JP7143471B2 - 安全装置を具備する逆行計時器表示機構 - Google Patents

安全装置を具備する逆行計時器表示機構 Download PDF

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Description

本発明は、安全装置を具備する逆行計時器表示機構に関する。より具体的には、本発明は、そのような安全装置を具備する逆行日付表示機構を提供する。
一定の地点に到達するときに後退して計時器表示機構の開始地点に戻る計時器表示機構は、逆行すると言われる。公知の逆行計時器表示機構の中でも、詳細には日付表示機構について言及でき、日付表示機構の例は、「1」~「31」の日付指示が出現する指標の方を向いて変位する針により与えられる。針は、日付指示「1」~「31」の各々を連続して指し示し、月の終わりになったとき、日付指示「31」に到達し、後方に戻り、元へ戻って日付指示「1」の方を向く。次いで針は再度変位し始め、「1」~「31」までの日付指示の方を向く。
大部分の逆行計時器表示機構では、一方の構成要素から次の構成要素への動きの伝達および逆行表示部材への動きの伝達は、カムまたはラックなどの剛性要素を用いて達成される。そのような逆行計時器表示機構を装備する腕時計の所有者が、自分の腕時計が表示する現在時刻の補正を行おうとするとき、この補正は、現在時刻の前進方向でだけ行うことができ、後進方向で行うことができず、これは問題となる。
腕時計が表示する現在時刻を両方向で補正する可能性を妨げない逆行計時器表示機構を備える腕時計の需要を満たすために、そのような逆行計時器表示機構はすでに提案されており、そこでは、一方の構成要素から別の構成要素への動きの伝達および逆行表示部材への動きの伝達は、可撓性フィンガなどの可撓性要素を伴う。したがって、そのような逆行計時器表示機構を一体化した腕時計の所有者は、自分の腕時計が提供する現在時刻指示を両方向に、すなわち前進方向と後進方向の両方に補正する可能性を提供される。
それにもかかわらず、補正の可能性が一方向であれ両方向であれ、逆行計時器表示機構を装備する腕時計が表示する現在時刻の補正は、問題がないわけではない。たとえば、可撓性フィンガなどの可撓性要素が逆行計時器表示機構の動きを伝達するために運動連鎖の状態にある場合、可撓性フィンガが一方の指示から次の指示へ前進方向に逆行表示部材の変位を確実にするために駆動しなければならない構成要素と係合した瞬間に、表示部材が表示する情報を腕時計の所有者が手動で補正し始める場合、腕時計の所有者が可撓性要素を強制し、損傷させる、またはさらには破壊する大きな危険性があり、したがって、腕時計のムーブメントを使用不能にし、これは受け入れることができないことが理解される。実際にはこの状況では、可撓性フィンガは、係合する構成要素を駆動して、逆行表示部材の変位を確実にする方向と逆方向に強制され、その結果、可塑的に変形する、またはさらには破壊する危険性がある。
問題は、動きの伝達が剛性要素を用いて達成される逆行計時器表示機構の場合と同じ部類である。実際には、時計のムーブメントが逆行計時器表示機構を駆動する瞬間に、この逆行計時器表示機構が提供する指示を腕時計の所有者が手動で補正しようと試みる場合、手動補正は不可能であるが、腕時計の所有者が補正機構を強制させないようにすることを意図するものは何もなく、したがって、所有者の腕時計を損傷する危険性がある。
したがって、従来技術では、逆行計時器表示機構の動きを伝達するための運動連鎖にある要素が、この逆行計時器表示機構の動作を確実にするために駆動しなければならない構成要素と係合するとき、表示を手動で補正する試みに対して逆行計時器表示機構を保護できるようにする機器が必要であった。
本発明の目的は、逆行計時器表示機構が表示する情報の変化が発生する期間の間に逆行計時器表示機構が表示する情報を手動で補正するどんな試みに対しても、この逆行計時器表示機構を保護しながら、逆行計時器表示機構が提供する指示を腕時計の所有者が手動で補正できるようにする安全装置を提供することである。
この目的を達成するために、本発明は、情報を表示するための歯車を備える腕時計用逆行計時器表示機構に関し、この表示歯車は、逆行計時器表示機構が表示する情報を一方の値からすぐ次の値に変更するために、時計のムーブメントが次に駆動する駆動歯車が支える駆動フィンガにより規則的時間間隔で駆動され、この逆行計時器表示機構はまた、表示歯車を駆動する補正フィンガに作用することにより逆行計時器表示機構が提供する情報を腕時計の所有者が手動で補正できるようにする中間補正機器を備え、逆行計時器表示機構はまた、逆行計時器表示機構が表示する情報に変化が発生し、かつ駆動フィンガが表示歯車と係合している期間の間、補正フィンガが表示歯車を駆動するのを防止することにより中間補正機器を妨害できるようにするように配列された安全装置を備える。
本発明の特別な実施形態によれば、
-駆動フィンガは剛性である。
-駆動フィンガは可撓性である。
-表示歯車は、第1のばねが表示歯車を駆動するのと反対方向に弾性的に応力を加えられ、この弾性張力は、表示歯車と同軸に、表示歯車に搭載された保持手段が弾性的に押される歯部の中に、固定して搭載された歯車を用いて保持される。
-保持手段は、表示歯車の歯部の中に押し込まれるビークを具備する弾性的に応力を加えられたジャンパである。
-保持手段は、ジャンパにより弾性的に応力を加えられた、表示歯車の歯部の中に押し込まれるビークを具備するフィンガである。
-駆動フィンガは、自身を支える駆動歯車に弾性コイルの自由端を固定できるようにする手段で終わる少なくとも1つの弾性コイルが伸長した、表示歯車の歯部の中に係合するビークから構成される。
-駆動フィンガ固定手段は、可撓性駆動フィンガを支える駆動歯車の枢動軸に可撓性駆動フィンガを固定できるようにする孔が貫通した半径方向のアームを備える。
-可撓性駆動フィンガは、駆動歯車と、束縛されずに駆動歯車に搭載された円形プレートとの間で同軸に回転可能に搭載され、ノッチは、駆動歯車の外周内に形成され、ピンは、可撓性駆動フィンガのビーク内に固定され、このピンは、第1の端部では駆動歯車の板の中に形成された長円形の孔の中に、第2の端部ではノッチの中に突出している。
-可撓性駆動フィンガは、ピンが長円形の孔の壁に対して絶えず支持されるように事前に応力を加えられた駆動歯車に搭載される。
-偏心輪は、円形プレートの外周内に形成された隙間の中で終わるように自身の角度位置を調節および位置決めできるように、駆動歯車の板の中に固定される。
-円形プレートの上には、自身に一体化して搭載されたカムが載っており、安全装置のフィーラースピンドルは、可撓性駆動フィンガが表示歯車と係合したときに逆行計時器表示機構が表示する情報を手動で補正しようとするどんな試みも不可能にするために、このカムに載る。
-腕時計の所有者が作動させる補正機器は、可撓性駆動フィンガが表示歯車と係合していないときだけ、補正フィンガが表示歯車の歯部の中に係合して、表示歯車の歯部を前方に動かすように中間補正機器に作用する。
-補正機器は、腕時計の所有者が制御レバーを押すときに枢動するこの制御レバーを備え、この制御レバーは、中間補正機器の第3のばねをその静止位置から離して動かす補正ピンを具備し、この第3のばねは次に、枢動することにより、第4のばねの弾性戻し力に対して補正フィンガを回転させる補正レバー上に固定され、その結果、補正フィンガは、可撓性駆動フィンガが表示歯車と係合していないときだけ表示歯車を前方に動かし、安全装置は、この目的を達成するために、補正レバーが連結し、かつフィーラースピンドルを具備する、枢動可能に搭載されたフォークをこの端部に備える。
-可撓性駆動フィンガを支える駆動歯車は、24時間歯車であってよく、その場合、逆行計時器表示機構は、日付指示を表示できるようにする。
これらの特徴のおかげで、本発明は、逆行計時器表示機構が埋め込まれた腕時計の所有者が、この逆行計時器表示機構を破壊する可能性がある危険性なしに、この逆行計時器表示機構が提供する指示を手動で補正できるようにするこの逆行計時器表示機構を提供する。この目的を達成するために、本発明は、時計のムーブメントがこの逆行計時器表示機構を駆動し、かつ駆動フィンガが表示歯車を係合させて、表示される情報を変更する期間の間、逆行計時器表示機構が提供する表示を手動で補正する、腕時計の所有者によるどんな試みも無効にする安全機構を伴う逆行計時器表示機構を提供することを意図する。したがって、駆動フィンガおよび表示歯車という2つの構成要素が互いに係合している期間の間に駆動フィンガがこの表示歯車を駆動する方向と反対方向に表示歯車を駆動し、したがって、逆行計時器表示機構を破壊するどんな危険性も除かれる。
本発明の他の特徴および利点は、逆行計時器表示機構の実施形態についての以下の詳細な記述からより明確に明らかになり、この例は、添付図面と併せて純粋に例示的で限定しない手法だけで示される。
本発明による逆行計時器表示機構の透視上面図である。 搭載された状態にある24時間歯車の透視上面図である。 分離状態にある、図2Aの24時間歯車の透視上面図である。 24時間歯車がその可撓性駆動フィンガを介して表示歯車を駆動し始める少し前の、24時間歯車および表示歯車により形成された組立体の上面図である。 24時間歯車の可撓性駆動フィンガが表示歯車を駆動し始めるときの、24時間歯車および表示歯車により形成された組立体の上面図である。 24時間歯車の可撓性駆動フィンガが表示歯車を1段階前方へ動かし、表示歯車と24時間歯車との係合を脱出しようとする瞬間の、24時間歯車および表示歯車により形成された組立体の上面図である。 24時間歯車の可撓性駆動フィンガが表示歯車を1段階前方へ動かすのを終了して、表示歯車と24時間歯車との係合を脱出した瞬間の、24時間歯車および表示歯車により形成された組立体の上面図である。 本発明による逆行計時器表示機構が提供する指示を補正するために、腕時計の所有者が補正機器を介して作動させることができる中間補正機器の透視上面図である。 図7に示す中間補正機器の透視底面図である。 補正機器の制御レバーの透視上面図である。 中間補正機器の補正レバーに固定された第3のばねの透視上面図である。 腕時計の所有者が補正機器を動作させていないときに逆行計時器表示機構が占有する位置にある、本発明によるこの逆行計時器表示機構の上面図である。 腕時計の所有者が補正機器をちょうど動作させ、かつ補正フィンガが表示歯車の歯部と係合し始めるときに逆行計時器表示機構が占有する位置にある、本発明によるこの逆行計時器表示機構の上面図である。 表示された指示を補正するために表示歯車の歯部と補正フィンガが係合したときに逆行計時器表示機構が占有する位置にある、本発明によるこの逆行計時器表示機構の上面図である。 腕時計の所有者が押しボタンへの圧力を解放するときに逆行計時器表示機構が占有する位置にある、本発明によるこの逆行計時器表示機構の上面図である。 補正フィンガが自身と表示歯車の歯部との係合から解放されたときに逆行計時器表示機構が占有する位置にある、本発明によるこの逆行計時器表示機構の上面図である。 補正が完了したときの、本発明による逆行計時器表示機構の位置を例示する上面図である。 可撓性駆動フィンガが表示歯車と係合したときに腕時計の所有者が指示するどんな手動補正も防止するために安全装置が活動化したときの、本発明による逆行計時器表示機構の位置を例示する上面図である。 時計のムーブメントが逆行計時器表示機構を駆動して、表示された情報を変更し、したがって、手動補正機構が妨害される間、本発明によるこの逆行計時器表示機構が表示する情報を腕時計の所有者が強制的に補正しようとする状況を例示する、図17の図に類似する図である。
以下では、時間が経過するときに時計のムーブメントの正常動作により誘発される、逆行計時器表示機構が表示する情報の変化と、手動補正機器を用いて腕時計の所有者が遂行する手動補正の結果として得られる、逆行計時器表示機構が表示する情報の変化とを区別するために注意を払う。
本発明は、腕時計の所有者が、表示された指示の手動補正を遂行することを望むことにより、逆行計時器表示機構を強制して、逆行計時器表示機構を破壊する危険をどの点でも冒さないことを保障できるようにする安全装置を備え付ける、腕時計に埋め込まれた逆行計時器表示機構を提供するステップから構成される一般的発明概念に由来する。この目的を達成するために、本発明は、逆行計時器表示機構が時計のムーブメントにより駆動され、かつ表示された情報が自動的に変化する期間の間、この機構が表示する情報を手動で補正不可能にすることを目的とする安全装置を伴うこの逆行計時器表示機構を提供することを教示する。
本発明について、日付指示を提供する逆行計時器表示機構に関して記述する。この例は、純粋に例示的で限定しない手法だけで示されること、ならびに本発明は、逆行手法で時間情報(たとえば、1週間の曜日または1年の月)を表示するように配列された他の計時器表示機構に適用できることは言うまでもない。
一般的な参照数字1により全体として指定される、図1に例示するような、本発明による逆行計時器表示機構は、駆動フィンガ4(詳細には図3を参照のこと)を支える駆動歯車2を備える。図に示していない、腕時計の時計のムーブメントにより反時計回りの方向に駆動され、駆動歯車2はまた、24時間で完全に1回転するので、24時間歯車と呼ばれる。次に駆動歯車2は、その駆動フィンガ4により表示歯車6を時計回りの方向に駆動する。この場合、対象となる逆行計時器表示機構が日付指示を表示するために提供される特定の限定しない事例では、表示歯車6は1日あたり1段階前方に動き、駆動歯車2は24時間で完全に1回転する。それにもかかわらず、この例は、純粋に例示的で限定しない目的だけで与えられこと、ならびに他の指示を表示することができ、その結果、駆動歯車2の回転速度は24時間と異なってよいことが理解されよう。たとえば、本発明による逆行計時器表示機構1を使用して1週間の曜日を表示する場合、駆動歯車2は7日で完全に1回転する。または本発明による逆行計時器表示機構が、1年の月を表示することを意図される場合、駆動歯車2は、31日で完全に1回転する。
さらに、表示歯車6は、第1のばね(図1に示さず)により反時計回りの方向に、すなわち、表示歯車6が駆動するのと反対方向に、弾性的に応力を加えられる。この弾性張力は、表示歯車6と同軸に、第2のばね8により応力を加えられジャンパ16により保持フィンガ14の第1のビーク13が押し付けられる歯部12の中に、固定して搭載された歯車10を用いて保持される。
図に示さない、本発明の特定の実施形態によれば、表示歯車6に弾性的に応力を加える保持手段はそれ自体、表示歯車6の歯部12の中に保持手段が押し付けられるビークを具備するジャンパ16であってよい。
本発明の好ましいが限定しない実施形態によれば、駆動フィンガ4は可撓性である。限定しない例だけによれば、この可撓性駆動フィンガ4は、駆動歯車2に弾性コイル20の自由端を固定できるようにする手段で終わる少なくとも1つの弾性コイル20が伸長した第2のビーク18から構成される。本発明の特定の実施形態によれば、弾性コイル20は、可撓性駆動フィンガ4を駆動歯車2の枢動軸26上で挿入できるようにする孔24が貫通した半径方向のアーム22で終わる。
詳細には図2Aおよび図2Bで見ることができるように、可撓性駆動フィンガ4は、少なくとも1つのノッチ34および好ましくはさらにまた隙間32が形成される外周30内に、駆動歯車2と円形プレート28の間で同軸に回転可能に搭載される。ピン36は、可撓性駆動フィンガ4の第2のビーク18内に、挿入または接着などの任意の適切な技法により固定される。第1の端部ではピン36は、駆動歯車2の板40の中に形成された長円形の孔38の中に突出し、第2の端部ではピン36は、円形プレート28の外周30の中に形成されたノッチ34の中に突出する。可撓性駆動フィンガ4は、駆動歯車2の板40の中に形成された長円形の孔38の壁42に対してピン36の第1の端部が絶えず支持されることを確実にするように、事前に応力を少しかけて駆動歯車2に搭載される。
上記で詳述した搭載するステップは、駆動歯車2の角度位置を精密に調節できるように駆動歯車2の板40の中に固定された偏心輪44により完成する。一方、円形プレート28は、駆動歯車2に対して束縛されずに回転可能に搭載され、偏心輪44が隙間32内にあるように位置決めされる。最後に、円形プレート28の上には、自身に一体化して搭載されたカム46が載っている。このカム46の役割については後で詳述する。
上記で明言したように、駆動歯車2は、24時間で完全に1回転する。逆行計時器表示機構1が日付指示を表示することが意図される場合、表示される情報、すなわち日付の変化は、午前零時ごろに行われる。このとき、反時計回りの方向に駆動歯車2が枢動する影響を受けて、ピン36は長円形の孔38に当接し、可撓性駆動フィンガ4の第2のビーク18の反対側にある、可撓性駆動フィンガ4の端部で駆動歯車2に一体化して搭載された可撓性駆動フィンガ4は、枢動する際に円形プレート28およびカム46を締めて駆動し始める(図4を参照のこと)。隙間32の縁部48に当接する偏心輪44は、可撓性駆動フィンガ4が駆動し始めるのを支援する。偏心輪44およびプレート28を用いて、駆動フィンガ4は表示歯車6を駆動する。偏心輪44を一方の方向に、または他方の方向に少し枢動させることにより、偏心輪44が円形プレート28に接触し、かつ表示された指示が、この場合は日付指示が、一方の値から直後の値に変化する瞬間が正確に決定されることが留意されよう。
この動きの間、可撓性駆動フィンガ4は、この表示歯車6の歯部50内に係合した可撓性駆動フィンガ4の第2のビーク18を用いて、時計回りの方向に1段階前方に表示歯車6を動かす(図5を参照のこと)。歯車10の歯部12の2つの歯の間の空間からすぐ次の空間に切り替える保持フィンガ14が許可する、表示歯車6のこの枢動は、一方の指示から次の指示に、たとえばある日付から次の日付に表示を変化させる。最後に、回転に寄与する駆動歯車2の影響を受けて、可撓性駆動フィンガ4は、自身と表示歯車6の歯部50との係合から離脱し、緩和する(図6を参照のこと)。
記述のこの段階で、駆動歯車4が可撓性であることが意図される場合、それは、本発明による逆行計時器表示機構1が埋め込まれた腕時計が表示する現在時刻の補正を両方向で可能にするためであることを思い出すことが重要である。しかしながら、本発明は、表示歯車6の歯部50と係合する駆動フィンガ4が剛性である場合にまったく同じに適用される。駆動フィンガ4が可撓性である場合との唯一の違いは、本発明による逆行計時器表示機構1が埋め込まれた腕時計が表示する現在時刻の補正を、駆動フィンガ4が剛性であるときには一方向でしか行うことができないという事実にある。
腕時計の所有者が望む、逆行計時器表示機構1が表示する指示の手動補正を、駆動フィンガ4が表示歯車6と係合している期間の間に遂行させないという目的を有する安全装置52を設計することを必要としているのは、駆動フィンガ4の存在である。実際には、可撓性駆動フィンガ4が表示歯車6の歯部50と係合して、表示された情報に変化を起こす瞬間に、本発明による逆行計時器表示機構1が提供する指示を補正しようとする試みは、可撓性駆動フィンガ4がこの表示歯車6を正常に駆動する方向と反対方向に表示歯車6の回転を引き起こし、可撓性駆動フィンガ4は、反復する変形の影響を受けて時期尚早に降伏する危険性がある。したがって、本発明による安全装置52のおかげで、可撓性駆動フィンガ4および表示歯車6という2つの構成要素が互いに係合している期間の間、可撓性駆動フィンガ4がこの表示歯車6を駆動する方向と反対方向に表示歯車6を駆動し、したがって、この機構を破壊するどんな危険性も除かれる。
本発明による逆行計時器表示1はまた、この逆行計時器表示機構1が表示する指示を腕時計の所有者が手動で補正できるようにする補正機器54を備え付ける。この目的を達成するために、補正機器54は、腕時計の所有者が押しボタン57を用いて矢印Aに従って制御レバー56を押すとき、第1の枢動中心58を中心にして時計回りの方向に枢動するこの制御レバー56を備える。制御レバー56への圧力を改善するために、制御レバー56の第1の端部にスタッド60が搭載され、一方では、第2の端部で制御レバー56は補正ピン62を支える(図9を参照のこと)。
腕時計の所有者が、スタッド60を通して制御レバー56を押すとき、制御レバー56は、第1の枢動中心58を中心にして枢動し、補正ピン62を介して第3のばね64をその静止位置から離して動かす。この第3のばね64は、自身が一体化され、かつ第2の枢動中心70を中心にして反時計回りの方向に枢動することができる補正レバー68を備える中間補正機器66に属する(図7、図8、および図10を参照のこと)。中間補正機器66はまた、限定しない手法であるが好ましくは、補正フィンガ72と一体化して作られた第4のばね76により弾性的に応力を加えられる、第3の枢動中心74を中心にして枢動することができる補正フィンガ72を備える。この第4のばね76は、自身をその静止位置から離して保つピン77を用いて、事前に弾性的応力を少し加えて搭載される。この第4のばね76は、通常時にこの補正フィンガ72を表示歯車6の歯部50から離して保つように、時計回りの方向に補正フィンガ72に弾性的に応力を加える。補正フィンガ72は、表示歯車6の歯部50から離れた位置で当接部79に対して支持される。
中間補正機器66の動作は以下のようなものである。腕時計の所有者は、逆行計時器表示機構1が表示する指示を補正することを望むとき、押しボタン57を押し、押しボタン57は、時計回りの方向に制御レバー56を回転させる効果がある(図11を参照のこと)。制御レバー56が枢動する影響を受けて、補正ピン62は、第3のばね64をその静止位置から離して動かし、反時計回りの方向に補正レバー68を枢動させる。枢動することにより、補正レバー68は、第4のばね76の弾性戻し力に対して反時計回りの方向に補正フィンガ72を枢動させ、その結果、補正フィンガ72は、表示歯車6を1段階前方に動かす(図12)。腕時計の所有者が押しボタン57への圧力を解放するとき、補正フィンガ72は、図13~図16で見ることができるように、表示歯車6の歯部50から徐々に離脱する。
最後に、安全装置52は、第4の枢動中心80を中心にして枢動可能に搭載された、フィーラースピンドル82を具備するフォーク78を備える。この安全装置52は、たとえば玉継手タイプの関節接合84を介して中間補正機器66に結合される。本発明の特定の実施形態のように、補正レバー68およびフォーク78を一体化して作ることができることが留意されよう。
本発明によれば、図17に示すように、補正機器54、中間補正機器66、および安全装置52は、可撓性駆動フィンガ4が表示歯車6の歯部50と係合して、さらに同時に腕時計の所有者が押しボタン57を押して、本発明による逆行計時器表示機構1が提供する指示を補正しようとするとき、フィーラースピンドル82がカム46に押し当たるように配列された連動機構を一緒に形成する。したがって、この連動機構全体は瞬間的に妨害され、制御レバー56に対して腕時計の所有者が加える圧力は、制御レバー56のさらなる枢動に耐えるように伸びる第3のばね64のおかげで無効のままである。実際には、ユーザが押しボタン57に圧力を連続して加え続ける状況に対応する図18を参照すると、フィーラースピンドル82は、カム46と接触したままであり、その結果、補正レバー68もフォーク78も動かないことを理解することができる。その結果として、押しボタン57を押し続けることにより、制御レバー56は、この制御レバー56に弾性的に応力を加えることが機能である第5のばね86の弾性戻し力に対して時計回りの方向に枢動する。枢動することにより、制御レバー56はその上、補正ピン62を駆動し、補正ピン62は、第3のばね64の弾性戻し力に対抗して作動することにより、自身と補正レバー68との接触から離れる。したがって、時計のムーブメントが本発明による逆行計時器表示機構1を駆動して、表示される情報を変更する期間の間、腕時計の所有者がこの逆行計時器表示機構を手動で補正し、したがって、補正レバー68およびフォーク78を備える手動補正機構が妨害される場合でさえ、この手動補正機構は、所有者が強制し、損傷するどんな危険性に対しても保護される。
その結果、可撓性駆動フィンガ4は、表示歯車6の歯部50から逸脱するとき、突然緩和し、円形プレート28だけではなくカム46も枢動する。その結果、フィーラースピンドル82は、カム46による自身の支持を失い、それにより、補正機器54、中間補正機器66、および安全装置52が形成する連動機構は解放され、押しボタン57を押すことにより、逆行計時器表示機構1が提供する指示を再度補正できるようになる。
本発明は、記述したばかりの実施形態に限定されないこと、ならびに当業者は、添付の特許請求の範囲により規定されるような本発明の範囲を逸脱することなく、さまざまな代替形態および簡単な変形形態を考えることができることは言うまでもない。詳細には、補正フィンガ72が弾性であり、かつ第4のばね76により応力を加えられことは、本質的ではないことが理解されよう。本解決手段は、逆行計時器表示機構1のサイズに関して、補正フィンガ72を引っ込めることができるという事実だけを考慮することにより規定され、実際には、空間節約を可能にする。それにもかかわらず、補正フィンガ72は剛性であってもよく、これは、中間補正機器66の作動原理を危うくすることはない。同様に、すでに上述したように、駆動フィンガ4は、可撓性または剛性であることが可能であり、これは、本発明による逆行計時器表示機構1に影響を及ぼさない。実際には、駆動フィンガ4が剛性である場合の唯一の注目すべき違いは、逆行計時器表示機構1が埋め込まれた腕時計が表示する現在時刻の補正を一方向だけでしか遂行できないという事実にある。実際には、腕時計の所有者が現在時刻を補正するとき、この事実は、現在時刻の表示と逆行計時器表示機構1が提供する指示の表示との間で非同期化するどんな危険性も回避するために駆動歯車2を回転させる効果があることが理解される。したがって、駆動フィンガ4は、剛性であるとき、駆動歯車2に固定して搭載され、その結果、この駆動歯車は、駆動フィンガ4を介して表示歯車6を駆動するときに回転する方向と反対方向に回転することができないことを意味する。
1 逆行計時器表示機構
2 駆動歯車
4 駆動フィンガ
6 表示歯車
8 第2のばね
10 歯車
12 歯部
13 第1のビーク
14 保持フィンガ
16 ジャンパ
18 第2のビーク
20 弾性コイル
22 半径方向のアーム
24 孔
26 枢動軸
28 円形プレート
30 外周
32 隙間
34 ノッチ
36 ピン
38 長円形の孔
40 板
42 壁
44 偏心輪
46 カム
48 縁部
50 歯部
52 安全装置
54 補正機器
56 制御レバー
57 押しボタン
58 第1の枢動中心
60 スタッド
62 補正ピン
64 第3のばね
66 中間補正機器
68 補正レバー
70 第2の枢動中心
72 補正フィンガ
74 第3の枢動中心
76 第4のばね
77 ピン
78 枢動フォーク
79 当接部
80 第4の枢動中心
82 フィーラースピンドル
84 玉継手タイプの関節接合
86 第5のばね
A 矢印

Claims (15)

  1. 情報を表示するための表示歯車(6)を備える腕時計用逆行計時器表示機構(1)であって、この前記表示歯車(6)は、前記逆行計時器表示機構(1)が表示する前記情報を一方の値からすぐ次の値に変更するために、時計のムーブメントにより駆動される駆動歯車(2)が支える駆動フィンガ(4)により規則的時間間隔で駆動され、この前記逆行計時器表示機構(1)はまた、前記表示歯車(6)を駆動する補正フィンガ(72)に作用することにより、前記逆行計時器表示機構(1)が提供する前記情報を前記腕時計の所有者が手動で補正できるようにする中間補正機器(66)を備え、前記逆行計時器表示機構(1)はまた、前記逆行計時器表示機構(1)が表示する前記情報に変化が発生し、かつ前記駆動フィンガ(4)が前記表示歯車(6)と係合している期間の間、前記補正フィンガ(72)が前記表示歯車(6)と接触するのを防止することにより前記中間補正機器(66)を妨害できるようにするように配列された安全装置(52)を備える逆行計時器表示機構(1)。
  2. 前記表示歯車(6)は、第1のばねが前記表示歯車(6)を駆動するのと反対方向に弾性的に応力を加えられ、前記応力は、前記表示歯車(6)と同軸に、前記表示歯車(6)に搭載された保持手段が弾性的に押される歯部(12)の中に、固定して搭載された歯車(10)を用いて保持されることを特徴とする、請求項1に記載の逆行計時器表示機構(1)。
  3. 前記保持手段は、第2のばね(8)により弾性的に応力を加えられた、前記歯車(10)の前記歯部(12)の中に押し込まれるビークを具備するジャンパ(16)であることを特徴とする、請求項2に記載の逆行計時器表示機構(1)。
  4. 前記保持手段は、ジャンパ(16)により弾性的に応力を加えられた、前記歯車(10)の前記歯部(12)の中に押し込まれるビーク(13)を具備する保持フィンガ(14)であることを特徴とする、請求項2に記載の逆行計時器表示機構(1)。
  5. 前記駆動フィンガ(4)は可撓性であることを特徴とする、請求項1~3のいずれか一項に記載の逆行計時器表示機構(1)。
  6. 前記駆動フィンガ(4)は、前記表示歯車(6)の歯部(50)に係合し、自身を運ぶ前記駆動歯車(2)に弾性コイル(20)の自由端を固定できるようにする駆動フィンガ固定手段を終端に有する少なくとも1つの前記弾性コイル(20)によって延長される、前記表示歯車(6)の歯部(50)に係合するビーク(18)から構成されることを特徴とする、請求項5に記載の逆行計時器表示機構(1)。
  7. 前記駆動フィンガ固定手段は、前記可撓性駆動フィンガ(4)を支える前記駆動歯車(2)の枢動軸(26)に前記可撓性駆動フィンガ(4)を固定できるようにする孔(24)が貫通した半径方向のアーム(22)を備えることを特徴とする、請求項6に記載の逆行計時器表示機構(1)。
  8. 前記可撓性駆動フィンガ(4)は、前記駆動歯車(2)と前記駆動歯車(2)に束縛されずに搭載された円形プレート(28)との間で同軸に搭載され、ノッチ(34)は、外周(30)内に形成されること、ならびにピン(36)は、前記可撓性駆動フィンガ(4)の前記ビーク(18)内に固定され、この前記ピン(36)は、第1の端部では前記駆動歯車(2)の板(40)の中に形成された長円形の孔(38)の中に、および第2の端部では前記ノッチ(34)の中に突出していることを特徴とする、請求項6または7に記載の逆行計時器表示機構(1)。
  9. 前記可撓性駆動フィンガ(4)は、ピン(36)が前記駆動歯車(2)の板(40)の中に形成された長円形の孔(38)の壁(42)を絶えず圧迫するように事前に応力を加えられた前記駆動歯車(2)に搭載されることを特徴とする、請求項7に記載の逆行計時器表示機構(1)。
  10. 偏心輪(44)は、前記駆動歯車(2)に束縛されずに搭載された円形プレート(28)の外周(30)内に形成された隙間(32)に収まるように前記偏心輪(44)の位置を調節および位置決めすることができるように、前記駆動歯車(2)の板(40)内に固定されることを特徴とする、請求項8または9に記載の逆行計時器表示機構(1)。
  11. 前記駆動歯車(2)に束縛されずに搭載された円形プレート(28)の上には、自身に一体化して搭載されたカム(46)が載っており、前記安全装置(52)のフィーラースピンドル(82)は、前記可撓性駆動フィンガ(4)が前記表示歯車(6)と係合し、かつ前記腕時計の前記所有者が前記中間補正機器(66)を同時に作動させるとき、この前記カム(46)を圧迫して、前記逆行計時器表示機構(1)が表示する前記情報を手動補正するどんな試みも不可能にすることを特徴とする、請求項8~10のいずれか一項に記載の逆行計時器表示機構(1)。
  12. 前記可撓性駆動フィンガ(4)が前記表示歯車(6)と係合していないときだけ、補正フィンガ(72)が前記表示歯車(6)の前記歯部(50)の中に係合して、前記表示歯車(6)を前方に動かすように、前記腕時計の前記所有者が作動させたときに中間補正機器(66)に作用する補正機器(54)を備えることを特徴とする、請求項11に記載の逆行計時器表示機構(1)。
  13. 前記中間補正機器(66)に作用する補正機器(54)を備え、前記補正機器(54)は、前記腕時計の前記所有者が制御レバー(56)を押すときに枢動するこの前記制御レバー(56)を備え、この前記制御レバー(56)は、前記中間補正機器(66)の第3のばね(64)をその静止位置から離して動かす補正ピン(62)を具備し、この前記第3のばね(64)は、補正レバー(68)上に固定され、前記補正レバー(68)は、枢動することにより、次に第4のばね(76)の弾性戻し力に対して前記補正フィンガ(72)を回転させることで、前記補正フィンガ(72)は、前記可撓性駆動フィンガ(4)が前記表示歯車(6)と係合していないときだけ前記表示歯車(6)を前方に動かすために、前記安全装置(52)は、前記補正レバー(68)が連結し、かつ前記フィーラースピンドル(82)を具備する、枢動可能に搭載されたフォーク(78)を備えることを特徴とする、請求項11または12に記載の逆行計時器表示機構(1)。
  14. 前記可撓性駆動フィンガ(4)を支える前記駆動歯車(2)は24時間歯車であること、ならびに前記逆行計時器表示機構(1)は、日付指示を表示できるようにすることを特徴とする、請求項1~13のいずれか一項に記載の逆行計時器表示機構(1)。
  15. 前記駆動フィンガ(4)は剛性であることを特徴とする、請求項1~12のいずれか一項に記載の逆行計時器表示機構(1)。
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