JP2009107553A - 鞍乗型車両 - Google Patents

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Abstract

【課題】カウリングの前端を前方へ延長する場合において、空気抵抗係数の低減と、カウリング前部が横風によって受ける影響の低減とを両立する。
【解決手段】本発明に係る自動二輪車10では、左側のミドルカウル40L及び右側のミドルカウル40Rに一対の通風孔60L,60Rが形成され、通風孔60L,60Rの間には空間Sが形成される。通風孔60L,60Rは、パワーユニットよりも前方に位置している。通風孔60L,60Rの前側には整流板80L,80Rが形成され、整流板80L,80Rの後側には後側部42L,42Rが形成される。整流板80L,80Rの外表面81L,81Rの後方へのL1,L2は、後側部42L,42Rよりも車幅方向外側を通過する。
【選択図】図4

Description

本発明は、カウリングを具備する鞍乗型車両に関する。
自動二輪車などの鞍乗型車両では、主に空力特性の改善を目的としてカウリングが広く用いられている。カウリングは、前輪を操舵するステアリングハンドルの前方から、前輪の後方に配設されたパワーユニット(エンジンやラジエータ)の左右両側方に向けて延びる。
このような形状を有するカウリングにおいて、カウリング両側部に一対の開口部を設ける構造が提案されている(特許文献1参照)。具体的には、特許文献1に記載の開口部は、車両側面視においてパワーユニット上部の両側方に設けられる。
このようなカウリング構造によれば、当該開口部を横風が通過するため、鞍乗型車両の走行時における横風の影響が低減する。また、このようなカウリング構造では、車両側面視において開口部が車両前方に開放している。
特開2006−347343号公報(第1図)
ところで、鞍乗型車両の空気抵抗係数(Cd値)を低減するためには、カウリング前部を前方に延長し、カウリング前部を先細り状に形成することが考えられる。
しかしながら、特許文献1に記載のカウリング構造では、開口部が車両前方に開放しているため、開口部における開放部分において気流の乱れが生じ易く、空気抵抗係数の低減を妨げる恐れがある。また、カウリング前部を前方へ延長すると、カウリング前部が横風の影響を受け易くなる問題がある。
そこで、本発明は、上述した課題を解決するためになされたものであり、カウリングの前端を前方へ延長する場合において、空気抵抗係数の低減と、カウリング前部が横風によって受ける影響の低減とを両立することが可能な鞍乗型車両を提供することを目的とする。
上述した問題を解決するため、本発明は、次のような特徴を有している。本発明の特徴は、前輪(前輪21)と、前記前輪を操舵するステアリングハンドル(ステアリングハンドル25)と、前記前輪の後方に配設されたパワーユニット(パワーユニット70)と、前記ステアリングハンドルの前方から前記パワーユニットの左右両側方に向けて延びるカウリング(カウリング11)とを備える鞍乗型車両(自動二輪車10)であって、前記カウリングの左側部(ミドルカウル40L)及び右側部(ミドルカウル40R)には、一対の通風孔(通風孔60L,60R)が形成され、前記一対の通風孔の間には、空間(空間S)が形成され、車両側面視において、前記通風孔の後端(後端60c)は、前記パワーユニットよりも前方に位置しており、前記カウリングは、前記通風孔の前側に形成された整流部(整流板80L,80R)と、前記通風孔の後側に形成された後側部(後側部42L,42R)とを有し、前記整流部及び前記後側部を通る水平方向断面において、前記整流部の外表面(外表面81L,81R)の後方への延長線(延長線L1,L2)は、前記後側部よりも車幅方向外側を通過することを要旨とする。
このような特徴によれば、横風が通風孔及び空間を通って車幅方向に抜ける。通風孔の後端は、車両側面視においてパワーユニットよりも前方に位置しており、カウリング前端を前方へ延長する場合において、カウリング前部が横風によって受ける影響を低減することができる。
また、整流部及び後側部を通る水平方向断面において、整流部の外表面の後方への延長線は、後側部よりも車幅方向外側を通過する。したがって、車両前方からの走行風は、整流部によって車幅方向外側に導かれるため、前方から後方への走行風の気流が通風孔によって乱ることを防止できる。
したがって、カウリング前端を前方へ延長する場合において、カウリング前部が横風によって受ける影響の低減と、空気抵抗係数の低減とを両立することが可能な鞍乗型車両を提供することができる。
本発明の特徴によれば、カウリングの前端を前方へ延長する場合において、空気抵抗係数の低減と、カウリング前部が横風によって受ける影響の低減とを両立することが可能な鞍乗型車両を提供することができる。
次に、本発明の実施形態に係る鞍乗型車両の構成について、図面を参照しながら説明する。具体的には、(1)全体概略構成、(2)カウリングの詳細構成、(3)カウリングの機能、(4)作用・効果、(5)その他の実施形態について説明する。
なお、以下の図面の記載において、同一又は類似の部分には、同一又は類似の符号を付している。ただし、図面は模式的なものであり、各寸法の比率などは現実のものとは異なることに留意すべきである。
したがって、具体的な寸法などは以下の説明を参酌して判断すべきものである。また、図面相互間においても互いの寸法の関係や比率が異なる部分が含まれていることは勿論である。
(1)全体概略構成
まず、本実施形態に係る鞍乗型車両である自動二輪車10の全体概略構成について説明する。図1は、自動二輪車10の左側面図である。
図1に示すように、自動二輪車10は、カウリング11、前輪21、後輪22、フロントフォーク23、ヘッドパイプ24、ステアリングハンドル25、車体フレーム26及びスイングアーム29を有する。
前輪21は、フロントフォーク23によって回転可能に支持される。ヘッドパイプ24は、車体フレーム26の前端に配設される。
フロントフォーク23は、ヘッドパイプ24によって回動可能に支持される。フロントフォーク23には、前輪21のフロントフェンダ21aが取り付けられる。
ステアリングハンドル25は、フロントフォーク23の上端部に配設され、前輪21を操舵するためにライダーによって把持される。本実施形態では、バー状のステアリングハンドル25が使用されている。
車体フレーム26は、ヘッドパイプ12から下斜め後方へ延びる。スイングアーム29は、車体フレーム26の後端部に揺動可能に支持される。後輪22は、スイングアーム29の後端部に回転可能に支持される。
カウリング11は、ステアリングハンドル25の前方からパワーユニット70(図2参照)の左右両側方に向けて延びる。具体的には、カウリング11は、アッパカウル30、ミドルカウル40及びロアカウル50を有する。
アッパカウル30は、ステアリングハンドル25の前方を覆う。アッパカウル30の上部には、ウインドシールド32が配設される。
アッパカウル30では、一般的なアッパカウルと比較して、前端部31が車両前方に延長されている。本実施形態では、アッパカウル30の前端が、フロントフェンダ21aの前端よりも前方に位置している。
ミドルカウル40は、アッパカウル30の下端部33に連結される。ミドルカウル40は、フロントフォーク23の中間部、及びパワーユニット70の左右両側方を覆う。
ロアカウル50は、ミドルカウル40に連なり、排気管73(図2参照)の下部を覆う。
カウリング11には、通風孔60が形成される。具体的には、通風孔60は、前端部31からフロントフォーク23周辺まで形成される。通風孔60の前側には、整流板(整流部)80が形成される。
また、車体フレーム26の上部には、燃料タンク27が配設される。燃料タンク27の後方には、ライダーが着座するシート28が配設される。
(2)カウリングの詳細構成
次に、図2〜図4を用いて、カウリング11の詳細構成について説明する。
図2は、自動二輪車10の前部の左側面図である。図2では、カウリング11の内側に配設されるパワーユニット70の一部の構成も図示している。
パワーユニット70は、前輪21の後方に配設される。具体的には、パワーユニット70は、駆動力を発生する水冷式のエンジン72、及びラジエータ71を有する。ラジエータ71は、エンジン72を冷却する冷却水の温度を下げるため、当該冷却水を冷却する熱交換機である。
エンジン72は車体フレーム26によって支持される。また、エンジン72には、排気管73が連結される。
ラジエータ71は、車体フレーム26及びエンジン72によって支持され、車両上下方向に沿って配設される。
通風孔60の後端60cは、ラジエータ71の前端よりも前方に位置する。通風孔60の前端60aは、前輪21の車軸21bよりも前方に位置する。通風孔60の下端60bは、フロントフェンダ21aと重なり合う。
アッパカウル30の下端部33には、インナーフェンダ部34(図3参照)が前輪21の上方に設けられる。通風孔60の上縁60dは、インナーフェンダ部34に沿って形成される。
また、ミドルカウル40には、エンジン72の上部(シリンダ部)の側方において、車両後方に向けて開口する排気口41が形成されている(図1参照)。ラジエータ71によって熱された走行風は、排気口41を通過してミドルカウル40の外側に導かれる。
図3は、自動二輪車10の正面図である。
ミドルカウル40は、図3に示すように、左側のミドルカウル40L及び右側のミドルカウル40Rを有する。ロアカウル50は、左側のロアカウル50L及び右側のロアカウル50Rを有する。
ミドルカウル40L,40Rには、通風孔60L,60Rが形成される。通風孔60L,60Rの間には、空間S(図4参照)が形成される。
具体的には、アッパカウル30の下端部33に設けられたインナーフェンダ部34と、ミドルカウル40L,40Rと、ロアカウル50L,50Rと、フロントフェンダ21aとによって、ラジエータ71への導風路が形成される。空間Sは、当該導風路の一部を利用して形成されている。
また、アッパカウル30の前端部31の下縁と、整流板80L,80Rの前縁と、ミドルカウル40L,40Rの前縁と、ロアカウル50L,50Rの前縁とによって開口部90が形成される。開口部90によって、車両前方からの走行風が取り込まれる。取り込まれた走行風は、導風路(空間S)を通ってラジエータ71に導かれる。
図4は、図1のA−A線に沿ったカウリング11の断面(水平方向断面)図である。
図4に示すように、ラジエータ71は、左側のタンク71L、右側のタンク71R、及びコア部71Cを有する。
タンク71L,71Rは、ミドルカウル40の内側面に沿って配設される(図3参照)。板状のコア部71Cは、タンク71L,71Rを連結する。コア部71Cを通過する走行風によって、コア部71Cの内部に充填された冷却水の熱が奪われる。
通風孔60L,60Rの後側において、ミドルカウル40L,40Rには後側部42L,42Rが形成される。後側部42Lは、タンク71Lの左側方及び前方を覆う。後側部42Rは、タンク71Rの右側方及び前方を覆う。
タンク71L,71Rの後方において、ミドルカウル40L,40Rには排気口41が形成される。
整流板80L,80Rは、コア部71C及びフロントフォーク23の前方に配設される。整流板80Lの外表面81Lの後方への延長線L1は、後側部42Lの左側方を通過する。
同様に、整流板80Rの外表面81Rの後方への延長線L2は、後側部42Rの右側方を通過する。
また、整流板80L,80Rは、車両後方に向かうに従って細くなる先細り形状である。整流板80L,80Rの前端は、円弧状に形成される。整流板80L,80Rの後端は、尖り状に形成される。
(3)カウリングの機能
図5は、図4において、車両前方からの走行風W1の流れを示す模式図である。
図5に示すように、整流板80L,80Rの間から取り込まれた走行風W1は、空間Sを通過して、コア部71Cに導かれる。
コア部71Cに導かれた走行風W1は、コア部71Cを通過して、排気口41からミドルカウル40L,40Rの外部に排出される。
整流板80Lの前方及び通風孔60Lの前方からの走行風W1は、整流板80Lの外表面81Lに沿って、左側方に導かれる。整流板80Lの左側方に導かれた走行風W1は、ミドルカウル40Lに沿って車両後方に流れる。
同様にして、整流板80Rの前方及び通風孔60Rの前方からの走行風W1は、整流板80Rの外表面81Rに沿って、右側方に導かれる。整流板80Rの右側方に導かれた走行風W1は、ミドルカウル40Rに沿って車両後方に流れる。
図6は、図4において、車両走行時における左側方からの横風(走行風)の流れを示す模式図である。この場合、図6に示すように、走行風W2は、車両左斜め前方から右斜め後方に向けて流れる。
図6に示すように、整流板80L,80Rの間から取り込まれた走行風W2の殆どは、空間Sを通過して、コア部71Cに導かれる。
整流板80R近傍から取り込まれた走行風W2は、空間S及び通風孔60Rを通過して、ミドルカウル40Rの右側方に流れる。
整流板80Lの前方からの走行風W2は、整流板80Lの外表面81Lに沿って通風孔60Lに導かれ、空間S及びコア部71Cを通過する
また、整流板80Lの左側方からの走行風W2は、整流板80Lの外表面81Lに沿って、ミドルカウル40Lの左側方に導かれる。
(4)作用及び効果
自動二輪車10は、前輪21と、前輪21を操舵するステアリングハンドル25と、前輪21の後方に配設されたパワーユニット70と、ステアリングハンドル25の前方からパワーユニット70の左右両側方に向けて延びるカウリング11とを備える。
左側のミドルカウル40L及び右側のミドルカウル40Rには、一対の通風孔60L,60Rが形成される。通風孔60L,60Rの間には、空間Sが形成される。これにより、横風(走行風W2)が通風孔60L,60R及び空間Sを通って車幅方向に抜ける。
通風孔60L,60Rの後端60cは、パワーユニット70よりも前方に位置しているため、カウリング11の前部を前方に延長する場合において、カウリング11の前部が横風によって受ける影響を低減することができる。
また、整流板80L,80Rの外表面81L,81Rの後方への延長線L1,L2は、後側部42L,42Rよりも車幅方向外側を通過する。したがって、走行風W1,W2の一部が整流板80L,80Rによって車幅方向外側に導かれるため、通風孔に起因して気流の乱れが生じることを防止できる。
したがって、自動二輪車10によれば、カウリング11の前端を前方へ延長する場合において、自動二輪車10の空気抵抗係数の低減と、カウリング11前部が横風によって受ける影響の低減とを両立することができる。
また、整流板80L,80Rの水平方向断面の形状は、車両後方に向かうに従って細くなる先細り形状である。このため、走行風W1,W2の気流が整流板80L,80R近傍において乱れることを防止できる。
自動二輪車10によれば、車両側面視において、通風孔60L,60Rは、カウリング11の前端部31から少なくともフロントフォーク23まで形成される。具体的には、車両側面視において、通風孔60L,60Rの前端60aは前輪21の車軸21bよりも前方に位置し、通風孔60L,60Rの下端60bはフロントフェンダ21aと重なり合う。
すなわち、カウリング11の前部において開口面積の大きい通風孔60L,60Rを形成しているため、カウリング11前部が横風によって受ける影響をより低減することができる。
また、自動二輪車10は、ミドルカウル40L,40Rよりも車幅方向内側において、前端部31からラジエータ71の上端まで延びるインナーフェンダ部34を有する。車両側面視において、通風孔60L,60Rの上縁は、インナーフェンダ部34に沿って形成される。
すなわち、ラジエータ71への導風路がミドルカウル40L,40R及びインナーフェンダ部34によって形成され、当該導風路を利用して、横風が抜ける空間Sを形成することができる。したがって、既存の自動二輪車10の構成を大幅に変更することなく、横風の影響を低減することができる。
(5)その他の実施形態
上記のように、本発明は実施形態によって記載したが、この開示の一部をなす論述及び図面はこの発明を限定するものであると理解すべきではない。この開示から当業者には様々な代替実施形態、実施例及び運用技術が明らかとなる。
例えば、上述した実施形態では、ミドルカウル40L,40Rが、ラジエータ71の左右両側方及びエンジン72の左右両側方を覆っていたが、エンジン72の左右両側方を覆わない構成でも良い。
上述した実施形態では、車両側面視において、通風孔60L,60Rが、前端部31からフロントフォーク23の後側まで形成されていたが、前端部31からフロントフォーク23の前側まで形成される構成でも良い。
上述した実施形態では、ロアカウル50L,50Rを有するカウリング11について説明したが、カウリング11がロアカウル50L,50Rを有していなくても良い。
また、上述した実施形態では、ラジエータ71及びエンジン72を有するパワーユニット70について説明した。しかしながら、水冷式のエンジン72に限らず、ラジエータ71を具備しない空冷式のエンジンであっても良い。また、エンジン72によって駆動力を発生する場合に限らず、モータなどによって駆動力を発生する構成であっても良い。
このように本発明は、ここでは記載していない様々な実施形態等を包含するということを理解すべきである。したがって、本発明はこの開示から妥当な特許請求の範囲の発明特定事項によってのみ限定されるものである。
本発明の実施形態に係る鞍乗型車両である自動二輪車の左側面図である。 本発明の実施形態に係る鞍乗型車両である自動二輪車の前部の左側面図である。 本発明の実施形態に係る鞍乗型車両である自動二輪車の正面図である。 図4は、図1のA−A線に沿ったカウリングの断面図である。 図5は、図4において、車両前方からの走行風の流れを示す模式図である。 図6は、図4において、車両走行時における左側方からの横風の流れを示す模式図である。
符号の説明
10…自動二輪車、11…カウリング、12…ヘッドパイプ、21…前輪、21a…フロントフェンダ、21b…車軸、22…後輪、23…フロントフォーク、24…ヘッドパイプ、25…ステアリングハンドル、26…車体フレーム、27…燃料タンク、28…シート、29…スイングアーム、30…アッパカウル、31…前端部、32…ウインドシールド、33…下端部、34…インナーフェンダ部、40,40L,40R…ミドルカウル、41…排気口、42L,42R…後側部、50,50L,50R…ロアカウル、60,60L,60R…通風孔、60a…前端、60b…下端、60c…後端、60d…上縁、70…パワーユニット、71…ラジエータ、71C…コア部、71L,71R…タンク、72…エンジン、73…排気管、80L,80R…整流板、81L,81R…外表面、90…開口部、S…空間

Claims (6)

  1. 前輪と、
    前記前輪を操舵するステアリングハンドルと、
    前記前輪の後方に配設されたパワーユニットと、
    前記ステアリングハンドルの前方から前記パワーユニットの左右両側方に向けて延びるカウリングと
    を備える鞍乗型車両であって、
    前記カウリングの左側部及び右側部には、一対の通風孔が形成され、
    前記一対の通風孔の間には、空間が形成され、
    車両側面視において、前記通風孔の後端は、前記パワーユニットよりも前方に位置しており、
    前記カウリングは、
    前記通風孔の前側に形成された整流部と、
    前記通風孔の後側に形成された後側部と
    を有し、
    前記整流部及び前記後側部を通る水平方向断面において、前記整流部の外表面の後方への延長線は、前記後側部よりも車幅方向外側を通過する鞍乗型車両。
  2. 前記整流部を通る水平方向断面において、前記整流部の形状は、車両後方に向かうに従って細くなる先細り形状である請求項1に記載の鞍乗型車両。
  3. 前記前輪を回転可能に支持するフロントフォークをさらに備え、
    車両側面視において、前記通風孔は、前記カウリングの前端部から少なくとも前記フロントフォークまで形成される請求項1に記載の鞍乗型車両。
  4. 車両側面視において、前記通風孔の前端は、前記前輪の車軸よりも前方に位置する請求項3に記載の鞍乗型車両。
  5. 車両側面視において、前記通風孔の下端は、前記前輪の上部と重なり合う請求項3に記載の鞍乗型車両。
  6. 前記パワーユニットは、
    駆動力を発生するエンジンと、
    前記エンジンの前方に配設されたラジエータと
    を備え、
    前記カウリングは、前記左側部及び前記右側部よりも車幅方向内側において、前記前端部から前記ラジエータの上端まで延びるインナーフェンダ部を有し、
    車両側面視において、前記通風孔の上縁は、前記インナーフェンダ部に沿って形成される請求項3に記載の鞍乗型車両。
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