JP6324663B2 - 温度センサ回路 - Google Patents

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Description

本発明の一態様は、半導体素子を用いた温度センサ回路と、当該温度センサ回路を用いた半導体装置に関する。
温度センサ回路は、温度の情報を電気信号(センサ信号)に変換するセンサと、当該センサから出力されるセンサ信号を処理するための回路群とで構成される。半導体集積回路に温度センサ回路を形成する場合、測温抵抗体、サーミスタ、熱電対などではなく、ダイオードの温度特性を利用したセンサが一般的に用いられる。
具体的に、ダイオードをセンサとして用いる温度センサ回路では、温度によって電気的特性が変化する割合(温度特性)の大きいダイオードにおいて、順電流を一定にしたときに生ずる順電圧か、或いは、順電圧を一定にしたときの順電流を用いて、検出対象の温度の情報を得ることができる。例えば、定電流源からダイオードに一定の順電流を流したときに得られる順電圧は、ダイオードの温度が高いほど小さく、温度が低いほど大きくなる。よって、ダイオードの順電圧には、ダイオードの温度が反映されているといえる。
下記の特許文献1には、電源VDDと接地GNDとの間に接続された、電流制御素子なる抵抗と、センサ素子なるダイオードとを有する温度センサについて、記載されている。
特開2011−7545号公報
上記構成を有する温度センサ回路では、温度が一定であっても、ダイオードに供給する電流または電圧の大きさが一定に保たれていないと、得られる測定値が変動してしまう。また、ダイオードに流れる電流が大きすぎると、上記電流を流したことによりダイオードが発熱し、検出対象の温度とダイオードの温度との間に差が生じてしまう。よって、上記構成を有する温度センサ回路には、一定に保たれた数μAから数百μA程度の小さい電流をダイオードに供給することで、精度良く検出対象の温度を測定するために、定電流回路または定電圧回路を設ける必要がある。
しかし、定電流回路または定電圧回路には、通常、シリコンをチャネル形成領域に有するトランジスタが用いられている。シリコンをチャネル形成領域に有するトランジスタは、温度が高いほど閾値電圧がシフトすることによりドレイン電流が大きくなる傾向を有する。そのため、温度センサ回路の温度が上昇するに伴い、上記トランジスタの閾値電圧の変動により、定電流回路から出力される電流値、或いは定電圧回路から出力される電圧値に、変動が生じやすい。また、定電流回路または定電圧回路を構成するトランジスタの電気的特性がばらついている場合、上記電流値または電圧値にもばらつきが生じる。そして、ダイオードの順電圧または順電流は、供給される電流または電圧の微小な変動の影響を受けるため、定電流回路から出力される電流値、或いは定電圧回路から出力される電圧値に変動が生じると、精度良く検出対象の温度を測定することが難しくなる。
上述したような技術的背景のもと、本発明の一態様は、精度の良い温度センサ回路の提供を、課題の一つとする。或いは、本発明は、上記温度センサ回路を用いることで、正確な温度の情報をその動作に反映させることができる半導体装置の提供を、課題の一つとする。
本発明の一態様では、温度の情報を取得するための第1半導体素子に加えて、温度特性が小さい第2半導体素子を、温度センサ回路に設ける。また、本発明の一態様では、第2半導体素子に、酸化物半導体を用いることを特徴とする。酸化物半導体を用いた半導体素子は、シリコンやゲルマニウムなどの通常の半導体をチャネル形成領域に有するトランジスタに比べて、端子間に生じる電圧の温度特性が小さい。よって、第2半導体素子の端子間に生じる電圧は、検出対象における温度の影響を受けにくいといえる。
そして、電流または電圧を供給することで第1半導体素子の端子間に生じる電圧または電流と、電流または電圧を供給することで第2半導体素子の端子間に生じる電圧または電流とを比較することで、検出対象における温度の情報を取得する。
本発明の一態様では、上記構成により、定電流回路から供給される電流値または定電圧回路から供給される電圧値の温度による変動、定電流回路または定電圧回路を構成するトランジスタの電気的特性のばらつきなど、第1半導体素子の端子間に生じる電圧に影響を及ぼす要素であり、なおかつ、検出対象における温度以外の要素が、測定値に与える影響を排除し、検出対象における、より正確な温度の情報を得ることができる。
本発明の一態様により、精度の良い温度センサ回路を提供することができる。或いは、本発明の一態様では、上記温度センサ回路を用いることで、正確な温度の情報をその動作に反映させることができる半導体装置を提供することができる。
温度センサ回路の構成を示す図。 温度センサ回路の構成を示す図と、トランジスタの断面図。 温度センサ回路の構成を示す図。 温度センサ回路の構成を示す図。 定電流回路の構成を示す図。 半導体装置の構成を示す図。 半導体装置の構成を示す図。 トランジスタの断面図。 温度センサ回路の断面図。 ゲート電圧に対するドレイン電流の実測値を示す図。 基板温度に対するシフト値の変化量を示す図と、基板温度に対するS値の変化量を示す図。
以下では、本発明の実施の形態について図面を用いて詳細に説明する。ただし、本発明は以下の説明に限定されず、本発明の趣旨及びその範囲から逸脱することなくその形態及び詳細を様々に変更し得ることは、当業者であれば容易に理解される。したがって、本発明は、以下に示す実施の形態の記載内容に限定して解釈されるものではない。
なお、本発明の一態様に係る温度センサ回路は、集積回路、RFタグ、半導体表示装置など、あらゆる半導体装置に用いることができる。また、本発明は、温度センサ回路が用いられた上記半導体装置を、その範疇に含む。なお、集積回路には、マイクロプロセッサ、画像処理回路、DSP(Digital Signal Processor)、マイクロコントローラなどを含むLSI(Large Scale Integrated Circuit)、FPGA(Field Programmable Gate Array)やCPLD(Complex PLD)などのプログラマブル論理回路(PLD:Programmable Logic Device)が、その範疇に含まれる。また、半導体表示装置には、液晶表示装置、有機発光素子(OLED)に代表される発光素子を各画素に備えた発光装置、電子ペーパー、DMD(Digital Micromirror Device)、PDP(Plasma Display Panel)、FED(Field Emission Display)などが、その範疇に含まれる。
(実施の形態1)
図1に、本発明の一態様に係る温度センサ回路の構成例を示す。図1に示す温度センサ回路100は、半導体素子101、半導体素子102、定電流回路103、定電流回路104、増幅回路105を有する。
半導体素子101には、酸化物半導体が用いられている。そして、半導体素子101と定電流回路103とは、ローレベルの電位VSSが与えられるノードと、ハイレベルの電位VDDが与えられるノードとの間において、直列に接続されている。具体的に、半導体素子101の第1端子は、電位VSSが与えられるノードに接続されており、半導体素子101の第2端子と電位VDDが与えられるノードの間に、定電流回路103が接続されている。
また、半導体素子102には、温度特性が酸化物半導体よりも大きい半導体、例えば単結晶、多結晶、微結晶、アモルファスなどの結晶状態を有するシリコンなどが用いられているが、これには限定されない。そして、半導体素子102と定電流回路104とは、電位VSSが与えられるノードと、電位VDDが与えられるノードとの間において、直列に接続されている。具体的に、半導体素子102の第1端子は、電位VSSが与えられるノードに接続されており、半導体素子102の第2端子と電位VDDが与えられるノードの間に、定電流回路104が接続されている。
なお、図1では、半導体素子101及び定電流回路103と、半導体素子102及び定電流回路104とが、共に、電位VSSが与えられるノードと電位VDDが与えられるノードとの間において、直列に接続されている場合を例示している。しかし、半導体素子101及び定電流回路103が、ローレベルの電位VSS1が与えられるノードとハイレベルの電位VDD1が与えられるノードとの間において、直列に接続され、半導体素子102及び定電流回路104が、電位VSS1とは異なるローレベルの電位VSS2が与えられるノードと、電位VDD1とは異なるハイレベルの電位VDD2が与えられるノードとの間において、直列に接続されていても良い。
そして、定電流回路103から半導体素子101に規定の順電流I101を流したときの、半導体素子101の第1端子と第2端子の間に発生する電圧を、順電圧V101とする。半導体素子101は、酸化物半導体を用いているため、温度特性が小さい。よって、上記順電圧V101は、半導体素子101の温度の影響を受けにくく、順電圧V101には半導体素子101の温度が反映されにくい。
一方、定電流回路104から半導体素子102に規定の順電流I102を流したときの、半導体素子102の第1端子と第2端子の間に発生する電圧を、順電圧V102とする。半導体素子102は、温度特性が半導体素子101よりも大きい。よって、上記順電圧V102は、半導体素子102の温度が高いほど小さくなる傾向にある。具体的に、シリコンを用いた半導体素子102の場合、順電圧V102は−2mV/℃程度で変化する。したがって、順電圧V102には、検出対象の温度が反映されているといえる。
そして、増幅回路105は、順電圧V101と順電圧V102の差分の電圧を増幅し、増幅回路105の出力端子110から、電圧Voutとして出力する機能を有する。具体的に、図1に示す温度センサ回路100では、電位VSSに順電圧V101が加算されることで得られる、半導体素子101の第2端子の電位と、電位VSSに順電圧V102が加算されることで得られる、半導体素子102の第2端子の電位とが、増幅回路105に与えられている。増幅回路105として、例えば、差動増幅回路などを用いることができる。
なお、順電圧V102には、半導体素子102における温度の他に、定電流回路104から供給される順電流I102の値の温度による変動や、定電流回路104を構成するトランジスタの電気的特性のばらつきなどが、情報として含まれている。また、順電圧V101には、半導体素子101における温度の情報は含まれていないと考えられるが、定電流回路103から供給される順電流I101の値の温度による変動や、定電流回路103を構成するトランジスタの電気的特性のばらつきなどが、情報として含まれている。よって、定電流回路103と定電流回路104の間において、温度特性、トランジスタの電気的特性などに違いがないと仮定するならば、増幅回路105において順電圧V101と順電圧V102の差分の電圧を増幅することで得られる電圧Voutでは、定電流回路103と定電流回路104の温度特性、トランジスタの電気的特性などが相殺されている。よって、本発明の一態様に係る温度センサ回路100では、定電流回路104から半導体素子102に供給される電流値の温度による変動や、定電流回路104を構成するトランジスタの電気的特性のばらつきなど、半導体素子102の順電圧V102に影響を及ぼす要素であり、なおかつ、検出対象における温度以外の要素が、測定値である電圧Voutに与える影響を排除し、より正確な検出対象における温度の情報を得ることができる。
なお、半導体素子101に流す順電流I101と、半導体素子102に流す順電流I102とは、必ずしも同じ値にする必要はない。ただし、順電流I101と順電流I102とを同程度とすることで、定電流回路103及び定電流回路104の温度特性や、トランジスタの電気的特性の違いなどを、より正確に相殺させることができる。
次いで、図1に示した温度センサ回路100の、より具体的な構成例を図2(A)に示す。
図2(A)に示す温度センサ回路100では、半導体素子101としてトランジスタ101tを用い、半導体素子102としてトランジスタ102tを用いている。具体的に、トランジスタ101tは、ソース端子及びドレイン端子の一方が、電位VSSの与えられるノードに接続され、ソース端子及びドレイン端子の他方と、ゲート電極とが、定電流回路103に接続されている。そして、ソース端子及びドレイン端子の他方の電位と、ゲート電極の電位とが、増幅回路105に与えられる。また、トランジスタ102tは、ソース端子及びドレイン端子の一方が、電位VSSの与えられるノードに接続され、ソース端子及びドレイン端子の他方と、ゲート電極とが、定電流回路104に接続されている。そして、ソース端子及びドレイン端子の他方の電位と、ゲート電極の電位とが、増幅回路105に与えられる。
なお、温度センサ回路100は、必要に応じて、トランジスタ、ダイオード、抵抗素子、インダクタンスなどのその他の回路素子を、さらに有していても良い。
また、本明細書において、トランジスタのソース端子とは、活性層としての機能を有する半導体膜の一部であるソース領域、或いは活性層としての機能を有する半導体膜に接続されたソース電極を意味する。同様に、トランジスタのドレイン端子とは、活性層としての機能を有する半導体膜の一部であるドレイン領域、或いは活性層としての機能を有する半導体膜に接続されたドレイン電極を意味する。
また、トランジスタが有するソース端子とドレイン端子は、トランジスタのチャネル型及びソース端子とドレイン端子に与えられる電位の高低によって、その呼び方が入れ替わる。一般的に、nチャネル型のトランジスタでは、ソース端子とドレイン端子のうち、低い電位が与えられる方がソース端子と呼ばれ、高い電位が与えられる方がドレイン端子と呼ばれる。また、pチャネル型のトランジスタでは、ソース端子とドレイン端子のうち、低い電位が与えられる方がドレイン端子と呼ばれ、高い電位が与えられる方がソース端子と呼ばれる。本明細書では、便宜上、ソース端子とドレイン端子とが固定されているものと仮定して、トランジスタの接続関係を説明する場合があるが、実際には上記電位の関係に従ってソース端子とドレイン端子の呼び方が入れ替わる。
そして、トランジスタ101tは活性層に酸化物半導体が用いられ、トランジスタ102tは活性層に、酸化物半導体よりも温度特性の大きい半導体が用いられている。
図2(B)に、トランジスタ101tの断面構造を、一例として示す。図2(B)において、トランジスタ101tは、絶縁表面を有する基板120上に、活性層として機能する半導体膜121と、半導体膜121上のソース電極122及びドレイン電極123と、半導体膜121、ソース電極122及びドレイン電極123上のゲート絶縁膜124と、ソース電極122及びドレイン電極123の間において、半導体膜121と重なるようにゲート絶縁膜124上に位置するゲート電極125とを有している。
また、トランジスタ101t上には絶縁膜126が設けられており、ゲート絶縁膜124及び絶縁膜126に設けられた開口部において、ゲート電極125及びドレイン電極123に接続された導電膜127が、絶縁膜126上に設けられている。
図2(B)に示すトランジスタ101tでは、半導体膜121のうち、ソース電極122及びドレイン電極123の間において、ゲート電極125と重なる領域がチャネル形成領域121cに相当する。また、半導体膜121のうちソース電極122と重なる領域がソース領域121sに相当し、半導体膜121のうちドレイン電極123と重なる領域がドレイン領域121dに相当する。
本発明の一態様では、半導体膜121のうち少なくともチャネル形成領域121cに酸化物半導体が含まれていれば良いが、半導体膜121全体に酸化物半導体が含まれていても良い。
次いで、酸化物半導体膜を活性層として用いたトランジスタと、単結晶のシリコン膜を活性層として用いたトランジスタについて、温度を変化させたときの、ゲート電圧Vgに対するドレイン電流Idの実測値について説明する。なお、ゲート電圧Vgは、ソース電極の電位を基準としたときのゲート電極の電圧を意味する。
なお、測定は、ドレイン電圧Vdを0.1Vとし、ゲート電圧Vgを−3Vから+3Vまでの範囲として、行った。なお、ドレイン電圧Vdとは、ソース電極の電位を基準としたときのドレイン電極の電圧を意味する。また、基板温度が−40℃、−25℃、25℃、85℃、125℃、150℃の場合について、測定を行った。
図10(A)に、酸化物半導体膜を活性層として用いたトランジスタ(OSFET)の、ゲート電圧Vgとドレイン電流Idの関係を、基板温度ごとにまとめたグラフを示す。測定に用いたOSFETは、In−Ga−Zn系酸化物半導体を活性層に用い、チャネル長が10nm、チャネル幅が10nm、比誘電率が4.1であるゲート絶縁膜の膜厚が20nmであった。
また、図10(B)に、単結晶のシリコン膜を活性層として用いたトランジスタ(SiFET)の、ゲート電圧Vgとドレイン電流Idの関係を、基板温度ごとにまとめたグラフを示す。測定に用いたSiFETはnチャネル型であり、チャネル長が1.5nm、チャネル幅が20nm、比誘電率が4.1であるゲート絶縁膜の膜厚が20nmであった。
図10(A)及び図10(B)では、基板温度が−40℃、−25℃、25℃、85℃、125℃、150℃の順に高くなるに従って、矢印で示すように、ゲート電圧Vgに対するドレイン電流Idの値に変化が見られた。しかし、図10(A)と図10(B)から、SiFETはOSFETに比べて、基板温度が高いほどS値が大きくなり、シフト値の変化が大きいことが分かった。なお、シフト値とは、ドレイン電流Idが10−12Aであるときの、ゲート電圧Vgの値に相当する。また、OSFETはSiFETに比べて、オンの状態においてゲート電圧Vgが閾値電圧に近い程、ドレイン電流Idの温度変化が小さいことが分かった。
図11(A)に、基板温度が25℃であるときのシフト値を基準とし、基板温度に対する、上記OSFETとSiFETのシフト値の変化量を示す。図11(A)からも、OSFETの方がSiFETよりも、シフト値の温度変化が小さいことが分かった。
また、図11(B)に、基板温度が25℃であるときのS値を基準とし、基板温度に対する、上記OSFETとSiFETのS値の変化量を示す。図11(B)からも、OSFETの方がSiFETよりも、S値の温度変化が小さいことが分かった。
トランジスタ101tの例でも分かるとおり、酸化物半導体をチャネル形成領域に含むトランジスタは、ドレイン電流の温度特性が小さい。よって、酸化物半導体をチャネル形成領域に含むトランジスタを、図1及び図2(A)に示した半導体素子101に用いることで、検出対象における正確な温度の情報を得ることができる。
なお、酸化物半導体としては、少なくともインジウム(In)あるいは亜鉛(Zn)を含むことが好ましい。また、該酸化物半導体を用いたトランジスタの電気的特性のばらつきを減らすためのスタビライザーとして、それらに加えてガリウム(Ga)を有することが好ましい。また、スタビライザーとしてスズ(Sn)を有することが好ましい。また、スタビライザーとしてハフニウム(Hf)を有することが好ましい。また、スタビライザーとしてアルミニウム(Al)を有することが好ましい。また、スタビライザーとしてジルコニウム(Zr)を含むことが好ましい。
また、他のスタビライザーとして、ランタノイドである、ランタン(La)、セリウム(Ce)、プラセオジム(Pr)、ネオジム(Nd)、サマリウム(Sm)、ユウロピウム(Eu)、ガドリニウム(Gd)、テルビウム(Tb)、ジスプロシウム(Dy)、ホルミウム(Ho)、エルビウム(Er)、ツリウム(Tm)、イッテルビウム(Yb)、ルテチウム(Lu)のいずれか一種または複数種を含んでいてもよい。
例えば、酸化物半導体として、酸化インジウム、酸化ガリウム、酸化スズ、酸化亜鉛、二元系金属の酸化物であるIn−Zn系酸化物、Sn−Zn系酸化物、Al−Zn系酸化物、Zn−Mg系酸化物、Sn−Mg系酸化物、In−Mg系酸化物、In−Ga系酸化物、三元系金属の酸化物であるIn−Ga−Zn系酸化物(IGZOとも表記する)、In−Al−Zn系酸化物、In−Sn−Zn系酸化物、Sn−Ga−Zn系酸化物、Al−Ga−Zn系酸化物、Sn−Al−Zn系酸化物、In−Hf−Zn系酸化物、In−La−Zn系酸化物、In−Ce−Zn系酸化物、In−Pr−Zn系酸化物、In−Nd−Zn系酸化物、In−Sm−Zn系酸化物、In−Eu−Zn系酸化物、In−Gd−Zn系酸化物、In−Tb−Zn系酸化物、In−Dy−Zn系酸化物、In−Ho−Zn系酸化物、In−Er−Zn系酸化物、In−Tm−Zn系酸化物、In−Yb−Zn系酸化物、In−Lu−Zn系酸化物、四元系金属の酸化物であるIn−Sn−Ga−Zn系酸化物、In−Hf−Ga−Zn系酸化物、In−Al−Ga−Zn系酸化物、In−Sn−Al−Zn系酸化物、In−Sn−Hf−Zn系酸化物、In−Hf−Al−Zn系酸化物を用いることができる。
なお、例えば、In−Ga−Zn系酸化物とは、InとGaとZnを含む酸化物という意味であり、InとGaとZnの比率は問わない。また、InとGaとZn以外の金属元素を含んでいてもよい。In−Ga−Zn系酸化物は、無電界時の抵抗が十分に高くオフ電流を十分に小さくすることが可能であり、また、移動度も高い。
例えば、In:Ga:Zn=1:1:1(=1/3:1/3:1/3)あるいはIn:Ga:Zn=2:2:1(=2/5:2/5:1/5)の原子比のIn−Ga−Zn系酸化物やその組成の近傍の酸化物を用いることができる。あるいは、In:Sn:Zn=1:1:1(=1/3:1/3:1/3)、In:Sn:Zn=2:1:3(=1/3:1/6:1/2)あるいはIn:Sn:Zn=2:1:5(=1/4:1/8:5/8)の原子比のIn−Sn−Zn系酸化物やその組成の近傍の酸化物を用いるとよい。
例えば、In−Sn−Zn系酸化物では比較的容易に高い移動度が得られる。しかしながら、In−Ga−Zn系酸化物でも、バルク内欠陥密度を低減することにより移動度を上げることができる。
なお、酸化物半導体の中でもIn−Ga−Zn系酸化物、In−Sn−Zn系酸化物などは、スパッタリング法や湿式法により電気的特性の優れたトランジスタを作製することが可能であり、量産性に優れるといった利点がある。また、上記酸化物半導体In−Ga−Zn系酸化物は室温でも成膜が可能なため、ガラス基板上或いはシリコンを用いた集積回路上に、電気的特性の優れたトランジスタを作製することが可能である。また、基板の大型化にも対応が可能である。
以下では、酸化物半導体膜の構造について説明する。
酸化物半導体膜は、単結晶酸化物半導体膜と非単結晶酸化物半導体膜とに大別される。非単結晶酸化物半導体膜とは、非晶質酸化物半導体膜、微結晶酸化物半導体膜、多結晶酸化物半導体膜、CAAC−OS(C Axis Aligned Crystalline Oxide Semiconductor)膜などをいう。
非晶質酸化物半導体膜は、膜中における原子配列が不規則であり、結晶成分を有さない酸化物半導体膜である。微小領域においても結晶部を有さず、膜全体が完全な非晶質構造の酸化物半導体膜が典型である。
微結晶酸化物半導体膜は、例えば、1nm以上10nm未満の大きさの微結晶(ナノ結晶ともいう。)を含む。従って、微結晶酸化物半導体膜は、非晶質酸化物半導体膜よりも原子配列の規則性が高い。そのため、微結晶酸化物半導体膜は、非晶質酸化物半導体膜よりも欠陥準位密度が低いという特徴がある。
CAAC−OS膜は、複数の結晶部を有する酸化物半導体膜の一つであり、ほとんどの結晶部は、一辺が100nm未満の立方体内に収まる大きさである。従って、CAAC−OS膜に含まれる結晶部は、一辺が10nm未満、5nm未満または3nm未満の立方体内に収まる大きさの場合も含まれる。CAAC−OS膜は、微結晶酸化物半導体膜よりも欠陥準位密度が低いという特徴がある。以下、CAAC−OS膜について詳細な説明を行う。
CAAC−OS膜を透過型電子顕微鏡(TEM:Transmission Electron Microscope)によって観察すると、結晶部同士の明確な境界、即ち結晶粒界(グレインバウンダリーともいう。)を確認することができない。そのため、CAAC−OS膜は、結晶粒界に起因する電子移動度の低下が起こりにくいといえる。
本明細書において、「平行」とは、二つの直線が−10°以上10°以下の角度で配置されている状態をいう。従って、−5°以上5°以下の場合も含まれる。また、「垂直」とは、二つの直線が80°以上100°以下の角度で配置されている状態をいう。従って、85°以上95°以下の場合も含まれる。
CAAC−OS膜を、試料面と概略平行な方向からTEMによって観察(断面TEM観察)すると、結晶部において、金属原子が層状に配列していることを確認できる。金属原子の各層は、CAAC−OS膜の膜を形成する面(被形成面ともいう。)または上面の凹凸を反映した形状であり、CAAC−OS膜の被形成面または上面と平行に配列する。
一方、CAAC−OS膜を、試料面と概略垂直な方向からTEMによって観察(平面TEM観察)すると、結晶部において、金属原子が三角形状または六角形状に配列していることを確認できる。しかしながら、異なる結晶部間で、金属原子の配列に規則性は見られない。
断面TEM観察および平面TEM観察より、CAAC−OS膜の結晶部は配向性を有していることがわかる。
CAAC−OS膜に対し、X線回折(XRD:X−Ray Diffraction)装置を用いて構造解析を行うと、例えばInGaZnOの結晶を有するCAAC−OS膜のout−of−plane法による解析では、回折角(2θ)が31°近傍にピークが現れる場合がある。このピークは、InGaZnOの結晶の(009)面に帰属されることから、CAAC−OS膜の結晶がc軸配向性を有し、c軸が被形成面または上面に概略垂直な方向を向いていることが確認できる。
一方、CAAC−OS膜に対し、c軸に概略垂直な方向からX線を入射させるin−plane法による解析では、2θが56°近傍にピークが現れる場合がある。このピークは、InGaZnOの結晶の(110)面に帰属される。InGaZnOの単結晶酸化物半導体膜であれば、2θを56°近傍に固定し、試料面の法線ベクトルを軸(φ軸)として試料を回転させながら分析(φスキャン)を行うと、(110)面と等価な結晶面に帰属されるピークが6本観察される。これに対し、CAAC−OS膜の場合は、2θを56°近傍に固定してφスキャンした場合でも、明瞭なピークが現れない。
以上のことから、CAAC−OS膜では、異なる結晶部間ではa軸およびb軸の配向は不規則であるが、c軸配向性を有し、かつc軸が被形成面または上面の法線ベクトルに平行な方向を向いていることがわかる。従って、前述の断面TEM観察で確認された層状に配列した金属原子の各層は、結晶のab面に平行な面である。
なお、結晶部は、CAAC−OS膜を成膜した際、または加熱処理などの結晶化処理を行った際に形成される。上述したように、結晶のc軸は、CAAC−OS膜の被形成面または上面の法線ベクトルに平行な方向に配向する。従って、例えば、CAAC−OS膜の形状をエッチングなどによって変化させた場合、結晶のc軸がCAAC−OS膜の被形成面または上面の法線ベクトルと平行にならないこともある。
また、CAAC−OS膜中の結晶化度が均一でなくてもよい。例えば、CAAC−OS膜の結晶部が、CAAC−OS膜の上面近傍からの結晶成長によって形成される場合、上面近傍の領域は、被形成面近傍の領域よりも結晶化度が高くなることがある。また、CAAC−OS膜に不純物を添加する場合、不純物が添加された領域の結晶化度が変化し、部分的に結晶化度の異なる領域が形成されることもある。
なお、InGaZnOの結晶を有するCAAC−OS膜のout−of−plane法による解析では、2θが31°近傍のピークの他に、2θが36°近傍にもピークが現れる場合がある。2θが36°近傍のピークは、ZnGaの結晶の(311)面に帰属されることから、InGaZnOの結晶を有するCAAC−OS膜中の一部に、ZnGaの結晶が含まれることを示している。CAAC−OS膜は、2θが31°近傍にピークを示し、2θが36°近傍にピークを示さないことが好ましい。
CAAC−OS膜を用いたトランジスタは、可視光や紫外光の照射による電気的特性の変動が小さい。よって、当該トランジスタは、信頼性が高い。
なお、酸化物半導体膜は、例えば、非晶質酸化物半導体膜、微結晶酸化物半導体膜、CAAC−OS膜のうち、二種以上を有する積層膜であってもよい。
CAAC−OS膜は、例えば、多結晶である金属酸化物ターゲットを用い、スパッタリング法によって成膜する。当該ターゲットにイオンが衝突すると、ターゲットに含まれる結晶領域がa−b面から劈開し、a−b面に平行な面を有する平板状またはペレット状のスパッタリング粒子として剥離することがある。この場合、当該平板状のスパッタリング粒子が、結晶状態を維持したまま基板に到達することで、CAAC−OS膜を成膜することができる。
また、CAAC−OS膜を成膜するために、以下の条件を適用することが好ましい。
成膜時の不純物混入を低減することで、不純物によって結晶状態が崩れることを抑制できる。例えば、処理室内に存在する不純物濃度(水素、水、二酸化炭素および窒素など)を低減すればよい。また、成膜ガス中の不純物濃度を低減すればよい。具体的には、露点が−80℃以下、好ましくは−100℃以下である成膜ガスを用いる。
また、成膜時の基板加熱温度を高めることで、基板到達後にスパッタリング粒子のマイグレーションが起こる。具体的には、基板加熱温度を100℃以上740℃以下、好ましくは200℃以上500℃以下として成膜する。成膜時の基板加熱温度を高めることで、平板状のスパッタリング粒子が基板に到達した場合、基板上でマイグレーションが起こり、スパッタリング粒子の平らな面が基板に付着する。
また、成膜ガス中の酸素割合を高め、電力を最適化することで成膜時のプラズマダメージを軽減すると好ましい。成膜ガス中の酸素割合は、30体積%以上、好ましくは100体積%とする。
ターゲットの一例として、In−Ga−Zn系酸化物ターゲットについて以下に示す。
InO粉末、GaO粉末およびZnO粉末を所定のmol数比で混合し、加圧処理後、1000℃以上1500℃以下の温度で加熱処理をすることで多結晶であるIn−Ga−Zn系酸化物ターゲットとする。なお、X、YおよびZは任意の正数である。ここで、所定のmol数比は、例えば、InO粉末、GaO粉末およびZnO粉末が、2:2:1、8:4:3、3:1:1、1:1:1、4:2:3または3:1:2である。なお、粉末の種類、およびその混合するmol数比は、作製するターゲットによって適宜変更すればよい。
なお、アルカリ金属は酸化物半導体を構成する元素ではないため、不純物である。アルカリ土類金属も、酸化物半導体を構成する元素ではない場合において、不純物となる。特に、アルカリ金属のうちNaは、酸化物半導体膜に接する絶縁膜が酸化物である場合、当該絶縁膜中に拡散してNaとなる。また、Naは、酸化物半導体膜内において、酸化物半導体を構成する金属と酸素の結合を分断する、或いは、その結合中に割り込む。その結果、例えば、閾値電圧がマイナス方向にシフトすることによるノーマリオン化、移動度の低下等の、トランジスタの電気的特性の劣化が起こり、加えて、特性のばらつきも生じる。具体的に、二次イオン質量分析法によるNa濃度の測定値は、5×1016/cm以下、好ましくは1×1016/cm以下、更に好ましくは1×1015/cm以下とするとよい。同様に、Li濃度の測定値は、5×1015/cm以下、好ましくは1×1015/cm以下とするとよい。同様に、K濃度の測定値は、5×1015/cm以下、好ましくは1×1015/cm以下とするとよい。
なお、図2(B)では、トランジスタ101tが、一のゲート電極125に対応した一のチャネル形成領域121cを有する、シングルゲート構造である場合を例示している。しかし、トランジスタ101tは、電気的に接続された複数のゲート電極を有することで、一の活性層にチャネル形成領域を複数有する、マルチゲート構造であっても良い。
また、トランジスタ101tは、ゲート電極を活性層の片側において少なくとも有していれば良いが、活性層を間に挟んで存在する一対のゲート電極を有していても良い。トランジスタが、活性層を間に挟んで存在する一対のゲート電極を有している場合、一方のゲート電極にはスイッチングを制御するための信号が与えられ、他方のゲート電極は、電気的に絶縁されたフローティングの状態であっても良いし、電位が他から与えられている状態であっても良い。後者の場合、一対の電極に、同じ電位が与えられていても良いし、他方のゲート電極にのみ接地電位などの固定の電位が与えられていても良い。他方のゲート電極に与える電位を制御することで、トランジスタ101tの閾値電圧を制御することができる。
なお、本明細書において接続とは電気的な接続を意味しており、電流、電圧または電位が、供給可能、或いは伝送可能な状態に相当する。従って、接続している状態とは、直接接続している状態を必ずしも指すわけではなく、電流、電圧または電位が、供給可能、或いは伝送可能であるように、抵抗素子、ダイオード、トランジスタ、容量素子などの回路素子を介して間接的に接続している状態も、その範疇に含む。
次いで、図3に、本発明の一態様に係る温度センサ回路の、別の構成例を示す。図3に示す温度センサ回路100は、図1に示す温度センサ回路100と同様に、半導体素子101、半導体素子102、定電流回路103、定電流回路104、増幅回路105を有する。さらに、図3に示す温度センサ回路100は、ADC(アナログデジタル変換回路)106、演算回路107、及びLUT(ルックアップテーブル)108を有する。
増幅回路105から出力される出力電圧Voutは、検出対象の温度が時間の経過に従い連続的に変化するのに合わせて、その値が変化する。ADC106は、上記出力電圧Voutの値を、所定の期間において取得し、保持する機能、すなわちサンプリングを行う機能を有する。そして、ADC106は、サンプリングされた出力電圧Voutの値を、アナログからデジタルに変換する機能を有する。
LUT108には、ADC106においてデジタルに変換された電圧Voutの値と、検出対象の温度の情報とが関連づけられた、データの集合体が保存されている。演算回路107は、LUT108に保存されている上記データを参照し、デジタルに変換された電圧Voutの値を用い、温度センサ回路100の後段に位置する回路または装置の規格に合わせて、検出対象の温度の情報を含む信号を、演算処理により生成する機能を有する。上記信号の電圧は、出力端子109から出力される。
なお、本発明の一態様に係る温度センサ回路100は、演算回路107の演算処理に用いられるその他のデータを記憶するための記憶装置や、演算処理の過程で一時的にデータを記憶するための緩衝記憶装置などを、さらに有していても良い。
なお、本発明の一態様に係る温度センサ回路100は、電圧Voutに信号処理を施す回路を、さらに有していても良い。上記回路として、例えば、フィルタ回路、リニアライズ回路などを有していても良い。フィルタ回路は、電圧Voutに含まれるノイズを除去する機能を有する。リニアライズ回路は、電圧Voutの値と、検出対象の物理量との関係が直線となるように、電圧Voutに補正をかける機能を有する。
また、本発明の一態様に係る温度センサ回路100は、温度特性の違い、或いはトランジスタの電気的特性の違いなどによって生じる、定電流回路103と定電流回路104間の出力される電流値の違いを補正するための機能を有する、電流設定回路を有していても良い。
次いで、定電流回路103及び定電流回路104の、具体的な構成例について説明する。図5に、定電流回路103の構成例を示す。なお、図5では、定電流回路103の構成例を示しているが、定電流回路104の構成も、定電流回路103と同じ構成を有していても良い。
図5(A)に示す定電流回路103は、nチャネル型のトランジスタ140を有する。トランジスタ140は、ソース端子及びドレイン端子の一方が、電位VDDの与えられるノードに接続され、ソース端子及びドレイン端子の他方及びゲート電極が、半導体素子101の第2端子に接続されている。
また、図5(B)に示す定電流回路103は、nチャネル型のトランジスタ140及び抵抗素子141を有する。トランジスタ140は、ソース端子及びドレイン端子の一方が、電位VDDの与えられるノードに接続され、ソース端子及びドレイン端子の他方及びゲート電極が、抵抗素子141の一方の端子に接続されている。抵抗素子141の他方の端子は、半導体素子101の第2端子に接続されている。
次いで、図4に、本発明の一態様に係る温度センサ回路の、別の構成例を示す。図4に示す温度センサ回路100は、図1に示した温度センサ回路100と同様に、半導体素子101、半導体素子102、増幅回路105を有する。さらに、図4に示す温度センサ回路100は、定電圧回路201、定電圧回路202、負荷203、負荷204、電圧源213を有する。
定電圧回路201は、半導体素子101の第2端子と電位VDDが与えられるノードの間において、接続されている。定電圧回路202は、半導体素子102の第2端子と電位VDDが与えられるノードの間において、接続されている。
具体的に、定電圧回路201は、nチャネル型のトランジスタ205、差動増幅回路207を有する。負荷203は、ハイレベルの電位VDDが与えられるノードと、トランジスタ205のソース端子及びドレイン端子の一方との間において、接続されている。半導体素子101の第2端子は、トランジスタ205のソース端子及びドレイン端子の他方に接続され、半導体素子101の第1端子は、ローレベルの電位VSSが与えられるノードに接続されている。差動増幅回路207は、反転入力端子(−)が半導体素子101の第2端子に接続され、非反転入力端子(+)が電圧源213に接続され、出力端子がトランジスタ205のゲート電極に接続されている。
上記構成を有する定電圧回路201により、半導体素子101の第1端子と第2端子の間には、電圧源213から出力される電圧と、ほぼ同じ大きさの電圧が供給される。そして、半導体素子101に流れる電流が、トランジスタ205を介して負荷203に流れることで、負荷203の端子間に電圧が生じる。負荷203の端子間に生じる上記電圧は、半導体素子101に流れる電流値が反映されている。
また、具体的に、定電圧回路202は、nチャネル型のトランジスタ206、差動増幅回路208を有する。負荷204は、ハイレベルの電位VDDが与えられるノードと、トランジスタ206のソース端子及びドレイン端子の一方との間において、接続されている。半導体素子102の第2端子は、トランジスタ206のソース端子及びドレイン端子の他方に接続され、半導体素子102の第1端子は、ローレベルの電位VSSが与えられるノードに接続されている。差動増幅回路208は、反転入力端子(−)が半導体素子102の第2端子に接続され、非反転入力端子(+)が電圧源213に接続され、出力端子がトランジスタ206のゲート電極に接続されている。
上記構成を有する定電圧回路202により、半導体素子102の第1端子と第2端子の間には、電圧源213から出力される電圧と、ほぼ同じ大きさの電圧が供給される。そして、半導体素子102に流れる電流が、トランジスタ206を介して負荷204に流れることで、負荷204の端子間に電圧が生じる。負荷204の端子間に生じる上記電圧は、半導体素子102に流れる電流値が反映されている。
そして、増幅回路105は、負荷203の端子間に生じる電圧と、負荷204の端子間に生じる電圧の差分の電圧を増幅し、増幅回路105の出力端子110から、電圧Voutとして増幅された電圧の差分を出力する機能を有する。具体的に、図4に示す温度センサ回路100では、電位VDDから負荷203の端子間に生じる電圧が差し引かれることで得られる電位と、電位VDDから負荷204の端子間に生じる電圧が差し引かれることで得られる電位とが、増幅回路105に与えられている。
なお、負荷204の端子間に生じる電圧には、半導体素子102における温度の他に、定電圧回路202から供給される電圧値の温度による変動や、定電圧回路202を構成するトランジスタの電気的特性のばらつきなどが、情報として含まれている。また、負荷203の端子間に生じる電圧には、半導体素子101における温度の情報は含まれていないと考えられるが、定電圧回路201から供給される電圧値の温度による変動や、定電圧回路201を構成するトランジスタの電気的特性のばらつきなどが、情報として含まれている。よって、定電圧回路201と定電圧回路202の間において、温度特性、トランジスタの電気的特性などに違いがないと仮定するならば、増幅回路105において負荷203の端子間に生じる電圧と、負荷204の端子間に生じる電圧の、差分の電圧を増幅することで得られる電圧Voutでは、定電圧回路201と定電圧回路202の温度特性、トランジスタの電気的特性などが相殺されている。よって、本発明の一態様に係る温度センサ回路100では、定電圧回路202から半導体素子102に供給される電圧値の温度による変動や、定電圧回路202を構成するトランジスタの電気的特性のばらつきなど、負荷204の端子間に生じる電圧に影響を及ぼす要素であり、なおかつ、検出対象における温度以外の要素が、測定値である電圧Voutに与える影響を排除し、より正確な検出対象における温度の情報を得ることができる。
なお、半導体素子101に供給する電圧と、半導体素子102に供給する電圧とは、必ずしも同じ値にする必要はない。ただし、上記電圧を同程度とすることで、定電圧回路201及び定電圧回路202の温度特性や、トランジスタの電気的特性の違いなどを、より正確に相殺させることができる。
また、負荷203または負荷204として、例えば、抵抗素子などを用いることができる。また、電圧源213として、例えば、ツェナーダイオードなどを用いることができる。
また、本発明の一態様に係る温度センサ回路100は、図4に示すように電圧源213を必ずしもその構成要素に含んでいる必要はなく、電圧源213は温度センサ回路100の外部に設けられていても良い。
また、図4に示した温度センサ回路100は、図3に示した温度センサ回路100が有するADC106、演算回路107、及びLUT108を、さらに有していても良い。また、フィルタ回路、リニアライズ回路などを有していても良い。
(実施の形態2)
次いで、本発明の一態様に係る半導体装置300の構成を、図6にブロック図で一例として示す。図6に示す半導体装置300は、温度センサ回路100と、信号処理回路301と、出力装置302とを有する。図6では、図1に示した温度センサ回路100を有する半導体装置の構成を例示しているが、本発明の一態様に係る半導体装置は、図2(A)、図3、または図4に示した温度センサ回路100を有していても良い。
温度センサ回路100から出力されたセンサ信号は、信号処理回路301に与えられる。信号処理回路301は、センサ信号を用いて、出力装置302の動作を制御するための信号を生成する。具体的に、上記信号は、上記センサ信号に含まれる温度の情報を、出力装置302において出力するための信号、或いは、上記センサ信号に情報として含まれる温度の情報に従って、出力装置302の動作を変更するための信号などが挙げられる。
出力装置302の具体例として、表示装置、プリンター、プロッター、音声出力装置などが挙げられる。例えば、出力装置302として表示装置を用いる場合、当該表示装置に上記温度の情報を表示させることができる。或いは、出力装置302として表示装置を用いる場合、当該表示装置の輝度またはコントラストが上記温度に合わせて変化するのを防ぐために、温度の情報を用いて表示装置の輝度またはコントラストを調整することができる。
図7を用いて、本発明の一態様に係る半導体装置300の、具体的な構成例について説明する。
液晶表示装置では、液晶層に用いられる液晶材料の光学特性、具体的には印加電圧に対する透過率の特性が、温度によって変化する場合がある。図7に示す半導体装置300では、温度センサ回路100において検出対象である液晶層の温度を測定し、出力装置302である液晶表示装置において、液晶素子に印加する電圧を上記温度に合わせて調整することで、温度変化に起因するコントラストの変化を抑えることができる。
具体的に、図7に示す半導体装置300は、図6に示す半導体装置300と同様に、温度センサ回路100と、信号処理回路301と、出力装置302とを有する。そして、図7では、出力装置302が、コントローラ310と、パネル311とを有する。また、パネル311は、各画素に液晶素子313を有する画素部312と、画素部312の動作を制御する駆動回路314及び駆動回路315とを、有する。液晶素子313は、画像信号により電位が制御される画素電極と、所定の基準電位が与えられる共通電極と、画素電極と共通電極により電圧が印加される液晶層とを有する。
信号処理回路301には、温度センサ回路100から、液晶素子313の温度の情報を含むセンサ信号が入力される。信号処理回路301は、上記温度の情報を含むセンサ信号に従って、液晶素子313の透過率を調整するための信号を生成する。出力装置302では、液晶素子313の透過率を調整するための上記信号に従い、コントローラ310が、共通電極に与えられる基準電位を調整するなどして、液晶素子313に印加する電圧を調整する。
また、コントローラ310は、画像信号316に信号処理を施し、駆動回路314または駆動回路315に上記画像信号を供給する機能や、駆動回路314及び駆動回路315の動作を制御するための駆動信号を生成し、駆動回路314及び駆動回路315に供給する機能を有する。
本実施の形態は、他の実施の形態と適宜組み合わせて実施することが可能である。
(実施の形態3)
次いで、酸化物半導体を活性層に用いたトランジスタの構造例について説明する。
図8(A)に示すトランジスタ601は、チャネルエッチ構造の、ボトムゲート型である。
トランジスタ601は、絶縁表面上に形成されたゲート電極602と、ゲート電極602上のゲート絶縁膜603と、ゲート絶縁膜603上においてゲート電極602と重なっている、活性層として機能する酸化物半導体膜604と、酸化物半導体膜604上に形成された導電膜605、導電膜606とを有する。さらに、トランジスタ601は、酸化物半導体膜604、導電膜605及び導電膜606上に形成された絶縁膜607を、その構成要素に含めても良い。
なお、図8(A)に示したトランジスタ601は、酸化物半導体膜604と重なる位置において絶縁膜607上に形成されたゲート電極を、更に有していても良い。
図8(B)に示すトランジスタ611は、チャネル保護構造の、ボトムゲート型である。
トランジスタ611は、絶縁表面上に形成されたゲート電極612と、ゲート電極612上のゲート絶縁膜613と、ゲート絶縁膜613上においてゲート電極612と重なっている、活性層として機能する酸化物半導体膜614と、酸化物半導体膜614上に形成されたチャネル保護膜618と、酸化物半導体膜614上に形成された導電膜615、導電膜616とを有する。さらに、トランジスタ611は、チャネル保護膜618、導電膜615及び導電膜616上に形成された絶縁膜617を、その構成要素に含めても良い。
なお、図8(B)に示したトランジスタ611は、酸化物半導体膜614と重なる位置において絶縁膜617上に形成されたゲート電極を、更に有していても良い。
チャネル保護膜618を設けることによって、酸化物半導体膜614のチャネル形成領域となる部分に対する、後の工程における、エッチング時のプラズマやエッチング剤による膜減りなどのダメージを防ぐことができる。従ってトランジスタ611の信頼性を向上させることができる。
図8(C)に示すトランジスタ621は、ボトムコンタクト構造の、ボトムゲート型である。
トランジスタ621は、絶縁表面上に形成されたゲート電極622と、ゲート電極622上のゲート絶縁膜623と、ゲート絶縁膜623上の導電膜625、導電膜626と、ゲート絶縁膜623上においてゲート電極622と重なっており、なおかつ導電膜625、導電膜626上に形成された、活性層として機能する酸化物半導体膜624とを有する。さらに、トランジスタ621は、導電膜625、導電膜626、及び酸化物半導体膜624上に形成された絶縁膜627を、その構成要素に含めても良い。
なお、図8(C)に示したトランジスタ621は、酸化物半導体膜624と重なる位置において絶縁膜627上に形成されたゲート電極を、更に有していても良い。
図8(D)に示すトランジスタ641は、ボトムコンタクト構造の、トップゲート型である。
トランジスタ641は、絶縁表面上に形成された、導電膜645、導電膜646と、導電膜645及び導電膜646上の、活性層として機能する酸化物半導体膜644と、酸化物半導体膜644、導電膜645及び導電膜646上に形成されたゲート絶縁膜643と、ゲート絶縁膜643上において酸化物半導体膜644と重なっているゲート電極642とを有する。さらに、トランジスタ641は、ゲート電極642上に形成された絶縁膜647を、その構成要素に含めても良い。
本実施の形態は、他の実施の形態と適宜組み合わせて実施することが可能である。
(実施の形態4)
図9に、発明の一態様に係る温度センサ回路の断面構造の一部を、一例として示す。なお、図9では、図2(A)に示す温度センサ回路100が有する、トランジスタ101tと、図5(A)に示す定電流回路103が有するトランジスタ140とが、積層されている場合を、図示している。
また、本実施の形態では、トランジスタ140が、単結晶のシリコン基板に形成され、酸化物半導体を活性層に用いたトランジスタ101tがトランジスタ140上に形成されている場合を例示している。トランジスタ140は、非晶質、微結晶、多結晶または単結晶である、シリコン又はゲルマニウムなどの薄膜の半導体を活性層に用いていても良い。
なお、薄膜のシリコンを用いてトランジスタ140を形成する場合、プラズマCVD法などの気相成長法若しくはスパッタリング法で作製された非晶質シリコン、非晶質シリコンをレーザーアニールなどの処理により結晶化させた多結晶シリコン、単結晶シリコンウェハに水素イオン等を注入して表層部を剥離した単結晶シリコンなどを用いることができる。
図9では、半導体基板400にnチャネル型のトランジスタ140が形成されている。
半導体基板400は、例えば、n型またはp型の導電性を有する単結晶シリコン基板、化合物半導体基板(GaAs基板、InP基板、GaN基板、SiC基板、GaP基板、GaInAsP基板、ZnSe基板等)等を用いることができる。図9では、n型の導電性を有する単結晶シリコン基板を用いた場合を例示している。
また、トランジスタ140は、素子分離用絶縁膜401により、トランジスタなどの他の半導体素子と、電気的に分離されている。素子分離用絶縁膜401の形成には、選択酸化法(LOCOS(Local Oxidation of Silicon)法)またはトレンチ分離法等を用いることができる。
nチャネル型であるトランジスタ140が形成される領域には、p型の導電性を付与する不純物元素を選択的に導入することにより、pウェル402を形成する。なお、p型の導電性を有する半導体基板を用いて、pチャネル型のトランジスタを形成する場合、pチャネル型のトランジスタが形成される領域には、n型の導電性を付与する不純物元素を選択的に導入することにより、nウェルと呼ばれる領域を形成する。
具体的に、トランジスタ140は、半導体基板400に形成された、ソース領域またはドレイン領域として機能する不純物領域403及び不純物領域404と、ゲート電極405と、半導体基板400とゲート電極405の間に設けられたゲート絶縁膜406とを有する。ゲート電極405は、ゲート絶縁膜406を間に挟んで、不純物領域403と不純物領域404の間に形成されるチャネル形成領域と重なる。
トランジスタ140上には、絶縁膜409が設けられている。絶縁膜409には開口部が形成されており、上記開口部に、不純物領域403、不純物領域404、及びゲート電極405にそれぞれ接する配線410乃至配線412が形成されている。
そして、配線410及び配線412は、絶縁膜409上に形成された配線415に接続されており、配線411は、絶縁膜409上に形成された配線416に接続されている。
配線415及び配線416上には、絶縁膜420が形成されている。絶縁膜420には開口部が形成されており、上記開口部に、配線415に接続された配線421が形成されている。
そして、図9では、絶縁膜420上にトランジスタ101tが形成されている。
トランジスタ101tは、絶縁膜420上に、酸化物半導体を含む半導体膜430と、半導体膜430上の、ソース電極またはドレイン電極として機能する導電膜432及び導電膜433と、半導体膜430、導電膜432及び導電膜433上のゲート絶縁膜431と、導電膜432と導電膜433の間において、ゲート絶縁膜431を間に挟んで半導体膜430と重なっているゲート電極434と、を有する。
そして、導電膜433は、配線421に接している。
トランジスタ101t上には、絶縁膜441が設けられている。絶縁膜441及びゲート絶縁膜431には開口部が設けられており、上記開口部において導電膜432に接する導電膜442と、上記開口部においてゲート電極434及び導電膜433に接する導電膜443と、上記開口部において導電膜433に接する導電膜444とが、絶縁膜441上に設けられている。
また、絶縁膜441、導電膜442乃至導電膜444上には絶縁膜445が設けられている。絶縁膜445には開口部が設けられており、開口部において導電膜442に接する導電膜446と、開口部において導電膜444に接する導電膜447とが、絶縁膜445上に設けられている。導電膜446及び導電膜447は、後に増幅回路の入力端子または電源に接続させるために、その表面の平坦性は高いことが望ましい。よって、導電性を有する粒子が分散された樹脂は、導電膜446及び導電膜447の材料として適している。ただし、樹脂はハンダとの密着性が乏しいので、導電膜446に接するように、ハンダとの密着性が高い導電材料で形成された導電膜448と、導電膜447に接するように、ハンダとの密着性が高い導電材料で形成された導電膜449とを、設ける。
本実施の形態は、他の実施の形態と適宜組み合わせて実施することができる。
100 温度センサ回路
101 半導体素子
101t トランジスタ
102 半導体素子
102t トランジスタ
103 定電流回路
104 定電流回路
105 増幅回路
106 ADC
107 演算回路
108 LUT
109 出力端子
110 出力端子
120 基板
121 半導体膜
121c チャネル形成領域
121d ドレイン領域
121s ソース領域
122 ソース電極
123 ドレイン電極
124 ゲート絶縁膜
125 ゲート電極
126 絶縁膜
127 導電膜
140 トランジスタ
141 抵抗素子
201 定電圧回路
202 定電圧回路
203 負荷
204 負荷
205 トランジスタ
206 トランジスタ
207 差動増幅回路
208 差動増幅回路
213 電圧源
300 半導体装置
301 信号処理回路
302 出力装置
310 コントローラ
311 パネル
312 画素部
313 液晶素子
314 駆動回路
315 駆動回路
316 画像信号
400 半導体基板
401 素子分離用絶縁膜
402 pウェル
403 不純物領域
404 不純物領域
405 ゲート電極
406 ゲート絶縁膜
409 絶縁膜
410 配線
411 配線
412 配線
415 配線
416 配線
420 絶縁膜
421 配線
430 半導体膜
431 ゲート絶縁膜
432 導電膜
433 導電膜
434 ゲート電極
441 絶縁膜
442 導電膜
443 導電膜
444 導電膜
445 絶縁膜
446 導電膜
447 導電膜
448 導電膜
449 導電膜
601 トランジスタ
602 ゲート電極
603 ゲート絶縁膜
604 酸化物半導体膜
605 導電膜
606 導電膜
607 絶縁膜
611 トランジスタ
612 ゲート電極
613 ゲート絶縁膜
614 酸化物半導体膜
615 導電膜
616 導電膜
617 絶縁膜
618 チャネル保護膜
621 トランジスタ
622 ゲート電極
623 ゲート絶縁膜
624 酸化物半導体膜
625 導電膜
626 導電膜
627 絶縁膜
641 トランジスタ
642 ゲート電極
643 ゲート絶縁膜
644 酸化物半導体膜
645 導電膜
646 導電膜
647 絶縁膜

Claims (3)

  1. 第1定電流回路と、
    前記第1定電流回路から供給される第1電流に従って、第1電圧が一対の端子間に生じる第1半導体素子と、
    第2定電流回路と、
    前記第2定電流回路から供給される第2電流に従って、第2電圧が一対の端子間に生じる第2半導体素子と、
    前記第1電圧及び前記第2電圧の差分を増幅する増幅回路と、を有し、
    前記第1電圧が前記第1半導体素子の温度によって変化する割合は、前記第2電圧が前記第2半導体素子の温度によって変化する割合よりも大きく、
    前記第1半導体素子は、
    単結晶シリコンを活性層として用いた第1のトランジスタであり、
    前記第1のトランジスタのソースまたはドレインの一方は、前記第1のトランジスタのゲートと電気的に接続し、
    前記第2半導体素子は、
    酸化物半導体を活性層として用いた第2のトランジスタであり、
    前記第2のトランジスタのソースまたはドレインの一方は、前記第2のトランジスタのゲートと電気的に接続する温度センサ回路。
  2. 第1定電圧回路と、
    前記第1定電圧回路から供給される第1電圧に従って、第1電流が一対の端子間に流れる第1半導体素子と、
    前記第1電流が供給されることで端子間に第2電圧が生じる第1負荷と、
    第2定電圧回路と、
    前記第2定電圧回路から供給される第3電圧に従って、第2電流が一対の端子間に流れる第2半導体素子と、
    前記第2電流が供給されることで端子間に第4電圧が生じる第2負荷と、
    前記第2電圧及び前記第4電圧の差分を増幅する増幅回路と、を有し、
    前記第1電流が前記第1半導体素子の温度によって変化する割合は、前記第2電流が前記第2半導体素子の温度によって変化する割合よりも大きく、
    前記第1半導体素子は、
    単結晶シリコンを活性層として用いた第1のトランジスタであり、
    前記第1のトランジスタのソースまたはドレインの一方は、前記第1のトランジスタのゲートと電気的に接続し、
    前記第2半導体素子は、
    酸化物半導体を活性層として用いた第2のトランジスタであり、
    前記第2のトランジスタのソースまたはドレインの一方は、前記第2のトランジスタのゲートと電気的に接続する温度センサ回路。
  3. 請求項1または請求項2において、
    前記酸化物半導体は、In、Ga、及びZnを含む温度センサ回路。
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