JP6309392B2 - 更生タイヤの製造方法 - Google Patents

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本発明は、更生タイヤの製造方法に関する。
タイヤ更生方法に関して、従来から、エンベロープで被覆された、加硫済みのトレッド付き台タイヤを加硫缶などで加熱することにより未加硫のクッションゴムを加硫し、更生タイヤを得る技術が知られている(例えば、特許文献1〜2参照)。
また、未加硫又は半加硫のトレッド付き台タイヤを加硫機の金型内に入れ、加熱することにより、トレッドを加硫、成型し、更生タイヤを得る技術が知られている(例えば、特許文献3参照)。
特開平7−246665 特開昭55−83605 特開平7−251421
特許文献1〜2の技術では、トレッド付き台タイヤ全体に熱を加える。したがって、熱が必要な未加硫クッションゴム以外のタイヤ部材(例えば、ビード部、サイドウォール部、プレキュアトレッドなど)を熱劣化させるため、更生タイヤがバーストしやすくなる。つまり、更生タイヤの耐久性が低下する。熱劣化するほど、タイヤ部材は弾性力を失い、脆くなり、セパレーションしやすくなるためである。
また、特許文献3の技術でも、熱が必要なトレッド以外のタイヤ部材(例えば、ビード部、サイドウォール部など)を熱劣化させるため、更生タイヤの耐久性が低下する。
本発明は上記実情に鑑みてなされたものであり、その目的は、タイヤ部材の熱劣化を抑制することが可能で、耐久性に優れた更生タイヤを製造できる方法を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明者が鋭意検討したところ、図8〜図9に示すように、トレッド装着タイヤ91(台タイヤ911、未加硫クッションゴム912及びプレキュアトレッド913を備えるもの)及びトレッド装着タイヤ91の開口を塞ぐ一対の仕切部材92、93を備える容器9001を形成し、次いで仕切部材92、93に設けられた供給管922、932から容器9001に加温媒体を供給して加温媒体から未加硫クッションゴム912に熱を伝える方法により、更生タイヤの外側部分(具体的には、プレキュアトレッド913のタイヤ径方向外側部分、サイドウォール部のタイヤ幅方向外側部分、ビード部のタイヤ幅方向外側部分など)の熱劣化を抑制できることを見出した。しかしながら、この方法では、容器9001の内部に存在する加温媒体の熱と仕切部材92、93の熱がリム部分(ビード部のうち、リムと接触する部分)に伝わるため、リム部分を熱劣化させることがある。特に仕切部材92、93の本体部分921、931が金属製である場合に、リム部分が熱劣化し易い。
本発明者はかかる事情のもと、仕切部材とビード部の間にスペーサーを配置することで、仕切部材からビード部に伝わる熱を遮断することが可能で、リム部分の熱劣化を抑制できることを見出し、本発明を完成させた。
即ち本発明は、
円環状の第1ビード部、第1ビード部に対向した円環状の第2ビード部並びに第1及び第2ビード部よりタイヤ径方向外側に配置されたクラウン部を備える台タイヤ、クラウン部上に配置された未加硫クッションゴム、並びに未加硫クッションゴム上に配置されたプレキュアトレッドを備えるトレッド装着タイヤと、
第1ビード部よりタイヤ径方向内側に配置され、第1供給管を備える第1仕切部材と、
第1仕切部材及び第1ビード部に挟まれた比熱1.7kJ/(kg・K)以上の第1スペーサー部を備える第1遮蔽部材と、
第2ビード部よりタイヤ径方向内側に配置された第2仕切部材と、
第2仕切部材及び第2ビード部に挟まれた比熱1.7kJ/(kg・K)以上の第2スペーサー部を備える第2遮蔽部材とを備える容器に、
第1供給管から加温媒体を供給することにより、加温媒体から未加硫クッションゴムに熱を伝える工程を含む更生タイヤの製造方法、に関する。
本発明に係る製造方法では、第1供給管から容器に加温媒体を供給することにより、加温媒体から未加硫クッションゴムに熱を伝えるため、更生タイヤの外側部分(具体的には、プレキュアトレッドのタイヤ径方向外側部分、サイドウォール部のタイヤ幅方向外側部分、ビード部のタイヤ幅方向外側部分など)の熱劣化を抑制できる。
しかも、比熱1.7kJ/(kg・K)以上の第1スペーサー部が第1仕切部材及び第1ビード部に挟まれているため、第1仕切部材から第1ビード部に伝わる熱を遮断することが可能で、リム部分の熱劣化を抑制できる。第2スペーサー部が第2仕切部材及び第2ビード部に挟まれているため、第2仕切部材から第2ビード部に伝わる熱も遮断できる。よって、耐久性に優れた更生タイヤを製造できる。
また、本発明に係る製造方法では、加硫缶や加硫機が不要であるため、簡素な設備で更生タイヤを製造できる。多品種少量生産にも向いている。加温媒体として、蒸気、温水、不活性ガスなどを使用可能であるので、製造環境に応じて加温媒体の種類を柔軟に変更できる。
第1仕切部材が第1本体部をさらに備えてもよい。第2仕切部材が第2本体部を備えてもよい。第1及び第2本体部の材料としては特に限定されないが、例えば金属などが挙げられる。
第1及び第2スペーサー部の材料は特に限定されないが、樹脂が好ましい。第1及び第2スペーサー部が樹脂製であると、容器の密閉性を高められる。したがって、加温媒体の漏れを防止することが可能で、安全性を高められる。
トレッド装着タイヤ、第1及び第2仕切部材並びに第1及び第2遮蔽部材を備える容器の概略断面図である。第1及び第2仕切部材並びに第1及び第2遮蔽部材にはハッチングを施している。 トレッド装着タイヤ、第1及び第2仕切部材並びに第1及び第2遮蔽部材を備える容器の概略斜視図である。 第1仕切部材及び第2仕切部材の概略斜視図である。 変形例1に係る製造方法で使用する容器の概略断面図である。 変形例2に係る製造方法で使用する容器の概略断面図である。 変形例3に係る製造方法で使用する容器の概略断面図である。 変形例4に係る製造方法で使用する容器の概略断面図である。 トレッド装着タイヤ及びトレッド装着タイヤの開口を塞ぐ一対の仕切部材を備える容器の概略断面図である。 図8に示す容器の概略斜視図である。
[実施形態1]
図1〜図2に示すように、実施形態1に係る更生タイヤの製造方法は、容器1001に第1供給管22から加温媒体を供給することにより、加温媒体から未加硫クッションゴム12に熱を伝える工程を含む。
(容器1001)
まず、容器1001について説明する。
図1に示すように、容器1001は、トレッド装着タイヤ1、第1仕切部材2、第1遮蔽部材3、第2仕切部材4及び第2遮蔽部材5を備える。
トレッド装着タイヤ1は、クラウン部113を備える台タイヤ11、クラウン部113上に配置された未加硫クッションゴム12、及び未加硫クッションゴム12上に配置されたプレキュアトレッド13を備える。
台タイヤ11は、第1ビード部111A、第1ビード部111Aに対向した第2ビード部111B、第1ビード部111Aのタイヤ径方向外側に配置された第1サイドウォール部112A、第2ビード部111Bのタイヤ径方向外側に配置された第2サイドウォール部112B、並びに第1サイドウォール部112A及び第2サイドウォール部112Bよりタイヤ径方向外側に配置されたクラウン部113を備える。第1ビード部111A及び第2ビード部111Bは、円環状である。
第1仕切部材2は、第1ビード部111Aよりタイヤ径方向内側に配置されている。第1仕切部材2は、第1本体部21、第1本体部21を貫く第1供給管22、第1本体部21を貫く第1放出管23及び第1本体部21から第2仕切部材4に向かって延びる第1継ぎ手24を備える。第1本体部21は円盤状である。第1本体部21の材料としては特に限定されないが、例えば金属などが挙げられる。
第1遮蔽部材3は、円盤状の第1ウォール部32、及び第1ウォール部32から第1ウォール部32の厚み方向に延びる円環状の第1スペーサー部31を備える。第1スペーサー部31は、第1仕切部材2及び第1ビード部111Aに挟まれている。第1遮蔽部材3の材料は特に限定されないが、樹脂が好ましい。樹脂製であると、容器1001の密閉性が高いからである。第1スペーサー部31の厚み(最小厚み部分の厚み)は特に限定されないが、例えば2.0mm〜4.0mmである。
第1供給管22は、第1ウォール部32に設けられた孔を貫通している。これにより、容器1001の内外は、第1供給管22により接続されている。
第1放出管23は、第1ウォール部32に設けられた孔を貫通している。これにより、容器1001の内外は、第1放出管23により接続されている。
第1スペーサー部31の比熱は1.7kJ/(kg・K)以上である。一方、第1スペーサー部31の比熱の上限は特に限定されないが、例えば2.3kJ/(kg・K)である。
第2仕切部材4は、第2ビード部111Bよりタイヤ径方向内側に配置されている。第2仕切部材4は、第2本体部41、第2本体部41を貫く第2供給管42、第2本体部41を貫く第2放出管43及び第2本体部41から第1仕切部材2に向かって延びる第2継ぎ手44を備える。第2本体部41は円盤状である。第2本体部41の材料としては特に限定されないが、例えば金属などが挙げられる。
第2遮蔽部材5は、円盤状の第2ウォール部52、及び第2ウォール部52から第2ウォール部52の厚み方向に延びる円環状の第2スペーサー部51を備える。第2スペーサー部51は、第2仕切部材4及び第2ビード部111Bに挟まれている。第2遮蔽部材5の材料は特に限定されないが、樹脂が好ましい。第2スペーサー部51の厚み(最小厚み部分の厚み)は特に限定されないが、例えば2.0mm〜4.0mmである。
第2供給管42は、第2ウォール部52に設けられた孔を貫通している。これにより、容器1001の内外は、第2供給管42により接続されている。
第2放出管43は、第2ウォール部52に設けられた孔を貫通している。これにより、容器1001の内外は、第2放出管43により接続されている。
第2スペーサー部51の比熱は1.7kJ/(kg・K)以上である。一方、第2スペーサー部51の比熱の上限は特に限定されないが、例えば2.3kJ/(kg・K)である。
図3に示すように、第1継ぎ手24は雌ねじ部と雄ねじ部のいずれか一方を備え、第2継ぎ手44は雌ねじ部と雄ねじ部のいずれか他方を備える。図1に示すように、雄ねじ部が雌ねじ部に設けられたねじ孔に嵌められている。これにより、第1仕切部材2と第2仕切部材4が繋がれている。
(加温媒体から未加硫クッションゴム12に熱を伝える工程)
次に、第1供給管22から容器1001に加温媒体を供給することにより、加温媒体から未加硫クッションゴム12に熱を伝える工程について説明する。
容器1001を準備した後、第1供給管22及び第2供給管42から容器1001に加温媒体を供給することにより、未加硫クッションゴム12に熱を伝え、未加硫クッションゴム12を加硫する。なお、容器1001に供給された加温媒体は、第1放出管23及び第2放出管43から容器1001の外部に放出される。
加温媒体として、例えば、蒸気、温水、不活性ガスなどを使用できる。不活性ガスとしては、例えば、窒素ガスなどが挙げられる。
加温媒体の温度は適宜設定できる。加温媒体の温度は、好ましくは100℃以上、より好ましくは110℃以上である。加温媒体の温度は、好ましくは130℃以下、より好ましくは120℃以下である。
加温媒体の圧力は適宜設定できる。加温媒体の圧力は、好ましくは0.2MPa〜0.7MPaである。
加熱時間(加温媒体の供給時間)は適宜設定できる。加熱時間は、例えば150分〜200分である。
以上のとおり、実施形態1に係る製造方法では、容器1001の内部に第1供給管22から容器1001に加温媒体を供給することにより、加温媒体から未加硫クッションゴム12に熱を伝えるため、プレキュアトレッド13のタイヤ径方向外側部分、サイドウォール部(第1サイドウォール部112A及び第2サイドウォール部112B)のタイヤ幅方向外側部分、ビード部(第1ビード部111A及び第2ビード部111B)のタイヤ幅方向外側部分などの熱劣化を抑制できる。
しかも、比熱1.7kJ/(kg・K)以上の第1スペーサー部31が第1仕切部材2及び第1ビード部111Aに挟まれているため、第1仕切部材2から第1ビード部111Aに伝わる熱を遮断することが可能で、リム部分の熱劣化を抑制できる。第2スペーサー部51が第2仕切部材4及び第2ビード部111Bに挟まれているため、第2仕切部材4から第2ビード部111Bに伝わる熱も遮断できる。よって、耐久性に優れた更生タイヤを製造できる。
また、実施形態1に係る製造方法では、加硫缶や加硫機が不要であるため、簡素な設備で更生タイヤを製造できる。多品種少量生産にも向いている。加温媒体として、蒸気、温水、不活性ガスなどを使用可能であるので、製造環境に応じて加温媒体の種類を柔軟に変更できる。
第1ビード部111Aのタイヤ径方向内側に位置する第1開口を第1仕切部材2及び第1スペーサー部31で塞ぎ、第2ビード部111Bのタイヤ径方向内側に位置する第2開口を第2仕切部材4及び第2スペーサー部51で塞ぐことにより、容器1001を形成可能であるので、容器1001を簡単に準備できる。よって、作業効率の向上が期待できる。
(変形例1)
図4に示すように、変形例1は、第1遮蔽部材3が第1スペーサー部31からなる点及び第2遮蔽部材5が第2スペーサー部51からなる点以外は実施形態1と同様である。
(変形例2)
図5に示すように、変形例2は、第2仕切部材4が第2本体部41及び第2継ぎ手44からなる点以外は実施形態1と同様である。
(変形例3)
図6に示すように、変形例3は、第1仕切部材2が第1本体部21、第1供給管22及び第1継ぎ手24からなる点、並びに第2仕切部材4が第2本体部41、第2放出管43及び第2継ぎ手44を備える点以外は実施形態1と同様である。
(変形例4)
図7に示すように、変形例4は、容器1001の内部に配置されたエンベロープ601の内部に第1供給管22から加温媒体を供給することにより、加温媒体から未加硫クッションゴム12に熱を伝える点以外は実施形態1と同様である。
以上のとおり、実施形態1に係る製造方法は、例えば、容器1001を形成する工程、容器1001に第1供給管22から加温媒体を供給することにより、加温媒体から未加硫クッションゴム12に熱を伝える工程を含む。
容器1001を形成する工程は、例えば、第1ビード部111Aのタイヤ径方向内側に位置する第1開口を第1仕切部材2及び第1スペーサー部31で塞ぐステップ、第2ビード部111Bのタイヤ径方向内側に位置する第2開口を第2仕切部材4及び第2スペーサー部51で塞ぐステップなどを含む。
以下、本発明の構成と効果を具体的に示す実施例などについて説明する。
[比較例1]
図8〜図9に示すように、トレッド装着タイヤ91及びトレッド装着タイヤ91の開口を塞ぐ一対の金属製の仕切部材92、93を備える容器9001を形成し、次いで仕切部材92、93に設けられた供給管922、932から容器9001に120℃の蒸気を180分間供給することにより未加硫クッションゴム912を熱し、トレッド装着タイヤ91を加硫した。これにより、サイズ295/80R22.5の更生タイヤを得た。
[実施例1]
図4に示すように、変形例1の製造方法によりサイズ295/80R22.5の更生タイヤを得た。具体的には、120℃の蒸気を180分間、容器1001に供給することにより未加硫クッションゴム12を熱し、トレッド装着タイヤ1を加硫した。第1仕切部材2及び第2仕切部材4は金属製であった。第1遮蔽部材3及び第2遮蔽部材5は未加硫のブチルゴム製であった。第1スペーサー部31及び第2スペーサー部51の厚みは、それぞれ3.0mmであった。
[実施例2]
第1遮蔽部材3及び第2遮蔽部材5がポリプロピレン製であった点以外は実施例1と同様の方法により更生タイヤを得た。
[比較例2]
第1遮蔽部材3及び第2遮蔽部材5が未加硫のシリコーンゴム製であった点以外は実施例1と同様の方法により更生タイヤを得た。
[耐久性の評価]
下記条件のドラム試験により、更生タイヤの耐久性を評価した。
(ドラム試験)
表面が平滑な鋼製の直径1700mmの回転ドラムを有するドラム試験機により、周辺温度38±3℃、タイヤ内圧900kPa、速度56km/hで一定として、JATMA規定の最大荷重の66%で4時間、次ぎに最大荷重の84%で16時間、最大荷重の101%で24時間、さらに最大荷重の110%で24時間走行させた後、12時間毎に荷重を10%ずつ増しながら故障が発生するまで走行させた。ビード部が故障するまでの走行距離を、比較例1を100とする指数で表1に示した。指数が大きいほど耐久性に優れることを意味する。
Figure 0006309392
表1から実施例1〜実施例2の更生タイヤの耐久性が優れていることがわかる。

Claims (3)

  1. 円環状の第1ビード部、前記第1ビード部に対向した円環状の第2ビード部並びに前記第1及び第2ビード部よりタイヤ径方向外側に配置されたクラウン部を備える台タイヤ、前記クラウン部上に配置された未加硫クッションゴム、並びに前記未加硫クッションゴム上に配置されたプレキュアトレッドを備えるトレッド装着タイヤと、
    前記第1ビード部よりタイヤ径方向内側に配置され、第1供給管を備える第1仕切部材と、
    前記第1仕切部材及び前記第1ビード部に挟まれた比熱1.7kJ/(kg・K)以上の第1スペーサー部を備える第1遮蔽部材と、
    前記第2ビード部よりタイヤ径方向内側に配置された第2仕切部材と、
    前記第2仕切部材及び前記第2ビード部に挟まれた比熱1.7kJ/(kg・K)以上の第2スペーサー部を備える第2遮蔽部材とを備える容器に、
    前記第1供給管から加温媒体を供給することにより、前記加温媒体から前記未加硫クッションゴムに熱を伝える工程を含むことを特徴とする更生タイヤの製造方法。
  2. 前記第1仕切部材が第1本体部をさらに備え、
    前記第2仕切部材が第2本体部を備え、
    前記第1及び第2本体部が金属製である請求項1に記載の更生タイヤの製造方法。
  3. 前記第1及び第2スペーサー部が樹脂製である請求項1又は2に記載の更生タイヤの製造方法。
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