JP6838269B2 - 活性エネルギー線硬化型組成物、活性エネルギー線硬化型インク組成物、活性エネルギー線硬化型インクジェット用インク組成物、組成物収容容器、2次元又は3次元の像形成装置、及び2次元又は3次元の像形成方法 - Google Patents

活性エネルギー線硬化型組成物、活性エネルギー線硬化型インク組成物、活性エネルギー線硬化型インクジェット用インク組成物、組成物収容容器、2次元又は3次元の像形成装置、及び2次元又は3次元の像形成方法 Download PDF

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Description

本発明は、活性エネルギー線硬化型組成物、活性エネルギー線硬化型インク組成物、活性エネルギー線硬化型インクジェット用インク組成物、組成物収容容器、2次元又は3次元の像形成装置、及び2次元又は3次元の像形成方法に関する。
従来より、活性エネルギー線硬化型組成物に使われるモノマー材料は、硬化性が高いことが要求される。インクジェット印刷用のインクとして用いる場合、特に低粘度であることが要求されるが、硬化性を上げるために多官能モノマーを多く用いようとすると粘度が高くなってしまい、インクジェットヘッドから吐出できなくなることがあった。
そこで、例えば、ポリ乳酸の末端カルボキシル基にヒドロキシアルキルアクリル基を連結した化合物、又はポリ乳酸の末端水酸基にアクリル基を連結した化合物が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
本発明は、低粘度で硬化性に優れた活性エネルギー線硬化型組成物を提供することを目的とする。
前記課題を解決するための手段としての本発明の活性エネルギー線硬化型組成物は、下記一般式(I)で表される化合物を含む。
[一般式(I)]
ただし、前記一般式(I)中、Rは、水素原子又はメチル基であり、Rは、水素原子又は置換基を有していてもよいアルキル基であり、Rは、置換基を有していてもよいアルキル基を表す。
本発明によると、低粘度で硬化性に優れた活性エネルギー線硬化型組成物を提供することができる。
図1は、本発明における像形成装置の一例を示す概略図である。 図2は、本発明における別の像形成装置の一例を示す概略図である。 図3は、本発明における更に別の像形成装置の一例を示す概略図である。
(活性エネルギー線硬化型組成物)
本発明の活性エネルギー線硬化型組成物は、下記一般式(I)で表される化合物を含有してなる。
[一般式(I)]
ただし、前記一般式(I)中、Rは、水素原子又はメチル基であり、Rは、水素原子又は置換基を有していてもよいアルキル基であり、Rは、置換基を有していてもよいアルキル基を表す。
前記R及びRのアルキル基としては、エーテル基又はカルボニル基を有していてもよく、直鎖状、分岐状、及び環状のいずれかであり、炭素数1〜20のものが好ましく、炭素数1〜10のものがより好ましく、例えば、メチル基、エチル基、n−プロピル基、イソプロピル基、t−ブチル基、n−ペンチル基、n−ヘキシル基、ヘプチル基、オクチル基、ノニル基、デシル基、シクロプロピル基、シクロブチル基、シクロペンチル基、シクロヘキシル基などが挙げられる。
前記アルキル基の置換基としては、例えば、ハロゲン原子、ニトロ基、水酸基、シアノ基、メチル基、エチル基等のアルキル基、メトキシ基、エトキシ基等のアルコキシ基、フェノキシ基等のアリールオキシ基、フェニル基、ナフチル基等のアリール基、ベンジル基、フェネチル基等のアラルキル基などが挙げられる。
本発明は、反応性が高く、かつ低粘度で十分な性能を有する化合物は数少なく、前記特許文献1に記載の化合物は、ポリ乳酸の他方の末端にカルボキシル基又は水酸基を有しているため粘度が高くなってしまうという知見に基づくものである。
前記一般式(I)で表される化合物は、低粘度で硬化性、反応性に優れた化合物であり、活性エネルギー線硬化型組成物、特に活性エネルギー線硬化型インクジェット用インク組成物に利用するのに好適である。
前記一般式(I)で表される化合物の具体例は、以下の構造式(A−1)〜(A−10)で表される化合物などが挙げられる。これらは、1種単独で使用してもよいし、2種以上を併用してもよい。
[化合物(A−1)]
[化合物(A−2)]
[化合物(A−3)]
[化合物(A−4)]
[化合物(A−5)]
[化合物(A−6)]
[化合物(A−7)]
[化合物(A−8)]
[化合物(A−9)]
[化合物(A−10)]
前記一般式(I)で表される化合物は、適宜合成したものを使用してもよいし、市販品を使用してもよい。
前記合成方法としては、例えば、前記化合物(A−1)を合成する場合には、乳酸ヘキサデシルを脱水ジクロロメタン中に加える。次いで、トリエチルアミンを加えて−10℃まで冷却した後、アクリル酸クロリドを、系内温度が−10℃から0℃となるようにゆっくりと滴下し、1時間室温で撹拌する。更に、析出物を濾過により除去した後、濾液を水、飽和炭酸水素ナトリウム水溶液、飽和塩化ナトリウム水溶液で洗浄する。次に、硫酸ナトリウムで乾燥させた後、減圧下で濃縮して薄黄色のオイルを得る。更に、シリカゲルを充填し、溶出液として、ヘキサン、酢酸エチルを用いたカラムクロマトグラフィーにより、茶色油状物を精製し、透明オイル状の前記化合物(A−1)が得られる。
前記一般式(I)で表される化合物の含有量は、モノマー成分の合計100質量部に対して、30質量部以上100質量部以下が好ましい。
前記一般式(I)で表される化合物は、活性エネルギー線硬化型組成物から、例えば、LC−MS、GC−MS等の分析手段により同定することができる。また、活性エネルギー線硬化型組成物の硬化物から、例えば、超臨界MeOH分解−GCMS等の手法によって硬化前の前記一般式(I)で表される化合物を同定することができる。
本発明の活性エネルギー線硬化型組成物は、前記一般式(I)で表される化合物以外にも、他のラジカル重合性化合物を含有することもできる。
<他のラジカル重合性化合物>
前記一般式(I)で表される化合物以外の他のラジカル重合性化合物としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、以下の構造式で表される化合物(B−1)〜(B−14)などが挙げられる。これらは、1種単独で使用してもよいし、2種以上を併用してもよい。
[化合物(B−1)]
[化合物(B−2)]
[化合物(B−3)]
[化合物(B−4)]
[化合物(B−5)]
ただし、前記式中Rはプロピレン基を表し、nは1〜3である。
[化合物(B−6)]
[化合物(B−7)]
[化合物(B−8)]
[化合物(B−9)]
[化合物(B−10)]
[化合物(B−11)]
[化合物(B−12)]
[化合物(B−13)]
[化合物(B−14)]
<活性エネルギー線>
本発明の活性エネルギー線硬化型組成物を硬化させるために用いる活性エネルギー線としては、紫外線の他、電子線、α線、β線、γ線、X線等の、組成物中の重合性成分の重合反応を進める上で必要なエネルギーを付与できるものであればよく、特に限定されない。特に高エネルギーな光源を使用する場合には、重合開始剤を使用しなくても重合反応を進めることができる。また、紫外線照射の場合、環境保護の観点から水銀フリー化が強く望まれており、GaN系半導体紫外発光デバイスへの置き換えは産業的、環境的にも非常に有用である。更に、紫外線発光ダイオード(UV−LED)及び紫外線レーザダイオード(UV−LD)は小型、高寿命、高効率、低コストであり、紫外線光源として好ましい。
<重合開始剤>
本発明の活性エネルギー線硬化型組成物は、重合開始剤を含有していてもよい。重合開始剤としては、活性エネルギー線のエネルギーによって、ラジカルやカチオンなどの活性種を生成し、重合性化合物(モノマーやオリゴマー)の重合を開始させることが可能なものであればよい。このような重合開始剤としては、公知のラジカル重合開始剤やカチオン重合開始剤、塩基発生剤等を、1種単独もしくは2種以上を組み合わせて用いることができ、中でもラジカル重合開始剤を使用することが好ましい。また、重合開始剤は、十分な硬化速度を得るために、組成物の総質量(100質量%)に対し、5〜20質量%含まれることが好ましい。
ラジカル重合開始剤としては、例えば、芳香族ケトン類、アシルフォスフィンオキサイド化合物、芳香族オニウム塩化合物、有機過酸化物、チオ化合物(チオキサントン化合物、チオフェニル基含有化合物など)、ヘキサアリールビイミダゾール化合物、ケトオキシムエステル化合物、ボレート化合物、アジニウム化合物、メタロセン化合物、活性エステル化合物、炭素ハロゲン結合を有する化合物、及びアルキルアミン化合物などが挙げられる。
また、上記重合開始剤に加え、重合促進剤(増感剤)を併用することもできる。重合促進剤としては、特に限定されないが、例えば、トリメチルアミン、メチルジメタノールアミン、トリエタノールアミン、p−ジエチルアミノアセトフェノン、p−ジメチルアミノ安息香酸エチル、p−ジメチルアミノ安息香酸−2−エチルヘキシル、N,N−ジメチルベンジルアミン及び4,4’−ビス(ジエチルアミノ)ベンゾフェノンなどのアミン化合物が好ましく、その含有量は、使用する重合開始剤やその量に応じて適宜設定すればよい
<色材>
本発明の活性エネルギー線硬化型組成物は、色材を含有していてもよい。色材としては、本発明における組成物の目的や要求特性に応じて、ブラック、ホワイト、マゼンタ、シアン、イエロー、グリーン、オレンジ、金や銀等の光沢色、などを付与する種々の顔料や染料を用いることができる。色材の含有量は、所望の色濃度や組成物中における分散性等を考慮して適宜決定すればよく、特に限定されないが、組成物の総質量(100質量%)に対して、0.1〜20質量%であることが好ましい。なお、本発明の活性エネルギー線硬化型組成物は、色材を含まず無色透明であってもよく、その場合には、例えば、画像を保護するためのオーバーコート層として好適である。
顔料としては、無機顔料又は有機顔料を使用することができ、1種単独で用いてもよく、2種以上を併用してもよい。
無機顔料としては、例えば、ファーネスブラック、ランプブラック、アセチレンブラック、チャネルブラック等のカーボンブラック(C.I.ピグメントブラック7)類、酸化鉄、酸化チタンを使用することができる。
有機顔料としては、例えば、不溶性アゾ顔料、縮合アゾ顔料、アゾレーキ、キレートアゾ顔料等のアゾ顔料、フタロシアニン顔料、ペリレン及びペリノン顔料、アントラキノン顔料、キナクリドン顔料、ジオキサン顔料、チオインジゴ顔料、イソインドリノン顔料、キノフタロン顔料等の多環式顔料、染料キレート(例えば、塩基性染料型キレート、酸性染料型キレート等)、染色レーキ(塩基性染料型レーキ、酸性染料型レーキ)、ニトロ顔料、ニトロソ顔料、アニリンブラック、昼光蛍光顔料が挙げられる。
また、顔料の分散性をより良好なものとするため、分散剤を更に含んでもよい。
分散剤としては、特に限定されないが、例えば、高分子分散剤などの顔料分散物を調製するのに慣用されている分散剤が挙げられる。
染料としては、例えば、酸性染料、直接染料、反応性染料、及び塩基性染料が使用可能であり、1種単独で用いてもよく、2種以上を併用してもよい。
<有機溶媒>
本発明の活性エネルギー線硬化型組成物は、有機溶媒を含んでもよいが、可能であれば含まない方が好ましい。有機溶媒、特に揮発性の有機溶媒を含まない(VOC(Volatile Organic Compounds)フリー)組成物であれば、当該組成物を扱う場所の安全性がより高まり、環境汚染防止を図ることも可能となる。なお、「有機溶媒」とは、例えば、エーテル、ケトン、キシレン、酢酸エチル、シクロヘキサノン、トルエンなどの一般的な非反応性の有機溶媒を意味するものであり、反応性モノマーとは区別すべきものである。また、有機溶媒を「含まない」とは、実質的に含まないことを意味し、0.1質量%未満であることが好ましい。
<その他の成分>
本発明の活性エネルギー線硬化型組成物は、必要に応じてその他の公知の成分を含んでもよい。その他成分としては、特に制限されないが、例えば、従来公知の、界面活性剤、重合禁止剤、レべリング剤、消泡剤、蛍光増白剤、浸透促進剤、湿潤剤(保湿剤)、定着剤、粘度安定化剤、防黴剤、防腐剤、酸化防止剤、紫外線吸収剤、キレート剤、pH調整剤、及び増粘剤などが挙げられる。
<活性エネルギー線硬化型組成物の調製>
本発明の活性エネルギー線硬化型組成物は、上述した各種成分を用いて作製することができ、その調製手段や条件は特に限定されないが、例えば、重合性モノマー、顔料、分散剤等をボールミル、キティーミル、ディスクミル、ピンミル、ダイノーミルなどの分散機に投入し、分散させて顔料分散液を調製し、当該顔料分散液に更に重合性モノマー、開始剤、重合禁止剤、界面活性剤などを混合させることにより調製することができる。
<粘度>
本発明の活性エネルギー線硬化型組成物の粘度は、用途や適用手段に応じて適宜調整すればよく、特に限定されないが、例えば、当該組成物をノズルから吐出させるような吐出手段を適用する場合には、20℃から65℃の範囲における粘度、望ましくは25℃における粘度が3〜40mPa・sが好ましく、5〜15mPa・sがより好ましく、6〜12mPa・sが特に好ましい。また当該粘度範囲を、上記有機溶媒を含まずに満たしていることが特に好ましい。なお、上記粘度は、東機産業株式会社製コーンプレート型回転粘度計VISCOMETER TVE−22Lにより、コーンロータ(1°34’×R24)を使用し、回転数50rpm、恒温循環水の温度を20℃〜65℃の範囲で適宜設定して測定することができる。循環水の温度調整にはVISCOMATE VM−150IIIを用いることができる。
<用途>
本発明の活性エネルギー線硬化型組成物の用途は、一般に活性エネルギー線硬化型材料が用いられている分野であれば特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、成形用樹脂、塗料、接着剤、絶縁材、離型剤、コーティング材、シーリング材、各種レジスト、各種光学材料などが挙げられる。
更に、本発明の活性エネルギー線硬化型組成物は、インクとして用いて2次元の文字や画像、各種基材への意匠塗膜を形成するだけでなく、3次元の立体像(立体造形物)を形成するための立体造形用材料としても用いることができる。この立体造形用材料は、例えば、粉体層の硬化と積層を繰り返して立体造形を行う粉体積層法において用いる粉体粒子同士のバインダーとして用いてもよく、また、図2や図3に示すような積層造形法(光造形法)において用いる立体構成材料(モデル材)や支持部材(サポート材)として用いてもよい。なお、図2は、本発明の活性エネルギー線硬化型組成物を所定領域に吐出し、活性エネルギー線を照射して硬化させたものを順次積層して立体造形を行う方法であり(詳細後述)、図3は、本発明の活性エネルギー線硬化型組成物5の貯留プール(収容部)1に活性エネルギー線4を照射して所定形状の硬化層6を可動ステージ3上に形成し、これを順次積層して立体造形を行う方法である。
本発明の活性エネルギー線硬化型組成物を用いて立体造形物を造形するための立体造形装置としては、公知のものを使用することができ、特に限定されないが、例えば、該組成物の収容手段、供給手段、吐出手段や活性エネルギー線照射手段等を備えるものが挙げられる。
また、本発明は、活性エネルギー線硬化型組成物を硬化させて得られた硬化物や当該硬化物が基材上に形成された構造体を加工してなる成形加工品も含む。前記成形加工品は、例えば、シート状、フィルム状に形成された硬化物や構造体に対して、加熱延伸や打ち抜き加工等の成形加工を施したものであり、例えば、自動車、OA機器、電気・電子機器、カメラ等のメーターや操作部のパネルなど、表面を加飾後に成形することが必要な用途に好適に使用される。
上記基材としては、特に限定されず、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、紙、糸、繊維、布帛、皮革、金属、プラスチック、ガラス、木材、セラミックス、又はこれらの複合材料などが挙げられ、加工性の観点からはプラスチック基材が好ましい。
<組成物収容容器>
本発明の組成物収容容器は、活性エネルギー線硬化型組成物が収容された状態の容器を意味し、上記のような用途に供する際に好適である。例えば、本発明の活性エネルギー線硬化型組成物がインク用途である場合において、当該インクが収容された容器は、インクカートリッジやインクボトルとして使用することができ、これにより、インク搬送やインク交換等の作業において、インクに直接触れる必要がなくなり、手指や着衣の汚れを防ぐことができる。また、インクへのごみ等の異物の混入を防止することができる。また、容器それ自体の形状や大きさ、材質等は、用途や使い方に適したものとすればよく、特に限定されないが、その材質は光を透過しない遮光性材料であるか、又は容器が遮光性シート等で覆われていることが望ましい。
<像の形成方法、形成装置>
本発明の像の形成方法は、少なくとも、本発明の活性エネルギー線硬化型組成物を硬化させるために、活性エネルギー線を照射する照射工程を有し、本発明の像の形成装置は、活性エネルギー線を照射するための照射手段と、本発明の活性エネルギー線硬化型組成物を収容するための収容部と、を備え、該収容部には前記容器を収容してもよい。更に、活性エネルギー線硬化型組成物を吐出する吐出工程、吐出手段を有していてもよい。吐出させる方法は特に限定されないが、連続噴射型、オンデマンド型等が挙げられる。オンデマンド型としてはピエゾ方式、サーマル方式、静電方式等が挙げられる。
図1は、インクジェット吐出手段を備えた像形成装置の一例である。イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの各色活性エネルギー線硬化型インクのインクカートリッジと吐出ヘッドを備える各色印刷ユニット23a、23b、23c、23dにより、供給ロール21から供給された被記録媒体22にインクが吐出される。その後、インクを硬化させるための光源24a、24b、24c、24dから、活性エネルギー線を照射して硬化させ、カラー画像を形成する。その後、被記録媒体22は、加工ユニット25、印刷物巻取りロール26へと搬送される。各印刷ユニット23a、23b、23c、23dには、インク吐出部でインクが液状化するように、加温機構を設けてもよい。また必要に応じて、接触又は非接触により記録媒体を室温程度まで冷却する機構を設けてもよい。また、インクジェット記録方式としては、吐出ヘッド幅に応じて間欠的に移動する記録媒体に対し、ヘッドを移動させて記録媒体上にインクを吐出するシリアル方式や、連続的に記録媒体を移動させ、一定の位置に保持されたヘッドから記録媒体上にインクを吐出するライン方式のいずれであっても適用することができる。
被記録媒体22は、特に限定されないが、紙、フィルム、金属、これらの複合材料等が挙げられ、シート状であってもよい。また片面印刷のみを可能とする構成であっても、両面印刷も可能とする構成であってもよい。
更に、光源24a、24b、24cからの活性エネルギー線照射を微弱にするか又は省略し、複数色を印刷した後に、光源24dから活性エネルギー線を照射してもよい。これにより、省エネ、低コスト化を図ることができる。
本発明のインクにより記録される記録物としては、通常の紙や樹脂フィルムなどの平滑面に印刷されたものだけでなく、凹凸を有する被印刷面に印刷されたものや、金属やセラミックなどの種々の材料からなる被印刷面に印刷されたものも含む。また、2次元の画像を積層することで、一部に立体感のある画像(2次元と3次元からなる像)や立体物を形成することもできる。
図2は、本発明に係る別の像形成装置(3次元立体像の形成装置)の一例を示す概略図である。図2の像形成装置39は、インクジェットヘッドを配列したヘッドユニット(AB方向に可動)を用いて、造形物用吐出ヘッドユニット30から第一の活性エネルギー線硬化型組成物を、支持体用吐出ヘッドユニット31、32から第一の活性エネルギー線硬化型組成物とは組成が異なる第二の活性エネルギー線硬化型組成物を吐出し、隣接した紫外線照射手段33、34でこれら各組成物を硬化しながら積層するものである。より具体的には、例えば、造形物支持基板37上に、第二の活性エネルギー線硬化型組成物を支持体用吐出ヘッドユニット31、32から吐出し、活性エネルギー線を照射して固化させて溜部を有する第一の支持体層を形成した後、当該溜部に第一の活性エネルギー線硬化型組成物を造形物用吐出ヘッドユニット30から吐出し、活性エネルギー線を照射して固化させて第一の造形物層を形成する工程を、積層回数に合わせて、上下方向に可動なステージ38を下げながら複数回繰り返すことで、支持体層と造形物層を積層して立体造形物35を製作する。その後、必要に応じて支持体積層部36は除去される。なお、図2では、造形物用吐出ヘッドユニット30は1つしか設けていないが、2つ以上設けることもできる。
以下、本発明の実施例を説明するが、本発明は、これらの実施例に何ら限定されるものではない。
(合成例1)
−化合物(A−1)の合成−
下記手順により化合物(A−1)を合成した。
まず、東京化成工業社製の乳酸ヘキサデシル12.58g(40mmol)を脱水ジクロロメタン130mL中に加えた。次いで、トリエチルアミン4.86g(48mmol)を加えて−10℃まで冷却した後、和光純薬工業株式会社製のアクリル酸クロリド4.34g(48mmol)を、系内温度が−10℃から0℃となるようにゆっくりと滴下し、1時間室温で撹拌した。更に、析出物を濾過により除去した後、濾液を水、飽和炭酸水素ナトリウム水溶液、飽和塩化ナトリウム水溶液で洗浄した。次に、硫酸ナトリウムで乾燥させた後、減圧下で濃縮して薄黄色のオイルを得た。更に、Silicagel 60N(関東化学株式会社製)300gを充填し、溶出液として、ヘキサン、酢酸エチルを用いたカラムクロマトグラフィーにより、茶色油状物を精製し、下記構造式で表される透明オイル状の化合物(A−1)を得た。
[化合物(A−1)]
得られた化合物(A−1)を、日本電子株式会社製ECX500を用いてNMR分析したところ、以下の結果が得られた。また、Perkin Elmer社製のSpectrum GXを用いてFT−IR分析したところ、以下の結果が得られた。
H−NMR(CDCl):δ0.88(t,3H),1.3(m,28H),1.53(d,3H),4.1(m,2H),5.2(m,1H),5.91(d,1H),6.19(dd,1H),6.48(d,1H)
FT−IR:2925,2854,1759,1735,1446,1406,1269,1183,1133,1101,983,809(cm−1
(合成例2)
−化合物(A−2)の合成−
下記手順により化合物(A−2)の原料を合成した。
東京化成工業株式会社製の乳酸27.0g(300mmol)、及び東京化成工業株式会社製の1−ヘキサノール10.22g(100mmol)を脱水トルエン150mL中に加え、次いで、加熱還流しつつ、生成した水を取り除いた。1.25時間反応させた後、析出物を濾過により除去した後、濾液を水、飽和炭酸水素ナトリウム水溶液、及び飽和塩化ナトリウム水溶液で洗浄した。次に、硫酸ナトリウムで乾燥させた後、減圧下で濃縮して透明オイル状の原料を得た。
得られた原料について、合成例1と同様にして、NMR分析及びFT−IR分析したところ、以下の結果が得られた。
H−NMR(CDCl):δ0.9(m,3H),1.5(m,11H),2.8(m,1H)4.2(m,3H)
FT−IR:3491,2958,2934,2861,1748,1456,1270,1198,1132,1098,1047(cm−1
次いで、合成例1において、乳酸ヘキサデシルの代わりに上記で合成した原料を用いた以外は、合成例1と同様な手順で、下記構造式で表される化合物(A−2)を合成した。
[化合物(A−2)]
得られた化合物(A−2)について、合成例1と同様にして、NMR分析及びFT−IR分析したところ、以下の結果が得られた。
H−NMR(CDCl):δ0.88(t,3H),1.3(m,6H),1.53(d,3H),1.6(m,2H),4.1(m,2H),5.16(q,1H),5.90(dd,1H),6.20(dd,1H),6.48(dd,1H)
FT−IR:2958,2934,2861,1758,1733,1456,1407,1270,1184,1133,1100,1059,984,809(cm−1
(合成例3)
−化合物(A−3)の合成−
合成例2において、1−ヘキサノールの代わりにイソデシルアルコールを用いた以外は、合成例2と同様にして、化合物(A−3)の原料を得た。
次いで、合成例1において、乳酸ヘキサデシルの代わりに前記得られた原料を用いた以外は、合成例1と同様な手順で、下記構造式で表される化合物(A−3)を合成した。
[化合物(A−3)]
得られた化合物(A−3)について、合成例1と同様にして、NMR分析及びFT−IR分析したところ、以下の結果が得られた。
H−NMR(CDCl):δ1.2(m,22H),4.2(m,2H),5.18(q,1H),5.91(d,1H),6.20(dd,1H),6.48(d,1H)
FT−IR:2959,2931,2874,1759,1734,1460,1406,1269,1184,1133,1101,1059,983,809(cm−1
(合成例4)
−化合物(A−4)の合成−
下記手順により化合物(A−4)の原料を合成した。
東京化成工業株式会社製のリンゴ酸6.7g(50mmol)をメタノール200mL中に加え、室温で攪拌した。次いで、Aldrich社製のHfCl・(THF) 0.69g(1.5mmol)を滴下し、室温で33時間撹拌した。析出物を濾過により除去した後、濾液を減圧下で濃縮して、透明オイル状の原料を得た。
次に、得られた原料について、合成例1と同様にして、NMR分析及びFT−IR分析したところ、以下の結果が得られた。
H−NMR(CDCl):δ2.8(m,2H),3.7(m,6H),4.5(m,1H)
FT−IR:3481,2958,1740,1440,1109(cm−1
次いで、合成例1において、乳酸ヘキサデシルの代わりに前記で合成した原料を用いた以外は、合成例1と同様な手順で、下記構造式で表される化合物(A−4)を合成した。
[化合物(A−4)]
得られた化合物について、合成例1と同様にして、NMR分析及びFT−IR分析したところ、以下の結果が得られた。
H−NMR(CDCl):δ2.94(d,2H),3.73(s,3H),3.78(s,3H),5.56(t,1H),5.93(d,1H),6.18(dd,1H),6.48(d,1H)
FT−IR:2958,1740,1439,1408,1174,1059,988,809(cm−1
(合成例5)
−化合物(A−5)の合成−
合成例1において、乳酸ヘキサデシルの代わりに前記化合物(A−4)の原料を用い、アクリル酸クロリドの代わりにメタクリル酸クロリドを用いた以外は、合成例1と同様な手順で、下記構造式で表される化合物(A−5)を合成した。
[化合物(A−5)]
得られた化合物について、合成例1と同様にして、NMR分析及びFT−IR分析したところ、以下の結果が得られた。
H−NMR(CDCl):δ1.96(s,3H),2.94(d,2H),3.72(s,3H),3.78(s,3H),5.53(t,1H),5.6(m,1H),6.18(m,1H),6.48(d,1H)
FT−IR:2958,1747,1638,1439,1408,1155,1061,,1009,950,814(cm−1
(合成例6)
−化合物(A−7)の合成−
合成例1において、乳酸ヘキサデシルの代わりにグリコール酸エチルを用いた以外は、合成例1と同様な手順で、下記構造式で表される化合物(A−7)を合成した。
[化合物(A−7)]
得られた化合物について、合成例1と同様にして、NMR分析及びFT−IR分析したところ、以下の結果が得られた。
H−NMR(CDCl):δ1.29(t,3H),4.24(q,2H),4.69(s,2H),5.93(d,1H),6.2(m,1H),6.53(d,1H)
FT−IR:2987,1761,1738,1636,1425,1407,1176,1095,809(cm−1
(実施例1〜10及び比較例1)
<活性エネルギー線硬化型組成物の作製>
表1及び表2に示す材料及び含有量(質量部)に基づき、常法により実施例1〜10及び比較例1の活性エネルギー線硬化型組成物を調製した。
次に、得られた活性エネルギー線硬化型組成物について、以下のようにして、粘度、及び硬化エネルギーを測定した。結果を表1及び表2に示した。
<粘度>
各実施例及び比較例の活性エネルギー線硬化型組成物について、東機産業株式会社製コーンプレート型回転粘度計VISCOMETER TVE−22Lにより、恒温循環水の温度を25℃に設定して測定した。単位はmPa・s、温度調整にはVISCOMATER VM−150III(東機産業株式会社製)を用いた。
<硬化エネルギー>
各実施例及び比較例の活性エネルギー線硬化型組成物について、Anton−Paar社製レオメーターMCR−302により、プレート径20mm、温度25℃に設定し、G’が飽和する硬化エネルギー(単位:mJ/cm)を測定した。なお、硬化エネルギーが400mJ/cm以下が許容範囲である。
なお、表1から表2中の各成分の詳細については、以下のとおりである。
[化合物(B−1)]
[化合物(B−6)]
[化合物(B−8)]
[化合物(B−14)]
[化合物(C−1)]
[化合物(C−2)]
[化合物(D−1)]
*CB:チバ・ジャパン株式会社製、MICROLITH Black C−K (カーボンブラック顔料)
*Blue:チバ・ジャパン株式会社製、MICROLITH Blue 4G−K
表1の結果より、本発明の活性エネルギー線硬化型組成物は、低粘度で硬化性に優れることがわかった。比較例1より、反応部位が一つしかない化合物では硬化エネルギーが大きくなってしまうことがわかった。
(応用例)
−インクジェット用インクの応用例−
前記実施例3、4、及び5の活性光線硬化組成物からなる3種類のインクジェット用インクについて、以下のようにして、硬化性及びインク吐出性を評価した。
[評価方法]
作製した実施例3、4、及び5の各インクジェット用インクを、インクジェット吐出装置(株式会社リコー製、ヘッド:リコープリンティングシステムズ社製GEN4)に装填し、市販のポリエチレンテレフタレート(PET)フィルム(東洋紡株式会社製、E5100、厚み100μm)上に、インクを吐出し、平均厚み10μmに形成したベタ塗膜に対し、UV照射機(LH6、フュージョンシステムズジャパン社製)により、0.2W/cmの照度で硬化させた。
その結果、実施例3、4、及び5のインクジェット用インクは、いずれも良好な硬化性を有していた。また、硬化前の各インクジェット用インクは低粘度(25℃で12mPa・s〜21mPa・s)であり、インク吐出性も良好であった。
本発明の態様は、例えば、以下のとおりである。
<1> 少なくとも、下記一般式(I)で表される化合物を含むことを特徴とする活性エネルギー線硬化型組成物である。
[一般式(I)]
ただし、前記一般式(I)中、Rは、水素原子又はメチル基であり、Rは、水素原子又は置換基を有していてもよいアルキル基であり、Rは、置換基を有していてもよいアルキル基を表す。
<2> 更に、前記一般式(I)で表される化合物以外にも、他のラジカル重合性化合物を含有する前記<1>に記載の活性エネルギー線硬化型組成物である。
<3> 立体造形用材料である前記<1>から<2>のいずれかに記載の活性エネルギー線硬化型組成物である。
<4> 前記<1>から<3>のいずれかに記載の活性エネルギー線硬化型組成物を用いたことを特徴とする活性エネルギー線硬化型インク組成物である。
<5> 前記<4>に記載の活性エネルギー線硬化型インク組成物を用いたことを特徴とする活性エネルギー線硬化型インクジェット用インク組成物である。
<6> 前記<1>から<5>のいずれかに記載の組成物が収容された組成物収容容器である。
<7> 前記<1>から<5>のいずれかに記載の組成物が収容された収容部と、活性エネルギー線を照射するための照射手段と、を備えることを特徴とする2次元又は3次元の像形成装置である。
<8> 前記<1>から<5>のいずれかに記載の組成物に活性エネルギー線を照射する照射工程を含むことを特徴とする2次元又は3次元の像形成方法である。
<9> 前記<1>から<5>のいずれかに記載の組成物に活性エネルギー線を照射して硬化させてなることを特徴とする硬化物である。
<10> 基材上に、前記<9>に記載の硬化物からなる表面加飾が施されてなることを特徴とする加飾体である。
<11> 下記一般式(I)で表されることを特徴とする化合物である。
[一般式(I)]
ただし、前記一般式(I)中、Rは、水素原子又はメチル基であり、Rは、水素原子又は置換基を有していてもよいアルキル基であり、Rは、置換基を有していてもよいアルキル基を表す。
前記<1>から<3>のいずれかに記載の活性エネルギー線硬化型組成物、前記<4>に記載の活性エネルギー線硬化型インク組成物、前記<5>に記載の活性エネルギー線硬化型インクジェット用インク組成物、前記<6>に記載の組成物収容容器、前記<7>に記載の2次元又は3次元の像形成装置、前記<8>に記載の2次元又は3次元の像形成方法、前記<9>に記載の硬化物、前記<10>に記載の加飾体、及び前記<11>に記載の化合物によると、従来における前記諸問題を解決し、前記本発明の目的を達成することができる。
特開2011−16896号公報
4 活性エネルギー線
6 活性エネルギー線硬化型組成物、活性エネルギー線硬化型インク組成物
22 被記録媒体(基材)
39 像形成装置

Claims (10)

  1. 下記化合物(A−1)、化合物(A−2)、化合物(A−3)、化合物(A−4)、化合物(A−5)、及び化合物(A−7)から選択される少なくとも1種を含むことを特徴とする活性エネルギー線硬化型インク組成物。
    [化合物(A−1)]
    [化合物(A−2)]
    [化合物(A−3)]
    [化合物(A−4)]
    [化合物(A−5)]
    [化合物(A−7)]
  2. インクジェット用である請求項1に記載の活性エネルギー線硬化型インク組成物。
  3. 請求項1から2のいずれかに記載の活性エネルギー線硬化型インク組成物が収容された収容部と、活性エネルギー線を照射するための照射手段と、を備えることを特徴とする2次元又は3次元の像形成装置。
  4. 請求項1から2のいずれかに記載の活性エネルギー線硬化型インク組成物に活性エネルギー線を照射する照射工程を含むことを特徴とする2次元又は3次元の像形成方法。
  5. 立体造形用材料である請求項1から2のいずれかに記載の活性エネルギー線硬化型インク組成物。
  6. 請求項1、2、及び5のいずれかに記載の活性エネルギー線硬化型インク組成物が収容された組成物収容容器。
  7. 請求項5に記載の活性エネルギー線硬化型インク組成物が収容された収容部と、活性エネルギー線を照射するための照射手段と、を備えることを特徴とする3次元の像形成装置。
  8. 請求項5に記載の活性エネルギー線硬化型インク組成物に活性エネルギー線を照射する照射工程を含むことを特徴とする3次元の像形成方法。
  9. 請求項1、2、及び5のいずれかに記載の活性エネルギー線硬化型インク組成物に活性エネルギー線を照射して硬化させてなることを特徴とする硬化物。
  10. 基材上に、請求項9に記載の硬化物からなる表面加飾が施されてなることを特徴とする加飾体。
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