成(a)によると、複数の部分表示領域のうち、走行時に見る機会の多い高速側の第2の部分表示領域を、第1の部分表示領域から切り離して表示するので、走行時における回転数の確認がし易くなる。
本発明の第1の実施の形態に係るメータ表示装置を備えた自動二輪車の操作部を後上方から見た斜視図である。 図1のメータ表示装置を後上方から見た後面図である。 図2のIII-III断面図である。 本発明の第2の実施の形態に係るメータ表示装置の後面図である。 本発明の第3の実施の形態に係るメータ表示装置の後面図である。 本発明の第4の実施の形態に係るメータ表示装置の後面図である。 従来例の後面図である。
[第1の実施の形態]
図1乃至図3は、本発明の第1の実施の形態に係る乗物用メータ表示装置であり、走行駆動源として、内燃機関あるいは走行用電動モータを搭載した自動二輪車に備えられている。なお、説明の都合上、自動二輪車に乗車した乗員から見た左右方向を、自動二輪車及びメータ表示装置の左右方向として、説明する。
図1は自動二輪車の操作部を後上方から見た斜視図であり、メータ表示装置1は、ハンドルバー2の前側に配置され、かつ、車輌左右幅の略中央に位置しており、取付ブラケット3によりハンドルバー2と共に操舵用上側ブラケット4に取り付けられている。上側ブラケット4の左右両端部は左右のフロントフォーク6の上端部に連結されている。ハンドルバー2を左右に操舵することにより、メータ表示装置1は、ハンドバー2及び上側ブラケット4等と共に、操舵軸5回りに左右に移動(角変位)するようになっている。
メータ表示装置1は、水平面に対して前上がりに傾斜している。すなわち、メータ表示装置1は、ハンドルバー側の装置基端(後下端)1aに対し、ハンドルバー側と反対側の装置先端(前上端)1bが前上方に位置するように、傾斜している。なお、説明を簡素化するために、傾斜しているメータ表示装置1の先端側(前上端側)を単純にメータ表示装置の「上側」と称し、基端側(後下端側)を単純にメータ表示装置の「下側」と称して、説明する。
図3は図2のIII-III断面拡大図であり、メータケース10は、前側ケース部材10aと後側ケース部材10bと、を結合することにより構成されている。後側ケース部材10bの後面は開口しており、該開口は、左右方向に延びる仕切り10cにより上側開口部12aと下側開口部12bに分けられている。各開口部12a、12bには、それぞれ保護用の透明板13a、13bが嵌め込まれている。
メータケース10内には基盤15が配置されており、該基盤15の上側開口部12aに対応する領域には、エンジン回転数を表示するための発光ダイオード式表示機構16及びその表示板17等が設けられ、下側開口部12bに対応する領域には、速度表示及び走行距離等を表示するための液晶ディスプレイ(マスク素子の一例)18、液晶用レンズ19及びカバー板20等が設けられている。基盤15は、表示制御部に電気的に接続されるが、該表示制御部としては、自動二輪車に搭載されたECU(エンジコントロールユニット)が利用される。
図2はメータ表示装置1の後面図であって、各種数値を表示するためのメータ表示面を有している。メータ表示面は、前述の仕切り10cにより、前記上側開口部12aに対応する領域の上側表示面と、下側開口部12bに対応する領域の下側表示面とに分かれている。
[回転数表示領域の構成]
エンジン回転数を表示するための回転数表示領域Saは、低速側の部分回転数域を表示するための第1の部分表示領域Sa1と、高速側の部分回転数域を表示するための第2の部分表示領域Sa2と、に分離されている。低速側の第1の部分表示領域Sa1は、下側表示面に配置されており、回転数0から、予め定める所定回転数、具体的には4000rpmまでの低速回転数域の回転数変化を表示する。一方、高速側の第2の部分表示領域Sa2は、上側表示面に配置されており、前記所定回転数である4000rpmから12000rpmまでの高速回転数域の回転数変化を表示する。
下側表示面内には、左右方向に長い略矩形状の液晶画面が形成されており、該液晶画面の左端部に、回転数表示領域Saのうち、前記低速側の第1の部分表示領域Sa1が設けられている。該第1の部分表示領域Sa1には、左右方向に細長い矩形状の複数の表示セグメント21が、上下方向に積み重ねるように並んでいる。各表示セグメント21は、それぞれ250rpmの予め定める第1回転数幅に対応する上下方向幅を有している。表示セグメント21の右隣には、回転数を示すための数値「0」、「1」、「2」及び「3」が符号として表示されている。各数値は、×1000rpmを表しており、第1の部分表示領域Sa1の下端の「0」からそれぞれ対応する上方位置に、「1」「2」、「3」と順に記載されている。
該実施の形態では、液晶が非透過状態(黒色状態)の時を表示セグメント21の表示作動状態とし、液晶が透過状態(たとえば白色)の時を表示セグメント21の非表示作動状態としている。したがって、低速側の部分回転数域では、回転数の増加に伴い、各表示セグメント21が下から順に「白」から「黒」に変化するように構成されている。
勿論、前記構成とは反対に、液晶が非透過状態(黒色状態)の時を表示セグメント21の非表示作動状態とし、液晶が透過状態(たとえば白色)の時を表示セグメント21の表示作動状態とすることもできる。この場合は、回転数の増加に伴い、各表示セグメント21が下から順に「黒」から「白」に変化する。
下側表示面の液晶画面には、前記低速側の第1の部分表示領域Sa1の他に、左右幅の中央部に、大きな面積を占める走行速度表示領域Sbが設定され、さらに、走行速度表示領域Sbの上側に、左から順に走行距離(TRIP等)表示領域Sc及び燃料残量表示領域Sdが設定されている。前記走行速度表示領域Sbは、走行距離表示領域Sc及び燃料残量表示領域Sdの表示よりも大きく設定されている。これらの表示領域Sb、Sc、Sdの情報は、いずれも低速側の第1の部分表示領域Sa1と共通の液晶ディプレイ18(図3)を利用して表示される。液晶画面の右下端部には、警告用のLEDランプ24が配置され、液晶画面の右隣には、LEDにより発光するニュートラルランプ25が配置されている。
また、メータケース10の後面の下半部の左端部には、リセットボタン26及び数値設定ボタン27が配置されている。
上側表示面の左右両端部には、各種インジケータ用のサブ表示領域Se、Sfが設定され、両サブ表示領域Se、Sfの左右方向間に、前記高速側の部分回転数域を表示するための第2の部分表示領域Sa2が、左右方向に長く形成されている。本実施の形態では、第2の部分表示領域Sa2は、左右幅の中央部が若干上方に突出する緩やかな逆V字状に形成されている。左側サブ表示領域Seには、左ウインカ及びABS等の状態が点灯表示され、右側サブ表示領域Sfには、右ウインカ、ハイビーム及びトラクションコントロール等が点灯表示される。これらはいずれもLEDランプを利用して発光する。
高速側の部分回転数域用の第2の部分表示領域Sa2には、略平行四辺形状の発光領域を有する複数の表示セグメント22が、左右方向に並設されており、各表示セグメント22は、それぞれ500rpmの予め定める第2の回転数幅に対応する左右方向幅を有している。表示セグメント22の下側には、回転数を示す数値「4」、「5」、…「11」、「12」が符号として表示されている。各数値は、×1000rpmを表しており、第2の部分表示領域Sa2の左端から順に、それぞれ対応する右方位置に、「4」、「5」、…「11」,「12」と記載されている。特に、数値「10」と「11」の間、並びに数値「11」と「12」の間には、速度超過警告用のレッドゾーンを示す赤い帯30が付されている。
第1の部分表示領域Sa1の一つの表示セグメント21が、250rpmの回転数幅を表示するのに対し、第2の部分表示領域Sa2の一つの表示セグメント22は、倍の500rpmの回転数幅を表示している。しかも、同一の回転数幅に対応する回転数増減方向の第1及び第2の部分表示領域Sa1、Sa2の各表示セグメント幅は、第2の部分表示領域Sa2のセグメント幅(左右方向長さ)が第1の部分表示領域Sa1のセグメント幅(上下方向長さ)よりも大きい。具体的には、1.3乃至1.5倍程度大きく設定されている。
具体的に説明すると、500rpmの回転数幅に対応する第2の部分表示領域Sa2の一つの表示セグメント22の左右方向の長さをL2とし、250rpmの回転数幅に対応する第1の部分表示領域Sa1の一つの表示セグメント21の上下方向長さをL1とすると、たとえ第1の部分表示領域Sa1の二つの表示セグメント21の上下方向長さを合計(2L1)しても、第2の部分表示領域Sa2の一つの表示セグメント22の左右方向長さL2は、前記合計数値2L1より大きく設定されている。具体的には、前述のように、1.3乃至1.5内程度、長くなるように設定されている。
第2の部分表示領域Sa2の各表示セグメント22は、図3で説明した発光ダイオード表示機構16を利用して、表示セグメント22毎に個々に発光可能となっている。発光色は、一般的には「白」であるが、「緑」「青」など、好みの色に設定することが可能である。
[作用]
エンジン停止時には、エンジン回転数が0であるので、第1の部分表示領域Sa1の表示セグメント21は総て非表示作動状態(透過状態、白色)となっており、第2の部分表示領域Sa2の表示セグメント22も、総て非発光状態となっている。
エンジンを駆動して、アイドル回転数、たとえば1500rpm位まで達すると、第1の部分表示領域Sa1では、下から6つ目までの表示セグメント21が表示作動状態(黒色)に切り換えられる。
エンジン回転数を増加して走行を開始すると、第1の部分表示領域Sa1の表示作動状態の表示セグメント21が順次増加する。また、走行を開始することにより、車輌速度表示領域Sbの数値は車輌速度に応じて順次増加し、走行距離表示領域Scの数値も積算されてゆく。
エンジン回転数が前記所定回転数4000rpmを越えると、第1の部分表示領域Sa1の表示セグメント21が総て表示作動状態(黒色)に切り換えられ、これと共に、第2の部分表示領域Sa2では、左端の表示セグメント22から右方に向かって、順次発光してゆく。
[実施の形態の効果]
(1)第1の実施の形態によると、図2において、回転数表示領域Saを、低速側の部分回転数域を表示するための第1の部分表示領域Sa1と、高速側の部分回転数域を表示するための第2の部分表示領域Sa2と、に分離しているので、各部分表示領域Sa1及びSa2を、上下の表示面に分けた状態で、かつ、それぞれ独自の状態、すなわち、第1の部分表示領域Sa1を縦向き(上下方向)に、第2の部分表示領域Sa2を横向き(左右方向)に延びるように配置できる。これにより、広さが制限されたメータ表示面を有効に利用して、回転数表示領域Saを配置でき、回転数値の視認性を確保しつつ、メータ表示面全体をコンパクトにできる。
(2)図1に示すように、鞍乗型乗物である自動二輪車は、乗用車等と比べ、メータ表示領域が小さくなっているが、メータ表示装置1を車幅方向の中央部に配置しているので、ライダーによる視認性を確保しつつ、メータ表示装置全体をコンパクトに保てる。また、コーナリング等における車体のバンク時でも回転数表示が認識し易くなる。
(3)回転数表示領域Saを、アイドル回転数値(たとえば1500rpm)を含む低速側の部分回転数域を表示する第1の部分表示領域Sa1と、アイドル回転数値より大きい高速側の部分回転数域を表示する第2の部分表示領域Sa2と、に分離して表示しているので、走行中に見る機会の多い高速側の第2の部分表示領域Sa2を、第1の部分表示領域Sa1の表示変化に影響されることなく視認でき、走行時における回転数の確認が、し易くなる。
(4)回転数表示領域Saを、低速側の第1の部分表示領域Sa1と高速側の第2の部分表示領域Sa2とに分離し、走行中に見る機会の多い高速側の第2の部分表示領域Sa2を、低速側の第1の部分表示領域Sa1よりも大きく(広く)形成しているので、走行中、高速回転数域における回転数情報を、瞬時的に確認し易くなる。
(5)回転数表示領域Saを、低速側の第1の部分表示領域Sa1と高速側の第2の部分表示領域Sa2とに分離し、走行中に見る機会の多い高速側の第2の部分表示領域Sa2を、メータ表示面全体の左右一方の端部から他方の端部に亘るように形成しているので、メータ表示装置1をコンパクトに保ちつつも、見る機会の多い第2の部分表示領域Sa2の長さを左右方向に長くでき、見易くすることができる。
(6)低速側の第1の部分表示領域Sa1と高速側の第2の部分表示領域Sa2とを、上下の表示面に分けて配置しているので、分離配置し易く、特に、走行中に見る機会の多い高速側の第2の部分表示領域Sa2を、上側表示面に配置することにより、ライダーからの視認性が、より向上する。また、走行中に見る機会の少ない低速側の第1の部分表示領域Sa1を下側表示面に配置していることにより、第2の部分表示領域Sa2の視認時に、第1の部分表示領域Sa1の表示変化が気になることは無く、視認し易くなる。
(7)第1の部分表示領域Sa1には、液晶により発光する表示セグメント21を設け、その液晶ディスプレイ18を、速度表示及び走行距離表示用の液晶ディスプレイと共通化しているので、メータケース10内の配置部品の節約及びコンパクト化ができる。一方、走行中に見る機会の多い高速側の第2の部分表示領域Sa2には、LEDにより発光する表示セグメント22を設けているので、走行中における回転数の視認が、一層向上する。このように、第1の部分表示領域Sa1の表示セグメント21に対し、表示状態での第2の部分表示領域Sa2の表示セグメント22の発光量が大きくなるように構成していることで、第2の部分表示領域Sa2での視認性が向上する。
(8)表示セグメントの幅に関し、高速側における一つの表示セグメント22に対応する前記第2の回転数幅(500rpm)を、低速側における一つの表示セグメント21の第1の回転数幅(250rpm)よりも大きくしているので、回転数全域に亘って視認性が向上する。
(9)第1の部分表示領域Sa1で表示される第1最大回転数が、第2の部分表示領域Sa2で表示される第2最小回転数(4000rpm)以上に設定されることで、回転数を確認出来ない領域はなくなり、連続性を持って回転数表示を確認できる。
(10)一方、低速側の第1最大回転数と高速側の第2最小回転数とを同じ値に設定することで、重複表示範囲を無くすことができ、給餌領域を有効利用することができる。
(11)高速側の第2の部分表示領域Sa2をメータの左右幅の中央部に配置することで、確認する頻度の多い高速側での視認性が向上する。
[第2の実施の形態]
図4は、本発明の第2の実施の形態に係るメータ表示装置1の表示面を示す後面図であり、前記第1の実施の形態と同じ部品及び部分には同じ符号を付してある。
前記第1の実施の形態と異なる構成は、下側表示面の液晶画面内のレイアウトである。すなわち、下側の液晶画面の左側半分の上下に、走行距離表示領域Sc及び燃料残表示領域Sdを設定し、右側半分の上部に、回転数表示領域Saの低速側の第1の部分表示領域Sa1を設定し、該第1の部分表示領域Sa1の下側に車輌速度表示領域Sbを設定している。
低速側の第1の部分表示領域Sa1は、上下方向に細長い短冊状の表示セグメント21を、左右方向に一列に並設してある。各表示セグメント21の左右方向幅は、250rpmの回転数幅を示している。
[第2の実施の形態による効果]
第1の実施の形態と同様な主たる効果を得ると共に、次のような効果も得ることができる。
(1)第1の部分表示領域Sa1は、下側表示面のうち、左右方向の一側部に形成されているので、残余の左右方向の他側部に形成される表示領域の表示を大きくすることができる。
(2)第1の部分表示領域Sa1を左右方向に沿って配置することで、第1の実施形態に比べ、第1の部分表示領域Sa1の表示セグメントが並ぶ方向の寸法を大きく採ることができる。また、第1の部分表示領域Sa1を車輌速度表示領域Sbに近づけることで、車速表示と低回転数表示とを、合わせて視認し易くなる。
(3)第1及び第2の部分表示領域Sa1、Sa2では、共に左右方向一方に表示されるセグメント数が増加するにつれて回転数が増加するように設定されているので、回転数増加を意味する方向を共通化でき、直感にて回転数増加を理解し易くすることができる。
[第3の実施の形態]
図5は、本発明の第3の実施の形態に係るメータ表示装置1の表示面を示す後面図であり、前記第1の実施の形態と同じ部品及び部分には同じ符号を付してある。
前記第1の実施の形態と異なる構成は、下側表示面の液晶画面内のレイアウトである。すなわち、下側の液晶画面の上端部に、液晶画面の左右幅の略全幅に亘るように、低速側の第1の部分表示領域Sa1を設定している。そして、第1の部分表示領域Sa1の下側の右半分に、車輌速度表示領域Sbを設定し、第1の部分表示領域Sa1の下側の左半分に、燃料残表示領域Sd及び走行距離表示領域Scを上から順に設定している。
第1の部分表示領域Sa1の表示セグメント21の下側には、回転数を示す数値「0」、「1」、「2」、「3」が、左端から順に記載されている。
第1の部分表示領域Sa1の全体の大きさ、並びに各表示セグメント21の大きさ(回転数増減方向の長さ)は、前記第1及び第2の実施の形態の表示セグメント21と比べて、大きく、見やすく設定されている。
[第3の実施の形態による効果]
第2の実施の形態と同様な主たる効果を得ると共に、次のような効果も得ることができる。
(1)左右方向略全域に亘って第1の部分表示領域Sa1が形成されることで、第1の部分表示領域Sa1での視認性が向上する。
[第4の実施の形態]
図6はのメータ表示装置は図5の変形例であり、上側表示面には第2の部分表示領域Sa2を左右方向に延びるように設定し、下側表示面には第1の部分表示領域Sa1を左右に延びるように設定しているが、下側の第1の部分表示領域Sa1の左右方向の配列が図5の配列とは逆になっている。すなわち、図6の例では、下側の第1の部分表示領域Sa1は、右端から左端に向かって回転数が増加するように、各数値「0」、「1」、「2」、「3」が記載されている。
かかる構成によると、第1の部分表示領域Sa1と第2の部分表示領域Sa2とは、上下に分離しているが、回転数増加時、第1の部分表示領域Sa1の表示作動状態の表示セグメント21が右端から左端に向かって増加して、左端まで到達すると、第2の部分表示領域Sa2は、左端の表示セグメント22から順に発光することになるので、作動が連続している感覚をライダーに与えることができる。
[その他の実施の形態]
(1)前記第1の実施の形態と異なる構成として、下側表示面の液晶画面の左右幅の中央部に、面積の大きな車輌速度表示領域と、走行距離表示領域とを上から順に設定することができる。下側表示面の左部分に、第1の実施の形態と同様に表示セグメントを配置してなる低速側の第1の部分表示領域を設定し、下側の表示面の右部分に、燃料残表示領域と、エコモード及び各種非常時用インジケータを設定する。また、上側表示面の左側サブ表示領域には、オイル警告表示が加えられ、上側表示面の右側サブ表示領域には、ニュートラル表示が加えられる。その他の構成は、前記第1の実施の形態と同様である。この、異なる実施形態において、下側の表示面の右部分における燃料残表示領域には、左右方向に沿って表示セグメントが配置された直線型の表示形式と、円を描くように表示セグメントが配置された時計型の表示方式のいずれをも採用可能である。時計型の表示方式の場合には、下側表示面の中央部に配置された車輌速度表示領域及び走行距離表示領域を、左右方向に広くすることができる。
(2)図2の第1の実施例の変形例として、第1の部分表示領域Sa1を、下側の液晶画面の任意の位置に配置することができる。たとえば右端部に配置することができる。
(3)回転数表示領域Saの第1及び第2の部分表示領域を分離する場合に、第1の部分表示領域Sa1を上側表示面に配置し、第2の部分表示領域Sa2を下側表示面に配置することも可能である。また、第1の部分表示領域Sa1を左右の一方側に、第2の部分表示領域Sa2を左右の他方側にくるように、分離配置することも可能である。また、下側表示面の内容と下側表示面の内容を上下逆に配置することも可能である。
(4)回転数表示領域Saを3以上の部分表示領域に分離することも可能である。この場合には、たとえば、低速回転数域用、中速回転数域用及び高速回転数域用の3つの領域に分離可能である。
(5)前記各実施の形態では、高速側の第2の部分表示領域Sa2の表示セグメント22を、LED等の発光素子により発光する構造とし、第1の部分表示領域Sa1の表示セグメント21を、液晶等のマスク素子及びバックライトを利用した表示としたが、表示形態は任意のものを用いることができる。たとえば、いずれの部分表示領域もLEd等の発光素子による作動としたり、いずれの部分表示領域も液晶表示等のマスク素子を利用した表示とすることも可能である。
(6)表示セグメント毎に発光させる発光素子としては、LED素子の他に、有機ELあるいは単なるフィラメント電球を備えることも可能である。このように、自発光素子を用いることで、視認性を向上することができる。
(7)低速側の第1の部分表示領域Sa1の構造として、従来のように軸回りに回動するアナログ式の指針を備え、時計のように、周囲に印刷した回転数値を順次指し示す構造とすることも可能である。高速側の第2の部分表示領域Sa2として、バー式の表示とすることもできる。さらに、高速側と低速側の一方が、バー式の表示方式で、他方が時計型の表示方式とすることも、あるいは高速側と低速側の両方を時計型の表示方式とすることもできる。
(8)自動二輪車以外の車輌、四輪走行車、小型水上滑走艇等にも適用可能である。
(9)原動機としてガソリン式のエンジンを搭載している乗物の他に、走行用電動モータを原動機として搭載している電動車輌にも適用可能である。この場合、回転数表示領域は、駆動源である電動モータの駆動軸の回転数を表示する。
(10)本発明は、変速比が手動で変更可能な車輌に用いられることが好ましい。すなわち、メータの回転数表示を見ることで、適切な回転数域において変速することが可能になる。
(11)本発明は、回転数に応じて出力トルクが異なる特性の車輌に用いることが好ましい。メータにより回転数を確認することで、出力トルクの加減がし易くなるからである。
(12)低速側の第1の部分表示領域の最大値側の区域と、高速側の第2の部分表示領域の最小値側の区域とが、重なり合うように各部分表示領域の回転数域を設定することも可能である。これによって、前記重なり合う領域では、高低いずれの部分表示領域を見ても、回転数確認が可能となる。
また、低速側の第1の部分表示領域の最大値を、高速側の第2の部分表示領域の最小値より小さくすることも可能である。これによって、不要な回転数領域の表示を無くし、必要とする回転数領域の表示を大きく(広く)することができる。
(13)前記各実施の形態において、低速側の第1の部分表示領域の回転数域内にアイドル回転数値が含まれているが、該アイドル回転数値が第1の部分表示領域の中間位置にくるように設定することができる。該構成によると、現在の回転数がアイドル回転数より高いか低いかを、瞬時に確認することが可能である。
(14)高速側の第2の部分表示領域には、最大出力が得られる回転数域が含まれることが好ましい。また、発進後の状態である巡航走行状態(たとえば10km/h以上)での回転数域が含まれることも好ましい。
(15)高速側の第2の部分表示領域と低速側の第1の部分表示領域との分離形態は、前記各実施の形態では、上下幅の中央の仕切りで分けられた上側表示面と下側標示面とに分離しているが、これに限らず、左右に分離することも可能である。少なくとも、高速側の第2の部分表示領域の最小側の表示セグメントと、低速側の第1の部分表示領域の最大側の表示セグメントは、回転数文字表示一個分あるいは表示セグメント一個分以上の隙間を隔てて分離してればよい。勿論、表示セグメントを上下に並んで配置することも可能である。
(16)高速側の第2の部分表示領域よりも、低速側の第1の部分表示領域の回転数域の方が、確認頻度が多いような車輌では、低速側の第1の部分表示領域の全体及び表示セグメントの面積を、第2の部分表示領域の全体面積及び表示セグメントの面積よりも大きくして、第1の部分表示領域の情報を見やすくすることも可能である。
(17)透過と非透過を切換え可能なマスク素子として、前記実施の形態では液晶ディスプレイを利用しているが、電球等のバックライトと他のマスク素子を利用した構成を採用することもできる。
(18)高速側の第2の部分表示領域の単位面積当たりの発光量は、低速側の第1の部分表示領域の単位面積当たりの発光量よりも、大きいことが好ましい。
(19)高速側の第2の部分表示領域を目立ち易くするために、次の構成が考えられる。高速側の第2の部分表示領域が、他の部分表示領域よりも表示大きくなるように、高速側の第2の部分表示領域と低速側の第1の部分表示領域とで縮尺を異ならせる。単位回転数が増える間に変化する作動要素の変化方向長さを、高速側の第2の部分表示領域が大きくなるように、高速側の第2の部分表示領域と低速側の第1の部分表示領域とで、表示セグメントの数あるいは大きさを異ならせる。単位異ならせる。これらにより、第2の部分表示領域における回転数変化の表示が視認し易くなる。
(20)所定回転数、第1の最大回転数、第2の最小回転数、第1の回転数幅、第2の回転数幅は、前述の各実施の形態で示して数値には限定されず、任意に設定可能である。
1 メータ表示装置
10 メータケース
16 発光ダイオード表示機構
18 液晶ディスプレイ
21,22 表示セグメント
Sa 回転数表示領域
Sa1 低速側の部分回転数域の第1の部分表示領域
Sa2 高速側の部分回転数域の第2の部分表示領域

Claims (8)

  1. 駆動源出力軸の回転数を表示する回転数表示領域を備えた乗物用メータ表示装置において、
    前記回転数表示領域は、表示する回転数域が異なる複数の部分表示領域に分割されており、
    前記各部分表示領域は、前記回転数の増減に伴って、それぞれが対応する部分回転数域内において、部分回転数域最小値から部分回転数域最大値の間で、表示作動要素が変化するよう構成され、
    前記各部分表示領域は、メータ表示面上で、互いに分離した位置に配置されている、ことを特徴とする乗物用メータ表示装置。
  2. 請求項1に記載の乗物用メータ表示装置において、
    前記部分表示領域として、低速側の部分回転数域を表示する第1の部分表示領域と、高速側の部分回転数域を表示する第2の部分表示領域と、を備えており、
    高速側の前記第2の部分表示領域の最小側の表示作動要素は、低速側の前記第1の部分表示領域の最大側の表示作動要素から、回転数文字表示一個分あるいは前記表示作動要素一個分以上の隙間を隔てて分離している、乗物用メータ表示装置
  3. 請求項1に記載の乗物用メータ表示装置において、
    開口を有するメータケースを備え、
    前記開口は、左右方向に延びる仕切りによって、上側開口部と下側開口部とに分けられており、
    前記部分表示領域として、低速側の部分回転数域を表示する第1の部分表示領域と、高速側の部分回転数域を表示する第2の部分表示領域と、を備え、
    前記第1の部分表示領域は前記下側開口部内に、前記第2の部分表示領域は前記上側開口部内に配置されている、乗物用メータ表示装置。
  4. 請求項1に記載の乗物用メータ表示装置において、
    前記部分表示領域として、アイドル回転数値を含む低速側の部分回転数域を表示する第1の部分表示領域と、アイドル回転数値より大きい高速側の部分回転数域を表示する第2の部分表示領域と、を備えており、
    前記第1の部分表示領域の回転数増減方向における前記第1の部分表示領域用の前記各表示作動要素が示す回転数幅は、前記第2の部分表示領域の回転数増減方向における前記第2の部分表示領域用の前記各表示作動要素が示す回転数幅よりも、小さく設定されている、乗物用メータ表示装置。
  5. 請求項1に記載の乗物用メータ表示装置において、
    前記部分表示領域として、アイドル回転数値を含む低速側の部分回転数域を表示する第1の部分表示領域と、アイドル回転数値より大きい高速側の部分回転数域を表示する第2の部分表示領域と、を備えており、
    前記第2の部分表示領域が、前記第1の部分表示領域よりも大きく形成されており、
    前記表示作動要素として、複数の表示セグメントが前記第1の部分表示領域及び前記第2の部分表示領域内に備えられており、
    前記第2の部分表示領域における回転数増減方向の前記各表示セグメントの幅は、前記第1の部分表示領域における回転数増減方向の前記各表示セグメントの幅よりも大きい、乗物用メータ表示装置。
  6. 請求項1に記載の乗物用メータ表示装置において、
    前記部分表示領域として、アイドル回転数値を含む低速側の部分回転数域を表示する第1の部分表示領域と、アイドル回転数値より大きい高速側の部分回転数域を表示する第2の部分表示領域と、を備えており、
    前記表示作動要素として、複数の表示セグメントが前記第1の部分表示領域及び前記第2の部分表示領域内に備えられており、
    前記第2の部分表示領域の前記各表示セグメントの発光量は、前記第1の部分表示領域の前記各表示セグメントの発光量よりも大きい、乗物用メータ表示装置。
  7. 駆動源出力軸の回転数を表示する回転数表示領域を備えた乗物用メータ表示装置において、
    前記回転数表示領域は、表示する回転数域が異なる複数の部分表示領域に分割されており、
    前記各部分表示領域は、前記回転数の増減に伴って、それぞれが対応する部分回転数域内において、部分回転数域最小値から部分回転数域最大値の間で、表示作動要素が変化するよう構成され、
    前記各部分表示領域は、メータ表示面上で、互いに分離した位置に配置されており、
    前記部分表示領域として、アイドル回転数値を含む低速側の部分回転数域を表示する第1の部分表示領域と、アイドル回転数値より大きい高速側の部分回転数域を表示する第2の部分表示領域と、を備え、
    前記第2の部分表示領域は、前記表示作動要素毎に発光可能な複数の発光素子を備え、
    前記第1の部分表示領域は、前記表示作動要素毎にバックライトの透過と非透過を切り換えるマスク素子を備えており、
    前記マスク素子は、回転数以外の情報を表示するためのマスク素子とし共通化されている、ことを特徴とする乗物用メータ表示装置。
  8. 駆動源出力軸の回転数を表示する回転数表示領域を備えた乗物用メータ表示装置において、
    前記回転数表示領域は、表示する回転数域が異なる複数の部分表示領域に分割されており、
    前記各部分表示領域は、前記回転数の増減に伴って、それぞれが対応する部分回転数域内において、部分回転数域最小値から部分回転数域最大値の間で、表示作動要素が変化するよう構成され、
    前記各部分表示領域は、メータ表示面上で、互いに分離した位置に配置されており、
    前記部分表示領域として、低速側の部分回転数域を表示する第1の部分表示領域と、高速側の部分回転数域を表示する第2の部分表示領域と、を備え、
    前記表示作動要素として、複数の表示セグメントが前記第1の部分表示領域及び前記第2の部分表示領域内に備えられており、
    前記第2の部分表示領域の前記各表示セグメントの発光量は、前記第1の部分表示領域の前記各表示セグメントの発光量よりも大きい、ことを特徴とする乗物用メータ表示装置。
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