JP6220502B2 - 構造物設置構造及び構造物設置工法 - Google Patents

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Description

本発明は、屋上、ベランダ、屋根等の防水層を有する下地に対して、太陽光パネル、広告設備、フェンス等の構造物を設置するために用いられる構造物設置構造及びその構造物設置工法に関する。
従来、この種の構造物設置構造及び構造物設置工法として、屋上の鉄筋コンクリートスラブに、その押さえモルタルと防水層を通して複数の穴をあけ、各穴にカプセル入りのケミカルアンカーを挿入して、アンカーボルトを打ち込み、このアンカーボルトの回りにコンクリートを打って台状のコンクリート基礎を形成し、コンクリート基礎の表面とその周囲の屋上面に新規な防水層を形成し、このコンクリート基礎の上に太陽電池パネルの架台を載置してそのフレームに、コンクリート基礎から上向きに突出するアンカーボルトの先端部を挿通しダブルナットで固定するようにしたものがある(例えば、特許文献1参照)。
特開2000−17802号公報
しかし乍ら、このような従来の構造物設置構造及び構造物設置工法では、鉄筋コンクリートスラブの防水層を貫通して上向きに突出するアンカーボルトの先端部に対して太陽電池パネルの架台が固定されるため、雨水などでアンカーボルトの先端部が濡れ、雨水などがアンカーボルトの表面を伝わって流下すると、新規な防水層や鉄筋コンクリートスラブの防水層で堰き止めることができず内部に浸入し、漏水するおそれがある。
つまり、アンカーボルトを固定するために防水層が貫通されると、新規な防水層を設けても、なお新規な防水層を貫通して上向きに突出するアンカーボルトに対し構造物が固定されるために、防水層の防水性を損なう場合があるという問題があった。
本発明は、このような問題に対処することを課題とするものであり、防水性を確保しつつ構造物を充分に固定可能な構造物設置構造及び構造物設置工法を提供すること、などを目的とするものである。
このような目的を達成するために本発明による構造物設置構造は、下地上の防水層に太陽光パネルが含まれる構造物を設置するための構造物設置構造であって、前記下地に対して敷設される前記防水層と、前記防水層と対向して設けられる台座部前記台座部から前記構造物に向け突出する支持部及び前記支持部に連結される押さえ板を有する固定具と、を備え、前記防水層は、前記下地の表面に沿って敷設固定され、前記防水層の上面全体に第一接着層を有し、前記台座部は、前記防水層の前記第一接着層と対向する前記下地側面に第二接着層を有し、前記押さえ板は、前記構造物の端面に向けて折り曲げられる一端部と、前記構造物の外周端部と対向する他端部と、を有し、前記固定具の前記台座部と前記押さえ板の前記他端部との間に前記構造物の前記外周端部挟持固定される設置状態で、前記防水層の上面に前記台座部が直接載置され、且つ前記防水層の前記第一接着層と前記台座部の前記第二接着層が互いに接合されることを特徴とする。
また本発明による構造物設置工法は、下地上の防水層に太陽光パネルが含まれる構造物を設置するための構造物設置工法であって、前記下地に対し、前記下地の表面に沿って敷設固定される面と反対側の上面全体に第一接着層が形成された前記防水層を敷設固定する工程と、前記防水層の上面に固定具の台座部を直接載置し、前記台座部の前記下地側面に形成された第二接着層を前記防水層の前記第一接着層と互いに接合させて、前記台座部から前記構造物に向け突出するように連設された支持部前記防水層に固定る工程と、前記支持部に押さえ板を連結し、前記押さえ板の一端部が前記構造物の端面に向けて折り曲げられ、前記押さえ板の前記他端部と前記台座部との間に前記構造物の外周端部挟持固定する工程と、を含むことを特徴とする。
前述した特徴を有する本発明による構造物設置構造及び構造物設置工法は、防水層及び固定具の台座部の対向面に接着層をそれぞれ形成して、接着層同士を互いに接合させることにより、固定具の台座部から構造物に向け突出する支持部が防水層に対して固定され、支持部で構造物を固定することにより、雨水などで支持部が濡れ、雨水などが支持部の表面に伝わって流下しても防水層で堰き止められ、防水層より内部に浸入しない。また、これにより防水層に対して固定具を固定するために、ボルトやビス等による貫通孔を防水層に設ける必要がなく、固定具を防水層に対して水密に固定することが可能になる。
したがって、防水性を確保しつつ構造物を充分に固定可能な構造物設置構造及び構造物設置工法を提供することができる。
その結果、アンカーボルトを固定するために防水層が貫通され、その周囲に新規な防水層を設けても、なお新規な防水層を貫通して上向きに突出するアンカーボルトに対し構造物が固定される従来のものに比べ、構造物の固定具が接着層同士の接合により固定されて固定具が防水層を貫通しないため、固定具によって構造物が防水層の防水性を損なうことなく充分に固定され、漏水の危険を回避することができる。
さらに、アンカーボルトの回りにコンクリートを打ってコンクリート基礎の表面とその周囲の屋上面に新規な防水層を形成する必要がある従来のものに比べ、固定具の支持部の周囲を覆うように新たな防水層を設けることなく、構造を簡素化できて施工コストの低減化が図れる。
本発明の実施形態に係る構造物設置構造及び構造物設置工法の全体構成を示す部分的な縦断正面図である。 同分解斜視図である。 台座部の変形例を示す分解斜視図である。 押さえ部の変形例を示す拡大分解斜視図である。 本発明の他の実施例に係る構造物設置構造及び構造物設置工法の全体構成を示す部分的な縦断正面図である
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。
本発明の実施形態に係る構造物設置構造Aは、図1〜図5に示すように、下地1の上に設けられる防水層2の上に構造物Bを設置するものであって、下地1の上に敷設される防水層2と、防水層2と対向して設けられる固定具3と、を主要な構成要素として備えている。
下地1は、コンクリート、ALC、折板屋根、瓦棒屋根、デッキプレート等の金属下地等を使用することができる。
下地1の具体例としては、図1及び図2に示されるように、金属下地11が使用されている。必要に応じて、金属下地11の上には、断熱材12や不燃板13をさらに敷設して用いることも可能である
断熱材12は、ポリスチレンフォーム、硬質ウレタンフォーム、フェノールフォーム、ポリエチレン、ポリプロピレン等のポリオレフィンフォーム等が使用できる。強度を考慮するとクラフト紙やアルミ箔が両面に積層された断熱材が好ましい。また、勾配をとる必要がある場合には、勾配のある断熱ボードを使用することができる。
不燃板13は、断熱材12の上に敷設され施工時やその後の点検時、また後述する構造物Bを設置することで、断熱材12が沈み込んで変形するのを防止する目的もある。したがって、不燃板13としては、無機質板や金属板、鋼板等を使用することが好ましい。
また、その他の例として図示しないが、下地1としてこれらの構成以外に、目的に応じて緩衝用シート等を敷設したり、下地1が金属下地11、断熱材12及び不燃板13に代えてコンクリート、ALC等に変更したりすることも可能である。
防水層2は、アスファルト、加硫ゴムシート、非加硫ゴムシート、ウレタン塗膜、熱可塑性樹脂製の防水シートや、その他の合成樹脂からなる防水シート等を用いることができる。
さらに、防水層2となる防水シートは、単層でも良いが、寸法安定性、引張強度に優れるという点からガラスクロス、不織布等の基材層を積層した複層品が好ましい。基材層は、最下層に設けても良いが熱可塑性樹脂層の中間に設けても良い。
防水層2において後述する固定具3の台座部31と対向する少なくとも上面には、接着層2aが形成される。
接着層2aは、一層であっても複数の層であってもよく、それぞれの層の組成を異なるものとしてもよい。接着層2aの材料としては、熱可塑性樹脂やその他の熱硬化性樹脂などからなる合成樹脂等を用いることが好ましく、熱融着、溶着ができるという点から熱可塑性樹脂を用いることがより好ましい。
防水層2の具体例としては、図1及び図2に示されるように、上面を含む全体が同一材料で一体成形した防水シート、すなわち接着層2aを一体成形した防水シートが使用されている。
接着層2aを一体成形した防水シートの材料としては、ポリ塩化ビニル系樹脂、ポリオレフィン系樹脂、アクリル系樹脂等の熱可塑性樹脂を使用することができる。特にポリ塩化ビニル系樹脂製の防水シートを用いることが好ましい。
また、その他の例として図示しないが、防水層2として、加硫ゴム等からなる既存の防水シートの上面に、熱可塑性樹脂等からなる接着層2aを一体的に積層形成することも可能である。
さらに、下地1に対して防水層2を敷設する方法としては、既知の工法で敷設固定することができる。防水層2が防水シートである場合には、接着工法や機械的固定工法を用いることができる。機械固定工法とは、下地1に固定板(図示しない)をビス等で固定し、この固定板に対して防水層2となる防水シートを固定する工法である。
このような防水シートの機械的固定工法として、下地1に固定板(図示しない)をビス等で固定した後に、この固定板に対して防水層2となる防水シートを敷設し、固定板の上面と防水層2となる防水シートの裏面を接合することで固定する工法や、下地1に防水層2となる防水シートを敷設し、その上に固定板が配置され、この固定板にビスを打ち込むことで防水層2となる防水シートを固定し、固定板の上から補強用シートを接合する工法等が使用できる。
固定具3は、防水層2の接着層2aと対向して設けられる台座部31と、台座部31から構造物Bに向かって上向きに突出する支持部32を有している。
台座部31は、金属製、硬質合成樹脂製、木製等で、円形や楕円形状の円盤状又は正方形や長方形や矩形プレート状若しくは長尺な帯状の板状に形成される。強度や耐久性の点から金属製が好ましい。特に、台座部31の材料としては、ステンレスや、亜鉛・アルミニウム・マグネシウムメッキまたは亜鉛メッキ等の防錆処理が施された鋼板など、多湿状態でも錆び難い鋼鈑が好ましい。
台座部31には、それから後述する構造物Bに向けて支持部32を構造物Bに向けて上向きに突出するように連設し、支持部32で後述する構造物Bを固定している。
支持部32は、炭素鋼、合金鋼、ステンレス鋼等の鋼材などからなるビスやボルト等が用いられ、その頭部32aの形状としては皿、平、なべ等を使用することが好ましい。
固定具3の具体例としては、図1及び図2に示されるように、台座部31と支持部32を別部品で構成して一体的に組み付けている。
また、その他の例として図示しないが、台座部31と支持部32を一体に構成することも可能である。
さらに、固定具3の台座部31において防水層2の接着層2aと対向する下面(下地側面)には、接着層3aが形成される。
接着層3aの材料としては、防水層2の接着層2aと熱融着や溶着等により接合できるように同系の合成樹脂を用いることが好ましい。熱融着や溶剤等による溶着とは、同系の樹脂層を熱や溶剤により軟化させ加圧することで接合する方法であり、初期から強い固定強度が得られ、経時においてもその接合力が低下し難く耐久性に優れる。
ここで溶着に用いられる溶剤等の溶着剤としては、台座部31の接着層3aと防水層2の接着層2aを溶解し所定の時間で揮発するようなものであればよい。したがって、これら接着層2a,3aがポリ塩化ビニル樹脂で構成される場合には、ポリ塩化ビニル樹脂を溶解できる良溶媒を用いることができる。このような溶剤としてTHF(テトラヒドロフラン)、トルエン、ヘキサン、シクロヘキサノン、MEK(メチルエチルケトン)等が挙げられ、溶解度や揮発性を調整するためにこれらを混合したり、他の貧溶媒を添加したりしてもよい。さらに、これらの溶媒に熱可塑性樹脂を溶解させた液状シーラー等を用いてもよい。接着層2a,3aがポリ塩化ビニル樹脂で構成される場合にはTHFにポリ塩化ビニル樹脂を溶解させた液状シーラーを用いることが好ましい。このような液状シーラーにおいても複数の溶剤を混合して使用することができる。接合の安定性、接合強度という点からは液状シーラーが好ましいが、接合力を発揮するまで多少の時間を要するので、接合直後から接合力を要求する場合には溶剤を用いるのが好ましい。
また、接着層3aの形成方法としては、台座部31に対し、積層やディッピング加工や粉体塗装等によって形成することができる。特に、台座部31の下面(下地面)だけでなく反対側の上面を含めて、塩化ビニルなどの熱可塑性樹脂で被覆し積層することにより、台座部31が金属製である場合に台座部31の腐食を防止することが可能となるため好ましい。
さらにまた、固定具3は、支持部32に連結されて後述する構造物Bと接触する押さえ具33をさらに有し、固定具3の台座部31と押さえ具33とで構造物Bを挟持することが好ましい。
押さえ具33は、後述する構造物Bと直接接触する押さえ板33aと、構造物Bに対し押さえ板33aを挟んで間接的に接触するナット33bの両方か、或いは構造物Bに直接接触するナット33bのみを有している。
押さえ板33aは、金属製、硬質合成樹脂製、木製等で、円形や楕円形状の円盤状又は正方形や長方形や矩形プレート状若しくは長尺な帯状の板状に形成される。強度や耐久性の点から金属製が好ましい。特に、押さえ板33aの材料としては、ステンレスや、亜鉛・アルミニウム・マグネシウムメッキまたは亜鉛メッキ等の防錆処理が施された鋼板など、多湿状態でも錆び難い鋼鈑が好ましい。
ナット33bは、丸ナット、四角ナット、六角ナット、座付きナット、つば付きナット、袋ナット等を用いることができる。
一方、構造物Bは、屋上、ベランダ、屋根等に設置される太陽光パネル、広告設備、フェンス又はその架台等からなる。
構造物Bが太陽光パネルである場合には、板状に作製される太陽光モジュールやシート状に作製される薄膜太陽光モジュール、又はそれを支える架台やベースレール等が設置対象物となる。
そして、本発明の実施形態に係る構造物設置構造Aによって下地1の上に構造物Bを設置するための構造物設置工法は、下地1の上に対し、下地1と対向する面と反対側の面に接着層2aが形成された防水層2を敷設する工程と、防水層2の上に対し、台座部31及び台座部31から構造物Bに向け上向きに連設された支持部32を有する固定具3を載置して、台座部31に形成された接着層3aを防水層2の接着層2aに接合させることにより、支持部32が防水層2の上に固定される工程と、固定具3の支持部32で構造物Bを固定する工程と、を含んでいる。
このような本発明の実施形態に係る構造物設置構造A及び構造物設置工法によると、防水層2及び固定具3の台座部31の対向面に接着層2a,3aをそれぞれ形成して、接着層2a,3a同士を互いに接合させることにより、固定具3の台座部31から構造物Bに向け上向きに突出する支持部32が防水層2に対して固定される。支持部32で構造物Bを固定することにより、雨水などで支持部32が濡れ、雨水などが支持部32の表面に伝わって流下しても防水層2で堰き止められ、防水層2より内部に浸入しない。また、これにより防水層2に対して固定具3を固定するために、ボルトやビス等による貫通孔を防水層2に設ける必要がなく、固定具3を防水層2に対して水密に固定することが可能になる。すなわち、構造物Bの固定具3が接着層2a,3a同士の接合により固定されて固定具3が防水層2を貫通しないため、固定具3によって構造物Bが防水層2の防水性を損なうことなく充分に固定され、漏水の危険を回避することが可能になる。
したがって、防水性を確保しつつ構造物を充分に固定可能な構造物設置構造及び構造物設置工法を提供することができる。
特に、防水層2及び台座部31の対向面に形成される接着層2a,3aを熱可塑性樹脂で構成し、接着層2a,3a同士が熱融着又は溶着により接合される場合には、防水層2及び固定具3の台座部31の対向面に形成される接着層2a,3a同士を強固に固着される。
それにより、防水層2と固定具3の固着状態を長期間に亘って維持することができる。
その結果、経年変化による耐久性がより向上できる。
次に、本発明の各実施例を図面に基づいて説明する。
この実施例1は、図1及び図2に示すように、防水層2が接着層2aを一体成形した防水シートであり、接着層2aとなる防水層2の表面層に対し、固定具3の台座部31に形成された熱可塑性樹脂製の接着層3aを溶剤溶着により接合させて、防水層2の上に台座部31が固定される場合を示したものである。
図1及び図2に示される例では、下地1として折板屋根である金属下地11が設けられ、その上に断熱材12及び不燃板13を挟んで、ポリ塩化ビニル樹脂製の防水シートからなる防水層2が敷設されるとともに、構造物Bとして、矩形の板状に形成された例えば薄膜の太陽光発電モジュールB1を設置している。
防水層2において構造物Bとなる太陽光発電モジュールB1と対向する位置には、接着部材4が設けられ、接着部材4を囲んで複数の台座部31が、太陽光発電モジュールB1の外周端部と対向するようにそれぞれ所定間隔毎に整列配置され、各台座部31から支持部32としてビスを構造物Bに向け上向きにそれぞれ突出させている。
接着部材4としては、接着剤、粘着テープ、定形シーラー、不定形シーラー等を用いることができる。粘着力にすぐれ、施工しやすいとの点からブチルテープなどの定形シーラーが好ましく用いられる。
構造物Bとなる太陽光発電モジュールB1の外周端部には、複数の貫通孔B2が開穿されている。
図1及び図2に示される台座部31は、外径が40〜100mm程度で厚みが0.6〜1.5mm程度の鋼板で円盤状に形成され、台座部31の略中央に貫通孔31aを開穿し、貫通孔31aに対して支持部32となるビスを挿通させ、このビスの頭部32aが、台座部31と防水層2の間に挟まれて固定されるとともに、ネジ部32bを、構造物Bの貫通孔B2及び押さえ具33の押さえ板33aに挿通し、ナット33bで挟持固定している。
また、その他の例として、図3に示されるように、円盤状に代えて矩形プレート状や帯状等に形成された台座部31′を使用したり、台座部31又は台座部31′に対してネジ部32b′が熔接等の固着手段で一体的に連結された支持部32′を使用したり、帯状の台座部31′に対して複数のネジ部32b′を連結したりすることも可能である。
図1及び図2に示される押さえ板33aは、幅が30mm〜150mm、長さが100mm〜1000mm程度で厚みが0.6〜1.5mm程度の鋼板を用い、その短尺方向の一端部が断面くの字型に折り曲げられ、他端部には、構造物Bとなる太陽光発電モジュールB1の外周端部に開穿された複数の貫通孔B2と対向して複数の通孔33a1が開穿される。
構造物Bとなる太陽光発電モジュールB1において少なくとも二組の外周端部に沿って二本の押さえ板33aが、それぞれ構造物Bを横方向へ挟み込むように配置され、構造物Bの貫通孔B2及び押さえ板33aの通孔33a1を縦方向へ貫通した支持部32のネジ部32bに対し、ナット33bをそれぞれ螺着し締め付けることにより、構造物Bを縦横方向へそれぞれ挟み込んで移動不能に設置している。
また、その他の例として、図4に示されるように、帯状に代えて円盤状に形成された押さえ板33a′を各固定具3の支持部32に対してそれぞれ使用したり、押さえ板33aや押さえ板33a′を介装せずにナット33bのみで構造物Bを挟み込んだりすることも可能である。
そして、図1及び図2に示される例の構造物設置工法について説明する。
先ず、金属下地11の上に断熱材12、不燃板13を順に敷設し、その上にポリ塩化ビニル樹脂製の防水シートを、機械的固定工法により接着層2aとして敷設固定することで防水層2を設ける。
その後、構造物Bを固定する両端の位置に合わせて、固定具3を整列配置した。ここで、固定具3は、構造物Bの外周端部に設けられた貫通孔B2と対向するように、支持部32のネジ部32bがそれぞれ設けられている。その次に、台座部31の下面に形成されたポリ塩化ビニル樹脂等の熱可塑性樹脂製の接着層3aを溶剤溶着により接合して、固定具3の台座部31及び支持部32を防水層2の上に固定する。
これに続いて、防水層2において構造物Bの設置位置に、接着部材4としてブチルテープを貼り、その上から構造物Bとなる太陽光発電モジュールB1を敷設する。
その後、構造物Bとなる太陽光発電モジュールB1の貫通孔B2と、帯状の押さえ板33aの通孔33a1に支持部32のネジ部32bをそれぞれ通し、その上からナット33bを支持部32のネジ部32bにそれぞれねじ込むことで、太陽光発電モジュールB1が押さえ板33aと固定具3の台座部31に挟み込まれて固定される。
さらに必要に応じて、構造物Bの外周端面と、押さえ板33aにおいて断面くの字型に折り曲げられた一端部と、防水層2の接着層2aで区画形成される空間には、例えば接着剤などの接着部材5を充填することが好ましい。
このような本発明の実施例1に係る構造物設置構造A及び構造物設置工法によると、防水層2が接着層2aを一体成形した防水シートであるため、防水層2に接着層2aを別に設ける必要がなくなる。
それにより、部材の点数を減らしつつ防水性を確保することができる。
その結果、施工コストの低減化が図れる。
さらに、図1〜図4に示される例の構造物設置構造A及び構造物設置工法によると、固定具3を防水層2の上に固定するのにビス等を用いることなく固定できるので、施工の簡略化が図られる。
また、構造物Bとなる太陽光発電モジュールB1の外周端面と、くの字型に折り曲げられた帯状の押さえ板33aと、防水層2の接着層2aで区画形成される空間に接着部材5を充填した場合には、構造物Bの下面に水が浸入するのを防ぐことができ、構造物Bの劣化を防止して固定安定性が向上するという利点がある。
さらに、固定具3が、支持部32に連結されて構造物Bと接触する押さえ具33を有し、固定具3の台座部31と押さえ具33とで構造物Bが挟持される場合には、構造物Bを固定具3でより強固に固定することができる。
それにより、構造物Bの固定強度を高めることができる。
また、図示される場合のように、構造物Bが薄膜太陽光モジュール等の板状やシート状であれば、図2や図3に示される例のように、押さえ具33の押さえ板33aを帯状にして構造物Bの端部を押さえて固定することにより、構造物Bの風圧に対する抵抗力が増して、構造物Bの固定強度を高めることができる。
さらに、図3に示される例のように、固定具3も帯状の台座部31′に対して複数のネジ部32b′を連結した形状とすることにより、帯状の押さえ板33aとで構造物Bの外周端部を連続的に挟み込むことができる。そのため、確実に固定されるとともに、固定具3を固定する工数も削減できる。また、固定具3の数や設置間隔を調整することで構造物Bの固定耐力を調整することができる。
さらに、図4に示される例のように、各固定具3の支持部32に対してそれぞれ押さえ板33a′を組み合わせることもできる。
この実施例2は、図5に示すように、防水層2が、防水シート21と、その上に配置される接着層2aを有する被覆板22であり、接着層2aとなる被覆板22の表面層に対し、固定具3の台座部31に形成された接着層3aを溶剤溶着により接合させて、防水層2の上に台座部31を固定した構成が、図1〜図4に示した実施例1とは異なり、それ以外の構成は図1〜図4に示した実施例1と同じものである。
防水シート21としては、ポリ塩化ビニル等の熱可塑性樹脂製やゴム製の防水シート等が用いられ、下地1の上に敷設固定されるとともに、接着層2aとなる熱可塑性樹脂製被覆層を有する被覆板22としては、鋼板の上下面をポリ塩化ビニル樹脂層で被覆したポリ塩化ビニル樹脂被覆鋼板等が用いられ、防水シート21の上に敷設固定される。
図5に示される例では、下地1としてコンクリート下地14が設けられ、その上にポリ塩化ビニル製の防水シート21と、ポリ塩化ビニル樹脂被覆鋼板からなる被覆板22を順次敷設するとともに、必要に応じてビス23が被覆板22及び防水シート21を貫通して下地1に打ち込まれることで被覆板22及び防水シート21を固定している。
ビス23は、その頭部を覆うように防水用密閉シート24が被覆板22に敷設されて、溶着により接合することで、充分に防水性を確保することができるようにしている。さらに防水性を高めるために防水用密閉シート24の周囲をシーラー等で止水処理してもよい。
したがって、ビス23は、防水層2となる被覆板22及び防水シート21を貫通しているが、下向きに配置されるとともに、その頭部が防水用密閉シート24で覆われて防水性を確保しているため、雨水などで濡れることがなく、雨水などがビス23の表面を伝わって内部に浸入せず、漏水することはない。
さらに、実施例2の構造物Bとして実施例1の太陽光発電モジュールB1に代えて、太陽光パネルを支えるベースレールが設置されてもよい。このベースレールに開穿される貫通孔に対し、固定具3の支持部32のネジ部32bを通し、その上から押さえ板33aを用いることなく、ナット33bを支持部32のネジ部32bにねじ込むことも可能である。これにより構造物Bとなるベースレールがナット33bと固定具3の台座部31との間に挟み込まれて固定される
そして、実施例2の構造物設置工法について説明する。
先ず、コンクリート下地14の上に、熱可塑性樹脂製の防水シート21としてポリ塩化ビニル樹脂製の防水シートを、機械的固定工法により敷設固定する。防水シート21において固定具3の台座部31を配置する位置に、熱可塑性樹脂製の被覆層を有する被覆板22となるポリ塩化ビニル樹脂被覆鋼板を敷設し、必要に応じてビス23でコンクリート下地14に固定し、ビス23の上から円形の防水用密閉シート24を溶着する。
その後、構造物Bを固定する両端の位置に合わせて、固定具3の台座部31を整列配置し、ポリ塩化ビニル樹脂製の接着層3aを溶剤溶着により接合して、防水層2の上に固定する。
これに続いて、構造物Bとなるベースレールを設置し、このベースレールに開穿された貫通孔を支持部32のネジ部32bに通し、その上からナット33bを支持部32のネジ部32bにねじ込むことで、ベースレールがナット33bと固定具3の台座部31に挟み込まれて固定される。
このような本発明の実施例2に係る構造物設置構造A及び構造物設置工法によると、防水層2が、防水シート21と、その上に配置される接着層2aを有する被覆板22であるため、構造物Bに作用する風力等による応力が被覆板22によっても支えられ、且つ固定具3の周囲には新たな防水層を設けることなく充分な防水性が得られる。
それにより、構造物Bの固定耐力をより向上させることができるとともに充分な防水性を得ることができる。
その結果、構造物Bの固定強度を高めることができる。
この実施例3は、図に示すように、構造物Bが、太陽光パネルを支えるベースレールB5として、その一面に開口部B6を有するものであり、開口部B6と連通するように開穿された貫通孔B7,B8に対し、固定具3の支持部32のネジ部32bを通し、その上に配置されるナット33bと、開口部B6に配置される補助ナット33cで挟み込むとともに、補助ナット33cの緩み防止用のスペーサー33dを設けることにより、ベースレールB5をナット33bと固定具3の台座部31との間に挟み込んで固定した構成が、実施例2とは異なり、それ以外の構成は実施例2と同じものである。
一面に開口部B6を有するベースレールB5としては、その一側面に長手方向全長に亘って開口部B6が形成される断面コの字形の溝形鋼(C型チャンネル)や断面H形の形鋼、又は、その両端に開口部B6が形成される角パイプや、長手方向の一部のみに開口部B6が部分的に形成される角材等を用いる。
スペーサー33dとしては、補助ナット33cの締め付け後に支持部32のネジ部32bへ装着できるように、断面C型の円筒状スペーサーを用いることが好ましい。
に示される例では、一面に開口部B6を有するベースレールB5として、長手方向全長に亘って開口部B6が形成される断面コの字形の溝形鋼(C型チャンネル)や、両端に開口部B6が形成される角パイプを用いている。ベースレールB5となる溝形鋼や角パイプの上側本体には、支持部32のネジ部32bの外径よりも大きいが、ナット33b及び補助ナット33cの外径よりも小さな貫通孔B7が開穿され、ベースレールB5となる溝形鋼や角パイプの下側本体には、補助ナット33cの外径よりも若干大きいが、スペーサー33dの外径よりも小さな貫通孔B8が開穿されている。
また、その他の例の例として図示しないが、ベースレールB5として、溝形鋼(C型チャンネル)や角パイプに代え、断面H形の形鋼や角材等を用いることも可能である。
そして、実施例3の構造物設置工法について説明する。
施例2と同様に、防水層2の上に固定具3の台座部31及び支持部32が固定された後、実施例3では支持部32のネジ部32bに補助ナット33cを螺合する。
これに続いて、構造物BとなるベースレールB5を設置し、ベースレールB5の下側本体に開穿された貫通孔B8から、支持部32のネジ部32b及び補助ナット33cを通し、その上からナット33bを支持部32のネジ部32bに螺合する。
その後、ベースレールB5の上側本体に向けて、ベースレールB5の開口部B6から補助ナット33cを締め付けるとともに、その逆方向へナット33bを締め付けて挟み込む。
最後に、補助ナット33cとベースレールB5の下側本体の間にスペーサー33dを装着して、補助ナット33cが緩み回転しないようにする。
このような本発明の実施例3に係る構造物設置構造A及び構造物設置工法によると、ベースレールB5がナット33bと補助ナット33cで挟み込まれるため、ベースレールB5をより安定的に固定することができる。さらに、ナット33cを締め付けても、その反力で台座部31が浮き上がるのを防止することができるとともに、台座部31の横方向への動きを規制することができる。
また、補助ナット33cは、ベースレールB5の開口部B6内に配置されるため、上方から更なる増し締めが困難となる可能性がある。そこで、補助ナット33cと圧接するように緩み防止用のスペーサー33dを設けることで、補助ナット33cの緩み止めが可能となり、増し締めの必要がないため、長期に亘りベースレールB5を安定して設置することができる。
なお、実施例2及び実施例3における図示例では、下地1としてコンクリート下地14を設けたが、これに限定されず、金属下地やALC下地等でも用いることができ、これらの上に断熱材を敷設してもよい。
1 下地 2 防水層
2a 接着層 3 固定具
31 台座部 32 支持部
3a 接着層 33 押さえ具
B 構造物

Claims (5)

  1. 下地上の防水層に太陽光パネルが含まれる構造物を設置するための構造物設置構造であって、
    前記下地に対して敷設される前記防水層と、
    前記防水層と対向して設けられる台座部前記台座部から前記構造物に向け突出する支持部及び前記支持部に連結される押さえ板を有する固定具と、を備え、
    前記防水層は、前記下地の表面に沿って敷設固定され、前記防水層の上面全体に第一接着層を有し、
    前記台座部は、前記防水層の前記第一接着層と対向する前記下地側面に第二接着層を有し、
    前記押さえ板は、前記構造物の端面に向けて折り曲げられる一端部と、前記構造物の外周端部と対向する他端部と、を有し、
    前記固定具の前記台座部と前記押さえ板の前記他端部との間に前記構造物の前記外周端部挟持固定される設置状態で、前記防水層の上面に前記台座部が直接載置され、且つ前記防水層の前記第一接着層と前記台座部の前記第二接着層が互いに接合されることを特徴とする構造物設置構造。
  2. 前記防水層の前記第一接着層と前記台座部の前記第二接着層を熱可塑性樹脂で構成し、前記第一接着層及び前記第二接着層同士が熱融着又は溶着により接合されることを特徴とする請求項1に記載の構造物設置構造。
  3. 前記下地に対して前記防水層が前記固定具と異なる位置でビスを含む機械的固定により固定されることを特徴とする請求項1または2に記載の構造物設置構造。
  4. 前記防水層が、防水シートと、その上に配置される前記第一接着層を有する被覆板であり、前記下地に対しビスで固定されることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の構造物設置構造。
  5. 下地上の防水層に太陽光パネルが含まれる構造物を設置するための構造物設置工法であって、
    前記下地に対し、前記下地の表面に沿って敷設固定される面と反対側の上面全体に第一接着層が形成された前記防水層を敷設固定する工程と
    記防水層の上面に固定具の台座部を直接載置し、前記台座部の前記下地側面に形成された第二接着層を前記防水層の前記第一接着層と互いに接合させて、前記台座部から前記構造物に向け突出するように連設された支持部前記防水層に固定る工程と
    記支持部に押さえ板を連結し、前記押さえ板の一端部が前記構造物の端面に向けて折り曲げられ、前記押さえ板の前記他端部と前記台座部との間に前記構造物の外周端部挟持固定する工程と、を含むことを特徴とする構造物設置工法。
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