JP6335424B2 - 支持架台用設置構造及びその設置工法並びに支持架台 - Google Patents
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Description
また、架台の底部に突出形成される取付片のビス孔に、ビスまたはボルト等の固定具を上方から挿通し、屋根下地である野地板及び母屋にねじ込むことにより、屋根下地に対して架台がビス止め固定され、このビスの頭を防水鋼板の端部で覆うとともに、防水鋼板の端部を架台に固定し、架台に架台カバーを被せて防水鋼板の端部と架台との間に生じる隙間を上方から覆い、さらに架台内に所定の間隔をあけて配されている止め金具と連結金具に亘り連結ボルトが挿通され、この連結ボルトを締め付けることで太陽電池モジュールが架台に固定され、それにより、太陽電池モジュール等の設置用架台を備えた屋根の雨仕舞いを良好にする屋根の防水構造もある(例えば、特許文献2参照)。
また、特許文献2では、屋根下地である野地板及び母屋に対し、アスファルトルーフィングの上にビスまたはボルト等の固定具をねじ込むことで架台が固定されるとともに、架台の上面に連結ボルトが貫通して配されるため、この連結ボルトを伝わって架台の内部に雨水が侵入し、この架台の内部から溢れ出た雨水が、架台の取付片と防水鋼板の端部との隙間に入り込み、固定具の周囲となる野地板及び母屋との間に生じる僅かな隙間からビスを伝わって母屋へ雨漏れするおそれがあった。
つまり、特許文献1及び特許文献2では、取付金具本体や架台を固定するために、屋根下地としてアスファルトルーフィング等の防水層を備えていても、ビスやボルトや釘等の固着手段を屋根の下地に貫通させると防水層が損傷されてしまう。このように屋根下地にビス等の固着手段が貫通されると、固着手段と屋根の下地の間に防水処理が施されていないから、固着手段の周囲に生じる僅かな隙間を通って雨水が浸入し、屋根の下地内に浸透したり滲出したり漏水するという問題があった。
したがって、支持架台をビス等の固着手段で下地に固定しながら固着手段の周囲からの漏水を防止することが可能な支持架台用設置構造を提供することができる。
その結果、取付金具本体や架台を固定するために、ビスやボルトや釘等の固着手段を屋根の下地に貫通させているものの、固着手段と屋根の下地の間に防水処理が施されていない従来のものに比べ、下地の内側に雨水が浸透したり滲出したりせず、漏水の危険を回避することができて安全であり、長期間に亘って充分な防水性が得られる。
したがって、支持架台をビス等の固着手段で下地に固定しながら固着手段の周囲からの漏水を防止することが可能な支持架台用設置工法を提供することができる。
その結果、取付金具本体や架台を固定するために、ビスやボルトや釘等の固着手段を屋根の下地に貫通させているものの、固着手段と屋根の下地の間に防水処理が施されていない従来のものに比べ、下地の内側に雨水が浸透したり滲出したりせず、漏水の危険を回避することができて安全であり、長期間に亘って充分な防水性が得られる。
したがって、支持架台をビス等の固着手段で下地に固定しながら固着手段の周囲からの漏水を防止することが可能な支持架台を提供することができる。
その結果、取付金具本体や架台を固定するために、ビスやボルトや釘等の固着手段を屋根の下地に貫通させているものの、固着手段と屋根の下地の間に防水処理が施されていない従来のものに比べ、下地の内側に雨水が浸透したり滲出したりせず、漏水の危険を回避することができて安全であり、長期間に亘って充分な防水性が得られる。
本発明の実施形態に係る支持架台Aの設置構造(支持架台用設置構造)は、図1〜図6に示すように、屋上、ベランダ、屋根等からなる下地Bに対して、太陽光パネル等の構造物Cを設置するため、構造物Cが支持される支持架台Aを下地Bに固定するものである。
詳しく説明すると、本発明の実施形態に係る支持架台用設置構造は、下地Bに沿って設けられる台座部11と構造物Cの支持部12を有する支持架台Aと、下地Bと台座部11の間に設けられる止水材2と、を主要な構成要素として備えている。
台座部11の材料としては、強度や耐久性の点から金属製が好ましい。特に、例えばステンレスや、亜鉛・アルミニウム・マグネシウムメッキまたは亜鉛メッキ等の防錆処理が施された鋼板等、多湿状態でも錆び難い鋼鈑が好ましい。
台座部11の具体例としては、その外径が50〜500mm程度で、高さが2〜50mm程度の鋼板で矩形に形成することが好ましい。
支持部12は、炭素鋼、合金鋼、ステンレス鋼等の鋼材か又はその他の硬質材料で柱状に形成される。支持部12としては、上述した硬質材料からなるビスやボルト等のネジを用い、それと螺合するナット(図示しない)で構造物Cを所定位置に固定することが好ましい。より詳細には、支持部12としてTボルト、アイボルト、チョウボルト、フックボルト等を用いることができる。支持部12がボルトである場合において、その外径は、構造物Cを安定的に固定できる程度であればよいが、5〜50mm程度のものを使用することができる。
支持架台Aの具体例としては、図1及び図2(a)(b)に示されるように、台座部11と支持部12を一体に構成し、台座部11の表面11sにおいて略中央位置に支持部12が配置されている。
また、その他の例として図示しないが、台座部11と支持部12をそれぞれ別部品で構成して両者を連結したり、台座部11の表面11sにおいて略中央位置以外の箇所に支持部12配置したりすることも可能である。
係止孔11aは、台座部11の表面11sから下地Bと対向する反対側の裏面11rへ向け貫通開穿される。
固着手段13は、ビス、ボルトや釘等で構成され、台座部11の表面11s側から係止孔11aに挿通して固着手段13の先端側を下地Bへ挿入させることにより、固着手段13の先端側が下地Bに止着され、支持部12に構造物Cが取り付け固定された状態で台座部11を下地Bに安定して固定できれば、どのような形状であってもよい。固着手段13の材質としては、炭素鋼、合金鋼、ステンレス鋼等の鋼材等が使用できる。
係止孔11a及び固着手段13の位置及び数は、支持架台Aの全体を下地Bに対し確実に固定可能であれば制限されず、より強固にかつ効率的に支持架台Aの全体を下地Bに固定するため、複数個それぞれ所定間隔毎に配置することか好ましい。係止孔11a及び固着手段13の配置例としては、台座部11の中心から同心円上に複数を配置することが好ましい。
また、係止孔11aの内周形状と、固着手段13の頭部13aの外形状は、固着手段13の頭部13aが台座部11の表面11sから突出しないように頭部13aと対応した形状の座繰りを設け、頭部13aの外形状を皿、平、なべがよく、ドライバーやレンチ等の工具と係合する溝(図示しない)の形状は、十字穴、六角穴、四角穴が好ましい。
つまり、止水材2の収納部11bは、台座部11の裏面11rにおいて係止孔11aの周囲を囲むように区画形成され、収納部11bで囲んだ空間に止水材2が充填される。収納部11bは、台座部11と同様の材料、例えばステンレスや、亜鉛・アルミニウム・マグネシウムメッキまたは亜鉛メッキ等の防錆処理が施された鋼板等、多湿状態でも錆び難い鋼鈑が好ましい。
下地Bに対する支持架台Aの配置状態において収納部11bは、台座部11の裏面11rと下地Bの間に挟まれるように配置され、収納部11bの内部には止水材2が収容される。
収納部11bの具体例としては、角筒状や円筒状又はその他の筒状に形成され、台座部11の裏面11rと連続して下地Bへ向け突出させるとともに、先端面の全体が開口するように一体形成されている。
また、その他の例として図示しないが、台座部11の裏面11rに収納部11bを凹状に形成したり、台座部11と収納部11bをそれぞれ別部品で構成して両者を連結したり、止水材2の材料によっては収納部11bにおける筒状側面の一部が開口するように形成することも可能である。
固形材料製の止水材2を用いる場合には、下地Bに対する支持架台Aの配置前の時点で、収納部11b内に固形材料製の止水材2を収容し、支持架台Aの配置後に係止孔11aから固着手段13を下地Bへ向け挿通することにより、固形材料製の止水材2が固着手段13の外面13bに密着する。
流動性材料製の止水材2を用いる場合は、その粘度が高ければ固形材料製の止水材2と同様に、支持架台Aの配置前の時点で、収納部11b内に収容可能であり、支持架台Aの配置後に係止孔11aから固着手段13が下地Bへ向け挿通されることで、流動性材料製の止水材2を固着手段13の外面13bと密着させることも可能である。
さらに、流動性材料製の止水材2を用いる場合には、台座部11に止水材2の注入孔11cを収納部11bで囲まれた空間と通じるように設けることで、支持架台Aの配置前又は配置後のタイミングに関係なく、収納部11b内に流動性材料製の止水材2を収容することも可能である。すなわち、支持架台Aの配置後に係止孔11aから固着手段13を下地Bへ向け挿通して止着された後であっても、注入孔11cから流動性材料製の止水材2を注入して収納部11b内に充填することが可能になる。
そこで、係止孔11a及び注入孔11cの配置例を図3(a)〜(f)を示す。
図2(a)(b)や図3(a)及び図3(c)(d)に示される例では、係止孔11aと同数の注入孔11cを、両者が隣接するように配置している。
これに対し、複数の係止孔11aに応じて注入孔11cを設けてもよく、図3(f)に示される例では、複数(2つ以上)の係止孔11aに対して1つの注入孔11cが配置されている。
図3(b)(e)に示される例では、1つの係止孔11aに対して複数(2つ)の注入孔11cが配置され、このようにすることでシーラー等の止水材2を一方の注入孔11cから充填する際に、止水材2の粘度が高く収納部11bに対して充分に充填され難い場合に、他方の注入孔11cからも止水材2を充填することができる。また、一方の注入孔11cから止水材2を充填することに伴い、他方の注入孔11cから止水材2が噴出されることで、収納部11b内に止水材が充分に充填されたことが感知できるとの利点もある。ここで、図3(e)に示されるように、係止孔11aを中心にして複数(2つ)の注入孔11cを対角線上かつ所定の距離を離して配置すれば、上記のような効果や利点が更に得られ易くなる。
図2(a)(b)や図3(a)(d)(e)(f)に示される例では、矩形の台座部11において四隅部分に、1組の係止孔11a及び注入孔11cを囲むように収納部11bが、複数個(4つ)それぞれ台座部11の裏面11rに連結して形成されている。
図3(b)に示される例では、複数(3つ)の係止孔11aと複数(計6つ)の注入孔11cのすべてを1つの収納部11bで囲うように形成している。
図3(c)に示される例では、複数(2つ)の係止孔11aと複数(2つ)の注入孔11cを2つ以上の組に分け、その1つの組を1つの収納部11bでそれぞれ囲うように形成している。
図3(d)に示される例では、収納部11bとして、1組の係止孔11a及び注入孔11cを囲む内側収納部11b1が複数(4つ)配置されるとともに、内側収納部11b1の外周を囲むように外側収納部11b2が配置されている。
図3(f)に示される例では、複数(2つ以上)の係止孔11aに対して1つの注入孔11cが配置される場合、これら組をそれぞれ囲むように複数(4つ)の収納部11bが配置されている。
また、支持架台Aは、構造物Cとして太陽光パネル等のような重量物を固定することがあり、この場合には、台座部11において構造物Cの支持部12が配置される箇所に大きな荷重がかかる。このような場合においては、図3(d)に示される例のように、構造物Cの支持部12が配置される箇所と対応する台座部11の裏面11rに、台座部11を支持するための脚部11dが設けられてもよい。
嵩上げ部11eは、台座部11と同様に、金属製、木製等の硬質材料で形成可能であるが、台座部11を金属製とすると溶接により一体化できることから金属製とすることが好ましい。また、台座部11と嵩上げ部11eを金属により一体成形してもよく、また、これらを合成樹脂によって一体成形することもできる。
嵩上げ部11eの形状は、円柱状、角柱状などの柱状形であることが好ましいが、その他の形状であっても構造物Cを支持するために台座部11に設けられたものであればよい。また、支持部12は、1段でもよく多段構造であってもよい。嵩上げ部11eの外径としては、20mm〜450mmが使用できる。
嵩上げ部11eの高さは、構造物Cの固定位置により所望の高さに設定されるが、50mm〜300mmが好ましく、構造物Cの取付け作業性を考慮すると125mm〜250mmがより好ましい。特に、構造物Cとして太陽光発電用パネルを設置する場合には、パネルの設置と共に電気配線が必要となり、これらの作業を高い位置で行えると作業性が良くなるために好ましい。
ところで、支持部12がボルト等である場合には、このボルトに対する固定位置を高くすると、支持部12であるボルトに横方向の荷重がかかるとボルトが変形したり破壊したりするおそれがある。
これに対し、台座部11と支持部12との間に嵩上げ部11eを設けることで、構造物Cの固定位置を高く保持し且つ充分な強度を確保することができるために好ましい。
さらに、嵩上げ部11eを収納部11bの一部と鉛直方向へ重なり合うように配置して、支持架台Aの設置状態で嵩上げ部11eが台座部11を介して収納部11bの上に支持されるようにしている。これにより、支持部12に構造物Cとして太陽光パネル等のような重量物を取り付け固定しても、台座部11にかかる荷重が収納部11bによって支持されるため、台座部11が変形することなく構造物を安定的に設置することができる。
下地Bの具体例としては、コンクリート下地が使用されている。必要に応じて、コンクリート下地の上には、断熱材や不燃板をさらに敷設して用いることも可能である。
断熱材は、ポリスチレンフォーム、硬質ウレタンフォーム、フェノールフォーム、ポリエチレン、ポリプロピレン等のポリオレフィンフォーム等が使用できる。強度を考慮するとクラフト紙やアルミ箔が両面に積層された断熱材が好ましい。また、勾配をとる必要がある場合には、勾配のある断熱ボードを使用することができる。
不燃板は、断熱材の上に敷設され施工時やその後の点検時、また後述する構造物Cを設置することで、断熱材が沈み込んで変形するのを防止する目的もある。したがって、不燃板としては、無機質板や金属板、鋼板等を使用することが好ましい。
また、その他の例として図示しないが、下地Bとしてこれらの構成以外に、目的に応じて緩衝用シート等を敷設したり、下地Bがコンクリート下地に代えて、金属下地、断熱材及び不燃板を組み合わせた下地や、ALC等に変更したりすることも可能である。
防水層B1は、アスファルト、加硫ゴムシート、非加硫ゴムシート、ウレタン塗膜、熱可塑性樹脂製の防水シートや、その他の合成樹脂からなる防水シート等を用いることができる。防水層B1となる防水シートは、単層でも良いが、寸法安定性、引張強度に優れるという点からガラスクロス、不織布等の基材層を積層した複層品が好ましい。防水層B1の基材層は、最下層に設けても良いが熱可塑性樹脂層の中間に設けても良い。
防水層B1の具体例としては、熱可塑性樹脂製の防水シートであって、より具体的にはポリ塩化ビニル樹脂製の防水シートが使用されている。熱可塑性樹脂製の防水シートの材料としては、ポリ塩化ビニル系樹脂、ポリオレフィン系樹脂、アクリル系樹脂等の熱可塑性樹脂を使用することができる。特にポリ塩化ビニル系樹脂製の防水シートを用いることが好ましい。
また、その他の例として、防水層B1として、加硫ゴム等からなる既存の防水シートを用いることも可能である。
さらに、図1、図5及び図6に示される例では、支持架台Aが防水層B1の上に配置されているが、このような態様に限られず、支持架台Aは防水層B1を介さずに下地Bの表面B2上に配置されてもよい。図示しないが、既存の防水層B1の一部を剥離させて下地Bの表面B2を露出させ、この下地Bの表面B2上に支持架台Aを配置して、ビス等の固着手段13で固定してもよい。また、下地Bに断熱材を用いる場合には、断熱材の上に支持架台Aを設置すると不安定となるため、下地Bの上に支持架台Aを配置し、下地Bの表面B2及び支持架台3を覆うように断熱材が敷設されるとともに、この断熱材の上に支持架台Aが貫通するように防水層B1を設けてもよい。
このような熱可塑性樹脂製の防水シートの機械的固定工法として、下地Bに固定板(図示しない)をビス等で固定した後に、この固定板に対して防水層B1となる熱可塑性樹脂製の防水シートを敷設し、固定板の上面と防水層B1となる熱可塑性樹脂製の防水シートの裏面を接合することで固定する工法や、下地Bに防水層B1となる熱可塑性樹脂製の防水シートを敷設し、その上に固定板が配置され、この固定板にビスを打ち込むことで防水層B1となる熱可塑性樹脂製の防水シートを固定し、固定板の上から増し貼り用の防水シート(図示しない)を接合する工法等が使用できる。
構造物Cが太陽光パネルである場合には、板状に作製される太陽光モジュールやシート状に作製される薄膜太陽光モジュール、又はそれを支える架台やベースレール等が設置対象物となる。
これと同時に、収納部11bを挿通する固着手段13が、収納部11bに収容した止水材2と密着することで、構造物Cの支持部12などから伝わった雨水が、係止孔11aや固着手段13に浸入しても止水材2で止水されて下地Bへ浸入しない。
すなわち、ビス等の固着手段13で支持架台Aを固定しても、固着手段13の周囲が収納部11bに収容した止水材2により独立して止水され、屋内側への漏水を防止するのに充分な防水性が得られる。
したがって、支持架台Aをビス等の固着手段13で下地Bに固定しながら固着手段13の周囲からの漏水を防止することができる。
したがって、固着手段13の周囲からの防止性を向上させることができる。
その結果、固着手段13による止着前に固形性の止水材2を収納部11bに収容したものに比べ、固着手段13の周囲から漏水をより確実に防止できる。
さらに、固着手段13による止着後に止水材2の注入を行った場合には、固着手段13により支持架台Aを固定した後であっても止水材2の充填が可能となって、作業性が向上するとともに、流動性の止水材2が固着手段13の周囲となる下地Bとの間に生じる僅かな隙間へスムーズに充填されるため、固着手段13の周囲からの防止性を更に向上させることができる。
次に、本発明の各実施例を図面に基づいて説明する。
補助防水層3は、例えば塩化ビニル系樹脂、オレフィン系樹脂、アクリル系樹脂等の熱可塑性樹脂を含む合成樹脂やゴム等の材料からなる増し貼り用の防水シートが用いられ、台座部11に開穿される係止孔11aと、それに挿通されるビス等の固着手段13を上面から覆って防水処理するため、台座部11の全体と、その周囲に配置される下地Bの表面B2全体又は、下地Bの表面B2において少なくとも所定領域を覆うように敷設固定されている。
補助防水層3となるポリ塩化ビニル樹脂製の防水シート3Aは、その略中央位置に構造物Cの支持部12が通る貫通孔3aを開穿したドーナツ形状で、且つ係止孔11a及び止水材2の注入孔11cと下地Bの表面B2を同時に覆う大きさに形成されている。ポリ塩化ビニル樹脂製の防水シート3Aの厚みは、0.3〜3mmにすることが好ましく、0.5mm〜2mmがより好ましい。
補助防水層3の外形状は、円形又は四角や六角等の多角形であってもよい。貫通孔3aの形状も円形に限らず、四角や六角等の多角形であってもよい。
また、その他の例として図示していないが、補助防水層3の外周端と下地Bの表面B2に亘って、液シーラー等のシール材を用いて防水処理を施してもよい。
ここで、支持架台Aは、補助防水層3との接合性を考慮して、補助防水層3となるポリ塩化ビニル樹脂製の防水シート3Aと同質又は同種の熱融着や溶剤等により溶着し易い樹脂からなる熱可塑性樹脂製シート等の被覆層11fで、補助防水層3と接触する少なくとも台座部11の表面11s及び側面か、又は支持部12の一部(構造物Cの取り付けに使用する箇所を除いた根本から5mm〜20mm部分)も含めた支持架台Aの全体か、若しくは支持部12を含む支持架台Aの全体か、或いは支持部12を除いた支持架台Aの全体を被覆することが好ましい。
熱融着や溶剤等による溶着とは、同系の樹脂層を熱や溶剤により軟化させ加圧することで接合する方法であり、初期から強い固定強度が得られ、経時においてもその接合力が低下し難く耐久性に優れる。
被覆層11fの厚みは1mm〜10mmが好ましく、3mm〜7mmがより好ましい。被覆する熱可塑性樹脂の具体例としては、補助防水層3と溶着、融着し易いという点から同質又は同種の組成が好ましく、塩化ビニル系樹脂、オレフィン系樹脂、アクリル系樹脂等が挙げられる。
また、被覆層11fは、積層やディッピング加工や粉体塗装等によって形成することができる。支持架台Aが比較的複雑な立体形状であるので、被覆層11fはディッピング加工により形成されることが好ましい。これにより支持架台Aの形状に沿って被覆層11fを設けることができる。
図1〜図4に示される支持架台Aにおいては、ディッピング加工により塩化ビニル系樹脂による被覆層11fが設けられている。
ここで溶着に用いられる溶剤等の溶着剤としては、被覆層11fなどを構成する樹脂を溶解し所定の時間で揮発するようなものであればよい。したがって、被覆層11fや補助防水層3などがポリ塩化ビニル樹脂で構成される場合には、ポリ塩化ビニル樹脂を溶解できる良溶媒を用いることができる。このような溶剤としてTHF(テトラヒドロフラン)、トルエン、ヘキサン、シクロヘキサノン、MEK(メチルエチルケトン)等が挙げられ、溶解度や揮発性を調整するためにこれらを混合したり、他の貧溶媒を添加したりしてもよい。さらに、これらの溶媒に熱可塑性樹脂を溶解させた液状シーラー等を用いてもよい。
したがって、雨水に対する防止性を更に向上させることができる。
その結果、下地Bの内側に雨水が浸透又は滲出することをより防止できて、より長期間に亘って充分な防水性が得られる。
さらに、支持架台Aにおいて補助防水層3と接触する箇所を、補助防水層3と同質又は同種の熱融着や溶剤等により溶着し易い樹脂からなる被覆層11fで被覆した場合には、補助防水層3との接合が確実かつ簡単に行え、充分な防水性と耐久性が得られる。また支持架台Aの全体を被覆層11fで被覆した場合には、支持架台A自体が腐食や劣化するのを防ぐことができる。
先ず、下地Bに、防水層B1となる熱可塑性樹脂(ポリ塩化ビニル樹脂)製の防水シートB1aを敷設し、下地Bや防水層B1の防水シートB1aにおける台座部11の係止孔11aに対応する位置にドリルで下穴(図示しない)を設け、その下穴に合成樹脂製のアンカープラグビス(図示せず)を挿入する。その上から支持架台Aを所定位置に配置し、係止孔11aにビス等の固着手段13を挿通し、インパクトドライバ等の工具により下地Bに打ち込んで、支持架台Aを下地Bに固定する。
その後、台座部11の注入孔11cから止水材2となるブチル系シーラーをシーラーガン等の工具を用いて収納部11bの内部に充填する。
最後に、台座部11の表面11sに被覆された被覆層11fと、防水層B1となる熱可塑性樹脂(ポリ塩化ビニル樹脂)製の防水シートB1aの表面B2に亘って、補助防水層3となるポリ塩化ビニル樹脂製の防水シート3Aを敷設し、溶剤溶着により固定する。
その結果、固定強度及び防水性を確保しつつ、施工性の向上および施工コストの低減を図ることができる。
また、下地Bや防水層B1の防水シートB1aに空けられた下穴には、ビス等の固着手段13との固定強度を高めるために、金属系アンカー、プラスチックアンカー等を挿入することができ、さらにその上からエポキシ系、ウレタン系、ポリエステル系等の接着剤を注入することができる。
図5及び図6に示される例では、下地Bの表面B2に防水層B1としてゴム製の防水シートB1bが敷設固定され、補助防水層3として防水層B1となるゴム製の防水シートB1bと接合が困難なポリ塩化ビニル樹脂等の熱可塑性樹脂製の防水シート3Bを敷設固定している。
さらに、支持架台Aの台座部11において収納部11bより外側の裏面11rと、防水層B1となるゴム製の防水シートB1bの表面B2の間に生じる空間には、シーリング材4を充填している。
さらに、図5に示される例では、熱可塑性樹脂層6となるポリ塩化ビニル樹脂被覆鋼板6Aの内側端を台座部11の側面に沿って断面L字形に折り曲げて密着させるとともに、補助防水層3となる熱可塑性樹脂製の防水シート3Bの外周端部3cを、熱可塑性樹脂層6となるポリ塩化ビニル樹脂被覆鋼板6Aに密着させている。
熱可塑性樹脂層6となるポリ塩化ビニル樹脂被覆鋼板6Aの外側端と、接着層5となるブチルゴム等からなる両面接着テープ5Aの外側端には、それらを覆うように、変性シリコーン等からなるシーリング材7が、防水層B1となるゴム製の防水シートB1bの表面B2か、又は補助防水層3となる熱可塑性樹脂製の防水シート3Bの外周端部3cに亘って設けられる。
ここで、支持架台Aにおいて補助防水層3と接触する、少なくとも嵩上げ部11eの一部か、又は嵩上げ部11eも含めて支持架台Aの全体には、補助防水層3との接合性を考慮して、補助防水層3となる熱可塑性樹脂製の防水シート3Bと同質又は同種の溶着し易い樹脂からなる熱可塑性樹脂製シート等の被覆層11fを被覆することが好ましい。
さらに必要に応じて、被覆層11fと嵩上げ部11eの接触箇所に液シーラー等で端末処理することがより好ましい。
先ず、下地Bに、防水層B1となるゴム製の防水シートB1bを敷設し、下地Bや防水層B1の防水シートB1bにおける台座部11の係止孔11aに対応する位置にドリルで下穴(図示しない)を設け、その下穴に合成樹脂製のアンカープラグビス(図示せず)を挿入する。その上から支持架台Aを所定位置に配置し、係止孔11aにビス等の固着手段13を挿通し、インパクトドライバ等の工具により下地Bに打ち込んで、支持架台Aを下地Bに固定する。
その後、台座部11の注入孔11cから止水材2となるブチル系シーラーをシーラーガン等の工具を用いて収納部11bの内部に充填する。支持架台Aの台座部11において収納部11bより外側の裏面11rと、防水層B1となるゴム製の防水シートB1bの表面B2の間に生じる空間には、シーリング材4を充填する。
最後に、台座部11の表面11sに被覆された被覆層11fと、熱可塑性樹脂層6となるポリ塩化ビニル樹脂被覆鋼板6Aに亘って、補助防水層3となる熱可塑性樹脂製の防水シート3Bを敷設し、溶剤溶着により固定する。必要に応じて、補助防水層3となる熱可塑性樹脂製の防水シート3Bの外周端部3cをシーリング材で防水処理する。さらに熱可塑性樹脂層6となるポリ塩化ビニル樹脂被覆鋼板6Aの外側端と、接着層5となるブチルゴム等からなる両面接着テープ5Aの外側端から防水層B1となるゴム製の防水シートB1bの表面Bに亘り、シーリング材7で防水処理を行う。
最後に、台座部11の表面11sに被覆された被覆層11fと、熱可塑性樹脂層6となる熱可塑性樹脂製の防水シート6Bに亘って、補助防水層3となる熱可塑性樹脂製の防水シート3Bを敷設し、溶剤溶着により固定する。必要に応じて、補助防水層3となる熱可塑性樹脂製の防水シート3Bの外周端部3cをシーリング材で防水処理する。
このような図5及び図6に示された支持架台用設置工法によると、前述した図1に示された支持架台用設置工法と同様な作用効果が得られる。
例えば、下地Bの上に支持架台Aを配置し、ビス等の固着手段13で支持架台Aが固定された後に、支持架台Aの周囲に防水層B1を設けてもよい。
また、既存の防水層B1の一部を剥離させて下地Bを露出させ、この下地Bの上に支持架台Aを配置して固着手段13で固定してもよい。これらの場合にも、収納部11bに止水材2を収納すれば固着手段13及び係止孔11aの周囲の防水性を確保することができる。
また、防水層B1の材質等に応じて、ポリ塩化ビニル樹脂製の防水シート3Aからなる補助防水層3や、接着層5、熱可塑性樹脂層6、熱可塑性樹脂製の防水シート3Bで構成される補助防水層3を用いることができる。
11a 係止孔 11b 収納部
11c 注入孔 12 支持部
13 固着手段 2 止水材
3 補助防水層 B 下地
B2 表面 C 構造物
Claims (5)
- 下地に沿って設けられる台座部と構造物の支持部を有する支持架台と、
前記台座部側からの打ち込みにより先端側が前記下地に挿入して止着される固着手段と、
前記下地と前記台座部の間に設けられる止水材と、を備え、
前記台座部は、前記固着手段が挿通される係止孔と、前記係止孔の周囲に前記台座部の裏面から前記下地の表面へ向け筒状に突出して設けられる前記止水材の収納部と、前記台座部の外周において前記収納部より外側の前記裏面と前記下地の前記表面の間に生じる空間に充填されるシーリング材と、を有し、前記係止孔及び前記収納部が複数組それぞれ分散して配置され、
前記収納部は、前記固着手段の打ち込み状態で前記下地の前記表面と接する先端面を有し、前記先端面の外側に前記シーリング材が配置され、
前記止水材は、前記収納部及び前記下地の前記表面で形成される空間に収容されて、前記係止孔に挿入した前記固着手段の外面と密着する材料からなることを特徴とする支持架台用設置構造。 - 一つの前記収納部に対して前記係止孔が一つ設けられることを特徴とする請求項1記載の支持架台用設置構造。
- 前記台座部と、その周囲に配置される前記下地の前記表面に亘って、それらを覆うように補助防水層を設けたことを特徴とする請求項1又は2記載の支持架台用設置構造。
- 固着手段の係止孔、前記係止孔の周囲に設けられる止水材の収納部を複数組それぞれ分散して配置した台座部と、構造物の支持部と、が備えられた支持架台を、前記収納部が下地の表面に沿うように配置する工程と、
前記台座部の前記係止孔に固着手段を挿通し打ち込むことで、前記台座部の裏面から前記下地の前記表面へ向け筒状に突出する前記収納部を通って、前記固着手段の先端側が前記下地に挿入されて止着するとともに、前記収納部の先端面が前記下地の前記表面と接する工程と、
前記収納部に挿通される前記固着手段の外面を、前記収納部及び前記下地の前記表面で形成される空間に収容された止水材と密着させる工程と、
前記台座部の外周において前記収納部より外側の前記裏面と前記下地の前記表面の間に生じる空間にシーリング材を充填して、前記シーリング材が前記収納部の前記先端面の外側に配置される工程と、を含むことを特徴とする支持架台用設置工法。 - 下地に沿って設けられる台座部と、
構造物の支持部と、を備え、
前記台座部は、前記台座部側からの打ち込みにより先端側を前記下地に挿入して止着する固着手段が挿通される係止孔と、前記係止孔の周囲に前記台座部の裏面から前記下地の表面へ向け筒状に突出して設けられる収納部と、前記台座部の外周において前記収納部より外側の前記裏面と前記下地の前記表面の間に生じる空間に充填されるシーリング材と、を有し、前記係止孔及び前記収納部が複数組それぞれ分散して配置され、
前記収納部は、前記固着手段の打ち込み状態で前記下地の前記表面と接する先端面を有し、前記先端面の外側に前記シーリング材が配置され、
前記収納部及び前記下地の前記表面で形成される空間には、前記係止孔に挿入された前記固着手段の外面と密着するように止水材が収容されることを特徴とする支持架台。
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