JP6308112B2 - 筐体及び筐体の製造方法 - Google Patents
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Description
少なくとも一組の隣接する前記側壁部は、他方の前記側壁部と接合される端部において前記樹脂部から前記金属板が突出し、前記金属板が前記樹脂部から突出する部分同士が溶接接合されている。
これにより、簡単に強度の高い筐体を製造することができる。
これにより、少ない溶接工程で筐体を製造することができる。
これにより、第2の樹脂で成型した凸部内の開口部に端子やコネクタを取り付ける作業が容易である。
これにより、樹脂部の金属板からの剥離を抑制することができる。
前記金属板の端部が前記樹脂部から突出する前記側壁部を形成し、
前記側壁部における前記金属板が前記樹脂部から突出する部分同士を溶接接合して、前記筐体の少なくとも一組の隣接する前記側壁部同士を接合する。
これにより、簡単に強度の高い筐体を製造することができる。
これにより、第2の樹脂で成型した凸部内の開口部に端子やコネクタを取り付ける作業が容易である。
前記連続する側壁部の間で前記樹脂部から露出する前記金属板を折り曲げて前記筐体の角部を形成することが好ましい。
これにより、樹脂部に凹凸が存在しても簡素な金型構造で樹脂部を成型することができる。
隣接する前記側壁部の間、又は隣接する前記側壁部と前記蓋部との間、又は隣接する前記側壁部と前記底部との間で前記樹脂部から露出する前記金属板を折り曲げ、
前記金属板が前記樹脂部から突出する部分同士を溶接接合することが好ましい。
これにより、少ない溶接工程で筐体を製造することができる。
前記側壁部における前記金属板が前記樹脂部から突出する部分同士を溶接接合して、前記側壁部同士を接合し、
前記底部における前記金属板が前記樹脂部から突出する部分と前記側壁部における前記金属板が前記樹脂部から突出する部分とを溶接接合して、前記底部と前記側壁部とを接合し、
前記側壁部における前記金属板が前記樹脂部から突出する部分と前記蓋部における前記金属板が前記樹脂部から突出する部分とを溶接接合して、前記側壁部と前記蓋部とを接合することが好ましい。
これにより、金型を小型化することができ、筐体の製造コストを抑制することができる。
前記側壁ユニットの端部における前記金属板が前記樹脂部から突出する部分同士を溶接接合して、前記側壁ユニット同士を接合することが好ましい。
これにより、複数の側壁ユニットを金型を用いて同時に形成する際に、金型の上型と下型との割面を正方形に近付けて、側壁ユニットの配列効率を高めることができ、効率良く側壁部を形成することができる。
先ず、本実施の形態の筐体及び筐体の製造方法の概要を説明する。図1は、本実施の形態の筐体を模式的に示す図である。
本実施の形態の筐体は、共通の金属板を用いて形成した、底部、4枚の側壁部及び蓋部を組み立てて製造している。図11は、本実施の形態の筐体を組み立てる前の状態を示す図である。図12は、本実施の形態の筐体を組み立てる途中の状態を示す図である。なお、以下の説明では、実施の形態1と重複する説明は省略し、共通の部材には等しい符号を用いて説明する。ちなみに、図11及び図12では、金属板が樹脂部から突出した様子を詳細に示していない。
本実施の形態の筐体は、個別に形成した底部、側壁部及び蓋部を組み立てて製造している。図13は、本実施の形態の筐体を組み立てる前の状態を示す図である。なお、以下の説明では、実施の形態1などと重複する説明は省略し、共通の部材には等しい符号を用いて説明する。ちなみに、図13では、金属板が樹脂部から突出した様子を詳細に示していない。
本実施の形態の筐体は、共通の金属板を用いて2枚の側壁部を形成した側壁ユニットを複数個用いて製造している。図14は、共通の金属板を用いて2枚の側壁部を形成した側壁ユニットを組み立てる際の状態を示す図である。図15は、側壁ユニットを形成する際の金型を模式的に示す図である。なお、以下の説明では、実施の形態1などと重複する説明は省略し、共通の部材には等しい符号を用いて説明する。
上述の筐体において、センサなどを設けるために開口部を備えていることが好ましい。このとき、筐体に汎用性を持たせるために開口部を栓部材で塞ぐことができれば、より好ましい。図16は、栓部材によって塞ぐことが可能な開口部が形成された筐体を模式的に示す図である。なお、図16では、蓋部を省略して示している。
2 底部
3 側壁部
4 蓋部
5 金属板
6 樹脂部
7 ナット
8 成型機
9 ランナープレート、9a スプール、9b ランナー
10 上型、10a スプール、10b キャビティ、10c ランナー、10d シリンダ、10e 第1のスライドコマ、10e1 右側面、10f 第2のスライドコマ、10f1 上面、10g キャビティ
11 下型、11a キャビティ、11b ランナー
12 端子
13 コネクタ
14a、14b 電極
15 シール材
17 ボルト
18 アース部材
19 弾性部材
21 金属板、21a フランジ、21b リブ
31、32 金属板、32a リブ
41 金属板、41a リブ
42 側壁ユニット
51 金属板、51a 開口部、51b 台座、51c 溝部、51d フランジ、51e フランジ、51f 係合部、51g リブ
52 金属板
61 第1の樹脂
62 第2の樹脂
71 開口部
72 栓部材
Claims (8)
- 金属板が樹脂部で挟み込まれた、底部、複数の側壁部及び蓋部を備え、電子部品が格納される筐体であって、
少なくとも一組の隣接する前記側壁部は、他方の前記側壁部と接合される端部において前記樹脂部から前記金属板が突出し、前記金属板が前記樹脂部から突出する部分同士が溶接接合され、
前記樹脂部は、前記側壁部の周端部の内方の少なくとも一部を形成する第1の樹脂と、前記側壁部の周端部及び凸部を形成し、前記第1の樹脂に対して強度が高い第2の樹脂と、を備え、前記第1の樹脂と前記第2の樹脂とは溶融接合している筐体。 - 前記溶接接合された隣接する側壁部の他の少なくとも一組の隣接する側壁部は、共通の前記金属板によって連続しており、前記金属板を折り曲げて前記筐体の角部を成している請求項1に記載の筐体。
- 前記金属板には、前記樹脂部と係合される係合部が形成されている請求項1又は2に記載の筐体。
- 金属板が樹脂部で挟み込まれた、底部、複数の側壁部及び蓋部を備え、電子部品が格納される筐体の製造方法であって、
前記側壁部の周端部の内方の少なくとも一部を第1の樹脂で形成し、前記側壁部の周端部及び凸部を前記第1の樹脂に対して強度が高い第2の樹脂で形成し、前記第1の樹脂と前記第2の樹脂とを溶融接合させて、前記樹脂部を形成することで、前記金属板の端部が前記樹脂部から突出する前記側壁部を形成し、
前記側壁部における前記金属板が前記樹脂部から突出する部分同士を溶接接合して、前記筐体の少なくとも一組の隣接する前記側壁部同士を接合する筐体の製造方法。 - 共通の前記金属板によって連続するように複数の前記側壁部を形成し、
前記連続する側壁部の間で前記樹脂部から露出する前記金属板を折り曲げて前記筐体の角部を形成する請求項4に記載の筐体の製造方法。 - 共通の前記金属板を用いて前記筐体を展開した状態に、前記底部、前記側壁部及び前記蓋部を形成し、前記金属板における前記展開した状態から組み立てた際に突き合わされて接合される端部を前記樹脂部から突出させ、
隣接する前記側壁部の間、又は隣接する前記側壁部と前記蓋部との間、又は隣接する前記側壁部と前記底部との間で前記樹脂部から露出する前記金属板を折り曲げ、
前記金属板が前記樹脂部から突出する部分同士を溶接接合する請求項4に記載の筐体の製造方法。 - 前記金属板の周端部が前記樹脂部から突出する、前記底部、前記側壁部及び前記蓋部を個別に形成し、
前記側壁部における前記金属板が前記樹脂部から突出する部分同士を溶接接合して、前記側壁部同士を接合し、
前記底部における前記金属板が前記樹脂部から突出する部分と前記側壁部における前記金属板が前記樹脂部から突出する部分とを溶接接合して、前記底部と前記側壁部とを接合し、
前記側壁部における前記金属板が前記樹脂部から突出する部分と前記蓋部における前記金属板が前記樹脂部から突出する部分とを溶接接合して、前記側壁部と前記蓋部とを接合する請求項4に記載の筐体の製造方法。 - 複数の前記側壁部を共通の前記金属板を用いて形成した側壁ユニットを複数個形成し、
前記側壁ユニットの端部における前記金属板が前記樹脂部から突出する部分同士を溶接接合して、前記側壁ユニット同士を接合する請求項4に記載の筐体の製造方法。
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