JP6302729B2 - 建具 - Google Patents

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本発明は、建物の開口枠に開閉自在に支持される建具に関する。
開口枠とドア本体との間からの雨水の浸入や光漏れ等を防止するためのタイト材を肉厚のタイト材とすることにより、障子の開閉時の指挟みによる怪我を防止するドアが知られており、そのようなドアでは、縦枠に設けられたタイト材と横枠に設けられたタイト材とを開口枠のコーナー部に配置したコーナー部品によって連続させていた。
特開2012−154147号公報
このようなドアでは、コーナー部において、肉厚の縦タイト材と横タイト材とを連続させることができるので、雨水の浸入や光漏れを防止できることができるが、タイト材のほかにコーナー部品が必要となるので、部品点数が多くなり製品管理等や施工が煩雑になることがあった。
本発明は、上記事情を鑑みたものであり、開口枠のコーナー部において、雨水の浸入や光漏れを確実に防止できるとともに、部品点数を減らして製品管理や施工を容易にすることができる建具を提供することを目的とする。
本発明の建具は、建物の開口部に取り付けられる開口枠と、開口枠に開閉自在に取り付けられる障子とを備え、開口枠を構成する縦枠及び横枠にはそれぞれ障子の開放方向に向けて開口する縦タイト材ホルダと横タイト材ホルダが見込み方向に位置を異ならせて形成されるとともに、両タイト材ホルダは開口枠のコーナー部において見込み方向に重複しており、両タイト材ホルダには障子に当接する当接面が面一となるようにタイト材が装着され、両タイト材ホルダのうち見込み方向の反開放方向側に形成されたタイト材ホルダに装着されるタイト材は、見込み方向の開放方向側に設けられるタイト材ホルダ及びタイト材ホルダに装着されるタイト材に対応する部分が切除されているとともに開放方向側に設けられるタイト材ホルダの反開放側に延設し、開放方向側に設けられるタイト材ホルダ及びタイト材ホルダに装着されるタイト材切除部分に飲み込ませて、反開放方向側のタイト材と開放方向側のタイト材を連続させてなることを特徴とする。
本発明によれば、部品点数を増やすことなく、縦枠のタイト材と横枠(上枠もしくは下枠)のタイト材とを連続されることができ、製品管理や施工を容易にすることができる。
本発明の実施形態に係るドアの全体斜視図である。 本発明の実施形態に係るドアの横断面図である。 本発明の実施形態に係るドアの要部の拡大図であり、図1のAに示す部分の開口枠を示す図である。 本発明の実施形態に係るドアの要部の部品拡大図であり、図3に示す開口枠の縦枠と上枠を示す図である。 本発明の実施形態に係るドアの縦枠と上枠の横断面図である。 本発明の実施形態に係るドアの要部の縦断面図である。
(全体の構成)
本発明を、図1に示す実施形態のドアを用いて説明する。本発明の実施形態のドアは、左右の縦枠13,14に横枠(上枠11及び下枠12)を突き合わせて固定してなる開口枠1に対して、上下框21,22及び左右縦框23,24とを四周に組んでその内周にパネル25が嵌め込まれてなるドア本体(障子)2を、丁番により開閉自在に支持して構成されている。
(ドア本体の構成)
図2に示すように、ドア本体2の吊元側縦框24の外周面には、丁番3を構成する羽板32,33の一方の羽板33がネジ等により固定されており、固定された羽板33の室内側には上下に連続する外側縦タイト材64が配置されている。
一方、ドア本体2の戸先側縦框23の室外側には略L字状の戸先側覆部231が延設されるとともに、戸先側覆部231の内面には外側縦タイト材63が上下方向に亘って配置されており、ドア本体2と開口枠1との戸先側の気密を行っている。
(開口枠の構成)
図3,図4,図5(a)に示すように、開口枠1の上枠11は、上壁111と、上壁111の室内側端部より外周方向へ延設される室内壁112と、同じく室外側端部より外周方向へ延設される室外壁113とから構成され、上壁111はその室外側を構成する室外側上壁111bと、室外側上壁111bの室内側に連続して内周方向に段状に形成される室内側上壁111aとからなっている。
開口枠1の上枠11の室内側上壁111aには、内側上タイト材51を保持する内側上タイト材ホルダ(横タイト材ホルダ)114が内周方向へ向かって突設されており、内側上タイト材ホルダ(横タイト材ホルダ)114の内周端部には室外側(開放方向)に向かって開口する溝状の係合溝114aが形成されている。図5(a)に示すように、上枠(横枠)11の内側上タイト材ホルダ(横タイト材ホルダ)114に装着される内側上タイト材51は、係合溝114aに係合する固定部51aと、固定部51aの一側より他側に向けて斜めに突出する舌状部51bとからなり、一側を下方にして上枠11の係合溝114aに装着されている。
そして、内側上タイト材51を保持した状態で内側上タイト材ホルダ114の左右方向両端部近傍をかしめることにより、内側上タイト材51の左右方向への移動や伸び縮みをより規制することができる。
また、上枠11の室外壁113の下方に連続して外側上タイト材を保持する外側上タイト材ホルダ(横タイト材ホルダ)115が延設されている。
一方、図2〜4,図5(b)に示すように、建物の開口枠1の縦枠13,14は、開口部の内周面を覆う内周壁131,141と、内周壁131,141の室内側端部より外周方向へ設けられ室内壁132,142と、内周壁131,141の室外側端部より外周方向へ設けられる室外壁133,143とから構成され、吊元側の縦枠14の内周壁141には、丁番3を構成する他方の羽板32がネジ等により固定されており、ドア本体2を揺動自在に支持している。
縦枠13,14の内周壁131,141には、その室内側より、内側縦タイト材53,54を保持する内側縦タイト材ホルダ134、144が内周方向へ向かって突設されており、内側縦タイト材ホルダ134,144の内周端部には室外側(開放方向)に向かって開口する溝状の係合溝134a,144aが形成されている。また、縦枠13,14の内周壁131,141には、室内側壁135a,145aと室外側壁135b、145bとよりなる熱膨張材係止溝135,145が形成されており、必要に応じて、熱膨張材を挿入して、耐火ドアとして構成することができる。
図5(b)に示すように、戸先側縦枠13の内側縦タイト材ホルダ134に装着される内側縦タイト材53は、係合溝134aに係合する固定部53aと、固定部53aに連続する中空部53bと、中空部53bより2片の舌片が突設する舌状部53cとにより、中空部53bを有する肉厚状に構成されており、障子の開閉時の指挟みによる怪我を防止している。なお、吊元側縦枠14の内側縦タイト材ホルダ144に装着される内側縦タイト材54についても、その構成は同様である。
そして、内側縦タイト材53,54を保持した状態で内側縦タイト材ホルダ134、144の上下方向両端部近傍をかしめることにより、内側縦タイト材53,54の上下方向への移動や伸び縮みをより規制することができる。
このように、内側縦タイト材53,54は障子の開閉時の指挟みによる怪我を防止するために、内側上タイト材51に比べて肉厚に形成されているが、開口枠1とドア本体2との間の気密を行うためには、ドア本体2の閉鎖状態において、内側縦タイト材53,54と内側上タイト材51のドア本体2への当接気密位置は見込み方向で略同一とすることが好ましい。
そのために、この実施形態のドアにおいては、内側縦タイト材ホルダ134,144を内側上タイト材ホルダ(横タイト材ホルダ)114に対して見込み方向で室内側(反開放方向側)にずらせて形成されている。
(タイト材の連結構造)
本発明の実施形態のドアにおいては、縦枠13,14に対して上枠11の端部を突き合わせて固定するために、上枠11の両側端面の形状に合わせて内側縦タイト材ホルダ134、144及び熱膨張材係止溝135,145が切除されている。
そして、内側縦タイト材ホルダ134,144と内側上タイト材ホルダ(横タイト材ホルダ)114とが、見込み方向で位置を異ならせて配置されているので、縦枠13(14)と上枠11との突き合わせ状態において両タイト材ホルダが干渉せず、上枠11の内側上タイト材ホルダ(横タイト材ホルダ)114の端面が縦枠13(14)の内周壁131(141)に当接するともに、縦枠13(14)の内側縦タイト材ホルダ134(144)の端面が上枠11の室内側上壁111aに当接している。
そして、肉厚状の内側縦タイト材53と内側上タイト材51とを、ドア本体2に対する当接面が略面一となるように連続させるために、内側縦タイト材53の上端部について、内側縦タイト材53より室外側(開放方向側)に配置されている内側上タイト材ホルダ(横タイト材ホルダ)114及び内側上タイト材51に相当する部分に切除部aを形成して、切除部aに内側上タイト材ホルダ(横タイト材ホルダ)114及び内側上タイト材51を飲み込ませている。
これにより、内側縦タイト材ホルダ134,144と内側上タイト材ホルダ(横タイト材ホルダ)114とが、開口枠1の隅部において見込み方向で重複し、内側縦タイト材53(54)と内側上タイト材51とが直接当接している。
−本発明の実施形態による作用・効果−
以上のように、本発明の実施形態のドアは、開口枠1を構成する縦枠13,14の内側縦タイト材ホルダ134,144と内側上タイト材ホルダ(横タイト材ホルダ)114との見込み方向位置を異ならせているので、内側縦タイト材として肉厚状のタイト材を装着しながら内側上タイト材と面一に配置できるとともに、縦枠13,14と上枠11の突き当たり部において、タイト材ホルダ同士が干渉することなく、干渉をさけるために何れかのタイト材ホルダを切欠く加工等が不要となる。
また、枠の全長に亘ってタイト材を配置することができ、コーナー部において、タイト材同士が重複して配置され、かつ、直接当接して連続させることができるので、コーナー部にブロック部品等を設けることなく四周に亘って良好な気密を行うことができる。さらに、内側上タイト材ホルダ114の端部は、内側縦タイト材53,54の切除部aに飲み込まれ、内側縦タイト材ホルダ134,144によって室内側からは完全に隠されているので、内側上タイト材51や内側上タイト材ホルダ114が伸び縮みして縦枠内周面から離間した場合でも、室内側からは隙間が見えず、光漏れを防止することができる。
なお、本発明に実施形態においては、ドアの上部コーナー部について説明したが、本発明が対象とする建具は、ドアに限るものではなく、またその位置も上部コーナー部に限るものではない。さらに、切除部を設けるタイト材は縦タイト材に限るものではなく、横タイト材に切除部を設けて縦タイト材ホルダ及び縦タイト材を飲み込ませるように構成しても良い。
1 開口枠
11 上枠
111 上壁
111a 室内側上壁
111b 室外側上壁
112 室内壁
113 室外壁
114 内側上タイト材ホルダ(横タイト材ホルダ)
114a 係合溝
115 外側上タイト材ホルダ(横タイト材ホルダ)
12 下枠
13 縦枠
131 内周壁
132 室内壁
133 室外壁
134 内側縦タイト材ホルダ
134a 係合溝
135 熱膨張材係止溝
135a 室内側壁
135b 室外側壁
14 縦枠
141 内周壁
142 室内壁
143 室外壁
144 内側縦タイト材ホルダ
144a 係合溝
145 熱膨張材係止溝
145a 室内側壁
145b 室外側壁
2 ドア本体
21 上框
22 下框
23,24 縦框
231 戸先側覆部
25 パネル
3 丁番(枢支具)
32,33 羽板
51 内側上タイト材
51a 本体部
51b 舌状部
53 内側縦タイト材
53a 固定部
53b 中空部
53c 舌状部
54 内側縦タイト材
61 外側上タイト材
63 外側縦タイト材
64 外側縦タイト材
a 切欠部

Claims (1)

  1. 建物の開口部に取り付けられる開口枠と、開口枠に開閉自在に取り付けられる障子とを備え、
    開口枠を構成する縦枠及び横枠にはそれぞれ障子の開放方向に向けて開口する縦タイト材ホルダと横タイト材ホルダが見込み方向に位置を異ならせて形成されるとともに、両タイト材ホルダは開口枠のコーナー部において見込み方向に重複しており、
    両タイト材ホルダには障子に当接する当接面が面一となるようにタイト材が装着され、
    両タイト材ホルダのうち見込み方向の反開放方向側に形成されたタイト材ホルダに装着されるタイト材は、見込み方向の開放方向側に設けられるタイト材ホルダ及びタイト材ホルダに装着されるタイト材に対応する部分が切除されているとともに開放方向側に設けられるタイト材ホルダの反開放側に延設し、開放方向側に設けられるタイト材ホルダ及びタイト材ホルダに装着されるタイト材切除部分に飲み込ませて、反開放方向側のタイト材と開放方向側のタイト材を連続させてなる
    ことを特徴とする建具。
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