JP2004324178A - 太陽電池システム - Google Patents
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Abstract
【課題】屋根面に固定して用いられる太陽電池システムにおいて、屋根の防水性に悪影響を及ぼさず、メンテナンスを容易にした太陽電池システムとすること。
【解決手段】平板状の太陽電池の少なくとも2辺に太陽電池を保持するフレームを備えた太陽電池モジュールを屋根面に固定するにあたり、屋根面とフレームとが粘着材を介して固着されてなること、または、フレームが固定された架台と該屋根面とが粘着材を介して固着されてなること、を特徴とする太陽電池システムとする。両面テープを使用することが好ましく、粘着材としては主成分がブチル樹脂またはアクリル樹脂のものが好ましい。
【選択図】 図2
【解決手段】平板状の太陽電池の少なくとも2辺に太陽電池を保持するフレームを備えた太陽電池モジュールを屋根面に固定するにあたり、屋根面とフレームとが粘着材を介して固着されてなること、または、フレームが固定された架台と該屋根面とが粘着材を介して固着されてなること、を特徴とする太陽電池システムとする。両面テープを使用することが好ましく、粘着材としては主成分がブチル樹脂またはアクリル樹脂のものが好ましい。
【選択図】 図2
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、屋根面に固定して用いられる太陽電池システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
太陽電池モジュールを屋根面に固定する方法については従来より開発されており、例えば、特許文献1には屋根面にアンカーを打ち込みこれに架台を固定することで架台を屋根面に設置し、さらに、この架台に太陽電池モジュールを設置する方法が開示されている。しかしながら、この方法では、屋根面はアンカーを打ち込むことによって損傷をうけるので、長期的な防水性の低下が懸念される。この問題を解決するために、特許文献2にはアンカーを打ち込んだ部分の防水処置方法が開示されている。しかし、こうした防水処置にはコストや手間がかかるという問題がある。こうしたことから、特許文献3は上記のようなアンカーによる固定方法を用いずに、代わりに、、接着剤を介してコンクリート基礎を屋根面に接着することで固定し、このコンクリート基礎に太陽電池モジュールを固定する方法を開示している。しかしながら、屋根面を含む屋根には、防水シートの張り替えなどのような、主に防水のためのメンテナンスをが定期的に施す必要であり、上記のような接着剤を介してコンクリート基礎を屋根面に固着することで固定する接着剤固定では太陽電池システムを一時的に外すことができず問題があった。
【0003】
【特許文献1】特開平08−288532号公報
【0004】
【特許文献2】特開2000−017802号公報
【0005】
【特許文献3】特開平09−070188号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、これらの現状を鑑み、屋根面の防水性または防水に対する信頼性を低下させず、かつ、屋根のメンテナンス実施時に容易に取り外しが可能な太陽電池システムを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
すなわち本発明の太陽電池システムは、平板状の太陽電池の少なくとも2辺に太陽電池を保持するフレームを備えた太陽電池モジュールを少なくとも含み、屋根面に固定された太陽電池システムであって、屋根面とフレームとが粘着材を介して固着されてなることを特徴とする太陽電池システムに関する。
【0008】
また本発明の太陽電池システムは、さらに前記フレームが固定された架台を含み、屋根面と前記架台とが粘着材を介して固着されてなることを特徴とする太陽電池システムとしても良い。
【0009】
前記屋根面と前記フレームとが、または、前記屋根面と前記架台とが、前記粘着材が基材の両面に塗布されてなる両面テープを介して固着されてなることが好ましい。
【0010】
さらに、前記粘着材に含まれる粘着成分としては、その主成分がブチル樹脂またはアクリル樹脂であることが好ましい。
【0011】
【発明の実施の形態】
本発明における屋根とは、ビル、家屋等を含む建築物の屋根を示すが、本発明の効果を最大限に発現せしめるためには傾斜の少ない屋根、すなわち陸屋根が好ましい。
【0012】
本発明における太陽電池は、有機系、化合物半導体系、シリコン系などが例示でき、また形態別には結晶系、多結晶系、薄膜系などが例示でき、さらにはそれらの複合系、例えば結晶系と薄膜系の複合態様、多結晶系と薄膜系の複合態様も例示できる。
【0013】
本発明における太陽電池システムとは、少なくとも太陽電池モジュールを含み、配線、太陽電池固定具または固定架台及び配線接続機材、インバーター、コンバーターの全てまたは一部から構成され、太陽光をエネルギー源として発電された電力を長期間有効利用しうる形態を示す。
【0014】
本発明における架台とは、太陽電池モジュールを固定するための継子部やボルト穴等を有する金属材料やセメント成型物等の剛直体であり、太陽電池モジュールを固定するために複数個または複数種の材料を用いることも含まれる。一般的には、棒状材料の長手方向に太陽電池モジュールを複数枚固定し1架台に複数の太陽電池モジュールを固定して用いられるが、本発明においては1架台に1モジュールを取付ける方式も含まれる。
【0015】
本発明における粘着材とは、粘着性を有する有機物、無機物の総称であるが、より具体的にはアクリル系、ブチル系、シリコン系、ウレタン系、天然ゴム系、合成ゴム系などが例示できる。
【0016】
本発明においては、耐水性、高温安定性などの長期耐久性及びコストの点からアクリル系、ブチル系が最も好適である。
【0017】
本発明に用いられる両面テープとは、基材の両面に粘着材を設けたものであって、基材には樹脂フィルム、金属テープ、発泡樹脂、無発泡樹脂、不織布、紙などが例示できる。基材は、使用上の容易性、基材の弾力性、基材の強度、粘着材との相性の観点から適宜選択され、本発明においては発泡樹脂または不織布が最も好ましい例示である。また、両面テープに外力が作用した場合、基材と粘着材の界面における剥離が懸念されるため、基材と粘着材のなじみの良いものを選択すべきであって、この点で基材と粘着材が同種材料によって構成されることが好ましい。例えば、アクリル系発泡体基材とアクリル系粘着材が好ましい組み合わせとして例示できる。また両面テープは、基材に対して粘着材を塗布または圧着または熱融着または含浸して作成されるが、基材と粘着材を共押出するなどして、上記基材と粘着材の界面を実質的に無くすこともできる。
【0018】
本発明の構成について図を用いて説明する。
【0019】
図1は従来技術であって、架台5をアンカーボルト4を用いて屋根面1に固定しており、太陽電池7にフレーム6を組み付けた太陽電池モジュールがボルト8によって架台5に固定されている。この場合、防水シート2は、コンクリートブロック3を覆うように設けられており、アンカーボルト4によって穴があけられていて、防水性に不安が残る。
【0020】
一方、図2は本発明の一態様であって、防水シート2上に両面テープ9を用いて架台5を固定しており、防水シート2に何ら穴をあけることなく太陽電池モジュールを固定することができる。
【0021】
図3は、架台を用いることなくフレーム6を両面テープ9で固定する方法であって本発明の範疇である。
【0022】
また、図4は、コンクリートブロック3上の防水シート2に架台5を両面テープで固定する方法の例示である。
【0023】
本発明に用いられる粘着材の使用量、塗布面積または両面テープの使用量、貼り付け面積については、太陽電池システムが受ける風荷重、地震による振動荷重を計算、想定し適宜決定する必要がある。これにより、粘着材や両面テープに当接する架台底部の面積、フレーム底部の面積は、粘着材や両面テープを十分に貼り付けられるよう設計しなければならない。
【0024】
本発明では、一旦固定した架台やフレームを、防水シートのメンテナンス等の目的で外すことが可能である。その際、例えば加熱した電熱線を粘着材にあて、部分的に軟化させながら外すことにより比較的に容易な作業となる。一方、従来技術による接着剤固定の場合、接着剤は硬化しているため取り外し作業は極めて困難となる。
【0025】
【発明の効果】
本発明の太陽電池システムは、屋根面に固定して用いられる太陽電池システムであって、屋根面の防水性に悪影響を与えることがなく、かつ、メンテナンス性に優れた太陽電池システムとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来技術による太陽電池システムの断面概念図
【図2】本発明の一態様による太陽電池システムの断面概念図
【図3】本発明の別な態様による太陽電池システムの断面概念図
【図4】本発明のさらに別な態様による太陽電池システムの断面概念図
【符号の説明】
1 屋根面
2 防水シート
3 コンクリートブロック
4 アンカーボルト
5 架台
6 フレーム
7 太陽電池
8 ボルト
9 両面テープ
【発明の属する技術分野】
本発明は、屋根面に固定して用いられる太陽電池システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
太陽電池モジュールを屋根面に固定する方法については従来より開発されており、例えば、特許文献1には屋根面にアンカーを打ち込みこれに架台を固定することで架台を屋根面に設置し、さらに、この架台に太陽電池モジュールを設置する方法が開示されている。しかしながら、この方法では、屋根面はアンカーを打ち込むことによって損傷をうけるので、長期的な防水性の低下が懸念される。この問題を解決するために、特許文献2にはアンカーを打ち込んだ部分の防水処置方法が開示されている。しかし、こうした防水処置にはコストや手間がかかるという問題がある。こうしたことから、特許文献3は上記のようなアンカーによる固定方法を用いずに、代わりに、、接着剤を介してコンクリート基礎を屋根面に接着することで固定し、このコンクリート基礎に太陽電池モジュールを固定する方法を開示している。しかしながら、屋根面を含む屋根には、防水シートの張り替えなどのような、主に防水のためのメンテナンスをが定期的に施す必要であり、上記のような接着剤を介してコンクリート基礎を屋根面に固着することで固定する接着剤固定では太陽電池システムを一時的に外すことができず問題があった。
【0003】
【特許文献1】特開平08−288532号公報
【0004】
【特許文献2】特開2000−017802号公報
【0005】
【特許文献3】特開平09−070188号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、これらの現状を鑑み、屋根面の防水性または防水に対する信頼性を低下させず、かつ、屋根のメンテナンス実施時に容易に取り外しが可能な太陽電池システムを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
すなわち本発明の太陽電池システムは、平板状の太陽電池の少なくとも2辺に太陽電池を保持するフレームを備えた太陽電池モジュールを少なくとも含み、屋根面に固定された太陽電池システムであって、屋根面とフレームとが粘着材を介して固着されてなることを特徴とする太陽電池システムに関する。
【0008】
また本発明の太陽電池システムは、さらに前記フレームが固定された架台を含み、屋根面と前記架台とが粘着材を介して固着されてなることを特徴とする太陽電池システムとしても良い。
【0009】
前記屋根面と前記フレームとが、または、前記屋根面と前記架台とが、前記粘着材が基材の両面に塗布されてなる両面テープを介して固着されてなることが好ましい。
【0010】
さらに、前記粘着材に含まれる粘着成分としては、その主成分がブチル樹脂またはアクリル樹脂であることが好ましい。
【0011】
【発明の実施の形態】
本発明における屋根とは、ビル、家屋等を含む建築物の屋根を示すが、本発明の効果を最大限に発現せしめるためには傾斜の少ない屋根、すなわち陸屋根が好ましい。
【0012】
本発明における太陽電池は、有機系、化合物半導体系、シリコン系などが例示でき、また形態別には結晶系、多結晶系、薄膜系などが例示でき、さらにはそれらの複合系、例えば結晶系と薄膜系の複合態様、多結晶系と薄膜系の複合態様も例示できる。
【0013】
本発明における太陽電池システムとは、少なくとも太陽電池モジュールを含み、配線、太陽電池固定具または固定架台及び配線接続機材、インバーター、コンバーターの全てまたは一部から構成され、太陽光をエネルギー源として発電された電力を長期間有効利用しうる形態を示す。
【0014】
本発明における架台とは、太陽電池モジュールを固定するための継子部やボルト穴等を有する金属材料やセメント成型物等の剛直体であり、太陽電池モジュールを固定するために複数個または複数種の材料を用いることも含まれる。一般的には、棒状材料の長手方向に太陽電池モジュールを複数枚固定し1架台に複数の太陽電池モジュールを固定して用いられるが、本発明においては1架台に1モジュールを取付ける方式も含まれる。
【0015】
本発明における粘着材とは、粘着性を有する有機物、無機物の総称であるが、より具体的にはアクリル系、ブチル系、シリコン系、ウレタン系、天然ゴム系、合成ゴム系などが例示できる。
【0016】
本発明においては、耐水性、高温安定性などの長期耐久性及びコストの点からアクリル系、ブチル系が最も好適である。
【0017】
本発明に用いられる両面テープとは、基材の両面に粘着材を設けたものであって、基材には樹脂フィルム、金属テープ、発泡樹脂、無発泡樹脂、不織布、紙などが例示できる。基材は、使用上の容易性、基材の弾力性、基材の強度、粘着材との相性の観点から適宜選択され、本発明においては発泡樹脂または不織布が最も好ましい例示である。また、両面テープに外力が作用した場合、基材と粘着材の界面における剥離が懸念されるため、基材と粘着材のなじみの良いものを選択すべきであって、この点で基材と粘着材が同種材料によって構成されることが好ましい。例えば、アクリル系発泡体基材とアクリル系粘着材が好ましい組み合わせとして例示できる。また両面テープは、基材に対して粘着材を塗布または圧着または熱融着または含浸して作成されるが、基材と粘着材を共押出するなどして、上記基材と粘着材の界面を実質的に無くすこともできる。
【0018】
本発明の構成について図を用いて説明する。
【0019】
図1は従来技術であって、架台5をアンカーボルト4を用いて屋根面1に固定しており、太陽電池7にフレーム6を組み付けた太陽電池モジュールがボルト8によって架台5に固定されている。この場合、防水シート2は、コンクリートブロック3を覆うように設けられており、アンカーボルト4によって穴があけられていて、防水性に不安が残る。
【0020】
一方、図2は本発明の一態様であって、防水シート2上に両面テープ9を用いて架台5を固定しており、防水シート2に何ら穴をあけることなく太陽電池モジュールを固定することができる。
【0021】
図3は、架台を用いることなくフレーム6を両面テープ9で固定する方法であって本発明の範疇である。
【0022】
また、図4は、コンクリートブロック3上の防水シート2に架台5を両面テープで固定する方法の例示である。
【0023】
本発明に用いられる粘着材の使用量、塗布面積または両面テープの使用量、貼り付け面積については、太陽電池システムが受ける風荷重、地震による振動荷重を計算、想定し適宜決定する必要がある。これにより、粘着材や両面テープに当接する架台底部の面積、フレーム底部の面積は、粘着材や両面テープを十分に貼り付けられるよう設計しなければならない。
【0024】
本発明では、一旦固定した架台やフレームを、防水シートのメンテナンス等の目的で外すことが可能である。その際、例えば加熱した電熱線を粘着材にあて、部分的に軟化させながら外すことにより比較的に容易な作業となる。一方、従来技術による接着剤固定の場合、接着剤は硬化しているため取り外し作業は極めて困難となる。
【0025】
【発明の効果】
本発明の太陽電池システムは、屋根面に固定して用いられる太陽電池システムであって、屋根面の防水性に悪影響を与えることがなく、かつ、メンテナンス性に優れた太陽電池システムとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来技術による太陽電池システムの断面概念図
【図2】本発明の一態様による太陽電池システムの断面概念図
【図3】本発明の別な態様による太陽電池システムの断面概念図
【図4】本発明のさらに別な態様による太陽電池システムの断面概念図
【符号の説明】
1 屋根面
2 防水シート
3 コンクリートブロック
4 アンカーボルト
5 架台
6 フレーム
7 太陽電池
8 ボルト
9 両面テープ
Claims (4)
- 平板状の太陽電池の少なくとも2辺に前記太陽電池を保持するフレームを備えた太陽電池モジュールを少なくとも含み、屋根面に固定された太陽電池システムであって、該屋根面と該フレームとが粘着材を介して固着されてなることを特徴とする太陽電池システム。
- 平板状の太陽電池の少なくとも2辺に前記太陽電池を保持するフレームを備えた太陽電池モジュールを少なくとも含み、屋根面に固定された太陽電池システムであって、前記太陽電池システムがさらに該フレームが固定された架台を含み、該屋根面と該架台とが粘着材を介して固着されてなることを特徴とする太陽電池システム。
- 請求項1または2に記載の太陽電池システムであって、該粘着材が基材の両面に設けられてなるものであることを特徴とする太陽電池システム。
- 該粘着材の主成分がブチル樹脂またはアクリル樹脂である請求項1〜3に記載の太陽電池システム。
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JP2003119020A JP2004324178A (ja) | 2003-04-23 | 2003-04-23 | 太陽電池システム |
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2003
- 2003-04-23 JP JP2003119020A patent/JP2004324178A/ja active Pending
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2004
- 2004-04-21 CN CNB2004800109757A patent/CN100416015C/zh not_active Expired - Fee Related
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