JP2014173245A - 太陽電池パネルの設置構造 - Google Patents

太陽電池パネルの設置構造 Download PDF

Info

Publication number
JP2014173245A
JP2014173245A JP2013044262A JP2013044262A JP2014173245A JP 2014173245 A JP2014173245 A JP 2014173245A JP 2013044262 A JP2013044262 A JP 2013044262A JP 2013044262 A JP2013044262 A JP 2013044262A JP 2014173245 A JP2014173245 A JP 2014173245A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
main body
solar cell
cell panel
installation structure
receiving frame
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2013044262A
Other languages
English (en)
Inventor
Atsushi Horiuchi
淳 堀内
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Misawa Homes Co Ltd
Original Assignee
Misawa Homes Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Misawa Homes Co Ltd filed Critical Misawa Homes Co Ltd
Priority to JP2013044262A priority Critical patent/JP2014173245A/ja
Publication of JP2014173245A publication Critical patent/JP2014173245A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F24HEATING; RANGES; VENTILATING
    • F24SSOLAR HEAT COLLECTORS; SOLAR HEAT SYSTEMS
    • F24S25/00Arrangement of stationary mountings or supports for solar heat collector modules
    • F24S25/10Arrangement of stationary mountings or supports for solar heat collector modules extending in directions away from a supporting surface
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F24HEATING; RANGES; VENTILATING
    • F24SSOLAR HEAT COLLECTORS; SOLAR HEAT SYSTEMS
    • F24S25/00Arrangement of stationary mountings or supports for solar heat collector modules
    • F24S25/60Fixation means, e.g. fasteners, specially adapted for supporting solar heat collector modules
    • F24S25/61Fixation means, e.g. fasteners, specially adapted for supporting solar heat collector modules for fixing to the ground or to building structures
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02BCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
    • Y02B10/00Integration of renewable energy sources in buildings
    • Y02B10/10Photovoltaic [PV]
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02BCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
    • Y02B10/00Integration of renewable energy sources in buildings
    • Y02B10/20Solar thermal
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E10/00Energy generation through renewable energy sources
    • Y02E10/40Solar thermal energy, e.g. solar towers
    • Y02E10/47Mountings or tracking

Abstract

【課題】 架台フレームを用いなくとも、太陽電池パネルを安定してユニット住宅の陸屋根上に設置可能な太陽電池パネルの設置構造を提供する。
【解決手段】 建物ユニット2の野地板3に対して太陽電池パネル4を設置するための太陽電池パネルの設置構造1である。この設置構造1には、太陽電池パネル4の一端部に取り付けられた第一受けフレーム5と、太陽電池パネル4の他端部に取り付けられた第二受けフレーム6と、野地板3と第一受けフレーム5との間に介在し、野地板3に第一受けフレーム5を固定する第一取付アンカー部7と、野地板3と第二受けフレーム6との間に介在し、野地板3に第二受けフレーム5を固定する第二取付アンカー部8とが設けられている。
【選択図】図1

Description

本発明は、太陽電池パネルの設置構造に関する。
従来、複数の住宅ユニットで構成されるユニット住宅の陸屋根上に太陽電池パネルを設置した住宅が知られている。
ここで、従来においては住宅ユニットの梁や中間梁などの躯体からアンカーを野地板上に突出させて、当該アンカーを介して太陽電池パネルを設置するのが一般的である。
図9は、従来の太陽電池パネルの設置構造の一例を示す説明図であり、(a)は上面図、(b)は側面図である。図9に示すように、太陽電池パネルの設置構造100は、太陽電池パネル101を支持する受けフレーム102,103が、野地板105を介して一対の躯体104に固定されている。図9(a)の円S1は躯体104と太陽電池パネル101との固定位置を示している。この固定位置において躯体104からアンカーが突出されている。
ところで、図9に示す設置構造100であると、一対の躯体104の配置によって太陽電池パネル101の設置レイアウトが決まってしまい、設計上の自由度がどうしても制限されてしまう。
このため、近年においては、例えば特許文献1,2に示すように、一対の躯体間に架台フレームを架け渡して当該架台フレーム上に太陽電池パネルを設置する設置構造が開発されている。
図10は、架台フレームを用いた太陽電池パネルの設置構造の一例を示す説明図であり、(a)は上面図、(b)は側面図である。図10に示すように、太陽電池パネルの設置構造200は、太陽電池パネル201を支持する受けフレーム202,203が、一対の躯体204間に架け渡された架台フレーム205に固定されている。図10(a)の円S2は、躯体204と架台フレーム205との固定位置を示しており、円S3は架台フレーム205と太陽電池パネル201との固定位置を示している。円S2内においては躯体204からアンカーが突出されており、円S3内においては架台フレーム205からアンカーが突出されている。
太陽電池パネル201は架台フレーム205上であれば安定性を確保することができるので、図9に示す設置構造100の場合よりも設置レイアウトの自由度が高められることになる。
特開2012−202050号公報 特願2011−267489号
しかしながら、架台フレームを使用した場合、その分どうしても建設コストが嵩んでしまうのが実状である。また、架台フレーム自体が長尺なため組み立て作業性を低下させる一因にもなっていた。
このため、本発明の課題は、架台フレームを用いなくとも、太陽電池パネルを安定してユニット住宅の陸屋根上に設置可能な太陽電池パネルの設置構造を提供することである。
請求項1記載の発明は、例えば図1に示すように、
建物ユニット2の野地板3に対して太陽電池パネル4を設置するための太陽電池パネルの設置構造1において、
前記太陽電池パネル4の一端部に取り付けられた第一受けフレーム5と、
前記太陽電池パネル4の他端部に取り付けられた第二受けフレーム6と、
前記野地板3と前記第一受けフレーム5との間に介在し、前記野地板3に前記第一受けフレーム5を固定する第一取付アンカー部7と、
前記野地板3と前記第二受けフレーム6との間に介在し、前記野地板3に前記第二受けフレーム5を固定する第二取付アンカー部8とを有することを特徴としている。
請求項1記載の発明によれば、第一取付アンカー部7及び第二取付アンカー部8を野地板3上に配置したのち、これらの上部に第一受けフレーム5及び第二受けフレーム6を取り付ければ太陽電池パネル4を設置することができる。すなわち、従来のように躯体や架台フレームから突出したアンカーを準備しなくとも野地板3上に太陽電池パネル4を直接設置することが可能となる。したがって、架台フレームを用いなくとも、太陽電池パネル4を安定してユニット住宅の陸屋根上に設置することができる。
さらに、第一取付アンカー部7及び第二取付アンカー部8はいずれも従来の架台フレームよりも小型であるので、組み立て作業性の効率化にも寄与することができる。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の太陽電池パネルの設置構造において、例えば図3に示すように、
前記第一取付アンカー部7若しくは前記第二取付アンカー部8は、前記野地板3の下方にある躯体13に係合していることを特徴としている。
請求項2記載の発明によれば、第一取付アンカー部7若しくは前記第二取付アンカー部8は、野地板3の下方にある躯体13に係合しているので、野地板3のみに係合している場合よりも接合強度を高めることができる。
請求項3記載の発明は、請求項2記載の太陽電池パネルの設置構造において、例えば図4に示すように、
前記野地板3における前記躯体に係合していない前記第一取付アンカー部7若しくは前記第二取付アンカー部8に対応する部分には、前記野地板3を補強するための補強部材16が設けられていることを特徴としている。
請求項3記載の発明によれば、野地板3における躯体13に係合していない第一取付アンカー部7若しくは第二取付アンカー部8に対応する部分に、補強部材16が設けられているので、下方に躯体13のない部分においても接合強度を高めることができる。
請求項4記載の発明は、請求項2又は3に記載の太陽電池パネルの設置構造において、例えば図4及び図5に示すように、
前記第一取付アンカー部7には、下端部が前記野地板3に当接し、上端部が前記第一受けフレーム5を支持する第一本体部71と、前記第一本体部71の上端部から上方に突出して前記第一受けフレーム5に係合する第一上部アンカーボルト72と、前記第一本体部71の下端部から下方に突出して前記野地板3及び前記躯体13に係合する第一下部アンカーボルト73とが設けられ、
前記第二取付アンカー部8には、下端部が前記野地板3に当接し、上端部が前記第二受けフレーム6を支持する第二本体部81と、前記第二本体部81の上端部から上方に突出して前記第二受けフレーム6に係合する第二上部アンカーボルト82と、前記第二本体部81の下端部から下方に突出して前記野地板3に係合する第二下部アンカーボルト83とが設けられ、
前記第一本体部71及び前記第二本体部81のそれぞれの外周面には、防水性のシート状部材10が密着しており、
前記シート状部材10は、前記第一本体部71及び前記第二本体部81のそれぞれの下端部から外側に向けて延在し、前記第一本体部71及び前記第二本体部81の周囲の前記野地板3に密着していることを特徴としている。
請求項4記載の発明によれば、第一取付アンカー部7の第一本体部71と、第二取付アンカー部8の第二本体部81のそれぞれの外周面に、防水性のシート状部材10が密着している。このシート状部材10は、第一本体部71及び第二本体部81のそれぞれの下端部から外側に向けて延在し、第一本体部71及び第二本体部81の周囲の野地板3に密着しているので、第一本体部71及び第二本体部81と、野地板3との隙間がシート状部材10によって覆われる。したがって、前記隙間から水が浸入してしまうことを防止することができる。
請求項5記載の発明は、請求項4記載の太陽電池パネルの設置構造において、図1に示すように、
前記第一本体部71及び前記第二本体部81は、前記野地板3の周囲を囲むパラペット20よりも高く形成されていることを特徴としている。
請求項5記載の発明によれば、野地板3の周囲を囲むパラペット20よりも第一本体部71及び第二本体部81が高く形成されているので、パラペット20に囲まれた領域内に水が溜まったとしても、第一上部アンカーボルト72及び第二上部アンカーボルト82が水に浸ってしまうことがない。このため、第一上部アンカーボルト72及び第二上部アンカーボルト82や、これらに係合する係合部材などが水によって浸食されることを防止することができる。
また、上部アンカーボルト72,82と下部アンカーボルト73,83が本体部71,81の内部で連続している場合には、上部アンカーボルト72,82と本体部71,81との隙間から水が浸入するおそれもある。しかしながら、前述の通りパラペット20に囲まれた領域内に水が溜まったとしても、上部アンカーボルト72,82が水に浸ってしまうことがないために、上部アンカーボルト72,82と本体部71,81との隙間からの水の浸入を抑制することができる。
請求項6記載の発明は、請求項1〜5のいずれか一項に記載の太陽電池パネルの設置構造において、例えば図5に示すように、
前記第一取付アンカー部7と前記第二取付アンカー部8とが同一部材であることを特徴としている。
請求項6記載の発明によれば、第一取付アンカー部7と第二取付アンカー部8とが同一部材であるので、部品を統一することができ、より一層のコスト削減を図ることができる。
本発明によれば、架台フレームを用いなくとも、太陽電池パネルを安定してユニット住宅の陸屋根上に設置することができる。
本実施形態に係る太陽電池パネルの設置構造の概略構成を示す側面図である。 図1の太陽電池パネルの設置構造の一部を示す上面図である。 本実施形態に係る第一受けフレーム及び第一取付アンカー部の概略構成を示す側面図である。 本実施形態に係る第二受けフレーム及び第二取付アンカー部の概略構成を示す側面図である。 本実施形態に係る第一取付アンカー部の概略構成を示す斜視図である。 図5の第一取付アンカー部の概略構成を示す側面図である。 本実施形態に係る第一取付アンカー部及び第二取付アンカー部の変形例を示す斜視図である。 本実施形態に係る補強部材の変形例を示す側面図である。 従来の太陽電池パネルの設置構造を示す説明図である。 従来の太陽電池パネルの設置構造を示す説明図である。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。図1は本実施形態に係る太陽電池パネルの設置構造の概略構成を示す側面図であり、図2は図1の太陽電池パネルの設置構造の一部を示す上面図である。
図1及び図2に示すように、太陽電池パネルの設置構造1は、建物ユニット2の野地板3に対して太陽電池パネル4を設置するためのものである。前記設置構造1には、太陽電池パネル4の一端部である後側端部に取り付けられた第一受けフレーム5と、太陽電池パネル4の他端部である前側端部に取り付けられた第二受けフレーム6と、野地板3と第一受けフレーム5との間に介在し、野地板3に第一受けフレーム5を固定する第一取付アンカー部7と、野地板3と第二受けフレーム6との間に介在し、野地板3に第二受けフレーム6を固定する第二取付アンカー部8とが設けられている。図1中、円S10が第一取付アンカー部7の固定位置を示し、円S20が第二取付アンカー部8の固定位置を示している。
図3は、第一受けフレーム5及び第一取付アンカー部7の概略構成を示す側面図である。また、図4は、第二受けフレーム6及び第二取付アンカー部8の概略構成を示す側面図である。
図3及び図4に示すように、第一受けフレーム5及び第二受けフレーム6は、高さが違うだけで構成としてはほぼ同じ構成である。具体的には、第一受けフレーム5及び第二受けフレーム6には、垂直方向に延在する立設部51,61と、立設部51,61の下端部から水平に折り曲げられ、第一取付アンカー部7又は第二取付アンカー部8上に載置される基部52,62と、立設部51,61の上端部から斜め上方向に折り曲げられ、太陽電池パネル4を支持する支持部53,63とを備えている。基部52,62と取付アンカー部7,8との間には例えばゴム板などの緩衝板9が介在されている。
図5は、第一取付アンカー部7の概略構成を示す斜視図であり、図6は、第一取付アンカー部7の概略構成を示す側面図である。図5及び図6に示すように第一取付アンカー部7には、下端部が野地板3に当接し、上端部が第一受けフレーム5を支持する円柱状の第一本体部71と、第一本体部71の上端部から上方に突出して第一受けフレーム5の基部52に係合する第一上部アンカーボルト72と、第一本体部71の下端部から下方に突出して野地板3に係合する第一下部アンカーボルト73とが設けられている。
ここで、第二取付アンカー部8は第一取付アンカー部7と同一部材である。このため、第二取付アンカー部8の各部と第一取付アンカー部7の各部とは以下のような対応関係となっている。第二取付アンカー部8の第二本体部81は第一本体部71に対応し、第二上部アンカーボルト82は第一上部アンカーボルト72に対応し、第二下部アンカーボルト83は第一下部アンカーボルト73に対応する。
そして、第一本体部71及び第二本体部81のそれぞれの外周面には、防水性のシート状部材10が密着している。このシート状部材10は、第一本体部71及び第二本体部81のそれぞれの下端部から外側に向けて延在する延在部11を有している。この延在部11は第一本体部71及び第二本体部81の全周にわたって設けられている。
また、シート状部材10の上端部と、第一本体部71及び第二本体部81との境界には、シール剤12が塗布されており、これにより前記境界の防水性が高められている。
図3に示すように、第一取付アンカー部7が設置される野地板3の下方には、梁や中間梁などの躯体13が配置されている。第一取付アンカー部7の第一下部アンカーボルト73は、野地板3だけでなく躯体13にも係合しており、ナット14によって締結されている。これにより、第一本体部71が野地板3上に固定される。このとき、シート状部材10の延在部11は第一本体部71の周囲の野地板3に密着している。
他方、第一本体部71の上部には、第一上部アンカーボルト72を介して緩衝板9及び第一受けフレーム5の基部52が載置されている。そして第一上部アンカーボルト72にナット15が締結されることにより、第一本体部71上に第一受けフレーム5が固定される。
図4に示すように、第二取付アンカー部8が設置される野地板3の下方には、当該野地板3を補強するための補強部材16が設けられている。この補強部材16は例えば高剛性の板材である。第二取付アンカー部8の第二下部アンカーボルト83は、野地板3だけでなく補強部材16にも係合しており、ナット17によって締結されている。これにより、第二本体部81が野地板3上に固定される。このとき、シート状部材10の延在部11は第二本体部81の周囲の野地板3に密着している。
他方、第二本体部81の上部には、第二上部アンカーボルト82を介して緩衝板9及び第二受けフレーム6の基部62が載置されている。そして第二上部アンカーボルト82にナット18が締結されることにより、第二本体部81上に第二受けフレーム6が固定される。
そして、図1に示すように、第一本体部71及び第二本体部81の高さH1は、野地板3の周囲を囲むパラペット20の高さH2よりも高く設定されている。
以上のように、本実施形態によれば、第一取付アンカー部7及び第二取付アンカー部8を野地板3上に配置したのち、これらの上部に第一受けフレーム5及び第二受けフレーム6を取り付ければ太陽電池パネル4を設置することができる。すなわち、従来のように躯体や架台フレームから突出したアンカーを準備しなくとも野地板3上に太陽電池パネル4を直接設置することが可能となる。したがって、架台フレームを用いなくとも、太陽電池パネル4を安定してユニット住宅の陸屋根上に設置することができる。
さらに、第一取付アンカー部7及び第二取付アンカー部8はいずれも従来の架台フレームよりも小型であるので、組み立て作業性の効率化にも寄与することができる。
なお、本実施形態では、第一取付アンカー部7を、野地板3を支持する躯体13に係合させ、第二取付アンカー部8を、野地板3の下面の補強部材16に取り付ける構造としているが、本発明では、この実施形態に限定されるものではなく、第一取付アンカー部7を補強部材16で受けるようにし、第二取付アンカー部8を躯体13に係合するような構成としても良いことはもちろんである。
本発明では、これら取付アンカー部7,8の取り付けの組み合わせを自由にすることにより、野地板3下方の躯体13の配置状態にかかわらず、架台フレームを用いることなく自由に太陽電池パネル4を設置できるものである。
また、第一取付アンカー部7は、野地板3の下方にある躯体13に係合しているので、野地板3のみに係合している場合よりも接合強度を高めることができる。
また、野地板3における第二取付アンカー部8に対応する部分に、補強部材16が設けられているので、下方に躯体13のない部分においても接合強度を高めることができる。
また、第一取付アンカー部7の第一本体部71と、第二取付アンカー部8の第二本体部81のそれぞれの外周面には、防水性のシート状部材10が密着している。このシート状部材10は、第一本体部71及び第二本体部81のそれぞれの下端部から外側に向けて延在し、第一本体部71及び第二本体部81の周囲の野地板3に密着しているので、第一本体部71及び第二本体部81と、野地板3との隙間がシート状部材10によって覆われる。したがって、前記隙間から水が浸入してしまうことを防止することができる。
また、野地板3の周囲を囲むパラペット20よりも第一本体部71及び第二本体部81が高く形成されているので、パラペット20に囲まれた領域内に水が溜まったとしても、第一上部アンカーボルト72及び第二上部アンカーボルト82が水に浸ってしまうことがない。このため、第一上部アンカーボルト72及び第二上部アンカーボルト82や、これらに係合する係合部材(ナット15,18)などが水によって浸食されることを防止することができる。
また、上部アンカーボルト72,82と下部アンカーボルト73,83が本体部71,81の内部で連続している場合には、上部アンカーボルト72,82と本体部71,81との隙間から水が浸入するおそれもある。しかしながら、前述の通りパラペット20に囲まれた領域内に水が溜まったとしても、上部アンカーボルト72,82が水に浸ってしまうことがないために、上部アンカーボルト72,82と本体部71,81との隙間からの水の浸入を抑制することができる。
また、第一取付アンカー部7と第二取付アンカー部8とが同一部材であるので、部品を統一することができ、より一層のコスト削減を図ることができる。
なお、本発明は上記実施形態に限らず適宜変更可能である。以下、変形例について説明するが、上記実施形態と同一の部分においては同一の符号を付しその説明を省略する。
例えば、上記実施形態では、太陽電池パネル4の後側端部を本発明に係る一端部とし、前側端部を本発明に係る他端部としているが、これらを逆転させてもよい。つまり、太陽電池パネル4の前側端部を支持するアンカー部を第一取付アンカー部7とし、後側端部を支持するアンカー部を第二取付アンカー部8とすることも可能である。これにより、前側端部を支持する第一取付アンカー部7が躯体13に係合し、後側を支持する第二取付アンカー部8が補強部材16に係合することになる。
また、上記実施形態では、第一取付アンカー部7及び第二取付アンカー部8のそれぞれの本体部71,81が円柱状である場合を例示して説明したが、本体部71,81の形状はこれに限定されるものではない。その他の例としては、例えば図7に示すように直方体状の本体部71a,81aが挙げられる。
また、上記実施形態では、野地板3における第二取付アンカー部8に対応する部分に、板状の補強部材16が設けられている場合を例示したが、補強部材16の形状は如何様でも構わない。例えば、図8に示す補強部材16bは角材である。この補強部材16bに対して直接第二下部アンカーボルト83を係合させてもよいが、図8に示すように、補強部材16bの側面及び野地板3の下面に当接するL字材22を設け、このL字材22を補強部材16bにネジ止めしてから、L字材22に第二下部アンカーボルト83を締結することも可能である。
1 太陽電池パネルの設置構造
2 建物ユニット
3 野地板
4 太陽電池パネル
5 第一受けフレーム
6 第二受けフレーム
7 第一取付アンカー部
8 第二取付アンカー部
9 緩衝板
10 シート状部材
13 躯体
16 補強部材
20 パラペット
71 第一本体部
72 第一上部アンカーボルト
73 第一下部アンカーボルト
81 第二本体部
82 第二上部アンカーボルト
83 第二下部アンカーボルト

Claims (6)

  1. 建物ユニットの野地板に対して太陽電池パネルを設置するための太陽電池パネルの設置構造において、
    前記太陽電池パネルの一端部に取り付けられた第一受けフレームと、
    前記太陽電池パネルの他端部に取り付けられた第二受けフレームと、
    前記野地板と前記第一受けフレームとの間に介在し、前記野地板に前記第一受けフレームを固定する第一取付アンカー部と、
    前記野地板と前記第二受けフレームとの間に介在し、前記野地板に前記第二受けフレームを固定する第二取付アンカー部とを有することを特徴とする太陽電池パネルの設置構造。
  2. 請求項1記載の太陽電池パネルの設置構造において、
    前記第一取付アンカー部若しくは前記第二取付アンカー部の何れか1つは、前記野地板の下方にある躯体に係合していることを特徴とする太陽電池パネルの設置構造。
  3. 請求項2記載の太陽電池パネルの設置構造において、
    前記野地板における前記躯体に係合していない前記第一取付アンカー部若しくは前記第二取付アンカー部に対応する部分には、前記野地板を補強するための補強部材が設けられていることを特徴とする太陽電池パネルの設置構造。
  4. 請求項2又は3に記載の太陽電池パネルの設置構造において、
    前記第一取付アンカー部には、下端部が前記野地板に当接し、上端部が前記第一受けフレームを支持する第一本体部と、前記第一本体部の上端部から上方に突出して前記第一受けフレームに係合する第一上部アンカーボルトと、前記第一本体部の下端部から下方に突出して前記野地板及び前記躯体に係合する第一下部アンカーボルトとが設けられ、
    前記第二取付アンカー部には、下端部が前記野地板に当接し、上端部が前記第二受けフレームを支持する第二本体部と、前記第二本体部の上端部から上方に突出して前記第二受けフレームに係合する第二上部アンカーボルトと、前記第二本体部の下端部から下方に突出して前記野地板に係合する第二下部アンカーボルトとが設けられ、
    前記第一本体部及び前記第二本体部のそれぞれの外周面には、防水性のシート状部材が密着しており、
    前記シート状部材は、前記第一本体部及び前記第二本体部のそれぞれの下端部から外側に向けて延在し、前記第一本体部及び前記第二本体部の周囲の前記野地板に密着していることを特徴とする太陽電池パネルの設置構造。
  5. 請求項4記載の太陽電池パネルの設置構造において、
    前記第一本体部及び前記第二本体部は、前記野地板の周囲を囲むパラペットよりも高く形成されていることを特徴とする太陽電池パネルの設置構造。
  6. 請求項1〜5のいずれか一項に記載の太陽電池パネルの設置構造において、
    前記第一取付アンカー部と前記第二取付アンカー部とが同一部材であることを特徴とする太陽電池パネルの設置構造。
JP2013044262A 2013-03-06 2013-03-06 太陽電池パネルの設置構造 Pending JP2014173245A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013044262A JP2014173245A (ja) 2013-03-06 2013-03-06 太陽電池パネルの設置構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013044262A JP2014173245A (ja) 2013-03-06 2013-03-06 太陽電池パネルの設置構造

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2014173245A true JP2014173245A (ja) 2014-09-22

Family

ID=51694786

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013044262A Pending JP2014173245A (ja) 2013-03-06 2013-03-06 太陽電池パネルの設置構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2014173245A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017002656A (ja) * 2015-06-15 2017-01-05 株式会社戸上電機製作所 太陽光発電パネル取付用架台及び太陽光発電装置

Citations (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5985063A (ja) * 1982-11-01 1984-05-16 伊豆丸 末敏 太陽熱温水器の屋根取付構造
JP2003193636A (ja) * 2001-12-28 2003-07-09 Daiwa House Ind Co Ltd 防水層のある面への金具の取付け構造
JP2003268937A (ja) * 2002-03-13 2003-09-25 Asahi Kasei Corp 屋上支持金物取付構造
JP2004324178A (ja) * 2003-04-23 2004-11-18 Kanegafuchi Chem Ind Co Ltd 太陽電池システム
JP2005133333A (ja) * 2003-10-28 2005-05-26 Sekisui Chem Co Ltd 太陽電池モジュールの取付構造
JP2006210613A (ja) * 2005-01-27 2006-08-10 Kyocera Corp 太陽光発電装置
JP3163064U (ja) * 2010-06-22 2010-09-30 株式会社神栄興業 Oリングと組み合わせた屋根上及びベランダ等の架台の下敷き用非加硫ブチル粘着緩衝防水パッド。
JP2011226095A (ja) * 2010-04-16 2011-11-10 Sanko Techno Co Ltd 基礎用あと施工アンカー
JP2011231597A (ja) * 2010-04-30 2011-11-17 Sekisui Chem Co Ltd 積載物の屋根への支持構造
JP2012017588A (ja) * 2010-07-07 2012-01-26 Toyota Home Kk 建物ユニット
JP2012177280A (ja) * 2011-02-28 2012-09-13 Hayakawa Rubber Co Ltd 屋上設置機器の配線引き込み具及び配線引き込み構造
JP2012220022A (ja) * 2011-04-12 2012-11-12 Yasushi Fujiwara 防水パッキン押六角柱付ボルト

Patent Citations (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5985063A (ja) * 1982-11-01 1984-05-16 伊豆丸 末敏 太陽熱温水器の屋根取付構造
JP2003193636A (ja) * 2001-12-28 2003-07-09 Daiwa House Ind Co Ltd 防水層のある面への金具の取付け構造
JP2003268937A (ja) * 2002-03-13 2003-09-25 Asahi Kasei Corp 屋上支持金物取付構造
JP2004324178A (ja) * 2003-04-23 2004-11-18 Kanegafuchi Chem Ind Co Ltd 太陽電池システム
JP2005133333A (ja) * 2003-10-28 2005-05-26 Sekisui Chem Co Ltd 太陽電池モジュールの取付構造
JP2006210613A (ja) * 2005-01-27 2006-08-10 Kyocera Corp 太陽光発電装置
JP2011226095A (ja) * 2010-04-16 2011-11-10 Sanko Techno Co Ltd 基礎用あと施工アンカー
JP2011231597A (ja) * 2010-04-30 2011-11-17 Sekisui Chem Co Ltd 積載物の屋根への支持構造
JP3163064U (ja) * 2010-06-22 2010-09-30 株式会社神栄興業 Oリングと組み合わせた屋根上及びベランダ等の架台の下敷き用非加硫ブチル粘着緩衝防水パッド。
JP2012017588A (ja) * 2010-07-07 2012-01-26 Toyota Home Kk 建物ユニット
JP2012177280A (ja) * 2011-02-28 2012-09-13 Hayakawa Rubber Co Ltd 屋上設置機器の配線引き込み具及び配線引き込み構造
JP2012220022A (ja) * 2011-04-12 2012-11-12 Yasushi Fujiwara 防水パッキン押六角柱付ボルト

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017002656A (ja) * 2015-06-15 2017-01-05 株式会社戸上電機製作所 太陽光発電パネル取付用架台及び太陽光発電装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPWO2010082355A1 (ja) 太陽電池固定装置
KR101153842B1 (ko) 태양광패널 고정장치
JP2015131612A (ja) 車両用太陽電池パネル
JP2008235766A (ja) 太陽電池アレイ
JP2014173245A (ja) 太陽電池パネルの設置構造
JP2012059747A (ja) 太陽電池モジュールの設置構造ならびにその連結構造および連結方法
JP5744469B2 (ja) 太陽光発電モジュール用架台システム
JP2011055495A (ja) 車両用アンテナユニット
JP3219676U (ja) 架台
JP2013177789A (ja) 屋上設備機器設置用架台の取付装置及び取付方法
KR101421808B1 (ko) 태양광 모듈 설치를 위한 프레임 및 이를 이용한 태양광 모듈 설치 구조
JP5268775B2 (ja) フレーム式キャビネット
JP2011038285A (ja) 屋根材の葺設構造
JP5634378B2 (ja) 太陽電池機能を付加した防音パネル
JP3177591U (ja) 屋根上設置物の取り付け構造
JP5606898B2 (ja) 太陽光発電モジュール用架台
JP6103367B2 (ja) 太陽電池モジュールの取り付け器具、太陽電池モジュール用架台、及び太陽電池装置
JP3184705U (ja) 太陽電池モジュール用架台
CN207853808U (zh) 配重式光伏支架及配重式光伏
US7484818B2 (en) Computer chassis frame support
JP2007254989A (ja) 簡易構築物
KR20210054804A (ko) 태양광 패널 거치대
JP2016063682A (ja) 太陽電池モジュール
JP6698347B2 (ja) 取付け装置
JP2015060888A (ja) 排水部材及び太陽電池モジュール

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20140917

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20150724

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20150804

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20151005

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20160412

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20161108