JP6330219B2 - モータ制御装置 - Google Patents

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    • H02P29/68Controlling or determining the temperature of the motor or of the drive based on the temperature of a drive component or a semiconductor component

Description

本発明は、モータ制御装置に関する。
モータの駆動制御を行うインバータ回路にはスイッチング素子としてFET(電界効果トランジスタ)等の半導体が実装されている。これらFET等の半導体は、所定の温度以上になると損傷するおそれがある。
インバータ回路が実装された基板上に当該基板の温度変化に応じて抵抗値が変化するサーミスタを実装し、当該サーミスタの抵抗値の変化から基板の温度を検知することが、一般に行われている。そして、サーミスタの検知結果に基づいた温度が所定の閾値以上となった場合には、モータに印加する電圧のデューティ比を低下させて、スイッチング素子の温度の上昇を抑制している。
しかしながら、上記のサーミスタは、回路の設計によっては、インバータ回路のスイッチング素子の近傍に実装できるとは限らない。サーミスタをスイッチング素子から離れた箇所に実装する場合は、サーミスタの検知結果から算出された基板の温度と、スイッチング素子の温度との相関関係を導出することを要する。また、スイッチング素子の負荷を下げる判定基準となる温度の閾値をスイッチング素子を確実に保護できるように低めに設定する。
しかしながら、スイッチング素子の保護の確実性を優先すると、温度の閾値を低く設定することになり、モータに印加する電圧を低下させる頻度が増え、モータを高出力で安定して回転させることが困難になるという問題があった。
特許文献1には、検出した電流値と電圧値とに基づいてスイッチング素子の温度を検知するモータ駆動回路の発明が開示されている。
特開2009−278802号公報
しかしながら、特許文献1に記載のモータ駆動回路は、FET等のスイッチング素子の温度を算出するものの、チョークコイル及びモータのステータのコイル等の他の素子の温度は算出していないという問題があった。モータの制御に係る回路及びモータの構成要素は、前述のインバータ回路のFETのように電源の電圧が高い場合に過熱する素子と、チョークコイル及びモータのステータのコイルのように電源の電流が大きな場合に過熱する素子とに大別される。特許文献1に記載のモータ駆動回路では、スイッチング素子の温度は算出するものの、チョークコイル等の他の素子の温度は算出せず、したがって、チョークコイル等の他の素子の温度を考慮した制御を行っていないという問題があった。
本発明は上記に鑑みてなされたもので、回路を構成する素子が過熱するおそれを検知し、当該素子の過熱を抑制するモータ制御装置を提供することを目的とする。
前記課題を解決するために、請求項1記載のモータ制御装置は、モータに印加する電圧を生成する電圧生成部と、 前記電圧生成部を含む回路の温度を検知する温度検知部と、前記モータの回転速度を検知する回転速度検知部と、前記モータの回転速度を切り替えるスイッチの操作に対応した速度指令値に基づいたデューティ比の電圧を生成するように前記電圧生成部を制御すると共に、前記温度検知部が検知した前記回路の温度、前記回転速度検知部が検知した前記モータの回転速度及び前記回路の負荷に基づいて算出した前記回路を構成する素子の温度が所定の閾値以上の場合に、前記速度指令値に基づいたデューティ比よりも低いデューティ比の電圧を生成するように前記電圧生成部を制御する電圧制御部と、を備えている。
このモータ制御装置は、速度指令値に基づいたデューティ比の電圧を生成する制御をする電圧制御部が、温度検知部が検知した回路の温度、回転速度検知部が検知したモータの回転速度及び回路の負荷に基づいて回路を構成する素子の温度を算出する。
また、このモータ制御装置は、素子の温度が所定の閾値以上の場合には、速度指令値に基づいたデューティ比よりも低いデューティ比の電圧を生成する制御を行うので、回路を構成する素子が過熱するおそれを検知し、当該素子の過熱を抑制することができる。
請求項2記載のモータ制御装置は、請求項1記載のモータ制御装置において、前記電圧制御部は、前記素子の温度が前記閾値より低い温度の場合のデューティ比に基づいて前記回路の負荷を定める。
このモータ制御装置によれば、電圧生成部が生成した電圧のデューティ比に基づいて素子の温度を算出でき、算出した素子の温度から回路を構成する素子が過熱するおそれを検知し、当該素子の過熱を抑制することができる。
請求項3記載のモータ制御装置は、請求項1記載のモータ制御装置において、前記電圧生成部の電流を検知する電流検知部を備え、前記電圧制御部は、前記電流検知部で検知された電流に基づいて前記回路の負荷を定める。
このモータ制御装置によれば、電圧生成部の電流に基づいて素子の温度を算出でき、算出した素子の温度から回路を構成する素子が過熱するおそれを検知し、当該素子の過熱を抑制することができる。
請求項4記載のモータ制御装置は、請求項1〜3のいずれか1項記載載のモータ制御装置において、前記モータの回転速度及び前記回路の負荷に応じて前記回路の温度を補正するための補正値を記憶した記憶部をさらに備え、前記電圧制御部は、前記記憶部に記憶された前記補正値を参照して前記回路の温度を前記モータの回転速度及び前記回路の負荷に応じて補正することにより前記素子の温度を算出する。
このモータ制御装置によれば、温度検知部が検知した回路の温度を、モータの回転速度及び回路の負荷に応じて定められた補正値によって補正して素子の温度を算出する。そして、算出した素子の温度から回路を構成する素子が過熱するおそれを検知し、当該素子の過熱を抑制することができる。
請求項5記載のモータ制御装置は、請求項4記載のモータ制御装置において、前記素子は、電源の電流が大きい場合に高温になる第1の素子と、前記電源の電圧が高い場合に高温になる第2の素子とを含み、前記記憶部は、前記モータの回転速度及び前記回路の負荷に応じて各々定めた前記第1の素子に係る補正値及び前記第2の素子に係る補正値を各々記憶し、前記電圧制御部は、前記記憶部が記憶している各補正値を参照して前記回路の温度を前記モータの回転速度及び前記回路の負荷に応じて補正することにより前記第1の素子の温度及び前記第2の素子の温度を各々算出すると共に、前記第1の素子の温度が第1の素子の温度閾値以上の場合又は前記第2の素子の温度が第2の素子の温度閾値以上の場合に、前記速度指令値に基づいたデューティ比よりも低いデューティ比の電圧を生成するように前記電圧生成部を制御する。
このモータ制御装置によれば、回路を構成する素子の特性に応じて予め定めた補正値を用いることにより、素子の特性に応じて素子の過熱のおそれを検知し、当該素子の過熱を抑制することができる。
請求項6記載の発明は、請求項記載のモータ制御装置において、前記電圧制御は、算出した素子の温度を前記電源の電圧に応じて補正する。
このモータ制御装置によれば、電源の電圧を考慮することにより、素子の温度をより正確に算出でき、素子の過熱のおそれを検知し、当該素子の過熱を抑制することができる。
本発明の実施の形態に係るモータ制御装置を用いたモータユニットの構成を示す概略図である。 本発明の実施の形態に係るモータ制御装置の基板の一例を示す図である。 本発明の実施の形態に係るモータ制御装置の概略を示す図である。 本発明の実施の形態に係るモータ制御装置におけるバッテリ80の電圧が一定(12V)の場合でのデューティ比及びロータの回転速度に対するサーミスタ温度の上昇温度の一例を示した3次元マップである。 本発明の実施の形態に係るモータ制御装置におけるバッテリの電圧が一定(12V)の場合でのデューティ比及びロータの回転速度に対するサーミスタ温度の分布の一例を示した3次元マップである。 本発明の実施の形態に係るモータ制御装置におけるバッテリの電圧が一定(12V)の場合でのデューティ比及びロータの回転速度に対する素子1の上昇温度の一例を示した3次元マップである。 本発明の実施の形態に係るモータ制御装置におけるバッテリの電圧が一定(12V)の場合でのデューティ比及びロータの回転速度に対する素子2の上昇温度の一例を示した3次元マップである。 本発明の実施の形態に係るモータ制御装置における素子1の温度、素子2の温度及びサーミスタ温度の一例を電源電圧別に示した表である。 本発明の実施の形態に係るモータ制御装置における素子1,2の温度係数の一例を示した表である。 本発明の実施の形態に係るモータ制御装置のモータ制御処理の一例を示すフローチャートである。
図1は、本実施の形態に係るモータ制御装置20を用いたモータユニット10の構成を示す概略図である。図1の本実施の形態に係るモータユニット10は、一例として車載エアコンの送風に用いられる、いわゆるブロアモータのユニットである。
本実施の形態に係るモータユニット10は、ステータ14の外側にロータ12が設けられた、アウターロータ構造の三相モータに係るものである。ステータ14はコア部材に導線が巻かれた電磁石であって、U相、V相、W相の三相を構成している。ステータ14のU相、V相、W相の各々は、後述するモータ制御装置20の制御により、電磁石で発生する磁界の極性が切り替えられることにより、いわゆる回転磁界を発生する。
ロータ12の内側(図示せず)にはロータマグネットが設けられており、ロータマグネットは、ステータ14で生じた回転磁界に対応することにより、ロータ12を回転させる。ロータ12にはシャフト16が設けられており、ロータ12と一体になって回転する。図1には示していないが、本実施の形態ではシャフト16には、いわゆるシロッコファン等の多翼ファンが設けられ、当該多翼ファンがシャフト16と共に回転することにより、車載エアコンにおける送風が可能となる。
ステータ14は、上ケース18を介して、モータ制御装置20に取り付けられる。モータ制御装置20は、モータ制御装置20の基板22と、基板22上の素子から生じる熱を放散するヒートシンク24とを備えている。ロータ12、ステータ14及びモータ制御装置20を含んで構成されるモータユニット10には、下ケース60が取り付けられる。
続いて、図2を用いて、本実施の形態に係るモータ制御装置の基板について説明する。図2は、本実施の形態に係るモータ制御装置20の基板22の一例を示す図である。図2において、基板22には、車載バッテリから電力が供給されると共に、車載エアコンに係る制御の信号がECU(Electronic Control Unit)等の制御装置を介して入力される外部接続コネクタ26が設けられている。
基板22には、ステータ14のU相、V相、W相に供給する電力を制御するためのインバータ回路40が実装されている。本実施の形態に係るモータ制御装置20のインバータ回路40は、直流側の回路に大容量のコンデンサ42A,42B,42C,42Dが並列に接続され、電圧源として動作する電圧形インバータである。
インバータ回路40は、スイッチング素子として、インバータFET44A,44B,44C,44D,44E,44Fを備えている。インバータFET44A,44DはU相に、インバータFET44B,44EはV相に、インバータFET44C,44FはW相に、各々供給する電力のスイッチングを行う。インバータFET44A〜44Fのスイッチングによって制御された電力は、電力供給端子28A,28B,28Cを介してステータ14に供給される。
基板22上のインバータ回路40の直流側には、ノイズ除去用のチョークコイル46が設けられると共に、逆接防止FET48及び大容量のコンデンサ42Eが設けられている。また、基板22には、インバータ回路40を制御するためのマイコン32が実装されている。逆接防止FET48は、車両のバッテリを反対の極性で接続した場合にインバータ回路40を保護するためのFETである。
図2に示した基板22において、インバータFET44A〜44F、チョークコイル46及び逆接防止FET48は、動作時の発熱が著しい。本実施の形態では、動作時の発熱が著しい素子が実装されている箇所の裏側に固定ボルト30によってヒートシンク24が取り付けられている。
基板22には、実装された回路の発熱に係る温度を感知する温度センサであるサーミスタ54AがインバータFET44Bの近くに設けられている。本実施の形態では、サーミスタ54Aの温度に基づいて算出された素子の温度が所定の閾値以上となるおそれがある場合には、インバータ回路40から出力されるパルスのデューティ比を小さくして、熱による素子の損傷を防止する。なお、サーミスタ54Aは、基板22に実装された回路の発熱に係る温度を検知可能であれば、インバータFET44B近く以外の箇所に設けてもよい。また、サーミスタに代えて赤外線温度センサを用いることもできる。赤外線温度センサは、基板22からの赤外線を受光できる箇所であれば、基板22上以外の箇所に設けてもよい。
図3は、本実施の形態に係るモータ制御装置20の概略を示す図である。インバータ回路40は、モータ52のステータ14のコイルに供給する電力をスイッチングする。例えば、インバータFET44A,44DはU相のコイル14Uに、インバータFET44B,44EはV相のコイル14Vに、インバータFET44C,44FはW相のコイル14Wに、各々供給する電力のスイッチングを行う。
インバータFET44A,44B,44Cの各々のドレインは、ノイズ除去用のチョークコイル46を介して車載のバッテリ80の正極に接続されている。また、インバータFET44D,44E,44Fの各々のソースは、逆接防止FET48を介してバッテリ80の負極に接続されている。
本実施の形態では、シャフト16と同軸に設けられたロータマグネット12A又はセンサマグネットの磁界をホール素子12Bが検出する。マイコン32は、ホール素子12Bにより検出された磁界に基づいてロータ12の回転速度及び位置(回転位置)を検出し、ロータ12の回転速度及び回転位置に応じてインバータ回路40のスイッチングの制御を行う。
マイコン32には、エアコンのスイッチ操作に対応してエアコンを制御するエアコンECU82からのロータ12の回転速度に係る速度指令値を含む制御信号が入力される。また、マイコン32には、サーミスタ54Aと抵抗54Bとで構成された分圧回路54と、インバータ回路40とバッテリ80の負極との間に設けられた電流センサ56とが接続されている。
分圧回路54を構成するサーミスタ54Aは、回路の基板22の温度に応じて抵抗値が変化するので、分圧回路54が出力する信号の電圧は基板22の温度に応じて変化する。マイコン32は、分圧回路54から出力される信号の電圧の変化に基づいて、基板22の温度を算出する。本実施の形態では、便宜上、分圧回路54から出力される信号をサーミスタ54Aの検知結果に基づく信号とする。また、本実施の形態では、サーミスタ54Aの検知結果に基づいて算出された回路の基板22の温度を、サーミスタ54Aが検知した回路の基板22の温度とする。
電流センサ56は、例えば、シャント抵抗56Aとシャント抵抗56Aの両端の電位差を増幅するアンプ56Bとを有している。マイコン32は、アンプ56Bが出力した信号に基づいて、インバータ回路40の電流を算出する。
本実施の形態では、サーミスタ54Aからの信号、電流センサ56が出力した信号、及びホール素子12Bが出力した信号は、マイコン32内の温度保護制御部62に入力される。温度保護制御部62は、各々入力された信号に基づいて基板22の素子の温度、インバータ回路40の電流、及びロータ12の回転速度等を算出する。また、温度保護制御部62には、電源であるバッテリ80が接続されており、温度保護制御部62は、バッテリ80の電圧を電源電圧として検知する。
エアコンECU82からの制御信号は、マイコン32内の速度制御部64に入力される。速度制御部64には、ホール素子12Bが出力した信号も入力される。速度制御部64は、エアコンECU82からの制御信号並びにホール素子12Bからの信号に基づくロータ12の回転速度及び回転位置に基づいて、インバータ回路40のスイッチングの制御に係るPWM(Pulse Width Modulation)制御のデューティ比を算出する。
速度制御部64が算出したデューティ比を示す信号は、PWM出力部66と温度保護制御部62とに入力される。温度保護制御部62は、基板22の素子の温度、ロータ12の回転速度及びモータ制御装置20の回路の負荷に基づいて、速度制御部64が算出したデューティ比を補正して、速度制御部64にフィードバックする。回路の負荷は、例えば、インバータ回路40の電流、電源電圧又はインバータ回路40が生成した電圧のデューティ比である。本実施の形態では、インバータ回路40が生成した電圧のデューティ比はPWM出力部66がインバータ回路40に生成させる電圧のデューティ比と同じである。図3に示したように、PWM出力部66がインバータ回路40に生成させる電圧のデューティ比を示す信号は、温度保護制御部62にも入力されている。
また、温度保護制御部62には、記憶装置であるメモリ68が接続されている。メモリ68は、サーミスタ54Aが検知した回路の温度を、ロータ12の回転速度及びモータ制御装置20の回路の負荷に応じて補正するための補正値である3次元マップを記憶している。後述するように、温度保護制御部62は、メモリ68に記憶されている3次元マップを参照して、回路の素子の温度を算出する。
速度制御部64は、温度保護制御部62による補正を、例えばPI制御(Proportional Integral Controller)等によって自身が算出したデューティ比にフィードバックし、当該フィードバックを行ったデューティ比を示す信号をPWM出力部66に出力する。PWM出力部66は、入力された信号が示すデューティ比の電圧を生成するようにインバータ回路40のスイッチングを制御する。
続いて、本実施の形態に係るモータ制御装置20の作用並びに効果について説明する。図4は、本実施の形態に係るモータ制御装置20におけるバッテリ80の電圧が一定(12V)の場合でのデューティ比及びロータ12の回転速度に対するサーミスタ温度の上昇温度の一例を示した3次元マップである。図4に示したように、サーミスタ54Aが検知した基板22の温度であるサーミスタ温度は、デューティ比が大きくなるほど、かつロータ12の回転速度が高くなるほど上昇する。
図5は、本実施の形態に係るモータ制御装置20におけるバッテリ80の電圧が一定(12V)の場合でのデューティ比及びロータ12の回転速度に対するサーミスタ温度thの分布の一例を示した3次元マップである。図5に示したように、サーミスタ温度thは、初期温度Taが65℃の場合、デューティ比が大きくなるほど、かつロータ12の回転速度が高くなるほど上昇する。
図4及び図5に示した3次元マップは、モデリングによるシミュレーションによって概略を算出可能であるが、実機による実験で取得したデータに基づいて決定する。
本実施の形態では、モータ制御装置20及びモータ52を構成する素子を、素子1と素子2とに分類する。素子1はバッテリ80から流れる電流が大きい場合に発熱が顕著になる素子であり、具体的には、チョークコイル46及びステータ14のコイルである。素子2はバッテリ80の電圧が高い場合に発熱が顕著になる素子であり具体的には、インバータFET44A〜44Fである。
図6は、本実施の形態に係るモータ制御装置20におけるバッテリ80の電圧が一定(12V)の場合でのデューティ比及びロータ12の回転速度に対する素子1の上昇温度の一例を示した3次元マップである。また、図7は、本実施の形態に係るモータ制御装置20におけるバッテリ80の電圧が一定(12V)の場合でのデューティ比及びロータ12の回転速度に対する素子2の上昇温度の一例を示した3次元マップである。
図6及び図7に示した3次元マップは、ロータ12の回転速度及び回路の負荷に応じてサーミスタ54Aが検知した回路の温度を補正するための補正値である。図6及び図7に示した3次元マップは、モデリングによるシミュレーションによって概略を算出可能であるが、実機による実験で取得したデータに基づいて決定し、メモリ68に記憶しておく。
本実施の形態では、図5に示したサーミスタ温度thに、図6又は図7におけるデューティ比及びロータ12の回転速度に対応する上昇温度の値を加算することによって、電圧一定時の素子1又は素子2の温度を算出する。具体的には、素子1ならば図6、素子2ならば図7を各々用いて、デューティ比とロータ12の回転速度とに対応した上昇温度を抽出してサーミスタ54Aが検知したサーミスタ温度thに加算することによって算出する。
例えば、デューティ比が50%で回転速度が4000rpmの場合に、図6において素子1の上昇温度は13℃である。また、サーミスタ温度thが75℃であれば、バッテリの電圧が12Vのときの素子1の温度は88℃となる。
上記の3次元マップとサーミスタ54Aが実測したサーミスタ温度thとからの素子1の温度の算出は、電圧が一定(12V)の場合である。本実施の形態では、図6,7の3次元マップとサーミスタ54Aが実測したサーミスタ温度thとから算出した素子1,2の温度を、バッテリ80の電圧である電源電圧に応じて補正する。
図6及び図7に示した3次元マップは、インバータ回路40が生成した電圧のデューティ比を回路の負荷としたが、電流センサ56が検知したインバータ回路40の電流値でもよい。3次元マップにおいてインバータ回路40の電流値を回路の負荷とした場合も、実機による実験で取得したデータに基づいて電流値と回転速度とに応じた上昇温度を決定し、メモリ68に記憶させておく。
図8は、本実施の形態に係るモータ制御装置20における素子1の温度、素子2の温度及びサーミスタ温度thの一例を電源電圧別に示した表である。図8に示した各数値は、モータ制御装置20の構成に左右されるので、実機を用いた実験を通じて決定する。
図9は、本実施の形態に係るモータ制御装置20における素子1,2の温度係数の一例を示した表である。図9は、図8に示した電圧による各素子の温度変化に基づいており、電源電圧が12Vの場合の温度係数は1.000である。本実施の形態では、図9から電源電圧に対応する温度係数を抽出し、抽出した温度係数を図6,7の3次元マップとサーミスタ54Aが実測したサーミスタ温度thとから算出した素子1,2の温度に乗算することにより、デューティ比、回転速度及び電源電圧に応じた素子1,2の温度を算出する。
例えば、電源電圧が12Vであるとして上述のように算出されたデューティ比が50%で回転速度が4000rpmの場合の素子1の温度(88℃)は、実際の電源電圧が例えば9Vの場合には、図9より温度係数は1.077であるから、下記のように算出される。
88×1.077=94.78(℃) ・・・(1)
本実施の形態では、上記の式(1)のように算出した素子1,2の温度が所定の閾値以上の場合に、デューティ比を低下させてモータ52及びモータ制御装置20の負荷を下げることにより、素子1,2の温度を低下させる。
図10は、本実施の形態に係るモータ制御装置20のモータ制御処理の一例を示すフローチャートである。ステップ900では、サーミスタ温度thに基づいて上述のように素子1,2の温度を算出する。
ステップ902では、素子1の温度が所定の閾値以上か否かを判定する。所定の閾値は、実装される素子の耐熱性によるが、本実施の形態では、一例として140℃である。ステップ902で肯定判定の場合には、ステップ904でデューティ比を低下させて処理をリターンする。
ステップ902で否定判定の場合には、ステップ906で、素子2の温度が所定の閾値以上か否かを判定する。所定の閾値は、実装される素子の耐熱性によるが、本実施の形態では、一例として145℃である。ステップ906で肯定判定の場合には、ステップ908でデューティ比を低下させて処理をリターンする。ステップ906で否定判定の場合には、デューティ比を低下させずに処理をリターンする。
なお、ステップ904,908でのデューティ比を低下させる割合は、モータ52及びモータ制御装置20の仕様によるが、本実施の形態では、20%である。
以上、説明したように、本実施の形態は、サーミスタ温度thを素子1,2の特性及び電源電圧に応じて補正することにより、各素子の温度を算出できる。算出した各素子の温度に基づいて素子の過熱のおそれを検知し、当該素子の過熱を抑制することができる。
10…モータユニット、12…ロータ、12A…ロータマグネット、12B…ホール素子、14…ステータ、14U,14V,14W…コイル、16…シャフト、18…上ケース、20…モータ制御装置、22…基板、24…ヒートシンク、26…外部接続コネクタ、28A,28B,28C…電力供給端子、30…固定ボルト、32…マイコン、40…インバータ回路、42A,42B,42C,42D,42E…コンデンサ、44A,44B,44C,44D,44E,44F…インバータFET、46…チョークコイル、48…逆接防止FET、52…モータ、54…分圧回路、54A…サーミスタ、54B…抵抗、56…電流センサ、56A…シャント抵抗、56B…アンプ、60…下ケース、62…温度保護制御部、64…速度制御部、66…PWM出力部、68…メモリ、80…バッテリ、82…エアコンECU、Ta…初期温度、th…サーミスタ温度

Claims (6)

  1. モータに印加する電圧を生成する電圧生成部と、
    前記電圧生成部を含む回路の温度を検知する温度検知部と、
    前記モータの回転速度を検知する回転速度検知部と、
    前記モータの回転速度を切り替えるスイッチの操作に対応した速度指令値に基づいたデューティ比の電圧を生成するように前記電圧生成部を制御すると共に、前記温度検知部が検知した前記回路の温度、前記回転速度検知部が検知した前記モータの回転速度及び前記回路の負荷に基づいて算出した前記回路を構成する素子の温度が所定の閾値以上の場合に、前記速度指令値に基づいたデューティ比よりも低いデューティ比の電圧を生成するように前記電圧生成部を制御する電圧制御部と、
    を備えたモータ制御装置。
  2. 前記電圧制御部は、前記素子の温度が前記閾値より低い温度の場合のデューティ比に基づいて前記回路の負荷を定める請求項1記載のモータ制御装置。
  3. 前記電圧生成部の電流を検知する電流検知部を備え、
    前記電圧制御部は、前記電流検知部で検知された電流に基づいて前記回路の負荷を定める請求項1記載のモータ制御装置。
  4. 前記モータの回転速度及び前記回路の負荷に応じて前記回路の温度を補正するための補正値を記憶した記憶部をさらに備え、
    前記電圧制御部は、前記記憶部に記憶された前記補正値を参照して前記回路の温度を前記モータの回転速度及び前記回路の負荷に応じて補正することにより前記素子の温度を算出する請求項1〜3のいずれか1項記載のモータ制御装置。
  5. 前記素子は、電源の電流が大きい場合に高温になる第1の素子と、前記電源の電圧が高い場合に高温になる第2の素子とを含み、
    前記記憶部は、前記モータの回転速度及び前記回路の負荷に応じて各々定めた前記第1の素子に係る補正値及び前記第2の素子に係る補正値を各々記憶し、
    前記電圧制御部は、前記記憶部が記憶している各補正値を参照して前記回路の温度を前記モータの回転速度及び前記回路の負荷に応じて補正することにより前記第1の素子の温度及び前記第2の素子の温度を各々算出すると共に、前記第1の素子の温度が第1の素子の温度閾値以上の場合又は前記第2の素子の温度が第2の素子の温度閾値以上の場合に、前記速度指令値に基づいたデューティ比よりも低いデューティ比の電圧を生成するように前記電圧生成部を制御する請求項4記載のモータ制御装置。
  6. 前記電圧制御は、算出した素子の温度を前記電源の電圧に応じて補正する請求項記載のモータ制御装置。
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