JP5689390B2 - サッシ - Google Patents

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本発明は、サッシに関する。
従来より、図8(a)(b)に示すように、竪枠90の内周側に窓種に合った竪枠補助材91a,91bを設けることで、障子92が開閉する窓(図8(a))と枠にガラス93を固定した嵌め殺し窓(図8(b))とで竪枠90を兼用したり、障子92が開閉する窓と嵌め殺し窓とを段窓にしたりすることが知られている。竪枠補助材91a,91bの室外側端部と竪枠90との接触部94は、金属同士が接触するいわゆるメタルタッチのため、台風のような強い雨風のときには、このメタルタッチの接触部94から雨水が竪枠90と竪枠補助材91a,91b間の中空部95内に浸入し、また竪枠補助材91a,91bの下端と横枠との接触部もメタルタッチであり、そこから雨水が室内に漏水するおそれがあった。
本発明は以上に述べた実情に鑑み、竪枠の内周側に竪枠補助材を設けたサッシの止水性の向上を目的とする。
上記の課題を達成するために請求項1記載の発明によるサッシは、竪枠と、竪枠の内周側に設けた竪枠補助材と、横枠とを備え、竪枠と竪枠補助材とで中空部を形成し、中空部内を外気と等圧にしてあり、竪枠補助材の下端部の中空部内に気密ブロックが保持してあり、竪枠補助材の下端と横枠上面間に気密ブロックの下端部を挟み込んでいることを特徴とする。
請求項1記載の発明によるサッシは、竪枠と竪枠補助材とで中空部を形成し、中空部内を外気と等圧にしたことで、竪枠と竪枠補助材との室外側のメタルタッチの接触部からの雨水の浸入が抑えられ、たとえ中空部内に雨水が浸入したとしても、竪枠補助材の下端部の中空部内に気密ブロックが保持してあり、竪枠補助材の下端と横枠上面間に気密ブロックの下端部を挟み込んでいるため、室内に雨水が漏水することがない。
本発明のサッシの一実施形態に係るたてすべり出し窓の縦断面図である。 同たてすべり出し窓の横断面図である。 図1のA−A断面図である。 (a)は気密ブロックの平面図、(b)は気密ブロックの内周側側面図である。 本発明のサッシの他の実施形態に係る嵌め殺し窓の縦断面図である。 同嵌め殺し窓の横断面図である。 (a)は嵌め殺し窓用の気密ブロックの平面図、(b)は同気密ブロックの内周側側面図である。 竪枠の内周側に竪枠補助材を設けたサッシの従来例を示す横断面図であって、(a)はたてすべり出し窓の場合、(b)は嵌め殺し窓の場合を示す。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。図1〜3は、本発明のサッシの一実施形態であって、ビル用のたてすべり出し窓を示している。本サッシは、躯体開口部に取付けられる枠1と、枠1に開閉自在に支持した障子2とを備えている。
枠1は、アルミニウム合金の押出形材よりなる上枠7と下枠8と左右の竪枠3,3とを四方枠組みし、左右の竪枠3,3の内周側にアルミニウム合金の押出形材よりなる竪枠補助材4,4を取付けて構成してある。
障子2は、アルミニウム合金の押出形材よりなる上框9と下框10と吊元框11と戸先框12とを四周框組みし、各框の内周側に形成した溝13内にガラスパネル14の周縁部を嵌め込んで固定したものとなっている。障子2は、図1に示すように、上枠7と上框9間及び下枠8と下框10間に設けたフリクションステー15a,15bにより枠1に連結され、図2に仮想線で示すように、室外側にすべり出しつつ縦軸回りに約90°回動して開くようになっている。枠1と障子2間の隙間は、タイト材16a,16b,16c,16d,16eにより塞いである。
竪枠3は、図2に示すように、略H型の断面形状を成しており、竪枠3の内周側に開口した溝17内に竪枠補助材4が内周側から嵌め込まれ、竪枠3と竪枠補助材4間に中空部5が形成されている。
竪枠補助材4は、見込壁18と、見込壁18の外周側に室内外方向に間隔をおいて突設した複数の外向き突条19a,19b,19cと、見込壁18の室内側寄りの位置に内周側に突設した内向き突条20を有している。外向き突条19a,19b,19cは、先端が竪枠3の見込壁21に当接しており、中間の外向き突条19bの先端部にタイト材ホルダー22を設けてタイト材23が取付けてあり、タイト材23が竪枠3の見込壁21に密着している。内向き突条20の先端部には、タイト材ホルダー24を設けてタイト材16eが取付けてあり、タイト材16eが障子2の室内側面に当接している。
竪枠補助材4の見込壁18には、図1,2に示すように、室内外方向の略中央部の長手方向中間部上枠7寄りの位置に、外気導入口6が上下方向の長孔状に設けてある。この外気導入口6から竪枠3と竪枠補助材4間の中空部5内に外気が導入されることで、竪枠3と竪枠補助材4間の中空部5内が外気と等圧になるため、竪枠3と竪枠補助材4との室外側のメタルタッチの接触部25から中空部5内への雨水の浸入を抑えることができる。仮に中空部5内に雨水が浸入したとしても、中空部5内が外気と等圧になっていることで、浸入した雨水が室内外の気圧差により室内側に吸い込まれることなく下方に流下し、下枠8上面を伝い下枠補助材4の下端部に形成した切欠き26(図1参照)より室外に排出される。
下枠8は、図1に示すように、室内側が高くなった階段状を成しており、竪枠補助材4の下部は、この階段状の下枠8上面に沿うように切欠かれ、その下端4aを下枠上面8aに当接させている。竪枠補助材4と下枠8とが交差するコーナー部には、ゴム製の気密ブロック27が設けてある。気密ブロック27は、図4(a)に示すように、竪枠3と竪枠補助材4の見込壁21,18と竪枠補助材4の中間及び室内側の外向き突条19b,19cとで囲まれるスペースよりも少し大きい断面積を有し、且つ図4(b)に示すように、竪枠補助材4の下端4aよりも1mm程度下方にはみ出すように設けてある。気密ブロック27の上面27aは、室外側が低くなるように傾斜している。
この気密ブロック27を竪枠補助材4の下部の外向き突条19b,19c間に押し込んで保持させた後、竪枠補助材4を竪枠3の内周側に取付けると、図3に示すように、竪枠補助材4の下端4aよりはみ出した気密ブロック27の下端部27bが、竪枠補助材4の見込壁18及び外向き突条19b,19cの下端と下枠上面8aとの間に押し潰された状態で挟み込まれる。これにより竪枠補助材4の下端4aと下枠上面8aとの間の隙間28がシールされ、竪枠3と竪枠補助材4間の中空部5内に雨水が浸入したとしても、室内側に雨水が漏水することがない。なお図1,3では、分かりやすくするために竪枠補助材4の下端4aと下枠上面8aとの間の隙間28を誇張して示しており、実際には当該隙間28はほとんど見えないくらいの僅かなもので、気密ブロック27は竪枠補助材4の下端4aと下枠上面8aとのメタルタッチを回避し、室内側に雨水がしみ出すのを防ぐものである。なお気密ブロック27は、竪枠補助材4の下部の外向き突条19b,19c間に単に押し込んで保持させてもよいが、両面テープ等で接着して竪枠補助材4に取付けてもよい。
本サッシは以上に述べたように、竪枠補助材4の長手方向中間部に竪枠3と竪枠補助材4間の中空部5内に外気を導入する外気導入口6を設けたことで、竪枠3と竪枠補助材4間の中空部5内が外気と等圧になるため、竪枠3と竪枠補助材4との室外側のメタルタッチの接触部25から中空部5内への雨水の浸入を抑えることができる。仮に中空部5内に雨水が浸入したとしても、中空部5内が外気と等圧になっていることで、浸入した雨水が室内外の気圧差により室内側に吸い込まれることなく下方に流下し、下枠上面8aを伝い下枠補助材4の下端部に形成した切欠き26より室外に排出される。外気導入口6を、竪枠補助材4の中間部の上枠7寄りの位置に設けたことで、竪枠3と竪枠補助材4間の中空部5内が外気と等圧になりやすい。
さらに本サッシは、竪枠補助材4の下部の室内側の中空部5内に気密ブロック27を設け、竪枠補助材4の下端4aと下枠上面8a間に気密ブロックの下端部27bを挟み込んでいるため、竪枠補助材4の下端4aと下枠上面8a間から室内に雨水が漏水することがなく、上述のように竪枠3と竪枠補助材4間の中空部5内を外気と等圧にしたことと相まって止水性能を大きく向上することができ、1000Paの止水性能を得ることが可能となる。
図5〜7は、本発明のサッシの他の実施形態であって、ビル用の嵌め殺し窓に適用した場合を示している。
本サッシは、図5,6に示すように、アルミニウム合金の押出形材よりなる上枠7と下枠8と左右の竪枠3,3とを四方枠組みし、左右の竪枠3,3の内周側にアルミニウム合金の押出形材よりなる竪枠補助材4,4を取付けて枠1を構成し、枠1内にガラスパネル14を収め、上枠7と竪枠補助材4,4の室内側に押縁31を取付け、シール材32によりガラスパネル14を固定している。左右の竪枠3,3は、先に説明したたてすべり出し窓の竪枠3,3と同じものを使用している。
竪枠補助材4は、図6に示すように、見込壁18と、見込壁18の外周側に室内外方向に間隔をおいて突設した複数の外向き突条19a,19b,19cと、見込壁18の室外側寄りの位置に内周側に突設した室外側パネル保持片29と、見込壁18の室内側寄りの位置に内周側に突設した押縁係合部30を有している。外向き突条19a,19b,19cは、先端が竪枠3の見込壁21に当接しており、中間の外向き突条19bの先端部にタイト材ホルダー22を設けてタイト材23が取付けてあり、タイト材23が竪枠3の見込壁21に密着している。押縁係合部30には押縁31が取付けられ、室外側パネル保持片29と押縁31間にシール材32を充填してガラスパネル14を固定している。
竪枠補助材4は、図5に示すように、見込壁18の下部を切り欠くことで、外気導入口33a,33bを設けてある。この外気導入口33a,33bから竪枠3と竪枠補助材4間の中空部5内に外気が導入されることで、竪枠3と竪枠補助材4間の中空部5内が外気と等圧になっている。これにより、竪枠3と竪枠補助材4との室外側のメタルタッチの接触部25から中空部5内への雨水の浸入を抑えることができる。仮に中空部5内に雨水が浸入したとしても、中空部5内が外気と等圧になっていることで、浸入した雨水が室内外の気圧差により室内側に吸い込まれることなく下方に流下し、下枠8上面を伝い室外に排出される。
竪枠補助材4と下枠8とが交差するコーナー部には、ゴム製の気密ブロック27が設けてある。気密ブロック27は、図7(a)に示すように、竪枠3と竪枠補助材4の見込壁21,18と竪枠補助材4の中間及び室内側の外向き突条19b,19cとで囲まれるスペースよりも少し大きい断面積を有し、且つ図7(b)に示すように、竪枠補助材4の下端4aよりも1mm程度下方にはみ出すように設けてある。
この気密ブロック27を竪枠補助材4の下部の外向き突条19b,19c間に押し込んで保持させた後、竪枠補助材4を竪枠3の内周側に取付けると、図3と図6に示すように、竪枠補助材4の下端4aよりはみ出した気密ブロック27の下端部27bが、竪枠補助材4の見込壁18及び外向き突条19b,19cの下端と下枠上面8aとの間に押し潰された状態で挟み込まれる。これにより竪枠補助材4の下端4aと下枠上面8aとのメタルタッチを回避し、竪枠3と竪枠補助材4間の中空部5内に雨水が浸入したとしても、室内側に雨水がしみ出すのを防ぐことができる。
本発明は以上に述べた実施形態に限定されない。障子の開き方は任意であり、たてすべり出し窓に限らず、開き窓や突き出し窓、外倒し窓等とすることもできる。障子は、室内側に開くものであってもよい。竪枠補助材の外気導入口は、長手方向に間隔をおいて複数設けたり、上部と下部の2箇所に設けたりすることもできる。横枠は、無目であってもよい。
1 枠
2 障子
3 竪枠
4 竪枠補助材
5 中空部
6 外気導入口
8 下枠(横枠)
33a,33b 外気導入口

Claims (1)

  1. 竪枠と、竪枠の内周側に設けた竪枠補助材と、横枠とを備え、竪枠と竪枠補助材とで中空部を形成し、中空部内を外気と等圧にしてあり、竪枠補助材の下端部の中空部内に気密ブロックが保持してあり、竪枠補助材の下端と横枠上面間に気密ブロックの下端部を挟み込んでいることを特徴とするサッシ。
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