JP6334111B2 - 時計機構の連結レバーおよび連結装置 - Google Patents

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Description

本発明は、時計の旋回ユニットまたはレバーに関する。また、本発明は連結装置またはクラッチ装置に関し、特に第一ギアトレインを少なくとも第二ギアトレインに連結するよう設計された一方向連結装置であって、上記のタイプのレバーを有する装置に関する。最後に、本発明は時計のムーブメントまたは時計の部品または時計であって、特に上記のタイプのレバーまたは上記のタイプの連結装置を有する腕時計に関する。
時計のムーブメントの第一ギアトレインを少なくとも第二ギアトレインに連結するよう設計された一方向連結装置が知られている。このタイプの装置は、特に時計のムーブメントを修正したり巻きあげたりする機構として知られる。
「一方向連結装置」とは、通常二つの伝達ホイールを有する装置であって、一方の伝達ホイールは駆動用、もう一方のホイールは被駆動用であり、一方の回転方向では両ホイールは一体となり、反対の回転方向では離れる。この目的を達成するために、駆動ホイールに自由度を与えて、二つのホイールの中心部分間の距離を変更させることにより、駆動ホイールが回転する方向によってそこに被駆動ホイールがかみ合うように設計する。任意に連結ばねに連結される駆動ホイールを切り欠きまたはレバー上で旋回させることにより、駆動ホイールの回転軸を被駆動ホイールの回転軸に対して相対的に移動させる方法が知られている。しかしながら、信頼性、強度、寸法および組み立ての視点から、このデザインは最適とはいえない。
特許文献1は、二つのカレンダー表示を迅速に修正する機構に使用される一方向連結装置を開示する。この装置は、カーブした楕円形の切り欠きに配置されたスライド修正ピニオンとかみ合う巻き上げ機構ロッドによって駆動される、中間修正ホイールからなる。この機構により、スライドピニオンは、巻き上げ機構ロッドの回転方向により、第一表示ユニットを修正するための第一安定位置から、第二表示ユニットを修正するための第二安定位置へと移動することができる。この方法は、少ない部品で装置を構成することができるメリットがある。しかしながら、この機構は自由な動きのアセンブリ数に依存する。つまり、修正ピニオンの軸方向および半径方向のクリアランスを制御するのが特に難しい。その結果、スライドピニオンの旋回トルクが変わってしまい、巻き上げ機構ロッドの回転方向が反転しても、旋回位置の移動が起こらず、二つの修正機能のうちの一つが利用できなくなる可能性がある。
この問題を解決する一つの方法として、スライドピニオンに連結ばねまたは摩擦ばねを加え、そのトルク効果により、回転方向に対応してスライドピニオンの位置を変更させるのに十分なトルクを保証するものがある。この解決方法は、旋回力とは独立して修正器にトルクを生じさせることができるメリットがある。しかしながら、その環境における相対的な修正器の軸方向および半径方向の位置を保証することはできない。加えて、この連結装置は大きく、かつ時計のムーブメントの各部品数と独立して組み立てることはできないという欠点がある。そのため、この連結装置はムーブメントの組み立て過程が十分に進まないと、その動きをテストして確認することができない。
一つの解決方法として、連結レバーに修正ピニオンピボットを形成し、その回転軸を、修正ピニオンとかみ合うホイールの回転軸と一致させる方法がある。この方法によると、連結レバーを構成するアセンブリ手段によってピニオンの半径方向および軸方向のクリアランスを制御することができる。特許文献2には、このタイプのレバー上で修正器を旋回させる修正装置が開示される。特許文献2によると、レバーと修正ホイールの一つに介在する摩擦により、レバーを一方または他方の端にある修正位置に移動させることができ、それにより修正器の回転方向を制御することができる。しかしながら、従来の組み立て手段に基づくと、このタイプの連結装置の信頼性を十分なものにするほど摩擦を適切に制御することは難しい。そのため、修正器の旋回トルクは変化することになり、巻き上げ機構ロッドの回転方向が反転してもピボット位置が移動せず、二つの修正機能のうちの一つが利用できなくなる可能性がある。
一つの解決法として、修正器の回転軸に金属の摩擦ホイールを配置し、軸方向の支持力を与えることにより、修正器をレバーに対して保持し、レバーと修正器間の適切な摩擦を保証する方法がある。この方法によると、上述の問題を解決することができるが、このタイプのばねに特有の製造許容値や、組み立てに必要な部品数、およびアセンブリ許容値に関してロバスト性を欠いており、それらはこのばねの取り付け方法によると特に厳しくなければならない。
特許文献3は、歯止め駆動ホイールの回転軸が連結レバーにガイドされ、それに半径方向の力を加える摩擦ばねによりブレーキがかけられる構造の巻き上げ機構を実装する装置を開示する。より詳細には、レバーに形成された環状受け面が歯止め駆動ホイールの円筒形旋回部分を回転可能にガイドするよう設計され、レバーと一体に成形された板ばねが、この受け面に対して歯止め駆動ホイールの円筒部分を配置するよう設計される。巻き上げ機構ロッドが第一回転方向へ回転することにより、歯止め駆動ホイールが駆動されて歯止めの回転が誘発され、バレルスプリングがコイリングされる。この構成において、歯止め駆動ホイールは、板ばねの効果によりレバーの受け面にガイドされる。巻き上げ機構ロッドが第二回転方向へ回転することにより、板ばねは歯止め駆動ホイールの回転方向が反転することにより曲げられ、それにより歯止め回転ホイールが歯止めから解放される。この構成において、歯止め駆動ホイールは接していたレバーの受け面と離れ、回転もガイドされなくなる。加えて、巻き上げ機構の解放は連結レバーの回転によって発生するのではなく、板ばねが曲がることによって発生し、歯止め駆動ホイールに必要な自由度を供する。
欧州特許出願第1925996A1号明細書 スイス特許出願第703697A2号明細書 米国特許第325536号 欧州特許出願第2012199A2号明細書
従来技術によると、たとえば修正ピニオン等の一方向連結装置の駆動ホイールによるガイドおよび旋回トルクが完全に制御された状態で旋回されるような、一方向装置を提供することのできる簡易な解決方法はない。加えて、一方向連結装置の十分な機能を保証するため、駆動ホイールの旋回に抗する抵抗トルクを最適化、特に増加、させる簡易な解決方法もない。
本発明の目的は、上述した従来技術の問題点を解消するレバーを提供することであり、また従来から知られているレバーを向上することである。特に本発明の、修正または巻き上げ機構に採用される、簡易で信頼性が高く丈夫な一方向連結装置を提供することを可能とするレバーを提案する。
本発明に係るレバーは請求項1に記載される。
本発明に係る別のレバーは請求項2から11、17から19に記載される。
別の実施例および/または変形例において、少なくとも一つの摩擦要素を支持する少なくとも一つの支持面は、スロットの側面部に形成される。
別の実施例および/または変形例において、少なくとも一つの摩擦要素は少なくとも一つの支持面を有し、特に二、三または四つの支持面を有し、また少なくとも一つの局所的な支持面を有し、特に二、三または四つの局所的な支持面を有する。
別の実施例および/または変形例において、レバーは二つの支持面を有し、少なくとも一つの支持面は、第一ホイールの形状、特に第一ホイールの実質的に円筒な部分の形状に合うように、少なくとも球状に凹んでいる。
別の実施例および/または変形例において、少なくとも一つの弾性要素は、好ましくは以下の材料からなる。
スチール、特にDurnicoスチール;または
CuBe合金;または
ニッケルまたはニッケル―リン;または
シリコン。
連結装置は請求項12に記載される。また、連結装置の例は請求項13、20、21に記載される。
ムーブメントは請求項14に記載される。時計は請求項15、腕時計は請求項22に記載される。さらに、本発明は連結装置におけるレバーの使用に関する。
添付の図面には、本発明に係るレバーの三つの実施例を示す。
本発明の第一実施例に係るレバーを備えた連結装置を有する、第一実施例に係る時計のムーブメントを示す平面図である。 本発明の第一実施例に係るレバーを備えた連結装置を有する、第一実施例に係る時計のムーブメントを示す平面図である。 第一実施例に係るレバーを示す、図4の面III−IIIにおける断面図である。 第一実施例に係るレバーを示す、図3の面IV−IVにおける断面図である。 第一実施例に係る連結装置を示す、図2の面V−Vにおける断面図である。 第一実施例に係る時計のムーブメントを下から見た図である。 本発明の第一実施例に係るレバーの変形例を備えた第一実施例のレバー装置を有する、第一実施例に係る時計のムーブメントを示す平面図である。 本発明の第一実施例に係るレバ―の変形例を備えた第一実施例に係る連結装置を有する、第一実施例に係る時計のムーブメントを示す平面図であり、連結レバーはニュートラルな角度位置でブロックされている。 本発明の第一実施例に係るレバーの変形例を備えた第一実施例に係る連結装置を有する、第一実施例に係る時計のムーブメントを示す詳細図であり、連結レバーは時計のムーブメントの修正位置に配置されている。 本発明の第一実施例に係るレバーの変形例を示す図である。 本発明に係るレバーの第二実施例を示す図である。 本発明の第二実施例に係るレバーを示す、図11の面XII−XIIにおける断面図である。 本発明の第三実施例に係るレバーを示す図である。 本発明の第三実施例に係るレバーを示す、図13の面XIV−XIVにおける断面図である。
図1と図2を参照して、以下に本発明の第一実施例に係る時計のムーブメント8を説明する。本実施例のムーブメントは、好ましくは日付や曜日の表示を修正するためのカレンダー修正機構9を有する。
修正機構は、駆動ホイールとしての役割を果たす修正ホイールまたは可動要素または可動ユニット1を有し、該駆動ホイールは二つの被駆動ホイールと選択的にかみ合うことにより、二つの異なる一方向連結装置を提供する。この修正ホイールは、標準的なカレンダームーブメントが連結装置7によって所定の軸方向の位置に配置される時、カレンダームーブメントの制御ロッド5が回転することにより駆動される運動学的修正鎖の一体的な一部分を構成する。
運動学的修正鎖は、中間設定ホイール3の制御ロッド5の回転と一体となる制御ピニオン4と、修正ホイール1とかみ合う中間修正設定ホイールまたは可動要素または可動ユニット2からなる。ホイール1は第一シャフト11を有する。ホイール2は第二シャフト21の周りを回転する。
この修正ホイール1は、ロッド5の回転方向に従い、日付修正10を行うための第一安定位置から、日付表示100を行うための第二安定修正位置まで移動することができる。より詳細には、ロッドが時計回りに回転されると、修正ホイール1の日付修正器1aは、その歯部が日付ディスクDqの歯部を駆動するような位置に配置される。ロッドが反時計回りに回転されると、ホイール1の修正ホイール1bは、その歯部が日付表示のための運動学的修正鎖を駆動して、日付ディスクDjを回転するような位置に配置される。
図1および2に示される本発明の実施例によると、修正ホイール1は、連結レバー(水平連結レバー)と摩擦ばねの両方の機能を有するよう設計された連結レバー6に対して旋回される。
より詳細には、該連結レバーはホイール1を旋回させつつ、半径方向または実質的に半径方向のクランプ力をホイールに付与し、その結果摩擦現象により、レバーに対する修正ホイール1の回転に抗する制動または摩擦トルクが発生し、レバーが回転される。
図3から6に示されるように、レバー6は、第一ホイール1、とりわけ修正ホイール1、および特に第一ホイール1の第一シャフト11、の回転をガイドする少なくとも一つの第一要素61と、第一ホイール、特に第一ホイールの第一シャフト11、の少なくとも実質的に円筒形の部分10cと協働するよう設計された少なくとも一つの摩擦要素62と、第一ホイールの一部と協働する状態になる位置、とりわけ第一ホイールの一部と接触する位置に、前記少なくとも一つの摩擦要素を弾性的に戻すよう設計された少なくとも一つの弾性要素63と、からなる。
前記少なくとも一つの摩擦要素は、第一ホイールの第一シャフトの一部に対して半径方向または実質的に半径方向の力を付与することにより、レバーに対する修正ホイール1の回転に抗する制動または摩擦トルクを発生させる。
第一実施例では、回転をガイドする要素と前記少なくとも一つの摩擦要素とを組み合わせた。
レバー6は二つの弾性アーム6aおよび6bを有し、これらのアームは弾性的に変形されることにより修正ホイール1の第一シャフト11を支え、その回転軸1dを規定するよう設計される。アームは、レバーの端部まで長手方向に伸びていることが好ましい。アーム同士は開口部6dにより分離され、開口部は特にスロット状であって、とりわけ広がっていくスロット形状である。この開口部6dにより、第一シャフト11を支えることができる。この開口部は前記端部から伸びていることが好ましい。2つの弾性アームはそれぞれ少なくとも一つの支持面60a、60b、60および60dを有し、これらの支持面はシャフト11の円筒部分10cと協働するよう設計される。好ましくは、二つの弾性アームはそれぞれ少なくとも一つの支持面60a、60b、60cおよび60dを有し、シャフト11の円筒部分10cと局所的に(例えば接触点において、または表面の限定された範囲において)協働するように設計される。このようにして、ホイール1の回転軸1dは、シャフト11の円筒部分10cと局所的に(例えば、接触点において)協働されるよう設計された少なくとも二つの支持面によって明確に規定することができる。好ましくは、二つの弾性アーム6aおよび6bのそれぞれに二つの支持面60aおよび60b、60cおよび60dを有する。各支持面は、例えばアームに形成されたボスであってもよいし、アームと組み合わさっていてもよい。言い換えると、支持面は例えば開口部6dの側に負の曲率半径を有し、これはアームの曲率半径とは実質的に異なる。支持面の曲率半径は、アームの曲率半径と組み合わせてもよい。別の例では、各支持面はまっすぐで、つまり無限の曲率半径を有する。さらに別の例では、各支持面は正の曲率半径を有する。各アームの支持面は、例えばレバー6に形成された開口部6dの対称軸Sに対して互いに対称である。弾性アーム6aおよび6bは、例えばレバー6に形成された開口部6dの対称軸Sに対して互いに対称である。好ましくは、この対称性はアーム6aおよび6bの開口部の角度とはかかわりなく維持される。つまり、ホイール1の回転軸1dは、シャフト11の円筒部分10cの直径の変化や、アーム6aおよび6bの弾性的変形にかかわりなく、明確に規定される。この回転軸は、円筒部分10cに接触することにより協働する各アームと支持面の配置により規定される。軸1dを適切な場所に配置することにより、修正ホイール1が中間修正設定ホイール2と満足にかみ合うよう、回転軸を規定する。このようにして、ホイール1とホイール2の中心間の距離は、シャフト11の円筒部分10cの直径の変化とは無関係に決定される。円筒部分10cの締め付けトルクは、アーム6aおよび6bの弾性的性質およびアームをあらかじめコイリングすることにより制御される。
各弾性アーム6aおよび6bの各端部60eおよび60fは、レバー6に形成された開口部6dにホイール1のシャフト11がかみ合うよう設計され、特にレバー6に形成された開口部6dにシャフト11の10c部分がかみ合うよう設計され、この構成により、支持面60a、60b、60cおよび60dがシャフト11と協働し、ばね6のアーム6aおよび6bを適切にあらかじめコイリングすることができる。とりわけ、二つの端部はVの字を形成し、アームが弾性的に変形することにより第一ホイールがかみ合うようにする。この構成を実現するため、アームの端部を丸めることができる。
好ましくは、支持面60a、60b、60cおよび60dと接するシャフト11の10c部分は、修正ホイール1を軸方向に保持するベアリング面10dおよび10eによって区切られる。この構成により、修正ホイール1はムーブメントの設置前にレバー6にあらかじめ組み込み可能であり、ムーブメントに設置された後は、ムーブメントのフレーム7aおよび7bにガイドされる。別の実施例によると、ベアリング面10dおよび10eはさらに、動作中の修正ホイール1の軸方面のクリアランスを規定する。
第一実施例において、レバー6に形成された穴状の開口部66は、レバーを半径方向にガイドし、中間修正設定ホイール2の回転軸と一致する回転軸6fの周りを旋回させる。つまり、レバーは第二の要素66を有し、第二要素にガイドされてレバーは第二シャフト21の周りを回転する。
第一実施例において、レバーは各アームに1つずつ設けられる、合計2つのガイド要素61を有する。各ガイド要素は、例えば2つのボスを有し、その支持面60a、60b、60cおよび60dは円筒部分10cと接することにより協働するよう設計される。好ましくは、支持面60a、60b、60cおよび60dは円筒部分10cと局所的に接することにより協働するよう設計される。これらの接触により、第一ホイール1のシャフト11は軸1d周りを回転するようガイドされる。
第一実施例において、レバーは各アームに1つずつ設けられる、合計2つの摩擦要素62を有する。好ましくは、各摩擦要素は2つのボスを有し、その支持面60a、60b、60cおよび60dは円筒部分10cと接することにより協働するよう設計される。各摩擦要素はスロットの側面に設けられ、特に各摩擦要素の支持面はスロットの側面部分に設けられる。各摩擦要素は2つの支持面60aおよび60b、60cおよび60dを有する。接触部分では、円筒部分10cに対して半径方向のまたは実質的に半径方向の力が加えられる。ホイール1が回転すると、この力によってホイール1の回転に抵抗する機械的摩擦トルクが発生する。このトルクの強さは10c部分に対する支持面の摩擦係数、および発生した力の強さによって決定する。力の強さは、第一シャフト11の10c部分と接触する少なくとも1つの摩擦要素を弾性的に戻すよう設計された少なくとも1つの弾性要素63によって決定される。
第一実施例において、レバーは、第一シャフトの10c部分と接触する少なくとも1つの摩擦要素を弾性的に戻すよう設計された2つの弾性要素63を有する。各弾性要素はそれぞれアーム6a、6bを有する。前述のとおり、各アームはスロットの側面によって区切られる。好ましくは、アーム6a、6bの形状は、その構成材料が許容できる程度に軽減された応力を発生させるように定められる。これらのアーム6aおよび6bの最適な形状および厚みは、例えばANSYSのようなデジタルシミュレーションプログラムを使って定めることができる。
各アームは、例えばスチール、特にニッケル、コバルトおよびモリブデンを含むスチールであるDurnicoスチールや、CuBeのような、適切な材料によって構成される。各アームはまた、ニッケル、ニッケル―リンまたはシリコンなどの材料によって構成することもできる。各アームは、スタンピングや、ワイヤーまたはレーザー切断等の、従来から知られている加工技術を使って作成することができる。各アームはまた、例えばUV−LIGAやDRIE処理といった、既知の微細加工技術を使って作成することができる。
第一実施例において、レバー6は好ましくは一体の部品である。「一体の部品」とは、レバー6が一片の部品として形成されているという意味である。レバー全体が、アームを構成する材料から形成される。レバーは前段落に記載されたような方法で製造される。レバーはその場合、好ましくは弾性材料から形成され、ばねとして設計される。
好ましくは、レバー6は平らである。しかし、既定の構成的な関係に基づいてアーム6a、6bの弾性を最適にするために、ステップ状のレバーを採用してもよい。
上述した第一実施例において、レバーは、それぞれ二つの支持面60a、60bおよび60c、60dを有する二つの摩擦要素からなる。つまり、レバーは四つの支持面を有する。別の実施例では、これら支持面の数は異なってもよい。レバーは三つの支持面を有してもよいし、二つの支持面を有してもよいし、一つの支持面を有してもよい。最後の例において、第一シャフトの回転を確実にガイドするために、別の手段を設けることができる。
上述した第一実施例において、レバーは二つのガイド要素を有し、各ガイド要素はそれぞれ二つの支持面60a、60bおよび60c、60dを有する。つまり、レバーは四つの支持面を有し、それらにより回転をガイドする。好ましくは、別の実施例において、これらの支持面の数は異なっていてもよい。レバーは三つの支持面を有してもよいし、二つの支持面を有してもよい。最後の例において、2つの支持面のうち少なくとも1つは、第一シャフトの形状に合うように、球状に凹んでいる。またこの例において、二つの支持面は正反対の位置関係、または実質的に正反対の位置関係にあって、少なくとも第一支持面の第一点は第二支持面の第二点と正反対の位置関係にある。
前記レバーの上述した実施例は限定的ではない。加えて、修正ホイール1のシャフトと接するアームの支持面の数、およびレバーとアームの配置は、変更することができる。複数のアームは対称である必要はない。また、各アームの支持面の数は同一でなくてもよい。
好ましくは、レバーは第一ホイールも第二ホイールも有しておらず、第一ホイールの第一軸も第二ホイールの第二軸も有していない。
図1、2、5および6に示す通り、連結装置7の実施例は、前述したようなレバー6と、第一ホイール1と第二ホイール2とを有する。第一シャフトは、レバーが第二シャフトの周りを回転するように、第一ホイール1の残った部分および第二ホイールと一体である。「一体」とは、「共に回転する」か、「固定される」か、「埋め込まれて連結される」という意味である。第一ホイールは第一の運動学的鎖の第三ホイールと直接連結することができ、特に日付ディスクDqの修正のための運動学的鎖と連結され、または第二運動学的鎖の第四ホイールと連結され、および連結状態において特にレバーの位置によって、日付ディスクDjの運動学的修正鎖と連結することができる。事実、レバーが第一位置にあるとき、第一ホイールは第一運動学的鎖を駆動する駆動ホイールであり、レバーが第二位置にあるとき、第二ホイールは第二運動学的鎖を駆動する駆動ホイールである。
つまり、レバー6は時計のムーブメント8の各修正装置のための水平連結レバーとしての役割を有する。ロッド5が文字盤の後ろ側からみて時計回りに回転されると、修正ホイール1は、レバーにトルクが伝達されてレバーがその軸6fの周りを時計回りに回転するように、反時計回りに回転し、それにより図6に示すように、修正器1aが日付ディスクDqの歯部とかみ合う。日付を修正するための図示した安定位置10は、時計のムーブメントのフレーム7bのストップB10に対して接触するホイール1の軸11の部分10fによって規定される。
ロッドが文字盤の後ろからみて反時計回りに回転されると、トルクがレバーに伝達され、レバーはその軸6fの周りを反時計回りに回転し、それによりホイール1の修正ホイール1bは日付修正ホイール81とかみ合い、日付ディスクDjを時計回りに駆動する。この日付を表示する安定修正位置100は、時計のムーブメントのフレーム7bのストップB100に対して接触する軸11の部分10fによって規定される。
有利なことに、修正ホイール1を半径方向に最適にガイドするために、ホイール1のシャフト11の部分10fと協働するように設計された長い開口部70bを、時計のムーブメントのフレーム7bに形成することができる。
別の例として、レバー6はアーム600と、側面600aと、端部600aを有することができ、特に端部600aは、修正ホイール1を、日付ディスクDqから、または日付修正ホイール81が接続された調整装置によって駆動されるときは、日付修正ホイール81から、および特に日付を設定する機構から解放するよう、付加的制御機構によって駆動されるよう設計される。つまり、このような構成により、実質的に修正ホイールの回転に抗する抵抗トルクを増加させることができ、接続された時間情報調整装置や、特に該トルクが作動する修正ホイール1と潜在的にかみ合う日付修正器および/または日付ディスクを駆動することができる日付設定機構を損なうことなく、一方向連結装置が満足に機能するよう保証することができる。
図7、8、9および10は、本発明に係るレバーの第一実施例の変形例を示す。図7に示す通り、連結レバー6は修正位置10と100との間を自由に動く。この目的のために、アーム600の端部600aは、ロッドの移動によって制御される付加的制御機構のレバー12によって支持されたピン12aとの接続から解放される。図8は、付加的制御機構によってニュートラル位置にブロックされた連結レバーを示す。この目的のため、レバー6の端部600aは、レバー6の回転方向に関わらず、ピン12aに接することができる。つまり、ホイール1は、修正器1aが日付ディスクDqから届かず、ホイール1bが日付修正ホイールから届かないような位置に配置される。アーム600は、レバーを別の位置に、特にレバーに支持されるホイールが他の要素とかみ合う位置に、移動不能に維持することもできる。
この第一実施例において、特に第一実施例の変形例において、摩擦要素61および62によって生じる修正ホイール1の旋回に対抗するトルクは、回転軸6fの周りを修正レバーが旋回するのに対抗するトルクの2、3、5、または6倍以上である。
図11および12を参照しつつ、レバー6’に関する第二実施例を下記に説明する。第二実施例は、レバーが本体64’および本体に加えられる部品65’を有する点で、第一実施例と異なる。この部品は少なくとも一つの摩擦要素62’および少なくとも一つの弾性要素63’を有する。好ましくは、摩擦要素および/または弾性要素は部品65’のみに存在する。第二実施例を示す図において、第一実施例と同等なまたは同様な機能を有する要素には、符号に「’」を付けて示す。例えば、第一実施例において符号「1」を付与した第一ホイールは、第二実施例において符号「1’」を付与する。第二実施例において、該部品は、第一シャフトの回転をガイドする少なくとも一つの要素61’を有する。
言い換えるなら、第二実施例において、レバーは以下のものを組み合わせている。
−部品、特にばねタイプの部品であって、第一シャフトの回転をガイドし、ホイール1’のシャフトを半径方向にクランプすることによって生じる摩擦を供するもの、および
−既存の水平連結レバー本体。
これにより、レバーの機能をレバー本体と部品とに分散することが可能となり、既定の構造的な関係に対して最適な方法で適応可能となる。
例えば、部品65’は、レバー64’の本体に対して、埋め込まれ、または固定され、または一体に設けられる。第一実施例と同様、アーム6a’および6b’は、第一ホイール1’の回転軸1d’を規定するような形状を有し、必要な摩擦トルクを得るために、シャフト11’に対して適切な締め付けトルクを供する。
しかしながら、面に対するレバー6’の旋回は、レバー64’の本体が回転軸6f’の周りにあることによって、実行される。この旋回およびこの軸は、レバー64’の本体に形成された穴状の開口部66’によって規定される。このように規定された軸は、駆動ホイール1’とかみ合う中間設定ホイール2’の軸と一致する。
図11および12に示すとおり、連結装置7’は前述したレバー6’、第一ホイール1’および第二ホイール2’を有する。第一ホイールは、連結の状態や、特にレバーの位置によって、第一の運動学的鎖の第三ホイールと直接かみ合うか、または第二運動学的鎖の第四ホイールと任意にかみ合う。実際には、レバーが第一位置にあるときには、第一ホイールは第一運動学的鎖を駆動する駆動ホイールであって、レバーが第二位置にある時には、第一ホイールは第二運動学的鎖を駆動する駆動ホイールとして働く。
第一実施例においては、レバー6’はアームを有しており、アームの側面、特に端面は、ホイール1’を第三ホイールまたは、第四ホイールが接続された調整装置によって作動される場合は第四ホイールから解放するために、付加的制御機構によって作動されるように設計される。このアームはまた、別の位置で、特にレバーによって支持されたホイールが別の要素とかみ合う位置において、レバーを移動不可能にすることもできる。第二実施例において、摩擦要素61’および62’によって発生し、修正ホイール1’の旋回に抵抗するトルクは、回転軸6f’の周りを旋回する修正レバーの旋回に対抗するトルクの2、3、5、または6倍以上である。
レバー6’’の第三実施例を、図13および14を参照して説明する。この第三実施例は、第一ホイール1’’の第一シャフト11’’の回転をガイドする部品が、要素65’’ではなくレバー64’’に設けられている点で、第二実施例と異なる。この部品は、少なくとも一つの摩擦要素62’’と少なくとも一つの弾性要素63’’からなる。好ましくは、摩擦要素および/または弾性要素は、その部品のみに存在する。第三実施例を示す図において、第一実施例と同等なまたは同様な機能を有する要素には、符号に「’’」を付けて示す。例えば、第一実施例において符号「1」を付与した第一ホイールは、第三実施例において符号「1’’」を付与する。
つまり、駆動ホイール1’’の回転軸1d’’はレバー64’’の本体によって規定される。実際は、穴61’’を設けることによりシャフトを軸1d’’の周りに回転可能なようにガイドする。一方、第一ホイール1’’の自由回転に対抗する摩擦トルクは部品65’’によって規定される。実際は、図13および14に示す通り、アーム6a’’、6b’’が支持面60a’’、60b’’に位置し、それらはシャフト11’’の部分1c’’のアーム6a’’、6b’’を兼ねる。前述の実施例と同様、この面におけるレバー6’’はレバー64’’の本体が介在することによって回転され、その回転軸6’’はレバー64’’の本体に形成される穴である開口部66’’によって規定される。この軸は、駆動ホイール1’’とかみ合う設定ホイール2’’の軸と一致する。
図13および14に示される通り、連結装置7’’は前述のレバー6’’、第一ホイール1’’および第二ホイール2’’を有する。第一ホイールは、連結の状態や、特にレバーの位置によって、第一の運動学的鎖の第三ホイールと直接かみ合うか、または第二運動学的鎖の第四ホイールと任意にかみ合う。実際には、レバーが第一位置にあるときには、第一ホイールは第一運動学的鎖を駆動する駆動ホイールであって、レバーが第二位置にある時には、第一ホイールは第二運動学的鎖を駆動する駆動ホイールとして働く。
第一および第二実施例においては、レバー6’’はアームを有しており、アームの側面、特に端面は、ホイール1’’を第三ホイールまたは、第四ホイールが接続された調整装置によって作動される場合は第四ホイールから解放するために、付加的制御機構によって作動されるように設計される。
第三実施例において、摩擦要素61’’および62’’によって発生し、修正ホイール1’’の旋回に抵抗するトルクは、回転軸6f’’の周りを回る修正レバーの回転に対抗するトルクの2、3、5、または6倍以上である。
本発明に係る連結装置のレバーは、一方向連結装置を必要とする機構であればどんなタイプのものにも適用可能である。例えば、時間またはカレンダー表示、または時間から派生するいかなる表示、例えば月の位相の表示の一方向修正鎖に実装されてもよい。本レバーはさらに、自動ではない腕時計の手動巻き鎖や、一方向巻きの自動腕時計の自動巻き鎖に採用可能である。これらの巻き機構においては、第二および第三実施例を採用するのが好ましい。連結装置、特にこの連結装置の駆動ホイール1、1’および1’’は、時計の装着者が操作可能な制御ユニットによって、またはフィニッシング鎖、または自動巻き鎖によって、回転される。
本発明の連結装置はまた、駆動ホイールの回転の方向とは独立して、レバーを角度的にブロッキングする接続要素と組み合わせることができ、それにより時計の少なくとも一つの運動学的鎖のための二方向連結装置を実装することができる。このような連結装置は少なくとも一つのレバーと協働することにより、レバーが所定の角度位置にあるときに、ばねまたはレバーをブロックすることができる。このタイプの装置は、例えば特許文献4に示される。この明細書には、修正ホイールが摩擦を伴って実装される二つのカレンダー表示を修正するためのレバーが示されている。日付修正は修正レバ―と修正バ―との協働により両方向に修正可能であるが、日付表示は修正ホイールの回転トルクにより、日付順にしか修正することができない。また、時計のムーブメントの引き出し片を使うことにより、直接に一方向連結装置の修正レバーの角度位置をブロックすることができる。
本発明の連結装置はまた、一つ以上の修正用ホイール、特に二つの修正用ホイールが回転するレバーを実装することができる。別の例においては、さらにこのホイールとかみ合う少なくとも一つの付加的な設定ホイールを回転させることにより、修正用ホイールの回転方向を反転させて所定の構造に適用させることができる。
各実施例において、連結装置は下記のように配置される。第一ホイール1、1’、1’’および/または第二ホイール2、2’、2’’が軸1d、1d’、1d’’および6f、6f’、6f’’の周りを回転することにより、レバーまたは第一ホイールまたは第二ホイールがある要素、特に第一ホイールまたは第二ホイールとかみ合うホイール、に接するまで、またはレバーの回転を制限するストップ部材に接するまで、レバーがその軸6f、6f’、6f’’の周りを回転する。この目的のため、前述のとおり、レバーに関連して第一および/または第二ホイールの回転に対抗するトルク、特にレバーに関連して第一ホイールおよび第二ホイールの回転に抵抗するトルクの合計は、ムーブメントのフレームに関連するレバーの回転に対抗するトルクよりも大きくなければならない。好ましくは、レバーに関連する第一および/または第二ホイールの回転に抵抗するトルクは、レバーの回転軸周りの回転に抵抗するトルクに比べて、2倍、3倍、5倍、または6倍大きい。トルクの値は、たとえばレバーの回転軸といった共通の軸のレベルにして比較する。
前述した各実施例において、少なくとも一つの摩擦要素は、第一シャフト単体と、特に第一シャフトの円筒部分と、より一般的には第一ホイールの円筒部分と、協働する。しかしながら、別の例では、少なくとも一つの摩擦要素は、第二シャフト単体と、より一般的には第二ホイールの円筒部分と、つまりレバーの旋回する軸の周りを回転するホイールまたはシャフトと、協働することができる。さらに別の例では、第一ホイールと協働する第一摩擦要素と、第二ホイールと協働する第二摩擦要素を設けることができる。
前述の各実施例において、摩擦要素が協働する第一ホイールの部分は円筒状であり、ホイールと同心である。しかしながら、この部分または表面は実質的に円筒状であるだけでよい。特に、第一ホイールの部分はわずかに円錐台形であってもよいし、および/またはわずかに楕円形な直線断面を有してもよい。さらに、この部分または表面はホイールの回転軸に対して偏心であってもよい。
本発明はさらに、レバー、特に各実施例に記載されたレバー、または連結装置、特に各実施例に記載された連結装置を有する、ムーブメント8、8’、8’’に関する。
最後に、本発明は時計のムーブメントに関し、特に記載されたタイプのムーブメントを有する腕時計に関する。
本発明は、ムーブメントに設けることが容易で、簡易な構造を有するレバーであって、かつ付加的に連結ホイールに係る摩擦トルクを制御することを可能とするレバーを提供する。
本発明によると、摩擦ばねが連結レバーと一体に製造される。このばねは、駆動ホイールの回転軸に対して半径方向の力を発生させるよう設計される。
本発明の連結装置は、第二ホイールが第一方向に対して回転するとき、レバーを第一方向に回転させることができ、第二ホイールが(第一方向と反対の)第二方向に対して回転するとき、レバーを第二方向に回転させることができる。
1、1’、1’’ 第一ホイール
2、2’、2’’ 第二ホイール
6、6’、6’’ レバー
6a、6b アーム
6d、6d’、6d’’ スロット状の開口部
60a、60b、60c、60d 支持面
61、61’、61’’ 第一要素
62、62’、62’ 摩擦要素
63、63’、63’’ 弾性要素
66、66’、66’’ 第二要素
7、7’、7’’ 連結装置
8 ムーブメント

Claims (22)

  1. レバー(6、6’、6’’)であって、第一ホイール(1、1’、1’’)の回転をガイドする少なくとも第一要素(61、61’、61’’)と、前記第一ホイールの少なくとも実質的に円筒の部分(10c、10c’、10c’’)と協働するよう設計された少なくとも一つの摩擦要素(62、62’、62’’)と、前記少なくとも一つの摩擦要素を前記第一ホイールの前記円筒の部分と協働するように前記第一ホイールの前記円筒の部分と接する状態に弾性的に戻すよう設計された少なくとも一つの弾性要素(63、63’、63’’)と、を備え、
    前記摩擦要素は、前記円筒の部分と局所的に接することにより協働するよう設計されていることを特徴とする、レバー。
  2. 前記少なくとも一つの摩擦要素は、前記第一ホイールの前記部分に対して半径方向のまたは実質的に半径方向の力を加えることを特徴とする、請求項1に記載のレバー。
  3. 前記レバーは、第二ホイール(2、2’、2’’)の周りを前記レバーが回転するのをガイドする第二要素(66、66’、66’’)を有することを特徴とする、請求項1または2に記載のレバー。
  4. 前記レバーは、前記第一ホイールを受けるための、開口部(6d、6d’、6d’’)を有することを特徴とする、請求項1から3のいずれか1項に記載のレバー。
  5. 前記少なくとも一つの摩擦要素は、前記開口部(6d、6d’、6d’’)の側面または側面部に配置されることを特徴とする、請求項に記載のレバー。
  6. 前記少なくとも一つの弾性要素はアーム(6a、6b)を有し、その側面は少なくとも一部において、前記開口部(6d、6d’、6d’’)の側面部と一致することを特徴とする、請求項4または5に記載のレバー。
  7. 前記アームは、前記少なくとも一つの摩擦要素のための少なくとも一つの支持面を有することを特徴とする、請求項に記載のレバー。
  8. 前記レバーは二つのアームを有し、その端部(60e、60f)はシャフトの係合を可能とするよう形成され、前記アームを弾性的に変形させることにより前記第一ホイールの係合を可能とすることを特徴とする、請求項6または7に記載のレバー。
  9. 前記第一要素と前記少なくとも一つの摩擦要素が組み合わされ、前記第一要素は、前記円筒部分10cと接することにより協働するよう設計される支持面(60a、60b、60c、60d)を有することを特徴とする、請求項1から8のいずれか1項に記載のレバー。
  10. 前記レバー(6)は一体の部品であることを特徴とする、請求項1から9のいずれか1項に記載のレバー。
  11. レバー(6’、6’’)は、本体(64’、64’’)と、本体に設けられる部品(65’、65’’)とを有し、前記部品は、前記少なくとも一つの摩擦要素(62、62’、62’’)と前記少なくとも一つの弾性要素(63、63’、63’’)を有し、および/または前記部品は回転をガイドする前記少なくとも一つの第一要素(61、61’、61’’)を有することを特徴とする、請求項1から9のいずれか1項に記載のレバー。
  12. 連結装置(7、7’、7’’)であって、請求項1から11のいずれか1項に記載のレバーと、第一ホイール(1、1’、1’’)と、第二ホイール(2、2’、2’’)とを有し
    記第一ホイールまたは前記第二ホイールは運動学的に連結され、および/また
    記連結装置は、前記第一ホイールおよび/または前記第二ホイールの軸の周りを回転することにより、前記レバーまたは前記第一および第二ホイールが一つの要素に接するまで、前記レバーが軸の周りを回転することを特徴とする、連結装置。
  13. 前記連結装置は、カレンダー表示、時間表示、または時間から派生した表示を修正することを可能とし、またはエネルギーアキュムレータの手動または自動の巻き上げを可能とすることを特徴とする、請求項12に記載の連結装置。
  14. ムーブメント(8)であって、請求項1から11のいずれか1項に記載のレバー、または請求項12または13に記載の連結装置を有することを特徴とする、ムーブメント。
  15. 求項14に記載のムーブメント、または請求項1から11のいずれか1項に記載のレバー、または請求項12か13のいずれか1項に記載の連結装置を有することを特徴とする、時計。
  16. 請求項12または13に記載の連結装置に有する前記請求項1から11のいずれか1項に記載のレバーを使用することを特徴とする、レバーの使用方法。
  17. 前記第二要素は、穴状であることを特徴とする、請求項3に記載のレバー。
  18. 前記開口部は、スロット状であることを特徴とする、請求項4から6のいずれか1項に記載のレバー。
  19. 前記二つのアームの端部は、V字を形成したことを特徴とする、請求項8に記載のレバー。
  20. 前記第一ホイールまたは前記第二ホイールはかみ合うことにより運動学的に連結されていることを特徴とする、請求項12に記載の連結装置。
  21. 前記第一ホイールまたは前記第二ホイールは直接かみ合うことにより運動学的に連結されていることを特徴とする、請求項12に記載の連結装置。
  22. 請求項14に記載のムーブメント、または請求項1から11のいずれか1項に記載のレバー、または請求項12か13のいずれか1項に記載の連結装置を有することを特徴とする、腕時計。
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