JP6363374B2 - サッシ - Google Patents
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Description
かかる従来の断熱サッシにおいては、断熱ブリッジ材の見込み寸法が小さいために断熱性能が不十分であり、より断熱性能の高いサッシが求められている。
枠11は、上枠13と下枠14と左右の竪枠15,16とを方形に枠組みして構成してある。外障子12aと内障子12bは、上框1と下框2と戸先框3と召合せ框4とを方形に枠組みし、その枠内にガラス(複層ガラス)48を納めて構成してある。外障子12aと内障子12bとは、クレセント17により施錠される。
戸先框3と召合せ框4の室外側部材18bと室内側部材19bは、上下框1,2のものと同様に、タッピングホールを有さず、見込み寸法の小さいほぼ板状の部材となっており、その分、内周側ブリッジ材5bと外周側ブリッジ材6bの見込み寸法が大きくなっている。
下框2の内周側ブリッジ材5aの内周側面(上面)には、戸車28の上方位置にガラス48を受けるセッティングブロック32が設けてある。内周側ブリッジ材5aの外周側面(下面)には、補助部材7bが当接しているため、ガラス48の荷重は補助部材7bに効率良く伝達される。さらに、補助部材7bの内周側の壁に戸車28が当接しているため、ガラス48の荷重は補助部材7bから戸車28に効率良く伝達される。
補助部材7a,7bを内周側ブリッジ材5aに当接して設けることで、荷重を補助部材7a,7bで効率良く負担することができる。さらに、補助部材7bに戸車28を取付け、戸車28の上面を補助部材7bに当接させることで、荷重を効率良く戸車28に伝達できる。
室外側部材13aは、内周側面の見込み方向中間位置に外障子12a用の上レール37aが垂下して設けてあり、中間部材13bは、内周側面の室内側端部位置に内障子12b用の上レール37bが垂下して設けてある。室外側の上レール37aと室内側の上レール37bとの間の上枠内周側面には、樹脂製のカバー材38aが設けてある。このカバー材38aは、室外側の上レール37aの室内側に沿うように配置された中空部39aを有しており、中空部39aは外障子12aの上框1のブリッジ材5a,6aと対向している。室外側の上レール37aと中空部39aは、外障子12aの上框1の室外側部材18aと室内側部材19a間に呑み込ませてあり、室外側部材18aと室内側部材19aの外周側端部に取付けた気密材40が上レール37aの室外側と中空部39aの室内側に当接している。
内障子12b用の上レール37bの室内側の上枠13内周側面にも樹脂製のカバー材38bが取付けてあり、このカバー材38bは上レール37bの室内側に沿うように配置された中空部39bを有しており、中空部39bは内障子12bの上框1のブリッジ材5a,6aと対向している。室内側の上レール37bと中空部39bは、内障子12bの上框1の室外側部材18aと室内側部材19a間に呑み込ませてあり、室外側部材18aの外周側端部に取付けた気密材40が、上レール37bの室外側に当接している。
室内側部材13cは、室内側端部に垂下片41を有し、垂下片41の下端部に気密材42が取付けてあり、気密材42は内障子12bの室内側部材19aの室内側に当接している。
障子12a,12bは、上けんどん式に上下枠13,14間に建て込まれるが、本サッシは気密材40,42を上框1の見付面と上枠13の見付面間に設けたので、障子12a,12bを建て込む際に気密材40,42が大きく潰れることがない。
室外側部材14aは、室内側の端部に外障子12aを案内する下レール43が突出して形成してあり、下レール43の室内側に隣接してブリッジ材33a,34aが配置されている。
中間部材14bは、室内側の端部にレール取付片44が上方に突出して形成され、そのレール取付片44に係止させて中間部材14bと室内側部材14cとに跨って内障子12bを案内する樹脂製の下レール材45が取付けてある。下レール材45は、戸車28の走行する部分にアルミ形材製のレール46が埋め込んである。下框2と下枠14との間の隙間には、気密材47が設けてある。
内障子12bの戸先側に位置する室内側から見て右側の竪枠16は、図2に示すように、アルミニウム合金の押出形材よりなる室外側部材16aと室内側部材16bの2つの形材に分割し、室外側部材16aと室内側部材16bとを樹脂製の内周側ブリッジ材48b及び外周側ブリッジ材49bで連結して構成してある。ブリッジ材48b,49bは、室内側寄りの位置にあって、内障子12bの戸先框3のブリッジ材5b,6bと対向している。
室内側から見て左側の竪枠15のブリッジ材48a,49aは、図5に示すように、上下枠13,14の室外側のブリッジ材33a,34aと連続しており、室内側から見て右側の竪枠16のブリッジ材48b,49bは、上下枠13,14の室内側のブリッジ材33b,34bと連続している。
竪枠15,16のブリッジ材48a,48b,49a,49bは、上下枠13,14のブリッジ材33a,33b,34a,34bとほぼ同じ見込み寸法になっている。
枠11は、上下枠13,14の端面を竪枠15,16の内周側面にパッキンを介して突き当て、竪枠15,16を貫通させたねじ50を上下枠13,14の室外側部材13a,14a、中間部材13b,14b及び室内側部材13c,14cの各タッピングホール36に螺入することで、通常の枠と同様に枠組みすることができる。
竪枠15,16は、障子12a,12bのブリッジ材5b,6bと対向する1箇所にブリッジ材48a,48b,49a,49bを設けることで、ブリッジ材を見込み方向に2箇所配置した場合と比べても断熱性能に遜色がない上、コストダウンと強度向上が図れる。すなわち、上下枠13,14と同じように竪枠15,16にもブリッジ材を見込み方向に2箇所配置すると、上下枠13,14の室外側部材13a,14a、中間部材13b,14b及び室内側部材13c,14cが、ブリッジ材のみで連結されることになるが、本サッシの場合は、図5に示すように、上下枠13,14の室外側部材13a,14aと中間部材13b,14bとが室内側から見て右側の竪枠16の室外側部材16aで連結され、上下枠13,14の中間部材13b,14bと室内側部材13c,14cとが室内側から見て左側の竪枠15の室内側部材15bで連結されているから、枠11の強度を保つことができ、障子12a,12bの重みで下枠14の室外側が垂れ下がったりするのを防ぐことができる。
図1に示すように、上下枠13,14を、障子12a,12bを案内するレール37a,37b,43の室内側で分割することで、気密や水密、障子12a,12bの走行に特別の配慮をすることなく、二重断熱にできる。また、下レール43の室内側に隣接してブリッジ材33a,34aが配置してあることで、下レール43によってブリッジ材33a,34aに日射が当たり難くなるので、ブリッジ材33a,34aの耐候性が向上する。
2 下框(一方の部材)
3 戸先框(他方の部材)
4 召合せ框(他方の部材)
5a,5b 内周側ブリッジ材
6a,6b 外周側ブリッジ材
7a,7b 補助部材
8 タッピングホール
9 ねじ
18a,18b 室外側部材
19a,19b 室内側部材
Claims (1)
- 枠組みされる一方の部材と他方の部材を備え、一方及び他方の部材は、室外側部材及び室内側部材と、室外側部材と室内側部材とを連結する内周側ブリッジ材及び外周側ブリッジ材を有し、一方の部材は、内周側ブリッジ材と外周側ブリッジ材との間に補助部材を有し、補助部材は、一方の部材の両端部に設けてあり、内周側ブリッジ材と外周側ブリッジ材に当接する中空断面の部材であり、タッピングホールを有し、一方の部材の端部を他方の部材の内周側面に当接し、他方の部材を貫通したねじを補助部材のタッピングホールに螺入することで、一方の部材と他方の部材を固定してあることを特徴とするサッシ。
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