JP6317726B2 - 鞍乗型車両のカウル構造 - Google Patents

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本発明は、鞍乗型車両のカウル構造に関するものである。
従来、例えば特許文献1に見られるように、車体フレーム(11)の前方を覆うフロントカウル(72)と、車体フレーム(12)の側方を覆う左右のミドルカウル(78(L,R))と、
運転者が跨がるシート(15)の前方にあって、運転者の膝で挟まれるニーグリップ部を有する燃料タンク(56)と、
この燃料タンク(56)の下方に配置されたエンジン(13)と、
このエンジン(13)の前側において、車両側面視(図1)で左右のミドルカウル(78(L,R))に覆われ、車両前面視(図2)で、左右のミドルカウル(78(L,R))の間に配置され、左右のミドルカウル間の前面開口(112)から走行風を取り入れて後方へ排出することでエンジン(13)の熱を放出するラジエータ(51)と、を備えた鞍乗型車両が知られている。
同公報0044段落および図7に記載されているように、ラジエータ空気取入口112で取り入れた走行風の多くは、ラジエータユニット51を通過してラジエータユニット51を冷却するが、その一部は、ミドルカウル78L、78Rとこれらのミドルカウル78L、78Rの後部に設けたレイヤカウル123L、123Rとの間で形成される別開口138L、138Rを通って、車両の外部に流れる。
特開2010−042755号公報
上述した従来の鞍乗型車両のカウル構造では、ラジエータ空気取入口112で取り入れた走行風の一部が別開口138L、138Rを通って車両の外部に流れるが、走行風の多くは、ラジエータユニット51を通過してラジエータユニット51の後方へ流れる。
しかし鞍乗り型車両の構造によっては、ラジエータを通過した排風についてもラジエータの側方から車外へ排出させたい場合がある。
このような場合、上述した従来のカウル構造では、別開口138L、138Rがラジエータ51の左右後方に設けられているだけであり、ラジエータ51の側方を覆うミドルカウル(78(L,R))には開口が設けられていないから、ラジエータ51を通過した排風をラジエータ51の側方から車外へ効率よく排出することは困難である。
本発明が解決しようとする課題は、ラジエータを通過した排風をラジエータの側方から車外へ効率よく排出できる鞍乗型車両のカウル構造を提供することである。
上記課題を解決するために本発明の鞍乗型車両のカウル構造は、
車体フレームの前方を覆うフロントカウルと、車体フレームの側方を覆う左右のミドルカウルと、
運転者が跨がるシートの前方にあって、運転者の膝で挟まれるニーグリップ部を有するニーグリップ部材と、
このニーグリップ部材の下方に配置されたエンジンと、
このエンジンの前側において、車両側面視で前記左右のミドルカウルに覆われ、車両前面視で、左右のミドルカウルの間に配置され、左右のミドルカウル間の前面開口から走行風を取り入れて後方へ排出することで前記エンジンの熱を放出するラジエータと、
を備えた鞍乗型車両において、
前記ミドルカウルは、車幅方向内側に配置されるインナーミドルカウルと、車幅方向外側に配置されるアウターミドルカウルとを備え、
前記インナーミドルカウルは、前記ラジエータの側方においてアウターミドルカウル側に向けて開口する開口部と、アウターミドルカウルとの間で、前記開口部から後方へ向かって前記ラジエータからの排風の車外への風路を形成する風路形成部とを備え
前記インナーミドルカウルの開口部および風路形成部は全て、車両側面視で前記アウターミドルカウルで覆われていることを特徴とする。
この鞍乗型車両のカウル構造によれば、ラジエータの側方を覆うインナーミドルカウルのラジエータ側方にアウターミドルカウル側に向けて開口部が設けられており、さらに、この開口部から後方へ向かってラジエータからの排風の車外への風路がインナーミドルカウルとアウターミドルカウルとの間で風路形成部によって形成されるので、ラジエータを通過した排風がインナーミドルカウルの開口部からインナーミドルカウルとアウターミドルカウルとの間に形成された風路を通じて、車外へと効率よく排出されることとなる。
すなわち、この鞍乗型車両のカウル構造によれば、ラジエータを通過した排風をラジエータの側方から車外へ効率よく排出することができる。
また、前記インナーミドルカウルの開口部および風路形成部は全て、車両側面視で前記アウターミドルカウルで覆われているので、インナーミドルカウルの開口部からインナーミドルカウルとアウターミドルカウルとの間において風路形成部とアウターミドルカウルとの間で形成される風路をアウターミドルカウルの端部まで効率的に形成することが可能となるため、ラジエータからの排風をより効率よく排出することが可能となる。また、側面視で風路形成部が見えなくなるため、外観性が向上する。
この鞍乗型車両のカウル構造においては、
前記インナーミドルカウルは、少なくとも前記風路形成部の後方上部において、前記ニーグリップ部材まで延びている構成とすることができる。
仮に、風路形成部の後方上部において、インナーミドルカウルとニーグリップ部材との間に隙間があったとすると、前記風路から車外へと排出された排風がインナーミドルカウルとニーグリップ部材との間の隙間を通って再び車内へと流れ込むおそれがある。
これに対し、少なくとも前記風路形成部の後方上部において、インナーミドルカウルがニーグリップ部材まで延びている構成とすると、前記風路から車外へと排出された排風が再び車内へ流れ込むという事態が生じにくくなる。
この鞍乗型車両のカウル構造においては、
前記インナーミドルカウルは、前記風路形成部と前記ニーグリップ部との間において、風路形成部からニーグリップ部に向かうにつれて、車幅方向外側に向かって張り出す張出部を有している構成とすることができる。
このように構成すると、前記風路からニーグリップ部へ向かって流れることのある排風が、上記張出部によって車幅方向外側へと案内されるので、運転者の脚部から離れるように流れやすくなる
この鞍乗型車両のカウル構造においては、
前記ミドルカウルは、前記開口部とは別に、側面視で前記ラジエータ近くから後方に向かって斜め上方に延びてラジエータからの排風を車外に排出するスリット状の開口を有し、前記インナーミドルカウルに隣接配置されてアウターミドルカウルとの間で前記スリット状開口を形成する第3のカウルをさらに備えている構成とすることができる。
このように構成すると、上記スリット状開口からも排風が排出されることとなるので、ラジエータを通過した排風をラジエータの側方から車外へ一層効率よく排出することができる。
しかも、そのスリット状開口は、アウターミドルカウルと、これに隣接配置された第3のカウルとで形成することができる。つまり、スリット状開口は、アウターミドルカウルの縁部と第3のカウルの縁部とで形成することができるため、スリット状開口が設けられたカウルを別途用意する必要が無い。
この鞍乗型車両のカウル構造においては、
前記インナーミドルカウルは、前記スリット状開口の後端部において、ラジエータからの排風を車幅方向外側へ向けて案内するガイド面を有している構成とすることができる。
このように構成すると、スリット状開口を通じた車外への排風の排出効率を高めることができるとともに、排風を運転者の脚から離れる方向へ導くことができる。
本発明に係るカウル構造の一実施の形態を採用した鞍乗型車両の一例を示す正面図。 同じく側面図。 同じく平面図。 アウターミドルカウルを取り外した状態の部分拡大側面図。 図4の部分拡大図。 図2における部分省略6−6断面図。 図2における部分省略7−7断面図。 インナーミドルカウルを示す図で、(a)は平面図、(b)は側面図、(c)は図(b)におけるc−c拡大端面図。 アウターミドルカウルの側面図。
以下、本発明に係る鞍乗型車両のカウル構造の実施の形態について図面を参照して説明する。なお、図面は符号の向きに見るものとし、以下の説明において、前後、左右、上下は、運転者から見た方向に従い、必要に応じて図面に車両の前方をFr、後方をRr、左側をL、右側をR、上方をU、下方をD、として示す。各図において、同一部分ないし相当する部分には、同一の符号を付してある。
図1〜図3に示す鞍乗型車両1は、車体フレーム10の前方を覆うフロントカウル30と、車体フレーム10の側方を覆う左右のミドルカウル40とを備えている。また、運転者が跨がるシートSと、このシートSの前方にあって、運転者の膝で挟まれるニーグリップ部T1を有するニーグリップ部材としての燃料タンクTを備えている。
ニーグリップ部材Tの下方に水冷式のエンジンEが配置され、エンジンEの前側にラジエータRが配置されている。
ラジエータRは、車両側面視(図2)で左右のミドルカウル40に覆われ、車両前面視(図1)で、左右のミドルカウル40の間に配置され、左右のミドルカウル40間の前面開口41から走行風を取り入れて後方へ排出することでエンジンEの熱を放出する。
車体フレーム10は前端にヘッドパイプ11が設けられており、このヘッドパイプ11に、操舵装置20が左右に回動可能に支持されている。操舵装置20は、ハンドル21で回動操作される一対のフロントフォーク22を有しており、このフロントフォーク22の下端に前輪WFが支持されている。
車体フレーム10は、ヘッドパイプ11から後方に延びるメインフレーム12を有しており、このメインフレーム12に前記エンジンE、ラジエータRが固定されている。
メインフレーム12の後部に、ピボット12pでスイングアーム13が揺動可能に設けられ、このスイングアーム13の後端に、エンジンEで駆動される後輪WRが支持されている。
メインフレーム12の後部下部には運転者が足を載せるステップSTが設けられている。
31は、エンジンEエンジン下方を覆うロアカウル、32は、ヘッドライトHLの前側下方にライセンスプレート(図示せず)を支持するプレート部33を有するライセンスプレートステイである。
図6,図7にも示すように、この実施の形態の鞍乗型車両のカウル構造は、ミドルカウル40が、車幅方向内側に配置されるインナーミドルカウル50(図8)と、車幅方向外側に配置されるアウターミドルカウル60(図9)とを備えている。なお、ミドルカウル40は、後述する第3のカウル70も備えている。
図4,図5にも示すように、インナーミドルカウル50は、ラジエータRの側方においてアウターミドルカウル60側に向けて開口する開口部51と、アウターミドルカウル60との間で、開口部51から後方へ向かってラジエータRからの排風A2の車外への風路Dを形成する風路形成部52とを備えている。
この鞍乗型車両のカウル構造によれば、ラジエータRの側方を覆うインナーミドルカウル50のラジエータR側方にアウターミドルカウル60側に向けて開口部51が設けられており、さらに、この開口部51から後方へ向かってラジエータRからの排風A2の車外への風路Dがインナーミドルカウル50とアウターミドルカウル60との間で風路形成部52によって形成されるので、ラジエータRを通過した排風A2がインナーミドルカウル50の開口部51からインナーミドルカウル50とアウターミドルカウル60との間に形成された疑似ダクト(準ダクト)ともいうべき風路Dを通じて、車外へと効率よく排出されることとなる。
すなわち、この鞍乗型車両のカウル構造によれば、ラジエータRを通過した排風A2をラジエータRの側方から車外へ効率よく排出することができる。
主として図7に示すように、車幅方向に関し、ラジエータRはそのほとんどの部分が左右のミドルカウル40間の前面開口41に臨むように配置されており、前面開口41から取り入れられた走行風A1は、そのほとんどがラジエータRを通過し、その排風A2はインナーミドルカウル50の開口部51から風路Dを通じて車外に排出される。
図4に示すように、開口部51はラジエータRの上部に対向する部位およびその上方に設けられており、車両が必ずしも走行していないときでもラジエータR上方の熱気を排出可能となっている。
主として図4,図5に示すように、風路形成部52は、側面視において開口部51を横切るように、前方から後方へ向けて斜め上方に向かうフィン状に形成されている。
図2に示すように、インナーミドルカウル50の開口部51および風路形成部52は全て、車両側面視でアウターミドルカウル60で覆われている。
このように構成すると、インナーミドルカウル50の開口部51からインナーミドルカウル50とアウターミドルカウル60との間において風路形成部52とアウターミドルカウル60との間で形成される疑似ダクト状の風路Dをアウターミドルカウル60の端部61まで効率的に形成することが可能となるため、ラジエータRからの排風A2をより効率よく排出することが可能となる。また、側面視で風路形成部52が見えなくなるため、外観がすっきりして外観性が向上する。
図4,図5に示すように、インナーミドルカウル50は、少なくとも風路形成部52の後方上部において、ニーグリップ部材Tまで延びている。
仮に、風路形成部52の後方上部において、インナーミドルカウル50とニーグリップ部材Tとの間に隙間があったとすると、風路Dから車外へと排出された排風A2がインナーミドルカウル50とニーグリップ部材Tとの間のその隙間を通って再び車内へと流れ込むおそれがある。
これに対し、少なくとも風路形成部52の後方上部において、インナーミドルカウル50がニーグリップ部材Tまで延びている構成とすると、風路Dから車外へと排出された排風A2が再び車内へ流れ込むという事態が生じにくくなる。
図4において、仮想線T2で示す領域がインナーミドルカウル50の上辺とニーグリップ部材Tとの接合(当接または近接を含む)領域である。
図4,図6に示すように、インナーミドルカウル50は、風路形成部52とニーグリップ部T1との間において、風路形成部52からニーグリップ部T1に向かうにつれて、車幅方向外側に向かって張り出す張出部53を有している。
このように構成すると、風路Dからニーグリップ部へ向かって流れることのある排風A2が、張出部53によって車幅方向外側へと案内されるので(図6矢印A2参照)、運転者の脚部から離れるように流れやすくなる
図2,図4、図6に示すように、ミドルカウル40は、前記開口部51とは別に、側面視でラジエータR近くから後方に向かって斜め上方に延びてラジエータRからの排風A2を車外に排出するスリット状の開口42を有し、インナーミドルカウル50に隣接配置されてアウターミドルカウル60との間で前記スリット状開口42を形成する第3のカウル70を備えている。
このように構成すると、スリット状開口42からも排風A2(図5,図6参照)が排出されることとなるので、ラジエータRを通過した排風A2をラジエータRの側方から車外へ一層効率よく排出することができる。
しかも、そのスリット状開口42は、アウターミドルカウル60と、これに隣接配置された第3のカウル70とで形成することができる。つまり、スリット状開口42は、アウターミドルカウル60の縁部と第3のカウル70の縁部とで形成することができるため、スリット状開口が設けられたカウルを別途用意する必要が無い。
スリット状開口42はラジエータRの下部後方に対向する位置に形成されているため、ラジエータRの下部からの排風A2を効率よく排出することができる。
図8(c)に示すように、インナーミドルカウル50は、前記スリット状開口42の後端部において、ラジエータRからの排風A2を車幅方向外側へ向けて案内するガイド面54を有している。
このように構成すると、スリット状開口42を通じた車外への排風A2の排出効率を高めることができるとともに、排風A2を運転者の脚から離れる方向へ導くことができる。
インナーミドルカウル50は、適所で車体フレーム10に固定されており、アウターミドルカウル60は適所でインナーミドルカウル50ないし車体フレーム10に固定されている。第3のカウル70は、適所でインナーミドルカウル50またはアウターミドルカウル60あるいは車体フレーム10に固定されている。
すなわち、ミドルカウル40を構成するこれらインナーミドルカウル50、アウターミドルカウル60、および第3のカウル70は、相互に適所が結合されていると共に車体フレーム10に固定されることで、車両側面を覆っている。
以上、本発明の実施の形態について説明したが、本発明は上記の実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨の範囲内において適宜変形実施可能である。
E:エンジン、D:風路、R:ラジエータ、S:シート、T:ニーグリップ部材、T1:ニーグリップ部、10:車体フレーム、30:フロントカウル、40:ミドルカウル、42:スリット状の開口、50:インナーミドルカウル、51:開口部、52:風路形成部、53:張出部、54:ガイド面、60:アウターミドルカウル、70:第3のカウル。

Claims (5)

  1. 車体フレーム(10)の前方を覆うフロントカウル(30)と、車体フレーム(10)の側方を覆う左右のミドルカウル(40)と、
    運転者が跨がるシート(S)の前方にあって、運転者の膝で挟まれるニーグリップ部(T1)を有するニーグリップ部材(T)と、
    このニーグリップ部材(T)の下方に配置されたエンジン(E)と、
    このエンジン(E)の前側において、車両側面視で前記左右のミドルカウル(40)に覆われ、車両前面視で、左右のミドルカウル(40)の間に配置され、左右のミドルカウル(40)間の前面開口(41)から走行風(A1)を取り入れて後方へ排出することで前記エンジン(E)の熱を放出するラジエータ(R)と、
    を備えた鞍乗型車両において、
    前記ミドルカウル(40)は、車幅方向内側に配置されるインナーミドルカウル(50)と、車幅方向外側に配置されるアウターミドルカウル(60)とを備え、
    前記インナーミドルカウル(50)は、前記ラジエータ(R)の側方においてアウターミドルカウル(60)側に向けて開口する開口部(51)と、アウターミドルカウル(60)との間で、前記開口部(51)から後方へ向かって前記ラジエータ(R)からの排風(A2)の車外への風路(D)を形成する風路形成部(52)とを備え
    前記インナーミドルカウル(50)の開口部(51)および風路形成部(52)は全て、車両側面視で前記アウターミドルカウル(60)で覆われていることを特徴とする鞍乗型車両のカウル構造。
  2. 請求項において、
    前記インナーミドルカウル(50)は、少なくとも前記風路形成部(52)の後方上部において、前記ニーグリップ部材(T)まで延びていることを特徴とする鞍乗型車両のカウル構造。
  3. 請求項1または2において、
    前記インナーミドルカウル(50)は、前記風路形成部(52)と前記ニーグリップ部(T1)との間において、風路形成部(52)からニーグリップ部(T1)に向かうにつれて、車幅方向外側に向かって張り出す張出部(53)を有していることを特徴とする鞍乗型車両のカウル構造。
  4. 請求項1〜のうちいずれか一項において、
    前記ミドルカウル(40)は、前記開口部(51)とは別に、側面視で前記ラジエータ(R)近くから後方に向かって斜め上方に延びてラジエータ(R)からの排風(A2)を車外に排出するスリット状の開口(42)を有し、前記インナーミドルカウル(50)に隣接配置されて前記アウターミドルカウル(60)との間で前記スリット状開口(42)を形成する第3のカウル(70)をさらに備えていることを特徴とする鞍乗型車両のカウル構造。
  5. 請求項1〜のうちいずれか一項において、
    前記インナーミドルカウル(50)は、前記スリット状開口(42)の後端部において、ラジエータ(R)からの排風(A2)を車幅方向外側へ向けて案内するガイド面(54)を有していることを特徴とする鞍乗型車両のカウル構造。
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