JP6316428B2 - N−ビニルオキサゾリジノンを含有するインクジェット印刷インキ - Google Patents

N−ビニルオキサゾリジノンを含有するインクジェット印刷インキ Download PDF

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Description

説明
本発明は、インクジェット印刷用の印刷インキとしての放射線硬化性組成物の使用に関し、その際、前記放射線硬化性組成物は、式I
Figure 0006316428
[式中、
1〜R4は、互いに独立して、水素原子であるかまたは10個以下の炭素原子を有する有機基である]
のN−ビニルオキサゾリジノンを含有する。
しばしば、放射線硬化性組成物は印刷インキとして使用される。放射線硬化性組成物が用いられる場合には、印刷プロセス中または後に除去されねばならない溶媒を必要としない。無溶媒の場合であっても、印刷インキは室温で流体であることが望ましい。この目的のために、印刷インキはしばしばいわゆる反応性希釈剤を含有する。これは低分子化合物であって、硬化後に生じる塗膜の一部となる。反応性希釈剤の選択も、得られる印刷された基材の性能特性に影響を与える。
EP−A−555069には、放射線硬化性組成物の性能特性を、固体のモノマー、特にN−ビニルカプロラクタムの添加により改善できることが開示されている。しかしながら、このような固体モノマーの取扱いは不利である。WO2010/057839の記載によれば、N−ビニルカプロラクタムを、N−ビニルカプロラクタムとN−ビニルアミドとの混合物に置き換えることができる。
US4639472には、N−ビニルオキサゾリジノンを含有する放射線硬化性組成物が開示されている。そのような放射線硬化性組成物の可能な適用の一つとして、印刷インキが挙げられている。
特に重要な印刷法の一つに、インクジェット印刷が挙げられる。インクジェット印刷法では、印刷インキの液滴が特定の程度で帯電している。このような特定の電荷を有する液滴が静電場に曝され、この液滴が印刷されるべき基材へと向かう途中でこの液滴はこの静電場によって偏向される。より高い電荷を有する液滴はこの静電場によってより多く偏向され、それによって所望の印刷物が得られる。インクジェット印刷用印刷インキとして放射線硬化性組成物を使用することは知られている。
インクジェット印刷インキ、特に紫外線硬化性インクジェット印刷インキの場合に重要であるのは、印刷されるべき基材に対する印刷インキの密着性が極めて良好である、ということである。特に重要なのは、ポリプロピレンのような非極性のプラスチック基材に対する密着性である。さらに、インクジェット印刷法においては印刷インキが低粘度であることが重要であり、それによって液滴の迅速かつ容易な形成が可能となる。インクジェット印刷用のUV硬化性インキは通常は無溶媒であり、従って放射線硬化性化合物自体が十分に低い粘度を有することが望ましい。さらに、放射線硬化における高い反応性が必要とされ、それによって印刷プロセスおよび硬化プロセスが迅速かつ容易に運転される。
本発明の目的は、印刷インキ、特にインクジェット印刷用の放射線硬化性印刷インキであった。前記印刷インキは、放射線硬化における高い反応性および低い粘度を有することが望ましく、前記印刷インキによって、プロセスの性能と得られる印刷された基材とに関して良好な特性を有するインクジェット印刷法が可能となることが望ましい。特に、前記印刷インキは、例えばポリプロピレンのような非極性基材に対して良好な密着性を示すことが望ましい。
それに応じて、上記放射線硬化性組成物を印刷インキとして使用するインクジェット印刷法が見出された。
インクジェット印刷において印刷インキとして用いられる放射線硬化性組成物は、式I
Figure 0006316428
[式中、
1〜R4は、互いに独立して、水素原子であるかまたは10個以下の炭素原子を有する有機基である]
のN−ビニルオキサゾリジノンを含有する。
好ましくは、式I中のR1〜R4の少なくとも2つは水素原子である。
特に好ましい一実施形態においては、式I中のR1〜R4の少なくとも2つが水素原子であり、かつ残りのR1〜R4の全てが10個以下の炭素原子を有する有機基である。
好ましくは、前記有機基は4個以下の炭素原子を有する。
特定の好ましい一実施形態においては、前記有機基は、アルキル基またはアルコキシ基である。
好ましい一実施形態においては、前記有機基は、C1〜C4アルキル基またはC1〜C4アルコキシ基である。
最も好ましい実施形態においては、前記有機基はメチル基である。
式IのN−ビニルオキサゾリジノンの例として、
1〜R4の全てが水素原子である化合物(略してNVO)であるか、または、
1がC1〜C4アルキル基、特にメチル基であってかつR2〜R4の全てが水素原子である化合物(N−ビニル−5−メチルオキサゾリジノン、略してNVMO)であるか、または、
1およびR2が水素原子であってかつR3およびR4がC1〜C4アルキル基、特にメチル基である化合物を挙げることができる。
特に好ましいのはNVOおよびNVMOであり、最も好ましいのはNVMOである。
本明細書におけるN−ビニルオキサゾリジノンに関する全ての言及には、式Iの様々なN−ビニルオキサゾリジノンの混合物も含まれるものと理解される。
式IのN−ビニルオキサゾリジノン化合物の合成は、知られている。N−ビニルオキサゾリジノンは、US4831153に記載の方法に従って、N−(1−ヒドロキシアルキル)−2−オキサゾリジノンの熱分解により製造することができる。好ましくは、N−ビニルオキサゾリジノンは、周知のレッペ法に従ってアセチレンとオキサゾリジノンとの反応よって合成される。
早期重合を防ぐために、合成後にN−ビニルオキサゾリジノンを安定化させることができる。
適した安定剤は、式IのN−ビニルオキサゾリジノンの場合には早期重合を防ぐ全ての慣用の安定剤である。安定剤の混合物も特に適している。ニトロキシル化合物、例えば1−オキシル−2,2,6,6−テトラメチルピペリジン、4−ヒドロキシ−1−オキシル−2,2,6,6−テトラメチルピペリジン、フェノール基に対してα位に少なくとも1つの置換基を有するフェノール誘導体、例えば2,6−ジ−tert−ブチル−4−メチルフェノール、トコフェロール、キノンおよびヒドロキノン、例えばヒドロキノンモノメチルエーテル、N−オキシル化合物、芳香族アミンおよびフェニレンジアミン、イミン、スルホンアミド、オキシム、ヒドロキシルアミン、尿素誘導体、リン含有化合物、硫黄含有化合物、テトラアザアヌレン(TAA)および/または金属塩をベースとする錯化剤、並びに適宜それらの混合物を安定剤として挙げることができる。リン含有化合物は、例えばトリフェニルホスフィン、トリフェニルホスファイト、次亜リン酸、トリノニルホスファイト、トリエチルホスファイトまたはジフェニルイソプロピルホスフィンである。
前記放射線硬化性組成物は、前記N−ビニルオキサゾリジノンを、好ましくは少なくとも0.5質量%、殊に好ましくは少なくとも2.5質量%、さらに好ましくは少なくとも5質量%含有し、殊に好ましい一実施形態においては少なくとも10質量%を含有する。
前記放射線硬化性組成物は、前記N−ビニルオキサゾリジノンを、80質量%まで、特に好ましくは60質量%まで、さらに好ましくは50質量%まで含有し、殊に好ましい一実施形態においてはそれぞれ40質量%までまたは30質量%まで含有する。
従って、インクジェット印刷インキとして使用される前記放射線硬化性組成物は、前記N−ビニルオキサゾリジノンを、例えば0.5〜50質量%、特に2.5〜40質量%、殊に好ましくは5〜30質量%含有することができる。
上記の全ての質量パーセンテージは、インクジェット印刷インキとして使用される前記放射線硬化性組成物全体を基準とする。
前記放射線硬化性組成物はさらなる成分を含むことができ、例えばさらなる放射線硬化性化合物または添加剤、例えば安定剤、光開始剤等を含むことができる。
さらなる放射線硬化性化合物は、重合性エチレン性不飽和基を、例えばビニル基として、例えばビニルエーテル基、ビニルエステル基またはN−ビニル基、アリル基または(メタ)アクリロイル基として有する化合物であることができる。
「(メタ)アクリロイル基」という表現は、アクリロイル基またはメタクリロイル基を表し、好ましくアクリロイル基を表す。
少なくとも1つの(メタ)アクリロイル基を有する化合物を、以下で略して(メタ)アクリロイル化合物と呼ぶ。
そのようなさらなる放射線硬化性化合物は、モノマーであってもオリゴマーであってもよい。
モノマー
本明細書におけるモノマーとは、1つの重合性エチレン性不飽和基を有する化合物であると定義される。モノマーは、好ましくは、300g/モル未満、特に200g/モル未満の分子量を有する。これは特に反応性希釈剤として作用する。可能なモノマーは、例えば、C1〜C20−アルキル(メタ)アクリレート、20個までの炭素原子を含むカルボン酸のビニルエステル、20個までの炭素原子を含むビニル芳香族化合物、エチレン性不飽和ニトリル、1〜10個の炭素原子を含むアルコールのビニルエーテルから選択される。
1〜20個の炭素原子を有するカルボン酸のビニルエステルは、例えば、ラウリン酸ビニル、ステアリン酸ビニル、プロピオン酸ビニル、バーサチック酸ビニルおよび酢酸ビニルである。
適したビニル芳香族化合物は、ビニルトルエン、α−およびp−メチルスチレン、α−ブチルスチレン、4−n−ブチルスチレン、4−n−デシルスチレンであり、好ましくはスチレンである。
ニトリルの例は、アクリロニトリルおよびメタクリロニトリルである。
ビニルエーテルとしては、ビニルメチルエーテルまたはビニルイソブチルエーテルが挙げられる。1〜4個の炭素原子を有するアルコールのビニルエーテルが好ましい。
適した(メタ)アクリレートは、特にC1〜C10−アルキルアクリレートおよびメタクリレートであり、殊にC1〜C8−アルキルアクリレートおよびメタクリレートである。
メチルアクリレート、エチルアクリレート、n−ブチルアクリレート、n−ヘキシルアクリレート、オクチルアクリレート、2−エチルヘキシルアクリレートおよびこれらのモノマーの混合物が、極めて特に好ましい。
さらに、イソシアネート基、アミノ基、アミド基、エポキシ基、ヒドロキシル基または酸基によって置換された極性モノマーも適している。
例えば、カルボキシル基、スルホ基またはホスホン酸基(例えば、ビニルホスホン酸)を有するモノマーが挙げられる。カルボキシル基が好ましい。例えば、アクリル酸、メタクリル酸、イタコン酸、マレイン酸またはフマル酸またはアクリロイルオキシプロピオン酸が挙げられる。
さらなるモノマーは、例えばヒドロキシル基を含むモノマー、特にC1〜C10−ヒドロキシアルキル(メタ)アクリレート、(メタ)アクリルアミド、およびウレイド基を含むモノマー、例えばウレイド(メタ)アクリレートである。
二価または多価アルコールのモノ(メタ)アクリレート、例えばエチレングリコールまたはプロピレングリコールのモノアクリレートまたはモノメタクリレートも、さらなるモノマーとして挙げられる。
(メタ)アクリル酸とモノエポキシドとの反応生成物、例えばフェニルグリシジルエーテルまたはグリシジルバーサテートも適している。
フェニルオキシエチレングリコールモノ(メタ)アクリレート、グリシジルアクリレート、グリシジルメタクリレート、アミノ(メタ)アクリレート、例えば2−アミノエチル(メタ)アクリレート、またはN−ビニルピロリドン、またはN−ビニル−N−メチルアセトアミドも、さらなるモノマーとして挙げられる。好ましい一実施形態においては、モノマーは(メタ)アクリロイル基を有する化合物である。
オリゴマー
本明細書におけるオリゴマーとは、2〜10個の重合性エチレン性不飽和基を有する化合物であると定義される。平均で1.5〜6個、特に2〜5個の重合性基を有する化合物が好ましい。
オリゴマーの重量平均分子量Mwは、好ましくは少なくとも300g/モルであり、さらに好ましくは少なくとも500g/モルである。好ましくは、Mwは5000g/モル未満であり、特に好ましくは3000g/モル未満である(標準物質としてポリスチレンを用いかつ溶離液としてテトラヒドロフランを用いたゲル浸透クロマトグラフィーにより測定)。
オリゴマーは、特に(メタ)アクリロイル化合物である。
オリゴマーは、特に多官能性アルコールまたはアルコキシ化多官能性アルコールの(メタ)アクリレートである。そのようなアルコールの例は、二官能アルコール、例えばエチレングリコール、ジエチレングリコール、トリエチレングリコール、プロピレングリコール、ジプロピレングリコール、トリプロピレングリコール、ブタンジオール、ペンタンジオール、ヘキサンジオール、ネオペンチルグリコール、アルコキシ化フェノール化合物、例えばエトキシ化またはプロポキシ化ビスフェノール、シクロヘキサンジメタノール、三官能性および多官能性アルコール、例えばグリセロール、トリメチロールプロパン、ブタントリオール、トリメチロールエタン、ペンタエリトリトール、ジトリメチロールプロパン、ジペンタエリトリトール、ソルビトール、マンニトールおよび対応するアルコキシ化、特にエトキシ化およびプロポキシ化アルコールである。
アルコキシ化アルコールは、公知の様式で、上記アルコールとアルキレンオキシド、特にエチレンオキシドまたはプロピレンオキシドとの反応により得られる。ヒドロキシル基のアルコキシ化度は好ましくは0〜10であり、すなわち、1モルのヒドロキシル基が好ましくは10モルまでのアルキレンオキシドでアルコキシ化されていてよい。
ポリエステロールの(メタ)アクリレートも、オリゴマーとして挙げることができる。
適したポリエステロールは、例えば、ポリカルボン酸、好ましくはジカルボン酸とポリオール、好ましくはジオールとのエステル化によって製造することができるポリエステロールである。そのようなヒドロキシル基を含むポリエステルのための出発物質は、当業者に知られている。好ましく使用されるジカルボン酸は、コハク酸、グルタル酸、アジピン酸、セバシン酸、o−フタル酸、その異性体およびその水素化生成物、並びにエステル化可能な誘導体、例えば前記酸の無水物またはジアルキルエステルである。マレイン酸、フマル酸、テトラヒドロフタル酸またはその無水物も適している。適したポリオールは、上記アルコール、好ましくはエチレングリコール、1,2−および1,3−プロピレングリコール、ブタン−1,4−ジオール、ヘキサン−1,6−ジオール、ネオペンチルグリコール、シクロヘキサンジメタノール、およびエチレングリコールおよびプロピレングリコール系のポリグリコールである。
ポリエステロールの(メタ)アクリレートは、例えばEP279303に記載されているように、アクリル酸、ポリカルボン酸およびポリオールから多段または一段で製造することができる。
エポキシド(メタ)アクリレートまたはウレタン(メタ)アクリレートも、適したオリゴマーでありうる。
エポキシド(メタ)アクリレートは、例えば、エポキシ化オレフィンまたはポリ−若しくはモノ−若しくはジグリシジルエーテル、例えばビスフェノールAジグリシジルエーテルと(メタ)アクリル酸との反応により得られるものである。
前記反応は当業者に知られており、例えばR. Holmann, U.V. and E.B. Curing Formulation for Printing Inks and Paints, London 1984に記載されている。
ウレタン(メタ)アクリレートは、特にヒドロキシアルキル(メタ)アクリレートとポリ−またはジイソシアネートとの反応生成物である(R. Holmann, U.V. and E.B. Curing Formulation for Printing Inks and Paints, London 1984も参照のこと)。
上記化合物はさらなる官能基を含むことができ、例えば(メタ)アクリル酸でエステル化されていないヒドロキシル基を含むことができる。
さらなるオリゴマーは、例えば特にマレイン酸またはフマル酸の含分の結果としての二重結合を有しかつ共重合性である、低分子量不飽和ポリエステルである。
好ましいオリゴマーは、20℃、1barで流体である。
好ましい一実施形態においては、オリゴマーは(メタ)アクリロイル化合物であり、特に多官能性アルコールの(メタ)アクリレートであり、特にヒドロキシル基またはエーテル基以外に他の官能基を有していない(メタ)アクリロイル化合物である。
最も好ましいオリゴマーは、20℃、1barで流体であってかつ2〜4個の(メタ)アクリロイル基を有する(メタ)アクリロイル化合物である。
ポリマー
上記モノマーおよび/またはオリゴマーに加えて、前記放射線硬化性組成物は、すでに高い分子量を有しているポリマーを含有することができる。そのようなポリマーは、3000超、特に5000超の分子量Mwを有することができる(標準物質としてポリスチレンを用いかつ溶離液としてテトラヒドロフランを用いたゲル浸透クロマトグラフィーにより測定)。
適したポリマーは、反応性基、例えば重合性エチレン性不飽和基または以下のような他の官能基を有することができ、すなわち、いずれかのモノマーまたはオリゴマーの対応する基と反応し、それによって硬化中に上記モノマーまたはオリゴマーへの結合が生じるような他の官能基を有することができる。しかし、そのような基を有しないポリマーであって、その後に、得られる塗膜中に独立した連続相または相互貫入ネットワークを形成するような前記ポリマーも適している。
適したポリマーは、例えば、ポリエステル、重付加物、特にポリウレタン、またはフリーラジカル重合により得られるポリマーである。フリーラジカル重合により得られるポリマーが特に適しており、好ましくは、C1〜C20−アルキル(メタ)アクリレート、20個までの炭素原子を含むカルボン酸のビニルエステル、20個までの炭素原子を含むモノアルコールのビニルエーテル、20個までの炭素原子を含むビニル芳香族化合物および/またはエチレン性不飽和ニトリルから選択されるいわゆる主モノマーを、少なくとも40質量%、殊に好ましくは少なくとも60質量%、極めて殊に好ましくは少なくとも80質量%含有するものが適している。
好ましい一実施形態においては、インクジェット印刷インキとして使用される前記放射線硬化性組成物は、(メタ)アクリロイル化合物を含有する。
特に好ましい一実施形態においては、インクジェット印刷インキとして使用される前記放射線硬化性組成物は、(メタ)アクリロイル基を有するモノマー(以後、略して(メタ)アクリロイルモノマーと呼ぶ)および/または(メタ)アクリロイル化合物を有するオリゴマー(以後、略して(メタ)アクリロイルオリゴマーと呼ぶ)を含有する。
特に好ましい一実施形態においては、インクジェット印刷インキとして使用される前記放射線硬化性組成物は、(メタ)アクリロイルオリゴマーを含有し、好ましくは2〜5個の(メタ)アクリロイル基を有する(メタ)アクリロイルオリゴマーを含有する。
好ましい一実施形態においては、前記放射線硬化性組成物の全ての放射線硬化性化合物の少なくとも70質量%は、(メタ)アクリロイル化合物およびN−ビニルオキサゾリジノンである。
前記放射線硬化性化合物に加えて、前記放射線硬化性組成物は添加剤を含有することができ、例えば顔料、例えば効果顔料、染料、充填剤、安定剤、例えばUV吸収剤、酸化防止剤または殺生剤、レベリング剤、消泡剤、湿潤剤、帯電防止剤等を含有することができる。
前記放射線硬化性組成物は、水または有機溶媒を含有することができる。好ましくは、前記放射線硬化性組成物は水または有機溶媒(20℃、1barで非反応性の化合物)をほとんどまたは全く含有しない。
好ましい一実施形態においては、前記放射線硬化性組成物は、印刷インキ100質量部を基準として、20質量%未満、特に好ましくは10質量部未満、殊に5質量部未満の水または有機溶媒を含有する。極めて殊に好ましくは、前記放射線硬化性組成物は、水または有機溶媒を実質的に含有しないかまたは1質量%未満含有する。
好ましくは、前記放射線硬化性組成物は、少なくとも1種の光開始剤を含有する。
前記光開始剤は、例えばいわゆるα開裂剤であることができ、すなわち化学結合が開裂されて2つのフリーラジカルが生成され、このフリーラジカルがさらなる架橋または重合反応を開始する光開始剤であることができる。
例えば、アシルホスフィンオキシド(BASF社Lucirin(登録商標))、ヒドロキシアルキルフェノン(例えば、Irgacure(登録商標)184)、ベンゾイン誘導体、ベンジル誘導体、ジアルキルオキシアセトフェノンが挙げられる。
特に、前記光開始剤は、ポリマー鎖から水素原子を除去するいわゆるH引き抜き剤であってもよい。例えばこれは、カルボニル基を有する光開始剤である。このカルボニル基はC−C−O−H基の形成に伴ってC−H結合へと移る。
特に、ここではアセトフェノン、ベンゾフェノンおよびその誘導体を挙げることができる。
ベンゾインまたはベンゾインエーテルも挙げることができる。
光開始剤は、単独で使用されても混合物として使用されてもよく、異なる作用様式を有する光開始剤の混合物も特に適している。
存在する場合には、光開始剤は上記ポリマーまたはオリゴマーに結合されていてもよい。
熱硬化の場合、または放射線硬化と熱硬化とを組み合わせる場合には、1種以上の熱活性化可能な開始剤、例えばペルオキシド、アゾ化合物等が添加されてもよい。
前記放射線硬化性組成物は、総じて少なくとも1種の染料または顔料を含有する。
前記放射線硬化性組成物は、任意の所望の様式で、個々の成分を任意の順序で添加して混合することにより調製されることができる。
前記放射線硬化性組成物は、インクジェット印刷における印刷インキとして使用される。
前記放射線硬化性組成物は、基材に印刷され、かつ好ましくは次いで放射線により硬化される。
様々な基材への印刷が可能であり、例えば、紙、金属箔またはポリマーフィルム、例えばポリエチレンテレフタラート、ポリアミド、ポリスチレン、ポリ塩化ビニル、ポリカーボネート、ポリオレフィン、例えばポリエチレン、ポリプロピレンまたはアルミニウムに印刷することができる。特にポリオレフィン基材、例えばポリエチレン基材またはポリプロピレン基材に、こうした基材がコロナ前処理されていない場合であっても印刷することができる。
本発明の好ましい一実施形態は、ポリプロピレン基材またはポリエチレン基材に印刷されるインクジェット印刷法である。最も好ましい基材は、ポリエチレンである。
前記放射線硬化性組成物は、インクジェット印刷において良好な性能特性を示す。前記放射線硬化性組成物は、放射線硬化における高い反応性と低い粘度とを有し、その結果、極めて良好な密着性を示す印刷物が得られ、特にポリマーフィルムに対して、殊にポリプロピレンに対して極めて良好な密着性を示す印刷物が得られる。殊に、前記放射線硬化性組成物の利点の一つは、反応性希釈剤があまり必要でないことである。他の反応性希釈剤と比較して、十分に低い粘度とインクジェット用印刷インキとしての極めて良好な適性とを示す放射線硬化性組成物を得るために必要なN−ビニルオキサゾリジノンはより少量である。
実施例
実施例1
N−ビニルオキサゾリジノンとして、式I[式中、R1〜R4は水素原子である]の化合物(略してNVO)と、R1がメチル基であってかつR2〜R4の全てが水素原子である化合物(N−ビニル−5−メチルオキサゾリジノン、略してNVMO)とを使用した。
NVOを、インクジェット印刷インキ中の反応性希釈剤として使用した。
比較のために、よく知られている反応性希釈剤であるN−ビニルカプロラクタム(NVC)および4−アクリロイルモルホリン(ACMO)を用いて、同一のインクジェット印刷インキを調製した。
この目的のために、アクリレート基を含むオリゴマー(BASF社製品Laromer(登録商標))、分散剤および顔料(顔料ペースト)を混合し、その後上記モノマーおよびさらなるモノマーであるイソボルニルアクリレートを添加することにより、印刷インキを調製した。
この印刷インキをバーアプリケーターを用いて基材に塗布し、高圧UV水銀ランプを備えたUV照射ユニットで120W/mのエネルギーに曝露した。このコーティングされた基材はベルト上に置かれており、これがUVランプの下方を通過する。ベルト速度が低い場合、放射線への曝露は長い。ベルト速度を5m/分の度合いで増加させ、コーティングが硬化したか否かを機械的試験(スクラッチ)により調べた。可能な最高のベルト速度は反応性の目安の一つである。
密着性
得られた塗膜の密着性を調べるために、“Crystal”Scotch粘着テープを使用した。この粘着テープを露光済みのコーティングに付け、剥離し、このコーティングがこの粘着テープと共に剥離されたか否かを調べた。層を作製するためのベルト速度は、それぞれ15m/分、3×15m/分であった。層の厚さは、それぞれ6μm、12μmであった。
評価0(層間剥離せず)〜5(完全に層間剥離した)
前記印刷インキの組成および密着性試験の結果の組成を第1表に示す。
Figure 0006316428
Figure 0006316428

Claims (12)

  1. インクジェット印刷用の印刷インキとしての放射線硬化性組成物の使用であって、その際、前記放射線硬化性組成物は、式I
    Figure 0006316428
    [式中、
    1〜R4は、互いに独立して、水素原子であるかまたは10個以下の炭素原子を有する有機基である]
    のN−ビニルオキサゾリジノンを含有するものとする、前記使用。
  2. 請求項1に記載の放射線硬化性組成物の使用であって、式I中のR1〜R4の少なくとも2つが水素原子であり、かつ残りのR1〜R4の全てが10個以下の炭素原子を有する有機基である、前記使用。
  3. 請求項1または2に記載の放射線硬化性組成物の使用であって、式IのN−ビニルオキサゾリジノンが、
    1〜R4の全てが水素原子である化合物であるか、または、
    1がC1〜C4アルキル基であってかつR2〜R4の全てが水素原子である化合物であるか、または、
    1およびR2が水素原子であってかつR3およびR4がC1〜C4アルキル基である化合物である、前記使用。
  4. 請求項1から3までのいずれか1項に記載の放射線硬化性組成物の使用であって、前記放射線硬化性組成物が前記N−ビニルオキサゾリジノンを0.5〜80質量%の量で含有する、前記使用。
  5. 請求項1から4までのいずれか1項に記載の放射線硬化性組成物の使用であって、前記放射線硬化性組成物がさらに、少なくとも1つの(メタ)アクリロイル基を有する化合物(以後、略して(メタ)アクリロイル化合物と呼ぶ)を含有する、前記使用。
  6. 請求項1から5までのいずれか1項に記載の放射線硬化性組成物の使用であって、前記放射線硬化性組成物が2〜5個の(メタ)アクリロイル基を有する(メタ)アクリロイル化合物を含有する、前記使用。
  7. 請求項1から6までのいずれか1項に記載の放射線硬化性組成物の使用であって、前記放射線硬化性組成物の全ての放射線硬化性化合物の少なくとも70質量%が(メタ)アクリロイル化合物およびN−ビニルオキサゾリジノンである、前記使用。
  8. 請求項1から7までのいずれか1項に記載の放射線硬化性組成物の使用であって、前記放射線硬化性組成物が10質量%未満の水または有機溶媒を含有する、前記使用。
  9. 請求項1から8までのいずれか1項に記載の放射線硬化性組成物の使用であって、前記放射線硬化性組成物が少なくとも1種の光開始剤を含有する、前記使用。
  10. 請求項1から9までのいずれか1項に記載の放射線硬化性組成物を印刷インキとして使用する、インクジェット印刷法。
  11. 請求項10に記載のインクジェット印刷法であって、前記放射線硬化性組成物を基材に印刷し、次いで放射線により硬化させる、前記方法。
  12. 請求項10または11に記載のインクジェット印刷法であって、ポリプロピレン基材に印刷する、前記方法。
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