JP2017095909A - 片引き窓 - Google Patents

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Abstract

【課題】日射や気温などによる樹脂枠の温度変化による変形などの影響を軽減できる片引き窓を提供すること。【解決手段】片引き窓1は、上枠21、下枠22、第1縦枠23、第2縦枠24を有する窓枠2と、固定面材3と、内障子4と、第1縦枠23に取り付けられる金属製の縦枠用カバー材60と、下枠22に取り付けられる金属製の下枠用カバー材50とを備える。縦枠用カバー材60は、第1縦枠23の固定面材3に対向する見込み面において、閉鎖位置にある内障子4よりも室外側に露出する縦枠室外露出面を被覆する。下枠用カバー材50は、下枠22の上面において、閉鎖位置にある内障子4よりも室外側に露出する下枠室外露出面を被覆する。【選択図】図2

Description

本発明は、建物の躯体開口部に設置される片引き窓に関する。
建物の躯体開口部に設けられるサッシとして、サッシ枠(枠体)や、枠体の内側に設けられる障子の框材を、塩化ビニル樹脂(PVC)等の樹脂で形成することで、断熱性能を向上させ、結露を防止する樹脂サッシが知られている(特許文献1参照)。
この特許文献1では、日射などの影響で、樹脂製の枠体の温度が過度に上昇して、熱変形が生じると、外観品質が低下する課題を解決するため、枠体の室外側部位の見込み面を覆うように、金属製のカバー材を室外側部位の長手方向に沿って取り付けていた。
特開2015−151822号公報
ところで、特許文献1では、前記金属製のカバー材が取り付けられる樹脂サッシは、FIX窓と、縦すべり出し窓、すべり出し窓等の障子が室内外方向に開閉する開き窓であるが、片引き窓においても日射の影響等を軽減できる樹脂サッシが求められていた。
本発明の目的は、日射や気温などによる樹脂枠の温度変化による変形などの影響を軽減できる片引き窓を提供することにある。
本発明の片引き窓は、樹脂製の上枠、下枠、第1縦枠、第2縦枠を有する枠体と、少なくとも前記第1縦枠から離れた位置で前記枠体内に固定される固定面材と、前記枠体内に前記固定面材の室内側に沿ってスライド移動可能に設けられて、前記第1縦枠と前記固定面材との間の開口を閉鎖可能な可動障子と、前記第1縦枠に取り付けられる金属製の縦枠用カバー材と、前記下枠に取り付けられる金属製の下枠用カバー材とを備え、前記縦枠用カバー材は、前記第1縦枠の前記固定面材に対向する見込み面において、閉鎖位置にある可動障子よりも室外側に露出する縦枠室外露出面を被覆し、前記下枠用カバー材は、前記下枠の上面において、閉鎖位置にある可動障子よりも室外側に露出する下枠室外露出面を被覆することを特徴とする。
本発明の片引き窓は、可動障子が固定面材の室内側に配置された内動片引き窓であるため、閉鎖位置にある可動障子の室外側に、縦枠室外露出面および下枠室外露出面が露出する。各露出面は、縦枠用カバー材および下枠用カバー材で被覆されているので、太陽光が縦枠室外露出面および下枠室外露出面に到達することが防止される。このため、樹脂枠である縦枠や下枠の表面温度が上昇することも防止でき、樹脂枠の熱変形等の影響を軽減できる。
本発明の片引き窓において、前記下枠は、見込み片部と、前記見込み片部から上方に突出されて前記可動障子を案内する下レールと、前記下レールの室内側で前記見込み片部から上方に突出された室内見付け片部と、前記下レールの室外側で前記見込み片部から上方に突出された室外見付け片部とを備え、前記室内見付け片部、下レール、室外見付け片部および前記下枠用カバー材の上面高さ位置は、同じ高さに設定されていることが好ましい。
下枠の室内見付け片部、下レール、室外見付け片部および前記下枠用カバー材の上面高さ位置が、同じ高さに設定されていれば、下枠上面をフラット化して車椅子などが移動可能なバリアフリーの片引き窓とすることができる。
なお、前記室内見付け片部、下レール、室外見付け片部および前記下枠用カバー材の上面高さ位置が同じ高さであるとは、車椅子等での移動を阻害しない高さ寸法の差は許容するものである。
本発明の片引き窓において、前記下枠および前記下枠用カバー材間には、下枠側ホロー部が形成され、前記第1縦枠および前記縦枠用カバー材間には、縦枠側ホロー部が形成されていることが好ましい。
下枠側ホロー部および縦枠側ホロー部を備えていれば、下枠用カバー材および縦枠用カバー材を、下枠および縦枠から離間して配置できる。このため、各カバー材が下枠、縦枠に密着して配置されている場合に比べて、金属製のカバー材から樹脂枠に熱が伝わることを抑制できる。したがって、樹脂枠の熱変形をさらに抑制できる。
本発明の片引き窓において、前記下枠用カバー材の上面は、室外側に向かって下がる水勾配が形成されていることが好ましい。
下枠用カバー材の上面に水勾配が形成されていれば、下枠用カバー材の上面に降った雨水などを室外側に容易に排水でき、下枠用カバー材の上面に水が溜まることを防止できる。
本発明の片引き窓において、前記下枠用カバー材および前記縦枠用カバー材は、表面板部材と、立ち上がり部材とを備えて構成され、前記表面板部材は、前記下枠用カバー材および前記縦枠用カバー材が取り付けられる下枠または縦枠に形成された突起に係合するフック部と、前記立ち上がり部材が係合する溝部とを有し、前記立ち上がり部材は、前記下枠または前記縦枠に係合する係合部と、前記表面板部材の前記溝部に係合する突片部とを有することが好ましい。
各カバー材を、表面板部材および立ち上がり部材の2部材を備えて構成することで、各カバー材を下枠や縦枠にスナップフィット式に容易に取り付けることができる。また、下枠用カバー材には水勾配が形成された表面板部材を用意し、縦枠用カバー材には水勾配が形成されていない表面板部材を用意することで、立ち上がり部材を兼用しながら、水勾配の有無で2種類のカバー材を構成できる。したがって、部品種類を少なくでき、製造コストを低減できる。
本発明の片引き窓において、前記下枠には、下枠の上面から突出する突出片が下枠の長手方向に連続して形成され、前記突出片には、排水経路となる切欠部が形成され、前記下枠の室外端部には、網戸レールが取り付けられ、前記切欠部は前記網戸レールで隠されていることが好ましい。
下枠の上面から突出する突出片は、カバー材の取付けなどに利用できる。また、突出片に切欠部が形成されていれば、下枠の上面に流入した雨水が突出片で堰き止められることがなく、切欠部から室外側に排水できる。また、網戸レールで切欠部を隠しているので、切欠部が室外側から視認されることがなく、意匠性を向上できる。さらに、切欠部を隠す部品を網戸レールで兼用しているので、部品点数を少なくできる。
本発明の片引き窓によれば、日射や気温などによる樹脂枠の温度変化による変形などの影響を軽減できる。
本発明の実施形態に係る片引き窓を示す内観姿図。 前記実施形態に係る片引き窓を示す斜視図。 前記実施形態に係る片引き窓を示す縦断面図。 前記実施形態に係る片引き窓を示す横断面図。 前記実施形態に係る片引き窓の下枠を示す拡大断面図。 前記実施形態に係る片引き窓の要部の横断面図。 前記実施形態に係る片引き窓の要部の分解斜視図。
[本実施形態の構成]
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
本実施形態に係る片引き窓1は、図1〜4に示すように、建物躯体の開口部に設置されるものであり、窓枠2(枠体)と、窓枠2内に固定された固定面材3と、窓枠2内に左右方向にスライド移動可能に配置された内障子4(可動障子)とを備えた内動片引き窓である。
窓枠2は、図2の室外側から見た斜視図に示すように、上枠21、下枠22および左右の縦枠23,24を四周枠組みし、縦枠23,24間に中骨25を設けて構成されている。上枠21、下枠22、左右の縦枠23,24および中骨25は、樹脂製の押出形材によって形成された樹脂枠材である。図1において右側(図2において左側)に示す縦枠23は、内障子4に対して戸先側に位置しており、後述する戸先側の縦框43が当接する戸先側の縦枠(第1縦枠)を構成している。図1において左側(図2において右側)に示す縦枠24は、内障子4に対して戸尻側に位置する戸尻側の縦枠(第2縦枠)を構成している。
上枠21、下枠22および左右の縦枠23,24は、図3,4に示すように、室外見付け片部210と、見込み片部220と、室内見付け片部230とをそれぞれ有している。上枠21、下枠22、縦枠23の各室外見付け片部210と中骨25とには、図4,5に示すように、閉鎖位置にある内障子4に対向して位置する気密材26が四周連続して取り付けられている。
上枠21および下枠22の気密材26が取り付けられる装着溝211(図5,6参照)において、固定面材3が配置される中骨25および縦枠24間には装着溝211を塞ぐ目地ガスケット28が取り付けられている。この目地ガスケット28は、縦枠24にも取り付けられている。目地ガスケット28の中骨25側の端部は、上枠21および下枠22に固定される図示しない風止版に当接されている。
上枠21には、内障子4を左右方向に案内する上レール241が形成されており、下枠22には、内障子4を左右方向に案内する下レール242が形成されている。
縦枠23、24には、内障子4の戸当り部243、244が形成されている。
固定面材3は、図3,4に示すように、トリプルガラス等からなる面材31を備えている。面材31の室内面側周縁は、上枠21、下枠22、縦枠24の各室外見付け片部210と中骨25の室内見付け片部251とに当接している。面材31の室外側周縁は、上枠21、下枠22、縦枠24および中骨25に装着された押縁27に当接している。
このように面材31は、上枠21、下枠22、縦枠24および中骨25によって図1に示す片引き窓1の左半分の位置に固定されている。
内障子4は、上框41、下框42、左右の縦框43,44およびトリプルガラス等からなる面材45を四周框組みして構成されている。上框41、下框42および左右の縦框43,44は、樹脂製の押出形材によって形成された樹脂框材である。図1において右側に示す縦框43は戸先側の縦框であり、図1に示す縦框44は戸尻側の縦框(召合せ框)である。
面材45は、上框41、下框42、縦框43,44と、これらの框に装着された押縁47とで挟持されている。
次に、上枠21、下枠22および左右の縦枠23,24について、図5に拡大して示す下枠22を例に説明する。
図5に示すように、下枠22の見込み片部220は、見込み方向つまり室内外方向に沿って形成され、複数の中空部(ホロー部)を有する形状とされている。室外見付け片部210は、見込み片部220の見込み方向の略中間部から各枠の見付け方向(下枠22では上方)に突設されている。
見込み片部220は、室外見付け片部210よりも室外側に延出する室外延出部221と、室外延出部221の室外側に延出され、かつ、室外延出部221よりも厚さ寸法が小さい室外端部222とを備えている。
室内見付け片部230は、見込み片部220の室内側端部から各枠の見付け方向に突設されている。
室外延出部221の見込み面(上面)には、断面略L字状に形成された係合片部223が一体に形成されている。係合片部223は、見込み片部220の上面から見付け方向(下枠22では上方)に突設され、さらに室外方向に延長されている。
係合片部223よりも室外側には、室外延出部221と室外端部222との厚さ寸法の差で生じる段差部224が形成されている。このため、室外延出部221の上面と、室外端部222の上面は、段差部224を介して連続している。
室外端部222の上面には、突出片部225と、取付片部226とが一体に形成されている。
突出片部225は、段差部224よりも室外側の位置で、室外端部222の上面から見付け方向(下枠22では上方)に突設されている。このため、突出片部225と段差部224との間には溝が形成されている。
取付片部226は、突出片部225よりも室外側の位置で、室外端部222の上面から見付け方向に突設され、さらに室外方向に延長されている。このため、突出片部225と取付片部226との間にも溝が形成されている。この突出片部225と取付片部226との溝は、前記押縁27の取付溝としても利用されている。
ここで、突出片部225および取付片部226の上面は、室外延出部221の上面とほぼ同じ高さ位置とされている。
室外見付け片部210には、前記気密材26が装着される装着溝211が形成されている。また、室外見付け片部210の上端部の室外面には、室外側に僅かに突出する突起212が形成されている。
下枠22の下レール242には溝245が形成され、図3に示すように戸車46を案内するレール部材246が保持されている。
上枠21および縦枠23、24は、下枠22における下レール242に対応する上レール241、戸当り部243、244の形状が相違する点と、下枠22の室外端部222の下面には断面L字状の係止部227が形成されているのに対し、上枠21および縦枠23、24には形成されていない点を除き、下枠22と同じ断面形状とされている。すなわち、上枠21、縦枠23、24は同一断面形状とされている。
下枠22において、中骨25および縦枠(第2縦枠)24間は固定面材3が配置されるため、室外側に露出しない。一方、下枠22において、中骨25および縦枠(第1縦枠)23間は固定面材3が配置されていない開口とされており、この部分が内障子4の室外側に露出する下枠室外露出面205とされている。
また、縦枠24の見込み面は固定面材3が配置されるため室外側に露出しない。一方、縦枠23の見込み面において、内障子4の室外側の部分は、図6に示すように、縦枠室外露出面206とされている。
すなわち、下枠室外露出面205は、下枠22の室外見付け片部210の上面において装着溝211よりも室外側の面と、室外見付け片部210の室外面と、室外延出部221の上面とを備えて構成されている。
同様に、縦枠室外露出面206は、縦枠23の室外見付け片部210の表面(見込み面)において装着溝211よりも室外側の面と、縦枠23の室外見付け片部210の室外面と、室外延出部221の表面とを備えて構成されている。
下枠22および縦枠23には、アルミニウムやステンレス等の金属製とされて、下枠室外露出面205および縦枠室外露出面206を覆う下枠用カバー材50および縦枠用カバー材60が取り付けられている。
下枠用カバー材50は、図6、7にも示すように、前記縦枠23に取り付けられた縦枠用カバー材60と、中骨25との間に配置されて下枠22に取り付けられている。なお、下枠用カバー材50の長さ寸法(下枠22の長手方向に沿った寸法であり、片引き窓1の左右方向の寸法)は、縦枠用カバー材60および中骨25間の寸法に比べて僅かに小さくされている。これは、樹脂製の下枠22と、金属製の下枠用カバー材50とで線膨張係数が異なるため、熱による伸び量の違いを吸収できるようにするためである。このため、下枠用カバー材50と中骨25との間に隙間が生じるため、この隙間を隠すために、端部キャップ53が配置されている。
端部キャップ53は、下枠用カバー材50および中骨25間に配置される本体板部531と、本体板部531の上面および室外面に取り付けられたカバー板部532、533とを備えている。本体板部531には、前記下枠用カバー材50を支持する突起部534が形成されている。この突起部534は、下枠用カバー材50が熱によって伸縮しても突起部534の上面から外れないような長さ寸法に設定されている。また、突起部534は、下枠用カバー材50の端部に当接する面が傾斜面とされ、本体板部531に対して弾性変形可能に構成されている。このため、端部キャップ53を、下枠用カバー材50および中骨25間の隙間に上方から押し込むと、突起部534の傾斜面が下枠用カバー材50の端部に当接して突起部534が中骨25側に弾性変形し、下枠用カバー材50が突起部534の傾斜面を超えると、突起部534が元の状態に戻り、下枠用カバー材50に係合する。これにより、端部キャップ53を下枠用カバー材50および中骨25間に取り付けることができる。
次に、下枠用カバー材50および縦枠用カバー材60について詳細に説明する。なお、各カバー材50、60は、ほぼ同じ構成であるため、下枠用カバー材50を例に説明する。
下枠用カバー材50は、図5に示すように、表面板部材51と、立ち上がり部材55との2部材で構成されている。
立ち上がり部材55は、立ち上がり壁部56と、係止片部57とを備えて構成されている。
立ち上がり壁部56は、下枠22の見付け方向に沿って設けられ、その下端部は、取付片部226の角部(凸部)に係合する係合溝を有する係合部561と、係合部561から斜め下方に延出されたガイド部562とを備えている。立ち上がり壁部56の上端部は、室内側に延出された突片部563を備えている。
係止片部57は、立ち上がり壁部56から室内側に突出した水平部571と、水平部571の先端から斜め下方に向かって延出された傾斜部572と、傾斜部572の下端から下方に向かって延出された鉛直部573と、鉛直部573の上下方向の中間部から室内側に突出された当接部574とを備えている。このため、鉛直部573の下端は、当接部574よりも下方に突出して形成されている。
当接部574の室内側先端には、斜め上方に延出されたガイド部575が形成されている。
立ち上がり部材55は、係合部561の係合溝が取付片部226の凸部に係合し、鉛直部573の室内面が見込み片部220の段差部224に当接している。この際、取付片部226の凸部と段差部224との間の寸法は、係合されていないフリー状態の立ち上がり部材55における係合部561の溝部および鉛直部573の室内面間の寸法よりも小さな寸法に設定されている。このため、立ち上がり部材55は、取付片部226および段差部224間にはめ込まれた状態では、立ち上がり壁部56および係止片部57が撓んで配置され、係合部561および鉛直部573が取付片部226および段差部224に付勢された状態で取り付けられている。
また、立ち上がり部材55を取り付ける場合には、立ち上がり壁部56のガイド部562が取付片部226に当接して係合部561が室内側に移動するように弾性変形するため、係合部561の取付片部226への係合をスムーズに行うことができる。
当接部574は、係合片部223と見込み片部220の上面との間の溝に差し込まれており、ガイド部575が係合片部223に当接することで、鉛直部573が上方に浮き上がることを防止している。したがって、鉛直部573が段差部224から外れることも防止できる。
したがって、立ち上がり壁部56の係合部561、係止片部57の鉛直部573、当接部574、ガイド部575によって、立ち上がり部材55を下枠22に係合する係合部が構成されている。
表面板部材51は、平板状に形成された表面板部511と、表面板部511の室外側端縁部近傍の下面から突設された断面L字状の係合片部512と、表面板部511の室内側端部の近くの下面から突設されたフック部513とを備えている。
表面板部材51と立ち上がり部材55とは、係合片部512で形成される溝部に、立ち上がり壁部56の突片部563を差し込むことで連結されている。
また、フック部513の折曲された凸部を、室外見付け片部210の突起212に係止することで、表面板部材51は、スナップフィット式に室外見付け片部210に取り付けられる。
なお、表面板部材51において、フック部513よりも室内側に延出された部分は、室外見付け片部210の上面に当接し、室外見付け片部210に取り付けられた気密材26部分までを覆っている。
この際、表面板部511は、その表面が室内側から室外側に向かって低くなるように水勾配が付けられている。この水勾配は、2〜4度程度、例えば3度とされ、表面板部511上の雨水等をスムーズに室外側に排出できるように設定されている。
縦枠用カバー材60は、図6に示すように、表面板部材61と、立ち上がり部材65とを備えている。立ち上がり部材65は、下枠用カバー材50の立ち上がり部材55と同一部品であるため、説明を省略する。
表面板部材61は、表面に水勾配が形成されていない点を除き、下枠用カバー材50の表面板部材51と同じ構成であるため、説明を省略する。
下枠用カバー材50は、表面板部材51の室内側端部と、立ち上がり部材55の下端部とで、下枠22に接触しているが、その他の部分は下枠22から離れて配置されている。このため、下枠用カバー材50と下枠22との間には、下枠側ホロー部(中空部)59が形成されている。
縦枠用カバー材60も、同様に、表面板部材61の室内側端部と、立ち上がり部材65の下端部とで縦枠23に接触し、その他の部分は縦枠23から離れて配置されている。このため、縦枠用カバー材60と縦枠23との間には、縦枠側ホロー部(中空部)69が形成されている。
また、縦枠用カバー材60の表面板部材61の見込み面は、縦枠23の室外見付け片部210、室内見付け片部230、戸当り部243の見込み面とほぼ揃った位置に配置されている。このため、内障子4を開いた際に、縦枠23および縦枠用カバー材60の見込み面がほぼ直線状に揃って配置されて意匠性が向上する。
[網戸レール]
上枠21および下枠22には、スライド式の網戸70を案内する網戸レール71が取り付けられている。網戸レール71は、アルミニウムやステンレス等の金属製のレールであり、図5に示すように、取付片部226にビス止めされる固定片部711と、固定片部711から網戸70側に突出するレール部712と、固定片部711から室外端部222側に突出するカバー部713とを備えている。
レール部712の上端は、下枠用カバー材50の上面や、室外見付け片部210、室内見付け片部230の上面とほぼ同じ高さ位置とされている。
カバー部713は、網戸レール71を固定するビスが室外側に露出しないように、室外端部222と取付片部226との間の溝部の開口を覆っている。ただし、カバー部713と室外端部222との間には僅かな隙間が設定され、その隙間から排水可能に構成されている。
縦枠23および縦枠24には、図4,6に示すように、室外端部222の室外面(見付け面)を被覆し、網戸70の縦框が当接するカバー75が取り付けられている。このカバー75は、アルミニウムやステンレス等の金属製のカバーであり、縦枠23、24の取付片部226にビス止めされる固定片部751と、固定片部751から網戸70側に突出する戸当り部752と、固定片部751から室外端部222側に突出するカバー部753とを備えている。
カバー部753は、室外端部222と取付片部226との間の溝部の開口から、室外端部222の室外面を覆い、さらに、室外端部222に沿って室内側に折曲され、その先端部は、室外端部222に形成された凹部に係合されている。
[排水経路]
下枠用カバー材50で被覆された下枠22の下枠室外露出面205は、内障子4の室外側に配置されるため、前記下枠側ホロー部59には雨水が浸入する。また、縦枠用カバー材60の表面に付着した水も、縦枠用カバー材60から下枠22の室外延出部221に流れる。このため、下枠22の下枠側ホロー部59に浸入した水を排水する経路が必要となる。
本実施形態では、下枠22において室外延出部221の表面に係合片部223が形成され、室外端部222の表面に突出片部225、取付片部226が形成されている。そのため、係合片部223、突出片部225、取付片部226の一部を切り欠いて、排水経路としている。
係合片部223は、図6,7にも示すように、縦枠23側の端部と、中骨25側の端部との2箇所に切欠部228が形成されて排水経路とされている。
また、突出片部225および取付片部226も2箇所に切欠部229が形成されて排水経路とされている。この切欠部229は、下枠22の長手方向に沿った位置が、前記係合片部223の2つの切欠部228とは異なる位置に形成されている。
したがって、下枠側ホロー部59に浸入した水は、係合片部223に沿って流れて左右いずれかの切欠部228から突出片部225側に流れ、さらに突出片部225に沿って流れた水は、切欠部229から網戸レール71の下側の隙間を介して室外側に排出される。なお、本実施形態では、突出片部225、取付片部226によって、下枠22の上面から突出して下枠22の長手方向に連続する突出片が構成され、切欠部229によって突出片に形成された切欠部が構成されている。
ここで、係合片部223に形成された切欠部228は、下枠用カバー材50で覆われて隠されている。
突出片部225、取付片部226に形成された切欠部229は、網戸レール71のカバー部713によって室外側から視認できないように隠されている。また、取付片部226の上面には、網戸レール71の固定片部711が取り付けられており、固定片部711の室内側には下枠用カバー材50が配置されて前記切欠部229が覆われているので、網戸レール71のレール部712と、下枠用カバー材50の立ち上がり部材55との隙間からも前記切欠部229は視認できないように隠されている。
[カバー材の取付手順]
以下、本実施形態に係る片引き窓1において、下枠用カバー材50および縦枠用カバー材60の取付手順について説明する。なお、縦枠用カバー材60の取り付け手順は、下枠用カバー材50と同一であるため、以下の説明では、下枠用カバー材50の取り付け手順を例に説明する。
まず、立ち上がり部材55を、下枠22に取り付ける。すなわち、立ち上がり部材55を室内側に傾けた状態で、ガイド部575および当接部574を係合片部223の溝部に差し込む。そして、当接部574を差し込んで、鉛直部573が段差部224に当接したら、立ち上がり部材55を垂直方向に戻し、立ち上がり壁部56のガイド部562を取付片部226に押し付け、係合部561を取付片部226の凸部に係合する。
次に、図5の二点鎖線で示すように、立ち上がり部材55の突片部563に、表面板部材51の表面板部511と係合片部512間の溝を差し込む。そして、表面板部材51のフック部513を室外見付け片部210の突起212に係合して取り付ける。これにより、下枠用カバー材50を、ビスなどを用いることなく、スナップフィット式に下枠22に取り付けることができる。
同様の手順で、縦枠用カバー材60も縦枠23に取り付けることができる。なお、本実施形態では、先に縦枠用カバー材60を取り付けた後に、下枠用カバー材50を取り付ける手順とされている。
以上により、下枠22の下枠室外露出面205が下枠用カバー材50で覆われ、縦枠23の縦枠室外露出面206が縦枠用カバー材60で覆われる。また、下枠用カバー材50、縦枠用カバー材60で覆われていない取付片部226の部分は、網戸レール71およびカバー75によって覆われる。
[本実施形態の効果]
(1)本実施形態では、内障子4の室外側に露出する下枠22の下枠室外露出面205と、縦枠23の縦枠室外露出面206とを、下枠用カバー材50および縦枠用カバー材60で被覆しているので、太陽光が下枠室外露出面205や縦枠室外露出面206に到達することを防止できる。このため、樹脂枠である下枠22や縦枠23の表面温度が上昇することも防止でき、樹脂枠の熱変形等の影響を軽減できる。
さらに、金属製の網戸レール71やカバー75を取り付けているので、下枠用カバー材50や縦枠用カバー材60で覆われていない取付片部226や、縦枠23の室外端部222の室外面に太陽光が照射することを防止でき、この点でも樹脂枠の熱変形などの影響をより軽減できる。
また、気温が低い場合に、樹脂製の窓枠2に衝撃が加わると、割れや破損が生じる虞がある。特に、下枠22や縦枠23は、内障子4を開いて開口を出入りする際に、物を落とすことなどで衝撃が加わり、破損する可能性がある。本実施形態では、下枠22や縦枠23の室外露出面205,206を、金属製の下枠用カバー材50、縦枠用カバー材60で覆って保護しているため、物を落としたりしても、下枠22や縦枠23が破損することを防止できる。
(2)下枠22と下枠用カバー材50との間には下枠側ホロー部59が形成され、縦枠23と縦枠用カバー材60との間には縦枠側ホロー部69が形成されている。このため、下枠用カバー材50および縦枠用カバー材60を、下枠22および縦枠23から離間して配置でき、金属製のカバー材50,60から下枠22、縦枠23に熱が伝わることを抑制できる。したがって、下枠22、縦枠23の熱変形をさらに抑制できる。
(3)下枠用カバー材50の上面(表面板部材51の表面)と、下枠22の室内見付け片部230、下レール242、室外見付け片部210の各上面と、網戸レール71の上面との高さ位置を同じ高さに設定しているので、下枠22、下枠用カバー材50、網戸レール71の上面をほぼフラットな状態にできる。このため、下枠22の上面を車椅子で移動でき、バリアフリー対応の片引き窓1とすることができる。
(4)下枠用カバー材50および網戸レール71の上面と、下枠22の上面とがほぼ揃っており、縦枠用カバー材60およびカバー75の見込み面と、縦枠23の見込み面とがほぼ揃っているため、下枠22および縦枠23の見込み面をほぼフラットでシンプルな意匠にでき、外観を向上できる。
その上、下枠22や縦枠23の係合片部223、段差部224、突出片部225、取付片部226等を、下枠用カバー材50、縦枠用カバー材60、網戸レール71、カバー75で隠すことができ、この点でも意匠性を向上できる。特に、下枠22の係合片部223や、突出片部225、取付片部226には、排水経路用の切欠部228、229を形成しているが、これらの切欠部228、229も下枠用カバー材50や網戸レール71で隠すことができ、意匠性を向上できる。
(5)下枠用カバー材50および縦枠用カバー材60は、下枠22や縦枠23にスナップフィット式に取り付けられるので、ビス等で固定する場合に比べて、容易に取り付けることができる。さらに、取り外しも容易であるため、カバー材50、60が変形・破損した場合でも容易に交換できる。
その上、各カバー材50、60は、表面板部材51、61と、立ち上がり部材55、65との2つの部材で構成しているので、これらが一体に形成されている場合に比べて、カバー材50、60の着脱作業を容易に行うことができる。例えば、表面板部材51、61が立ち上がり部材55、65と別体であれば、当接部574を係合片部223の溝部に差し込む場合などに視認しながら作業でき、各カバー材50、60を下枠22、縦枠23に取り付ける作業や取り外す作業を容易に行うことができる。
(6)下枠用カバー材50、縦枠用カバー材60において、立ち上がり部材55、65は同一部品を兼用できるため、部品種類を少なくできる。また、表面板部材51、61は、水勾配の有無のみが相違するため、容易に製造できる。
(7)網戸レール71やカバー75が、上枠21、下枠22、縦枠23、24とは別体のアタッチメント式であるため、網戸70の種類に応じて交換することができる。したがって、スライド網戸や上げ下げ網戸、ロール網戸など、様々な種類の網戸を利用することができる。
さらに、網戸レール71、カバー75は、金属製であるため、樹脂製の断面が細い形状の網戸レールを用いる場合に比べて、剛性を向上できて、破損や変形の発生を抑制できる。
(8)下枠用カバー材50と中骨25との間にクリアランスを確保し、その隙間を端部キャップ53で隠しているので、下枠用カバー材50と下枠22との熱伸縮量が異なるために、下枠用カバー材50が中骨25に押し付けられることも防止できる。
[変形例]
本発明は、以上の実施形態で説明した構成のものに限定されず、本発明の目的を達成できる範囲での変形例は、本発明に含まれる。
例えば、前記実施形態では、下枠用カバー材50や網戸レール71の上面を、室外見付け片部210、室内見付け片部230、下レール242の上面とほぼ同じ高さとして下枠22のフラット化を実現しているが、バリアフリーが要求されない場合には、下枠用カバー材50の上面高さを、下枠22の上面と異ならせてもよい。同様に、縦枠用カバー材60の見込み面と、縦枠23の見込み面とを揃えなくてもよい。
前記実施形態では、下枠用カバー材50と下枠22との間に下枠側ホロー部59を形成し、縦枠用カバー材60と縦枠23との間に縦枠側ホロー部69を形成していたが、下枠用カバー材50や縦枠用カバー材60を下枠22や縦枠23に密着させてホロー部を形成しなくてもよい。
カバー75と同様に、網戸レール71のカバー部713を延長して、上枠21や下枠22の室外端部222の室外面を被覆してもよい。
本発明において、下枠用カバー材50が下枠22の上面における下枠室外露出面205を被覆するとは、表面温度が上昇しやすく熱変形等の影響を受けやすい部分や、落下物が衝突しやすい部分を覆うことを意味する。したがって、下枠用カバー材50は、下枠室外露出面205の全面を覆うものに限らない。すなわち、下枠用カバー材50は、下枠22の表面温度の上昇を抑制して熱変形等の影響を軽減したり、落下物等が直接下枠22に衝突しないように保護できればよいため、前記熱変形等の影響を受けにくい部分や、落下物が衝突するおそれが無い部分は覆わずに、熱変形等の影響を受けやすい部分や落下物が衝突するおそれがある部分のみを覆うものでもよい。
同様に、縦枠用カバー材60が縦枠23の見込み面における縦枠室外露出面206を被覆するとは、少なくとも熱変形等の影響を受けやすい部分や、物が衝突しやすい部分を覆うことを意味する。したがって、縦枠23の縦枠室外露出面206を覆う縦枠用カバー材60も、縦枠室外露出面206の全面を覆うものに限らず、縦枠室外露出面206の一部を残して覆うものでもよい。
下枠用カバー材50や縦枠用カバー材60は、表面板部材51、61および立ち上がり部材55、65が別体とされたものに限定されず、これらが一体に形成されたカバー材でもよい。また、下枠用カバー材50や縦枠用カバー材60の下枠22や縦枠23への取付構造は、前記実施形態に限定されない。
また、本発明は、前記実施形態の片引き窓1に限定されず、両袖片引き窓にも適用可能である。
1…片引き窓、2…窓枠(枠体)、3…固定面材、4…内障子(可動障子)、21…上枠、22…下枠、23…第1縦枠、24…第2縦枠、25…中骨、26…気密材、27…押縁、50…下枠用カバー材、51…表面板部材、53…端部キャップ、55…立ち上がり部材、56…立ち上がり壁部、57…係止片部、59…下枠側ホロー部、60…縦枠用カバー材、61…表面板部材、65…立ち上がり部材、69…縦枠側ホロー部、70…網戸、71…網戸レール、75…カバー、205…下枠室外露出面、206…縦枠室外露出面、210…室外見付け片部、212…突起、220…見込み片部、221…室外延出部、222…室外端部、223…係合片部、224…段差部、225…突出片部、226…取付片部、227…係止部、228…切欠部、229…切欠部、230…室内見付け片部、241…上レール、242…下レール、511…表面板部、512…係合片部、513…フック部、561…係合部、563…突片部、573…鉛直部、574…当接部、575…ガイド部。

Claims (6)

  1. 樹脂製の上枠、下枠、第1縦枠、第2縦枠を有する枠体と、
    少なくとも前記第1縦枠から離れた位置で前記枠体内に固定される固定面材と、
    前記枠体内に前記固定面材の室内側に沿ってスライド移動可能に設けられて、前記第1縦枠と前記固定面材との間の開口を閉鎖可能な可動障子と、
    前記第1縦枠に取り付けられる金属製の縦枠用カバー材と、
    前記下枠に取り付けられる金属製の下枠用カバー材とを備え、
    前記縦枠用カバー材は、前記第1縦枠の前記固定面材に対向する見込み面において、閉鎖位置にある可動障子よりも室外側に露出する縦枠室外露出面を被覆し、
    前記下枠用カバー材は、前記下枠の上面において、閉鎖位置にある可動障子よりも室外側に露出する下枠室外露出面を被覆する
    ことを特徴とする片引き窓。
  2. 請求項1に記載の片引き窓において、
    前記下枠は、見込み片部と、前記見込み片部から上方に突出されて前記可動障子を案内する下レールと、前記下レールの室内側で前記見込み片部から上方に突出された室内見付け片部と、前記下レールの室外側で前記見込み片部から上方に突出された室外見付け片部とを備え、
    前記室内見付け片部、下レール、室外見付け片部および前記下枠用カバー材の上面高さ位置は、同じ高さに設定されている
    ことを特徴とする片引き窓。
  3. 請求項1または請求項2に記載の片引き窓において、
    前記下枠および前記下枠用カバー材間には、下枠側ホロー部が形成され、
    前記第1縦枠および前記縦枠用カバー材間には、縦枠側ホロー部が形成されている
    ことを特徴とする片引き窓。
  4. 請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の片引き窓において、
    前記下枠用カバー材の上面は、室外側に向かって下がる水勾配が形成されている
    ことを特徴とする片引き窓。
  5. 請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の片引き窓において、
    前記下枠用カバー材および前記縦枠用カバー材は、表面板部材と、立ち上がり部材とを備えて構成され、
    前記表面板部材は、前記下枠用カバー材および前記縦枠用カバー材が取り付けられる下枠または縦枠に形成された突起に係合するフック部と、前記立ち上がり部材が係合する溝部とを有し、
    前記立ち上がり部材は、前記下枠または前記縦枠に係合する係合部と、前記表面板部材の前記溝部に係合する突片部とを有する
    ことを特徴とする片引き窓。
  6. 請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の片引き窓において、
    前記下枠には、下枠の上面から突出する突出片が下枠の長手方向に連続して形成され、
    前記突出片には、排水経路となる切欠部が形成され、
    前記下枠の室外端部には、網戸レールが取り付けられ、前記切欠部は前記網戸レールで隠されている
    ことを特徴とする片引き窓。
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