JP6321643B2 - 複数の基地局に向けての端末の多重的な接続性を可能とする、ベアラのサブセットをハンドオーバさせるためのノード及び方法 - Google Patents

複数の基地局に向けての端末の多重的な接続性を可能とする、ベアラのサブセットをハンドオーバさせるためのノード及び方法 Download PDF

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Description

ここで提示される例示的な実施形態は、ソース基地局によりサービスされている無線端末に関連付けられるベアラのサブセットについてのハンドオーバを提供するための、ソース及びターゲット基地局並びにそれらの中での対応する方法を対象とし、無線端末の少なくとも1つのベアラはソース基地局と接続したまま残される。ベアラのサブセットは、無線端末に関連付けられるベアラの総数よりも少ないか又は等しい。
ユーザフレンドリーなスマートフォン及びタブレットの普及によって、モバイルネットワーク上の映像ストリーミングといった高データレートのサービスの使用が日常的になり、モバイルネットワーク内のトラフィックの量を大きく増加させつつある。よって、一層増加するユーザの需要に沿ってモバイルネットワークのキャパシティを増加させ続けることを保証することが、モバイルネットワークコミュニティにおいて強い緊急性を帯びている。LTE(Long Term Evolution)といった最新のシステムは、特に干渉軽減技法と連結される場合に、理論的なシャノン限界に非常に近いスペクトル効率を有する。最新の技術をサポートするための現行のネットワークの継続的なアップグレード、及び単位エリア当たりの基地局数の高密度化が、増加するトラフィック需要を充足するために最も広く用いられているアプローチの2つである。
高度な注目を集めているまた別のアプローチは、ヘテロジーニアスネットワークを使用することであり、ヘテロジーニアスネットワークでは、旧来の予め計画されるマクロ基地局(マクロレイヤとして知られる)を、相対的に非計画的なやり方で配備され得る複数の低電力基地局が補完する。3GPP(3rd Generation Partnership Project)は、ヘテロジーニアスネットワークのコンセプトを、LTEリリース11といったLTEの最新の拡張における研究のコアアイテムの1つとして取り入れた。ヘテロジーニアスネットワークを実現するために、ピコ基地局、フェムト基地局(ホーム基地局若しくはHeNBとしても知られる)、中継機(relays)、及びRRH(remote radio heads)といったいくつもの低電力基地局が定義されている。LTEリリース12のための初期の議論は既に開始されており、研究のために提案されたアイテムの1つは、1つよりも多くのeNBから1つのユーザ機器(UE)へ同時にサービスする可能性である。LTEの現行のレガシーのハンドオーバの仕組みは、これをサポートするために更新されなければならない。
図1は、ヘテロジーニアスネットワークの一例を提供しており、移動端末101は、例えばマクロ基地局(あるいは“アンカーeNB”)401Aからのアンカーフロー及びピコ基地局(あるいは“補助eNB”)401Bからの補助フローといった複数のフローを使用する。ヘテロジーニアスネットワークの使用における問題の1つは、アンカーフロー及び補助フロー上のユーザプレーンベアラをそれぞれいかにマッピングするか、である。単純な解決策は、例えば第1のベアラがアンカーフローを使用し第2のベアラが補助フローを使用する、といったように各ベアラを単一のフロー上にマッピングすることである。
ヘテロジーニアスネットワークにおいてベアラをマッピングするために単一のフローを用いる場合、いくつもの問題が存在する。そうした問題の一例は、頻繁なハンドオーバの必要性である。ユーザデータのスループットを受け入れ可能なレベルに維持するために、ユーザプレーンベアラは、無線リンク条件及び移動端末のスピードに依存して、補助フローからアンカーフローへ又はその逆へと頻繁に“ハンドオーバされ”なければならないかもしれない。さらに、各ハンドオーバは、ネットワークと移動端末との間及びネットワーク内部にもシグナリングをもたらす。多くの移動端末及びピコ基地局があれば、ネットワークノード内のシグナリング負荷はかなりのものになり、おそらくは制限的な要因になり得る。
追加的に、ユーザプレーンベアラのこのハンドオーバの期間中に、データフローに不可避的な“グリッチ(glitch)”がもたらされる。なぜなら、ハンドオーバ手続の持続期間中にデータパケットを送信することはできないからである。データフローは、ソース基地局の代わりにターゲット基地局を介してルーティングされる必要がある。ソース基地局内に所在しているデータは、X2といったサイト間インタフェースを介して、ターゲット基地局へと転送されることができる。パケットは最終的には移動機(mobile)へと到達することになるとは言え、ある種の定期的なパケット送信に依拠するリアルタイムサービスといったいくつかのサービスは、それでも影響を受けるであろう。よって、所与の移動端末についての頻繁なハンドオーバは、そのため少なくともリアルタイムサービスへの影響を有し得る。
そこで、ここで提示される例示的な実施形態のいくつかの少なくとも1つの例示的な目的は、ヘテロジーニアスネットワークにおいてベアラをマッピングする効率的な手段を提供することである。その例示的な実施形態のいくつかによれば、複数のeNBへのユーザ機器の多重的な接続性の利点を活用する、ハンドオーバのための最適化されたアプローチであって、LTEにおいて使用されている現在のユーザ機器レベルのアプローチではなくむしろベアラレベルでハンドオーバをトリガし及び/又は実行することの可能なアプローチが提案される。様々なハンドオーバトリガ条件を設定することができ、それら条件と共に、負荷及びユーザ機器/ネットワークのバッファ条件といった他の要因に基づいて、ユーザ機器のベアラのサブセットのみの選択的なハンドオーバが実行される。
ここで議論される例示的な実施形態は、ソース及びターゲットeNBの間で選択的にハンドオーバを実行することを可能とし、それにより、ユーザ機器がターゲットへ完全にハンドオーバされるというレガシーのハンドオーバ実行法よりも高いシステムの柔軟性が生み出される。ここで提示される例示的な実施形態のいくつかの少なくとも1つの例示的な利点は、ターゲットにとって受け入れ可能でないベアラがソースで維持され得るために、全てのユーザ機器のベアラを稼動状態で維持できることである。
他の例示的な利点は、ユーザ機器レベルよりもむしろ1つのベアラレベルでハンドオーバをトリガできることである。例えば、ソースeNBは、自身が有するVoIPサービスといった不連続性を許容できないベアラを、ソースの無線条件がターゲットよりも非常に低くなるまで維持してよく、一方で、ファイルダウンロードといったキャパシティは大きく欠乏しているものの中断には高い耐性のあるベアラを、ソースでの無線条件がそれほど悪くない場合であってもターゲットへハンドオーバしてよい。
さらなる例示的な利点は、複数のeNBにてデータ負荷を分担しながら、1つのeNBにて制御プレーンを保持できることである。これは、ネットワーク共有といったいくつかの可能性を開く。例えば、複数の事業者が、自身のマクロにおいてのみシグナリング無線ベアラを保持しつつ、データベアラのためにピコノードを共有することができる。
他の例示的な利点は、ソース及び/若しくはターゲットからのハンドオーバ命令の送信、又はターゲットへの測定報告の送信といった、制御プレーンダイバーシティが、多重的な接続性でむしろ簡単になることである。
またさらなる例示的な利点は、補助ノード又はアンカーノード上のRLCをより高速に回復し得ることである。ユーザ機器のコンテキストはアンカー側に所在するために補助側の回復は容易であり、補助側はネットワークから容易にコンテキストを取得し得るためにアンカーの回復もまた高速になる。
従って、例示的な実施形態のいくつかは、ソース基地局における、上記ソース基地局によりサービスされれている無線端末に関連付けられるベアラのサブセットについてのハンドオーバを提供するための方法を対象とする。ベアラの上記サブセットは、上記無線端末に関連付けられる全てのベアラよりも少ないか又は等しい。上記ソース基地局は、無線通信ネットワーク内に含まれる。上記方法は、ハンドオーバ手続についての必要性を判定することを含む。上記方法は、上記無線端末に関連付けられるベアラの上記サブセットを選択すること、をも含む。上記方法は、ベアラの上記サブセットについてのハンドオーバ要求をターゲット基地局へ送信すること、をさらに含み、上記無線端末の少なくとも1つのベアラは、上記ソース基地局に接続したまま残される。
例示的な実施形態のいくつかは、ソース基地局によりサービスされれている無線端末に関連付けられるベアラのサブセットについてのハンドオーバを提供するための上記ソース基地局を対象とする。ベアラの上記サブセットは、上記無線端末に関連付けられる全てのベアラよりも少ないか又は等しい。上記ソース基地局は、無線通信ネットワーク内に含まれる。上記ソース基地局は、ハンドオーバ手続についての必要性を判定するように構成される、処理回路を含む。上記処理回路は、上記無線端末に関連付けられるベアラの上記サブセットを選択するようにさらに構成される。上記ソース基地局は、ベアラの上記サブセットについてのハンドオーバ要求をターゲット基地局へ送信するように構成される無線回路、をさらに含み、上記無線端末の少なくとも1つのベアラは、上記ソース基地局に接続したまま残される。
例示的な実施形態のいくつかは、ターゲット基地局における、ソース基地局によりサービスされれている無線端末に関連付けられるベアラのサブセットについてのハンドオーバを提供するための方法を対象とする。ベアラの上記サブセットは、上記無線端末に関連付けられる全てのベアラよりも少ないか又は等しい。上記ターゲット基地局は、無線通信ネットワーク内に含まれる。上記方法は、上記ソース基地局から、ベアラの上記サブセットについてのハンドオーバ要求を受信すること、を含み、上記無線端末の少なくとも1つのベアラは上記ソース基地局に接続したまま残される。上記方法は、上記ハンドオーバ手続に関連してベアラの上記サブセットの受け入れ可能性を解析すること、をさらに含む。上記方法は、上記ソース基地局へ、上記解析の結果を含むハンドオーバ確認応答メッセージを送信すること、をも含む。
例示的な実施形態のいくつかは、ソース基地局によりサービスされれている無線端末に関連付けられるベアラのサブセットについてのハンドオーバを提供するためのターゲット基地局を対象とする。ベアラの上記サブセットは、上記無線端末に関連付けられる全てのベアラよりも少ないか又は等しい。上記ターゲット基地局は、無線通信ネットワーク内に含まれる。上記ターゲット基地局は、上記ソース基地局から、ベアラの上記サブセットについてのハンドオーバ要求を受信するように構成される無線回路、を含み、上記無線端末の少なくとも1つのベアラは、上記ソース基地局に接続したまま残される。上記ターゲット基地局は、上記ハンドオーバ手続に関連してベアラの上記サブセットの受け入れ可能性を解析するように構成される処理回路、をさらに含む。上記無線回路は、上記ソース基地局へ、解析された上記受け入れ可能性の結果を含むハンドオーバ確認応答メッセージを送信する、ようにさらに構成される。
[定義]
3GPP 3rd Generation Partnership Project
AMBR Aggregate Maximum Bit Rate
AP Application Protocol
APN Access Point Name
ARP Allocation and Retention Priority
ARQ Automatic Repeat reQuest
BCH Broadcast Channel
CIO Cell Individual Offset
CN Core Network
CRS Cell specific Reference Symbol
CSG Closed Subscriber Group
DL Downlink
DM Demodulation
DRB Data Radio Bearer
E−RAB E-UTRAN Radio Access Bearers
E−UTRA Evolved Universal Terrestrial Radio Access
E−UTRAN Evolved UMTS Terrestrial Radio Access Network
eNB/eNodeB enhanced Node B(base station)
EPC Evolved Packet Core
EPS Evolved Packet System
EMM Evolved Packet System Connection Management
GBR Guaranteed Bit Rate
GUMMEI Globally Unique Mobility Management Entity Identifier
HARQ Hybrid Automatic Repeat reQuest
HeNB Home eNB
HO Handover
HOM Handover Margin
HSPA High-Speed Packet Access
IE Information Element
ID Identity
IP Internet Protocol
LTE Long Term Evolution
MAC Medium Access Control
MBR Maximum Bit Rate
MME Mobility Management Entity
MTCP Multi-path Transmission Control Protocol
NAS Non-Access Stratum
OAM Operation and Maintenance
PGW PDN Gateway
PBCH Physical Broadcast CHannel
PCell Primary Cell
PCFICH Physical Control Format Indicator CHannel
PCI Physical Cell Identity
PDCCH Physical Downlink Control CHannel
PDCP Packet Data Convergence Protocol
PDN Packet Data Network
PDSCH Physical Downlink Shared CHannel
PDU Packet Data Unit
PHICH Physical Hybrid ARQ Indicator CHannel
PSS Primary Synchronization Signal
QCI QoS Class Identifier
QoS Quality of Service
RLC Radio Link Control
RAB Radio Access Bearer
RAT Radio Access Technology
RE Resource Element
RLC Radio Link Control
RLF Radio Link Failure
RRC Radio Resource Control
RRH Remote Radio Head
RRM Radio Resource Management
RS Reference Signal
RSCP Received Signal Code Power
RSRP Reference Signal Received Power
RSRQ Reference Signal Received Quality
Rx Receive
SGW Serving Gateway
SCell Secondary Cell
SCTP Stream Control Transmission Protocol
SDF Service Data Flow
SDU Service Data Unit
SFN System Frame Number
SINR Signal to Interference plus Noise Ratio
SRB Signaling Radio Bearer
SRVCC Single Radio Voice Call Continuity
SSS Secondary Synchronization Signal
TCP Transmission Control Protocol
TTT Time To Trigger
Tx Transmit
UE User Equipment
UL Uplink
UMTS Universal Mobile Telecommunications System
UTRA Universal Terrestrial Radio Access
UTRAN Universal Terrestrial Radio Access Network
VoIP Voice over Internet Protocol
上述の内容は、例示的な実施形態の以下のより具体的な説明と共に、添付図面に描かれているように、より詳細に説明されるであろう。添付図面において、同様の参照符号は、異なる図を通じて同じ部分を指す。図面は必ずしも等尺ではなく、代わりに例示的な実施形態を描く際に強調がなされている。
無線端末への同時のアンカー及び補助フローを伴うヘテロジーニアス配備の例示図である。 E−UTRANアーキテクチャの例示図である。 E−UTRANとEPCとの間の機能分離を描く概略図である。 ユーザプレーンプロトコルスタックである。 制御プレーンプロトコルスタックである。 ユーザプレーン及び制御プレーンデータフローである。 ベアラサービスアーキテクチャの例示図である。 高電力マクロノード及び低電力ピコノードを伴うヘテロジーニアス配備の例示図である。 ヘテロジーニアス配備の例示図であり、ピコノードはそれ自身のセルに対応する。 ヘテロジーニアス配備の例示図であり、ピコノードはそれ自身のセルに対応しない。 マクロ及びピコから端末への同一の送信を伴うSFN動作の図である。 無線端末がアンカー基地局及び補助基地局の双方との多重的な接続を有するソフトセル動作の図である。 多重的な又は二重の接続性のためのプロトコルアーキテクチャの例示図である。 ハンドオーバトリガの例示図である。 LTEにおけるX2ハンドオーバの一例を示すメッセージ図である。 ここで提示される例示的な実施形態のいくつかに係るソース基地局の例示的なノード構成である。 ここで提示される例示的な実施形態のいくつかに係るターゲット基地局の例示的なノード構成である。 ここで提示される例示的な実施形態のいくつかに係る、図16のソース基地局の例示的な動作を描いたフロー図である。 ここで提示される例示的な実施形態のいくつかに係る、図17のターゲット基地局の例示的な動作を描いたフロー図である。
ここで提示される例示的な実施形態の完全な理解を提供するために、限定ではなく説明の目的で、以下の説明において、固有のコンポーネント、エレメント、技法などの特定の詳細が説明される。しかしながら、例としての実施形態は、それら特定の詳細から離れた他のやり方で実践されてもよい。他の例において、よく知られた方法及びエレメントの詳細な説明は、例としての実施形態の説明を曖昧にしないために省略される。
[概要]
ここで提示される例示的な実施形態をよりよく説明するために、まず問題が最初に識別され議論されるであろう。E−UTRAN(Evolved UMTS Terrestrial Radio Access Network)は、拡張ノードB(eNBあるいはeNodeB)と呼ばれる基地局401を含み、基地局401は、ユーザ機器に向けたE−UTRAのユーザプレーン及び制御プレーンプロトコルの終端を提供する。基地局あるいはeNB401は、互いにX2インタフェースの手段により相互接続される。eNB401は、S1インタフェースの手段によりEPC(Evolved Packet Core)とも接続され、より具体的には、S1−MMEインタフェースの手段によりMME(Mobility Management Entity)115と、S1−Uインタフェースの手段によりサービングゲートウェイ(SGW)117と接続される。S1インタフェースは、MME/SGWとeNBとの間で、多対多の関係をサポートする。E−UTRANアーキテクチャは、図2に示されている。
eNB401は、無線リソース管理(RRM)、無線ベアラ制御、流入制御、サービングゲートウェイに向けたユーザプレーンデータのヘッダ圧縮、サービングゲートウェイに向けたユーザプレーンデータのルーティングといった機能性をホスティングする。MME115は、ユーザ機器とCNとの間のシグナリングを処理する制御ノードである。MME115の主な機能は、NAS(Non Access Stratum)プロトコルを介してハンドリングされる、接続管理及びベアラ管理に関する。SGW117は、ユーザ機器のモビリティのためのアンカーポイントであり、ユーザ機器101のページング中の一時的なDLデータバッファリング、正確なeNBへのパケットルーティング及び転送、課金のための情報収集、並びに合法的傍受といった他の機能性をも含む。PDNゲートウェイ(PGW)119は、ユーザ機器のIPアドレス割り当てに加えて、サービス品質(QoS)の執行について責任を有するノードである(これは、後のセクションにおいてさらに説明される)。
図3は、3GPP TS36.300において言及されている様々なノードの機能性の要約を与え、そこでの言及は様々なノードの機能性の詳細を提供する。図3において、実線のボックスは論理的なノードを示し、破線のボックスは制御プレーンの機能エンティティを示し、網掛けされたボックスは無線プロトコルレイヤを示す。
無線プロトコルアーキテクチャ
E−UTRANの無線プロトコルアーキテクチャは、ユーザプレーン及び制御プレーンへと分割される。図4は、ユーザプレーンについてのプロトコルスタックを示している。ユーザプレーンプロトコルスタックは、PDCP(Packet Data Convergence Protocol)、RLC(Radio Link Control)、及びMAC(Medium Access Control)からなり、それらはeNB401において終端される。PDCPは、ユーザプレーンにおいてIPパケットを管理し、ヘッダ圧縮、セキュリティ、並びにハンドオーバ期間中の並び替え及び再送といった機能性を実行する。RLCレイヤは、主に、エアインタフェース上で実際に送信されるべきサイズに適合させるための、PDCPパケットのセグメント化(及び対応する組立て)について責任を有する。RLCは、非確認応答モード又は確認応答モードのいずれかで動作可能であり、後者は再送をサポートする。MACレイヤは、様々な無線ベアラからのデータの多重化を実行し、パケットのサイズについてRLCへ通知するのはこのMACレイヤであり、パケットのサイズは各無線ベアラの所要QoSとユーザ機器101にとって利用可能なその時点のキャパシティとに基づいて決定される。
図5は、制御プレーンのプロトコルスタックを示している。RRC(Radio Resource Control)レイヤよりも下のレイヤ群は、制御プレーンではヘッダ圧縮が存在しないことを除いて、ユーザプレーンと同じ機能性を実行する。RRCの主な機能は、システム情報のブロードキャスト、RRC接続制御(RRC接続の確立、修正及び解放、シグナリング無線ベアラ(SRB)及びデータ無線ベアラ(DRB)の確立、ハンドオーバ、より下位のプロトコルレイヤの構成、無線リンク障害回復など)、並びに測定の構成及び報告である。RRCプロトコルの機能性及び手続の詳細は、3GPP TS36.331において見い出され得る。
ユーザ機器あるいは無線端末101は、概して、S1インタフェース上でeNB401の範囲内でeNB UE S1AP IDで一意に識別される。MME115は、eNB UE S1AP IDを受信すると、そのユーザ機器101のためのユーザ機器関連の論理的なS1接続の持続期間にわたってそれを記憶する。一度MME115により知得されると、このIEは、全てのユーザ機器関連のS1−APシグナリングに含められる。eNB UE S1AP IDは、eNB401の範囲内で一意であり、ユーザ機器は、ハンドオーバ後にターゲットeNBにより新たなS1AP IDを割り当てられる。
MME側からは、ユーザ機器101は、MME UE S1AP IDを用いて一意に識別される。eNB401は、MME UE S1AP IDを受信すると、そのユーザ機器101のためのユーザ機器関連の論理的なS1接続の持続期間にわたってそれを記憶する。一度eNB401により知得されると、このIEは、全てのユーザ機器関連のS1−APシグナリングに含められる。MME UE S1AP IDは、MME115の範囲内で一意であり、ユーザ機器のMMEが変化した場合、例えば異なるMMEへ接続している2つのeNBの間のハンドオーバの場合に、変更される。
ユーザプレーン及び制御プレーンのデータのフローが図6に示されている。(キャリアアグリゲーションのケースのようにユーザ機器がマルチキャリアをサポートしない限り)ユーザ機器101ごとに1つのMACエンティティのみが存在し、このMACエンティティの下では、迅速な再送のために複数のハイブリッドARQ(HARQ)プロセスが同時に稼働中であり得る。各無線ベアラについて別個のRLCエンティティが存在し、無線ベアラがPDCPを使用するように構成される場合、当該ベアラのために1つ別のPDCPエンティティもまた存在する。ベアラは、ユーザ機器にとって専用である場合にのみ、PDCPを使用するように構成される(即ち、マルチキャスト及びブロードキャストデータは制御及びユーザプレーンの双方においてPDCPを利用せず、PDCPは、制御プレーンでは専用制御メッセージのために、ユーザプレーンでは専用UL/DLデータのためにのみ使用される)。
送信側において、各レイヤは、より上位のレイヤからサービスデータユニット(SDU)を受け取り、より下位のレイヤへプロトコルデータユニット(PDU)を送出する。例えば、RLCに向けてはPDCP PDUが送出され、それらはRLCの視点からはRLC SDUであり、転じて、MACに向けてRLC PDUが送出され、それらはMACの視点からはMAC SDUである。受信側では、処理は逆に進められ、即ち、各レイヤはSDUをその上のレイヤへと渡し、それらはPDUとして認知される。
サービス品質
ユーザ機器101は、各々が異なるQoS要件を有しながら同時に稼働する複数のアプリケーションを有するかもしれず、例えば、VoIP、ブラウジング、ファイルダウンロードなどである。これら様々な要件をサポートする目的で、各々がQoSに関連付けられる様々なベアラがセットアップされる。EPSベアラ/E−RAB(Radio Access Bearer)は、EPC/E−UTRAN内のベアラレベルQoS制御のための粒度のレベルである。即ち、同じEPSベアラへマッピングされるサービスデータフロー(SDF)は、同じベアラレベルのパケット転送の扱いを受ける(例えば、スケジューリングポリシー、キュー管理ポリシー、レートシェイピングポリシー、RLC構成など)。
ユーザ機器101がPDNへ接続すると、1つのEPSベアラ/E−RABが確立され、それは、当該PDNへの常時オン(always-on)のIP接続性をユーザ機器101へ提供するために、PDN接続の生存期間を通じて確立されたまま残される。当該ベアラを、デフォルトベアラという。同じPDNに向けて確立される任意の追加的なEPSベアラ/E−RABを、専用ベアラ(dedicated bearer)という。デフォルトベアラの初期のベアラレベルのQoSパラメータ値は、加入データに基づいて、ネットワークにより割り当てられる。専用ベアラを確立し又は修正する決定は、EPCによってのみなされてよく、ベアラレベルのQoSパラメータ値は、常にEPCにより割り当てられる。
EPSベアラ/E−RABに関連付けられる保証ビットレート(GBR)値に関する専用ネットワークリソースがベアラ確立/修正において(例えば、eNB内の流入制御機能により)永続的に割り当てられる場合、当該EPSベアラ/E−RABをGBRベアラという。そうでない場合、EPSベアラ/E−RABを非GBRベアラという。デフォルトベアラが非GBRベアラであるものとされる一方、専用ベアラは、GBRベアラ又は非GBRベアラのいずれかであってよい。
EPSベアラのサービスアーキテクチャが図7に示されている。EPSベアラのパケットは、ユーザ機器101とeNB401との間で無線ベアラ上で移送される。S1ベアラは、eNB401とSGW117との間でEPSベアラのパケットを移送する。E−RABは、実質的にはこれら2つのベアラ(即ち、無線ベアラ及びS1ベアラ)の連結であり、当該2つのベアラは、1対1の形式でマッピングされる。S5/S8ベアラは、SGW117とPGW119との間でEPSベアラのパケットを移送し、EPSベアラを完成させる。ここで、E−RABとS5/S8ベアラとの間にも1対1のマッピングが存在する。
ベアラレベル(即ち、ベアラごと又は統合ベアラごと)のQoSパラメータは、QCI、ARP、GBT及びAMBRである。各EPSベアラ/E−RAB(GBR及び非GBR)は、次のベアラレベルQoSパラメータに関連付けられる:QCI及びARP。QoSクラスインジケータ(QCI)は、ベアラレベルのパケット転送の扱い(例えば、スケジューリングの重み、受け入れ閾値、キュー管理閾値、リンクレイヤプロトコル構成など)を制御するノード固有のパラメータへアクセスするためのリファレンスとして使用されるスカラーであって、eNodeB401を所有する事業者により予め構成されている。QCIは、例えばPGW119及びSGW117といったユーザプレーンチェーン内の他のノードにおけるベアラレベルのパケット転送の扱いを制御するノード固有のパラメータへリファレンスするためにも使用され得る。9つのQCI値が標準化されており、それらクラスの詳細な要件は、3GPP TS23.420Aにおいて見い出され得る。ARP(Allocation and Retention Priority)は、リソース限界の場合にベアラの確立/修正要求を受け入れ得るか拒絶する必要があるかを決定するために使用される。加えて、ARPは、例外的なリソース限界(例えば、ハンドオーバ時)の期間中にどのベアラを破棄すべきかを決定するために、eNodeB401、SGW117又はPGW119により使用され得る。
各GBRベアラは、追加的に、ベアラレベルQoSパラメータであるGBR及びMBRに関連付けられる。保証ビットレート(GBR)は、GBRベアラにより提供されるものと期待され得るビットレートである。最大ビットレート(MBR)は、GBRベアラにより提供されるものと期待され得る最大のビットレートである。MBRは、GBRよりも大きいか又は等しくすることができる。
各APNアクセスは、ユーザ機器101により、APN別統合最大ビットレート(APN−AMBR)に関連付けられる。APN−AMBRは、全ての非GBRベアラをまたいで、及び同じAPNの全てのPDN接続をまたいで提供されるものと期待され得る統合的なビットレートについての限度を設定する。EMM−REGISTERED状態にある各ユーザ機器101は、ユーザ機器別統合最大ビットレート(UE−AMBR)として知られるベアラ統合レベルのQoSパラメータに関連付けられる。UE−AMBRは、ユーザ機器101の全ての非GBRベアラをまたいで提供されるものと期待され得る統合的なビットレートを制限する。
ヘテロジーニアスネットワーク及びソフト/共有セル
図8に示したような、重複するカバレッジエリアを伴って運用する異なる送信電力を有する複数のネットワーク送信ノードを含む、いわゆるヘテロジーニアス配備又はヘテロジーニアスネットワークの使用は、セルラーネットワークの興味深い配備戦略であると考えられる。そうした配備において、補助基地局401Bとして利用され得る低電力ノード(“ピコノード”)は、典型的には、高データレート(メガビット/秒)を提供すると共に、高キャパシティ(ユーザ/平方メートル又はメガビット/秒/平方メートル)を、それが必要とされ/望まれる局所的なエリアにおいて提供するものと想定され、一方で、アンカー基地局401Aとして利用され得る高電力ノード(“マクロノード”)は、エリア全体のカバレッジを提供するものと想定される。実際には、マクロノード401Aは、現在のところ配備されているマクロセルに対応してよく、ピコノード401Bは、後に配備されるノードであって、マクロセルのカバレッジエリア内の必要な場所でキャパシティ及び/又は達成可能なデータレートを拡張する。
ヘテロジーニアス配備のピコノード401Bは、図9に示したように、それ自身のセル(“ピコセル”)に対応し得る。これは、ダウンリンク及びアップリンクのデータ送信/受信に加えて、ピコノードがセルに関連付けられる共通信号/チャネルの全セットをも送信することを意味する。LTEの文脈では、これは、ピコセルの物理セルID(Physical Cell Identity)に対応するプライマリ及びセカンダリ同期信号(PSS及びSSS)を含む。やはりセルの物理セルIDに対応する、セル固有リファレンス信号(CRS)もまた含まれる。CRSは、例えば、ダウンリンク送信のコヒーレントな復調を可能とするダウンリンクチャネル推定のために使用され得る。対応するピコセルのシステム情報を伴うブロードキャストチャネル(BCH)がさらに含まれる。
ピコノード401Bが共通信号/チャネルを送信している際、端末(UE、ユーザ機器)101により、対応するピコセルを検出し及び選択し得る(例えば、接続し得る)。ピコノード401Bがそれ自身のセルに対応する場合、PDSCH上のダウンリンクデータ送信に加えて、PDCCH(並びにPCFICH及びPHICH)上のいわゆるL1/L2制御シグナリングもまた、ピコノードから接続している端末へ送信される。L1/L2制御シグナリングは、例えば、セル内の端末へダウンリンク及びアップリンクのスケジューリング情報及びハイブリッドARQ関連情報を提供する。これは図9に示されている。
代替的に、ヘテロジーニアス配備内のピコノード401Bは、それ自身のセルに対応しなくてもよく、但し、重畳されるマクロセル401Aのデータレート及びキャパシティの“拡張”を単に提供し得る。これは、“共有セル(shared cell)”あるいは“ソフトセル”として知られることがある。このケースにおいて、少なくともCRS、PBCH、PSS及びSSSは、マクロノード401Aから送信される。PDSCHは、ピコノード401Bから送信され得る。ピコノード401BからCRSが送信されないという事実にも関わらず、PDSCHの復調及び検出を可能とするために、PDSCHと併せてピコノード401BからDM−RSが送信されるべきである。そして、端末により、ユーザ機器固有のリファレンス信号は、PDSCHの復調/検出のために使用され得る。これは図10に示されている。
上述したようにCRSを送信しないピコノード401Bからデータを送信することは、端末(“非レガシー端末”)におけるDM−RSのサポートを要する。LTEでは、DM−RSベースのPDSCH受信はRel−10においてFDD向けにサポートされており、一方でL1/L2制御シグナリングについては、DM−RSベースの受信はRel−11に向けて計画されている。DM−RSベースのPDSCH受信をサポートしていない端末(“レガシー端末”)について、共有セル設定における1つの可能性は、SFNタイプの送信を活用することである。基本的には、レガシー端末のために必要な信号及びチャネルの同一のコピーがマクロ401A及びピコ401Bノードから同時に送信される。端末の観点からは、これは単一の送信として見えることになる。図11に示されているこうした動作は、SINR利得のみを提供するであろう。これは、高データレートに解釈され得るが、同じセル内でサイトをまたいで送信リソースを再利用することができないために、キャパシティの改善にはならない。
マクロ401Aはカバレッジを提供することができ、ピコ401Bはキャパシティの向上(即ち、カバレッジの穴を無くす)のためにのみ存在すると想定されてもよく、他の代替的なアーキテクチャは、ユーザ機器が、マクロとの接続性を常に保持し(“アンカー”フローと呼ばれる)、ピコとの接続性をピコのカバレッジエリア内にいる時に追加する(“補助”フローと呼ばれる)ことである。双方の接続がアクティブである場合、補助フローがデータのために使用される一方で、アンカーフローはいずれかの制御シグナリングのために使用されてよい。しかしながら、アンカーフローを介してデータを送信することも依然として可能であろう。このケースを、“多重的な接続性(multiple connectivity)”あるいは“二重の接続性(dual connectivity)”として定義する。これは図12に示されている。なお、このケースでは、前のケースのように、システム情報はマクロ401Aからのみ送信されるように示されているが、それをピコ401Bから送信することも依然として可能である。
ソフトセルのためのプロトコルアーキテクチャ
多重的な接続性をサポートする目的で、制御及びユーザプレーンの双方について複数のアーキテクチャオプションが可能である。ユーザプレーンについては、集中的なアプローチを取ることが可能であり、この場合、PDCPは(又はRLCでさえも)アンカーでのみ終端され、補助ノードはRLC(又はMACでさえも)レベルで終端する。非集中的なアプローチは、補助ノードをPDCPレベルで終端させることであろう。同様のアプローチを制御プレーンにおいて取ってもよく、例えば、PDCP/RLCが分散され又は集中化され、但しその上に、RRCを集中化し又は分散させる追加的な次元を有する。図13は、例示的な制御及びユーザプレーンのアーキテクチャを示しており、ユーザプレーンは分散的なPDCPを採用し、一方で制御プレーンはアンカーにおいてPDCPレベルで集中化されている。なお、図中では、例えばアンカーリンク及び補助リンク上の1つのアプリケーションデータフローに属するパケットを分離する可能性が、マルチパスTCP(MTCP)のような上位レイヤの統合プロトコルを用いることにより実現され得る。
ユーザ機器測定
ユーザ機器は、主にモビリティをサポートするために、測定結果を報告するように構成され得る。3GPP TS36.331において仕様化されているように、E−UTRANは、専用シグナリングの手段により、例えばRRCConnectionReconfigurationメッセージを用いて、RRC_CONNECTED中のユーザ機器に適用可能な測定構成を提供する。
多様な測定構成がユーザ機器へシグナリングされ得る。そうした測定構成の一例は、測定対象(measurement objects)である。測定対象は、例えばキャリア周波数など、何についてユーザ機器が測定を実行すべきかを定義する。測定対象は、考慮すべきセルのリスト(ホワイトリスト又はブラックリスト)に加えて、例えば周波数固有又はセル固有のオフセットといった関連付けられるパラメータをも含み得る。
測定構成の他の例は、報告構成である。報告構成は、周期的又はイベントトリガ型という、ユーザ機器に測定報告を送信させる基準に加えて、ユーザ機器がどの情報を報告すると期待されるかの詳細を含む。報告されるべき情報は、例えば、UMTSについての受信信号符号電力(RSCP)又はLTEについてのリファレンス信号受信電力(RSRP)、及びセルの数といった数量を含み得る。
他の例示的な構成は、測定ID(measurement identities)であり得る。測定IDは、測定結果を識別し、適用可能な測定対象及び報告構成を定義する。各測定IDは、1つの測定対象を1つの報告構成にリンク付けする。複数の測定IDを構成することにより、同じ報告構成に1つよりも多くの測定対象をリンク付けすることに加えて、同じ測定対象に1つよりも多くの報告構成をリンク付けすることが可能である。測定IDは、測定報告における参照番号として使用される。
さらなる構成の例は、数量構成(quantity configurations)である。数量構成は、各測定結果について使用されるべきフィルタリングを定義する。RATタイプごとに1つの数量構成が構成され、測定量ごとに1つのフィルタを構成することができる。
また別の例示的な構成は、測定ギャップである。測定ギャップは、例えばユーザ機器が1つの送受信ユニットのみを有しており一度に1つの周波数のみをサポートする場合のインター周波数測定といった測定をユーザ機器が実行し得るように、アップリンク送信又はダウンリンク送信がスケジューリングされないことになる時間ピリオドを定義する。測定ギャップ構成は、全てのギャップ支援型測定について共通である。
E−UTRANは、所与の周波数について単一の測定対象のみを構成するが、1つよりも多くの測定IDが同じ測定対象を使用してよい。測定対象及び報告構成について使用される識別子は、全ての測定タイプをまたいで一意である。各報告構成について、報告(RSCP又はRSRP)をトリガする数量を構成することが可能である。
LTEにおいて使用される測定メトリックのいくつかの例は、リファレンス信号受信電力(RSRP)及びリファレンス信号受信品質(RSRQ)である。RSRPは、信号強度のセル固有の指標であり、ハンドオーバ及びセル再選択の目的で様々なセルをランク付けするために主に使用され、セル固有リファレンス信号(RS)を搬送するリソースエレメント(RE)の電力の線形平均として計算される。一方で、RSRQは、合計受信広帯域電力をも算入することにより、干渉をも考慮に入れる。
ユーザ機器がそのサービングeNBから受信する測定構成パラメータの1つは、S指標(S-measure)である。S指標は、隣接セルの測定をいつ開始すべきかをユーザ機器へ知らせる。サービングセルの測定されたRSRPがS指標を下回る場合、サービングセルの信号がもはやそれほど強くないことが示唆され、ユーザ機器は隣接セルからのRSの信号強度の測定を開始する。S指標は、オプション的なパラメータであり、イントラ周波数、インター周波数及びインターRAT測定を開始するために異なるS指標の値を特定してもよい。ユーザ機器は、一度測定を有効化されると、サービングセル、列挙されたセル(即ち、測定対象の一部として示されたセル群)、及び/又は列挙された周波数上で検出されたセル(即ち、列挙されたセルではないがユーザ機器により検出されたセル群)を報告し得る。
ユーザ機器からの測定報告のトリガを特定する、複数の測定構成パラメータが存在する。LTEにおいてイントラRAT測定報告のために仕様化されているイベントトリガ型の基準の一例は、イベントA1である。イベントA1は、プライマリサービングセル(PCell)が絶対的な閾値よりも良好になった場合にトリガを行う。他の例はイベントA2であり、PCellが絶対的な閾値よりも劣悪になった場合にトリガを行う。さらなる例はイベントA3であり、隣接セルがPCellに対して相対的に、あるオフセット分を超えるほど良好になった場合にトリガを行う。さらなる例はイベントA4であり、隣接セルが絶対的な閾値よりも良好になった場合にトリガを行う。また別の例はイベントA5であり、PCellがある絶対的な閾値よりも劣悪となり且つ隣接セルが他の絶対的な閾値よりも良好となった場合にトリガを行う。他の例はイベントA6であり、隣接セルがセカンダリセル(SCell)に対して相対的に、あるオフセット分を超えるほど良好になった場合にトリガを行う。
インターRATモビリティのために多様なイベントトリガ型の報告基準が仕様化されている。一例はイベントB1であり、隣接セルが絶対的な閾値よりも良好になった場合にトリガを行う。さらなる例はイベントB2であり、サービングセルがある絶対的な閾値よりも劣悪となり且つ隣接セルが他の絶対的な閾値よりも良好となった場合にトリガを行う。
ハンドオーバに関する測定報告トリガイベントの一例は、A3であり、その用語が図13に示されている。イベントA3についてのトリガ条件を、次のように定式化することができる:
N > S+HOM (1)
ここで、N及びSは、それぞれ隣接セル及びサービングセルの信号強度であり、HOMはハンドオーバマージンである。HOMは、サービングセルの無線品質とハンドオーバを試行する前に必要とされる無線品質との間の差である。無線品質は、RSRP又はRSRQのいずれかを用いて測定される(さらなる説明のためには、3GPP TS36.133参照)。
ユーザ機器は、eNBへイベントA3報告を送信することにより、イントラ周波数ハンドオーバ手続をトリガする。このイベントは、ターゲットセルがサービングセルよりマージン“HOM”の分だけ良好であることをユーザ機器が測定した場合に生じる。ユーザ機器は、セルに入った際にRRC上で構成され、HOMは次の構成可能なパラメータから計算される:
HOM=Ofs+Ocs+Off−Ofn−Ocn+Hys (2)
ここで、Ofsはサービングセルの周波数固有オフセット、Ocsはサービングセルのセル固有オフセット(CIO)、Offはa3オフセット、Ofnは隣接セルの周波数固有オフセット、Ocnは隣接セルのCIO、Hysはヒステリシスである。
(1)における条件が満たされ、トリガ時間(TTT:Time To Trigger)として知られるある時間長にわたって有効なままである場合、ユーザ機器は、サービングeNBへ測定報告を送信する(図14では、イベントA3が時刻Aにおいて満たされ、測定報告が時刻Bにおいて送信されている)。サービングeNBは、測定報告を取得すると、ネイバへ向けたハンドオーバを開始し得る。
イベントトリガ型の報告に加えて、ユーザ機器は、周期的な測定報告を実行するように構成されてもよい。このケースでは、ユーザ機器がイベント発生後のみではなくむしろ即時に報告を開始することを除き、イベントトリガ型の報告用と同じパラメータが構成されてよい。
ハンドオーバ
ハンドオーバは、あらゆるモバイル通信システムの重要な側面の1つであり、システムは、信号強度、負荷条件、サービス要件などといったいくつもの要因に依存して、接続をあるセルから他へと移管することにより、ユーザ機器のサービスの連続性を提供する。効率的/効果的なハンドオーバ(最小回数の不必要なハンドオーバ、最小回数のハンドオーバ失敗、最小のハンドオーバ遅延など)の提供は、エンドユーザのサービス品質(QoS)のみならず、モバイルネットワークの全体的なキャパシティ及び性能にも影響するはずである。
LTEでは、UEにより支援されるネットワーク制御型のハンドオーバが利用される(3GPP TS36.300)。ハンドオーバは、ユーザ機器の報告に基づいてなされ、ユーザ機器101は、必要とされ且つ可能である場合に、サービスの連続性及び品質を確実にすることになる最も適切なセルへと移動される。
ハンドオーバは、利用可能である都度X2接続を介して実行され、利用可能でない場合にはS1インタフェースを用いて実行される(即ち、コアネットワーク(CN)が関与する)。X2ハンドオーバプロセスが図15に示されている。ハンドオーバ手続は、準備(開始)、実行及び完了という3つのステージへと副次的に分割されることができる。
準備ステージの期間中に、ソースeNBがユーザ機器から取得している測定結果に基づいて、ソースeNBは、接続を他のeNBへとハンドオーバすべきか否かを決定する。ハンドオーバすべきという決定の場合、ソースeNBは、ターゲットeNBへHANDOVER REQUESTメッセージを送信する。ソースeNBは、は、このメッセージ内でHOの原因を示さなければならない。HOについての例示的な原因は、無線上の理由(radio reasons)、リソース最適化、及び/又はサービングセル内の負荷の削減であり得る。
よって、ターゲットeNBは、HOがリソース最適化に起因し又はサービングセル内の負荷の削減に起因することを知得する。ターゲットeNBがユーザ機器を受け入れることができる場合、ハンドオーバを開始するためのメッセージがユーザ機器へ送信され、ハンドオーバ実行ステージへと入る。そして、ソースeNBに到来する当該ユーザ機器宛てのDLデータは、新たなターゲットeNBへと転送される。
ターゲットeNBとユーザ機器とが同期し、ハンドオーバ確認(handover confirm)メッセージ(図15のステップ11)が一度ターゲットeNBにより受信されると、ハンドオーバ完了ステージに入る。ターゲットeNBとの接続の適切なセットアップ(サービングゲートウェイ内のDLパスの切り替えを含む)が実行された後、古い接続は解放され、ユーザ機器を宛て先とするソースeNB内のあらゆる残りのデータはターゲットeNBへと転送される。そして、通常のパケットフローが、ターゲットeNBを通じて保証され得る。
[例示的な実施形態の概略]
LTEは、現在のところ、ユーザ機器とeNBとの間の1対1の接続のみをサポートしている。そのために、ハンドオーバが開始される場合、ターゲットはユーザ機器の全てのベアラを受け入れるかを問合せられる。過負荷の状況といった何らかの理由でベアラのうちのいくつかがターゲットにて受け入れ不能である場合、ソースは、ハンドオーバをキャンセルする(及び、おそらくは他のターゲット候補を試行する)か、それを受け入れてユーザ機器をターゲットへとハンドオーバさせ、受け入れられないベアラの破棄を招くか、のいずれかであり得る。これは、ユーザの全体的な体験の上で過酷な帰結を有し得る。現行の仕様は、多重的な接続性を可能とするために必要とされる、同じユーザ機器について複数のeNB内で並列的にベアラをセットアップすることを、許容していない。それは、QoS及びUL/DL要件に依存してベアラの最適な分配を可能とするはずである。
よって、ここで提示される例示的な実施形態のいくつかは、モビリティ手続の上記問題を解決し、ユーザ機器を複数のeNBへ接続する可能性と共に、複数のeNBをまたいだユーザ機器のベアラの分散を可能とする。例示的な実施形態のいくつかによれば、最適化されたハンドオーバのアプローチは、複数のeNBへのユーザ機器の多重的な接続性の利点を活用し、LTEにおいて使用されている現行のユーザ機器レベルのアプローチよりもむしろ1つのベアラレベルで、ハンドオーバをトリガし及び/又は実行することができる。様々なハンドオーバトリガ条件が設定されてよく、それら条件と共に、負荷及びユーザ機器/ネットワークのバッファ条件といった他の要因に基づいて、ユーザ機器のベアラのサブセットのみの選択的なハンドオーバが実行される。
選択的なハンドオーバは、ユーザ機器に関連付けられるベアラのサブセットのハンドオーバであってよい。理解されるべきこととして、サブセットは空のサブセットであってもよく(例えば、ゼロ個のベアラ)、ベアラの全セットよりも少ない任意の数であってよく、又はユーザ機器に関連付けられるベアラの全セットであってもよい。ここで理解されるべきこととして、選択的なハンドオーバは、多様な異なるサブケースを含み得る。そうしたサブケースの例が以下に提供される:
1)第1のユースケースとして、アンカーは全てのベアラ、SRB及びDRBの双方を維持し得る。よって、選択的なハンドオーバは空のハンドオーバとなり得る。ターゲットは単に準備のみを行い、無線ベアラがハンドオーバされることなく、ユーザ機器はターゲットに同期する。
2)第2のユースケースは、アンカーが全てのSRBといくつかのDRBとを維持する一方で、ターゲットがハンドオーバ手続を介してユーザ機器に関連付けられるいくつかのDRBを受け取ることであり得る。
3)第3のユースケースは、アンカーが全てのSRBを維持する一方で、ターゲットへ全てのDRBのハンドオーバが行われることであり得る。
4)第4のユースケースとして、アンカーノードの役割が切り替わり得る。一例として、アンカーの切り替えについての3つの方法が以下に提供される。
a.例示的な実施形態のいくつかによれば、ターゲットがアンカーになり(即ち、全てのSRBがターゲットへとハンドオーバされ)、及び全てのDRBは(新たな補助ノードである)ソース内に残され得る。これはユースケース3の逆のシナリオとして見られ得ることが理解されるべきである。
b.例示的な実施形態のいくつかによれば、ターゲットがアンカーになり(即ち、SRBの全てがターゲットへとハンドオーバされ)、及び、ターゲットがいくつかのDRBをも取得しながら、DRBのいくつかは依然としてソースに残され得る。これはユースケース2の逆のシナリオとして見られ得ることが理解されるべきである。
c.例示的な実施形態のいくつかによれば、ターゲットがアンカーになり(即ち、SRBの全てがターゲットへとハンドオーバされ)、及び、ターゲットがDRBの全てをも取得する。完全なハンドオーバとは対照的に、ここではソースとの関係は保持されることが理解されるべきである。これはユースケース1の逆のシナリオとして見られ得ることが理解されるべきである。
5)第5のユースケースとして、選択的なハンドオーバが2つの補助ノードの間で提供され得る。この例示的なユースケースにおいて、アンカーは同じのままであり、いくつかのDRBが2つの間、2つの補助ノードの間で切り替えられる。
6)第6のユースケースとして、アンカー及び補助ノードにおいて制御プレーンの分離(split)が生じ得る。一例として、その分離についての3つの方法が提供される。
a.例示的な実施形態のいくつかによれば、ソースは、全てのDRB及びいくつかのSRBを維持する。ターゲットは、いくつかのSRBをハンドオーバ手続の結果として取得する。
b.例示的な実施形態のいくつかによれば、ソースは、DRBのいくつか及びSRBのいくつかを維持し得る一方、ターゲットは、ユーザ機器に関連付けられるSRBのいくつか及びDRBのいくつかを選択的なハンドオーバの結果として受け取る。
c.例示的な実施形態のいくつかによれば、ソースは、SRBのいくつかを維持し得る一方、ターゲットは、無線端末に関連付けられる全てのDRB及びSRBのいくつかを選択的なハンドオーバの結果として取得する。
例示的な実施形態のさらなる詳細が、対応する副次的な見出しに従って以下に説明される。理解されるべきこととして、LTEベースのシステムの使用と共に例示的な実施形態が一例として説明されているが、例示的な実施形態はいかなる通信システムにも適用されてよい。また理解されるべきこととして、無線端末及びユーザ機器との語は、互換可能に使用され得る。さらに理解されるべきこととして、補助ノード及び補助基地局との語もまた、互換可能に使用され得る。
ハンドオーバされるべきベアラの選択
例示的な実施形態のいくつかによれば、ソースeNBは、ターゲットeNBに向けてユーザ機器のベアラのサブセットの選択的なハンドオーバを開始することを決定し得る。選択的なハンドオーバのためにどのベアラを選択すべきかを決定するための複数の仕組みが、ソースeNBにより採用可能である。
例示的な実施形態のいくつかによれば、ソースeNBは、どのタイプのベアラが選択的なハンドオーバに含められるべきかを特定する静的なマッピングを有する。非GBRベアラのみ、GBRベアラのみ、あるレベルを上回り若しくは下回るMBRを有するGBRベアラのみ、あるレベルを上回り若しくは下回るGBRを有するGBRベアラのみ、又は、QCIのある(セット)に属するベアラのみ、などといった複数のマッピングルールが使用可能である。
例えば、マクロが良好なカバレッジを有し、ピコノードが高データレートブースティングのために他のキャリア周波数において配備されるという配備シナリオの場合に、静的なマッピングルールは、ピコノードへ向けた選択的なハンドオーバについて高データレートベアラのみを選択することであってよい。
例示的な実施形態のいくつかによれば、ソースeNBは、複数の測定報告構成でユーザ機器を構成し、どのレポートがトリガされるかに依存して、選択的なハンドオーバに含められるべきベアラを決定する。単純な例として、ソースeNBは、A3イベントに基づく2つの測定構成を構成し、各々について異なる閾値を設定し得る。第1の報告がトリガされた場合、eNBは選択的なハンドオーバのためにあるベアラ(例えば、非GBRベアラ)を選択し、同様に、第2の報告がトリガされた場合、eNBは選択的なハンドオーバのために他の種類のベアラ(例えば、GBRベアラ)を選択し得る。なお、これは一例に過ぎず、他のイベントを用いて様々なベアラを選択することができる。
例示的な実施形態のいくつかによれば、ソースeNBは、様々なベアラのバッファレベルに基づいて、どのベアラをハンドオーバすべきかを決定し得る。例えば、あるレベルを上回るほど又は下回ってバッファが埋まっているベアラのみが、選択的なハンドオーバのために選択される。
例示的な実施形態のいくつかによれば、選択的なハンドオーバに特に適した新たなトリガイベントが定義される。例えば、ある種類のベアラについて特定の閾値レベルよりも上までユーザ機器のバッファが上昇し、且つサービングセルに伴う無線条件が特定の閾値よりも劣悪になった場合にのみトリガされるという、A7イベントが定義され得る。
例示的な実施形態のいくつかによれば、ソースeNBは、ソースeNB及びターゲットeNBでの負荷状況に基づいて、どのベアラがハンドオーバされるべきかを決定し得る。例えば、ターゲットeNBの負荷が低い(unloaded)場合には、選択的なハンドオーバにより多くのベアラを含めることができる。ソースeNBとターゲットeNBとの間で負荷ステータス情報を交換するために、レガシーのX2 RESOURCE STATUS UPDATEメッセージを採用することができる。
例示的な実施形態のいくつかによれば、ソースeNBは、より早期の測定をトリガするためにより低い閾値を構成してもよく、それら測定結果が受信された場合、サービングeNBは、ターゲットeNBへの選択的なハンドオーバを開始することを決定し得るが、但しそれには空のベアラリストが伴う(即ち、何もハンドオーバされない)。この“空のハンドオーバ”の目的は、ユーザ機器によるターゲットeNBへの同期を可能とすることであり得る。こうした“空の”選択的なハンドオーバが実行され、ユーザ機器がターゲットeNBセルへ同期した場合、サービングセル及びターゲットセルの双方から将来モビリティシグナリングを送信することが可能となる。実施形態のいくつかによれば、ベアラのサブセットは、無線端末又はユーザ機器に関連付けられる全てのベアラを含んでもよい。
例示的な実施形態のいくつかによれば、ソースeNBは、測定構成においてより高い閾値を構成してもよく、そうした測定がトリガされた場合、サービングeNBは、ターゲットeNBへ向けた完全な(レガシーの)ハンドオーバを開始する。理解されるべきこととして、上述した選択の仕組みは、いかなる組合せで使用されてもよい。
ハンドオーバの開始
例示的な実施形態のいくつかによれば、ソースeNBは、ターゲットeNBへ向けてシグナリング無線ベアラのハンドオーバを開始することを決定し得る。ハンドオーバの後、ターゲットはアンカーノード(制御プレーンのための終端ポイント)になり、ソースは補助ノードになる。また、ソースeNBは、このハンドオーバ要求内にいくつかのデータ無線ベアラを含めることを選択してもよい。即ち、ハンドオーバの後に、ソースがユーザ機器のいくつかのデータ無線ベアラを取り扱い得る一方で、ターゲットは全てのシグナリング無線ベアラ及び他のデータ無線ベアラを取り扱うことになる。
そうしたハンドオーバ手続の期間中であって、ユーザプレーン、例えばPDCP又はPDCP及びRLCがアンカーノードで終端されるケースにおいて、上記仕組みは、全てのユーザプレーンベアラのトラフィックをコアネットワークから新たなアンカーノードへとスイッチングすることを含む。即ち、アンカーノードで終端されるユーザプレーンシナリオでは、アンカーノードの変更を意味するハンドオーバは、ユーザプレーンベアラのトラフィックの終端を古いアンカーノードから新たなアンカーノードへとスイッチングすることをも意味する。この手続において、コアネットワークへ向けたPATH SWITCH REQUESTメッセージは、新たなアンカーノードへ向けた全てのベアラのスイッチングを示すことになり、一方で(ソース及びターゲットセルが同じノード内に所在しないケースにおいて)X2:HANDOVER REQUESTメッセージは、どのベアラトラフィックが新たなアンカーノードセルにてエア上で送信されるものとされるか、及びどれが新たな補助ノードセルにて送信されるものとされるかを新たなアンカーノード(ターゲットノード)に示すであろう。
例示的な実施形態のいくつかによれば、ターゲットeNBは、ソースeNBと同じソフトセルには属さず、例えば、ターゲットeNBは、隣接マクロeNB又はスタンドアローンセルとして動作しているピコeNBといった独立したeNBである。即ち、関係するユーザ機器にとって、ターゲットeNBは、補助eNBの役割を演じるであろう。
レガシーのハンドオーバにおいて、ソースeNBは、図15に示したように、X2上でHANDOVER REQUESTメッセージを用いて、ターゲットeNBを準備する。このメッセージの内容が表1に示されている。このX2APメッセージは、ソースからのRRCコンテキストを含む透過的なコンテナを含む。選択的なハンドオーバのために、同じ原理が再利用されてよく、但し、RRC制御コンテキストはソースeNB内に残りE−RABのセットのみがハンドオーバされるように要求されることから、メッセージ内容を修正しなければならない。
Figure 0006321643
例示的な実施形態のいくつかによれば、ハンドオーバ準備シグナリングの期間中に、例えばユーザ機器の全てのベアラをハンドオーバしなければならない完全なハンドオーバといったレガシーハンドオーバよりもむしろ、所与のハンドオーバが選択的なハンドオーバであることを、ターゲットeNBは通知される。ターゲットeNBが同じソースeNBから同じユーザ機器に関係する複数の選択的ハンドオーバ要求を受信するケースでは、それは、エラーとして解釈されるべきではなく、むしろターゲットへ向けてユーザ機器の一層多くのベアラを選択的にハンドオーバさせるという要求として解釈されるべきである。
例示的な実施形態のいくつかによれば、ユーザ機器がアクティブな補助リンクを有している間にアンカー接続が失われた場合、補助eNBは、アンカーの役割を想定してよく、例えば制御プレーン及びSRBを終端させる。新たなアンカー(古い補助eNB)は、ハンドオーバ要求の期間中に受信されたMME UE S1AP IDを使用して、ユーザ機器のコンテキストをMME(又は任意の他のモビリティ管理ノード)から回復してよく、よって以前のアンカーを介してサービスされていたいかなる無線ベアラをも再確立することができる。
レガシーのX2 HANDOVER REQUESTメッセージは、セットアップされるべきE−RABのリストを既に含む。選択的なハンドオーバのケースについて、補助セルへハンドオーバすることをアンカーが望むデータ無線ベアラをカバーするためにこのリストを使用し得る。E−RABの残りは、ソースeNBに残ることになる。そのため、このリストはそのまま使用されてよい。しかしながら、E−RABの部分的なリストがX2 HANDOVER REQUESTメッセージに含まれる場合、ターゲットは、X2:HANDOVER REQUESTメッセージ内で列挙されたベアラのスイッチングを示すPATH SWITCH REQUESTメッセージをMMEへ送信するものと想定される。TS36.413における現行の仕様は、「PATH SWITCH REQUESTメッセージ内のDownlink List IE内のスイッチングされるべきE−RABがUEコンテキストに以前に含まれていた全てのE−RABを含まない場合、MMEは、含まれていないE−RABを暗黙的にeNBによりリリースされたものと見なすものとする」と仕様化している。
上記は、現行の仕様によれば、PATH SWITCH REQUEST内に列挙されておらずユーザ機器に割り当てられているベアラがMME(又は何らかの他のモビリティ管理ノード)により自動的に破棄されることになることを意味する。従って、例示的な実施形態のいくつかによれば、そうしたE−RABの終了を防ぐために、2つの代替案を想起し得る。
第一に、選択的なハンドオーバが進行中であって未列挙のE−RABが破棄されるべきではないことを示す新たなIEで、PATH SWITCH REQUESTメッセージが拡張されるものとする。第二に、MMEは、例えば、OAMシステムを介して、PATH SWITCH REQUESTメッセージ内で列挙されていないE−RABについてE−EABの終了を回避するように構成されるものとする。後者の決定は、無条件になされるか、又はソースノードのID(identity)に依存してなされ得る。ソースノードのIDは、PATH SWITCH REQUESTメッセージ内のSource MME UE S1AP ID IE及Source MME GUMMEI IEにより導出され得る。
PATH SWITCH REQUESTメッセージのIEがいかに拡張され得るかの一例が、表1aに示されており、Selective Handover Indicator IEと命名される新たなIEが、選択的ハンドオーバをいかにMMEへフラグ付けして示し得るかの一例として追加されている。
Figure 0006321643
ユーザ機器のモビリティ/履歴情報
レガシーLTEにおいて、ユーザ機器のモビリティの履歴情報は、eNBにて保持され、ハンドオーバが実行される際に、X2 HANDOVER REQUESTメッセージを介して、ターゲットeNBへUE History Informationと呼ばれるIE内で伝播される。このIEは、ユーザ機器が訪問した最後の16個までのセルのリストを、セルタイプと、ユーザ機器が対応するセル内に滞在した時間と共に含む。ユーザ機器の履歴情報は、ピンポン的なハンドオーバの検出、ユーザ機器のモビリティ状態の推定といった最適化のために有益であり、ユーザ機器のモビリティ状態の推定は、TTTといったスピード依存のハンドオーバトリガパラメータをスケーリングするためにさらに使用され得る。ユーザ機器が同時に複数のセルへ接続されることを可能とする多重的な接続性が使用される場合、それに合せてユーザ機器履歴の使用が適応されなければならない。
例示的な実施形態のいくつかによれば、選択的なハンドオーバは、レガシーLTEの完全なハンドオーバと同じ手法で扱われ、ユーザ機器の履歴情報はそれに合せて更新される。例えば、ユーザ機器が時刻t1にてセルA内でIDLEからCONNECTEDモードへ移り、時刻t2にてセルBへと選択的にハンドオーバされ、時刻t3にてセルBから再移動してセルAへ戻り、例えば、Bへ接続されていた全てのベアラが今や再びAに関連付けられ、時刻t4にてセルCへ完全にハンドオーバされた場合、セルCに向けたハンドオーバ準備の期間中にセルCをサポートするノードにより受信されるユーザ機器の履歴情報は、表2に示されるエントリーを含むであろう。
Figure 0006321643
例示的な実施形態のいくつかによれば、選択的なハンドオーバはやはり同じ手法で扱われ、但し、セル内のユーザ機器の滞在時間は、完全なハンドオーバの間の、当該セルへユーザ機器がハンドオーバ(完全又は選択的のいずれか)された第1の時刻と当該セルから完全に去った(即ち、対象のセルにベアラが無くUEコンテキストも解放された)時刻との間の時間長として測定されるであろう。上と同じ例について、このケースでのユーザ機器の履歴情報は、表3に示されるエントリーのようになる。
Figure 0006321643
例示的な実施形態のいくつかによれば、選択的なハンドオーバはユーザ機器の履歴情報に登録されない。上と同じ例について、このケースでのユーザ機器の履歴情報は、表4に示されるエントリーのようになる。
Figure 0006321643
ユーザ機器の履歴情報を更新するこれら3つの手法の利点は、それらが後方互換的であることである。しかしながら、多重的な接続性に関連する情報が失われる。これを補足するためには、ユーザ機器の履歴情報のIEを修正しなければならない。
例示的な実施形態のいくつかにれば、ユーザ機器の履歴情報のIE内にタイムスタンプフィールドが追加され、ユーザ機器がいつセルへとハンドオーバされたかを正確に知らせる。そのため、上と同じ例について、ユーザ機器の履歴情報は、表5に示されるエントリーのようになる。よって、タイムスタンプ及び時間長を見ることにより、セルCは、ユーザ機器が期間t3−t2の間に双方のセルへと接続されていたことを見出すことができる。
Figure 0006321643
例示的な実施形態のいくつかによれば、ユーザ機器の履歴へ、選択的なハンドオーバを示すためのハンドオーバタイプフィールドが追加される。上と同じ例について、ユーザ機器の履歴情報は、表6のように見えるであろう。
Figure 0006321643
例示的な実施形態のいくつかによれば、その特定のユーザ機器についてeNBにより演じられたアンカー/補助の役割を示す追加的なIEが、ユーザ機器の履歴情報内に含められる。この追加的な情報は、障害からの回復の期間中に有益であり得る。上と同じ例について、ユーザ機器の履歴情報は、表7のように見えるであろう。
Figure 0006321643
レガシーのX2 HANDOVER REQUESTメッセージ内の他のIE(即ち、Message Type、Old eNB UE X2AP ID、Cause、Target Cell ID、GUMMEI、Trace Activation、SRVCC Operation Possible及びCSG Membership Status)は、選択的なハンドオーバについてそのまま使用されてよい。
ハンドオーバ確認応答
レガシーのハンドオーバでは、ターゲットeNBがHANDOVER REQUESTメッセージを受信する際に、示されるように、ターゲットeNBは、流入制御(admission control)を実行し、要求内に含まれるデータ無線ベアラのうちの1つ以上を受け入れ得る場合に、図15に示したようなHANDOVER REQUEST ACKNOWLEDGEメッセージを、X2上でソースeNBへ向けて送信する。このメッセージの内容が表8に示されている。受け入れられないベアラは、E-RABs Not Admitted List IE内に含まれる。同表から理解することができるように、このメッセージ内の全てのIEを、選択的なハンドオーバをサポートするためにそのまま使用することができる。
Figure 0006321643
例示的な実施形態のいくつかによれば、E-RABs Not Admitted List内に何らかのエントリを含むHANDOVER REQUEST ACKNOWLEDGEメッセージが受信された場合、ソースeNBは、それらベアラを自身と共に維持することを決定し、E-RABs Admitted List内に列挙されたもののみをハンドオーバさせる。
例示的な実施形態のいくつかによれば、E-RABs Not Admitted List内に何らかのエントリを含むHANDOVER REQUEST ACKNOWLEDGEメッセージが受信された場合、ソースeNBは、ハンドオーバをキャンセルすることを決定する。ソースは、“部分的なハンドオーバ(partial handover)”という原因の値を伴うX2 HANDOVER CANCELメッセージを用いて、これをターゲットへ通信することができる。
例示的な実施形態のいくつかによれば、E-RABs Not Admitted List内に何らかのエントリを含むHANDOVER REQUEST ACKNOWLEDGEメッセージが受信された場合、ソースeNBは、それらベアラを破棄することを決定し、E-RABs Admitted List内に列挙されたもののみをハンドオーバさせる。
例示的な実施形態のいくつかによれば、ソースeNBは、完全なハンドオーバ要求(レガシーHO)を送出し、E-RABs Not Admitted List内に何らかのエントリが存在するHANDOVER REQUEST ACKNOWLEDGEを取得した場合に、完全なハンドオーバ要求を選択的なハンドオーバへ変更するであろう(ターゲットが選択的なハンドオーバを受け入れることを知っている場合)。これは、いくつかの手法で行われ得る。例えば、ソースeNBは、ターゲットへ向けて“部分的なハンドオーバ”という原因の値を伴うX2 HANDOVER CANCELコマンドを送信することにより、ハンドオーバ要求を明示的にキャンセルし、その後、まさにキャンセルされたハンドオーバにおいてターゲットが受け入れ可能であったベアラのみを含む選択的なHANDOVER REQUESTを送信する。他の例として、ソースは、例えば新たなX2 HANDOVER REQUESTメッセージを送信することにより、完全型から選択型へのハンドオーバの変更を暗黙的に通知してもよい。さらなる例として、ソースeNBは、ターゲットへ以前のハンドオーバ要求を完全型から選択型へ変更することを知らせる、例えばHANDOVER REQUEST UPDATEといった新たなX2メッセージを送信してもよい。ソースeNBにより送信されるいかなるメッセージも、選択的ハンドオーバ用のIEセットを伴い、ターゲットが受け入れ可能であったベアラのリストを伴って送信され得る。
例示的な実施形態のいくつかによれば、ターゲットeNBは、既にハンドオーバ要求を受信し準備した対象のユーザ機器についてX2 HANDOVER REQUESTを取得し、その新たな要求が選択的ハンドオーバの要求である場合、又はHANDOVER REQUEST UPDATEメッセージを取得した場合、ハンドオーバを選択型へと更新し(即ち、後にユーザ機器が接続した際にSRBのセットアップを試行しないであろう)、X2 HANDOVER REQUEST ACKNOWLEDGEメッセージを再送する。整合性のために、送信者は、X2 HANDOVER REQUESTメッセージ及びHANDOVER REQUEST UPDATEメッセージにおいて、受け入れられることになるベアラのリストを提供してもよく、但し、ターゲットは以前の要求から既にこの情報を有しているため、これは必須とはされない。
例示的な実施形態のいくつかによれば、X2 HANDOVER REQUEST ACKNOWLEDGEメッセージが受信された場合に、ソースeNBは、受け入れられるベアラのサブセットのみをハンドオーバさせることを決定し、残りを自身と共に維持する。これは、上の通りのいくつかの手法で、例えば、ハンドオーバの明示的なキャンセル及び後続する新たな要求、以前の要求を無効化することになる要求の送信、又は新たなX2メッセージ(例えば、HANDOVER REQUEST UPDATE)の送信により通信され得る。
例示的な実施形態のいくつかによれば、ターゲットeNBは、既にハンドオーバ要求(完全な又は選択的なハンドオーバのいずれか)を受信し準備した対象のUEについてX2 HANDOVER REQUESTを取得し、その新たな要求が選択的ハンドオーバの要求である場合、又はHANDOVER REQUEST UPDATEメッセージを取得した場合、ハンドオーバを選択型へと更新し(以前の要求が選択型でない場合であって、そのケースでは後にユーザ機器が接続した際にSRBのセットアップを試行しないであろう)、X2 HANDOVER REQUEST ACKNOWLEDGEメッセージを再送することになる。このケースでは、X2 HANDOVER REQUESTメッセージ及びHANDOVER REQUEST UPDATEメッセージは、受け入れられることになるベアラを含む(元の受け入れリスト内で列挙されたベアラとは異なるためである)。また、ターゲットは、その更新されるリスト内に含まれるベアラについて予約していたかもしれない任意のリソースを解放する。
後続する選択的なハンドオーバ
例示的な実施形態のいくつかによれば、最初の選択的なハンドオーバの実行後に、いかなる数の後続のハンドオーバが実行されてもよい。従って、例示的な実施形態のいくつかによれば、ターゲットeNBは、選択的なハンドオーバを受け付けた後に、New eNB UE X2AP IDとOld eNB UE X2AP IDとのマッピングを維持する。
例示的な実施形態のいくつかによれば、ソースeNBは、HANDOVER REQUEST ACKNOWLEDGEメッセージについて選択的にハンドオーバを行う場合、New eNB UE X2AP IDとOld eNB UE X2AP IDとのマッピングを維持し、それにより、後にこのマッピングに格納されたNew eNB UE X2AP IDと同じOld eNB UE X2AP IDを有するHANDOVER REQUESTがターゲットeNBから受信された場合に、それが選択的なハンドオーバ後にいくらかの時間を経過してアンカーへ向けて戻ろうとしているユーザ機器であることを知得することができる。
例示的な実施形態のいくつかによれば、アンカーeNBからユーザ機器のベアラのいくつかが選択的にハンドオーバされた先の補助ノードのように動作するeNBは、後に、別の補助eNBへのユーザ機器の選択的なハンドオーバを実行してもよい。これは、いくつかの手法で実行され得る。一例として、古い補助ノードは、それらベアラの新たな補助ノードへの選択的なハンドオーバを推奨する標識(例えば、X2 HANDOVER REQUESTメッセージ内の新たなIEを介して)と共に、アンカーへとベアラをハンドオーバし返してもよい。アンカーは、当該推奨を使用してよく、新たな補助ノードへとベアラをハンドオーバさせ、又はそれを自身と共に維持し若しくは破棄する。
選択的なハンドオーバの他の例は、古い補助ノードが新たな補助ノードへ向けてX2 HANDOVER REQUESTメッセージを送信したが、(例えば、新たなIEを介して)そのユーザ機器について責任を有するアンカーノードについての追加的な標識が伴っていた場合であり得る。すると、新たな補助ノードは、アンカーノードへ向けてHANDOVER REQUEST ACKNOWLEDGEメッセージを送信する。アンカーは、これを受信した場合には補助ノードが変更されたものと暗黙的に想定し得る。例えば、古い補助ノードは、使用中のeNB X2 AP ID、即ちアンカーと古い補助ノードとの間のハンドオーバの期間中にNew eNB X2 AP IDにおいて示されたIDの代わりに、もともとはOld eNB X2 AP IDとしてアンカーから受信されたOld eNB X2 AP IDを、送信しようとしているHANDOVER REQUESTにおいて使用し得る。
上のケースと同様の他の例は、補助ノードが、新たな補助ノードへの要求の送信後に即座に、新たな補助ノードへ向けた選択的なハンドオーバを開始したことを示す新たなX2メッセージをアンカーへと送信することであり得る。そのようにして、補助ノードの再配置が明示的にアンカーにより知得され、アンカーは、新たな補助ノードからのHANDOVER REQUEST ACKNOWLEDGEの受信によってその成功を知得する。
例示的な実施形態のいくつかによれば、古い補助ノードは、X2 HANDOVER REQUESTメッセージを新たな補助ノードへと送信し、X2 HANDOVER REQUEST ACKNOWLEDGEメッセージの取得を待ち受け、これを新たなX2メッセージ(例えば、X2 ASSISTING RELOCATION)内に含められる透過的なコンテナ内でアンカーへ向けて転送する。例示的な実施形態のいくつかによれば、アンカーeNBは、補助の再配置が行われたことを見出すと、新たな補助ノード内で使用中のNew eNB UEに基づいて、Old eNB UE X2 AP IDからNew eNB UE X2 AP IDへのマッピングを更新する。
例示的なノード構成
図16は、ここで説明した例示的な実施形態のいくつかを実行し得るソース基地局又はeNB401Aの例示的なノード構成を示している。図16に示した基地局は、アンカー又は補助eNBであってよいことが理解されるべきである。基地局401Aは、通信データ、命令、及び/若しくはメッセージを受信及び/又は送信するように構成され得る無線回路又は通信ポート410Aを備え得る。無線回路又は通信ポート410Aは任意の数の送受信、受信、及び/又は送信ユニット又は回路として具備されてよいことが理解されるべきである。無線回路又は通信410Aは当該技術で知られている任意の入力又は出力通信ポートの形式であってよいことがさらに理解されるべきである。無線回路又は通信410Aは、RF回路及びベースバンド処理回路(図示せず)を含み得る。
基地局401Aは、選択的なハンドオーバ又はユーザ機器に関連付けられるベアラのサブセットのハンドオーバを提供するように構成され得る処理ユニット又は回路420Aも備え得る。処理回路420Aは、任意の好適なタイプの計算ユニット、例えば、マイクロプロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)若しくは特定用途向け集積回路(ASIC:application specific integrated circuit)、又は任意の他の形式の回路であり得る。基地局401Aはさらに、任意の好適なタイプのコンピュータ読取可能なメモリであり、かつ、揮発性及び/又は不揮発性のタイプのものであり得る、メモリユニット又は回路430Aを備え得る。メモリ430Aは、受信され、送信され及び/若しくは測定されたデータ、デバイスパラメータ、通信優先度、並びに/又は実行可能なプログラム命令を格納するように構成され得る。
図17は、ここで説明した例示的な実施形態のいくつかを実行し得るターゲット基地局又はeNB401Bの例示的なノード構成を示している。図17に示した基地局は、アンカー又は補助eNBであってよいことが理解されるべきである。基地局401Bは、通信データ、命令、及び/若しくはメッセージを受信及び/又は送信するように構成され得る無線回路又は通信ポート410Bを備え得る。無線回路又は通信ポート410Bは任意の数の送受信、受信、及び/又は送信ユニット又は回路として具備されてよいことが理解されるべきである。無線回路又は通信410Bは当該技術で知られている任意の入力又は出力通信ポートの形式であってよいことがさらに理解されるべきである。無線回路又は通信410Bは、RF回路及びベースバンド処理回路(図示せず)を含み得る。
基地局401Bは、選択的なハンドオーバ又はユーザ機器に関連付けられるベアラのサブセットのハンドオーバを提供するように構成され得る処理ユニット又は回路420Bも備え得る。処理回路420Bは、任意の好適なタイプの計算ユニット、例えば、マイクロプロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)若しくは特定用途向け集積回路(ASIC)、又は任意の他の形式の回路であり得る。基地局401Bはさらに、任意の好適なタイプのコンピュータ読取可能なメモリであり、かつ、揮発性及び/又は不揮発性のタイプのものであり得る、メモリユニット又は回路430Bを備え得る。メモリ430Bは、受信され、送信され及び/若しくは測定されたデータ、デバイスパラメータ、通信優先度、並びに/又は実行可能なプログラム命令を格納するように構成され得る。
例示的なノードの動作
図18は、ここで説明した通りの、選択的なハンドオーバ又はユーザ機器に関連付けられるベアラのサブセットのハンドオーバを提供するための、ソース基地局401Aによりとられ得る例示的な動作を描いたフロー図である。図18は実線の境界線を用いて例示されたいくつかの動作と破線の境界線を用いて例示されたいくつかの動作とを含むことが理解されるべきである。実線の境界線内に含まれる動作は、最も広い例示的な実施形態に含まれる動作である。破線の境界線内に含まれる動作は、比較的広い例示的な実施形態の動作に含まれ得るか、又は当該動作の一部分であり得るか、又は当該動作に加えて採用され得るさらなる動作である、例示的な実施形態である。これらの動作が順序通りに実行される必要のないことが理解されるべきである。
さらに、上記動作の全てが必ずしも実行されなくてもよいことが理解されるべきである。例示的な動作は、任意の順序で、任意の組み合わせで実行されてよい。上記動作はアンカー基地局により又は補助基地局により実行されてよいこともまた理解されるべきである。
図18に提示される例示的な実施形態のいくつかにおいて理解されるべきこととして、ソース及びターゲット基地局は、補助−補助ペアリング又はアンカー−補助ペアリングを含み得る。図18に提示される例示的な実施形態のいくつかによれば、ソース及びターゲット基地局は、異なる双方向通信モードを使用してもよい。そうした双方向通信モードの例は、TDD又はFDDである。
例示的な動作8
例示的な実施形態のいくつかによれば、ソース基地局401Aは、ターゲット基地局401Bから、ハンドオーバ確認応答メッセージを受信8するように構成され得る。ハンドオーバ確認応答メッセージは、無線端末(例えば、ユーザ機器)に関連付けられる全てのベアラに関与する完全なハンドオーバ(例えば、レガシーハンドオーバ)の失敗の標識を提供し得る。ハンドオーバ確認応答メッセージは、ハンドオーバ可能なベアラの識別情報(identification)をさらに含み得る。ターゲット基地局401Bからハンドオーバ確認応答メッセージを受信するように、無線回路410Aが構成され得る。
よって、完全なハンドオーバが可能ではないと学習した後に、ソース基地局401Aは、例えばハンドオーバされることの可能なものとして確認応答メッセージ内で示されたベアラといった、ベアラのサブセットについての選択的なハンドオーバを開始してもよい。
例示的な動作9
例示的な実施形態のいくつかによれば、ソース基地局401Aは、ターゲット基地局401Bから、ターゲット基地局負荷ステータスを受信9するように構成され得る。選択的なハンドオーバ手続についての必要性は、ターゲット基地局負荷ステータスに基づいて判定され得る。ターゲット基地局負荷ステータスをターゲット基地局401Bから受信するように、無線回路410が構成され得る。
動作10
ソース基地局401Aは、例えば選択的なハンドオーバの手続といったハンドオーバ手続についての必要性を判定10するように構成される。ハンドオーバ手続についての必要性を判定するように、処理回路420Aが構成される。理解されるべきこととして、例示的な動作8及び9は、上記判定がいかに行われ得るかの単なる例である。ハンドオーバ手続についての必要性の判定は、ここで説明した又は当該技術において知られているいかなる手段を介してなされてもよい。
動作12
ソース基地局401Aは、無線端末に関連付けられるベアラのサブセットを選択12するようにさらに構成される。無線端末に関連付けられるベアラのサブセットを選択するように、処理回路420Aが構成される。理解されるべきこととして、ベアラのサブセットは、無線端末に関連付けられるベアラの合計数よりも少ないか又は等しい数のベアラである。
例示的な動作13
例示的な実施形態のいくつかによれば、選択すること12は、例えば例示的な動作8において説明したようなハンドオーバ確認応答メッセージにおいて識別されたベアラのサブセットを選択すること13をさらに含んでもよい。ハンドオーバ確認応答メッセージにおいて識別されたベアラのサブセットを選択するように、処理回路420Aが構成され得る。
例示的な動作14
例示的な実施形態のいくつかによれば、選択すること12は、ベアラのサブセットを選択するための予め決定されるルールを解析すること14と、予め決定されるルールの解析に基づいてベアラのサブセットを選択することと、を含んでもよい。ベアラのサブセットを選択するための予め決定されるルールを解析するように、処理回路420Aが構成され得る。
例示的な実施形態のいくつかによれば、上記予め決定されるルールは、非保証ビットレートベアラの選択、保証ビットレートベアラの選択、閾値レベルを上回り又は下回る最大ビットレートを有する保証ビットレートベアラの選択、閾値を上回り又は下回る保証レートを有する保証ビットレートベアラの選択、及び/又は、QCIに関連するベアラの選択、を含み得る。理解されるべきこととして、これらは単なる例であり、予め決定されるルールは、ここで説明した選択のいかなる手段を含んでよい。
例示的な動作16
例示的な実施形態のいくつかによれば、選択すること12は、無線端末に関連付けられるベアラの異なるサブセットに関連して異なる測定報告構成で、無線端末を構成すること16、を含み得る。無線端末に関連付けられるベアラの異なるサブセットに関連して異なる測定報告構成で無線端末を構成するように、処理回路420Aが構成され得る。
例示的な動作17
例示的な実施形態のいくつかによれば、構成すること16は、無線端末から、少なくとも1つの測定報告構成の結果として提供される測定報告を受信すること17、をさらに含んでよい。無線端末から少なくとも1つの測定報告構成の結果として提供される測定報告を受信するように、無線回路410Aが構成される。
例示的な動作18
例示的な実施形態のいくつかによれば、構成すること16及び受信すること17は、受信される測定報告の結果に基づいて、ベアラのサブセットを選択すること18、をさらに含んでよい。受信される測定報告の結果に基づいてベアラのサブセットを選択するように、処理回路420Aが構成され得る。
例示的な動作20
例示的な実施形態のいくつかによれば、選択すること12は、無線端末の保持されるベアラ基準のモビリティ履歴に基づいて、ベアラのサブセットを選択すること20、をさらに含む。無線端末の保持されるベアラ基準(bearer based)のモビリティ履歴に基づいてベアラのサブセットを選択するように、処理回路420Aが構成され得る。
例示的な動作24
例示的な実施形態のいくつかによれば、選択すること12は、閾値、トリガイベント、無線信号レベル、ベアラのバッファレベル、並びに/又はソース及び/若しくはターゲット基地局での負荷状況、のうちのいずれか1つ以上に基づいて、ベアラのサブセットを選択すること24、をさらに含む。閾値、トリガイベント、無線信号レベル、ベアラのバッファレベル、並びに/又はソース及び/若しくはターゲット基地局での負荷状況、のうちのいずれか1つ以上に基づいて、ベアラのサブセットを選択するように、処理回路420Aが構成され得る。
例示的な動作27
例示的な実施形態のいくつかによれば、無線ネットワークは、少なくとも1つのマクロノード又はセルと、高データレートブースティングのための別キャリア若しくは同キャリア周波数における少なくとも1つのピコ若しくは他のマクロノード又はセルと、を含み得る。そうした例示的な実施形態において、選択すること12は、少なくとも1つのピコ若しくは他のマクロノード又はセルに向けてのハンドオーバ手続のために、高データレートベアラを選択すること27、をさらに含み得る。少なくとも1つのピコ若しくは他のマクロノード又はセルに向けてのハンドオーバ手続のために高データレートベアラを選択するように、処理回路420Aが構成され得る。
動作28
ソース基地局は、ベアラのサブセットについてのハンドオーバ要求をターゲット基地局へ送信28するように構成される。ここで、無線端末の少なくとも1つのベアラは、ソース基地局に接続したまま残される。ベアラのサブセットについてのハンドオーバ要求をターゲット基地局へ送信するように、無線回路410Aが構成される。理解されるべきこととして、上記少なくとも1つのベアラは、SRB及び/又はDRBであってよい。理解されるべきこととして、選択的なハンドオーバ、及びソース基地局へ接続したまま残される少なくとも1つのベアラは、[例示的な実施形態の概略]という見出しの下で提供された例示的なユースケースのいずれかによってさらに説明されているであろう。
例示的な動作29
例示的な実施形態のいくつかによれば、ソース基地局401Aは、ターゲット基地局401Bから、ベアラのサブセットについてのハンドオーバ手続に関連する確認応答メッセージを受信29する、ように構成され得る。確認応答メッセージは、ベアラのサブセットのうちの各ベアラについてのハンドオーバ手続の結果を含み得る。無線回路410Aが、ターゲット基地局401Bから、ベアラのサブセットについてのハンドオーバ手続に関連する確認応答メッセージを受信し得る。
例示的な動作30
例示的な実施形態のいくつかによれば、受信すること28は、ベアラのサブセットのうちのあるベアラとの関連付けを、当該ベアラについてハンドオーバ手続の結果が成功ではない場合に、保持(maintain)すること30、をさらに含んでよい。ベアラのサブセットのうちのベアラとの関連付けを当該ベアラについてハンドオーバ手続の結果が成功ではない場合に保持するように、処理回路420Aが構成され得る。よって、成功裏にハンドオーバされなかったベアラとの関連付けを維持することで、そのベアラの破棄が防止され得る。
例示的な動作31
例示的な実施形態のいくつかによれば、ソース基地局401Aは、ハンドオーバ手続の完了後に、アンカー基地局又は補助基地局へと移行する、ように構成され得る。ハンドオーバ手続の完了後にソース基地局401Aをアンカー基地局又は補助基地局へと移行するように、処理回路420Aが構成され得る。
例示的な動作32
例示的な実施形態のいくつかによれば、移行すること31は、無線端末から、アンカーリンク上の無線リンク障害の標識を受信すること32、を含み得る。無線端末からアンカーリンク上の無線リンク障害の標識を受信するように、無線回路410Aが構成される。
例示的な動作33
例示的な実施形態のいくつかによれば、移行すること31及び受信すること32は、ソース基地局をアンカー基地局へと移行すること、をさらに含み得る。ソース基地局をアンカー基地局へと移行するように、処理回路420Aが構成され得る。
図19は、ここで説明した通りの、選択的なハンドオーバ又はユーザ機器に関連付けられるベアラのサブセットのハンドオーバを提供するための、ターゲット基地局401Bによりとられ得る例示的な動作を描いたフロー図である。図19は実線の境界線を用いて例示されたいくつかの動作と破線の境界線を用いて例示されたいくつかの動作とを含むことが理解されるべきである。実線の境界線内に含まれる動作は、最も広い例示的な実施形態に含まれる動作である。破線の境界線内に含まれる動作は、比較的広い例示的な実施形態の動作に含まれ得るか、又は当該動作の一部分であり得るか、又は当該動作に加えて採用され得るさらなる動作である、例示的な実施形態である。これらの動作が順序通りに実行される必要のないことが理解されるべきである。
さらに、上記動作の全てが必ずしも実行されなくてもよいことが理解されるべきである。例示的な動作は、任意の順序で、任意の組み合わせで実行されてよい。上記動作はアンカー基地局により又は補助基地局により実行されてよいこともまた理解されるべきである。
図19に提示される例示的な実施形態のいくつかにおいて理解されるべきこととして、ソース及びターゲット基地局は、補助−補助ペアリング又はアンカー−補助ペアリングを含み得る。図19に提示される例示的な実施形態のいくつかによれば、ソース及びターゲット基地局は、異なる双方向通信モードを使用してもよい。そうした双方向通信モードの例は、TDD又はFDDである。
動作36
ターゲット基地局401Bは、ソース基地局401Aから、ベアラのサブセットについてのハンドオーバ要求を受信36するように構成される。ここで、無線端末の少なくとも1つのベアラはソース基地局に接続したまま残される。ベアラのサブセットについてのハンドオーバ要求を受信するように、受信回路410Bが構成される。理解されるべきこととして、ベアラのサブセットは、無線端末に関連付けられるベアラの合計数よりも少ないか又は等しい数のベアラを含む。上記少なくとも1つのベアラは、SRB及び/又はDRBであってよい。理解されるべきこととして、選択的なハンドオーバ、及びソース基地局へ接続したまま残される少なくとも1つのベアラは、[例示的な実施形態の概略]という見出しの下で提供された例示的なユースケースのいずれかによってさらに説明されているであろう。
動作38
ターゲット基地局401Bは、ハンドオーバ手続に関連してベアラのサブセットの受け入れ可能性を解析38するようにも構成される。ハンドオーバ手続に関連してベアラのサブセットの受け入れ可能性を解析するように、処理回路420Bが構成される。
動作40
ターゲット基地局401Bは、ソース基地局401Aへ、動作38において説明したような解析の結果を含むハンドオーバ確認応答メッセージを送信40するようにも構成される。解析の結果を含むハンドオーバ確認応答メッセージをソース基地局401Aへ送信するように、無線回路410Bが構成される、
例示的な実施形態のいくつかによれば、上記結果は、ハンドオーバ手続に関連するベアラのサブセットのうちの各ベアラについての受け入れ可能性を含み得る。上記結果は、受け入れ可能でない任意のベアラとの関連付けを維持すべきというソース基地局401Aへの標識をさらに含んでもよい。
例示的な動作42
例示的な実施形態のいくつかによれば、ベアラのサブセットは、(例えば、識別されたベアラをゼロ個含む)空のサブセットであってもよい。そうした例示的な実施形態において、ターゲット基地局401Bは、無線端末との同期手続を遂行42するようにさらに構成され得る。無線端末との同期手続を遂行するように、処理回路420Bが構成され得る。理解されるべきこととして、例示的な実施形態のいくつかによれば、ベアラのサブセットは、無線端末又はユーザ機器に関連付けられる全てのベアラを含んでもよい。
例示的な動作43
例示的な実施形態のいくつかによれば、ターゲット基地局401Bは、ハンドオーバ手続の後に、アンカー基地局又は補助基地局へ移行43するように構成され得る。ハンドオーバ手続の後にアンカー基地局又は補助基地局へターゲット基地局401Bを移行するように、処理回路420Bが構成され得る。
例示的な動作44
例示的な実施形態のいくつかによれば、移行すること43は、無線端末から、アンカーリンク上の無線リンク障害の標識を受信すること44をさらに含んでもよい。無線端末からアンカーリンク上の無線リンク障害の標識を受信するように、無線回路410Bが構成され得る。
例示的な動作44
例示的な実施形態のいくつかによれば、移行すること43及び受信すること44は、ターゲット基地局401Bをアンカー基地局へと移行すること45をさらに含んでもよい。ターゲット基地局401Bをアンカー基地局へと移行するように、処理回路420Bが構成され得る。
例示的な動作46
例示的な実施形態のいくつかによれば、ハンドオーバ要求は、無線端末のベアラ基準のモビリティ履歴を含んでもよい。そうした例示的な実施形態において、ターゲット基地局401Bは、無線端末のベアラ基準のモビリティ履歴を保持46する、ようにをさら構成され得る。無線端末のベアラ基準のモビリティ履歴を保持するように、処理回路420Bが構成され得る。
例示的な動作48
例示的な実施形態のいくつかによれば、ターゲット基地局401Bは、モビリティ管理ノード(例えば、MME、SGSN又はS4−SGSN)へ、成功裏にハンドオーバされたベアラのサブセットのIDを含むパススイッチ要求を送信48するように構成されてもよい
[一般的記述]
例示的な実施形態を解説するために、3GPP LTEからの専門用語がここで使用されてきたが、このことが、例示的な実施形態の範囲を上述のシステムにのみ限定するものと理解されるべきではないことが、留意されるべきである。HSPA、WCDMA、WiMax、UMB、WiFi、及びGSMを含む他の無線システムもまた、ここに開示された例示的な実施形態からの恩恵を享受し得る。(予め存在する、プライマリの又は補助的な)ベアラとの用語がデータ無線ベアラ(DRB)及び/又はEPS無線ベアラを表現することも理解されるべきである。
ここに提供された例示的な実施形態の説明は、例示の目的で提示されてきた。この説明は、網羅的であること、又は、例示的な実施形態を、開示された正確な形式に限定することを意図しておらず、上記の教示に照らして修正及び変形が可能であり、又は、提供された実施形態に対する種々の代替例の実施から、修正及び変形が獲得され得る。ここで議論された例は、種々の例示的な実施形態の原理及び特質、並びに、その実践的な応用を解説して、当業者が種々の態様で、そして、企図される特定の用途に適した多様な修正と共に例示的な実施形態を利用することを可能にする目的で、選定され及び説明された。ここで説明された実施形態の特徴は、方法、装置、モジュール、システム、及びコンピュータプログラムプロダクトの全ての考え得る組み合わせで組み合わされてよい。ここに提示された例示的な実施形態が互いに任意に組み合わされて実践され得ることが理解されるべきである。
“含む/備える(comprising)”という語が、列挙された以外の他の要素又はステップの存在を必ずしも除外しないこと、及び、要素に先行する“a”又は“an”という語が、複数個のこのような要素の存在を除外しないことが留意されるべきである。どの参照符号も請求項の範囲を限定しないこと、例示的な実施形態が、少なくとも部分的に、ハードウェア及びソフトウェアの双方により実装され得ること、並びに、複数の“手段(means)”、“ユニット(units)”、又は“デバイス(devices)”が、ハードウェアの同一の品目によって表現されてもよいことが、さらに留意されるべきである。
ユーザ機器といった専門用語が、非限定的であると見なされるべきであることにも留意されたい。デバイス又はユーザ機器は、当該用語がここで使用される場合、インターネット/イントラネットへのアクセス、ウェブブラウザ、オーガナイザ、カレンダー、カメラ(例えば、ビデオ及び/若しくは静止画像カメラ)、サウンドレコーダ(例えばマイクロフォン)、並びに/又はGPS(global positioning system)システム受信機についての能力を有する無線電話と、セルラー無線電話をデータ処理に組み合わせ得るPCS(personal communications system)ユーザ機器と、無線電話又は無線通信システムを含むことの可能なPDA(personal digital assistance)と、ラップトップと、通信能力を有するカメラ(例えば、ビデオ及び/又は静止画像カメラ)と、パーソナルコンピュータ、ホームエンターテインメントシステム、テレビジョンなどといった、送受信可能な任意の他の計算又は通信デバイスと、を含むように、広義に解釈されるべきである。ユーザ機器という用語が、いかなる数の接続されたデバイス、無線端末又はM2M(machine-to-machine)デバイスをも含んでよいことが理解されるべきである。
ここで説明された種々の例示的な実施形態は、方法ステップ又はプロセスの一般的な文脈において説明されており、当該方法ステップ又はプロセスは、1つの側面において、ネットワーク接続された環境においてコンピュータによって実行されるプログラムコードなどのコンピュータ実行可能な命令を含むコンピュータ読取可能な媒体において具現化される、コンピュータプログラムプロダクトによって実装され得る。コンピュータ読取可能な媒体は、限定ではないものの、読取り専用メモリ(ROM)、ランダムアクセスメモリ(RAM)、コンパクトディスク(CD)、デジタル多用途ディスク(DVD)などを含む、着脱可能な又は非着脱可能なストレージデバイスを含み得る。概して、プログラムモジュールは、特定のタスクを実行するか、又は特定の抽象データ型を実装する、ルーチン、プログラム、オブジェクト、コンポーネント、データ構造などを含み得る。コンピュータ実行可能な命令、関連付けられるデータ構造、及びプログラムモジュールは、ここに開示された方法のステップを実行するためのプログラムコードの代表例である。このような実行可能な命令の特定のシーケンス又は関連付けられるデータ構造は、このようなステップ又はプロセスにおいて説明された機能を実装するための、対応するアクションの代表例である。
図面及び明細書において、例示的な実施形態を開示してきた。しかしながら、これらの実施形態に関して多くの変形及び修正をなすことが可能である。従って、具体的な用語が用いられているものの、それらは、総称的及び説明的な意味においてのみ使用されており、限定の目的では使用されておらず、その実施形態の範囲は、以下の特許請求の範囲により定義される。

Claims (40)

  1. ソース基地局(401A)における、前記ソース基地局によりサービスされている無線端末(101)に関連付けられるベアラのサブセットについてのハンドオーバを提供するための方法であって、ベアラの前記サブセットは、前記無線端末に関連付けられる全てのベアラよりも少なく、前記ソース基地局は、無線通信ネットワーク内に含まれ、前記方法は、
    ハンドオーバ手続についての必要性を判定すること(10)と、
    前記無線端末に関連付けられるベアラの前記サブセットを選択すること(12)と、
    前記ソース基地局(401A)により、ベアラの前記サブセットについてのハンドオーバ要求をターゲット基地局(401B)へ送信すること(28)と、前記無線端末の少なくとも1つのベアラは前記ソース基地局に接続したまま残されることと、
    を含み、
    前記選択すること(12)は、ベアラの前記サブセットを選択するための予め決定されるルールを解析すること(14)と、前記解析(14)に基づいてベアラの前記サブセットを選択することと、をさらに含み、前記予め決定されるルールは、
    非保証ビットレートベアラを選択すること、
    保証ビットレートベアラを選択すること、
    閾値レベルを上回り又は下回る最大ビットレートを有する保証ビットレートベアラを選択すること、
    閾値レベルを上回り又は下回るレートで保証される保証ビットレートベアラを選択すること、及び、
    サービス品質クラス識別子に関連してベアラを選択すること、
    のうちのいずれか1つ以上を含む、
    方法。
  2. 前記判定すること(10)は、前記ターゲット基地局(401B)から、ターゲット基地局負荷ステータスを受信すること(9)、をさらに含み、前記ハンドオーバ手続についての前記必要性は、前記ターゲット基地局負荷ステータスに基づいて判定される、請求項の方法。
  3. 前記選択すること(12)は、
    前記無線端末に関連付けられるベアラの異なるサブセットに関連して異なる測定報告構成で、前記無線端末(101)を構成すること(16)と、
    前記無線端末から、少なくとも1つの測定報告構成の結果として提供される測定報告を受信すること(17)と、
    受信される前記測定報告の結果に基づいて、ベアラのサブセットを選択すること(18)と、
    をさらに含む、請求項1〜のいずれかの方法。
  4. 前記選択すること(12)は、前記無線端末(101)の保持されるベアラ基準のモビリティ履歴に基づいて、ベアラの前記サブセットを選択すること(20)、をさらに含む、請求項1〜のいずれかの方法。
  5. 前記選択すること(12)は、閾値、トリガイベント、無線信号レベル、ベアラのバッファレベル、並びにソース基地局(401A)及び/又はターゲット基地局(401B)での負荷状況、のうちのいずれか1つ以上に基づいて、ベアラの前記サブセットを選択すること(24)、をさらに含む、請求項1〜のいずれかの方法。
  6. 前記無線通信ネットワークは、少なくとも1つのマクロノード又はセルと、高データレートブースティングのための別キャリア若しくは同キャリア周波数における少なくとも1つのピコ若しくは他のマクロノード又はセルと、を含み、前記選択すること(12)は、前記少なくとも1つのピコ若しくは前記他のマクロノード又はセルに向けてのハンドオーバ手続のために、高データレートベアラを選択すること(27)、をさらに含む、請求項1〜のいずれかの方法。
  7. 前記ターゲット基地局(401B)から、ベアラの前記サブセットについての前記ハンドオーバ手続に関連する確認応答メッセージを受信すること(29)と、前記確認応答メッセージは、ベアラの前記サブセットのうちの各ベアラについての前記ハンドオーバ手続の結果を含むことと、
    ベアラの前記サブセットのうちのあるベアラとの関連付けを、当該ベアラについて前記ハンドオーバ手続の前記結果が成功ではない場合に、保持すること(30)と、
    をさらに含む、請求項1〜のいずれかの方法。
  8. 前記ハンドオーバ手続の完了後に、アンカー基地局又は補助基地局へと移行すること(32)、をさらに含む、請求項1〜のいずれかの方法。
  9. 前記ソース基地局(401A)は、補助基地局であり、前記移行すること(32)は、
    前記無線端末(101)から、アンカーリンク上の無線リンク障害の標識を受信すること(31)と、
    前記ソース基地局をアンカー基地局へと移行すること(33)と、
    をさらに含む、請求項の方法。
  10. 前記ソース(401A)及びターゲット(401B)基地局は、補助−補助ペアリング又はアンカー−補助ペアリングを含む、請求項1〜のいずれかの方法。
  11. 前記ソース(401A)及びターゲット(401B)基地局は、異なる双方向通信モードを使用し、双方向通信モードは、時間分割複信(TDD)又は周波数分割複信(FDD)通信モードである、請求項1〜10のいずれかの方法。
  12. ソース基地局によりサービスされている無線端末(101)に関連付けられるベアラのサブセットについてのハンドオーバを提供するための前記ソース基地局(401A)であって、ベアラの前記サブセットは、前記無線端末に関連付けられる全てのベアラよりも少なく、前記ソース基地局は、無線通信ネットワーク内に含まれ、前記ソース基地局は、
    ハンドオーバ手続についての必要性を判定するように構成され、前記無線端末に関連付けられるベアラの前記サブセットを選択するようにさらに構成される、処理回路(420A)と、
    ベアラの前記サブセットについてのハンドオーバ要求をターゲット基地局(401B)へ送信するように構成される無線回路(410A)と、
    を含み、
    前記無線端末の少なくとも1つのベアラは、前記ソース基地局に接続したまま残され、
    前記処理回路(420A)は、ベアラの前記サブセットを選択するための予め決定されるルールを解析する、ようにさらに構成され、前記予め決定されるルールは、
    非保証ビットレートベアラを選択すること、
    保証ビットレートベアラを選択すること、
    閾値レベルを上回り又は下回る最大ビットレートを有する保証ビットレートベアラを選択すること、
    閾値レベルを上回り又は下回るレートで保証される保証ビットレートベアラを選択すること、及び、
    サービス品質クラス識別子に関連してベアラを選択すること、
    のうちのいずれか1つ以上を含む、
    ソース基地局(401A)。
  13. 前記無線回路(410A)は、前記ターゲット基地局(401B)から、ターゲット基地局負荷ステータスを受信する、ようにさらに構成され、前記処理回路(420A)は、前記ハンドオーバ手続についての前記必要性を、前記ターゲット基地局負荷ステータスに基づいて判定する、ように構成される、請求項12のソース基地局(401A)。
  14. 前記処理回路(420A)は、前記無線端末に関連付けられるベアラの異なるサブセットに関連して異なる測定報告構成で、前記無線端末(101)を構成する、ようにさらに構成され、前記無線回路(410A)は、前記無線端末から、少なくとも1つの測定報告構成の結果として提供される測定報告を受信する、ように構成され、前記処理回路(420A)は、受信される前記測定報告の構成結果に基づいて、ベアラのサブセットを選択する、ようにも構成される、請求項1213のいずれかのソース基地局(401A)。
  15. 前記処理回路(420A)は、前記無線端末(101)のモビリティ履歴を保持する、ようにさらに構成され、ベアラの前記サブセットは、前記無線端末のベアラ基準の前記モビリティ履歴に基づいて選択される、請求項1214のいずれかのソース基地局(401A)。
  16. 前記処理回路(420A)は、閾値、トリガイベント、無線信号レベル、ベアラのバッファレベル、並びにソース基地局及び/又はターゲット基地局(401B)での負荷状況、のうちのいずれか1つ以上に基づいて、ベアラの前記サブセットを選択する、ようにさらに構成される、請求項1215のいずれかのソース基地局(401A)。
  17. 前記無線通信ネットワークは、少なくとも1つのマクロノード又はセルと、高データレートブースティングのための別キャリア若しくは同キャリア周波数における少なくとも1つのピコ若しくは他のマクロセルと、を含み、前記処理回路(420A)は、前記少なくとも1つのピコ若しくは前記他のマクロノード又はセルに向けてのハンドオーバ手続のために、高データレートベアラを選択する、ようにさらに構成される、請求項1216のいずれかのソース基地局(401A)。
  18. 前記無線回路(410A)は、前記ターゲット基地局(401B)から、ベアラの前記サブセットについての前記ハンドオーバ手続に関連する確認応答メッセージを受信する、ようにさらに構成され、前記確認応答メッセージは、ベアラの前記サブセットのうちの各ベアラについての前記ハンドオーバ手続の結果を含み、
    前記処理回路(420A)は、ベアラの前記サブセットのうちのあるベアラとの関連付けを、当該ベアラについて前記ハンドオーバ手続の前記結果が成功ではない場合に、保持する、ようにさらに構成される、
    請求項1217のいずれかのソース基地局(401A)。
  19. 前記処理回路(420A)は、前記ハンドオーバ手続の完了後に、前記ソース基地局をアンカー基地局又は補助基地局へと移行する、ようにさらに構成される、請求項1218のいずれかのソース基地局(401A)。
  20. 前記ソース基地局は、補助基地局であり、前記無線回路(410A)は、前記無線端末(101)から、アンカーリンク上の無線リンク障害の標識を受信する、ようにさらに構成され、前記処理回路(420A)は、前記ソース基地局をアンカー基地局へと移行する、ように構成される、請求項19のソース基地局(401A)。
  21. 前記ソース及びターゲット(401B)基地局は、補助−補助ペアリング又はアンカー−補助ペアリングを含む、請求項1220のいずれかのソース基地局(401A)。
  22. 前記ソース及びターゲット(401B)基地局は、異なる双方向通信モードを使用し、双方向通信モードは、時間分割複信(TDD)又は周波数分割複信(FDD)通信モードである、請求項1221のいずれかのソース基地局(401A)。
  23. ターゲット基地局(401B)における、ソース基地局(401A)によりサービスされている無線端末(101)に関連付けられるベアラのサブセットについてのハンドオーバを提供するための方法であって、ベアラの前記サブセットは、前記無線端末に関連付けられる全てのベアラよりも少なく、前記ターゲット基地局は、無線通信ネットワーク内に含まれ、前記方法は、
    前記ソース基地局から、ベアラの前記サブセットについてのハンドオーバ要求を受信すること(36)と、前記無線端末の少なくとも1つのベアラは前記ソース基地局に接続したまま残されることと、
    ンドオーバ手続に関連してベアラの前記サブセットの受け入れ可能性を解析すること(38)と、
    前記ソース基地局へ、前記解析(38)の結果を含むハンドオーバ確認応答メッセージを送信すること(40)と、
    前記ソース基地局(401A)から、少なくとも1つの後続のハンドオーバ要求を受信すること(49)と、
    を含み、
    各後続のハンドオーバ要求は、前記無線端末(101)に関連付けられるベアラのサブセットのみのハンドオーバ要求として扱われる、
    方法。
  24. 前記結果は、前記ハンドオーバ手続に関連するベアラの前記サブセットのうちの各ベアラについての受け入れ可能性を含み、前記結果は、受け入れ可能でない任意のベアラとの関連付けを維持すべきという前記ソース基地局(401A)への標識をさらに含む、請求項23の方法。
  25. ベアラの前記サブセットは、空のサブセットであり、前記方法は、前記無線端末(101)との同期手続を遂行すること(42)、をさらに含む、請求項2324のいずれかの方法。
  26. 前記ハンドオーバ手続の完了後に、アンカー基地局又は補助基地局へ移行すること(44)、をさらに含む、請求項2325のいずれかの方法。
  27. 前記ターゲット基地局(401B)は、補助基地局であり、前記移行すること(44)は、
    前記無線端末(101)から、アンカーリンク上の無線リンク障害の標識を受信すること(43)と、
    前記ターゲット基地局(401B)をアンカー基地局へと移行すること(45)と、
    をさらに含む、請求項26の方法。
  28. 前記ハンドオーバ要求は、前記無線端末(101)のベアラ基準のモビリティ履歴を含み、前記方法は、前記無線端末の前記ベアラ基準のモビリティ履歴を保持すること(46)、をさらに含む、請求項2327のいずれかの方法。
  29. モビリティ管理ノードへ、成功裏にハンドオーバされたベアラの前記サブセットのIDを含むパススイッチ要求を送信すること(48)、をさらに含む、請求項2328のいずれかの方法。
  30. 前記ソース(401A)及びターゲット(401B)基地局は、補助−補助ペアリング又はアンカー−補助ペアリングを含む、請求項2329のいずれかの方法。
  31. 前記ソース(401A)及びターゲット(401B)基地局は、異なる双方向通信モードを使用し、双方向通信モードは、時間分割複信(TDD)又は周波数分割複信(FDD)通信モードである、請求項2330のいずれかの方法。
  32. ソース基地局(401A)によりサービスされている無線端末(101)に関連付けられるベアラのサブセットについてのハンドオーバを提供するためのターゲット基地局(401B)であって、ベアラの前記サブセットは、前記無線端末に関連付けられる全てのベアラよりも少なく、前記ターゲット基地局は、無線通信ネットワーク内に含まれ、前記ターゲット基地局は、
    前記ソース基地局から、ベアラの前記サブセットについてのハンドオーバ要求を受信するように構成される無線回路(410B)と、
    ンドオーバ手続に関連してベアラの前記サブセットの受け入れ可能性を解析するように構成される処理回路(420B)と、
    を含み、
    前記無線端末の少なくとも1つのベアラは、前記ソース基地局に接続したまま残され、
    前記無線回路(410B)は、前記ソース基地局へ、解析された前記受け入れ可能性の結果を含むハンドオーバ確認応答メッセージを送信する、ようにさらに構成され
    前記無線回路(410B)は、前記ソース基地局(401A)から、少なくとも1つの後続のハンドオーバ要求を受信する、ようにさらに構成され、前記処理回路(420B)は、各後続のハンドオーバ要求を、前記無線端末(101)に関連付けられるベアラのサブセットのみについてのハンドオーバ要求として扱う、ようにさらに構成される、
    ターゲット基地局(401B)。
  33. 前記結果は、前記ハンドオーバ手続に関連するベアラの前記サブセットのうちの各ベアラについての受け入れ可能性を含み、前記結果は、受け入れ可能でない任意のベアラとの関連付けを維持すべきという前記ソース基地局(401A)への標識をさらに含む、請求項32のターゲット基地局(401B)。
  34. ベアラの前記サブセットは、空のサブセットであり、前記処理回路(420B)は、前記無線端末(101)との同期手続を遂行する、ようにさらに構成される、請求項3233のいずれかのターゲット基地局(401B)。
  35. 前記処理回路(420B)は、前記ハンドオーバ手続後に、アンカー基地局又は補助基地局へ移行する、ようにさらに構成される、請求項3234のいずれかのターゲット基地局(401B)。
  36. 前記ターゲット基地局(401B)は、補助基地局であり、
    前記無線回路(410B)は、前記無線端末(101)から、アンカーリンク上の無線リンク障害の標識を受信する、ようにさらに構成され、
    前記処理回路(420B)は、前記ターゲット基地局をアンカー基地局へと移行する、ように構成される、
    請求項35のターゲット基地局(401B)。
  37. 前記ハンドオーバ要求は、前記無線端末(101)のベアラ基準のモビリティ履歴を含み、前記処理回路(420B)は、前記無線端末の前記ベアラ基準のモビリティ履歴を保持する、ようにさらに構成される、請求項3236のいずれかのターゲット基地局(401B)。
  38. 前記無線回路(410B)は、モビリティ管理ノードへ、成功裏にハンドオーバされたベアラの前記サブセットのIDを含むパススイッチ要求を送信する、ようにさらに構成される、請求項3237のいずれかのターゲット基地局(401B)。
  39. 前記ソース及びターゲット基地局は、補助−補助ペアリング又はアンカー−補助ペアリングを含む、請求項3238のいずれかのターゲット基地局(401B)。
  40. 前記ソース(401A)及びターゲット基地局は、異なる双方向通信モードを使用し、双方向通信モードは、時間分割複信(TDD)又は周波数分割複信(FDD)通信モードである、請求項3239のいずれかのターゲット基地局(401B)。
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