JP4797888B2 - 複数の無線リソースを用いて通信する無線通信システム、制御ノード、および基地局 - Google Patents

複数の無線リソースを用いて通信する無線通信システム、制御ノード、および基地局 Download PDF

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Description

本発明は携帯電話や無線LAN等、端末のモビリティをサポートする無線通信システム、特にMC−CDMA(Multi Carrier Code Division Multiple Access)方式を採用している無線通信システム、端末、基地局の無線通信装置に適する。
従来携帯電話等の無線通信システムは、「いつでも、どこでも」通信できること、移動中も通信が途切れることなく続けられること(すなわち端末のモビリティ保証)を目指して、通信エリアの拡大や基地局間ハンドオフ技術のサポートに邁進してきた。
一方で近年、写真や動画ファイルが添付されたメール、TV電話の動画データ等、一人のユーザーがやりとりする情報のデータ量が飛躍的に増大し、通信容量の更なる増強を求められている。
無線LANやWiMAX等、端末モビリティは低いが有線並みの大容量通信を可能にする新しい無線通信システムが急速に台頭してきていることもあり、今後の携帯電話システムにとって、
端末のモビリティ保証と大容量化をバランス良く実現する方式の検討が急務となっている。
大容量化の対策として、従来端末は1キャリア周波数のみを用いて基地局と通信していたところを複数キャリアで同時に通信可能にすることで、通信容量をN倍化させる方法が考えられている。例えば、1キャリアを用いたCDMA方式の通信規格として3GPP2の1xEV−DO方式(3GPP2 C.S0024-A_v2.0(8.7.6.1.6.3 Active Set Maintenance)、非特許文献1)があるが、これをN本のキャリアに拡張し、端末あたりの通信容量をN倍に増強した場合、従来と同様のソフトハンドオフ方式では、効率と安定性が課題となる。以下では、これらの課題について詳細に説明する。
課題を理解するには、ソフトハンドオフ方式について理解が必要なため、まず1キャリアを用いた場合について、端末モビリティ保証の方法から説明する。
従来の1xEV−DO方式のシステムにおいては、端末が通信中に一つの基地局の通信エリアから隣接する別の基地局の通信エリアに移動しても通信が途絶えることがないよう、基地局間ソフトハンドオフと呼ばれる方式を用いて、端末のモビリティを保証している。ソフトハンドオフとは、通信エリアが隣接する2つ以上の基地局が連携し、一つの端末に対して一連の下り送信データを分担して送る方式のことを指す。端末における各基地局からのパイロット信号の受信強度はフェージングや端末の移動により時々刻々と変化するが、複数候補の中から最も受信状態が良い基地局を逐次選択してデータを送ってもらうことで、端末は常に良い受信状態を保ったまま(通信が途絶えることなく)通信エリア間を移動することができる。以下に非特許文献1と図4を用いて、ソフトハンドオフ方式の詳細を説明する。図4では、ソフトハンドオフが実施される際のシーケンスが時間の順を追って記載されている。
シーケンス(401)
端末と基地局は、端末が下り(基地局→端末)パイロット信号を一定以上の強度で受信可能な近隣基地局のリストをその端末のActive Setとして管理する。ActiveSetの管理は、通信開始前は端末側、通信開始後は基地局側ネットワーク上に接続されている制御装置(ANC)が行う。端末(AT)はある基地局(ANTS−A)と通信開始後に、別の新規基地局(ANTS−B)からのパイロット信号受信強度が閾値以上になったことを検出した場合、Route Updateメッセージ(401)を送信して、ANCが管理するその端末のActiveSetにANTS−Bを加えるようにリクエストする。
シーケンス(402)
ANCはANTS−Aを通じてそのリクエスト(401)を受けて、ANTS−Bにもその端末宛の下り送信データを配信する(すなわち、ソフトハンドオフを開始する)準備をし、ANTS−Bにおいてその端末との送受信に必要な無線チャネルのリソース割り当てを指示する。割り当てが可能な場合には、端末のActive Setを更新し、その旨をANTS−Aを通して端末に通知する(402)。ANTS−Bは端末へ向けての通信を開始する。
シーケンス(403)
端末は自端末のActive Setに登録されている基地局のうち、最も受信状態の良い基地局を選択し、上り(端末→基地局)制御チャネルに含まれるDRCCover又はDSCという信号でそのIDを指定する。
シーケンス(404)
DRCCover又はDSCで指定された基地局は、一定オフセット時間経過後から端末に向けて下りデータ送信を開始する。
シーケンス(405)
端末はActive Setに含まれる各基地局についてパイロット信号の受信強度をモニタし、一定時間以上閾値を下回った基地局(ANTS−A)を検出したら、Router Updateメッセージを送信して、ANCが管理するその端末のActiveSetからANTS−Aを削除するようリクエストする。
シーケンス(406)
ANCはANTS−A又はANTS−Bを通じてそのリクエスト(405)を受けたら、ソフトハンドオフ処理を終了し、Active Setを更新した上、ANTS−Aと端末に通信断を指示する。この指示を受け、ANTS−Aは端末との接続を切断する。
次に大容量化のため、複数キャリアに拡張する場合のソフトハンドオフ方式について考える。図1に第1のネットワーク構成例として、1つの端末が同時に3キャリア分の周波数を用いて基地局と通信を行う場合の図を示す。キャリア周波数f1〜f3の下り回線送信データは、PDSN(Packet Data Serving Node)101から基地局の制御ノードであるANC(Access Node Controller)102を経由し、ANTS(Access Node Transmitting System)−A103からAT(Access Terminal)105に送信されている。ここで、前記基地局はANTS、端末はATに相当する。AT(を使用しているユーザー)105はANTS−A103の通話エリアからANTS−B104の通話エリアへ向けて移動している。電波は伝搬する距離に依存して減衰する性質があるため、しだいにANTS−A103から受信される信号電力は弱まっていく。それに伴い、各キャリアにおいて上記のソフトハンドオフ処理が発生し、最終的には図2のように、3キャリアともANTS−B104との間で通信する状態へ遷移する。ソフトハンドオフは上記2状態の中間で、ATが両方のANTSの通信エリアに存在する過渡的な状況で実施される。
図1の状態から図2の状態への遷移として最も単純なやり方は、全キャリア一斉にハンドオフする方法である。しかし、全キャリア一斉にハンドオフすると端末の受信特性が劣化し、最悪の場合、通信が途絶えてしまう可能性がある。何故なら、マルチパスが存在する場合、伝搬路は周波数の選択性を持っている。このことは、周波数の異なる各キャリアでは伝搬路が異なることを指している。したがって、端末におけるパイロット受信強度変動はキャリア毎にバラバラである(ある周波数f1、f2でANTS−AよりANTS−Bの方が、受信強度が高いからといって、他の周波数f3でも同じタイミングでANTS−Bの方が高いとは限らない。)さらに無線システムでは、キャリア毎に基地局からの送信強度が異なる場合や、近接基地局における周波数繰り返しパターンが異なる場合も想定される。以上より、全キャリア一斉のハンドオフは受信特性が劣化し、通信が途絶える可能性がある。
では、各キャリア独立にソフトハンドオフ処理を行えばよいかというと、そうではない。ハンドオフ状態は、複数の無線局で無線リソースや装置リソースを消費する。例えば、図3に示すように3キャリアで2つの基地局とハンドオフ状態にある場合、AT105では最大で計6キャリア分の制御処理が必要となり、処理量の多さによりバッテリー持続時間が短縮される。また、一台の端末で合計6キャリア分の無線チャネルリソースを使用するため、このソフトハンドオフ処理時間が長引くと、複数のユーザー間で行うべきリソース共有の仕組みが有効に機能せず、システム全体としての利用効率が低下してしまう。
次に図8を用いて、第2のネットワーク構成例におけるソフトハンドオフについて説明する。本構成例では、ANCが各APの内部に併設されており、AP間がCR(Router)で接続されている。キャリア周波数f1〜f3の下り回線送信データは、PDSN(Packet Data Serving Node)801からCR−A(Router)802を経由し、初めはAP(Access Point)−A803からAT(Access Terminal)805に送信されている。AP803(804)は、図1〜3のANC102とANTS103に相当する機能を両方含んでいる。本構成においてソフトハンドオフを行う際には、AP−A803の中のANCが主体となり、CR−A802とCR−B806を経由してAP−B804へとデータを転送し、端末805のActive Setに含まれるAP−A803とAP−B804との間でソフトハンドオフが行なわれる。本構成の場合も、ソフトハンドオフ状態が長期になるとAP−A803とAP−B804との間のデータ転送などによりネットワークのリソースを消費するため、ソフトハンドオフ処理時間の短縮が重要な課題となっていた。
整理すると、本発明の目的は、上記課題を解決し、MC−CDMAにおいても十分な性能を持ち、かつ効率的な端末モビリティ保証方式を提供することにある。本発明はMC−CDMAだけでなく、1台の端末が複数の無線リソースを用いて基地局と通信する機能を有し、また複数基地局間でソフトハンドオフを行う機能を有するシステムであれば、OFDMA、OFDM、OFCDMA等の多重方式を用いた無線通信システムにおいても同じ効果を発揮する。
3GPP2 C.S0024-A_v2.0(8.7.6.1.6.3 Active Set Maintenance)
各無線リソースに対する端末からの受信状態通知情報を元に、ネットワーク側で全リソース合わせて得られるデータレートが所望レートを満たしているかどうかを基準にソフトハンドオフ終了を判断し、強制的にソフトハンドオフを終了する。
本発明によれば、一台の端末が複数キャリアを用いて同時に通信を行う場合のソフトハンドオフ処理時間を短縮し、端末において必要十分な受信強度を保ち、端末のモビリティを保証する一方で、ネットワーク転送負荷、端末処理負荷、無線リソース占有時間を必要最低限に抑えることが可能である。
本発明における第1の実施例を図5を用いて説明する。本実施例では、図3に示す第1のネットワーク構成例を例に説明する。本実施例では、周期的にソフトハンドオフの終了判定を行い、安定性を保ちつつ、冗長なソフトハンドオフ状態を回避するところがポイントである。そのため、以下のシーケンスに基づきソフトハンドオフを終了させる。
シーケンス(500)
3つの周波数(f1、f2、f3)においてソフトハンドオフ状態であると仮定する。そのための手順が記載されている。これらは同時にソフトハンドオフ状態になってもよいし、順次、伝搬状況に応じてソフトハンドオフ状態になってもよい。各端末のActive Setは、各キャリア単位で管理される。詳細は図4で記載したシーケンス(401)〜(404)と一致する。シーケンス(501)までのf1−3についての各メッセージは、キャリアf1およびf2ではANTS-Bからの受信信号品質の方が良好なためANTS-Bからデータを受信していて、キャリアf3ではANTS-Aからの受信信号品質の方が良好なためANTS-Aからデータを受信している様子を示している。
シーケンス(501)
複数キャリア間におけるソフトハンドオフ状態において、ANCにおいて周期的に後述するソフトハンドオフ終了判定を行う。
シーケンス(502)
ANCにおいて、端末ATがf1-f3のキャリアについてANTS-Bとだけ通信を行っても全体として十分な通信品質が得られると判断した場合を考える。この時ANCは、キャリアf3についてはまだANTS-Aの方が受信信号品質が良く、端末からまだRouteUpdateメッセージによるANTS-A切断リクエストを受信していない段階であっても、ANTS-Aに対し、全てのキャリアf1-f3について端末との接続を切断するよう指示する。これらの指示を受けたANTS-Aは、ATに向けて通信終了を指示するConnectionCloseメッセージを送信し、これを受信したATはAcknowledgementを返した後、ANTS-Aとの接続を切断する。またANCはキャリアf1-f3につき、それぞれ管理しているActiveSetからANTS-Aを削除し、ANTS-Bを通じて端末に更新を通知する。
ソフトハンドオフが強制終了された後、所定の期間においては、端末から再びANTS-Aに対するRouteUpdateメッセージが送られてきても、ANCではActiveSetへの追加を行わないようにする。または端末側で、所定の期間においては、ANTS-Aからの受信強度が閾値以上になってもRoute Updateメッセージの送信を行なわないようにする。後者の方が無駄なメッセージのやり取りで無線リソースを消費せず、より高い効果を挙げることができる。
従来の技術からなるソフトハンドオフの終了条件は、各キャリアに閉じており、複数のキャリアを鑑みてソフトハンドオフの終了条件を定めていなかった。しかしながら、本特許からなる実施例では、ANCにおいて、周期的にソフトハンドオフの終了判定を行い、なおかつ特定の条件に適合するならば、各キャリアの状況によらずネットワーク側から強制的にソフトハンドオフを終了させ、ソフトハンドオフ期間を短縮して、無線リソースの運用効率の向上や、端末のバッテリー消費量の低減が可能となる。
上記実施例におけるANCにおけるソフトハンドオフ終了判定のフロー図の例を図6に示す。前提条件として、全てのキャリアf1-f3の送受信データが同じデータフローに属していること(すなわち、もともと1つのデータフローを3キャリアに分配して送受信している)とする。また、ANCは前述のデータフローに対し端末が所望する受信レートに関する情報をもっているか、あるいは予め想定された所望レートに対応する判定閾値をもっているとする。
ステップ600
所望レートに関する判定を行う。判断対象となるデータフローが所定のQoSを保証するQoS呼であればステップ603に、QoS呼以外であればステップ604に移る。
ステップ601
QoS呼と判断された場合、前述のデータフローに対しQoSで保証すべきレートを該端末の全キャリア合計分の所望合計レートとする。
ステップ602
QoS呼以外であればベストエフォート呼とし、ベストエフォート呼に対し予め定められた最低限保証すべきレートを該端末の全キャリア合計分の所望合計レートとする。
ステップ603
ANCは各キャリアについて、端末から基地局ANTS-A又はANTS-Bを介して通知されるDRCCover又はDSC及び、それに付随するDRCRate(端末が受信可能な最大伝送レートと通信フォーマットの指定)を取得することができる。DRCCover又はDSCは、端末のActive Setに登録されている基地局のうち、最も受信状態の良い基地局を指定する上りの制御情報である。ANCはこれらの情報を基にハンドオフ先基地局(ANTS−B)について、全キャリア分を合計した受信可能レートを推測する。推測方法としては、例えば、DRCCover又はDSCがハンドオフ先基地局(ANTS−B)を指定している際のDRCRateを、特定の時間だけ保持し、時間平均して平均推定レートを算出する方法などが有効である。本特許の特徴は、推定された各キャリアの受信可能レートから該端末の全キャリア分の合計値を推測することであり、その目的に合うものであれば様々な方法がとれ、本特許の範疇である。そして推定した全キャリア分を合計した受信可能レートが所望合計レートを上回っているかどうかを判定する。
ステップ604
ステップ603の結果、瞬時的に所望合計レートを上回った場合でも、伝播路の変動によりまたすぐ所望合計レート以下になる可能性も考えられる。しかし、一旦ソフトハンドオフを終了した後、またすぐにANTS−Aとの通信を再開し、ソフトハンドオフ状態に戻る(この動作を「切り戻し」という)には、基地局と端末間で何度も制御メッセージをやりとりする必要があり、処理時間を長く要する。端末での受信信号品質が悪化するだけでなく、ネットワーク転送負荷、端末処理負荷が増大し、無線リソースの利用効率も低下する。そこで、ある程度確実にANTS-Bとの通信だけで所望合計レートが満たせることを確認した上で、ハンドオフ元(ANTS−A)からの送信を停止しても既に十分な受信品質が得られると判断する。確実性を測るための方法としては、603の判定結果が所定回数以上連続して成立することを条件とする方法や、603の判定結果を時間方向に平均し、一定期間内に所定回数以上成立することを条件とする方法が考えられる。
ステップ605
ハンドオフ元であるANTS-Aにソフトハンドオフ終了(すなわち通信断)を指示する。
ANCでは、下り回線のスケジューラが動作している。スケジューラは当該端末向けの伝送がQoSを保証するかに応じて、チャネル割り当ての方法を変えている。したがって、QoSに関する情報は予めANCは知っており、その情報を利用して、ソフトハンドオフの終了条件も判断する。
上記で、ステップ602におけるベストエフォート呼に対し保証するレートは、無線の状況や端末の優先度に応じて変更してもよい。例えば、基地局の装置リソースに依存して保証レートを変えてもよい。装置リソースに余裕がある場合には保証レートを上げることで、端末にとっては高いユーザレートを確保することができるため、システムのサービス性が向上する。また、基地局で測定している干渉電力情報に基づいて保証レートを変えてもよい。干渉電力が大きい場合には、無線リソースの逼迫が予測できる。こうした場合には、保証レートを下げ、より多くの端末が接続できるようにシステムを変更する。また、優先すべき端末であれば保証するレートを高めに設定することもできる。このようにすることで、例えば料金体系に応じたサービス性を提供することができる。
また、ステップ601では、ソフトハンドオフ元のANTS-Aについての合計受信可能レートと所望合計レートを比較し、ソフトハンド先(後からActive Setに追加された)ANTS-Bのソフトハンドオフ強制終了を判断してもよい。
なお、実施例1の場合は、ソフトハンドオフの終了を端末の全キャリア分まとめて行うことができるため、キャリアごとにActive Setを管理する方法の他に、キャリアごとにActive Setを管理せず、一端末全体として一つのActive Setを管理する方法も可能である。また、実施例1および他の実施例では、一例としてキャリアが3つある場合を説明したが、キャリアが複数あればキャリア数に関係なく本発明を実施することができる。
前述の第2のネットワーク構成例において上記第1の実施例を適用した場合のフロー図を図9に示す。本実施例でも、実施例1と同様で、周期的にソフトハンドオフの終了判定を行い、安定性を保ちつつ、冗長なソフトハンドオフ状態を回避するところがポイントである。そのため、以下のシーケンスに基づきソフトハンドオフを終了させる。
シーケンス(900)
3つの周波数(f1、f2、f3)においてソフトハンドオフ状態であると仮定する。そのための手順が記載されている。これらは同時にソフトハンドオフ状態になってもよいし、順次、伝搬状況に応じてソフトハンドオフ状態になってもよい。詳細は図4で記載したシーケンス(401)〜(404)と同等である。異なる点は、図4におけるANCが複数に分かれるため、PCF/PDSNからは、ソフトハンドオフが終了するまでソフトハンドオフ元のANC−Aにデータを送っており、ソフトハンドオフが終了する時点でソフトハンドオフ先のANC−Bに切り替える点である。ソフトハンドオフ中は、端末がソフトハンドオフ先のANTS-Bにデータ送信を要求した場合、ANC−AからANC−Bへデータを転送し、ANC-BからANTS-Bを通じて端末へデータを送信する点である。このような形式を取る理由は、前述した「切り戻し」がANC-AとANC-Bとの間で発生することを回避するためである。
シーケンス(902)
AP−Aの内部にあるANC−A901が主体となってソフトハンドオフの終了可否を判定する。
シーケンス(904)
AP-Aについてソフトハンドオフを強制終了すると判断した場合、ANC-AからAP−Bの内部にあるANC−B903とPCF/PDSNに、該端末に対するデータフロー制御の引継ぎを要求するハンドオフ要求メッセージを送信する。ハンドオフ要求を受信したANC-Bは、PCF/PDSNからのデータを受け取り、ANTS-Bに転送する準備を行う。PCF/PDSNも従来AP-Aに送信していたデータを、AP-Bに向けてルーティングする準備を行う。
シーケンス(906)
ANC−Aは、ANC−Bからハンドオフ要求の受け入れを通知するACK905が返ってきたら、ANTS-Aに対し、全てのキャリアf1-f3について端末との接続を切断するよう指示する。通信断の指示を受けたANTS-AおよびATの動作は、実施例1の場合と同様である。
本発明における第3の実施例を図7を用いて説明する。本実施例では、複数キャリアのうち一つのキャリアについてソフトハンドオフ終了のRoute Updateメッセージを端末から受信(シーケンス405に相当)することを契機に、第1の実施例の場合と同様なソフトハンドオフ終了判定を行う(701)。例えば、図5の500のようにキャリアf1-3全てについてソフトハンドオフ状態にあるときにf1についてソフトハンドオフを終了する旨の通知を端末側から受信した場合に、まだソフトハンドオフ状態にあるキャリアf2,3についてもソフトハンドオフを終了するように指示する。
この場合にもソフトハンドオフ期間を短縮することにより、無線リソースの運用効率を向上させ、端末のバッテリー消費量を低減することが可能となる。また、ソフトハンドオフ開始からずっと周期的にANTS−Aの切断可否を判定する実施例1の場合と比べて、1キャリアのソフトハンドオフ終了まで待つことで前述の「切り戻し」が発生する危険性を低く抑えることができる。また判定実施期間が短くなることからANCの処理負荷も抑えられる。
前述の第2のネットワーク構成例において上記第3の実施例と同様のソフトハンドオフ終了の判定基準を適用した場合のフロー図を図10に示す。図9と同様にAP−AのANC−A1001が主体となって、端末から受信されるいずれか1つのキャリアについてのソフトハンドオフ終了通知に基づいてその端末の全キャリアについてのソフトハンドオフの終了可否を判定し(1002)、AP−Bの内部にあるANC−B1003とPCF/PDSNに、該端末に対するデータフロー制御の引継ぎを要求するハンドオフ要求メッセージを送信する(1004)。ANC−Aは、ANC-Bからハンドオフ要求の受け入れを通知するACK1005が返ってきたら、ANTS-Aに対し、全てのキャリアについて端末との接続を切断するよう指示する。通信断の指示を受けたANTS-AおよびATの動作は、実施例3の場合と同様である。
実施例1では、複数キャリアを使ったソフトハンドオフの回避のため、ソフトハンドオフの終了について説明しているが、一旦ソフトハンドオフ状態から終了しても、受信強度の関係で、すぐに端末から新たなRoute Updateメッセージが挙がり、再び複数キャリアによるソフトハンドオフ状態に復帰することが考えられ、本特許の効果は激減することが予測される。そのため、図5の500で示す部分についても工夫が必要である。以下の2つの方法は、本特許の第5の実施例となる。
第1には、Route Updateメッセージの抑制が挙げられる。端末が、ソフトハンドオーバ状態になる場合に、接続するキャリア数に応じて、新たなるキャリアでのRouteUpdateメッセージを送信するためのパイロット受信電力判定式における閾値を変更する。例えば現在ソフトハンドオフ状態でない場合に、第1のキャリアにおいて新たな基地局のパイロット受信電力が閾値1を超えた場合に、第1キャリアでのソフトハンドオフを開始する。次に第2のキャリアにおいて新たな基地局のパイロット受信電力が閾値2を超えた場合に、第2キャリアでのソフトハンドオフを開始する。次に第3のキャリアにおいて新たな基地局のパイロット受信電力が閾値3を超えた場合に、第3キャリアでのソフトハンドオフを開始する。このとき閾値の関係は、閾値1<閾値2<閾値3となるように設定される。端末だけでは、閾値として適当な値を推定することができないため、基地局から上記の閾値1、閾値2、閾値3を指示するメッセージをブロードキャストする。これにより、閾値操作によって同時に複数のキャリアにおいてソフトハンドオフになる確率をコントロールすることができる。よって課題は解決される。
本実施例では、QoSかベストエフォートかによって上記の閾値を変えることも範疇である。ベストエフォートの閾値は、閾値1<<閾値2<<閾値3(各閾値の差を大きく)とすることで最低レートを保証し、QoS呼については、閾値1<閾値2<閾値3(各閾値の差を小さく)とすることで、QoSの保証を行いやすいシステムとすることができる。
第2にはRoute Updateメッセージに対して拒否(リジェクト)する方法である。本実施例では、端末からは頻繁にRoute Updateメッセージが上がるが、それに対してハンドオフ先ANTSが拒否するものである。ANTSは時限的にソフトハンドオフした端末のIDを記憶しておき、一定時間以内で再ソフトハンドオフを要求してくる端末への接続をリジェクトする。これにより、ヒステリシスを持ったソフトハンドオフが実現でき、例えば、実施例1との組合せにより、課題は解決できる。
図11を用いて、弟一のネットワーク構成例におけるANCの構成を説明する。ANCは、PCF/PDSNとの間で制御メッセージや通信データの送受信を行うためのネットワークインタフェース部1101、各ANTSとの間で通信データの送受信を行うためのネットワークインタフェース部1102、制御部1103、および通信データの処理を行うデータ処理部1104を有する。制御部1103は、Active Setの管理を行い、ソフトハンドオフの開始時および終了時に制御メッセージの受信に応じて該当する端末のActive Set情報の書き換えを行なう。図6で説明したソフトハンドオフ終了判定をはじめ、ソフトハンドオフの開始、終了の制御に必要な各制御メッセージの送受信制御も行う。また、ソフトハンドオフ中および前後において端末の通信データをANTSに振り分けるための通信データ送信制御を行う。
図12を用いて、第一のネットワーク構成例におけるANTSの構成を説明する。ANTSは、ANCとの間で制御メッセージや通信データの送受信を行うためのネットワークインタフェース部1201、ATとの間で制御メッセージや通信データの送受信を行うための無線部1202、制御部1203、および通信データの処理を行うデータ処理部1204を有する。制御部1203は、前述の図6に基づいて説明したソフトハンドオフ終了判定のために必要な、キャリア毎の端末受信可能レートの情報をANCに通信するためのメッセージインタフェースを備える。
第二のネットワーク構成例におけるAPは、図11のANCと図12のANTSの機能を一つの筐体の中に併せ持つ構成となる。具体的には、図13に示したように、CRとの間で制御メッセージや通信データの送受信を行うためのネットワークインタフェース部1301、ATとの間で制御メッセージや通信データの送受信を行うための無線部1302、図11のANCの制御部およびデータ処理部と同様の機能をつかさどるANC制御部1303およびANCデータ処理部1304、図12のANTSの制御部およびデータ処理部と同様の機能をつかさどるANTS制御部1305およびANTSデータ処理部1306を有する。1303−1306の各部の動作機能は図11、12の対応各部とほぼ同様である。ただし、ANC制御部は、当該APがハンドオフ元にあたる場合にはCRを介してハンドオフ先のAPのANCに向けて端末宛の通信データを転送するための制御を行い、該APがハンドオフ先にあたる場合にはCRを介してハンドオフ元のAPのANCから端末宛の通信データの転送を受ける制御を行う。また、ANC制御部は、AP間のハンドオフのための制御メッセージの処理も行う。
第一のネットワーク構成例において3キャリアで同時通信しながらソフトハンドオフする際の通信の仕組みを示す図。 第一のネットワーク構成例において3キャリアで同時通信しながらソフトハンドオフする際、全キャリアを一斉にハンドオフする場合の仕組みを示す図。 第一のネットワーク構成例において3キャリアで同時通信しながらソフトハンドオフする際、本発明にしたがってネットワーク側から強制的にソフトハンドオフ終了する際の通信の仕組みを示す図。 従来の1キャリアのシステムにおけるソフトハンドオフのフロー図。 第一のネットワーク構成例において本発明による第1の実施例の処理順序を示すフロー図。 本発明による第1の実施例の方法における、ソフトハンドオフ終了判定の処理順序を示すフロー図。 第一のネットワーク構成例において本発明による第3の実施例の処理順序を示すフロー図。 第二のネットワーク構成例において3キャリアで同時通信しながらソフトハンドオフする際の通信の仕組みを示す図。 第二のネットワーク構成例において本発明による第2の実施例の処理順序を示すフロー図。 第二のネットワーク構成例において本発明による第4の実施例の処理順序を示すフロー図。 第一のネットワーク構成例におけるANCの構成図。 第一のネットワーク構成例におけるANTSの構成図。 第二のネットワーク構成例におけるAPの構成図。
符号の説明
101…PDSN(Packet Data Serving Node)、102…ANC(Access Node Controller)、103…ANTS(Access Node Transmitting System)−A、104…ANTS(Access Node Transmitting System)−B、105…AT(Access Terminal)。

Claims (7)

  1. 無線通信システムであって、
    端末と複数のキャリアを用いて通信を行う第1の基地局と、
    第2の基地局と、
    前記第1及び第2の基地局間に接続される制御ノードと、を備え、
    前記端末が第1および第2の基地局の間のソフトハンドオフ状態にある場合
    前記第1及び第2の少なくとも一方の基地局は、前記端末から前記複数のキャリアについての各キャリアにおける、基地局により得られる通信レートを受信し、
    前記制御ノードは、前記第1及び第2の基地局の少なくとも一方の基地局から得られる当該端末の複数のキャリアに対応する通信レートが所定の所望レートを超える場合には、前記第2あるいは第1の基地局についてのソフトハンドオフ状態を複数のキャリアについて終了すること決定し、
    前記第一の基地局及び前記第2の基地局のうち少なくとも一方の基地局は、前記決定に基づいて、前記複数のキャリアのうち少なくとも一キャリアのソフトハンドオフの終了を指示するネットワーク側ソフトハンドオフ終了メッセージを前記端末へ通知する、ことを特徴とする無線通信システム。
  2. 請求項1記載の無線通信システムであって、
    前記第1の基地局は、自局がハンドオフ元の基地局である場合、ネットワークから受信される端末への通信データを前記第2の基地局へ転送し、
    前記第1の基地局が、前記端末から前記複数のキャリアのうち第1のキャリアについてソフトハンドオフを終了する端末側ソフトハンドオフ終了メッセージを受信した場合に、前記第2のキャリアについてもソフトハンドオフを終了する判定を行うことを特徴とする無線通信システム。
  3. 請求項1記載の無線通信システムであって、該端末におけるソフトハンドオフ開始のためのパイロット受信電力判定式において、第1キャリアでのソフトハンドオフ開始条件となる第1の閾値と、既に第1キャリアでソフトハンドオフ中に第2キャリアでのソフトハンドオフを開始する条件となる第2の閾値と、既に第1キャリア及び第2キャリアでソフトハンドオフ中に第3キャリアでのソフトハンドオフを開始する条件となる第3の閾値を有し、その大小関係が閾値1<閾値2<閾値3のように設定されることを特徴とする無線通信システム。
  4. 請求項1記載の無線通信システムであって、該端末におけるソフトハンドオフ開始のためのパイロット受信電力判定式において、第1キャリアでのソフトハンドオフ開始条件となる第1の閾値と、第2キャリアでのソフトハンドオフを開始する条件となる第2の閾値と、第3キャリアでのソフトハンドオフを開始する条件となる第3の閾値を有し、それぞれのキャリアが属する周波数帯域の周波数特性、用いられるエリアに属している接続者数や通信容量、用いられるエリアにおけるQoS優先度を基に、前記閾値の大小関係を設定することを特徴とする無線通信システム。
  5. 端末との間で複数のキャリアを用いて通信を行う複数の基地局に接続される制御ノードであって、
    第1および第2の基地局との間で前記端末の通信データの送受信を行うネットワークインタフェース部と、制御部と、を有し、
    前記ネットワークインタフェース部は、前記端末が前記第1および第2の基地局の間のソフトハンドオフ状態にある場合に、前記第1または第2の基地局を介して、該第1または第2の基地局と該端末との間の複数のキャリアそれぞれ対応する通信レートを受信し、
    前記制御部は、該受信した前記複数のキャリアに対応する通信レートに基づいて、前記複数のキャリアのソフトハンドオフを終了すると決定し、該少なくとも第2のキャリアのソフトハンドオフの終了を指示するネットワーク側ソフトハンドオフ終了メッセージを、前記第1または第2の基地局を介して前記端末へ通知する、ことを特徴とする制御ノード。
  6. ネットワークに接続され、端末との間で複数のキャリアを用いて通信を行う複数の基地局を有し、該複数の基地局間で前記端末のソフトハンドオフを行う無線通信システムにおける基地局であって、
    ネットワークとの間、および他の基地局との間で前記端末の通信データの送受信を行うネットワークインタフェース部と、
    前記基地局との間で通信データの送受信を行う無線部と、
    制御部とを有し、
    前記端末が該基地局と他の基地局との間のソフトハンドオフ状態にある場合に、
    前記ネットワークインタフェース部は、該基地局がハンドオフ元の基地局である場合、ネットワークから受信される端末への通信データを前記第2の基地局へ転送し、
    前記制御部は、該受信した複数のキャリアについての該基地局または前記他の基地局による前記端末の通信レートに基づいて判定し、所定の所望レートを超える場合には、前記他の基地局あるいは該基地局についてのソフトハンドオフを全キャリアについて終了することを決定し、前記結果に基づいて少なくとも第2のキャリアのソフトハンドオフの終了を指示するネットワーク側ソフトハンドオフ終了メッセージを、前記端末へ通知することを特徴とする基地局。
  7. 請求項6記載の基地局であって、
    前記制御部は、前記端末から前記第1のキャリアにおいて該基地局または前記他の基地局
    ついてのソフトハンドオフを終了することを通知する、端末側ソフトハンドオフ終了メッ
    セージを受信した場合に、前記第2のキャリアにおいても該基地局または前記他の基地局
    についてのソフトハンドオフを終了する判定を行うことを特徴とする基地局。
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