JP5091205B2 - 移動通信方法、移動通信システム及び移動局 - Google Patents

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Description

本発明は、移動通信方法、移動通信システム、移動局、移動管理装置及び無線基地局に関する。
図15を参照して、EPC(Evolved Packet Core)ネットワークに収容されているLTE(Long Term Evolution)方式の無線アクセスネットワークにおいて、移動局UEと無線基地局eNodeB#1との間のAS(Access Stratum)-GBR(Guaranteed Bit Rate)ベアラにおけるRLF(Radio Link Failure)が発生した場合の動作について説明する。
図15に示すように、ステップ1において、移動管理装置MME(Mobility Management Entity)と移動局UEとの間で、NAS(Non Access Stratum)-GBRベアラを設定し、無線基地局eNodeBと移動局UEとの間で、AS-GBRベアラを設定する。
ここで、NAS-GBRベアラ及びAS-GBRベアラは、GBR型(伝送速度保証型)通信を行うためのベアラである。
ステップ2Aにおいて、無線基地局eNodeB#1によって、AS-GBRベアラにおけるRLFが検出され、かかるAS-GBRベアラの再接続処理が失敗となった場合、ステップ3Aにおいて、無線基地局eNodeB#1は、移動管理装置MMEに対して、かかるAS-GBRベアラに対応するNAS-GBRベアラについて、無線基地局eNodeB#1においてAS-GBRベアラが開放されたことを通知する。 ステップ4において、移動管理装置MMEとゲートウェイ装置S-GW(Serving-Gateway)との間で、かかるNAS-GBRベアラの切断手順が行われる。
一方、ステップ2Bにおいて、移動局UEによって、AS-GBRベアラにおけるRLFが検出され、かかるAS-GBRベアラの再接続処理が失敗となった場合、ステップ3Bにおいて、移動局UEは、かかるAS-GBRベアラに係るASベアラ情報を削除する。
3GPP TS36.331、「Evolved Universal Terrestrial Radio Access(E-UTRA) Radio Resource Control(RRC);Protocol specification」 3GPP TS23.401、「General Packet Radio Service(GPRS) enhancements for Evolved Universal Terrestrial Radio Access Network(E-UTRAN) access」 3GPP TS24.301、「Non-Access-Stratum(NAS) protocol for Evolved Packet System(EPS);Stage 3」
しかしながら、上述の移動通信システムでは、移動局UEによってAS-GBRベアラにおけるRLFが検出され、かかるAS-GBRベアラの再接続処理が失敗となった場合に、NAS-GBRベアラに係るNASベアラ情報を削除するタイミングについて規定されていない。
したがって、上述の移動通信システムでは、AS-GBRベアラが切断された場合にNAS-GBRベアラについても切断するGBR型通信と、AS-GBRベアラが切断された場合であってもNAS-GBRベアラについては切断しないGBR型通信とを区別して提供することができないという問題点があった。
そこで、本発明は、上述の課題に鑑みてなされたものであり、NAS-GBRベアラごとに、AS-GBRベアラが切断された場合の切断タイミングを制御することができる移動通信方法、移動通信システム、移動局、移動管理装置及び無線基地局を提供することを目的とする。
本発明の第1の特徴は、移動通信方法であって、移動局と無線基地局との間で伝送速度保証型通信用の第1ベアラを設定し、該移動局と移動管理装置との間で伝送速度保証型通信用の第2ベアラを設定する工程と、前記移動局が、前記第1ベアラにおける障害を検出した場合に、第1タイマーを起動する工程と、前記移動局が、前記第1ベアラの復旧を検出する前に、前記第1タイマーの満了を検出した場合に、前記第1ベアラに係る情報を削除する工程と、前記移動局が、前記第1ベアラに係る情報を削除した場合に、第2タイマーを起動する工程と、前記移動局が、前記第2タイマーの満了を検出した場合に、前記第2ベアラに係る情報を削除する工程とを有することを要旨とする。
本発明の第2の特徴は、移動局と無線基地局との間で伝送速度保証型通信用の第1ベアラを設定し、該移動局と移動管理装置との間で伝送速度保証型通信用の第2ベアラを設定するように構成されている移動通信システムであって、前記移動局は、前記第1ベアラにおける障害を検出した場合に、第1タイマーを起動し、該第1ベアラの復旧を検出する前に、該第1タイマーの満了を検出した場合に、該第1ベアラに係る情報を削除するように構成されている第1レイヤ機能と、前記第1ベアラに係る情報を削除した場合に、第2タイマーを起動し、該第2タイマーの満了を検出した場合に、該第2ベアラに係る情報を削除するように構成されている第2レイヤ機能とを具備することを要旨とする。
本発明の第3の特徴は、無線基地局との間で伝送速度保証型通信用の第1ベアラを設定し、移動管理装置との間で伝送速度保証型通信用の第2ベアラを設定するように構成されている移動局であって、前記第1ベアラにおける障害を検出した場合に、第1タイマーを起動し、該第1ベアラの復旧を検出する前に、該第1タイマーの満了を検出した場合に、該第1ベアラに係る情報を削除するように構成されている第1レイヤ機能と、前記第1ベアラに係る情報を削除した場合に、第2タイマーを起動し、該第2タイマーの満了を検出した場合に、該第2ベアラに係る情報を削除するように構成されている第2レイヤ機能とを具備することを要旨とする。
本発明の第4の特徴は、移動局との間で第2ベアラを設定するように構成されている移動管理装置であって、移動局の位置登録処理において、該移動局に対して、伝送速度保証型通信毎のタイマーを通知するように構成されている移動局インターフェイスを具備し、前記タイマーは、該タイマーに対応する伝送速度保証型通信用の第1ベアラに係る情報が前記移動局によって削除された際に起動されるように構成されていることを要旨とする。
本発明の第5の特徴は、移動局との間で第1ベアラを設定するように構成されている無線基地局であって、前記第1ベアラの設定処理において、前記移動局に対して、タイマーを通知するように構成されている移動局インターフェイスを具備し、前記タイマーは、前記移動局によって前記第1ベアラにおける障害が検出された際に起動されるように構成されていることを要旨とする。
本発明の第6の特徴は、移動通信方法であって、移動局と無線基地局との間で伝送速度保証型通信用の第1ベアラを設定し、該移動局と移動管理装置との間で伝送速度保証型通信用の第2ベアラを設定する工程と、前記移動局が、前記第1ベアラにおける障害を検出した場合に、第1タイマー及び第2タイマーを起動する工程と、前記移動局が、前記第1ベアラの復旧を検出する前に、前記第1タイマーの満了を検出した場合に、前記第1ベアラに係る情報を削除する工程と、前記移動局が、前記第1ベアラの復旧を検出する前に、前記第2タイマーの満了を検出した場合に、前記第2ベアラに係る情報を削除する工程とを有することを要旨とする。
本発明の第7の特徴は、無線基地局との間で伝送速度保証型通信用の第1ベアラを設定し、移動管理装置との間で伝送速度保証型通信用の第2ベアラを設定するように構成されている移動局であって、前記第1ベアラにおける障害を検出した場合に、第1タイマーを起動し、該第1ベアラの復旧を検出する前に、該第1タイマーの満了を検出した場合に、該第1ベアラに係る情報を削除するように構成されている第1レイヤ機能と、前記第1ベアラにおける障害を検出した場合に、第2タイマーを起動し、該第1ベアラの復旧を検出する前に、該第2タイマーの満了を検出した場合に、該第2ベアラに係る情報を削除するように構成されている第2レイヤ機能とを具備することを要旨とする。
本発明の第8の特徴は、移動局との間で第2ベアラを設定するように構成されている移動管理装置であって、無線基地局に対して、該無線基地局と前記移動局との間で設定されている第1ベアラにおける障害を検出した際に起動すべき伝送速度保証型通信毎のタイマーを通知するように構成されている無線基地局インターフェイスを具備することを要旨とする。
以上説明したように、本発明によれば、NAS-GBRベアラごとに、AS-GBRベアラが切断された場合の切断タイミングを制御することができる移動通信方法、移動通信システム、移動局、移動管理装置及び無線基地局を提供することができる。
本発明の第1の実施形態に係る移動通信システムの全体構成及び動作を説明するための図である。 本発明の第1の実施形態に係る移動管理装置の動作を説明するための図である。 本発明の第1の実施形態に係る移動管理装置によって送信される「Attach Request Accept」及び「Tracking Area Update Accept」の情報要素について説明するための図である。 本発明の第1の実施形態に係る移動局の機能を説明するための図である。 本発明の第1の実施形態に係る移動管理装置の機能ブロック図である。 本発明の第1の実施形態に係る無線基地局の機能ブロック図である。 本発明の変更例1に係る移動通信システムの全体構成及び動作を説明するための図である。 本発明の変更例1に係る移動管理装置の動作を説明するための図である。 本発明の変更例1に係る移動管理装置によって送信される「Activate dedicated EPS bearer context request」の情報要素について説明するための図である。 本発明の第2の実施形態に係る移動通信システムについて説明するための図である。 本発明の第2の実施形態に係る移動通信システムについて説明するための図である。 本発明の第2の実施形態に係る移動通信システムについて説明するための図である。 本発明の第2の実施形態に係る移動通信システムについて説明するための図である。 本発明の第3の実施形態に係る移動通信システムについて説明するための図である。 従来の移動通信システムの動作を説明するための図である。
(本発明の第1の実施形態に係る移動通信システム)
図1乃至図6を参照して、本発明の第1の実施形態に係る移動通信システムについて説明する。
図1に示すように、本実施形態に係る移動通信システムは、LTE方式の無線アクセスネットワークを収容するEPCネットワークを具備する。具体的には、本実施形態に係る移動通信システムには、ゲートウェイ装置S-GWや、移動管理装置MMEや、無線基地局eNodeB#1、#2等が設けられている。
また、本実施形態に係る移動通信システムでは、移動局UEと無線基地局eNodeB#1、#2との間でGBR型(伝送速度保証型)通信用のAS-GBRベアラ(第1ベアラ)が設定可能であり、移動局UEと移動管理装置MMEとの間でGBR型通信用のNAS-GBRベアラ(第2ベアラ)が設定可能である。
ここで、移動局UEは、かかるAS-GBRベアラ及びNAS-GBRベアラを介して、GBR型通信を行うように構成されている。
AS-GBRベアラが設定されている場合には、移動局UE及び無線基地局eNodeBは、かかるAS-GBRベアラに係るASベアラ情報を保持するように構成されている。
また、NAS-GBRベアラが設定されている場合には、移動局UE、移動管理装置MME及びゲートウェイ装置S-GWは、かかるNAS-GBRベアラに係るNASベアラ情報を保持するように構成されている。
ここで、図1を参照して、本実施形態に係る移動通信システムにおいて、移動局UEと無線基地局eNodeB#1との間のAS-GBRベアラにおけるRLFが発生した場合の動作について説明する。
図1に示すように、ステップS1001において、移動管理装置MMEは、移動局UEの位置登録処理、例えば、移動局UEのAttach処理又はTAU(Tracking Area Update)処理において、移動局UEに対して、NAS-GBRベアラ開放タイマー(第2タイマー)を通知する。
例えば、図2に示すように、移動管理装置MMEは、ステップS201において、移動局UEから受信した「Attach Request」又は「TAU Request」に応じて、ステップS202において、「Attach Accept」又は「TAU Accept」によって、移動局UEに対して、複数のNAS-GBRベアラ開放タイマーを含むNAS-GBRベアラ開放タイマーリストを送信する。
ここで、NAS-GBRベアラ開放タイマーリストは、図2に示すように、QCI(QoS Class Identifier)毎のNAS-GBRベアラ開放タイマー、すなわち、QCIによって特定されるGBR型通信毎のNAS-GBRベアラ開放タイマーを含むリストである。
なお、NAS-GBRベアラ開放タイマーリストは、QCIの代わりに、移動管理装置MMEによって管理されている他の情報要素(例えば、アプリケーション固有の情報等)毎のNAS-GBRベアラ開放タイマー、すなわち、かかる情報要素によって特定されるGBR型通信毎のNAS-GBRベアラ開放タイマーを含むリストであってもよい。
図3(a)に、上述の「Attach Accept」に含まれる情報要素の一例について示し、図3(b)に、上述の「TAU Accept」に含まれる情報要素の一例について示す。
図3(c)に示すように、「Attach Accept」及び「TAU Accept」内の情報要素「GBR Bearer Release Timer List」によって、上述のNAS-GBRベアラ開放タイマーリストが送信される。
ここで、移動管理装置MMEは、事前に設定されている局データや、加入者管理サーバ装置HSS(Home Subscriber Server)から通知された加入者データ等に基づいて、通知すべきNAS-GBRベアラ開放タイマーリストを決定してもよい。
次に、図1に戻り、ステップS1002において、移動管理装置MMEは、無線基地局eNodeB#1に対して、QCI等のQoSパラメータを含む「E‐RAB Setup Request」を送信する。
ステップS1003において、無線基地局eNodeB#1は、「E‐RAB Setup Request」に含まれるQoSパラメータに応じて、設定すべきAS-GBRベアラに係るGBR型通信を特定し、かかるGBR型通信に対して適用すべきGBR切断用再接続待ちタイマー(AS-GBR開放タイマー)を特定する。
ステップS1004において、無線基地局eNodeB#1は、特定したGBR切断用再接続待ちタイマーを含む「RRC Connection Reconfiguration」を、移動局UEに対して送信する。
これらの処理が行われることによって、かかるGBR型通信に係るベアラ(AS-GBRベアラ及びNAS-GBRベアラ)が設定され、移動局UE、移動管理装置MME及びゲートウェイ装置S-GWが、かかるNAS-GBRベアラに係るNASベアラ情報を保持し、移動局UE及び無線基地局eNodeB#1が、かかるAS-GBRベアラに係るASベアラ情報を保持する。
その後、ステップS1005において、かかるAS-GBRベアラにおいてRLFが検出されると、ステップS1006において、移動局UE及び無線基地局eNodeB#1が、上述のGBR切断用再接続待ちタイマーを起動して、かかるAS-GBRベアラの再接続処理を行う。
かかるAS-GBRベアラの復旧が検出されることなく上述のGBR切断用再接続待ちタイマーが満了した場合、或いは、かかるAS-GBRベアラの再接続処理が失敗した場合、移動局UEは、ステップS1007において、かかるAS-GBRベアラに係るASベアラ情報を削除する。
ここで、移動局UEは、かかるASベアラ情報を削除した場合に、上述のNAS-GBRベアラ開放タイマーリストから、上述のGBR型通信に対応するNAS-GBRベアラ開放タイマーを抽出し、抽出したNAS-GBRベアラ開放タイマーを起動する。
また、ステップS1008において、無線基地局eNodeB#1は、移動局UEとの間の上り無線リンクにおけるRLFを検出した場合、或いは、上述のGBR切断用再接続待ちタイマーが満了した等の所定トリガを検出した場合に、かかるAS-GBRベアラに係るASベアラ情報を削除する。
ここで、無線基地局eNodeB#1によってASベアラ情報が削除されるタイミングは、移動局UEによってASベアラ情報が削除されるタイミングと一致していなくてもよい。
ステップS1009において、かかるAS-GBRベアラの復旧が検出されることなく上述のGBR切断用再接続待ちタイマーが満了した場合、或いは、かかるAS-GBRベアラの再接続処理が失敗した場合、無線基地局eNodeB#1は、移動管理装置MMEに対して、「E-RAB Release Indication」を送信する。
ステップS1010において、移動管理装置MMEは、受信した「E-RAB Release Indication」に応じて、ゲートウェイ装置S-GWとの間で、「MME initiated Dedicated Bearer Deactivation」を行うことによって、上述のGBR型通信に係るベアラ(NAS-GBRベアラ)を削除する。ここで、上述のGBR型通信以外の通信(例えば、Non-GBR型通信)に係るベアラ(NASベアラ)は、削除されないものとする。
なお、移動管理装置MMEは、「E-RAB Release Indication」を受信してから、NAS-GBRベアラ開放タイマーに対応する時間だけ、ステップS1010の処理の開始を遅延させてもよい。
かかるAS-GBRベアラの復旧が検出されることなく上述のNAS-GBRベアラ開放タイマーが満了した場合、ステップS1011において、移動局UEは、上述のNAS-GBRベアラに係るNASベアラ情報を削除する。
図4に示すように、移動局UEは、ASレイヤ機能11(第1レイヤ機能)と、NASレイヤ機能12(第2レイヤ機能)と、APL(Application)レイヤ機能13とを具備している。
以下、図4を参照して、AS-GBRベアラにおけるRLFが発生した場合の移動局UEの動作について具体的に説明する。
移動局UEのASレイヤ機能11は、AS-GBRベアラにおけるRLFを検出すると、上述のGBR切断用再接続待ちタイマーを起動して、かかるAS-GBRベアラの再接続処理を行う。
その後、移動局UEのASレイヤ機能11は、ステップS101において、ASベアラ切断イベントを検出した場合、例えば、かかるAS-GBRベアラの復旧が検出されることなく上述のGBR切断用再接続待ちタイマーが満了したことを検出した場合、或いは、かかるAS-GBRベアラの再接続処理が失敗したことを検出した場合、ステップS102において、かかるAS-GBRベアラに係るASベアラ情報を削除し、移動局UEのNASレイヤ機能12に対して、AS-GBRベアラが切断されたことを通知する。
ステップS103において、移動局UEのNASレイヤ機能12は、上述の通知を受信すると、NAS-GBRベアラ開放タイマーを起動する。
その後、移動局UEのNASレイヤ機能12は、ステップS104において、かかるAS-GBRベアラの復旧が検出されることなく上述のGBR切断用再接続待ちタイマーが満了したことを検出した場合、ステップS105において、かかるAS-GBRベアラに係るNASベアラ情報を削除し、ステップS106において、APLレイヤ機能13に対して、上述のGBR型通信に係るベアラが切断されたことを通知する。APLレイヤ機能は、切断されたGBR型通信に対応するアプリケーションについて、通信終了処理等の適切な処理を実施する。
図5に示すように、移動管理装置MMEは、UEインターフェイス21と、eNodeBインターフェイス22と、S-GWインターフェイス23と、NAS-GBRベアラ開放タイマー決定部24とを具備している。
UEインターフェイス21は、移動局UEとの間のインターフェイスとして機能するものであり、eNodeBインターフェイス22は、無線基地局eNodeBとの間のインターフェイスとして機能するものであり、S-GWインターフェイス23は、ゲートウェイ装置S-GWとの間のインターフェイスとして機能するものである。
例えば、UEインターフェイス21は、移動局UEのAttach処理又はTAU処理において、移動局UEに対して、GBR型通信毎のNAS-GBRベアラ開放タイマー、すなわち、NAS-GBRベアラ開放タイマーリストを通知するように構成されている。
また、UEインターフェイス21は、移動局UEとの間で、NAS-GBRベアラ等のNASベアラを設定して管理するように構成されている。
また、eNodeBインターフェイス22は、無線基地局eNodeBに対して、QCI等のQoSパラメータを含む「E‐RAB Setup Request」を送信したり、無線基地局eNodeBから、「E-RAB Release Indication」を受信したりするように構成されている。
また、S-GWインターフェイス23は、ゲートウェイ装置S-GWとの間で、「MME initiated Dedicated Bearer Deactivation」を行うように構成されている。
NAS-GBRベアラ開放タイマー決定部24は、事前に移動管理装置MMEに設定された情報や加入者情報やQCIで特定されるGBRベアラ種別等により、移動局UEへ通知すべき、1つ或いは複数のNAS-GBRベアラ開放タイマーを決定する。
図6に示すように、無線基地局eNodeBは、MMEインターフェイス31と、UEインターフェイス32と、GBR切断用再接続待ちタイマー決定部33とを具備している。
MMEインターフェイス31は、移動管理装置MMEとの間のインターフェイスとして機能するものであり、UEインターフェイス32は、移動局UEとの間のインターフェイスとして機能するものである。
例えば、MMEインターフェイス31は、移動管理装置MMEから、QCI等のQoSパラメータを含む「E‐RAB Setup Request」を受信したり、移動管理装置MMEに対して、「E-RAB Release Indication」を送信したりするように構成されている。
また、UEインターフェイス32は、移動局UEとの間で、AS-GBRベアラ等のASベアラを設定して管理するように構成されている。
GBR切断用再接続待ちタイマー決定部33は、事前に無線基地局eNodeBも設定された情報やQCIで特定されるGBRベアラ種別等により、AS-GBRベアラごとに移動局UEへ通知すべきGBR切断用再接続待ちタイマーを決定する。
本発明の第1の実施形態に係る移動通信システムによれば、移動管理装置MMEが、移動局UEに対して、GBR型通信毎のNAS-GBRベアラ開放タイマーを含むNAS-GBRベアラ開放タイマーリストを送信することによって、各GBRベアラの切断タイミングを制御することができる。
(変更例1)
以下、図7を参照して、本発明の変更例1に係る移動通信システムについて、上述の第1の実施形態に係る移動通信システムとの相違点に着目して説明する。
図7を参照して、本変更例1に係る移動通信システムにおいて、移動局UEと無線基地局eNodeB#1との間のAS-GBRベアラにおけるRLFが発生した場合の動作について説明する。
図7に示すように、ステップS2000において、移動管理装置MMEは、GBRベアラの設定を検出すると、GBRベアラに設定されるQCI等のQoSパラメータから、NAS-GBRベアラ開放タイマーを特定する。
ステップS2001において、移動管理装置MMEは、無線基地局eNodeB#1に対して、QCI等のQoSパラメータ及びNAS-GBRベアラ開放タイマーを含む「E‐RAB Setup Request」を送信する。
ステップS2002において、無線基地局eNodeB#1は、「E‐RAB Setup Request」に含まれるQoSパラメータに応じて、設定すべきAS-GBRベアラに係るGBR型通信を特定し、かかるGBR型通信に対して適用すべきGBR切断用再接続待ちタイマーを特定する。
ステップS2003において、無線基地局eNodeB#1は、特定したGBR切断用再接続待ちタイマー及び「E‐RAB Setup Request」に含まれていたNAS-GBRベアラ開放タイマーを含む「RRC Connection Reconfiguration」を、移動局UEに対して送信する。
これらの処理が行われることによって、かかるGBR型通信に係るベアラ(AS-GBRベアラ及びNAS-GBRベアラ)が設定され、移動局UE、移動管理装置MME及びゲートウェイ装置S-GWが、かかるNAS-GBRベアラに係るNASベアラ情報を保持し、移動局UE及び無線基地局eNodeB#1が、かかるAS-GBRベアラに係るASベアラ情報を保持する。
その後、ステップS2004において、かかるAS-GBRベアラにおいてRLが検出されると、ステップS2005において、移動局UE及び無線基地局eNodeB#1が、上述のGBR切断用再接続待ちタイマーを起動して、かかるAS-GBRベアラの再接続処理を行う。
かかるAS-GBRベアラの復旧が検出されることなく上述のGBR切断用再接続待ちタイマーが満了した場合、或いは、かかるAS-GBRベアラの再接続処理が失敗した場合、移動局UEは、ステップS2006において、かかるAS-GBRベアラに係るASベアラ情報を削除する。
ここで、移動局UEは、かかるASベアラ情報を削除した場合に、「RRC Connection Reconfiguration」によって通知されたNAS-GBRベアラ開放タイマーを起動する。
また、ステップS2007において、無線基地局eNodeB#1は、移動局UEとの間の上り無線リンクにおけるRLFを検出した場合、或いは、上述のGBR切断用再接続待ちタイマーが満了した等の所定トリガを検出した場合に、かかるAS-GBRベアラに係るASベアラ情報を削除する。
ここで、無線基地局eNodeB#1によってASベアラ情報が削除されるタイミングは、移動局UEによってASベアラ情報が削除されるタイミングと一致していなくてもよい。
ステップS2008において、かかるAS-GBRベアラの復旧が検出されることなく上述のGBR切断用再接続待ちタイマーが満了した場合、或いは、かかるAS-GBRベアラの再接続処理が失敗した場合、無線基地局eNodeB#1は、移動管理装置MMEに対して、「E-RAB Release Indication」を送信する。
ステップS2009において、移動管理装置MMEは、受信した「E-RAB Release Indication」に応じて、ゲートウェイ装置S-GWとの間で、「MME initiated Dedicated Bearer Deactivation」を行うことによって、上述のGBR型通信に係るベアラ(NAS-GBRベアラ)を削除する。ここで、上述のGBR型通信以外の通信(例えば、Non-GBR型通信)に係るベアラ(NASベアラ)は、削除されないものとする。
なお、移動管理装置MMEは、「E-RAB Release Indication」を受信してから、NAS-GBRベアラ開放タイマーに対応する時間だけ、ステップS2009の処理の開始を遅延させてもよい。
かかるAS-GBRベアラの復旧が検出されることなく上述のNAS-GBRベアラ開放タイマーが満了した場合、ステップS2010において、移動局UEは、上述のNAS-GBRベアラに係るNASベアラ情報を削除する。APLレイヤ機能は、切断されたGBR型通信に対応するアプリケーションについて、通信終了処理等の適切な処理を実施する。
本変更例1に係る移動通信システムによれば、移動管理装置MMEが、移動局UEに対して、設定すべきGBRベアラに対応するNAS-GBRベアラ開放タイマーを送信することによって、各GBRベアラの切断タイミングを制御することができる。
ここで、図8に示すように、NAS-GBRベアラ開放タイマーは、ステップS301(ステップS2001及びS2003に対応)において、「Activate dedicated EPS bearer context request」によって、移動管理装置MMEから移動局UEに対して送信されるように構成されている。
なお、移動局UEは、ステップS302において、移動管理装置MMEから受信した「Activate dedicated EPS bearer context request」に応じて、移動管理装置MMEに対して、「Activate dedicated EPS bearer context accept」を送信する。
図9に、上述の「Activate dedicated EPS bearer context request」に含まれる情報要素の一例について示す。
ここで、図3(c)及び図9に示すように、「Activate dedicated EPS bearer context request」内の情報要素「GBR Bearer Release Timer」によって、上述のNAS-GBRベアラ開放タイマーが送信される。
なお、「Activate dedicated EPS bearer context request」は、「E‐RAB Setup Request」及び「RRC Connection Reconfiguration」に含まれるNASメッセージである。
以上に述べた本実施形態の特徴は、以下のように表現されていてもよい。
本実施形態の第1の特徴は、移動通信方法であって、移動局UEと無線基地局eNodeBとの間でGBR型(伝送速度保証型)通信用のAS-GBRベアラ(第1ベアラ)を設定し、移動局UEと移動管理装置MMEとの間でGBR型(伝送速度保証型)通信用のNAS-GBRベアラ(第2ベアラ)を設定する工程と、移動局UEが、AS-GBRベアラにおけるRLF(第1ベアラにおける障害)を検出した場合に、GBR切断用再接続待ちタイマー(第1タイマー)を起動する工程と、移動局UEが、AS-GBRベアラの復旧を検出する前に、GBR切断用再接続待ちタイマーの満了を検出した場合に、ASベアラ情報(第1ベアラに係る情報)を削除する工程と、移動局UEが、ASベアラ情報を削除した場合に、NAS-GBRベアラ開放タイマー(第2タイマー)を起動する工程と、移動局UEが、NAS-GBRベアラ開放タイマーの満了を検出した場合に、NASベアラ情報(第2ベアラに係る情報)を削除する工程とを有することを要旨とする。
本実施形態の第1の特徴において、移動管理装置MMEが、移動局UEのAttach処理又はTAU処理(位置登録処理)において、移動局UEに対して、NAS-GBRベアラ開放タイマーを通知する工程を有してもよい。
本実施形態の第1の特徴において、無線基地局eNodeBが、AS-GBRベアラの設定処理において、移動局UEに対して、NAS-GBRベアラ開放タイマーを通知する工程を有してもよい。
本実施形態の第2の特徴は、移動局UEと無線基地局eNodeBとの間でAS-GBRベアラを設定し、移動局UEと移動管理装置MMEとの間でNAS-GBRベアラを設定するように構成されている移動通信システムであって、移動局UEは、AS-GBRベアラにおけるRLFを検出した場合に、GBR切断用再接続待ちタイマーを起動し、AS-GBRベアラの復旧を検出する前に、GBR切断用再接続待ちタイマーの満了を検出した場合に、ASベアラ情報を削除するように構成されているASレイヤ機能11(第1レイヤ機能)と、ASベアラ情報を削除した場合に、NAS-GBRベアラ開放タイマーを起動し、NAS-GBRベアラ開放タイマーの満了を検出した場合に、NASベアラ情報を削除するように構成されているNASレイヤ機能12(第2レイヤ機能)とを具備することを要旨とする。
本実施形態の第2の特徴において、移動管理装置MMEは、移動局UEのAttach処理又はTAU処理において、移動局UEに対して、NAS-GBRベアラ開放タイマーを通知するように構成されているUEインターフェイス21(移動局インターフェイス)を具備してもよい。
本実施形態の第2の特徴において、無線基地局eNodeBは、AS-GBRベアラの設定処理において、移動局UEに対して、NAS-GBRベアラ開放タイマーを通知するように構成されているUEインターフェイス32(移動局インターフェイス)を具備してもよい。
本実施形態の第3の特徴は、無線基地局eNodeBとの間でAS-GBRベアラを設定し、移動管理装置MMEとの間でNAS-GBRベアラを設定するように構成されている移動局UEであって、AS-GBRベアラにおけるRLFを検出した場合に、GBR切断用再接続待ちタイマーを起動し、AS-GBRベアラの復旧を検出する前に、GBR切断用再接続待ちタイマーの満了を検出した場合に、ASベアラ情報を削除するように構成されているASレイヤ機能11と、ASベアラ情報を削除した場合に、NAS-GBRベアラ開放タイマーを起動し、NAS-GBRベアラ開放タイマーの満了を検出した場合に、NASベアラ情報を削除するように構成されているNASレイヤ機能12とを具備することを要旨とする。
本実施形態の第4の特徴は、移動局UEとの間でNAS-GBRベアラを設定するように構成されている移動管理装置MMEであって、移動局UEのAttach処理又はTAU処理において、移動局UEに対して、GBR型通信毎のNAS-GBRベアラ開放タイマーを通知するように構成されているUEインターフェイス21を具備し、NAS-GBRベアラ開放タイマーは、NAS-GBRベアラ開放タイマーに対応するASベアラ情報が移動局UEによって削除された際に起動されるように構成されていることを要旨とする。
本実施形態の第5の特徴は、移動局UEとの間でAS-GBRベアラを設定するように構成されている無線基地局eNodeBであって、AS-GBRベアラの設定処理において、移動局UEに対して、NAS-GBRベアラ開放タイマーを通知するように構成されているUEインターフェイス32を具備し、NAS-GBRベアラ開放タイマーは、移動局UEによってAS-GBRベアラにおけるRLFが検出された際に起動されるように構成されていてもよい。
(本発明の第2の実施形態に係る移動通信システム)
図10乃至図13を参照して、本発明の第2の実施形態に係る移動通信システムについて説明する。以下、本発明の第2の実施形態に係る移動通信システムについて、上述の第1の実施形態に係る移動通信システムとの相違点に着目して説明する。
図10に示すように、本発明の第2の実施形態に係る移動通信システムでは、移動局UEは、ステップS401において、AS-GBRベアラの品質劣化を検出すると、タイマーT310を起動し、ステップS402において、タイマーT310の満了に伴い、AS-GBRベアラにおけるRLFを検出する。
移動局UEは、AS-GBRベアラにおけるRLFを検出すると、GBR切断用再接続待ちタイマー(AS-GBR開放タイマー)T311及びNAS-GBR開放タイマーを起動する。
ステップS403において、移動局UEは、AS-GBRベアラの復旧を検出する前に、NAS-GBRベアラ開放タイマーの満了を検出した場合に、NAS-GBRベアラを開放する、すなわち、NASベアラ情報を削除する。
ステップS404において、移動局UEは、AS-GBRベアラの復旧を検出する前に、GBR切断用再接続待ちタイマー(AS-GBR開放タイマー)T311の満了を検出した場合に、AS-GBRベアラを開放する、すなわち、ASベアラ情報を削除し、移動局UEは、RRC_CONNECTED状態からRRC_IDLE状態に遷移する。
その後、移動局UEは、ステップS405において、通信可能なセルを発見した場合、タイマーT300を起動し、タイマーT300が満了した際に、RRC_CONNECTED状態に遷移し、ステップS406において、NAS recovery処理を行う。
一方、無線基地局eNodeBは、ステップS410において、AS-GBRベアラにおけるRLFを検出すると、GBR切断用再接続待ちタイマー(AS-GBR開放タイマー)を起動する。
ステップS411において、無線基地局eNodeBは、移動局UEは、AS-GBRベアラの復旧を検出する前に、GBR切断用再接続待ちタイマー(AS-GBR開放タイマー)の満了を検出した場合に、移動管理装置MMEに対して、その旨を示す通知「E-RAB Release Indication」又は「S1 Context Release Request」を送信し、再接続待ちタイマーを起動する。
その後、無線基地局eNodeBは、移動局UEは、AS-GBRベアラの復旧を検出する前に、再接続待ちタイマーの満了を検出した場合に、移動管理装置MMEとの間のS1コネクションを開放する。
また、図11に示すように、本発明の第2の実施形態に係る移動通信システムでは、移動局UEのASレイヤ機能11が、ステップS501において、AS-GBRベアラの品質劣化を検出すると、タイマーT310を起動し、ステップS502において、タイマーT310の満了に伴い、AS-GBRベアラにおけるRLFを検出し、その旨を、移動局UEのNASレイヤ機能12に通知するように構成されている。
ここで、移動局UEのASレイヤ機能11は、AS-GBRベアラにおけるRLFを検出すると、GBR切断用再接続待ちタイマー(AS-GBR開放タイマー)T311を起動するように構成されている。
一方、ステップS503において、移動局UEのNASレイヤ機能12は、ステップS502における移動局UEのASレイヤ機能11からの通知に応じて、NAS-GBR開放タイマーを起動するように構成されている。
その後、ステップS504において、移動局UEのASレイヤ機能11は、GBR切断用再接続待ちタイマー(AS-GBR開放タイマー)T311が満了する前に、AS-GBRベアラの復旧を検出すると、その旨を、移動局UEのNASレイヤ機能12に通知するように構成されている。
ここで、移動局UEのNASレイヤ機能12は、NAS-GBRベアラ開放タイマーの満了を検出する前に、ステップS504における移動局UEのASレイヤ機能11からの通知を受信すると、NAS-GBR開放タイマーを停止し、NAS-GBRベアラを開放しないように構成されている。
次に、図12を参照して、本実施形態に係る移動通信システムにおいてGBRベアラを設定する際の動作について説明する。
図12に示すように、ステップS601において、移動管理装置MMEは、無線基地局eNodeBに対して、QCI等のQoSパラメータやNAS-GBRベアラ開放タイマーやAS-GBRベアラ開放タイマー等を含む「Bearer Setup Request」を送信する。
ステップS602において、無線基地局eNodeBは、移動局UEに対して、NAS-GBRベアラ開放タイマー等を含む「RRC Connction Reconfiguration」を送信する。
次に、図13を参照して、本実施形態に係る移動通信システムにおいて無線基地局eNodeBがAS-GBRベアラにおけるRLFを検出した際の動作について説明する。
図13に示すように、ステップS701において、無線基地局eNodeBは、AS-GBRベアラにおけるRLFを検出すると、AS-GBRベアラ開放タイマーを起動する。
ステップS702において、無線基地局eNodeBは、AS-GBRベアラの復旧を検出する前に、AS-GBRベアラ開放タイマーの満了を検出すると、移動管理装置MMEに対して、その旨を示すベアラ開放通知を送信する。
ステップS703において、移動管理装置MMEは、無線基地局eNodeBからベアラ開放通知を受信すると、即座にNAS-GBRベアラを開放する。
本実施形態に係る移動通信システムによれば、無線基地局eNodeBによって起動されるAS-GBRベアラ開放タイマーと、移動局UEによって起動されるAS-GBRベアラ開放タイマーとを同じ値とした場合には、AS-GBRベアラにおけるRLFが検出された際に、移動局UEにおけるNAS-GBRの開放処理と移動管理装置MMEにおけるNAS-GBRの開放処理とを近いタイミングで行うことが可能となるため、移動局UEのアプリケーションの終了とほぼ同時に、ネットワークにおけるGBRベアラの課金を終了させることができる。
以上に述べた本実施形態の特徴は、以下のように表現されていてもよい。
本実施形態の第1の特徴は、移動通信方法であって、移動局UEと無線基地局eNodeBとの間でGBR型通信用のAS-GBRベアラを設定し、移動局UEと移動管理装置MMEとの間でGBR型通信用のNAS-GBRベアラを設定する工程と、移動局UEが、AS-GBRベアラにおけるRLFを検出した場合に、GBR切断用再接続待ちタイマー(AS-GBR開放タイマー)及びNAS-GBR開放タイマー)を起動する工程と、移動局UEが、AS-GBRベアラの復旧を検出する前に、GBR切断用再接続待ちタイマーの満了を検出した場合に、ASベアラ情報を削除する工程と、移動局UEが、AS-GBRベアラの復旧を検出する前に、NAS-GBRベアラ開放タイマーの満了を検出した場合に、NASベアラ情報を削除する工程とを有することを要旨とする。
本実施形態の第1の特徴において、無線基地局eNodeBが、AS-GBRベアラにおけるRLFを検出した場合に、GBR切断用再接続待ちタイマー(AS-GBR開放タイマー)を起動する工程と、AS-GBRベアラの復旧を検出する前に、NAS-GBRベアラ開放タイマーの満了を検出した場合に、移動管理装置MMEに対して、ベアラ開放通知を送信する工程と、移動管理装置MMEが、ベアラ開放通知に応じて、NAS-GBRベアラを開放する工程とを有してもよい。
本実施形態の第2の特徴は、無線基地局eNodeBとの間でAS-GBRベアラを設定し、移動管理装置MMEとの間でNAS-GBRベアラを設定するように構成されている移動局UEであって、AS-GBRベアラにおけるRLFを検出した場合に、GBR切断用再接続待ちタイマー(AS-GBR開放タイマー)を起動し、AS-GBRベアラの復旧を検出する前に、GBR切断用再接続待ちタイマーの満了を検出した場合に、ASベアラ情報を削除するように構成されているASレイヤ機能11と、AS-GBRベアラにおけるRLFを検出した場合に、NAS-GBRベアラ開放タイマーを起動し、AS-GBRベアラの復旧を検出する前に、NAS-GBRベアラ開放タイマーの満了を検出した場合に、NASベアラ情報を削除するように構成されているNASレイヤ機能12とを具備することを要旨とする。
本実施形態の第2の特徴において、ASレイヤ機能11は、GBR切断用再接続待ちタイマーの満了を検出する前に、AS-GBRベアラの復旧を検出した場合に、NASレイヤ機能12に対して、その旨を通知するように構成されており、NASレイヤ機能12は、NAS-GBRベアラ開放タイマーの満了を検出する前に、上述の通知を受信した場合、NAS-GBRベアラに係る情報を削除しないように構成されていてもよい。
本実施形態の第3の特徴は、移動局UEとの間でNASベアラを設定するように構成されている移動管理装置MMEであって、無線基地局eNodeBに対して、無線基地局eNodeBと移動局UEとの間で設定されているASベアラにおけるRLFを検出した際に起動すべきAS-GBR開放タイマーを通知するように構成されているeNodeBインターフェイス22を具備することを要旨とする。
(本発明の第3の実施形態に係る移動通信システム)
図14を参照して、本発明の第3の実施形態に係る移動通信システムについて説明する。以下、本発明の第3の実施形態に係る移動通信システムについて、上述の第1及び第2の実施形態に係る移動通信システムとの相違点に着目して説明する。
図14に示すように、本発明の第3の実施形態に係る移動通信システムでは、移動局UEのASレイヤ機能11が、ステップS801において、AS-GBRベアラの品質劣化を検出すると、タイマーT310を起動し、ステップS802において、タイマーT310の満了に伴い、AS-GBRベアラにおけるRLFを検出し、その旨を、移動局UEのNASレイヤ機能12に通知するように構成されている。
ここで、移動局UEのASレイヤ機能11は、AS-GBRベアラにおけるRLFを検出すると、GBR切断用再接続待ちタイマー(AS-GBR開放タイマー)T311を起動するように構成されている。
一方、ステップS803において、移動局UEのNASレイヤ機能12は、ステップS802における移動局UEのASレイヤ機能11からの通知に応じて、NAS-GBR開放タイマーを起動するように構成されている。
ステップS804において、移動局UEのASレイヤ機能11は、再接続先セルを発見すると、かかる再接続先セルに対する再接続処理を開始し、移動局UEのNASレイヤ機能12に対して、NAS-GBR開放タイマー停止指示を送信する。
ステップS805において、移動局UEのNASレイヤ機能12は、受信したNAS-GBR開放タイマー停止指示に応じて、NAS-GBR開放タイマーを一時停止する。
ここで、ステップS806において、移動局UEのASレイヤ機能11は、上述の再接続処理に成功し、EPSベアラの再設定に成功した場合には、移動局UEのNASレイヤ機能12に対して、NAS-GBR開放タイマーリセット指示を送信する。
ステップS807において、移動局UEのNASレイヤ機能12は、受信したNAS-GBR開放タイマーリセット指示に応じて、NAS-GBR開放タイマーをリセット(完全停止)する。
なお、ステップS806において、移動局UEのASレイヤ機能11は、上述の再接続処理に成功したが、EPSベアラが再設定されなかった場合には、EPSベアラをローカルに開放する。
一方、ステップS808において、移動局UEのASレイヤ機能11は、上述の再接続処理に失敗した場合には、移動局UEのNASレイヤ機能12に対して、NAS-GBR開放タイマー再開指示を送信する。
ステップS809において、移動局UEのNASレイヤ機能12は、受信したNAS-GBR開放タイマー再開指示に応じて、NAS-GBR開放タイマーを再開する。
その後、ステップS810において、移動局UEのNASレイヤ機能12は、AS-GBRベアラの復旧を検出する前に、NAS-GBR開放タイマーの満了を検出した場合に、NAS-GBRベアラを開放する。
ステップS811において、移動局UEのASレイヤ機能11は、AS-GBRベアラの復旧を検出する前に、AS Failureを検出した場合には、AS-GBRベアラを開放する。
本実施形態の第1の特徴は、無線基地局eNodeBとの間でAS-GBRベアラを設定し、移動管理装置MMEとの間でNAS-GBRベアラを設定するように構成されている移動局UEであって、AS-GBRベアラにおけるRLFを検出した場合に、GBR切断用再接続待ちタイマー(AS-GBR開放タイマー)を起動し、AS-GBRベアラの復旧を検出する前に、GBR切断用再接続待ちタイマーの満了を検出した場合に、ASベアラ情報を削除するように構成されているASレイヤ機能11と、AS-GBRベアラにおけるRLFを検出した場合に、NAS-GBRベアラ開放タイマーを起動し、AS-GBRベアラの復旧を検出する前に、NAS-GBRベアラ開放タイマーの満了を検出した場合に、NASベアラ情報を削除するように構成されているNASレイヤ機能12とを具備することを要旨とする。
本実施形態の第1の特徴において、ASレイヤ機能11は、ASベアラにおけるRLFを検出した後、再接続先セルを発見した場合に、NASレイヤ機能12に対して、NAS-GBR開放タイマー停止指示(停止指示)を送信するように構成されており、NASレイヤ機能12は、NAS-GBR開放タイマーの満了を検出する前に、NAS-GBR開放タイマー停止指示を受信した場合に、NAS-GBR開放タイマー停止指示を一時停止するように構成されていてもよい。
本実施形態の第1の特徴において、ASレイヤ機能11は、ASベアラにおけるRLFを検出し、再接続先セルを発見した後に、かかる再接続先セルへの再接続に失敗した場合に、NASレイヤ機能12に対して、NAS-GBR開放タイマー再開指示(再開指示)を送信するように構成されており、NASレイヤ機能12は、NAS-GBR開放タイマーの満了を検出する前に、NAS-GBR開放タイマー再開指示を受信した場合に、NAS-GBR開放タイマーを再開するように構成されていてもよい。
本実施形態の第1の特徴において、ASレイヤ機能11は、ASベアラにおけるRLFを検出し、再接続先セルを発見した後に、かかる再接続先セルへの再接続に成功した場合に、NASレイヤ機能12に対して、NAS-GBR開放タイマーリセット指示(完全停止)を送信するように構成されており、NASレイヤ機能12は、NAS-GBR開放タイマーの満了を検出する前に、NAS-GBR開放タイマーリセット指示を受信した場合に、NAS-GBR開放タイマーをリセットするように構成されていてもよい。
なお、上述の無線基地局eNodeBや移動局UEや移動管理装置MMEやゲートウェイ装置S-GWの動作は、ハードウェアによって実施されてもよいし、プロセッサによって実行されるソフトウェアモジュールによって実施されてもよいし、両者の組み合わせによって実施されてもよい。
ソフトウェアモジュールは、RAM(Random Access Memory)や、フラッシュメモリや、ROM(Read Only Memory)や、EPROM(Erasable Programmable ROM)や、EEPROM(Electronically Erasable and Programmable ROM)や、レジスタや、ハードディスクや、リムーバブルディスクや、CD-ROMといった任意形式の記憶媒体内に設けられていてもよい。
かかる記憶媒体は、プロセッサが当該記憶媒体に情報を読み書きできるように、当該プロセッサに接続されている。また、かかる記憶媒体は、プロセッサに集積されていてもよい。また、かかる記憶媒体及びプロセッサは、ASIC内に設けられていてもよい。かかるASICは、無線基地局eNodeBや移動局UEや移動管理装置MMEやゲートウェイ装置S-GW内に設けられていてもよい。また、かかる記憶媒体及びプロセッサは、ディスクリートコンポーネントとして無線基地局eNodeBや移動局UEや移動管理装置MMEやゲートウェイ装置S-GW内に設けられていてもよい。
以上、上述の実施形態を用いて本発明について詳細に説明したが、当業者にとっては、本発明が本明細書中に説明した実施形態に限定されるものではないということは明らかである。本発明は、特許請求の範囲の記載により定まる本発明の趣旨及び範囲を逸脱することなく修正及び変更態様として実施することができる。従って、本明細書の記載は、例示説明を目的とするものであり、本発明に対して何ら制限的な意味を有するものではない。
S-GW…ゲートウェイ装置
UE…移動局
11…ASレイヤ機能
12…NASレイヤ機能
13…APLレイヤ機能
MME…移動管理装置
21…UEインターフェイス
22…eNodeBインターフェイス
23…S-GWインターフェイス
24…NAS-GBRベアラ開放タイマー決定部
eNodeB…無線基地局
31…MMEインターフェイス
32…UEインターフェイス
33…GBR切断用再接続待ちタイマー決定部

Claims (15)

  1. 移動局と無線基地局との間で伝送速度保証型通信用の第1ベアラを設定し、該移動局と移動管理装置との間で伝送速度保証型通信用の第2ベアラを設定する工程と、
    前記移動局が、前記第1ベアラにおける障害を検出した場合に、第1タイマーを起動する工程と、
    前記移動局が、前記第1ベアラの復旧を検出する前に、前記第1タイマーの満了を検出した場合に、前記第1ベアラに係る情報を削除する工程と、
    前記移動局が、前記第1ベアラに係る情報を削除した場合に、第2タイマーを起動する工程と、
    前記移動局が、前記第2タイマーの満了を検出した場合に、前記第2ベアラに係る情報を削除する工程とを有することを特徴とする移動通信方法。
  2. 前記移動管理装置が、前記移動局の位置登録処理において、該移動局に対して、前記第2タイマーを通知する工程を有することを特徴とする請求項1に記載の移動通信方法。
  3. 前記無線基地局が、前記第1ベアラの設定処理において、前記移動局に対して、前記第2タイマーを通知する工程を有することを特徴とする請求項1に記載の移動通信方法。
  4. 移動局と無線基地局との間で伝送速度保証型通信用の第1ベアラを設定し、該移動局と移動管理装置との間で伝送速度保証型通信用の第2ベアラを設定するように構成されている移動通信システムであって、
    前記移動局は、
    前記第1ベアラにおける障害を検出した場合に、第1タイマーを起動し、該第1ベアラの復旧を検出する前に、該第1タイマーの満了を検出した場合に、該第1ベアラに係る情報を削除するように構成されている第1レイヤ機能と、
    前記第1ベアラに係る情報を削除した場合に、第2タイマーを起動し、該第2タイマーの満了を検出した場合に、該第2ベアラに係る情報を削除するように構成されている第2レイヤ機能とを具備することを特徴とする移動通信システム。
  5. 前記移動管理装置は、前記移動局の位置登録処理において、該移動局に対して、前記第2タイマーを通知するように構成されている移動局インターフェイスを具備することを特徴とする請求項4に記載の移動通信システム。
  6. 前記無線基地局は、前記第1ベアラの設定処理において、前記移動局に対して、前記第2タイマーを通知するように構成されている移動局インターフェイスを具備することを特徴とする請求項4に記載の移動通信システム。
  7. 無線基地局との間で伝送速度保証型通信用の第1ベアラを設定し、移動管理装置との間で伝送速度保証型通信用の第2ベアラを設定するように構成されている移動局であって、
    前記第1ベアラにおける障害を検出した場合に、第1タイマーを起動し、該第1ベアラの復旧を検出する前に、該第1タイマーの満了を検出した場合に、該第1ベアラに係る情報を削除するように構成されている第1レイヤ機能と、
    前記第1ベアラに係る情報を削除した場合に、第2タイマーを起動し、該第2タイマーの満了を検出した場合に、該第2ベアラに係る情報を削除するように構成されている第2レイヤ機能とを具備することを特徴とする移動局。
  8. 移動局との間で第2ベアラを設定するように構成されている移動管理装置であって、
    移動局の位置登録処理において、該移動局に対して、伝送速度保証型通信毎のタイマーを通知するように構成されている移動局インターフェイスを具備し、
    前記タイマーは、該タイマーに対応する伝送速度保証型通信用の第1ベアラに係る情報が前記移動局によって削除された際に起動されるように構成されていることを特徴とする移動管理装置。
  9. 移動局と無線基地局との間で伝送速度保証型通信用の第1ベアラを設定し、該移動局と移動管理装置との間で伝送速度保証型通信用の第2ベアラを設定する工程と、
    前記移動局が、前記第1ベアラにおける障害を検出した場合に、第1タイマー及び第2タイマーを起動する工程と、
    前記移動局が、前記第1ベアラの復旧を検出する前に、前記第1タイマーの満了を検出した場合に、前記第1ベアラに係る情報を削除する工程と、
    前記移動局が、前記第1ベアラの復旧を検出する前に、前記第2タイマーの満了を検出した場合に、前記第2ベアラに係る情報を削除する工程とを有することを特徴とする移動通信方法。
  10. 前記無線基地局が、前記第1ベアラにおける障害を検出した場合に、前記第1タイマを起動する工程と、前記第1ベアラの復旧を検出する前に、前記第2タイマーの満了を検出した場合に、前記移動管理装置に対して、ベアラ開放通知を送信する工程と、
    前記移動管理装置が、前記ベアラ開放通知に応じて、前記第2ベアラを開放する工程とを有することを特徴とする請求項に記載の移動通信方法。
  11. 無線基地局との間で伝送速度保証型通信用の第1ベアラを設定し、移動管理装置との間で伝送速度保証型通信用の第2ベアラを設定するように構成されている移動局であって、
    前記第1ベアラにおける障害を検出した場合に、第1タイマーを起動し、該第1ベアラの復旧を検出する前に、該第1タイマーの満了を検出した場合に、該第1ベアラに係る情報を削除するように構成されている第1レイヤ機能と、
    前記第1ベアラにおける障害を検出した場合に、第2タイマーを起動し、該第1ベアラの復旧を検出する前に、該第2タイマーの満了を検出した場合に、該第2ベアラに係る情報を削除するように構成されている第2レイヤ機能とを具備することを特徴とする移動局。
  12. 前記第1レイヤ機能は、前記第1タイマーの満了を検出する前に、該第1ベアラの復旧を検出した場合に、前記第2レイヤ機能に対して、その旨を通知するように構成されており、
    前記第2レイヤ機能は、前記第2タイマーの満了を検出する前に、前記通知を受信した場合、前記第2ベアラに係る情報を削除しないように構成されていることを特徴とする請求項11に記載の移動局。
  13. 前記第1レイヤ機能は、前記第1ベアラにおける障害を検出した後、再接続先セルを発見した場合に、前記第2レイヤ機能に対して、停止指示を送信するように構成されており、
    前記第2レイヤ機能は、前記第2タイマーの満了を検出する前に、前記停止指示を受信した場合に、該第2タイマーを一時停止するように構成されていることを特徴とする請求項11に記載の移動局。
  14. 前記第1レイヤ機能は、前記第1ベアラにおける障害を検出し、再接続先セルを発見した後に、該再接続先セルへの再接続に失敗した場合に、前記第2レイヤ機能に対して、再開指示を送信するように構成されており、
    前記第2レイヤ機能は、前記第2タイマーの満了を検出する前に、前記再開指示を受信した場合に、該第2タイマーを再開するように構成されていることを特徴とする請求項13に記載の移動局。
  15. 前記第1レイヤ機能は、前記第1ベアラにおける障害を検出し、再接続先セルを発見した後に、該再接続先セルへの再接続に成功した場合に、前記第2レイヤ機能に対して、リセット指示を送信するように構成されており、
    前記第2レイヤ機能は、前記第2タイマーの満了を検出する前に、前記リセット指示を受信した場合に、該第2タイマーをリセットするように構成されていることを特徴とする請求項13に記載の移動局。
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