JP2010022102A - ブラシレスdcモータとそれを搭載した換気送風装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ブラシレスDCモータとそれを搭載した換気送風装置において、電流検知のばらつきを抑えることができ、より精度良く簡単な構成で風量を略一定に制御することを目的とする。
【解決手段】機能トリミングされた電流検知手段6は、インバータ回路5を介して固定子1に流れる電流の合成電流を検出して実効値相当の電圧に変換する。風量制御手段7は、風量演算手段8と電力指示手段9を備え、駆動手段4の回転信号と電流検知手段6の電圧により風量を演算し目標の風量との差異を算出し、電力指示手段9は、固定子1に供給する電力を増減するように駆動手段4に指示信号を与えるため、精度良く簡単な構成で風量を略一定に制御することができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、レンジフードや天井埋め込み型の換気扇などの換気送風装置に搭載されるブラシレスDCモータに関するものである。
従来、この種の風量一定運転が可能な送風装置は、モータとは別に設けられたインバータ回路に流れるブラシレスDCモータの電流を、制御回路等により検出し、電流とモータの回転数の関係を利用して、一定風量での運転を実現しているものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
以下、その風量一定運転が可能な送風装置の動作について、図7を参照しながら説明する。
図6に示すように、交流電源101から供給される交流電圧を交直変換回路102にて直流に変換した後、平滑コンデンサ103にて平滑化し、インバータ回路105に印加する。インバータ回路105は6ケのスイッチング素子を順番に導通させ、ブラシレスDCモータ104を駆動している。ブラシレスDCモータ104には、ホール素子等の回転子位置検出用のセンサ106が装着されており、センサ106の出力により、回転数検出部108がブラシレスDCモータ104の回転数を検出するとともに、インバータ回路105のスイッチング素子の通電切替のタイミングを決定している。107はインバータ回路105に流れる電流を検出する為のシャント抵抗であり、電流検出部109にて、シャント抵抗107の両端の電圧から電流を検出している。インバータ回路105がPWM制御されている場合は、シャント抵抗107に流れる電流が1キャリア内で変動するので、フィルタ等で平均化するとともに、平均化した電流に補正を加えて、風量演算に必要なブラシレスDCモータ104の相電流に換算している。風量演算部110は、電流検出部109で検出された電流と回転数検出部108によって検出された回転数から、ブラシレスDCモータ104を搭載した送風機の風量を演算するとともに、送風機本体の制御回路等より指示された目標運転風量と演算された風量を比較し、目標風量での運転を実現する回転数を算出し、その回転数になるように、速度制御部111に運転電圧の指示を出力している。速度制御部111は、指示によりインバータ回路105のスイッチング素子のデューティーを変更し、ブラシレスDCモータ104の回転数を目標回転数に制御し、送風機の風量が目標の風量で一定運転できるようにしている。
特許第3738685号公報
このような従来の構成では、インバータ回路の下アームトランジスタの負電位側端子に接続されたシャント抵抗に流れる電流をフィルタで平均化して検出している為、正確なモータの相電流が検出できず、補正を加えるなど、制御、構成が複雑になるといった課題があった。
本発明は、このような従来の課題を解決するものであり、電流検知のばらつきを抑えることにより精度良く簡単な構成で風量を略一定に制御することができるブラシレスDCモータとそれを搭載した換気送風装置を提供することを主な目的としている。
また、制御回路の一部をモータと一体化して装置を簡素化することにより安価な風量を略一定に制御することのできるブラシレスDCモータとそれを搭載した換気送風装置を提供することを目的としている。
本発明のブラシレスDCモータとそれを搭載した換気送風装置は、上記目的を達成するために、巻線を巻装した固定子と、磁石を備えた回転子と、前記固定子に対する前記磁石の相対的位置を検出する位置検出手段と、DC電圧を交流に変換するインバータ回路と、前記位置検出手段が検出した前記磁石の位置に応じて、前記インバータ回路を駆動させて前記回転子を回転させるとともに回転信号を出力する駆動手段と、前記インバータ回路を介して前記巻線に流れる電流の実効値を検知する電流検知手段と、前記駆動手段の出力する回転信号と前記電流検知手段の検出値の関係に基づいて前記固定子に流れる電流を制御する風量演算手段とで構成したものである。
この手段により、電流検知のばらつきを抑え、精度良く風量を略一定に制御することができるブラシレスDCモータとそれを搭載した換気送風装置を提供できる。
また、電流検知手段は、キャリア周波数が可聴域以上でduty100%未満の実効値電流に対して予め定められた電圧となるように抵抗値を機能トリミングしたものである。
この手段により、電流検知のばらつきを抑えることにより精度良く簡単な構成で風量を略一定に制御することができるブラシレスDCモータとそれを搭載した換気送風装置が得られる。
また、ブラシレスDCモータは、少なくとも位置検出手段とインバータ回路と電流検知手段を固定子と一体にして構成したものである。
この手段により、装置を簡素化でき安価で風量を略一定に制御することのできるブラシレスDCモータとそれを搭載した換気送風装置を提供できる。
また、ブラシレスDCモータは、外郭をかねたモールド樹脂で固定子と一体化したものである。
この手段により、装置を簡素化することにより安価な風量を略一定に制御することのできるブラシレスDCモータとそれを搭載した換気送風装置が得られる。
また、温度検出素子をブラシレスDCモータに内蔵し、前記温度検出素子によって検出した温度により固定子に流れる電流を補正して制御する演算手段を備えたものである。
この手段により、温度の影響を受けずに、精度良く簡単な構成で風量を略一定に制御することができるブラシレスDCモータとそれを搭載した換気送風装置が得られる。
また、演算手段は、温度検出素子によって検出した温度がある温度を超えた時、駆動手段を停止させるものである。
この手段により、安全に停止でき、使用者に異常を通知するブラシレスDCモータとそれを搭載した換気送風装置が得られる。
また、演算手段は、停止を通知する表示手段を設けたものである。
この手段により、安全に停止でき、使用者に異常を通知するブラシレスDCモータとそれを搭載した換気送風装置が得られる。
本発明によれば、電流検知のばらつきを抑え、精度良く風量を略一定に制御することができるブラシレスDCモータとそれを搭載した換気送風装置を提供できる。
また、装置を簡素化でき安価で風量を略一定に制御することのできるブラシレスDCモータとそれを搭載した換気送風装置を提供できる。
本発明の請求項1記載の発明は、巻線を巻装した固定子と、磁石を備えた回転子と、前記固定子に対する前記磁石の相対的位置を検出する位置検出手段と、DC電圧を交流に変換するインバータ回路と、前記位置検出手段が検出した前記磁石の位置に応じて、前記インバータ回路を駆動させて前記回転子を回転させるとともに回転信号を出力する駆動手段と、前記インバータ回路を介して前記巻線に流れる電流の実効値を検知する電流検知手段と、前記駆動手段の出力する回転信号と前記電流検知手段の検出値の関係に基づいて前記固定子に流れる電流を制御する風量演算手段とで構成したブラシレスDCモータとしたものであり、風量制御手段は、駆動手段の出力する回転信号と電流検知手段の検出値からから演算される風量と目標風量との差により固定しに流れる電量を制御して、回転しに取り付けられるファンの風量を略一定に制御することとなる。
また、電流検知手段は、キャリア周波数が可聴域以上でduty100%未満の実効値電流に対して予め定められた電圧となるように抵抗値を機能トリミングしたことを特徴とするブラシレスDCモータとしたものであり、機能トリミングにより電流検知手段の検知した実効値電流をあらかじめ定められた電圧に対応させて出力できるよう調整することとなる。
また、ブラシレスDCモータは、少なくとも位置検出手段とインバータ回路と電流検知手段を固定子と一体にして構成したことを特徴とするブラシレスDCモータとしたものであり、制御回路の一部である位置検出手段とインバータ回路と電流検知手段を固定子をモータと一体化して装置を簡素化することができる。
また、ブラシレスDCモータは、外郭をかねたモールド樹脂で固定子と一体化したことを特徴とするブラシレスDCモータとしたものであり、固定子から発生した熱をモールド樹脂を介して効率よく放熱することとなる。
また、温度検出素子をブラシレスDCモータに内蔵し、前記温度検出素子によって検出した温度により駆動手段の出力する回転信号と電流検知手段の検出値の関係を補正して風量を制御する風量制御手段を備えたことを特徴とするブラシレスDCモータとしたものであり、温度検出素子によってブラシレスDCモータ内の温度を検出して回転信号と電流検知手段の検出値の関係を補正して風量制御を行うこととなる。
また、風量制御手段は、温度検出素子によって検出した温度がある温度を超えた時、駆動手段を停止させることを特徴とするブラシレスDCモータとしたものであり、温度の影響を受けずに、精度良く簡単な構成で風量を略一定に制御することができ、異常な温度では安全に停止することとなる。
また、風量制御手段は、停止を通知する表示手段を設けたことを特徴とする請求項7記載のブラシレスDCモータとしたであり、安全に停止して、使用者に異常を通知することとなる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。
(実施の形態1)
図1は、本発明のブラシスDCモータの概略構成図である。
図1において、1は巻線を巻装した固定子、2は磁石を備えた回転子で、前記固定子1に対する前記回転子2の相対的位置を、磁気センサ、例えばホール素子やホールICなどの位置検出手段3が検出し、駆動手段4は、前記位置検出手段3の信号に応じて所定の順序でインバータ回路5のスイッチング素子、例えばトランジスタやIGBT(Insulated Gate Bipolar Transistor)、MOSFET(Metal Oxide Semiconductor Field Effect Transistor)等を駆動して前記固定子1の巻線に電力を供給して前記回転子2を回転させる。また、駆動手段4は、前記回転子2の回転数に相当する回転信号を出力する。電流検知手段6は、前記インバータ回路5を介して前記固定子1に流れる電流の合成電流を検出して実効値相当の電圧に変換する。風量制御手段7は、例えばマイクロコンピュータで構成されており、風量演算手段8と電力指示手段9を備えている。風量演算手段8は、前記駆動手段4の回転信号と前記電流検知手段6の電圧により風量を演算し目標の風量との差異を算出する。電力指示手段9は、前記風量演算手段8により算出された目標との差異があれば固定子1に供給する電力を増減するように駆動手段4に指示信号を与える。駆動手段4は、インバータ回路の下アームまたは上アームまたは両アームをPWM駆動して前記固定子1に与える平均電力を増減させる。
図2は、本発明の電流検知手段の概略構成図の一例である。
電流検知手段6は、ピークホールド回路10と同相増幅回路11で構成されており、前記インバータ回路5を介して前記固定子1に流れる電流は、シャント抵抗Rsに流れ、電圧VRsが発生する。ここでシャント抵抗Rsに流れる電流は、予め定められたキャリア周波数、例えば可聴域以上の20kHzのパルス電流である。シャント抵抗Rsの両端に発生するパルス電圧は、ピークホールド回路10によりピーク値が保持され、同相増幅回路11によりある一定のゲインで増幅され連続した直流電圧に変換される。同相増幅回路11には、例えばレーザーによる機能トリミングに使用できる抵抗器であるトリミング抵抗12が接続されている。
図3は、本発明のブラシレスDCモータを用いた換気送風機の構造外観図である。
図3(a)は、換気送風装置の構造外観図の側面図、図3(b)は、換気送風装置の構造外観図の下面図、図3(c)は、換気送風装置の構造外観図の正面図である。
ケーシング13にブラシレスDCモータ14を取り付け、ブラシレスDCモータ14の回転子2に送風ファン15を取り付けた構造であり、この換気送風装置を天井に取り付け、遠心型の送風ファン15を回転させて室内空気を吸気または排気して室内の換気を行う。
前記送風装置の運転風量Qは、一般流体の相似則により導かれるモータ出力Pと風量Qと回転数Nの関係式P∝Q・N2、モータ出力Pとモータの誘起電圧E0とモータ電流Iの関係式P=E0・I、モータの誘起電圧E0と誘起電圧定数KEと回転数Nの関係式E0=KE・Nより、モータ電流Iと回転数Nの関係式Q=K・(I/N)で表すことがでる。したがって、風量演算手段8により電流と回転数から風量を算出することができるため、風量を略一定になる様に電力指示手段9より駆動手段4を制御することが可能になる。尚、Kは比例定数であり、ファン効率やモータ効率により決定される。
風量Qは演算で算出する以外にも、あらかじめ風量Qと電流Iと回転数Nの関係を、実際に前記換気送風装置を略一定の風量で運転させて、前記風量制御手段7に記憶しておき、実際の運転時にそれぞれの関係が記憶された関係になるように制御して、略一定の風量を実現することも可能である。
上記構成において、ブラシレスDCモータ14に流れる電流は、電流検知手段6により連続的な直流電圧に変換されるが、ピークホールド回路10や同相増幅回路11のオペアンプ(図示せず)のオフセット電圧や半導体(図示せず)の飽和電圧や抵抗、コンデンサのばらつきにより予め定められたキャリア周波数、dutyの実効値電流、例えば、キャリア周波数20kHz、duty50%で実効値電流0.5Aを流しても所望の電圧値としての2.5Vに対して2.6Vが検出されてしまうように正確な電圧値が得られない。しかし、予め電流検知手段6の出力電圧をモニタしながらレーザーによりトリミング抵抗12の抵抗値を変化させる機能トリミングを行うため、例えば2.5V±1%以内の出力を得ることが可能となる。
以上のように構成したブラシレスDCモータおよびそれを搭載した換気送風装置は、電流検知手段6のばらつきを抑えることができ、より精度良く簡単な構成で風量を略一定に制御することができる。
なお、実施の形態1では、予め電流検知手段6をレーザーによる機能トリミングを実施して実効値電流に対する出力電圧を調整したが、ボリューム抵抗による調整でもよく、その作用効果に差異を生じない。また、換気送風装置の状態で調整することにより装置全体のばらつきを含めた調整することも可能であることは言うまでもない。
(実施の形態2)
図4は、本発明のブラシレスDCモータの構造を示す図、図5は同ブラシレスDCモータの概略構成図である。
図4において、モールド樹脂16は例えば不飽和ポリエステルを主成分とする熱硬化性の樹脂で熱伝導率が良い。また、温度検知手段17はサーミスタなどの温度検知素子である。そして、固定子1と回路基板上の位置検出手段3、インバータ回路5、電流検知手段6と温度検知手段17は、ブラシレスDCモータ14の外郭を形成するモールド樹脂16で一体化している。図5において、温度検知手段17は、インバータ回路5、固定子1の巻線の近傍に配置されており、電力指示手段9に表示手段18として、LEDを接続している。
上記構成において、すくなくとも位置検出手段3とインバータ回路5と電流検知手段6を外郭を兼ねた放熱の良いモールド樹脂で固定子1と一体化しているため、発熱部品であるインバータ回路5を小型で安価なものを選択することができる。さらに、電流検知手段6や他の電子部品を一体化することにより、リード線などの配線や回路ケースなどを省略することができる。また、実施の形態1で示した通り、風量Q=K・(I/N)で表されるが、モータ温度が高くなると、モータの固定子1の温度が高くなり銅損が増加するとともに、回転子2の磁石の磁束が減少し、同じ風量Qを実現するモータトルクとなるモータ電流Iが高くなる。逆にモータ温度が低くなると、モータ電流は低くなる。そのため、モータの温度に応じて風量制御手段7が補正しなければ風量に誤差が発生することとなるが、本実施の形態では、風量制御手段7は、温度検知手段17が検出するモータ温度に応じて、電流検知手段6の電流値を補正し、補正した電流に基づいて風量を算出するので、温度の影響を受けることなく略一定の風量を実現することができる。
また、温度検知手段17は、インバータ回路5の温度も検出できるのでモータロックなどの異常時、例えば検知温度が100度を超えたときに風量制御手段7より駆動手段4に停止信号を出力するとともに、表示手段18であるLEDを点灯するなどして使用者に異常で停止したことを通知することができる。
以上のように構成したブラシレスDCモータおよびそれを搭載した換気送風装置は、制御回路の一部を放熱性の良い樹脂モールドでモータと一体化することにより、装置を小型化、簡素化でき、安価な風量を略一定に制御することができるブラシレスDCモータが得られる。また、温度によらず、精度良く簡単な構成で風量を略一定に制御することができ、異常な温度では安全に停止し、使用者に異常を通知することができる。
なお、本実施の形態では、モールド樹脂を不飽和ポリエステルを主成分とする熱硬化性樹脂としたが、紫外線硬化性や熱可塑性でも良く、また熱伝導率が良い絶縁物であれば主成分によらない。また、温度検知手段17をサーミスタとしたが、モータ温度やインバータ回路の温度が検出できる素子であれば良く、その作用効果に差異を生じない。
また、実施の形態1では電流検知手段6、トリミング抵抗12を用いた一例に加えてボリューム抵抗による調整でもよいとしたが、電流検知手段6をモールド樹脂で封止するような場合はトリミング抵抗12を用いた電流検知手段6の方が生産性が向上し、ばらつきを抑えてより精度良く簡単な構成で風量を略一定に制御することが容易に実現できる。
本発明のブラシレスDCモータは、電流検知のばらつきを抑え、精度良く風量を略一定に制御することができるブラシレスDCモータを搭載した換気扇や浴室乾燥機などの換気送風装置の他、冷蔵庫、除湿機、エアコンなどの家庭用電気機器用途にも適用できる。
本発明の実施の形態1のブラシレスDCモータの概略構成図 同ブラシレスDCモータの電流検知手段の概略構成図 同ブラシレスDCモータを用いた換気送風機の構造外観図((a)換気送風装置の構造外観図の側面図、(b)換気送風装置の構造外観図の下面図、(c)換気送風装置の構造外観図の正面図) 同実施の形態2のブラシレスDCモータの構造を示す図 同ブラシレスDCモータの概略構成図 従来のブラシレスDCモータの概略構成図
符号の説明
1 固定子
2 回転子
3 位置検出手段
4 駆動手段
5 インバータ回路
6 電流検知手段
7 風量制御手段
8 風量演算手段
9 電力指示手段
10 ピークホールド回路
11 同相増幅回路
12 トリミング抵抗
13 ケーシング
14 ブラシレスDCモータ
15 送風ファン
16 モールド樹脂
17 温度検知手段
18 表示手段

Claims (8)

  1. 巻線を巻装した固定子と、磁石を備えた回転子と、前記固定子に対する前記磁石の相対的位置を検出する位置検出手段と、DC電圧を交流に変換するインバータ回路と、前記位置検出手段が検出した前記磁石の位置に応じて、前記インバータ回路を駆動させて前記回転子を回転させるとともに回転信号を出力する駆動手段と、前記インバータ回路を介して前記巻線に流れる電流の実効値を検知する電流検知手段と、前記駆動手段の出力する回転信号と前記電流検知手段の検出値の関係に基づいて前記固定子に流れる電流を制御する風量演算手段とで構成したブラシレスDCモータ。
  2. 電流検知手段は、キャリア周波数が可聴域以上でduty100%未満の実効値電流に対して予め定められた電圧となるように抵抗値を機能トリミングしたことを特徴とする請求項1記載のブラシレスDCモータ。
  3. ブラシレスDCモータは、少なくとも位置検出手段とインバータ回路と電流検知手段を固定子と一体にして構成したことを特徴とする請求項1、2に記載のブラシレスDCモータ。
  4. ブラシレスDCモータは、外郭をかねたモールド樹脂で固定子と一体化したことを特徴とする請求項3記載のブラシレスDCモータ。
  5. 温度検出素子をブラシレスDCモータに内蔵し、前記温度検出素子によって検出した温度により固定子に流れる電流を補正して制御する演算手段を備えたことを特徴とする請求項4に記載のブラシレスDCモータ。
  6. 演算手段は、温度検出素子によって検出した温度がある温度を超えた時、駆動手段を停止させることを特徴とする請求項5記載のブラシレスDCモータ。
  7. 演算手段は、停止を通知する表示手段を設けたことを特徴とする請求項6記載のブラシレスDCモータ。
  8. 請求項1から7の何れかに記載のブラシレスDCモータを搭載した換気送風装置。
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