JP6276045B2 - 開口部装置 - Google Patents

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Description

本発明は、開口部装置に関する。
従来、浴室等に用いるドアには、浴室側から枠体と戸体との間に侵入した水が、ドアを介して浴室とは逆側に位置する脱衣室等に漏れ出さない性能、いわゆる水密性が求められる。また、浴室等に用いるドアには、浴室側から枠体と戸体との間に侵入した水が浴室側に効率よく戻ることができる性能、いわゆる排水性も求められる。
ドア等の開口部装置に水密性を付与するためには、枠体の戸当たり部分に気密材を配置することが考えられる(例えば、特許文献1参照)。これにより、枠体と戸体との間が気密材によって埋まり、水が枠体と戸体との間を通過するのを防ぐことができる。
また、特許文献1の技術では、横枠を切り欠いて縦枠を通しで配置することで、縦枠と横枠の戸当たり部分の気密材が設置される面が面一になるように構成している。このように、縦枠を通しで配置することで、縦枠の戸当たりに接触した水が円滑に開口部装置の下方まで移動するので、開口部装置の排水性が向上する。
実公平8−10152号公報
しかし、特許文献1の技術のように、枠体の枠同士の連結部において、一方の枠の一部を切り欠いて、他方の枠を通しで配置しようとすると、枠の一部を切り欠く際に生じる誤差によって製品ごとに水密性にばらつきが出てしまう場合があった。
また、枠の一部を切り欠く必要があると、リフォーム現場で開口部の大きさに合わせて枠の長さを切り詰めて調整することが難しく、施工性が低くなることも問題であった。
本発明は、製品ごとに水密性にばらつきがなく、リフォーム現場等での施工性の高い開口部装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため本発明は、上下の横枠(例えば、後述の上枠21,下枠22)及び左右の縦枠(例えば、後述の吊元側の縦枠23,戸先側の縦枠24)により枠組みされた枠体(例えば、後述の枠体2)と、該枠体内に嵌め込まれて開閉可能な戸体(例えば、後述の戸体3)と、を備える開口部装置(例えば、後述の開口部装置1)であって、前記横枠は、見込面から前記戸体側に延出し且つ左右方向に延設される横枠延出部(例えば、後述の下枠延出部223,上枠延出部213A)と、前記横枠延出部の見付面側に左右方向に延びて配置され且つ前記戸体に当接する横枠気密材(例えば、後述の下枠気密材224,上枠気密材214A)と、を有し、前記縦枠は、見込面から前記戸体側に延出し且つ上下方向に延設される縦枠延出部(例えば、後述の戸先側縦枠延出部243,243A)と、前記縦枠延出部の見付面側に上下方向に延びて配置され且つ前記戸体に当接する縦枠気密材(例えば、後述の戸先側縦枠気密材244,244A)と、を有し、前記横枠延出部及び前記縦枠延出部は、前記枠体の四隅のうち少なくとも一の隅部(例えば、後述の隅部26,25A)において、互いの端部同士が見込み方向で当接する開口部装置を提供する。
本発明では、開口部装置において、横枠に横枠延出部を、縦枠に縦枠延出部を、それぞれ延設した上で、横枠延出部には横枠気密材を、縦枠延出部には縦枠気密材をそれぞれ配置した。
ここで、仮に、横枠延出部及び縦枠延出部の気密材が配置される面を面一にする場合には、一方の延出部を切り欠いて、その切り欠いた先端を他方の延出部の見込み面に当接させる。この場合、延出部を切り欠く際の精度が低いと、延出部同士が当接する部分に隙間が生じて、開口部装置の水密性が低下してしまうことがある。
そこで、本発明では、横枠延出部及び縦枠延出部の端部同士を、見込み方向で当接させた。
また、横枠延出部及び縦枠延出部の一方に設けられた気密材取付溝は、横枠延出部及び縦枠延出部の他方の気密材取付溝より見込み方向で戸体側に配置される。
これにより、横枠延出部及び縦枠延出部が互いに当接する部分において、精密な切り欠き加工を行わなくても製品ごとに水密性にばらつきがなくなる。更には、横枠や縦枠の端部を直線的に切り詰めることで、枠の左右の幅や上下の幅を調整できるので、リフォーム現場等での施工性の高い開口部装置を提供できる。
前記枠体の下枠は、前記横枠延出部としての下枠延出部(例えば、後述の下枠延出部223)を有し、前記枠体の戸先側の縦枠は、前記縦枠延出部としての戸先側縦枠延出部(例えば、後述の戸先側縦枠延出部243)を有し、前記戸先側縦枠延出部は、見込み方向において前記下枠延出部よりも前記戸体側に配置されることが好ましい。
前記横枠延出部及び前記縦枠延出部のうち、見込み方向において前記戸体に近い側に配置される延出部(例えば、後述の戸先側縦枠延出部243,上枠延出部213A)の気密材(例えば、後述の戸先側縦枠気密材244,上枠気密材214A)は、前記戸体から遠い側に配置される延出部の気密材よりも見込み方向の幅が短い又は柔軟性が低いことが好ましい。
前記横枠延出部は、見付面側に左右方向に延びて形成され且つ前記横枠気密材の一部が挿入されて取り付けられる横枠気密材取付溝(例えば、後述の下枠気密材取付溝225)を有し、前記縦枠延出部は、見付面側に上下方向に延びて形成され且つ前記縦枠気密材の一部が挿入されて取り付けられる縦枠気密材取付溝(例えば、後述の戸先側縦枠気密材取付溝245)を有し、前記横枠延出部又は前記縦枠延出部は、前記横枠気密材取付溝の端部又は前記縦枠気密材取付溝の端部内に配置される隙間埋め材(例えば、後述の隙間埋め材262)を有し、前記横枠延出部及び前記縦枠延出部は、互いに隙間埋め材を介して当接することが好ましい。
前記枠体の上枠は、前記横枠延出部としての上枠延出部(例えば、後述の上枠延出部213A)を有し、前記枠体の戸先側の縦枠は、前記縦枠延出部としての戸先側縦枠延出部(例えば、後述の戸先側縦枠延出部243A)を有し、前記上枠延出部は、見込み方向において前記戸先側縦枠延出部よりも前記戸体側に配置されることが好ましい。
本発明によれば、製品ごとに水密性にばらつきがなく、リフォーム現場等での施工性の高い開口部装置を提供することができる。
本発明の一実施形態に係る開口部装置を浴室側から見た正面図である。 上記実施形態に係る開口部装置の縦断面図である。 上記実施形態に係る開口部装置の横断面図である。 上記実施形態に係る開口部装置の上枠及び戸先側の縦枠が連結することで形成される隅部の拡大斜視図である。 上記実施形態に係る開口部装置の戸先側の縦枠及び下枠が連結することで形成される隅部の拡大斜視図である 上記実施形態に係る開口部装置の戸先側の縦枠及び下枠が連結することで形成される隅部の拡大斜視図であって、図4の開口部装置から気密材を除いた状態について示した図である。 上記実施形態の変形例に係る開口部装置の上枠及び戸先側の縦枠が連結することで形成される隅部の拡大斜視図である 上記実施形態の変形例に係る開口部装置の上枠及び戸先側の縦枠が連結することで形成される隅部の拡大斜視図であって、図7の開口部装置から気密材を除いた状態について示した図である。
以下、本発明の一実施形態について、図面を参照しながら詳しく説明する。なお、本明細書において、「見付方向」とは、建物に形成された開口部に納められた開口部装置における戸体の面方向(すなわち、左右方向)を意味し、「見込方向」とは、上記戸体の厚さ方向(すなわち、奥行き方向)を意味する。
図1は、本実施形態に係る開口部装置1を浴室側から見た図である。開口部装置1は、ユニットバス等の浴室用のドアである。
開口部装置1は、建物に形成された開口に納められる。開口部装置1は、建物の開口に取り付けられる枠体2と、枠体2内に図示しない中心吊りピポットヒンジ(以下、単にピボットヒンジと言う)を介して浴室側に開閉可能に吊り込まれる戸体3と、を備える。
枠体2は、上枠21と、下枠22と、吊元側の縦枠23と、戸先側の縦枠24と、により矩形に枠組みされる。枠体2は、上枠21及び戸先側の縦枠24が連結することで形成される隅部25と、戸先側の縦枠24及び下枠22が連結することで形成される隅部26と、下枠22及び吊元側の縦枠23が連結することで形成される隅部27と、吊元側の縦枠23及び上枠21が連結することで形成される隅部28と、を有する。
戸体3は、上框31と、下框32と、吊元側の縦框33と、戸先側の縦框34と、により矩形に枠組みされた框35と、框35内に嵌め込まれて固定された樹脂パネル36と、を含んで構成され、枠体2内に嵌め込まれて開閉可能である。
戸先側の縦框34は、高さ方向の略中央部にレバーハンドル34aを備え、レバーハンドル34aの上に錠の開閉を行うためのサムターン34bを備える。戸体3は、浴室側からレバーハンドル34aを把持して反時計回り回動し、図示しないラッチボルトを操作しつつ、戸先側の縦框34を脱衣室側に押し出して回動させることで開放することができる。サムターン34bは、ラッチボルトを固定して錠を閉鎖する。
図2は、本実施形態に係る開口部装置1の、戸先側から見た縦断面図である。
上枠21は、上枠本体部211の浴室側に配置され中空部を有するホロー構造である上枠本体部211と、上枠本体部211の脱衣室側の下部から水平方向に延びる上枠横設部212と、上枠横設部212の脱衣室側から下方(戸体3側)に延出する上枠延出部213と、上枠延出部213の見付面側の下側端部に配置される上枠気密材214と、を有する。
上枠延出部213は、左右方向に延設される。上枠延出部213は、浴室側の見付面側に左右方向に延びて形成され且つ上枠気密材214の一部が挿入されて取り付けられる上枠気密材取付溝215を有する。上枠21の上枠気密材214以外の部分は、例えばアルミニウムで構成される。より具体的には、上枠21の上枠気密材214以外の部分は、アルミニウムを押出成形することで得られる。
上枠気密材214は、左右方向に延び且つ戸体3に当接する。上枠気密材214は、固定部分216と、ヒダ部分217と、を含む。固定部分216は、上枠気密材取付溝215に挿入される。上枠気密材214は、エラストマーからなる。上枠気密材214は、例えば、硬度の異なるエラストマーを一体成型することで、固定部分216の硬度をヒダ部分217の硬度よりも高くなるようにすることもできる。
上框31は、中空部を有するホロー構造である上框本体部311と、上框本体部311の浴室側の上部から上方に延出する上框立設部312と、上框本体部311の脱衣室側から上方に延出して屈曲する上框延出部313と、を有する。上框31は、例えばアルミニウムで構成される。より具体的には、上框31は、アルミニウムを押出成形することで得られる。上框延出部313は、戸体3の閉鎖時にヒダ部分217を押し曲げる。
上框31の下部には、ガラス保持溝314が形成される。ガラス保持溝314の内部には、シーリング材315が配設される。シーリング材315は、浴室側及び脱衣室側から上框31によって押圧されることにより樹脂パネル36の上側周縁を支持する。
なお、後述する吊元側の縦框33は、脱衣室側の上部に配置される非常救出つまみ335を有する。緊急時には、非常救出つまみ335を操作することで、脱衣室側から戸体4を取り外すことができる。
下枠22は、浴室側に左右に延びて立設する下枠立設部221と、下枠立設部221の上端から屈曲して水平方向に延びる下枠横設部222と、下枠横設部222の脱衣室側から上方(戸体3側)に屈曲して延出する下枠延出部223と、下枠延出部223の見付面側の上側端部に配置される下枠気密材224と、を有する。
下枠延出部223は、左右方向に延設される。下枠延出部223は、浴室側の見付面側に左右方向に延びて形成され且つ下枠気密材224の一部が挿入されて取り付けられる下枠気密材取付溝225を有する。下枠22の下枠気密材224以外の部分は、例えばアルミニウムで構成される。より具体的には、下枠22の下枠気密材224以外の部分は、アルミニウムを押出成形することで得られる。
下枠気密材224は、左右方向に延び且つ戸体3に当接する。下枠気密材224は、固定部分226と、ヒダ部分227と、を含む。固定部分226は、下枠気密材取付溝225に挿入される。下枠気密材224も上枠気密材214と同様に、エラストマーからなり、硬度を適宜設定することができる。
下框32は、中空部を有するホロー構造である下框本体部321と、下框本体部321の浴室側の上部から上方に延出する下框立設部322と、下框本体部321の脱衣室側から上方に延出して屈曲する下框延出部323と、を有する。下框32は、例えばアルミニウムで構成される。より具体的には、下框32は、アルミニウムを押出成形することで得られる。下框延出部323は、戸体3の閉鎖時にヒダ部分227を押し曲げる。
下框32の上部には、ガラス保持溝324が形成される。ガラス保持溝324の内部には、シーリング材325が配設される。シーリング材325は、浴室側及び脱衣室側から下框32によって押圧されることにより樹脂パネル36の下側周縁を支持する。
図3は、上記実施形態に係る開口部装置の横断面図である。
吊元側の縦枠23は、中空部を有するホロー構造である吊元側縦枠本体部231と、吊元側縦枠本体部231から浴室側に延出して吊元側と戸先側に分岐する吊元側縦枠分岐部232と、吊元側縦枠本体部231の脱衣室側から戸先側(戸体3側)に延出する吊元側縦枠延出部233と、を有する。
吊元側縦枠延出部233は、上下方向に延設され、下側の一部に戸当たりゴム233aが配置される。吊元側の縦枠23は、例えばアルミニウムで構成される。より具体的には、吊元側の縦枠23は、アルミニウムを押出成形することで得られる。
吊元側の縦框33は、中空部を有するホロー構造である。吊元側の縦框33は、例えばアルミニウムで構成される。より具体的には、吊元側の縦框33は、アルミニウムを押出成形することで得られる。吊元側の縦框33の吊元側には、縦枠23と縦框33の間の水密性を向上させるためのゴム部材331が取り付けられる。吊元側の縦框33は、戸体3の閉鎖時にゴム部材331に当接する。吊元側の縦框33は、ピポットヒンジ332によって上枠21及び下枠22と接続される。
吊元側の縦框33の戸先側には、ガラス保持溝333が形成される。ガラス保持溝333の内部には、シーリング材334が配設される。シーリング材334は、浴室側及び脱衣室側から吊元側の縦框33によって押圧されることにより樹脂パネル36の吊元側周縁を支持する。
戸先側の縦枠24は、中空部を有するホロー構造である戸先側縦枠本体部241と、戸先側縦枠本体部241から浴室側に延出して屈曲する戸先側縦枠屈曲部242と、戸先側縦枠本体部241から吊元側(戸体3側)に延出する戸先側縦枠延出部243と、戸先側縦枠延出部243の見付面側の吊元側端部に配置される戸先側縦枠気密材244と、を有する。
戸先側縦枠延出部243は、上下方向に延設される。戸先側縦枠延出部243は、浴室側の見付面側に上下方向に延びて形成され且つ戸先側縦枠気密材244の一部が挿入されて取り付けられる戸先側縦枠気密材取付溝245を有する。戸先側の縦枠24の戸先側縦枠気密材244以外の部分は、例えばアルミニウムで構成される。より具体的には、戸先側の縦枠24の戸先側縦枠気密材244以外の部分は、アルミニウムを押出成形することで得られる。
戸先側縦枠気密材244は、左右方向に延び且つ戸体3に当接する。戸先側縦枠気密材244は、固定部分246と、ヒダ部分247と、を含む。固定部分246は、戸先側縦枠気密材取付溝245に挿入される。戸先側縦枠気密材244も上枠気密材214と同様に、エラストマーからなり、硬度を適宜設定することができる。
戸先側の縦枠24の見込面には、後述するラッチボルト341を受けるストライク248が配置される。
戸先側の縦框34は、中空部を有するホロー構造である。戸先側の縦框34は、例えばアルミニウムで構成される。より具体的には、戸先側の縦框34は、アルミニウムを押出成形することで得られる。戸先側の縦框34の戸先側には、レバーハンドル34aによって左右に進退させることのできるラッチボルト341が配置される。また、戸先側の縦框34は、戸体3の閉鎖時にヒダ部分247を押し曲げる。
なお、上述したように、戸先側の縦框34は、レバーハンドル34aを備える。レバーハンドル34aは、浴室側から脱衣室側に縦框34を貫通して設けられ、浴室側の部分と脱衣室側の部分は連動する。
戸先側の縦框34の吊元側には、ガラス保持溝342が形成される。ガラス保持溝342の内部には、シーリング材343が配設される。シーリング材343は、浴室側及び脱衣室側から戸先側の縦框34によって押圧されることにより半透明の樹脂パネル36の戸先側周縁を支持する。
続いて、図4により本実施形態に係る開口部装置1の上枠21及び戸先側の縦枠24が連結することで形成される隅部25について説明する。図4は、隅部25の拡大斜視図である。図4は、隅部25を浴室側の左下方から見た図である。
図4に示すように、上枠21は、その戸先側の端部が戸先側の縦枠24の見込面に緩衝材251を介して当接する。緩衝材251は、開口部装置1の水密性を保つ役割も有する。
上枠延出部213は、上枠21の戸先側の端部と同じ長さまで延設されている。つまり、上枠21の戸先側の端部は、直線的に切り詰められている。
一方、戸先側の縦枠24は、上枠延出部213の下端の位置まで戸先側縦枠延出部243の上端が切り欠かれたように形成された切り欠き部249を有する。そして、上枠延出部213の端部の下部と戸先側縦枠延出部243の上端部とが当接し、上枠延出部213と戸先側縦枠延出部243は、見込み方向では当接しない。
続いて、図5及び図6により本実施形態に係る開口部装置1の戸先側の縦枠24及び下枠22が連結することで形成される隅部26について説明する。図5は、隅部26の拡大斜視図であり、図6は、図5から下枠気密材224及び戸先側縦枠気密材244を除いた状態について示した図である。図5及び図6は、隅部26を浴室側の左上方から見た図である。
図5及び図6に示すように、下枠22は、その戸先側の端部が戸先側の縦枠24の見込面に緩衝材261を介して当接する。緩衝材261は、開口部装置1の水密性を保つ役割も有する。
下枠延出部223は、下枠22の戸先側の端部と同じ長さまで延設されている。つまり、下枠22の戸先側の端部は、直線的に切り詰められている。下枠延出部223は、下枠気密材取付溝225の下枠気密材224の取り付けられた位置よりも戸先側、つまり戸先側の端部に配置される隙間埋め材262を有する。隙間埋め材262は、例えば、発泡性樹脂製のシール材からなる。
戸先側の縦枠24の戸先側縦枠延出部243の下端は、ほぼ、下枠横設部222の上面(見込面)に当接する位置まで延設されている。そして、戸先側縦枠延出部243は、見込み方向において下枠延出部223よりも浴室側(戸体3側)に配置され、下枠延出部223及び戸先側縦枠延出部243は、互いの端部同士が見込み方向で当接する。下枠延出部223及び戸先側縦枠延出部243は、互いに隙間埋め材262を介して当接する。
下枠気密材224及び戸先側縦枠気密材244は、同じ気密材で構成されていない。より詳しくは、下枠延出部223よりも、見込み方向において戸体3から近い側(脱衣室側)に位置する戸先側縦枠延出部243に配置される戸先側縦枠気密材244は、下枠気密材224よりも見込み方向の幅が短い又は柔軟性が低い。
本実施形態によれば、以下の効果が奏される。
(1)本実施形態では、開口部装置1において、下枠22に下枠延出部223を、戸先側の縦枠24に戸先側縦枠延出部243を、それぞれ延設した上で、下枠延出部223には下枠気密材224を、戸先側縦枠延出部243には戸先側縦枠気密材244をそれぞれ配置した。
ここで、仮に、下枠延出部223及び戸先側縦枠延出部243の気密材が配置される面を面一にする場合には、一方の延出部を切り欠いて、その切り欠いた先端を他方の延出部の見込み面に当接させる。この場合、延出部を切り欠く際の精度が低いと、延出部同士が当接する部分に隙間が生じて、開口部装置の水密性が低下してしまうことがある。
そこで、本実施形態では、下枠延出部223及び戸先側縦枠延出部243の端部同士を、見込み方向で当接させた。
これにより、下枠延出部223及び戸先側縦枠延出部243が互いに当接する部分において、精密な切り欠き加工を行わなくても製品ごとに水密性にばらつきがなくなる。更には、下枠22の戸先側の端部を直線的に切り詰めることで、枠の左右の幅を調整できるので、リフォーム現場等での施工性の高い開口部装置を提供できる。
(2)また、本実施形態では、戸先側縦枠延出部243を、見込み方向において下枠延出部223よりも戸体3側に配置した。
これにより、戸先側縦枠延出部243の浴室側(戸体3側)に付着した水は、戸先側縦枠気密材244が存在することにより脱衣室側には通過せずに、戸先側縦枠延出部243を伝って下方まで流れる。そして、戸先側縦枠延出部243を伝って下方まで流れた水は、隅部26において下枠延出部223に付着することなく円滑に浴室側に排水される。従って、本実施形態に係る開口部装置1は、排水性が高い。
(3)また、本実施形態では、下枠延出部223及び戸先側縦枠延出部243のうち、見込み方向において前記戸体に近い側に配置される戸先側縦枠延出部243の戸先側縦枠気密材244を、戸体3から遠い側に配置される下枠延出部223の下枠気密材224よりも見込み方向の幅が短い又は柔軟性が低いものした。
これにより、戸体3が枠体2に収められている際に、戸先側縦枠気密材244及び下枠気密材224が戸体3を押圧する力の差を小さくすることができる。従って、本実施形態に係る開口部装置1は、下枠延出部223及び戸先側縦枠延出部243の戸体3との距離が異なるにも関わらず、水密性が安定している。
(4)また、本実施形態では、下枠延出部223の有する下枠気密材取付溝225に下枠気密材224を取り付け、戸先側縦枠延出部243の有する戸先側縦枠気密材取付溝245に戸先側縦枠気密材244を取り付けた。更に、下枠気密材取付溝225の端部内に隙間埋め材262を配置して、下枠延出部223及び戸先側縦枠延出部243が隙間埋め材262を介して当接するものとした。
これにより、下枠気密材取付溝225の中に水が溜まってしまうことを防ぐことができる。ところで、金属製の部材である下枠延出部223及び戸先側縦枠延出部243が直接当接している場合には、浴室に水が溜まってしまうとその部分から漏水が起こりやすくなる。本実施形態では、下枠延出部223及び戸先側縦枠延出部243は隙間埋め材262を介して当接しているので、浴室に水が溜まったとしても漏水が起こりにくい。
続いて、上記実施形態の変形例に係る開口部装置1Aについて説明する。開口部装置1Aは、開口部装置1と、隅部25の構造を除いてほぼ同様の構成である。従って、開口部装置1Aについては、図7及び図8により、上枠21A及び戸先側の縦枠24Aが連結することで形成される隅部25Aについて説明する。なお、説明には上記実施形態と同様の符号を用いる。図7は、隅部25Aの拡大斜視図であり、図8は、図7から上枠気密材214A及び戸先側縦枠気密材244Aを除いた状態について示した図である。図7及び図8は、隅部25Aを浴室側の左下方から見た図である。
図7及び図8に示すように、上枠21Aは、上記実施形態における上枠21と同様の構成である。
一方、戸先側の縦枠24Aは、戸先側縦枠延出部243Aの上端が切り欠かれたように形成された切り欠き部を有さない。そして、上枠延出部213Aは、見込み方向において戸先側縦枠延出部243Aよりも浴室側(戸体3側)に配置され、上枠延出部213A及び戸先側縦枠延出部243Aは、互いに端部同士が見込み方向では当接する。
なお、上枠気密材214A及び戸先側縦枠気密材244Aは、同じ気密材で構成されていない。より詳しくは、戸先側縦枠延出部243Aよりも、見込み方向において戸体3Aから近い側(脱衣室側)に位置する上枠延出部213Aに配置される上枠気密材214Aは、戸先側縦枠気密材244Aよりも見込み方向の幅が短い又は柔軟性が低い。
本実施形態の変形例によれば、上記効果(1)及び(3)の他に、以下の効果が奏される。
(5)本実施形態の変形例では、上枠延出部213Aを、見込み方向において戸先側縦枠延出部243Aよりも戸体3側に配置して、上枠延出部213A及び戸先側縦枠延出部243Aの端部同士を見込み方向で当接させた。
これにより、上枠延出部213Aの浴室側(戸体3側)に付着した水は、上枠気密材214Aが存在することにより脱衣室側には通過せずに、上枠延出部213A(上枠気密材214A)を伝って戸先側まで流れる。そして、戸先側まで流れた水は、戸先側縦枠延出部243の浴室側まで伝ってから下方に流れて円滑に浴室側に排水される。従って、本実施形態の変形例に係る開口部装置1Aは、排水性が高い。
なお、本発明は上記実施形態及びその変形例に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できる範囲での変形、改良等は本発明に含まれる。
例えば、上記実施形態では、本願発明の開口部装置1の戸体3を開き戸としたが、これに限定されず、例えば戸体3を折戸としてもよい。
また、樹脂パネル36としては、半透明部材もしくは透明部材の樹脂パネルにミラー調フィルムを貼着した樹脂パネルを用いてもよいし、樹脂パネルの代わりにガラス板にミラー調フィルムを貼着したものを用いてもよい。これらミラー調の樹脂パネルやガラス板を浴室ドアに用いた場合、脱衣室側から浴室内が見えるため、入浴者に異常があった場合、容易に確認することができる。また、入浴中に脱衣室を明るくすれば浴室内から脱衣室側が見えるため、浴室にいても開放感を感じることができる。また、入浴していない場合に浴室内を暗くすれば、脱衣室側から浴室内が見えないため、廊下/脱衣室間のドアを開放しても、廊下から浴室の中が見えてしまうことを防ぐことができる。更に、浴室に窓がある場合には、昼間、換気のために浴室の窓を開けておいても、外から脱衣室より内側が見えてしまうことを防ぐことができる一方、脱衣室側からは外まで見え、開放感を感じることができる。
また、上記実施形態では、本願発明の開口部装置1を浴室用のドアとしたが、これに限定されず、例えばテラスドアや玄関用のドアとしてもよい。
また、上記実施形態では、隅部26において、上記実施形態の変形例においては、隅部25Aにおいて、横枠延出部及び縦枠延出部が、互いの端部同士が見込み方向で当接するものとしたが、これに限定されず、隅部27,28において横枠延出部及び縦枠延出部が、互いの端部同士が見込み方向で当接するものしてもよい。
また、上記実施形態では、隅部26のみで横枠延出部及び縦枠延出部が、互いの端部同士が見込み方向で当接するものとしたが、これに限定されず、枠体2の四隅のうち二以上の隅部で横枠延出部及び縦枠延出部が、互いの端部同士が見込み方向で当接するものとしてもよい。
1 開口部装置
2 枠体
3 戸体
21 上枠(横枠)
22 下枠(横枠)
23 吊元側の縦枠(縦枠)
24 戸先側の縦枠(縦枠)
26,25A 隅部
213A 上枠延出部(横枠延出部)
223 下枠延出部(横枠延出部)
214A 上枠気密材(横枠気密材)
224 下枠気密材(横枠気密材)
225 下枠気密材取付溝(横枠気密材取付溝)
243,243A 戸先側縦枠延出部(縦枠延出部)
244,244A 戸先側縦枠気密材(縦枠気密材)
245 戸先側縦枠気密材取付溝(縦枠気密材取付溝)
262 隙間埋め材

Claims (5)

  1. 上下の横枠及び左右の縦枠により枠組みされた枠体と、該枠体内に嵌め込まれて開閉可能な戸体と、を備える開口部装置であって、
    前記横枠は、見込面から前記戸体側に延出し且つ左右方向に延設される横枠延出部と、
    前記横枠延出部の見付面側に左右方向に延びて配置され且つ前記戸体に当接する横枠気密材と、
    前記横枠延出部の見付面側に左右方向に延びて形成され且つ前記横枠気密材の一部が挿入されて取り付けられる横枠気密材取付溝と、を有し、
    前記縦枠は、見込面から前記戸体側に延出し且つ上下方向に延設される縦枠延出部と、
    前記縦枠延出部の見付面側に上下方向に延びて配置され且つ前記戸体に当接する縦枠気密材と、
    前記縦枠延出部の見付面側に上下方向に延びて形成され且つ前記縦枠気密材の一部が挿入されて取り付けられる縦枠気密材取付溝と、を有し、
    前記横枠延出部及び前記縦枠延出部は、前記枠体の四隅のうち少なくとも一の隅部において、互いの端部同士が見込み方向で当接すると共に、
    前記横枠延出部及び前記縦枠延出部の一方の気密材取付溝は、前記一の隅部において、前記横枠延出部及び前記縦枠延出部の他方の気密材取付溝より見込み方向で前記戸体側に配置される開口部装置。
  2. 前記枠体の下枠は、前記横枠延出部としての下枠延出部を有し、
    前記枠体の戸先側の縦枠は、前記縦枠延出部としての戸先側縦枠延出部を有し、
    前記戸先側縦枠延出部は、見込み方向において前記下枠延出部及び前記横枠気密材取付溝よりも前記戸体側に配置される請求項1記載の開口部装置。
  3. 前記枠体の上枠は、前記横枠延出部としての上枠延出部を有し、
    前記枠体の戸先側の縦枠は、前記縦枠延出部としての戸先側縦枠延出部を有し、
    前記上枠延出部は、見込み方向において前記戸先側縦枠延出部及び前記縦枠気密材取付溝よりも前記戸体側に配置される請求項1記載の開口部装置。
  4. 上下の横枠及び左右の縦枠により枠組みされた枠体と、該枠体内に嵌め込まれて開閉可能な戸体と、を備える開口部装置であって、
    前記横枠は、見込面から前記戸体側に延出し且つ左右方向に延設される横枠延出部と、
    前記横枠延出部の見付面側に左右方向に延びて配置され且つ前記戸体に当接する横枠気密材と、を有し、
    前記縦枠は、見込面から前記戸体側に延出し且つ上下方向に延設される縦枠延出部と、
    前記縦枠延出部の見付面側に上下方向に延びて配置され且つ前記戸体に当接する縦枠気密材と、を有し、
    前記横枠延出部及び前記縦枠延出部は、前記枠体の四隅のうち少なくとも一の隅部において、互いの端部同士が見込み方向で当接し、
    前記横枠延出部及び前記縦枠延出部のうち、見込み方向において前記戸体に近い側に配置される延出部の気密材は、前記戸体から遠い側に配置される延出部の気密材よりも見込み方向の幅が短い又は柔軟性が低い開口部装置。
  5. 上下の横枠及び左右の縦枠により枠組みされた枠体と、該枠体内に嵌め込まれて開閉可能な戸体と、を備える開口部装置であって、
    前記横枠は、見込面から前記戸体側に延出し且つ左右方向に延設される横枠延出部と、
    前記横枠延出部の見付面側に左右方向に延びて配置され且つ前記戸体に当接する横枠気密材と、を有し、
    前記縦枠は、見込面から前記戸体側に延出し且つ上下方向に延設される縦枠延出部と、
    前記縦枠延出部の見付面側に上下方向に延びて配置され且つ前記戸体に当接する縦枠気密材と、を有し、
    前記横枠延出部及び前記縦枠延出部は、前記枠体の四隅のうち少なくとも一の隅部において、互いの端部同士が見込み方向で当接し、
    前記横枠延出部は、見付面側に左右方向に延びて形成され且つ前記横枠気密材の一部が挿入されて取り付けられる横枠気密材取付溝を有し、
    前記縦枠延出部は、見付面側に上下方向に延びて形成され且つ前記縦枠気密材の一部が挿入されて取り付けられる縦枠気密材取付溝を有し、
    前記横枠延出部又は前記縦枠延出部は、前記横枠気密材取付溝の端部又は前記縦枠気密材取付溝の端部内に配置される隙間埋め材を有し、
    前記横枠延出部及び前記縦枠延出部は、互いに隙間埋め材を介して当接する開口部装置。
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