JP2014240547A - 建具 - Google Patents

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Abstract

【課題】障子の框組体の框を形状単純で自重が軽く、小さな力で障子を開閉できる建具とする。【解決手段】障子4の框組体43の各框40,41,42を見込み方向の一側に他側面材支持部40c,41c,42cを有する形状とし、その他側面材支持部40c,41c,42cに面材44の見込み方向の他側面44aの周縁部を支持することで、障子4は面材44の見込み方向の一側面44bの周縁部が露出したものとして框組体43の各框を形状単純で自重が軽く、障子4を小さな力で開閉できるようにする。枠体10の見込み方向の一側部に四周連続した一側面材支持部を設け、障子4が閉じた状態で面材44の見込み方向の一側面44bの周縁部が一側面材支持部に当接し、耐風圧性を向上する。【選択図】図4

Description

本発明は、内開き窓、外開き窓、カーテンウォール等の枠体に障子を開閉自在に取り付けた建具に関する。
従来から、枠体に障子を開閉自在に取り付けた建具が種々提案されている。
例えば、特許文献1に上枠と下枠と左右の縦枠を枠組みした枠体に、上框と下框と左右の縦框を框組みした框組体内にガラス等の面材を装着した障子を開閉自在に取り付けた建具が開示されている。
この特許文献1に開示された建具は、内開き窓と嵌め殺し窓が左右方向に隣接した連窓である。
特開2006−63524号公報
前述の建具は、框組体を形成する各框は面材装着用の内向き凹部を有する形状で、その各框の内向き凹部に面材の上縁部、下縁部、左右の縦縁部の四周縁部を挿入して室内側シール材、室外側シール材で支持している。
例えば、各框が框本体と押縁とで内向き凹部を有するものとし、その内向き凹部に面材の上縁部、下縁部、左右の縦縁部を挿入し、室内側シール材と室外側シール材で面材を見込み方向の室外側、室内側に動かないように支持している。
このように、従来の建具の障子は、その框組体を形成する各框が、面材を見込み方向の室内側、室外側に動かないように支持するために内向き凹部を有する形状、例えば框本体と押縁を有する形状であるから、各框は、面材の見込み方向の室内側を支持する室内側面材支持部と面材の見込み方向の室外側を支持する室外側面材支持部を有するので、形状複雑で自重が重く、障子を開閉する力が大きくなる。
また、框本体に面材を取り付けした状態で、框に押縁を取り付けて面材を框組体に取り付けているので、その面材の取り付けが面倒である。
本発明は、前述の課題を解決するためになされたもので、その目的は、障子の框組体の框が形状単純で自重が軽く小さな力で障子を開閉できると共に、框組体に面材を簡単に取り付けできるようにした建具とすることである。
本発明は、枠体に障子を開閉自在に取り付けた建具であって、
前記枠体は、その見込み方向の一側に面内方向の内側に向かう一側面材支持部を四周連続して備え、
前記障子の框組体は、他側面材支持部を四周連続して有し、
前記障子の面材は、その見込み方向の他側面の周縁部が前記框組体の他側面材支持部に支持され、該面材の見込み方向の一側面の周縁部は外部に露出し、
前記障子を閉じた状態で、その面材の見込み方向の一側面の周縁部が、前記枠体の一側面材支持部に当接されるようにしたことを特徴とする建具である。
本発明の建具においては、前記框組体は、その見込み方向の一側に、前記他側面材支持部よりも面内方向の外側で、かつ他側面材支持部よりも見込み方向の一側方に突出した一側突出部を四周連続して有し、
前記面材の周囲端面を、前記框組体の一側突出部で支持することができる。
このようにすれば、框組体の見込み方向の一側に面材を強固に支持できると共に、面材の周囲端面を保護することができる。
本発明の建具においては、前記枠体の内周面と框組体の外周面との間に空間が形成され、
前記框組体の見込み方向の他側に、面内方向の外側に向かう外向部を四周連続して有し、
前記障子が閉じた状態で、前記外向部が枠体の見込み方向の他側面に接することができる。
このようにすれば、障子を開閉する部品等を空間に設けることができる。
空間の見込み方向の一側は一側面材支持部で閉塞され、見込み方向の他側は外向部で閉塞されるから、見栄えが良い。
本発明の建具においては、前記枠体の一側面材支持部と面材の見込み方向の一側面の周縁部との接触部及び前記外向部と枠体の見込み方向の他側面との接触部にそれぞれ気密材を介在することができる。
このようにすれば、空間を通して雨水等が見込み方向に流れることを防止できる。
本発明の建具においては、前記枠体は、四周枠組みされた枠体が中間枠材で仕切られ、開き窓用開口部と嵌め殺し窓用開口部を形成し、
前記中間枠材は、見込み方向の一側部に、前記開き窓用開口部に向けて面内方向に突出し一側面材支持部となる支持部及び、前記嵌め殺し窓用開口部に向けて開口した面材支持凹部を有し、
前記障子が閉じ状態で、障子の面材の見込み方向の一側面の縦縁部が前記中間枠材の支持部に接し、
前記障子の面材の見込み方向の一側面と、中間枠材の面材支持凹部に支持した面材の見込み方向の一側面とが面一とすることができる。
このようにすれば、開き窓と嵌め殺し窓の隣り合う部分が連続して隙間が生じることがない。
本発明によれば、障子の框組体の各框を形状単純で自重が軽く、小さな力で障子を開閉できると共に、框組体に面材を簡単に取り付けできる。
また、障子が閉じ状態で面材の見込み方向の一側面の周縁部を枠体の一側面材支持部で支持するから、耐風圧性能が向上する。
しかも、障子の框組体が枠体の一側面材支持部で少なくとも一部が覆われ、見込み方向の一側からの見栄えが良い。
本発明の実施の形態を示す連窓の概略外観図である。 図1の開き窓の詳細縦断面図である。 図1の嵌め殺し窓の詳細縦断面図である。 図1の詳細横断面図である。 本発明の第2の実施の形態を示す連窓の横断図である。 図5の開き窓の縦断面図である。 図5の嵌め殺し窓の縦断面図である。 単窓の縦断面図である。 単窓の横断面図である。
図1に示すように、建具1は開き窓2と、この開き窓2と隣接した嵌め殺し窓3を有した窓、例えば開き窓2と嵌め殺し窓3が左右方向に隣接した連窓としてある。
建具1の枠体10は、上枠11と下枠12と左右一方の縦枠13と左右他方の縦枠14を枠組みし、その上枠11の長手方向中間と下枠12の長手方向中間とに渡って中間縦枠15を連結して開き窓用開口部10aと嵌め殺し窓用開口部10bを有している。
枠体10の開き窓用開口部10aに障子4が見込み方向に移動して開放するように取り付けて開き窓2としてある。
障子4は、上框40と下框41と左右の縦框42,42を框組みした框組体43にガラス等の面材44を取り付けてある。
嵌め殺し窓用開口部10bにガラス等の面材30を装着して嵌め殺し窓3を形成している。
次に、各部の詳細を図2乃至図4を参照して説明する。
なお、図2、図3で左右に向かう室内外側方向を見込み方向とし、その室外側を一側、室内側を他側とし、図2、図3で上下に向かう方向を面内方向とし、開口部の内方に向かう方向を内側、外方に向かう方向を外側とする。
図4では左右に向かう方向が面内方向で、上下に向かう方向が見込み方向である。
上枠11、下枠12、一方の縦枠13、他方の縦枠14は、ホロー部を有する本体11a,12a,13a,14aと、この本体11a,12a,13a,14aの見込み方向の一側に面内方向の内側に向けて一体に設けた支持部11b,12b,13b,14bを有している。
中間縦枠15は、本体15aと、この本体15aの見込み方向の一側に面内方向の内側に向けて一体に設けた支持部15bを有している。
前記各枠11,12,13,14,15の支持部11b,12b,13b,14b,15bは見込み方向に同一位置で、上枠11、下枠12、一方の縦枠13、中間縦枠15の支持部11b,12b,13b,15bは開き窓用開口部10aの見込み方向一側において四周連続し、障子4の面材44の見込み方向の一側面44bを支持する見込み方向一側の一側面材支持部で、見込み方向の他側方に向かう気密材11c,12c,13c,15cが装着してある。
つまり、枠体10の開き窓用開口部10aの見込み方向の一側部には四周連続した一側面材支持部を有している。
障子4の框組体43を形成する上框40、下框41、左右の縦框42,42は、ホロー部を有する本体40a,41a,42aと、この本体40a,41a,42aの見込み方向の一側に見込み方向の一側に向けて設けた一側突出部40b,41b,42bと、本体40a,41a,42aの見込み方向の一側に面内方向の内側に向けて設けた他側面材支持部40c,41c,42cと、本体40a,41a,42aの見込み方向の他側に面内方向の外側に向けて設けた外向部40d,41d,42dを有している。
この外向部40d,41d,42dに見込み方向の一側に向かう気密材40e,41e,42eが装着してある。
つまり、上框40、下框41、縦框42は、他側面材支持部を有したホロー形状の本体の外側面と連続した板状の一側突出部と、本体の見込み方向の他側に設けた板状の外向部を有した同一断面形状で、矩形状に框組みされて框組体43を形成し、框組体43の見込み方向の一側には断面矩形の面材支持凹陥部を有している。
なお、上框40、下框41、縦框42は一側突出部40b,41b,42bを有していない形状であっても良い。
要するに、框組体43は見込み方向の一側に面内方向に内側に向かう四周連続した他側面材支持部を有する形状であれば良く、一側突出部40b,41b,42bを有していれば面材44の周囲端面を保護できるから好ましい。
框組体43に面材44が次のように支持される。
図2に示すように、面材44の上端面を上框40の一側突出部40bの下面に接着シール材5で気密して支持し、面材44の見込み方向の他側面44a上縁部を上框40の他側面材支持部40cに接着シール材5で気密して支持することで、面材44の上縁部を上框40で支持し、面材44の見込み方向の一側面44bの上縁部は上框40で支持せずに外部に露出している。
図2に示すように、面材44の下端面を下框41の一側突出部41bの上面に接着シール材5で気密して支持し、面材44の見込み方向の他側面44aの下縁部を下框41の他側面材支持部41cに接着シール材5で気密して支持することで、面材44の下縁部を下框41で支持し、面材44の見込み方向の一側面44bの下縁部は下框41で支持せずに外部に露出している。
図4に示すように、面材44の左右の縦端面を左右の縦框42の一側突出部42bに接着シール材5で気密して支持し、面材44の見込み方向の他側面44aの左右の縦縁部を左右の縦框42の他側面材支持部42cに接着シール材5で気密して支持することで、面材44の縦縁部を縦框42で支持し、面材44の見込み方向の一側面44bの縦縁部は縦框42で支持せずに外部に露出する。
開き窓2はすべり出し窓としてあり、一方の縦框42の本体42aに操作ハンドル6を取り付け、この操作ハンドル6を操作することで障子4が見込み方向の他側方に向けて開放移動するようにしてある。
このように障子4の框組体43は押縁などの見込み方向一側の一側面材支持部を有していないので、框組体43を形成する各框が単純形状で、自重が軽く、小さな力で障子4を開閉できる。
また、框組体43の四周連続した一側突出部40b,41b,42b、他側面材支持部40c,41c,42cに面材44を嵌め込むようにして接着シール材5で支持することで面材44を框組体43に取り付けでき、その面材44の取り付けが簡単である。
障子4を閉じた状態で面材44の見込み方向の一側面44bの周縁部(上縁部、下縁部、左右の縦縁部)が、上枠11の支持部11b、下枠12の支持部12b、一方の縦枠13の支持部13b、中間縦枠15の支持部15bに押しつけられて当接するので、面材44の耐風圧性能が向上し、面材4に大きな負圧が作用しても外れることがない。この実施の形態では気密材11c,12c,13c,15cを介して各支持部に当接しているが、直接に当接しても良い。
しかも、框組体43が各支持部11b,12b,13b,15bで覆われ、見込み方向の一側から目視したときに、框組体43が見えずに外観の見栄えが良い。
なお、框組体43の一部が覆われるようにしても良い。
さらに、框組体43の各框の外向部40d,41d,42dが上枠11の本体11a、下框12の本体12a、一方の縦枠13の本体の13a、中間縦枠15の本体15aの見込み方向の他側面11d,12d,13d,15dにそれぞれ接し、框組体43と枠体(上枠11、下枠12、一方の縦枠13、中間縦枠15)との間に形成した空間Sを閉塞して見込み方向の他側から見えないようにしてある。
このようであるから、前述の空間Sにリンク機構などの障子開閉用の部品を取り付けできると共に、その部品が見えないようにできる。
框組体43と枠体との間に形成した空間Sは、気密材11c,12c,13c,15c及び気密材40e,41e,42eで気密されるので、その空間Sを通して雨水等が見込み方向に流れることがない。
次に、嵌め殺し窓3について説明する。
中間縦枠15は、本体15aの見込み方向の他側部にホロー部を有し、見込み方向の一側部に面内方向内側(他方の縦枠14)に向かう面材支持凹部15eを有している。
図3に示すように、上枠11の本体11a、下枠12の本体12aの中間縦枠15よりも他方の縦枠14寄りの見込み方向の他側部、つまり、嵌め殺し窓用開口部10bを形成する部分に押縁11e,12eを取り付けて面材支持凹部11f,12fを形成する。
図4に示すように、他方の縦枠14の本体14bの見込み方向の他側部に押縁14cを取り付けて、面材支持凹部14dを形成する。
そして、各面材支持凹部11f,12f,14d,15eに面材30の周縁部を嵌め込んで室内側シール材7、室外側シール材8で支持し、嵌め殺し窓部3とする。
このようであるから、開き窓2の面材44の見込み方向の一側面と、嵌め殺し窓3の面材30の見込み方向の一側面を面一に連続することができる。
また、枠体10(上枠11、下枠12、一方の縦枠13、他方の縦枠14、中間縦枠15)の見込み方向の一側面を面一に連続することができる。
図4に示すように、中間縦枠15の支持部15bに障子の面材44の見込み方向の一側面44bの縦縁部が当接するので、中間縦枠15が開き窓2の面材44と嵌め殺し窓3の面材30とに渡って連続し、開き窓2と嵌め殺し窓3の隣り合う部分が連続して隙間が生じないので、見栄えが良い。
従来の特許文献1に開示した連窓であると、障子の一方の縦框と中間縦枠とが面内方向に離れ、開き窓と嵌め殺し窓との隣り合う部分に隙間が生じる。
前述の実施の形態は枠体10の左側が嵌め殺し窓3で、右側が内開きの開き窓2である連窓であるが、図5乃至図7に示すように枠体10の左側が外開きの開き窓2で、右側が嵌め殺し窓3である連窓とすることができる。
枠体10の上枠11、下枠12、一方の縦枠13、他方の縦枠14を、ホロー形状の本体11a,12a,13a,14aの見込み方向の他側に面内方向の内側に向かう内向部11e,12e,13e,14eを有する形状とし、中間縦枠15を前述の一方の縦框42とする。
内向部11e,12e,14eの開き窓用開口部10aを形成する部分に気密材11f,12f,14fを見込み方向の一側に向けて装着し、各気密材11f,12f,14fと中間縦枠15の気密材42eを四周連続する。
障子4の上框50、下框51、左右の縦框52を前述の中間縦枠15と同一の枠材とする。
その各内向き凹部15eに面材44の上縁部、下縁部、左右の縦縁部を挿入して室内側シール材7、室外側シール材8で支持することで障子4とする。
一方の縦枠13及び上枠11、下枠12の嵌め殺し窓用開口部10bを形成する部分に押縁60を備えた補助枠材61をそれぞれ取り付けて内向き凹部62を有する形状とする。
この各内向き凹部62に面材30の上縁部、下縁部、一方の縦縁部を挿入して気密材63,64で支持する。
面材30の他方の縦縁部(縦端面、見込み方向の他側面30aの縦縁部)は、中間縦枠15である前述の縦框42の一側突出部42b、他側面材支持部42cに接着シール材5で支持する。
そして、障子4を閉じた状態で、各框の見込み方向の他側面15dが気密材11f,12f,42e,14fに接すると共に、上框50、下框51、他方の縦框52の支持部15bに装着した気密材15cが上枠11、下枠12、他方の縦枠14の見込み方向の一側面に接触する。
一方の縦框52の支持部15bに装着した気密材15cが嵌め殺し窓3の面材30の見込み方向の一側面30bの一方の縦縁部に接して面材44を支持する。
このようであるから、図4に示すように左側が嵌め殺し窓3、右側が開き窓2の連窓に用いた中間縦枠15、縦框42を、障子4の框組体43の一方の縦框52、嵌め殺し窓3の中間縦枠15として兼用することができる。
つまり、左側の障子が外開き、嵌め殺しを選択可能で、右側の障子が内開き、嵌め殺しを選択可能とした連窓であって、その左側の障子の一方の縦框となる中間縦枠15は、見込み方向室内側(他側)にハンドル等を固定できる外開きホロー部と、見込み方向室外側(一側)に面材支持凹部15eである面材を保持する凹部を備え、その凹部の室外側見付け面に連続し、右側の障子の面材44に気密材を介して当接する支持部15bである内開き当接部とを一体に有し、中間縦枠15と隣接した右側の障子の縦框42は、見込み方向室外側(一側)に一側突出部42bと他側面材支持部42cにより略L字状の面材保持部と、室内側にハンドル等を固定できる内開きホロー部と、そのホロー部の室内側見付け面に連続し、中間縦枠15のホロー部に当接する外向部42dである外開き当接部とを一体に有するものとすることで、中間縦枠15と、その中間縦枠15と隣接した縦框を兼用とすることで、選択的に嵌め殺し窓と開き窓を設けることができる。
従来の連窓においては、左側が嵌め殺し窓、右側が開き窓の場合と、左側が開き窓、右側が嵌め殺し窓の場合では、前述した中間縦枠と、その中間縦枠と隣接した縦框がそれぞれ専用形状である。
前述のことは、嵌め殺し窓3と開き窓2が上下に隣接した段窓の場合でも同様である。
この場合には、上枠11、下枠12が縦枠で、一方の縦枠13が上枠で、他方の縦枠14が下枠で、中間縦枠が中間横枠となる。
つまり、枠体に中間枠材を取り付けて開き窓用開口部と嵌め殺し窓用開口部を有するものとする。
要するに、枠体10に中間枠材を取り付けることで、枠体10を中間枠材を境として隣接した一側開口部と他側開口部を有するものとし、その一側開口部の一方の障子は外開き、嵌め殺しを選択可能であり、他側開口部の他方の障子は内開き、嵌め殺しを選択可能として、一方の障子と他方の障子を連設した連窓又は段窓であって、前記一側開口部を形成する枠体は、見込み方向室内側にハンドル等を固定できる外開きホロー部と、室外側に面材を保持する凹部を備え、その凹部の室外側見付け面に連続し、他方の障子の面材に気密材を介して当接する内開き当接部とを一体に有し、前記他側開口部を形成する枠体は、見込み方向室外側に略L字状の面材保持部と、室内側にハンドル等を固定できる内開きホロー部と、そのホロー部の室内側見付け面に連続し、一側開口部を形成する枠体のホロー部に当接する外開き当接部とを一体に有することにより、選択的に嵌め殺し窓と開き窓を設けることができる。
前述の説明では、連窓、段窓について述べたが、単窓の場合も同様である。
例えば、図8及び図9に示すように、前述した上枠11、下枠12、一方の縦枠13、他方の縦枠14を枠組みして枠体10とする。
障子4は、前述した上框40、下框41、左右の縦框42を框組みした框組体43に面材44を取り付けたものとする。
そして、障子4が閉じた状態で面材44の見込み方向の一側面44bの周縁部を上枠11の支持部11b、下枠12の支持部12b、両方の縦枠13,14の支持部13b、14bで支持するようにする。
前述の各説明では、開き窓2を内開き窓としたが、外開き窓などとすることができる。
1…建具、2…開き窓、3…嵌め殺し窓、4…障子、10…枠体、10a…開き窓用開口部、10b…嵌め殺し窓用開口部、11…下枠、11a…本体、11b…支持部(一側面材支持部)、12…下枠、12a…本体、12b…支持部(一側面材支持部)、13…一方の縦枠、13a…本体、13b…支持部(一側面材支持部)、15…中間縦枠(中間枠材、縦枠)、15a…本体、15b…支持部(一側面材支持部)、40…上框、40a…本体、40b…一側突出部、40c…他側面材支持部、41…下框、41a…本体、41b…一側突出部、41c…他側面材支持部、42…縦框、42a…本体、42b…一側突出部、42c…他側面材支持部、43…框組体、44…面材、44a…見込み方向の一側面、44b…見込み方向の他側面。

Claims (5)

  1. 枠体に障子を開閉自在に取り付けた建具であって、
    前記枠体は、その見込み方向の一側に面内方向の内側に向かう一側面材支持部を四周連続して備え、
    前記障子の框組体は、他側面材支持部を四周連続して有し、
    前記障子の面材は、その見込み方向の他側面の周縁部が前記框組体の他側面材支持部に支持され、該面材の見込み方向の一側面の周縁部は外部に露出し、
    前記障子を閉じた状態で、その面材の見込み方向の一側面の周縁部が、前記枠体の一側面材支持部に当接されるようにしたことを特徴とする建具。
  2. 前記框組体は、その見込み方向の一側に、前記他側面材支持部よりも面内方向の外側で、かつ他側面材支持部よりも見込み方向の一側方に突出した一側突出部を四周連続して有し、
    前記面材の周囲端面を、前記框組体の一側突出部で支持するようにした請求項1記載の建具。
  3. 前記枠体の内周面と框組体の外周面との間に空間が形成され、
    前記框組体の見込み方向の他側に、面内方向の外側に向かう外向部を四周連続して有し、
    前記障子が閉じた状態で、前記外向部が枠体の見込み方向の他側面に接するようにした請求項1又は2記載の建具。
  4. 前記枠体の一側面材支持部と面材の見込み方向の一側面の周縁部との接触部及び前記外向部と枠体の見込み方向の他側面との接触部にそれぞれ気密材を介在した請求項3記載の建具。
  5. 前記枠体は、四周枠組みされた枠体が中間枠材で仕切られ、開き窓用開口部と嵌め殺し窓用開口部を形成し、
    前記中間枠材は、見込み方向の一側部に、前記開き窓用開口部に向けて面内方向に突出し一側面材支持部となる支持部及び、前記嵌め殺し窓用開口部に向けて開口した面材支持凹部を有し、
    前記障子が閉じ状態で、障子の面材の見込み方向の一側面の縦縁部が前記中間枠材の支持部に接し、
    前記障子の面材の見込み方向の一側面と、中間枠材の面材支持凹部に支持した面材の見込み方向の一側面とが面一となるようにした請求項1〜4いずれか1項記載の建具。
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