JP6657283B2 - 建具 - Google Patents

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Description

本発明は、建物の開口枠とドア本体等障子との間に防音のために気密材が取り付けられる建具に関する。
例えば、建物の開口枠とドア本体との間に防音のために気密材が取り付けられたドアが知られているが、ドア本体の吊元側には丁番が設けられているので、気密材をドア本体の室内側面に当接するように開口枠に取付けたり、ドア本体の外周面に設けた丁番をさけてドア本体の外周側に取付けることにより防音性を発揮させていた。
特開2009−263863号公報
最近では、火災時の安全性を向上させるために、ドア本体等障子と開口枠との間に熱により膨張する熱膨張材を設けることができる建具が求められている。しかしながら、上記先行技術文献のように、ドアの吊元側においては丁番が設けられているために気密材を設ける箇所が限定され、さらにドア本体と開口枠との間に上下に連続して熱膨張材を取り付ける場所を確保することが難しかった。
本発明は、上記事情を鑑みたものであり、障子と開口枠との間において、通常時には十分な防音性を発揮できるとともに、防火建具として対応することができる建具を提供することを目的とする。
本発明の一つの実施形態は、開口枠と、障子を備え、開口枠と障子との間に室外側気密材及び室内側気密材が設けられて気密構造が形成されているとともに、開口枠の内周側見込面に、障子の角部に跨ると共に室外側気密材及び室内側気密材に対向するように熱膨張材が配置されており、熱膨張材は、火災時に室外側気密材と室内側気密材とにより形成される空間部に充填される建具である。
ドアの吊元側における防音性を向上させることができるとともに、熱膨張材を取付ける場所を確保することができ、耐火ドアとしても使用することが可能となる。
本発明の実施形態に係るドアの全体斜視図である。 本発明の実施形態に係るドアの横断面図である。 本発明の実施形態に係るドアの要部の拡大図である。
本発明を、図1乃至3に示す実施形態のドアを用いて説明する。
(全体の構成)
図1に示すように、本発明の実施形態のドアは、左右の縦枠13,14に上枠11及び下枠12を突き合わせて固定してなる開口枠1と、上下框21,22及び左右縦框23,24とを四周に組んでその内周にパネル25が嵌め込まれてなるドア本体(障子)2と、ドア本体2を建物の開口枠1に開閉自在に支持する丁番(支持具)3と、ドアの吊元側に配置され開口枠1とドア本体2との間を気密する気密材とから構成されている。
(ドア本体の構成)
図2に示すように、ドア本体2の戸先側縦框23の室外側には略L字状の戸先側覆部231が延設されるとともに、戸先側覆部231の内面には室外側気密材41が上下方向に亘って配置されており、ドア本体2と開口枠1との戸先側の気密を行っている。
一方、図3に示すように、ドア本体2の吊元側縦框24の外周面には、丁番3を構成する羽板32,33の一方の羽板33がネジ等により固定されており、固定された羽板33の室内側には上下に連続する気密材係合部241が形成されている。気密材係合部241は、室内側壁部241aと室外側壁部241bとにより外周方向に開口する溝状に形成されている。
気密材係合部241を構成する室外側壁部241bの室外側面には、丁番3の一方(ドア本体側)の羽板33の室内側端部が当接し、丁番3の見込み方向の位置決め部材として作用している。また、気密材係合部241を構成する室内側壁部241aは、縦框24の室内側壁が外周方向に面一に延設されることにより形成されており、室外側壁部241bよりも外周方向にやや突出している。
気密材係合部241に取付けられる室外側気密材42は、固定部42aと固定部42aより湾曲状に延設される舌片部42bとにより構成されており、図3に示す実施形態において舌片部42bは、固定部42aより一側方向(室内側方向)に一旦延設されたのち、他方向(室外側方向)に向けて湾曲状に延設されている。
そして、固定部42aが溝状の気密材係合部241に挿入されることにより、湾曲状の舌片部42bが室内側から室外側に向かって外周方向へ向かうように固定され、ドア本体2の閉鎖時に建物の開口枠1に当接してドア本体2と開口枠1との吊元側の気密が行われている。
(開口枠の構成)
図2に示すように、建物の開口枠1の縦枠13,14は、開口部の内周面を覆う内周壁131,141と、内周壁131,141の室内側端部より外周方向へ設けられ室内側壁132,142と、内周壁131,141の室側端部より外周方向へ設けられる室外側壁133,143とにより構成されている。そして、吊元側の縦枠14の内周壁141には、丁番3を構成する他方の羽板32がネジ等により固定されており、ドア本体2を揺動自在に支持している。
開口枠1の縦枠13,14の内周壁131,141には、戸当り片134,144がその室内側より内周方向へ向かって延設されており、戸当り片134,144の内周方向先端部には室外側に向かって開口する溝状の気密材係合部134a,144aが形成されている。そして、気密材係合部134a,144aには、室内側気密材43,44が装着されている。
図3に示すように、室内側気密材44(戸先側の室内側気密材43についても、同様である。)は、気密材係合部144aに係合する固定部44aと、固定部44aに連続する中空部44bと、中空部44bより突設する気密片部44cとにより見込み方向に肉厚に構成されており、ドアの閉鎖時にドア本体2の室内側面に当接して気密するとともに、使用者が誤ってドアに指等を挟んでしまったときの衝撃を和らげることができる。
また、室内側気密材44が肉厚に構成されていることにより、吊元側においてはドアの開閉に伴って室内側気密材44が縦枠14と吊元側縦框24との間に巻き込まれやすくなるが、縦框24の室内側壁が外周方向にやや突出して形成されているので、巻き込みを防止することができる。
そして、開口枠1の気密材係合部134a,144aに装着された室内側気密材43,44とドア本体2側に配置された室外側気密材41,42とにより、具体的には、戸先側においては、戸先側覆部231の内面に設けられた室外側気密材41と室内側気密材43とにより、吊元側においては、吊元側縦框24の外周面に設けられた室外側気密材42と室内側気密材44とにより、ドア本体2と開口枠1とは、2重の気密構造を備えることとなる。
このように、開口枠1とドア本体2との間には、ドア本体2側に配置された室外側気密材41,42と、開口枠1に配置された室内側気密材43,44とにより、空間A,Bが形成されるので防音性、遮音性を向上させることができる。
また、縦枠13,14の内周壁131,141の内周面には、室内側壁部135a,145a及び室外側壁部135b,145bにより構成される溝状の熱膨張材係合部135,145が形成されている。吊元側の縦枠14の室外側壁部145bには、丁番3の他方の羽板32の室内側端部が当接することにより、見込み方向において位置決めすることができる。
(ドアの吊元側の構造)
上記のように、ドア本体2の吊元側縦框24の外周面には気密材係合部241が形成され、気密材係合部241には室外側気密材42が外周に向けて設けられるとともに、開口枠1の吊元側縦枠14の内周面には熱膨張材係合部145が形成されているが、ドア閉鎖時において、ドア本体2に設けられた室外側気密材42が縦枠14に形成された熱膨張材係合部145の室外側壁部145bに当接するようにその位置が設定されている。
これにより、ドア本体2に装着される室外側気密材42の舌片部42bは、吊元側縦枠14の内周面にまで延設させる必要はなく、室外側壁部145bに当接すれば舌片部42bを必要以上に長く形成する必要は無いので、室外側気密材42の舌片部42bが長すぎることによるへたりやたわみの発生を防止することができ、良好な気密状態を維持することができる。
また、本件発明のドアは、必要に応じて熱膨張材係合部145に熱膨張材5を装着して防火ドアとしても用いることができる。熱膨張材5は、熱膨張材係合部145に対して、その内周側に突出することなく、例えば両面テープなどで溝状の底部に貼着することにより配置することができる。
熱膨張材係合部145は、縦框24の気密材係合部241の室内側壁部241aに対向しており、室内側壁部241aが外周方向に向かって突出しているので、火災等に膨張する熱膨張材5は素早く室内側壁部241aに到達し熱膨張材5がたれ落ちるのを防止することができ、熱膨張材5を空間Bに充満させることにより、室内外の連通を効率よく阻止し、延長や煙が広がることを防止することができる。
また、熱膨張材係合部145の室外側壁部145bに室外側気密材41が当接して気密を行っているので、室外側からの雨等の浸入に対して、交換が比較的容易な室外側気密材41により熱膨張材5を水等から保護することができ、比較的交換に手間のかかる熱膨張材5の劣化を防ぐことができる。
−本発明の実施形態による作用・効果−
以上のように、本発明の実施形態のドアは、ドア本体に配置される室外側気密材を開口枠の熱膨張材係合部の室外側壁に対向して配置しているので、熱膨張材係合部を気密材の被当接部として利用することができ、室外側気密材の舌片部を必要以上に長くする必要がなくなり、室外側気密材自体を小型化することができるとともに、舌片部が撓むことなどによる気密の破壊を阻止することができる。
そして、耐火ドアとして用いる場合には、熱膨張材係合部に装着される熱膨張材は、室外側気密材の室内側に配置されるので、室外側からの雨水等から保護され、劣化を防止することができるとともに、熱膨張材の膨張時には、気密材係合溝の室内側壁に素早く到達してたれ落ちることが防止されるとともに、室外側縦タイト材と室内側縦タイト材とにより形成される空間部に充填され、効果的に延焼や煙の広がりが防止できる。
さらに、ドア本体の吊元側縦枠に設けた気密材係合部の室外側壁と熱膨張材係合部の室外側壁とにより、丁番の見込み方向の位置決めができるので、開口枠に対するドア本体の取付作業を容易にすることができる。
1 開口枠
11 上枠
12 下枠
13 縦枠
131 内周壁
132 室内側壁
133 室外側壁
134 戸当り片
134a 気密材係合部
135 熱膨張材係合部
135a 室内側壁部
135b 室外側壁部
14 縦枠
141 内周壁
142 室内側壁
143 室外側壁
144 戸当り片
144a 気密材係合部
145 熱膨張材係合部
145a :室内側壁部
145b :室外側壁部
2 ドア本体(障子)
21 上框
22 下框
23 戸先側縦框
231 戸先側覆部
24 吊元側縦框
241 気密材係合部
241a 室内側壁部
241b 室外側壁部
25 パネル
3 丁番(支持具)
32 羽板
33 羽板
41 室外側気密材
42 室外側気密材
42a 固定部
42b 舌片部
43 室内側気密材
44 室内側気密材
44a 固定部
44b 中空部
44c 気密片部
5 熱膨張材
A,B 空間

Claims (1)

  1. 開口枠と、障子を備え、
    開口枠と障子との間に室外側気密材及び室内側気密材が設けられて気密構造が形成されているとともに、
    開口枠の内周側見込面に、障子の角部に跨ると共に室外側気密材及び室内側気密材に対向するように熱膨張材が配置されており、熱膨張材は、火災時に室外側気密材と室内側気密材とにより形成される空間部に充填される建具
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