JP2003193636A - 防水層のある面への金具の取付け構造 - Google Patents
防水層のある面への金具の取付け構造Info
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Abstract
状態に取り付けでき、金具の取付けで防水層の防水性能
を損なわせてしまうことがなく、施工が容易でコストが
かからず、既設の防水層に対してでも容易に取り付けで
きる、防水層のある面への金具の取付け構造を提供す
る。 【解決手段】 プレート15の一方の面に雄ネジ棒16
が一体的に立設され、このプレート15が、防水層4を
貫通するプラグアンカー12で防水層4に定着されてい
る。このプレート15に防水シート10が被せられ、こ
の防水シート10を貫通して突出する雄ネジ棒16に上
ボルト11が螺合され、防水シート10は、雄ネジ棒突
出周縁部が筒状10aに立ち上げられ、周縁部の全周が
プレート15の外側で防水層4とシール状態に接合21
されている。
Description
の金具の取付け構造に関する。
電池等の設備を設置するような場合、設備を屋根面にし
っかりと定着させることができなければならない一方
で、屋根面の防水性能を損なわせないような配慮も必要
である。そして、このような配慮をしなければならない
なかで、これまで、図5(イ)(ロ)(ハ)に示すよう
な設置方法が提案されている。
ので、屋根スラブ51が立ち上がり基礎部51a,51
aを一体に備えたものからなり、この立ち上がり基礎部
51a,51aの天面に立てられた金具としてのアンカ
ーボルト52,52で太陽電池モジュール53のフレー
ム54を定着させており、屋根スラブ51上の防水層を
形成する防水シート55は、立ち上がり基礎部51a,
51aの側面部に沿うように立ち上げられている。
造等に用いられるもので、防水層55の上に基礎コンク
リート56,56を置き、このコンクリート基礎56,
56の天面に立てられた金具としてのアンカーボルト5
2,52で太陽電池モジュール53のフレーム54を定
着しており、コンクリート基礎56,56の重量で風等
の荷重に耐えられる定着状態を得ようとするものであ
る。
のもので、躯体の鉄骨梁57,57に鉄骨の支持土台5
8,58を溶接やボルトで固定し、この支持土台58,
58を屋根スラブ51よりも上方に立ち上がらせ、この
支持土台58,58に立てられた金具としてのアンカー
ボルト52,52で太陽電池モジュール53のフレーム
54を定着させており、屋根スラブ51上の防水層を形
成する防水シート55は、支持土台58,58の側面の
側に沿うように立ち上げられている。
(イ)に示す設置構造では、立ち上がり基礎部51a,
51aを一体に備えた屋根スラブ51が必要であり、ま
た、図5(ハ)に示す設置構造では、支持土台58,5
8を躯体の鉄骨梁57,57に取り付けて、この支持土
台58,58を避けるように屋根スラブ51を設けなけ
ればならず、いずれも新築の場合でなければ採用するの
は難しいという問題がある。
構造では、防水層を形成する防水シート55を立ち上が
り基礎51aや支持土台58の部分で立ち上げ処理しな
ければならず、その施工が厄介でコストが高くつくとい
う問題もある。
…の位置と設備53のサイズなどとの関係で、設備53
を支えさせる位置に梁57が都合良く存在しない場合が
あり、専用の控え梁を追加しなければならなくなるな
ど、施工が非常に厄介なものになりやすい。
層を形成するシート55の上面に基礎コンクリート5
6,56を置くだけでよいので、既設の建物への適用も
容易であり、防水シートの立ち上げ処理も不要である
が、その一方で、しっかりした固定状態を得るためには
基礎コンクリート56,56の重量を大きくしなければ
ならず、屋根の荷重負担が大きくなってしまう場合があ
るという問題がある。
具を防水層のある面にしっかりとした定着状態に取り付
けることができ、しかも、金具の取付けによって防水層
の防水性能を損なわせてしまうことがなく、それでい
て、施工が容易でコストがかからず、既設の防水層に対
してでも容易に取り付けることができる、防水層のある
面への金具の取付け構造を提供することを課題とする。
の一方の面に雌雄いずれか一方の第1ネジ体が一体的に
立設され、このプレートは、第1ネジ体とは平面方向に
おいて異なる面内位置において、防水層を貫通する固定
具によって防水層の面に定着され、このプレートには、
第1ネジ体を貫通させる態様で防水シートが被せられ、
この防水シートから突出する第1ネジ体に雌雄もう一方
の第2ネジ体が螺合されると共に、防水シートの第1ネ
ジ体突出周縁部がその全周にわたって第1ネジ体に沿う
ように筒状に立ち上げられ、前記防水シートは、その周
縁部の全周がプレートの外側に突出し、この突出部の全
周が防水層とシール状態に接合されていることを特徴と
する防水層のある面への金具の取付け構造によって解決
される。
を貫通する固定具によって防水層の面に定着され、この
プレートには第1ネジ体が一体的に立設されており、こ
の第1ネジ体に第2ネジ体が螺合されているので、これ
らからなる金具を防水層の面にしっかりとした定着状態
に取り付けることができる。
が、この固定具によって防水層の防水性能が損なわれな
いように、次のような構造が採られている。即ち、プレ
ートには、第1ネジ体を貫通させる態様で防水シートが
被せられており、この防水シートの第1ネジ体突出周縁
部はその全周が第1ネジ体に沿うように筒状に立ち上げ
られているので、この筒状の立ち上げによって第1ネジ
体突出周縁部から内部への水の侵入が防がれる。また、
この防水シートは、その周縁部の全周がプレートの外側
に突出し、この突出部の全周が防水層とシール状態に接
合されているので、防水シートの外周縁部から内部への
水の侵入も防がれる。これによって、固定具による防水
層貫通で防水層の防水性能が損なわれるのを防ぐことが
できる。
縁部から内部に水が侵入したとしても、固定具は、プレ
ートの面内において、第1ネジ体とは平面方向において
異なる位置で防水層を貫通しているから、水が固定具貫
通部まで届きにくく、この点からもしっかりした防水状
態を形成することができる。
させて定着させるものでありながら、防水層の防水性能
を損なわせることがないものであるから、防水層のある
既設部分に対してであっても、その防水性能を損なわせ
ることなく金具をしっかりとした定着状態に取り付ける
ことができる。
ジ体の外周部に沿う筒状のものであればよく、このよう
な筒状部分は防水シートに容易に成形することができる
ものであり、また、施工もこの筒状部分を第1ネジ体の
外周部に嵌めるようするだけでよいので、この立ち上が
りの加工も施工も容易にかつ安価に行うことができる。
立ち上げられている防水シートの筒状部分がその外側か
ら前記第2ネジ体の有底凹所内に差し込まれている場合
は、この第2ネジ体が、筒状部分と第1ネジ体との間か
らの水の侵入を防ぎ、より一層確実な防水状態を形成す
ることができる。
体突出周縁部の筒状部分の外側が、第1ネジ体への第2
ネジ体の螺合締め付けによって第2ネジ体とプレートと
で全周挟み込まれている場合は、この挟込みによって、
筒状部分と第1ネジ体との間からの水の侵入をより一層
確実に防ぎ、より確実な防水状態を形成することができ
る。しかも、この挟込みは、第1ネジ体への第2ネジ体
の螺合締め付けをするだけでよく、挟込みの施工も容易
に行うことができる。
に雌雄いずれか一方の第1ネジ体が一体的に立設され、
このプレートは、第1ネジ体とは平面方向において異な
る面内位置において、防水層を貫通する固定具によって
防水層の面に定着され、このプレートには、第1ネジ体
を貫通させる態様で防水シートが被せられ、この防水シ
ートから突出する第1ネジ体に雌雄もう一方の第2ネジ
体が螺合されて締め付けられ、この締付けによって、防
水シートの第1ネジ体突出周縁部がその全周にわたっ
て、第2ネジ体と、第1ネジ体及び/又はプレートとで
挟み込まれてシールされ、前記防水シートは、その周縁
部の全周がプレートの外側に突出し、この突出部の全周
が防水層とシール状態に接合されていることを特徴とす
る防水層のある面への金具の取付け構造によっても解決
される。
出周縁部を、第2ネジ体と、第1ネジ体及び/又はプレ
ートとで挟み込んでシールするようにしているので、防
水シートの第1ネジ体突出周縁部に筒状の立ち上がり部
分を有するか否かにかかわらず、その部分から内部への
水の侵入を確実に防ぐことができる。
基づいて説明する。
うに、既設の建物のフラット屋根11に太陽電池モジュ
ール2を設置する場合のもので、屋根1はコンクリート
スラブ3の上に防水シートによる防水層4が設けられた
ものからなっており、5は、太陽電池モジュール2のフ
レームであり、このフレーム5を屋根上に取り付けるの
に用いるのが、本発明の金具6とナット7である。
すように、プレート付き下ボルト8と、補強プレート9
と、防水シート10と、第2ネジ体としての上ボルト1
1と、固定具としてのプラグアンカー12,12とが備
えられている。
うに、鋼板などからなる金属製等のプレート15の上面
の面内中央部分に第1ネジ体としての雄ネジ棒16を溶
接等で一体的に取り付けて立設させたもので、プレート
15には、雄ネジ棒16とは平面方向において異なる面
内位置において、プラグアンカー12,12のネジ12
a,12aを通す通孔15a,15aが明けられてい
る。
8のプレート15の下面側に重ねられてプレート15を
補強するもので、プレート15と同じく、プラグアンカ
ー12,12のネジ12a,12aを通す通孔9a,9
aが明けられている。
水層4と同じ例えば塩化ビニル樹脂シートなどからな
り、その平面サイズは、プレート付き下ボルト8のプレ
ート15よりも大きく、更に、補強プレート9の平面サ
イズよりも大きくつくられている。そして、この防水シ
ート10の面内中央部には、プレート付き下ボルト8の
雄ネジ棒16を貫通させる貫通孔10bが明けられ、こ
の貫通孔10bの周囲、即ち第1ネジ体突出周縁部とな
ることろは筒状10aに立ち上げられ、この筒状部分1
0aがプレート付き下ボルト8の雄ネジ棒16の基端側
の側面部に沿って立ち上がるようになされている。
螺合させる雄ネジ部11aを備えると共に、基端面に開
口する有底の凹所19が備えられ、この有底凹所19内
の奥方には、プレート付き下ボルト8の雄ネジ棒16を
螺合させる雌ネジ部11bが設けられ、この雌ネジ部1
1bよりも基端側に、防水シート10の立ち上がり筒状
部分10aをしっくりと差し込むことができるようにな
されている。また、上ボルト11の基端には、側方に張
り出す押さえ用のフランジ11cが一体に備えられてい
る。
は、それぞれ別部品として用意されていてもよいが、防
水シート10のサイズがそう大きくない場合には、図3
(ハ)に示すように、防水シート10の筒状部分10a
が上ボルト11の有底凹所19内に差し込まれて両者が
予め一体化された一つの部品、即ち防水シート付き上ボ
ルト14として構成しておくとよい。こうすることで、
金具6の構成部品点数を少なくすることができる。
2(イ)に示すように、コンクリートスラブ3に防水層
4を貫通するように下孔20,20を明け、そこにプラ
グアンカー12のプラグ12b,12bをセットした
後、プレート付き下ボルト8のプレート15の下に補強
プレート9を重ねるようにして防水層4の上に置き、そ
して、プラグアンカー12のネジ12aをプレート1
5,9の通孔15a,9aに通してプラグ12b内にね
じ込んでいく。これにより、各プラグ12bが下孔20
内で側方に膨出し、図2(ロ)に示すように、プレート
付き下ボルト8が屋根スラブ3上にしっかりと定着され
る。
付き上ボルト14を用い、その上ボルト11の有底凹所
19の奥方の雌ネジ部11bをプレート付き下ボルト8
の雄ネジ棒16と螺合させ締め付ける。これにより、プ
レート15,9に防水シート10が被せられ、防水シー
ト10の筒状部分10aは、プレート付き下ボルト8の
雄ネジ棒16の基端部側において立ち上がり状態とな
り、また、上ボルト11の締め付けにより、上ボルト1
1の基端面、即ちフランジ部11cと、プレート付き下
ボルト8のプレート15とで防水シート10の筒状部分
10aの外側が全周にわたって挟み込まれた状態とな
る。
に、防水シート10の、補強プレート9よりも外方に突
出して屋根の防水層4の上に重なる周縁部を全周にわた
って防水層4とシール状態に接合21する。接合21
は、溶着や熱融着などによって行えばよい。
6の上ボルト11を、図1に示すように、太陽電池モジ
ュール2のフレーム5の通孔5aに通し、この上ボルト
11にナット7を螺合させて締めれば、図4(ロ)に示
すように、フレーム5が屋根スラブ3上に定着される。
下ボルト8のプレート15が、プラグアンカー12,1
2によって、防水層4を貫通して下の屋根スラブ3にし
っかりと定着され、このプレート付き下ボルト8の雄ネ
ジ棒16に上ボルト11が螺合されているものであるか
ら、これらを備えた金具6を防水層4の面にしっかりと
した定着状態に取り付けることができ、太陽電池モジュ
ール2を屋根上にしっかりとした定着状態に設置するこ
とができる。
クリートスラブ3にプラグアンカー12,12を打ち込
んでいるが、プレート付き下ボルト8のプレート15に
は防水シート10が被せられ、この防水シート10には
筒状部分10aが備えられて雄ネジ棒16の基端側面部
に沿うように立ち上げられているから、雄ネジ棒16を
貫通させる部分からの水の侵入は防がれる。特に、本実
施形態では、上ボルト11の下面の開口する有底凹所1
9内部に防水シート10の筒状部分10aが差し込まれ
ているから、筒状部分10aと雄ネジ棒16との間から
の水の侵入も防がれる。加えて、上ボルト11と下ボル
トとの螺合締め付け状態において、防水シート10の筒
状部分10aの周囲部分は、上ボルト11の下端のフラ
ンジ部11cとプレート15とに全周挟み込まれている
ので、筒状部分10aからの水の侵入がより一層確実に
防がれる。また仮に、筒状部分10aを通じて内部に水
が侵入したとしても、プラグアンカー12,12は、プ
レート15の面内において、上ボルト11とは平面方向
において異なる位置で防水層4を貫通しているから、水
がプラグアンカー貫通部にまでは届きにくく、その面か
らもしっかりとした防水状態を維持することができる。
そして、防水シート10の周縁部は、防水層4と重ね合
わされ、防水層4とシール状態に接合されているから、
この部分から内部に水が侵入してしまうということもな
い。こうして、プレート付き下ボルト8のプレート15
をプラグアンカー12,12で防水層4下の屋根スラブ
3に定着させる取付け構造でありながら、しっかりとし
た防水構造が採用され、そのため、防水層4の防水性能
を損なわせてしまうことがない。
12に防水層4を貫通させて定着させるものでありなが
ら、防水層4の防水性能を損なわせないものであるか
ら、防水層のある平坦な既設面に対してであっても、そ
の防水性能を損なわせることなく金具6をしっかりとし
た定着状態に取り付けることができる。
発明はこれに限られるものではなく、発明思想を逸脱し
ない範囲で、各種の変更が可能である。例えば、上記の
実施形態では、防水シート10において、雄ネジ棒16
を貫通させる部分に筒状部分10aを形成している場合
を示しているが、筒状部分10aを省略し、雄ネジ棒1
6の貫通孔10bの周囲部分を全周にわたって上ボルト
11の下端面とプレート15とで挟み込んで防水状態を
得るようにしてもよい。また、上記の実施形態では、防
水シート10の挟込みを、上ボルト11とプレート15
とで行っている場合を示しているが、上ボルト11と下
ボルト16、即ち第1ネジ体と第2ネジ体とで行う構成
としてもよい。また、雄ネジ棒16を雄の第1ネジ体と
し、上ボルト11を雌の第2ネジ体(雌は上ボルト11
の雌ネジ部(11b))としているが、第1ネジ体を雌
とし、第2ネジ体を雄として構成してもよい。また、第
2ネジ体は上記のような外周ネジのボルト形式のもの1
1に限らず、ロープなどを掛けるL形掛止体などからな
っていてもよく、要は、防水層4の上に金具を取り付け
る目的に応じて種々の形態が採用されてよい。また、プ
レート15を防水層4に定着させる固定具として、プラ
グアンカー12,12を用いた場合を示しているが、こ
れに限らず、防水層4を貫通してその下に定着すること
でプレート15を取り付けることができるようなもので
あればよく、防水層の下が釘打ちや一般ネジ等でプレー
ト15を定着させることができるようなものであれば、
釘や一般ネジなどを固定具としてもよい。また、上記の
実施形態では、太陽電池モジュール2の設置に用いる金
具を対象としているが、本発明の金具は、太陽電池モジ
ュールに限らず、エアコンの室外機等、各種設備の設置
に用いることができるものであるし、設備の設置以外の
目的でも用いることができるものであることはいうまで
もない。また、上記の実施形態では、防水層4の下がコ
ンクリートスラブ3である場合を示しているが、防水層
4の下は、ALC版であってもよいし、木であってもよ
いし、要は固定具を定着させることができるような材質
のものであればよい。また、本発明の金具取付け構造
は、防水層の設けられている斜面や壁面等への金具の取
付けに用いられてもよい。
ら、金具を防水層のある面にしっかりとした定着状態に
取り付けることができ、しかも、金具の取付けによって
防水層の防水性能を損なわせてしまうことがなく、それ
でいて、施工が容易でコストがかからず、既設の防水層
に対してでも容易に取り付けることができる。
ある。
で、図(イ)は分離状態の断面側面図、図(ロ)の取付
け状態の断面側面図である。
ので、図(イ)は分離状態の断面側面図、図(ロ)の取
付け状態の断面側面図である。
置状態を示す断面側面図、図(ロ)は金具へのモジュー
ルフレームの取付け状態を示す断面側面図である。
もので、太陽電池モジュールの設置構造の断面側面図で
ある。
Claims (4)
- 【請求項1】 プレートの一方の面に雌雄いずれか一方
の第1ネジ体が一体的に立設され、 このプレートは、第1ネジ体とは平面方向において異な
る面内位置において、防水層を貫通する固定具によって
防水層の面に定着され、 このプレートには、第1ネジ体を貫通させる態様で防水
シートが被せられ、 この防水シートから突出する第1ネジ体に雌雄もう一方
の第2ネジ体が螺合されると共に、防水シートの第1ネ
ジ体突出周縁部がその全周にわたって第1ネジ体に沿う
ように筒状に立ち上げられ、 前記防水シートは、その周縁部の全周がプレートの外側
に突出し、この突出部の全周が防水層とシール状態に接
合されていることを特徴とする防水層のある面への金具
の取付け構造。 - 【請求項2】 第1ネジ体に沿って立ち上げられている
防水シートの筒状部分がその外側から前記第2ネジ体の
有底凹所内に差し込まれている請求項1に記載の防水層
のある面への金具の取付け構造。 - 【請求項3】 防水シートの第1ネジ体突出周縁部の筒
状部分の外側が、第1ネジ体への第2ネジ体の螺合締め
付けによって第2ネジ体とプレートとで全周挟み込まれ
ている請求項2に記載の防水層のある面への金具の取付
け構造。 - 【請求項4】 プレートの一方の面に雌雄いずれか一方
の第1ネジ体が一体的に立設され、 このプレートは、第1ネジ体とは平面方向において異な
る面内位置において、防水層を貫通する固定具によって
防水層の面に定着され、 このプレートには、第1ネジ体を貫通させる態様で防水
シートが被せられ、 この防水シートから突出する第1ネジ体に雌雄もう一方
の第2ネジ体が螺合されて締め付けられ、この締付けに
よって、防水シートの第1ネジ体突出周縁部がその全周
にわたって、第2ネジ体と、第1ネジ体及び/又はプレ
ートとで挟み込まれてシールされ、 前記防水シートは、その周縁部の全周がプレートの外側
に突出し、この突出部の全周が防水層とシール状態に接
合されていることを特徴とする防水層のある面への金具
の取付け構造。
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